JPH0315236Y2 - - Google Patents

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JPH0315236Y2
JPH0315236Y2 JP425287U JP425287U JPH0315236Y2 JP H0315236 Y2 JPH0315236 Y2 JP H0315236Y2 JP 425287 U JP425287 U JP 425287U JP 425287 U JP425287 U JP 425287U JP H0315236 Y2 JPH0315236 Y2 JP H0315236Y2
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mold
mold device
core
pipe
movable
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、鋳造用消失性模型、いわゆる発泡ス
チロール樹脂のような発泡合成樹脂等を、溶湯の
熱によつて消失する材料で所定の形状に成形した
減圧鋳造用の数種類の消失性曲管(例えば、45゜,
22 1/2゜,11 1/4゜)の模型を成形する装置に
関するものである。
「従来の技術及びその課題」 ところで水道用鋳造異型管の各曲管の消失性模
型(以下、単に模型とする。)を成形するについ
ては、従来は固定金型装置と一方移動金型装置と
の組合せであるが為に、その製作は困難である。
また本出願人に係る実開昭62−29842号で、鋳
造用消失性曲管模型を成形する装置を提案してお
り、その要旨は、固定金型装置に対して水平方向
より移行する第1移動金型装置と、斜め方向より
移行する第2移動金型装置と、この第2移動金型
装置と対峙する略45゜円弧軌跡をもつて移行する
第3移動金型装置との組合せでなる装置を提案し
ていると共に、更に前記減圧鋳造用の数種類の消
失性曲管(例えば、45゜,22 1/2゜,11 1/4゜)
の模型を成形する装置を、それぞれ専用機として
提案している。
そして、前記専用機で各消失性模型が、自動的
に、かつ一体取り(貼合せのない模型)できる効
果を有する。
確かに、前述の効果を有する反面、専用機であ
ることから、個別に設置することと、それぞれ個
別の部品を要する等、機械の保守管理並びに在庫
管理に、手間、暇等を要する課題がある。またそ
の使用並びに保守管理にも、ことのほか気を使う
等の課題が考えられる処である。製品コスト並び
に経営上の合理化等の面でも改良の余地が考えら
れる。
「課題を解決するための手段」 そこで、本考案は、金型並びに中子の取り替え
を介して数種類の消失性模型を製作可能とした構
成である。
その要旨は、 原料収容用のホツパーを有するフレームと、こ
のフレームの一側面に設けた側板に取付け、取外
し自在に設けられる曲管を長手方向に半截した固
定式の一側面金型、及び原料並びに高圧蒸気及び
冷却水の供給管をそれぞれ備えた固定金型装置
と、この固定金型装置の一側面金型と対峙し、か
つ第1シリンダーを介して前記フレームに設けた
ガイド棒に沿つて前後方向に移行する支持板、及
びこの支持板に取付け、取外し自在に設けたその
前進限で前記一側面金型に合体して合体空間を形
成する曲管を長手方向に半截した移動式の他側面
金型、並びに前記支持板の停止を司る停止手段を
備えた第1移動金型装置と、その第1移動金型装
置の他側面金型と前記固定金型装置の一側面金型
との水平面の合体位置の延長線上に配設され、か
つ第2シリンダーを介して前記フレームに設けた
ガイド棒に沿つて前後動方向に移行し、その前進
限で前記合体空間内の直線短筒部に挿設される移
動式の直線短筒部用中子を設けた移動可能な支持
板、及びこの支持板の停止を司る停止手段を備え
た第2移動金型装置と、この第2移動金型装置の
直線短筒部用中子に対峙するように配設され、か
つ前記合体空間内に挿設される円弧状軌跡をもつ
て移行する移動式の管部用中子、及びこの管部用
中子と前記直線短筒部用中子との一体化で前記合
体空間内に、消失性模型空間を形成され、かつ前
記管部用中子が設けられる前記フレームに設けた
枢軸及び第3シリンダーを介して揺動自在に枢着
された揺動板、及びこの揺動板の停止を司る停止
手段、並びに前記揺動板と管部用中子との間に介
設された段付部を備えた第3移動金型装置とで構
成される数種の鋳造用消失性曲管模型を成形する
装置である。
「作用」 次に本考案の作用を説明すると、制御装置(図
示せず、以下同じ)をオンすると、第1移動金型
装置の第1シリンダーが作動する。
これにより、第1移動金型装置が順次前進(第
2図で向かつて上側より、下側に向かつて前進、
以下第1移動金型装置の前進は、同じ)していき
前進限に達すると、ここで固定金型装置と合体す
るとともに、リミツトスイツチの作用で停止す
る。
この合体関係を介して固定金型装置の一側面金
型と、第1移動金型装置の他側面金型とで、曲管
の長手方向の全外側面を形成され、ここに曲管の
合体空間が形成される。
そして、この時タイムスイツチ(図示せず、以
下同じ)の作用で第2移動金型装置の第2シリン
ダーが作動し、そのピストンロツトが前進する。
このピストンロツドの前進を介して支持板、並
びにこれに付随して直線短筒部用中子が、順次前
進(第1図で向かつて右側から左側に向かつて前
進、以下第2移動金型装置の前進は、同じ)し、
前記合体空間の直線短筒部に向かつて進入する。
そして、その前進限に達すると、前記曲管の合
体空間の直線短筒部内に挿設されるとともに、リ
ミツトスイツチの作用で停止する。
ついで、この時タイムスイツチの作用で第3移
動金型装置の第3シリンダーが作動し、そのピス
トンロツトが前進する。
このピストンロツドの前進を介して揺動板が、
フレームに設けた枢軸を支点として揺動する(曲
管の曲がりに対応する円弧状軌跡で揺動、以下同
じ)するとともに、この揺動板の揺動に、付随し
て管部用中子が、順次揺動しながら前進(第1図
で向かつて左側から右側に向かつて揺動しながら
前進、以下第3移動金型装置の前進は、同じ)
し、前記曲管の合体空間の曲管部に向かつて進入
する。
そして、その前進限に達しリミツトスイツチの
作用で停止すると、前記合体金型に挿設された直
線短筒部用中子と一体化するとともに、この管部
用中子と前記直線短筒部用中子とで、前記合体空
間内に消失性模型空間(以下、単に模型空間とす
る。“第1図〜第5図参照”)が形成される。
この状態に於て、前記模型空間内に、供給管を
介して原料が所定量供給され、この模型空間に原
料が充填される。その後、この模型空間内に、供
給管(図示せず、以下同じ)を介して高圧蒸気が
供給され、模型が形成されるとともに、形成され
た模型に冷却水が噴射される。
以上の操作を介して模型空間(合体金型)内
に、各曲管模型が形成される。
続いてタイムスイツチの作用で、第3移動金型
装置の第3シリンダーが作動し、ピストンロツド
の収縮を介して揺動板が、前述の逆方向に揺動し
ながら後退し(第1図で向かつて右側から左側に
向かつて後退、以下第3移動金型装置の後退は、
同じ)、もつて管部用中子が順次後退していき、
後退限に達するとリミツトスイツチの作用で停止
する。
同様な操作を介し、先ず第2移動金型装置の第
2シリンダーが作動し、ピストンロツドの収縮を
介して支持板が、前述の逆方向に揺動し(第1図
で向かつて左側から右側に向かつて後退、以下第
2移動金型装置の後退は、同じ)、もつて直線短
筒部用中子が順次後退していき、後退限に達する
とリミツトスイツチの作用で停止する。
以上の操作を介して一体化された中子が、分割
された後に、それぞれ脱抜され、しかも成形され
た模型で、固定金型装置と第1移動金型装置との
間に保持される。
その後、第1移動金型装置の第1シリンダーが
作動し、ピストンロツドの収縮を介して支持板
が、前述の逆方向に揺動し(第2図で向かつて下
側より、上側に向かつて後退、以下第1移動金型
装置の後退は、同じ)、もつて他側面金型が順次
後退していき、後退限に達するとリミツトスイツ
チの作用で停止する。
これにより、合体空間は開放され、固定金型装
置の一側面金型内に、成形された模型が保持され
るいるので、この例では、作業が手作業で成形さ
れた曲管模型を取り外す。
以上のような操作を繰り返すとともに、原料等
の供給乃至は模型の取り外し作業を介し、順次模
型を自動的に成形する。
「実施例」 図面は本考案の一実施例を示しており、図に於
て、1はベース1′上に立設したフレームで、こ
のフレーム1は枠体1aと、この枠体1aの一方
の支柱に対峙するように設けられた側板1b,1
bと、枠体1aの一方支柱より適宜間隔をもつて
ベース1′に立設した柱体1cとで構成されてい
る。
このフレーム1の下部の一側内面(第2図で向
かつて下側内面)固定金型装置Aが設けられてお
り、この固定金型装置Aは、フレーム1の一方側
板1bに設けた支持板2と、この支持板2にボル
ト等の取付具3(以下取付具とする。)をもつて
取付け、取外し自在に設けた金型全体を1/2に分
割した、いわゆる曲管を長手方向で半截した固定
式の一側面金型3とで構成されている。
そして、この固定金型装置Aには一端をホツパ
ー5と連通する原料の供給管6の他端が連通され
ている。
尚この固定金型装置Aには切換弁を介して高圧
蒸気又は冷却水用の供給管がそれぞれ連通されて
いる。
またフレーム1の他側面(第2図で向かつて上
側面、以下同じ)には前記固定金型装置Aと対峙
する位置に第1移動金型装置Bが設けられてい
る。
この第1移動金型装置Bは、フレーム1の一側
内面と他側内面との間に差渡した四本のガイド棒
7と、このガイド棒7に架承され、かつフレーム
1に取付けた第1シリンダー8のピストンロツド
9を介してガイド棒6に沿つて前進後退する支持
板10と、この支持板10に設けられた金型全体
を1/2に分割した、いわゆる曲管を長手方向で半
截した移動式の他側面金型11とで構成されてい
る。
図中13は支持板10に設けられた棒材で、こ
の棒材13は支持板10と連動するとともに、そ
の先端にはドツグ14が固止されている。また第
1シリンダー8には前進限のリミツトスイツチ
LS1と後退限のリミツトスイツチLS2とが設けられ
ている。
そして、これらの棒材13、ドツグ14、リミ
ツトスイツチLS1,LS2とで停止手段が構成され
る。
尚図示しないが、この第1移動金型装置Bに
は、高圧蒸気又は冷却水用の供給管が連通されて
いる。
また前記他側面金型11は、取付具12の着脱
を介し、支持板10に取付け、取外し自在構成さ
れている。
したがつて、この各寸法の他側面金型11の取
付けと、前記一側面金型4の取付け(他の寸法の
他側面金型11及び一側面金型4の取外しが必要
である。以下同じ)とを介し、数種の曲管の合体
空間Eが構成できるものである。
更にフレーム1の右側(第2図で向かつて右
側、以下同じ)であつて、かつ前記固定金型装置
Aと第1移動金型装置Bとの水平面の合体位置の
延長線H上には、第2移動金型装置Cが設けられ
ている。
この第2移動金型装置Cは、フレーム1の枠体
1aと柱体1cとの間に差渡したガイド棒15
と、このガイド棒15に挿通され、かつ柱体1c
間に差渡した取付け板16に取付けた第2シリン
ダー17のピストンロツド18を介してガイド棒
15に沿つて前進後退する支持板19と、この支
持板19に取付具20を介して取付、取外し自在
に設けられた前記合体関係となつた固定金型装置
Aの一側面金型4と、第1移動金型装置Bの他側
面金型11とで形成される合体空間E(曲管の長
手方向の全外側面を形成する空間である。)の直
線短筒部に挿設される、いわゆるの曲管の直線短
筒部内側を構成する直線短筒部用中子21とで構
成される。
図中22は支持板19に設けられた棒材で、こ
の棒材22は支持板19と連動するとともに、そ
の先端にはドツグ23が固止されている。また第
2シリンダー17には前進限のリミツトスイツチ
LS2と後退限のリミツトスイツチLS4とが設けられ
ている。
そして、これらの棒材22、ドツグ23、リミ
ツトスイツチLS3,LS4とで停止手段が構成され
る。
尚図示しないが、この第2移動金型装置Cに
は、高圧蒸気又は冷却水用の供給管が連通されて
いる。
またフレーム1の左側(第2図で向かつて左
側、以下同じ)には前記第2移動金型装置Cと対
峙する位置に第3移動金型装置Dが設けられてい
る。
この第3移動金型装置Dは、フレーム1の側板
1b,1bの一端側上部間に差渡した枢軸25
と、この枢軸25にブラケツト26をを介して揺
動自在に枢着された揺動板27と、この揺動板2
7の揺動を司るこの揺動板27と、前記フレーム
1の枠体1aの左側上端部との間に取付けたピス
トンロツト28を備えた第3シリンダー29と、
前記揺動板27に取付具30を介して取付け、取
外し自在に設けられた前記合体関係となつた固定
金型装置Aの一側面金型4と、第1移動金型装置
Bの他側面金型11とで形成される合体空間Eの
管部に挿設される、いわゆる曲管の管部内側を構
成する管部用中子31とで構成される。
尚45゜の曲管模型を形成する際には、この管部
用中子31は、平板状の段付部31cを介設して
揺動板27に設けられる。
図中32はピストンロツド28の先端に止着さ
れた棒材で、この棒材32はピストンロツド28
を介して揺動板27と同じ動きをするとともに、
その後端にはドツグ33が固止されている。また
第3シリンダー29には前進限のリミツトスイツ
チLS5と後進限のリミツトスイツチLS6とが設けら
れている。
そして、これらの棒材32、ドツグ33、リミ
ツトスイツチLS5,LS6とで停止手段が構成され
る。
尚図示しないが、この第3移動金型装置Dに
は、高圧蒸気又か冷却水用の供給管が連通されて
いる。
尚図中35は揺動板27のストツパー、36は
第1移動金型装置Bの支持板10のストツパーで
ある。
また第4図は、22 1/2゜の曲管模型を成形す
る金型の一例を示すもので、この一例では、固定
金型装置Aの一側面金型4と第1移動金型装置B
の他側面金型11が22 1/2゜の曲管の合体空間
Eを形成するようになつているとともに、揺動板
27に取付けられる管部用中子31は傾斜状の段
付部31aを介して取付けられており、この管部
用中子31は221/2゜の曲がりをもつて構成され
ている。
そして、この管部用中子31は、45゜の円弧状
軌跡をもつて移行する揺動板27と、この揺動板
27の曲がりを補完する傾斜状の段付部31aに
よつて、22 1/2゜の円弧状軌跡をもつて揺動
(移行)する構成となつている。
また第5図は、11 1/4゜の曲管模型を成形す
る金型の一例を示すもので、この一例では、固定
金型装置Aの一側面金型4と第1移動金型装置B
の他側面金型11が11 1/4゜の曲管の合体空間
Eを形成するようになつているとともに、揺動板
27に取付けられる管部用中子31は傾斜状の段
付部31bを介して取付けられており、この管部
用中子31は11 1/4゜の曲がりをもつて構成さ
れている。
そして、この管部用中子31は、45゜の円弧状
軌跡をもつて移行する揺動板27と、この揺動板
27の曲がりを補完する傾斜状の段付部31bに
よつて、11 1/4゜の円弧状軌跡をもつて揺動
(移行)する構成となつている。
次に本考案の作用を第6図の模式図を中心とし
て説明する。
この一例は、45゜曲管模型を成形する例を示し
ており、先ず、第1移動金型装置B〜第3移動金
型装置Dが、それぞれ後退限にある同図イの状態
に於て、制御装置をオンすると、他側面金型11
が第1シリンダー8によつて前進していくととも
に、これと同時に棒材13が前進していくので、
そのドツグ14が前進限のリミツトスイツチLS1
に接する。
これにより、他側面金型10が前進限で停止し
(いわゆる、合体位置である。)、その他側面金型
11が固定金型装置Aの一側面金型4と合体し、
ここに合体空間Eが形成される同図ロの状態とな
る。
この時タイムスイツチの作用で、第1移動金型
装置Bの直線短筒部用中子21が、第2シリンダ
ー17のピストンロツド18の前進により前進し
ていくとともに、これと同時に棒材22が前進し
ていくので、そのドツグ23が前進限のリミツト
スイツチLS3に接する。
これにより、第2移動金型装置Cの直線短筒部
用中子21が前進限で停止し、前記合体空間Eの
長手方向の直線短筒部に挿入される同図ハの状態
となる。
そして、この時タイムスイツチの作用で第3移
動金型装置Dの揺動板27が、第3シリンダー2
9のピストンロツド28の伸張を介し、丈長形状
のフレーム1に設けた枢軸25を支点として、
45゜の円弧状軌跡をもつて前進してくる。
これによつて、この揺動板27に取付けた管部
用中子31が順次前進するとともに、これと同時
に棒材32が前進していくので、そのドツグ33
が前進限のリミツトスイツチLS5に接する。
これにより、第3移動金型装置Dの管部用中子
31が前進限で停止し、前記合体空間Eの長手方
向の曲管部にやや斜め方向より第3移動金型装置
Dの管部用中子31が挿入され、模型空間Fが形
成される同図ニの状態となる。
そうして、この模型空間Fにホツパー5の原料
が供給管6を介して供給され、この模型空間Fに
原料が充填される。
ついで、高圧蒸気を供給して原料を加熱発泡さ
せる。
その後高圧蒸気の供給を停止するとともに、成
形模型に冷却水を放射し、成形された模型を冷却
する。
そして、タイムスイツチの作用で、第3シリン
ダー29のピストンロツド28の収縮(後退、以
下同じ)により管部用中子31が、前記の45゜の
円弧状軌跡を後退していくことにより、成形模型
より管部用中子29が脱抜される。またこれと同
時に棒材30が後退していくので、ドツグ31が
後退のリミツトスイツチLS6に接する。
これによつて、前記挿設関係にあつた管部用中
子31が開放されるとともに、後退限に位置する
同図ホの状態となる。
ついでタイムスイツチの作用で、第2シリンダ
ー17のピストンロツド18の収縮により直線短
筒部用中子21が後退していくことにより、成形
模型より直線短筒部用中子21が脱抜される。ま
たこれと同時に棒材22が後退していくので、ド
ツグ23が後退のリミツトスイツチLS4に接する。
これによつて、前記挿設関係にあつた直線短筒
部用中子21が開放されるとともに、後退限に位
置する同図ヘの状態となる。
続いて、タイムスイツチの作用で、第1シリン
ダー8のピストンロツド9の収縮により他側面金
型11が、水平方向に向かつて後退していくこと
により、成形模型より曲管の他側面金型11が脱
型される。またこれと同時に棒材13が後退して
いくので、ドツグ14が後退のリミツトスイツチ
LS2に接する。
これによつて、前記合体関係にあつた他側面金
型11が脱型され、もつて曲管の他側面が開放さ
れるとともに、後退限に位置する最初の同図イの
状態となる。
このようにして、金型は開放され、成形された
模型を固定金型装置Aの一側面金型4より離脱す
る。
以上で詳述した作業を順次繰り返して、模型を
順次成形する。
「考案の効果」 本考案は、以上で詳述したように、曲管の外郭
部を構成する金型を二分割して、一側面金型並び
に他側面金型とすることと、この一側面金型並び
に他側面金型を、側板に取付け、取外し自在とす
ること、また前記二分割金型が合体関係となり合
体空間が構成された際に、この合体空間に挿入さ
れる直線短筒部用中子並びに管部用中子を、それ
ぞれ支持板並びに揺動板を、取付け、取外し自在
とすること、更に揺動板と管部用中子との間に段
付部を介設する構成である。
したがつて、一側面金型、他側面金型並びに直
線短筒部用中子及び管部用中子を、それぞれ選択
して取付け、取外すことによつて、数種の曲管模
型を一体取りできる効果があり、装置の汎用性が
向上する。
また究極的には、省設備化、合理化並びに設備
費の低減に寄与できる。
更に作業のスピード化、製品コストの低減に役
立つ等の実用上の効果と、品質の向上に役立つも
のである。
また本考案は、直線短筒部用中子を設けた支持
板がガイド棒に沿つて前後動すること、並びに管
部用中子を設けた揺動板が、フレームに設けた枢
軸を支点として揺動する構成であり、かつ前記支
持板及び揺動板が停止手段を介して設定位置に停
止する構成である。
これによつて、合体空間内に挿設する直線短筒
部用中子及び管部用中子が、それぞれ確実かつス
ムーズに挿設される効果と、前記両中子が設定位
置で停止して、一体化された設定寸法の完成中子
が形成される効果があり、究極的には、両中子の
スムーズな挿設と、模型の寸法精度の一定性並び
に同精度の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示しており、第1図
は一部省略の正面図、第2図は第1図のX−X断
面図、第3は左側面図、第4図は金型並びに管部
用中子のその他の一例を示す要部の正面図、第5
図は金型並びに管部用中子の更にその他の一例を
示す要部の正面図、第6図は作動状態を示す模式
図である。 1……フレーム、1′……ベース、2,10,
19……支持板、3,12,20,30……取付
具、4……一側面金型、5……ホツパー、6……
供給管、7,15……ガイド棒、8……第1シリ
ンダー、9,18,28……ピストンロツド、1
0,19……支持板、11……他側面金型、1
3,22,32……棒材、14,23,33……
ドツグ、16……取付枠、17……第2シリンダ
ー、21……直線短筒部用中子、25……枢軸、
27……揺動板、29……第3シリンダー、31
……管部用中子、31a,31b……段付部、
LS1〜LS6……リミツトスイツチ、A……固定金型
装置、B……第1移動金型装置、C……第2移動
金型装置、D……第3移動金型装置、E……合体
空間、F……模型空間、H……延長線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原料収容用のホツパーを有するフレームと、こ
    のフレームの一側面に設けた側板に取付け、取外
    し自在に設けられる曲管を長手方向に半截した固
    定式の一側面金型、及び原料並びに高圧蒸気及び
    冷却水の供給管をそれぞれ備えた固定金型装置
    と、この固定金型装置の一側面金型と対峙し、か
    つ第1シリンダーを介して前記フレームに設けた
    ガイド棒に沿つて前後方向に移行する支持板、及
    びこの支持板に取付け、取外し自在に設けたその
    前進限で前記一側面金型に合体して合体空間を形
    成する曲管を長手方向に半截した移動式の他側面
    金型、並びに前記支持板の停止を司る停止手段を
    備えた第1移動金型装置と、その第1移動金型装
    置の他側面金型と前記固定金型装置の一側面金型
    との水平面の合体位置の延長線上に配設され、か
    つ第2シリンダーを介して前記フレームに設けた
    ガイド棒に沿つて前後動方向に移行し、その前進
    限で前記合体空間内の直線短筒部に挿設される移
    動式の直線短筒部用中子を設けた移動可能な支持
    板、及びこの支持板の停止を司る停止手段を備え
    た第2移動金型装置と、この第2移動金型装置の
    直線短筒部用中子に対峙するように配設され、か
    つ前記合体空間内に挿設される円弧状軌跡をもつ
    て移行する移動式の管部用中子、及びこの管部用
    中子と前記直線短筒部用中子との一体化で前記合
    体空間内に、消失性模型空間を形成され、かつ前
    記管部用中子が設けられる前記フレームに設けた
    枢軸及び第3シリンダーを介して揺動自在に枢着
    された揺動板、及びこの揺動板の停止を司る停止
    手段、並びに前記揺動板と管部用中子との間に介
    設された段付部を備えた第3移動金型装置とで構
    成される数種の鋳造用消失性曲管模型を成形する
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202884A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Toshiba Carrier Corp 厨房用換気扇

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008202884A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Toshiba Carrier Corp 厨房用換気扇

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