JPH0315132Y2 - - Google Patents

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JPH0315132Y2
JPH0315132Y2 JP18879386U JP18879386U JPH0315132Y2 JP H0315132 Y2 JPH0315132 Y2 JP H0315132Y2 JP 18879386 U JP18879386 U JP 18879386U JP 18879386 U JP18879386 U JP 18879386U JP H0315132 Y2 JPH0315132 Y2 JP H0315132Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、工作機械による切削屑やその他の粉
塵を捕集するための集塵機に関するものである。
[従来の技術] 例えば、工作機械による切削屑などの粉塵が大
量に排出される工場等においては、その粉塵を捕
集するために集塵機が使用されている。
かかる集塵機は、一般に、粉塵をブロアにより
空気流と共に吸引して、フイルタを通すことによ
り濾過し、捕捉された粉塵をフイルタの下方に配
設された受皿上に堆積させるようになつており、
一定量の粉塵が堆積したところで、堆積した粉塵
を取出すようにしているが、粉塵の堆積量をいち
いち監視しなければならないため、取扱いが面倒
で手数がかかり、しかも、その堆積量のチエツク
のために作業を中断しなければならなため、作業
能率を低下させる等の欠点があつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の課題は、受皿上に一定量の粉塵が堆積
したことを該受皿の重量変化によつて自動的に検
出できるようにすると共に、粉塵の付着による誤
動作をなくし、確実且つ精度良くその検出を行い
得るようにした集塵機を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、粉塵を含
む空気流をブロアにより吸引し、フイルタを通過
させることにより濾過し、捕捉された粉塵をフイ
ルタの下方に配設された受皿上に堆積させるよう
にしたものにおいて、機体に回転自在に支持され
た支軸に互いに逆向きに延びる支持片を取付けて
なる梃子部材の一方の支持片に上記受皿を吊設す
ると共に、他方の支持片に検出アームを変位可能
に吊設し、上記機体に、該検出アームの変位を検
出する検出スイツチを取付けたことを特徴とする
ものである。
[作用] 粉塵を含む空気流がフイルタを通して吸引され
ると、この空気流はフイルタにより濾過され、該
フイルタで捕捉された粉塵が受皿上に落下して堆
積する。
上記粉塵の堆積と共に受皿の重量が次第に増加
し、該受皿が徐々に下降すると、それに伴う梃子
部材の回動により検出アームが変位する。そし
て、受皿上に一定量の粉塵が堆積したとき、即
ち、上記検出アームが一定量変位したとき、検出
スイツチが動作して検出信号が得られる。そこ
で、この信号によりブロアを停止させたり警報を
発するように構成しておくことにより、一定量の
粉塵が堆積したことを知ることができ、それに応
じて堆積した粉塵を排出すればよい。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図に示す集塵機は、複数の吸込口2を周囲
に備えた機体1の内部に、複数のフイルタ3と、
ターボフアン5及びそれを駆動するモータ6から
なるブロア4とを備えており、該ブロア4により
粉塵を含む空気流を吸込口2から吸引し、フイル
タ3を通過させることにより濾過したあと、清浄
化した空気を排出口7から外部に排出するように
なつている。また、上記フイルタ3の下方には、
該フイルタ3で捕捉された粉塵を堆積させるため
の受皿8が、一端を軸10により回動自在に支持
された受台9上に取出し自在に載置され、該受皿
8には、それに一定量の粉塵が堆積したことを検
出するための検出手段が次のようにして付設され
ている。
即ち、第2図〜第4図に詳細に示すように、機
体1における左右の側壁1a,1aには、集塵室
12を横断する支軸13が回転自在に支承され、
該支軸13には、集塵室12内において互いに同
方向に延びる2つの受皿用支持片14,14と、
集塵室外に形成された検出室15内において上記
受皿用支持片14,14とは逆方向に延びる検出
アーム用支持片16とがそれぞれ固定され、これ
らの支軸13と各支持片14,16とによつて該
支軸13を支点として回転する梃子部材17が形
成されており、該梃子部材17における上記受皿
用支持片14,14には、上記受皿8が、受台9
の先端部分に取付けられた支持部材19を介して
吊金具20により吊設されると共に、該受皿8の
荷重を支持する復帰ばね21が機体1との間に張
設され、一方、検出アーム用支持片16には、検
出アーム22が吊金具23により吊設されてい
る。該検出アーム22は、その基端部が軸24に
より機体1に回動自在に枢支され、また先端部
が、機体1に取付けられた検出スイツチ用取付板
25に形成されている長孔25a内に挿入され、
該長孔25a内において変位自在となつており、
粉塵が堆積した受皿8と連動して該検出アーム2
2が一定量変位したときに、上記取付板25に取
付けられたリミツトスイツチ等の検出スイツチ2
6を切換えるものである。このときの検出重量を
調整できるようにするため、該検出アーム22に
は、ウエイト調整用のバランサ27が移動自在に
取付けられている。
上記検出スイツチ26は、その複数の接点が上
記モータ6の駆動回路と警報回路とに接続され、
上記検出アーム22で切換えられたときに、駆動
回路を開放してモータ6を停止させると共に、警
報回路を閉成して警報を発するようになつてい
る。
また、上記機体1には、扉30により開閉自在
の受皿用取出口29と、同様に扉32により開閉
自在のフイルタ点検口31とが形成され、さら
に、脱塵用ハンドル33が取付けられている。こ
の脱塵用ハンドル33は、フイルタ3に振動や衝
撃を与えることによつて付着した粉塵を剥離させ
るもので、目詰まりによつてフイルタ3の両側の
圧力差が大きくなつたときにそれを検出して操作
するものである。
なお、図中34は、モータ6の起動スイツチ3
5等が取付けられた操作盤、35は、粉塵を受皿
8内に案内するガイドである。
上記構成を有する集塵機において、受皿8上に
粉塵が堆積していない状態では、検出アーム22
の先端が下限位置にあつて検出スイツチ26を押
圧しているため、該検出スイツチによつてモータ
6の駆動回路が閉成されると共に警報回路が開放
されている。
いま、起動スイツチ35によりモータ6が起動
され、粉塵を含む空気流が吸込口2から吸引され
ると、この空気流は、フイルタ3を通過すること
により濾過され、清浄化した空気が排出口7から
排出される。そして、フイルタ3で捕捉された粉
塵は受皿8上に落下して堆積する。
上記粉塵の堆積と共に受皿8の重量が次第に増
加し、該受皿8の先端部分が復帰ばね21を伸長
させて徐々に下降すると、それに伴う支軸13の
回転により検出アーム用支持片16が上向きに回
動するため、検出アーム22は持上げられる。そ
して、受皿8上に一定量の粉塵が堆積したとき、
即ち、検出アーム22が一定量変位したとき、検
出スイツチ26がオフとなり、モータ6が停止す
ると共に、警報が発せられる。そこで、取出口2
9を開け、受皿8を取出して堆積した粉塵を排出
すればよい。この排出により、上記梃子部材17
及び検出アーム22は復帰ばね21の付勢力で元
の位置に復帰する。
粉塵の種類等に応じて上記検出重量を変更する
ときは、バランサ27を前後にスライドさせれば
よい。
上記実施例では、梃子部材17によつて受皿8
の一端部のみを吊下げるようにしているが、受皿
8のどの部分に粉塵が堆積した場合でも同じ精度
でそれを検出できるようにするため、受皿全体を
吊下げるように構成することもできる。第5図は
これを原理的に示したものである。
同図において、機体1には、2つのコ字形部材
40a,40aの先端部同士をリンク41により
回動自在に連結してなる支持枠40が吊金具42
により4点で吊設され、この支持枠40の上記吊
金具42による支持位置より内側寄りの位置に受
皿8が吊金具43により4点で吊設支持されると
共に、支持枠40の中間位置付近が支軸13に固
定された受皿用支持片14,14に吊設されてい
る。その他の構成は上記第1実施例のものと実質
的に同一であるから、同一部分に同一符号を付し
てその説明は省略する。
かかる第2実施例において、受皿8内に粉塵が
堆積すると、それがどの位置に堆積した場合であ
つても、支持枠40がその中間のリンク41の位
置で折れ曲つて下動するため、上記第1実施例の
場合と同様にして検出アーム22が変位し、検出
スイツチ26により受皿8の重量変化が検出され
ることになる。
[考案の効果] このように、本考案の集塵機によれば、受皿を
梃子部材により天秤式に吊設し、粉塵の堆積によ
る該受皿の重量変化を梃子部材の他端に取付けた
検出アームの変位により検出するようにしたの
で、粉塵が一定量堆積したことを自動的に検出す
ることができ、しかも、受皿を吊り下げるように
したので、コイルばねを圧縮させる場合にように
粉塵が螺線間に付着したり噛み込んだりすること
による誤動作を防ぐことができ、確実且つ高精度
に粉塵の堆積状態を検出することができる。
また、複雑な構造の測定機器等を必要としない
ため、その構造が非常に簡単で保守や管理が容易
であると共に安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分破断側面
図、第2図はその要部を拡大したものであつて第
4図におけるA−A線での断面図、第3図は同B
−B線での断面図、第4図は第1図におけるC−
C線での拡大断面図、第5図は本考案の第2実施
例の原理構成図である。 1……機体、3……フイルタ、4……ブロア、
8……受皿、17……梃子部材、22……検出ア
ーム、26……検出スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉塵を含む空気流をブロアにより吸引し、フイ
    ルタを通過させることにより濾過し、捕捉された
    粉塵をフイルタの下方に配設された受皿上に堆積
    させるようにしたものにおいて、機体に回転自在
    に支持された支軸に互いに逆向きに延びる支持片
    を取付けてなる梃子部材の一方の支持片に上記受
    皿を吊設すると共に、他方の支持片に検出アーム
    を変位可能に吊設し、上記機体に、該検出アーム
    の変位を検出する検出スイツチを取付けたことを
    特徴とする集塵機。
JP18879386U 1986-12-08 1986-12-08 Expired JPH0315132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18879386U JPH0315132Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18879386U JPH0315132Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6394524U JPS6394524U (ja) 1988-06-18
JPH0315132Y2 true JPH0315132Y2 (ja) 1991-04-03

Family

ID=31140488

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JP18879386U Expired JPH0315132Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

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