JPH03154835A - トルク検出器 - Google Patents

トルク検出器

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JPH03154835A
JPH03154835A JP29423189A JP29423189A JPH03154835A JP H03154835 A JPH03154835 A JP H03154835A JP 29423189 A JP29423189 A JP 29423189A JP 29423189 A JP29423189 A JP 29423189A JP H03154835 A JPH03154835 A JP H03154835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
torque
shaft
fixed
capacitance
Prior art date
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Pending
Application number
JP29423189A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Kawasaki
川崎 勝義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP29423189A priority Critical patent/JPH03154835A/ja
Publication of JPH03154835A publication Critical patent/JPH03154835A/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転軸に生ずるトルクを検出するトルク検出
器に関し、特に車両用パワーステアリング装置に使用さ
れるトルク検出器の改良に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)弾性体
によって連結された第1及び第2の軸を備えたトルク伝
達機構において、第1の軸に加えられるトルクを検出す
るトルク検出器として、第1の軸と第2の軸との回転方
向の相対的なずれを軸方向の変位に変換し、ポテンシオ
メータによって該変位量を検出するようにしたもの、あ
るいは前記軸力向の変位量を磁石とホール素子との組み
合わせで検出するようにしたものが従来より知られてい
る。
しかしながら、ポテンシオメータを使用したものは、そ
の可動部に接触部を有するため、故障し易く、信頼性が
低いという問題がある。また、ホール素子を使用したも
のは非接触タイプであるから、このような問題は生じな
いが、検出すべき磁束密度が小さく、従ってホール素子
の出力も小さいため、高い増幅率を有する後処理回路が
必要となり、回路が不安定になるという問題がある。
また、前記第1の軸と第2の軸との相対的なずれを検出
するために、第1の軸に固定された第1の電極と、第2
の軸に固定された第2の電極とを対向させ、これら2つ
の電極間の対向面積の変化による静電容量の変化を検出
するようにしたものが提案されている(特開昭60−5
2732号公報)。
しかしながら、上記提案に係るトルク検出器は、前記2
軸の相対的なずれによって2つの電極の互いに対向する
部分の面積を変化させるようにしたものであり、しかも
2つの電極間に誘電率の小さい空気が介在するのみであ
るため、電極間の静電容量がもともと小さく、従ってト
ルクが加わったときの変化量も小さい。そのため、前記
ホール素子を用いたものと同様の欠点を有していた。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、可動
部分が非接触であって信頼性が高く、且つ安定性を向上
させたトルク検出器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、ハウジングに回転自
在に支持された第1及び第2の軸と、該第1及び第2の
軸を連結する弾性体とを備えたトルク伝達機構の、前記
第1の軸に加わるトルクを検出するトルク検出器におい
て、誘電体から成るリング板であって、前記第1及び第
2の軸に固定され、互いに対向する第1及び第2のリン
グ板と、該第1及び第2のリング板を挟み込むように対
向し、前記ハウジングに固定された第1及び第2の電極
と、該第1及び第2の電極間の静電容量を検出する静電
容量検出手段とを設けるようにしたものである。
(作用) 第1の軸にトルクが加えられると、第1及び第2の電極
間の静電容量が変化し、該静電容量の変化によってトル
クが検出される。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係るトルク検出器を適用した車両用
の電動式パワーステアリング装置の縦断面図である。
第1図において、ハウジングl内には、弾性体としての
トーションバー4を介して連結された入力軸2(第1の
軸)及び出力軸3(第2の軸)が、軸受5a、5b及び
5cによって回動自在に支持されている。但し、入力軸
2.出力軸3及びトーションバー4は、同軸に配置され
ている。
入力軸2の図示しない第1図右端部には、゛ステアリン
グホイールが回動方向に一体に取り付けられている。
一力、出力軸3の第1図左端部には、例えば公知のラッ
クピニオン式ステアリング装置を構成するビニオン軸が
連結されている。
従って、操縦者がステアリングホイールを操舵すること
によって発生した操舵力は、入力軸2゜トーションバー
4.出力軸3及びラックピニオン式ステアリング装置を
介、して、図示しない転舵輪に伝達する。
入力軸2に固定された第1の円筒部材2a及び出力軸3
に固定された第2の円筒部材3aには、それぞれ誘電体
で構成された第1及び第2のリング板12a、12bが
固定されており、これらのリング板12a、12bを挟
み込むように金属電極11a、llbが配されている。
金属電極11a。
11bは、ハウジングlに取り付けられたセンサ本体l
Oに固定されている。
第2図は、リング板12a、12b及び金属電極11a
、  1.lbとの位置関係を説明するために、第1図
の■で示す方向からこれらを見た図である。
同図から明らかなように、リング板12a、j2bはそ
れぞれ8つの突起部121を有し、該突起部121に対
応し、これらを挟み込むように電極ILa。
itbの突起部illが設けられている。
同図(a)は、例えば入力軸2にトルクが印加されず、
2つのリング板12a、12bが全く重なり合っている
(位相差Oの)状態を示し、同図(b)はトルクが印加
され、該トルクに比例して2つのリング板の位相差がα
となった状態を示している。なお、同図(b)、では金
属?!極の図示を省略している。
上述した構成によれば、入力軸2にトルクが加わると、
リング板12a、12bの相対位置が第2図(b)に示
すようにずれる(位相差をもつ)ため、電極11a、l
lb間の絶対誘電率εが減少し、以下に述べるように電
[111a、llb間の静電容量Cが減少する。
一般に2つの電極間の静電容量Cは、次式(1)によっ
て算出される。
C=ε丁・・・・・・・・・・・・ (’l )ここに
εは電極間に介在する物質(若しくは空間)の絶対誘電
率、Sは電極の面積、dは電極間の距離である。なお、
本実施例のように電極間に複数の物質(M電体と空気)
が介在する場合には、全体の静電容量はそれぞれの誘電
率及び厚さに応じて式(1)によって算出される容量の
合成値となる。
本実施例においては、面積S及び距離dは一定であるか
ら、トルク入力によって絶対誘電率εが減少すれば、そ
れに比例して静電容量Cが減少するのである。従って、
この静電容量Cの変化を検出することにより、トルクの
大きさを検出することが可能となる。
第3図は前記センサ本体lOの具体的構成例を示すブロ
ック図であり、同図においてマルチバイブレータ101
は、一定周波数の矩形波を発振し、アンプ102を介し
て積分回路103に入力する(第5図(a)の矩形波A
)。積分回路103は例えば第4図に示すように演算増
幅器201を使用した周知の回路で構成される。同図中
のコンデンサCが前記金属電極11a、llbの静電容
量Cに対応するものである。積分回路103の出力は、
静電容量Cが大きい場合には、第5図(b)(1)に示
すように振幅が小さくなり、静電容量Cが小さい場合に
は同図(b)(2)に示すように振幅が大きくなる。
積分回路103の出力は絶対値検出回路104に入力さ
れ、絶対値検出回路104は入力、信号Bl、B2の絶
対値信号CI、 C2(同図(C))を平滑回路105
に供給する。平滑回路105は、入力信号Cs、 C2
を平滑し、それぞれ電圧値VOUTI、 VOυτ2の
信号4゜ DI、 D2を出力する。
このように、第3図に示した構成によれば、トルク入力
に応じた静電容量Cの変化が、出力電圧値VOUTの変
化として検出することができる。
しかも本実施例では、電極11a、llb間に、空気の
みならず誘電体を介在させ、該誘電体と電極との相対位
置がトルク入力に応じて変化するようにしたので、電極
間の静電容量が大きくなり、外部ノイズの影響を受ける
ことなく安定した出力を得ることができる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明のトルク検出器によれば、ト
ルク入力が比較的大きな静電容量の変化によって検出さ
れるので、可動部分が非接触で信頼性が高く、しかも外
部ノイズの影響を受けることなく安定した出力を得るこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るトルク検出器を適用した車両用電
動パワーステアリング装置の縦断面図、第2図は第1及
び第2のリング板、及びこれらと電極との位置関係を説
明するための図、第3図は静電容量を検出する回路のブ
ロック図、第4図は第3図の積分回路の具体的構成例を
示す図、第5図は第3図の各部の信号波形を示す図であ
る。 1・・・ハウジング、2・・・入力軸(第1の軸)、3
・・・出力軸(第2の軸)、IO・・・センサ本体、l
la。 11b−・・金属型Jfl(第1及び第2の電極)、1
2a。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ハウジングに回転自在に支持された第1及び第2の
    軸と、該第1及び第2の軸を連結する弾性体とを備えた
    トルク伝達機構の、前記第1の軸に加わるトルクを検出
    するトルク検出器において、誘電体から成るリング板で
    あって、前記第1及び第2の軸に固定され、互いに対向
    する第1及び第2のリング板と、該第1及び第2のリン
    グ板を挟み込むように対向し、前記ハウジングに固定さ
    れた第1及び第2の電極と、該第1及び第2の電極間の
    静電容量を検出する静電容量検出手段とを設けたことを
    特徴とするトルク検出器。
JP29423189A 1989-11-13 1989-11-13 トルク検出器 Pending JPH03154835A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29423189A JPH03154835A (ja) 1989-11-13 1989-11-13 トルク検出器

Applications Claiming Priority (1)

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JP29423189A JPH03154835A (ja) 1989-11-13 1989-11-13 トルク検出器

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JPH03154835A true JPH03154835A (ja) 1991-07-02

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ID=17805041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29423189A Pending JPH03154835A (ja) 1989-11-13 1989-11-13 トルク検出器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6564654B2 (en) * 2001-07-11 2003-05-20 Bei Sensors & Systems Company, Inc. Vertical movement capacitive torque sensor
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JP2004506888A (ja) * 2000-08-11 2004-03-04 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 回転角またはねじれを無接触で捕捉する方法および装置
CN110389000A (zh) * 2019-06-05 2019-10-29 中国地质大学(武汉) 一种基于分布电容原理的涡轮钻具扭矩测量传感器

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