JPH0315216A - 管路母線 - Google Patents
管路母線Info
- Publication number
- JPH0315216A JPH0315216A JP1145189A JP14518989A JPH0315216A JP H0315216 A JPH0315216 A JP H0315216A JP 1145189 A JP1145189 A JP 1145189A JP 14518989 A JP14518989 A JP 14518989A JP H0315216 A JPH0315216 A JP H0315216A
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- high voltage
- conductor
- metal
- voltage conductor
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Links
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- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims abstract description 15
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 38
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的J
(産業上の利用分野)
本発明は、絶縁耐力の向上を計った管路母線に関するも
のである。
のである。
(従来の技術)
従来、ガス絶縁開閉装置を構成する管路母線としては、
第3図に示した様なものが用いられている。即ち、第3
図(A)に示した様に、S F6ガス等の絶縁ガス4を
封入した金属容器1内に、絶縁スペーサ2を用いて高電
圧導体3が絶縁支持されて、管路母線が構成されている
。なお、第3図(B)は、第3図(A)のA−A断面図
、第3図(C)は、B−B断面図である。
第3図に示した様なものが用いられている。即ち、第3
図(A)に示した様に、S F6ガス等の絶縁ガス4を
封入した金属容器1内に、絶縁スペーサ2を用いて高電
圧導体3が絶縁支持されて、管路母線が構成されている
。なお、第3図(B)は、第3図(A)のA−A断面図
、第3図(C)は、B−B断面図である。
ところで、この様な管路母線においては、何らかの原因
によって、金属異物が金属容器1内に混入した場合、そ
の金属異物が運転電圧等による静電気力により金属容器
1内を動きまわり、絶縁破壊を起こす恐れがある。そこ
で、その対策として、一般に、金属容器1の内面に絶縁
性塗料を塗布し、絶縁被膜を形成する方法が用いられて
いる。
によって、金属異物が金属容器1内に混入した場合、そ
の金属異物が運転電圧等による静電気力により金属容器
1内を動きまわり、絶縁破壊を起こす恐れがある。そこ
で、その対策として、一般に、金属容器1の内面に絶縁
性塗料を塗布し、絶縁被膜を形成する方法が用いられて
いる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述した様な従来の管路母線においては
、以下に述べる様な解決すべき課題があった。即ち、金
属容器1の内面に塗布する絶縁性塗料は、機械的強度が
弱く、その取扱いには注意を要するものであった。また
、絶縁性塗料は高電圧導体3を金属容器1内に収納する
前に金属容器1の内面に塗布する必要があるため、特に
、長尺の管路母線においては、高電圧導体3を金属容器
1に収納する際に、前もって形成した絶縁被膜を傷つけ
ることがあり、その部分から絶縁破壊が生じることがあ
った。さらに、通常、絶縁被膜を形戊することにより、
金属容器1内部の金属異物が起立、浮上することは防止
できるが、金属容器1に機械的な振動が加わった場合等
では、その機械力によって金属異物が移動し、その反動
で起立・浮上する恐れがあった。
、以下に述べる様な解決すべき課題があった。即ち、金
属容器1の内面に塗布する絶縁性塗料は、機械的強度が
弱く、その取扱いには注意を要するものであった。また
、絶縁性塗料は高電圧導体3を金属容器1内に収納する
前に金属容器1の内面に塗布する必要があるため、特に
、長尺の管路母線においては、高電圧導体3を金属容器
1に収納する際に、前もって形成した絶縁被膜を傷つけ
ることがあり、その部分から絶縁破壊が生じることがあ
った。さらに、通常、絶縁被膜を形戊することにより、
金属容器1内部の金属異物が起立、浮上することは防止
できるが、金属容器1に機械的な振動が加わった場合等
では、その機械力によって金属異物が移動し、その反動
で起立・浮上する恐れがあった。
本発明は、上記従来技術の欠点を解消するために提案さ
れたもので、その目的は、絶縁耐力の低下を防止した、
信頼性の高い管路母線を提供することにある。
れたもので、その目的は、絶縁耐力の低下を防止した、
信頼性の高い管路母線を提供することにある。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
本発明は、内部に絶縁ガスを封入した容器内に高電圧導
体を挿通し、この高電圧導体を絶縁スペーサによって前
記容器内に支持する管路母線において、前記高電圧導体
の周囲に、それと同軸上に円筒状の絶縁物を配設したこ
とを特徴とするものである。
体を挿通し、この高電圧導体を絶縁スペーサによって前
記容器内に支持する管路母線において、前記高電圧導体
の周囲に、それと同軸上に円筒状の絶縁物を配設したこ
とを特徴とするものである。
(作用)
本発明の管路母線によれば、高電圧導体の周囲に円筒状
の絶縁物が配設されているので、金属容器内に金属異物
が存在し、それが運転電圧による静電気力によって起立
、浮上しても、高電圧導体上に達することを防止するこ
とができる。
の絶縁物が配設されているので、金属容器内に金属異物
が存在し、それが運転電圧による静電気力によって起立
、浮上しても、高電圧導体上に達することを防止するこ
とができる。
(実施例)
以下、本発明による管路母線の一実施例を、第1図及び
第2図に基づいて具体的に説明する。なお、第3図に示
した従来型と同一の部材には同一の符号を付して、説明
は省略する。
第2図に基づいて具体的に説明する。なお、第3図に示
した従来型と同一の部材には同一の符号を付して、説明
は省略する。
本実施例においては、第1図(A)(B)に示した様に
、金属容器1の内部に収納された高電圧導体3の周囲に
、前記導体3と同軸に円筒状の絶縁物10が配設されて
いる。この円筒状の絶縁物10は、絶縁スペーサ2の高
電圧シールド2aに支持固定されている。また、高電圧
導体3の外表面と円筒状の絶縁物10の内面とのギャッ
プgは5 m m以上となるように構成されている。
、金属容器1の内部に収納された高電圧導体3の周囲に
、前記導体3と同軸に円筒状の絶縁物10が配設されて
いる。この円筒状の絶縁物10は、絶縁スペーサ2の高
電圧シールド2aに支持固定されている。また、高電圧
導体3の外表面と円筒状の絶縁物10の内面とのギャッ
プgは5 m m以上となるように構成されている。
なお、円筒状の絶縁物10の厚さtは、10mm以下で
、その誘電率は4.5以下に保たれている。
、その誘電率は4.5以下に保たれている。
この様な構戊を有する本実施例の管路母線においては、
以下に述べる様にして、金属異物の移動及びサージ電圧
に対する絶縁耐カの低下が抑制される。
以下に述べる様にして、金属異物の移動及びサージ電圧
に対する絶縁耐カの低下が抑制される。
即ち、第2図は、金属異物が管路母線のギャップ空間に
位置した場合の、金属異物の高さhと、急峻波サージが
印加された時のフラッシュオーバー電圧の関係を示すも
のであるが、図から分かるように、金属異物に対するフ
ラッシュオーバー電圧は、金属異物が高電圧導体上に位
置した時に最も低くなり、絶縁破壊を起こしゃすい状態
にある。
位置した場合の、金属異物の高さhと、急峻波サージが
印加された時のフラッシュオーバー電圧の関係を示すも
のであるが、図から分かるように、金属異物に対するフ
ラッシュオーバー電圧は、金属異物が高電圧導体上に位
置した時に最も低くなり、絶縁破壊を起こしゃすい状態
にある。
そして、金属異物が高電圧導体から約5mm離れるまで
は、フラッシュオーバー電圧は急激に上昇する。即ち、
金属異物が高電圧導体の周囲5mm以内に位置する場合
には、フラッシュオーバー電圧は急激に低下し、絶縁耐
力も大幅に低下することを示している。さらに、高電圧
導体から5mm以上離れたギャップ空間でのフラッシュ
オーバー電圧は、金属異物が位置する部分の電界分布に
影響される。
は、フラッシュオーバー電圧は急激に上昇する。即ち、
金属異物が高電圧導体の周囲5mm以内に位置する場合
には、フラッシュオーバー電圧は急激に低下し、絶縁耐
力も大幅に低下することを示している。さらに、高電圧
導体から5mm以上離れたギャップ空間でのフラッシュ
オーバー電圧は、金属異物が位置する部分の電界分布に
影響される。
ところで、本実施例においては、高電圧導体3の周囲に
5mm以上のギャップgを保持して、円筒状の絶縁物1
0が配設されているため、金属容器1の振動等によって
金属異物が起立、浮上しても、金属異物が高電圧導体3
の表面から5mm以内に近付くことはない。その結果、
絶縁耐カの低下を引き起こすことを防止でき、高い絶縁
信頼性を維持することができる。
5mm以上のギャップgを保持して、円筒状の絶縁物1
0が配設されているため、金属容器1の振動等によって
金属異物が起立、浮上しても、金属異物が高電圧導体3
の表面から5mm以内に近付くことはない。その結果、
絶縁耐カの低下を引き起こすことを防止でき、高い絶縁
信頼性を維持することができる。
また、金属異物が管路母線のギャップ空間に浮遊してい
る時に、急峻波サージが印加された場合は、金属異物が
ない場合に比べてフラッシュオーバー電圧は低下するが
、その値は、系統で発生し得るサージ電圧に対して充分
に高い値である。さらに、金属異物がギャップ空間に存
在している時のフラッシュオーバー電圧は、その金属異
物が存在する位置の電界によって決まるが、円筒状の絶
縁物10の誘電率が4.5以下で、円筒の厚さが10m
m以下であれば、円筒状の絶縁物1oの電界が著しく増
加することはない。
る時に、急峻波サージが印加された場合は、金属異物が
ない場合に比べてフラッシュオーバー電圧は低下するが
、その値は、系統で発生し得るサージ電圧に対して充分
に高い値である。さらに、金属異物がギャップ空間に存
在している時のフラッシュオーバー電圧は、その金属異
物が存在する位置の電界によって決まるが、円筒状の絶
縁物10の誘電率が4.5以下で、円筒の厚さが10m
m以下であれば、円筒状の絶縁物1oの電界が著しく増
加することはない。
[発明の効果]
以上説明した様に、本発明によれば、高電圧導体の周囲
に、それと同軸上に円筒状の絶縁物を配設するという簡
単な手段によって、絶縁耐力の低下を防止した、信頼性
の高い管路母線を提供することができる。
に、それと同軸上に円筒状の絶縁物を配設するという簡
単な手段によって、絶縁耐力の低下を防止した、信頼性
の高い管路母線を提供することができる。
第1図は、本発明による管路母線の一実施例を示すもの
で、(A)は側断面図、(B)はそのC一C断面図、第
2図は、金属容器内における金属異物の高さhと、急峻
波サージが印加された時のフラッシュオーバー電圧の関
係を示す図、第3図は、従来の管路母線の一例を示すも
ので、(A)は側断面図、(B)はA−A断面図、(C
)はB一B断面図である。 1・・・金属容器、2・・・絶縁スペーサ、2a・・・
高電圧シールド、3・・・高電圧導体、4・・・絶縁ガ
ス、10・・・円筒状の絶縁物。
で、(A)は側断面図、(B)はそのC一C断面図、第
2図は、金属容器内における金属異物の高さhと、急峻
波サージが印加された時のフラッシュオーバー電圧の関
係を示す図、第3図は、従来の管路母線の一例を示すも
ので、(A)は側断面図、(B)はA−A断面図、(C
)はB一B断面図である。 1・・・金属容器、2・・・絶縁スペーサ、2a・・・
高電圧シールド、3・・・高電圧導体、4・・・絶縁ガ
ス、10・・・円筒状の絶縁物。
Claims (1)
- 内部に絶縁ガスを封入した容器内に高電圧導体を挿通し
、この高電圧導体を絶縁スペーサによって前記容器内に
支持する管路母線において、前記高電圧導体の周囲に、
それと同軸上に円筒状の絶縁物を配設したことを特徴と
する管路母線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145189A JPH0315216A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 管路母線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145189A JPH0315216A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 管路母線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0315216A true JPH0315216A (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=15379485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1145189A Pending JPH0315216A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 管路母線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0315216A (ja) |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP1145189A patent/JPH0315216A/ja active Pending
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