JPH03155307A - 電動車両の電源装置 - Google Patents

電動車両の電源装置

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JPH03155307A
JPH03155307A JP1293029A JP29302989A JPH03155307A JP H03155307 A JPH03155307 A JP H03155307A JP 1293029 A JP1293029 A JP 1293029A JP 29302989 A JP29302989 A JP 29302989A JP H03155307 A JPH03155307 A JP H03155307A
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Japan
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power supply
supply device
battery
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source unit
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JP1293029A
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Masami Ishikawa
雅美 石川
Yukihiro Minesawa
峯沢 幸弘
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電動車両に係り、特にその電源装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来より、駆動力源としてモータを搭載した電動車両が
知られている。第10図は従来の電動車両の構成例を示
す図であり、第10図(a)はモータ2台を直列に配置
して前輪または後輪を駆動する例、同図(b)は前輪と
後輪をそれぞれ別個に設けた2台のモータで駆動する例
、同図(C)は4輪をそれぞれ別個の4台のモータで駆
動する例であり、図中、51〜62は車輪、63〜70
はモータ、71〜73はディフルンシャルギャを示して
いる。そして、これらモータを駆動するための電源装置
としては通常、鉛蓄電池等からなるバッテリーが使用さ
れ、第10図(d)に示すように後輪側に搭載されるか
、あるいは同図(e)に示すように前輪側に搭載されて
いた。なお、第10図(d)、(e)において、74は
車体、75.76はバッテリーを示す。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のように固定的に搭載されたバッテ
リーのみをモータの電源とする場合には、車両として要
求される様々な走行条件に十分に対応できないという問
題があった。即ち、電動車両をも含めて一般に車両の走
行条件としては、近距離走行を行う場合、長距離走行を
行う場合、低速走行を行う場合、高速走行を行う場合等
積々の走行条件があるが、バッテリーはパワー密度が大
きく、−時に取り出せるエネルギーは大きいものの、エ
ネルギー密度、即ち単位体積当りの取り出せるエネルギ
ーは小さいので、航続距離が短く、従うて、従来の電動
車両のように常時搭載されているバッテリーを使用する
だけでは様々な走行条件を滴定させることができないと
いう問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、走行条
件に応じた電源装置を選択することができる電動車両の
電源装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の電動車両の電源
装置は、常時使用される第1の電源装置(4)と、必要
に応じて搭載可能となされた第2の電源装置(5)とを
備えることを特徴とする。
[作用および発明の効果] 本発明においては、常時搭載される第1電源装置(4)
と、必要に応じて搭載可能となされた第2電源装置(5
)とを備えるので、様々な走行条件に容易に対応するこ
とができる。即ち、低速・短距離走行を行う場合には第
1−電源装置(4)のみを使用し、高速・短距離走行を
行う場合には第2電源装置(5)としてバッテリーモジ
ュール(7)を使用し、高速・長距離走行を行う場合に
は第2電源装置(5)として発電機モジュール(10)
を使用するというように、使用目的に応じた電源装置を
構成することができるものである。
また、第2電源装置(5)を搭載しない場合には該第2
電源装置(5)の搭載箇所(θ)を荷物等を収納するた
めに使用することが可能となり、スペースを有効利用す
ることができるものである。
なお、上記構成に付した番号は図面と対比させるための
ものであり、これにより本発明の構成を同等限定される
ものではない。
[実施例コ 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る電動車両の電源装置の一実施例の
構成を示す図であり、図中、1は車体、2は前輪、3は
後輪、4は第1電源装置、5は第2電源装置、6は第2
電源装置の搭載位置を示す。
第1図において、第1電源装置4は、最小限必要な電源
を確保するために、例えば第1図(a)に示すように前
輪2(l11に常時搭載される電源装置であり、バッテ
リーを用いるのが好適である。また、第2電源装置5は
必要に応じて、第1図(b)に示すように後輪3側に搭
載される電源装置であり、バッテリーを用いたバッテリ
ーモジュールで構成することもできるし、エンジンと発
電機からなる発電機モジュールで構成することもできる
。なお、第1図においては第1電源装置4は前輪2側に
、第2電源装置5は後輪3側に搭載されるようになされ
ているが、第1電源装置4が後輪3側に、第2電源装置
5が前輪2側に搭載されるようになされてもよいことは
明らかである。
第2電源装置5は第1図(b)の6で示す予め定められ
た位置に搭載されるが、第2電源装置5として用いられ
るバッテリー 発電機は一般に大型であり、100kg
程度の重量を有するものであるから、積み込みおよび積
み卸しを容易にできるようにする必要がある。そこで、
第2電源装置5は第2図に示すように構成される。第2
図(a)はバッテリーモジュールの構成例であり、バッ
テリーモジュール7はバッテリー8と台車9とで構成さ
れ、バッテリー8は台車9に図示しない固定手段により
固定されている。また、第2図(b)は発電機モジュー
ルの構成例であり、発電機モジニール10は、発電を行
う発電機部11、発電機部11を回転させるためのエン
ジン部12、および走行状態に応じて第1電源装置4と
発電機部11との接続状態を切り換える切換回路部13
がそれぞれ図示しない固定手段により台車14に固定さ
れて構成されている。なお、切換回路部13については
後述する。
そして、バッテリーモジュール7または発電機モジュー
ル10を車両に積み込むに際しては、第3図に示すよう
に、バッテリーモジュール7または発電機モジュール1
0を、その床面が車体1の床20と略同じ高さになされ
た台車15に積み込み、矢印21の方向にモジュールの
台車ごと移動するようにする。第2電源装置5としての
バッテリーモジュール7または発電機モジュール10を
積み込む方向は、第1図(b)の矢印16で示すように
車体1の後方からでもよ(、矢印17または18で示す
ように車体1の側面からでもよいが、第2電源装置5の
積み換えを容易に行え、且つ車体1に安定的に固定でき
るように、車体1の床20には第4図に示すように、各
モジュールの台車の車輪幅と同じ幅を有するレール22
1.222を敷設し、更にストッパー23+、23a、
23s、23aを配設するようにするとよい。図中、2
5で示すものは第2電源装置5のピン(図示せず)が接
続されるプラグであり、該プラグ25に第2電源装置5
のピンが差し込まれることより、第2電源装置5は第1
電源装置4と所定の状態に電気的に接続され、電動車両
の電源装置が構成される。
次に、モータ制御を行うための回路構成について説明す
る。
第5図は第1電源装置4のみを使用した場合(以下、第
1モードと称す)の構成例を示す図であり、この場合に
は第5図(a)に示すようにプラグ25にはダミービン
26が差し込°まれる。プラグ25は図に示すように8
つのポートを有し、ポートP7.P6はそれぞれモータ
制御回路28へのマイナス出力端子、プラス出力端子と
なされている。
ダミービン26は図のようにポートP2.P4.P7を
接続すると共にポートP3.P5.I’Jを接続し、更
にポートPO,PIを接地するように構成されている。
いま第1電源装置4は、第5図(b)に示すように、電
圧がVl、V2の二つの電池ユニットを有するものとす
るとし、その端子T1.T2.T3.T4がそれぞれプ
ラグ25のポートP4.P5.P2.P3に接続されて
いるものとすると、第1電源装置4の二つの電池ユニッ
トはダミーピン28により第5図(C)のようにモータ
制御回路28に並列に接続されることになる。ダミービ
ン26のボー)PO,Plは、マイクロプロセッサ等の
演算制御手段およびRA M。
ROM等のメモリで構成される演算装置27への信号線
として使用され、当該信号線により演算装置27は第2
電源装置5が搭載されているか否か、搭載されている場
合には当該第2電源装置15がバッテリーモジュール7
であるのか、発電機モジュール10であるのかを識別す
ることができる。ダミービン2θが差し込まれている場
合には、ポー)PO,PIのレベルは共にロー(L)レ
ベルであるので演算装置27は第2電源装置5は搭載さ
れていないと判断する。演算装置27は、上述したよう
に第2電源装置5の搭載の有無、その種類を識別するだ
けでなく、図中30で示すように、車速センサ、ブレー
キセンサ、アクセル開度センサ等の種々のセンサの出力
を取り込んでモータ29に供給すべき電流値を決定し、
モータ制御回路28に指示する。モータ制御回路28は
スイッチイング回路等で構成される回路であり、演算装
置27からの指示に基づいて内部の回路を切り換え、指
示された通りの電流をモータ29に供給する。なお、モ
ータ制御回路28の具体的な回路構成は従来周知である
ので、その詳細については省略する。
なお、図中モータ29は一つしか示されていないが、こ
れは当該電動車両に使用される全てのモータを代表して
図示されているものであって、第5図に示す構成が第1
0図(a)に示す構成に限らず、第10図(b)、(c
)に示す構成の電動車両に適用できるものであることは
当然であり、このことば以下同様である。
以上が第1電源装置4のみを使用した第1モードの構成
であり、Vl、V2の電圧がそれぞれ100V程度とす
ると、最高速度は80km/h程度であり、走行距離は
E30km/hの定地走行で40km程度であるので、
低速・短距離の使用目的には十分対応することができる
。また、この場合には、第2電源装置5は搭載されてい
ないので、搭載箇所には荷物等を置くことが可能となり
、スペースを育効利用することができるものである。ま
た、発電機モジュール10を搭載した場合には発電機部
11から比較的大きな騒音が発生するが、第5図に示す
構成においては騒音は発生しないので、快適な走行を行
うことができる。
第6図は第2電源装置5としてバッテリーモジュール7
を使用した場合(以下、第2モードと称す)の構成例を
示す図であり、バッテリーモジュール7が同図(b)に
示すような構成であり、その端子AO,A1.A2.A
3.A4.A5.ALA7がそれぞれプラグ25のポー
トPO,P l、P2.P3.P4.P5.P6、Pl
に接続されるものとすると、第6図(C)に示す回路が
構成される。また、演算装Wt27に対する信号線はv
4の電池ユニットを構成する一つの電池の両端から取り
出されており、ボー)POはLレベル、PIはハイ(H
)レベルとなされている。これにより演算装置27は第
2電源装置5としてバッテリーモジュール7が搭載され
ていることを認識することができ、更に信号線のために
特別に電池を設ける必要はないものである。なお、信号
線は電池ユニットv3から得るようにしてもよいこと、
およびポートPOとPlのレベルが逆であってもよいこ
とは当業者に明らかである。
第6図(a)の構成において、いtV3.V4をそれぞ
れ50V程度とすると、電源装置全体の出力電圧は第1
電源装置4と合わせて150v程度となり、最高速度は
110km/h程度、走行距離は80km/hの定地走
行で60km程度となり、短距離を高速で走行する場合
に好適な構成となる。
また、この構成では電源装置はバッテリーのみで構成さ
れるので、第5図に示す構成と同様に騒音はなく快適な
走行を行うことができる。
第7図は第2電源装置5として発電機モジュール10を
使用した場合(以下、第3モードと称す)の構成例を示
す図であり、この場合には第7図(a)に示されるよう
に、発電機モジュール10のビンがプラグ25に接続さ
れるだけでなく、切換回路部13の切り換え制御のため
に演算装置27との間に制御線31が接続される。発電
機モジュール10の回路は例えば第7図(b)に示すよ
うに、発電機部11の出力は切換回路部13に接続され
、切換回路部13のプラス出力端子B6、マイナス出力
端子B7はそれぞれプラグ25のポートpHi、P7に
接続される。切換回路部13の番号を付さない端子はプ
ラグ25のポートP2〜P5に接続され、これにより同
図(C)に示す回路構成とすることができる。なお、第
7図(C)では第1電源装置4と発電機モジュール10
との接続が省略されているが、これは切換回路部13が
演算装置27の指示により、電池ユニットV1.V2お
よび発電機部11の接続を並列にしたり、直列にしたり
、あるいは発電機部11で電池ユニッ)Vl、V2を充
電する構成に内部回路を切り換えるためであり、この切
換動作については後述する。また、発電機モジュール1
0の端子BO,Blはそれぞれプラグ25のポー)PO
,PIに接続され、これによりポートPOはHレベル、
PlはLレベルとなるので、演算装置27は第2電源装
置5として発電機モジュール10が搭載されていること
を認識することができる。当該電池32は信号線の電圧
を得るために特別に設けてもよいが、発電機モジュール
10のエンジン部12を始動させるためのスタータ用の
電池を兼用することも可能である。なお、制御線31の
接続は適当な端子を配設することで行うことができるこ
とは当業者に明らかである。
第7図に示す構成によれば、発電機部11を使用するた
めに騒音は比較的大きいが、切換回路部13の出力端子
間の電圧は100v程度から最大200v程度まで得る
ことができるから、最大速度は110km/h程度、走
行距離は80km/hの定地走行で500km程度を達
成することができ、高速・長距離の使用目的に容易に斜
応することができる。つまり、第7図に示す構成におい
てはバッテリーと発電機を使用しているので、パワー密
度はバッテリーで負担し、エネルギー密度は発電機で負
担することができるのであり、そのために長距離または
高速で走行することができるのである。
次に演算装置27の行う処理について説明する。
第8図は演算装置27が行う処理の流れを示す図であり
、まず、Slの初期設定が行われる。これはRAMのワ
ークエリアのクリア等、これから所定の処理を開始する
に必要な状態に設定するための処理である。初期設定が
行われると次に演算装置27は信号線のレベルを検出し
て発電機モジュール10が搭載されているか否かを判断
する(S2)。上記の第1モードおよび第2モードの場
合は発電機モジエール10は搭載されていないから、S
3でセンサからの信号を取り込み、次に84で第1モー
ドか第2モードかを判断し、第1モードであればS5の
処理で、第2モードであればS6の処理でそれぞれモー
タ29の駆動力を決定し、当該駆動力を得るための電流
を流す旨の指示をモータ制御回路28に与える。
モータ29の駆動力を決定する方法としては、例えば、
車速とアクセル開度を検出し、予め用意されたルックア
ップテーブル(以下、LUTと称す)から駆動力を求め
る方法等を採用することができ、この場合にはS3にお
いては車速センサおよびアクセル開度センサからの出力
を取り込むことになる。そして、LUTを第1、第2、
第3のモード毎に用意しておくことによって、電源装置
の構成に応じて適正な駆動力を決定することができる。
従って、S5において決定される第1モードでのモータ
駆動力は、S6において決定される第2モードでのモー
タ駆動力より小さくなされる。
なぜなら、第1モードでは第1電源装置4のみが使用さ
れるのに対して、第2モードでは第1電源装置4とバッ
テリーモジュール7が使用されるからである。なお、上
記の駆動力決定方法は飽くまでも一例に過ぎないもので
あって、モータの駆動力を決定する方法は従来種々知ら
れており、いずれの方法を採用してもよいものであるこ
とは言うまでもない。また、モータを複数個使用する場
合には全てのモータの駆動力を同じにしてもよく、また
LUTにモータ毎の駆動力を書き込んでおき、それに基
づいてモータ毎に駆動力を決定してもよいものである。
以上のようにして、S5またはS6で駆動力を決定し、
モータ制御回路28へ指令値を出力すると、演算装置2
7は再び82以下の処理を繰り返す。この処理のループ
は所定時間毎に行われる。
以上が第1モードおよび第2モードの場合であるが、第
3モードの場合には発電機を搭載しているので、87〜
SL2の処理が行われる。S7のセンサ入力処理では、
S8での第1電源装置4に対して充電が必要か否かの判
断のために、S9での回虫か否かの判断のために、そし
てS12でのモータ駆動力の決定および該駆動力の指令
値をモータ制御回路28に指示するために各種のセンサ
の出力を取り込む。S8の処理は、第1電源装置4のバ
ッテリー残量が所定の値、例えば70%、以下になって
いる場合には発電機部11で発電した電力の一部を第1
電源装置4に充電しようとするものであり、S8の判断
でrYesJと判断されると、切換回路部13の回路が
切り換えられて発電機部11の出力の一部が第1電源装
置4に供給され、充電が行われるようになされる。なお
、充電のための回路は周知であるのでその詳細について
は省略する。また、バッテリー残量を求める方法として
は、端子間電圧および放電電流から求められる内部イン
ピーダンスに基づいて決定する方法、あるいは本出願人
が特願昭82−302443号で提案した、端子間電圧
、放電電流および電池温度を検出し、LUTによりバッ
テリー残量を決定する方法等を採用することができる。
前者の場合には、S7では電圧センサおよび電流センサ
からそれぞれ端子間電圧、放電電流が取り込まれること
になり、後者の場合には、端子間電圧、放電電流に加え
て温度センサからバッテリー温度が取り込まれることに
なる。
S8において充電が必要でないと判断された場合には、
S9で回生か否かが判断され、回生であれば810に分
岐し、第1電源装置4に対して充電が行われる。これは
回生状態、即ちブレーキペダルが踏まれている場合には
、第1電源装置4を充電しようとするものであり、これ
により発電機部11の出力をを効に利用することができ
るものである。従って、S7ではブレーキセンサの出力
も取り込まれるものである。
S9で回虫ではないと判断されると、S11で切換回路
部13の回路が切り換えられ、第1電源装置4の電池ユ
ニットV1.V2および発電機部11の接続状態が切り
換えられる。これは、車速、負荷電流、発電機部11の
電圧、電流に応じて使用目的に応じた最適な電源装置を
構成するための処理であり、従って、S7では負荷電流
、発電機部11の電圧、電流も取り込まれる。
切換回路部13は、例えば、第9図(a)に示すように
構成され、必要に応じて同図(b)〜(g)の等価回路
で示すような電源構成の切り換えを行うことができる。
第9図において、11は発電機部、Vl、V2は第1電
源装置4の二つの電池ユニット、負荷はモータ制御回路
2 L  T rはトランジスタ、Dはダイオードを示
し、各トランジスタのベースには、制御線31を介して
演算装置27からの制御信号が入力される。なお、第9
図においては充電のための回路は省略されている。
第9図(b)はTri−Tr4の全てのトランジスタが
オフとなされた場合の電源構成を示し、この場合には発
電機部11のみが電源として使用されるので低パワーで
はあるがエネルギー密度が高いので長距離走行が可能で
ある。従って第9図(b)の構成は低パワー・長距離走
行時に最適である。
同図(C)はTr4のみがオンでその他のトランジスタ
がオフ、そして発電機部11も発電を行っていない場合
の電源構成を示し、電圧が100V程度と低いので低速
ではあるが、パワー密度は大きいのでトルクは大きく、
従ってこの構成は低速Φ高トルク時に最適である。同図
(d)は各トランジスタの導通状態は同図(C)と同じ
であるが、発電機部11が発電を行っている場合の構成
を示し、この構成も同図(C)と同様に低速・高トルク
時に最適である。つまり、第9図(C)と第9図(d)
は発電機部11が発電を行っているか否かで相違するの
みであり、低速・高トルク時にはTriのみがオンでそ
の他のトランジスタはオフとなされるのである。
第9図(e)、(f)は共にTriおよびTr4がオン
、Tr2およびTr3がオフとなされた場合の電源構成
を示し、第9図(e)は発電機部11が発電を行ってい
ない場合、同図(f)は発電を行っている場合を示して
いる。この場合には、電池ユニットが直列に接続される
ので電圧は高くなり高速が可能であるが、大電流は取り
出せないのでトルクは小さい。従って、第9図(e)、
(f)の構成は共に高速・低トルク時に最適である。第
9図(g)はTrlのみがオフ、その他のトランジスタ
が全てオンの場合の電源構成を示し、この場合には電圧
も比較的高くなり、エネルギー密度も大きいので、この
構成は中速・長距離走行時に最適である。
以上のように、切換回路部13のトランジスタの導通状
態を制御することによって種々の使用目的に応じた電源
構成を採用することができるのであり、演算装置27は
S7で取り込んだ車速、負荷電流等に応じて電源構成の
切り換えを行うのである。いずれの電源構成を採用する
かは、車速、負荷電流、発電機部11の電圧、電流に応
じた電源構成のテーブルを用意し、S7で取り込んだ値
に基づいて該テーブルを参照し、決定するようにすれば
よい。
以上のようにしてSllの処理が終了すると、次に演算
装置27はS12でモータの駆動力を決定し、モータ制
御回路28に指令値を指示する。
駆動力の決定は、上述したと同様に、°例えば車速とア
クセル開度から第3モード用のLUTを参照することに
より行うことができる。
S12の処理が終了すると、再び82以下の処理を所定
時間毎に繰り返す。
以上の処理により、使用目的に応じた電源装置を構成す
ることができる。
以上、本発明の1実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、上記実施例では第1電源装置4およ
びバッテリーモジュール7は二つの電池ユニットを有す
るものとしたが、他の構成でもよいことは当然である。
また、第1、第2電源装置は燃料電池等でも構成するこ
とができる。更に、第8図の811の処理は、センサか
ら取り込んだ値によって電源構成を定めるのでなく、運
転者がボタン操作により、使用目的に応じて選択できる
ようにしてもよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電動車両の電源装置の一実施例の
構成を示す図、第2図は第2電源装置の構成例を示す図
、第3図は第2電源装置の積み込み、積み卸しの様子を
示す図、第4図は第2電源装置の積み込み、積み卸しの
ための構成例を示す図、第5図は第1モードにおける回
路構成を示す図、第6図は第2モードにおける回路構成
を示す図、第7図は第3モードにおける回路構成を示す
図、第8図は演算装置が行う処理の流れを示す図、第9
図は電源構成の例を示す図、第10図は従来の電動車両
およびその電源装置の例を示す図である。 1・・・車体、2・・・前輪、3・・・後輪、4・・・
第1電源装置、5・・・第2電源装置、7・・・バッテ
リーモジュール、10・・・発電機モジュール、¥1・
・・発電機部、12・・・エンジン部、13・・・切換
回路部、25・・・プラグ、26・・・ダミーピン、2
7・・・演算装置、28・・・モータ制御回路、29・
・・モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常時使用される第1の電源装置と、必要に応じて
    搭載可能となされた第2の電源装置とを備えることを特
    徴とする電動車両の電源装置。
JP1293029A 1989-11-11 1989-11-11 電動車両の電源装置 Pending JPH03155307A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997010967A1 (fr) * 1995-09-18 1997-03-27 Seiko Epson Corporation Mecanisme de securite pour un vehicule electrique
US7270202B2 (en) 2002-06-10 2007-09-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell vehicle
JP2013074703A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Panasonic Corp 電力供給装置、建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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