JPH03151319A - 新規歯磨組成物 - Google Patents

新規歯磨組成物

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JPH03151319A
JPH03151319A JP2284125A JP28412590A JPH03151319A JP H03151319 A JPH03151319 A JP H03151319A JP 2284125 A JP2284125 A JP 2284125A JP 28412590 A JP28412590 A JP 28412590A JP H03151319 A JPH03151319 A JP H03151319A
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fluoride
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dentifrice
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アルバート サン―チ チャン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフッ化物安定度を改良したリン酸二カルシウム
・2水和物を含む新規のilJ磨組成物に関する。
より詳細には、本発明は少量の亜鉛塩類をリン酸二カル
シウム・2水和物粉末に配合して、−層安定でありかつ
著しく高いフッ化物の安定性を有するリン酸二カルシウ
ム・2水和物粉末生成物をff1生する組成物に圓する
また史に詳細には、本発明は少量の好ましい、亜鉛塩、
トリポリリン酸亜鉛ナトリウム塩類をリン酸二カルシウ
ム・2水和物粉末に配合して歯磨料の中に一層安定なリ
ン酸二カルシウム・2水和物および著しく高いフッ化物
安定性を供するフッ化化合物を含むリン酸二カルシウム
・2水和物基剤歯磨料に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) 美容上の観点からは、多分歯の健庫の最も重要な点は歯
の色と歯が欠けずに揃っていることだろう。輝く白い歯
は一般的に美的で好ましいとされるが、変色したり、虫
歯になったり、欠けた歯は社会通念上も不利とされてい
る。歯の洗浄は歯ブラシの使用だけで充分であると分っ
ているが、多くの人々は歯にたまりがちな物質を取り除
く助けになる研磨剤のような物を求める。歯磨き粉又は
Ill歯磨を使う主な目的は歯の表向の洗浄をやり易く
し、歯磨きをより快適にすることである。物理的洗浄特
性に関係する練歯磨の最も重要な成分は研磨剤と界面活
性剤である。永らく、リン酸二カルシウム・2水和物(
DCPD)を歯磨き材料として用いてきた。
洗浄剤のような研磨剤および界面活性剤に加えて、フッ
化化合物を永年練歯磨に加えてきた。練り歯磨における
フッ化化合物の虫歯減少効果は十分に証明されている。
べ      W歯磨中で11000p1のフッ化イオ
ン(ppmF、 )を生じるのに十分な爵のモノフルオ
ロリン酸ナトリウム又はフッ化第−スズの形でフッ化化
合物を練歯磨にしばしば加えてきた。
リン酸二カルシウム・2水和物(DCPD)はモノフル
オロリン酸ナトリウム(MFP)を含む練歯磨に主に用
いる歯磨生成物である。従ってD CP D // M
 F Pとかなりの相溶性をもつことが重要な規準とな
る。この時、約11000ppのフッ化物イオン(10
001)l)l F、 )を練歯磨中のフッ化物に含む
。DCPDおよび/又はその成分および誘導体とフッ化
物源との反応はフッ化カルシウム又はフルオロアパタイ
トのような不mFJフフ化物の生成を起し、従ってDC
PD−基剤練歯磨から利用できるフッ化物の一部を失う
ことになる。利用できるフッ化物のうち失う槍はDCP
D生成物の質による:しかしながら、利用できるフッ化
物の正分の−近くを失う可能性がある。
(yI題を解決するための手段) 本発明はフッ化化合物を含むリン酸二カルシウム・2水
和物(DCPD)基剤練歯贋においてDCPDおよびフ
ッ化物イオンの安定性を改良した新規のDCPD組成物
を指向している。このために少量の無機亜鉛塩類をDC
PD粉末に配合し、ついで練歯磨に混合する歯磨き生成
物として用いる。 好ましい塩として亜鉛とナトリウム
が任意の割合のトリポリリン酸亜鉛ナトリウムをリン酸
二カルシウム・2水和物に対して約0.4%から5.0
重量%、好ましくは約0.7%から約3.7重量%およ
び更に好ましくは約1.2%から約2.7fflf1%
をリン酸二カルシウム・2水和物粉末に混合する。
弗化物安定性の要件に加え、DCPDおよび生成するD
CPD−基剤練歯磨はrセットテスト」およびrm易フ
ッ化物安定性テスト」のような補助的な試験において向
上した性能を示す。
DCPDにトリポリリン酸亜鉛ナトリウム塩を添加する
とセットテストおよび簡易フッ化物安定性テストにおい
てDCPDの機能をh急に改善することが分ったが、D
CPDに対して約0.1%から約o、emm%、好まし
くは約0.3%から0.51i慇%の範囲で、望ましい
リン酸三マグネシウム・8水和物(TMP)のようなマ
グネシウム塩類を酸化マグネシウム(MGO)に添加す
ると、特にセットテストにおいてDCPDの改善した性
能を提供する。DCPDにトリポリリンMg鉛ナトリウ
ム塩と共にマグネシウム塩を添加すると、練歯磨中の成
分としての性能を測定するのに用いる試験において、D
CPDの性能を相乗的に高める。しかしながら、主な利
点はDCPDにトリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合物を
加えて得る。
リン酸二カルシウム・2水和物(DCPD)練歯磨又は
歯磨き料に用いる歯磨き生成物である。
DCPD−基剤歯磨組成物は研磨剤又は磨き剤としてD
CPDおよびフッ化イオン源および歯磨組成物の通常用
いる他の成分を含む。歯磨組成物の通常用いる他の成分
は風味づけ物質として1ステル類および冬緑、ハツカ、
ミトリハッカ等の油類および発泡剤として炭素原子約8
個から18個のアルキル基を有する水溶性アルキルおよ
びアルキル−エーテル硫酸および炭素原子10個ないし
18個を持つ脂゛訪酸類のスルホン化モノグリセリドの
水溶性塩類、炭素原子10個から18個を有する硫酸化
脂肪アルコールの水溶性塩類、イセチオン酸の脂肪酸エ
ステルの塩類およびタウリン類の脂肪酸アミド類の塩類
がある。増粘剤としてカルボキシメチルセル0−スナト
リウムのようなセルロースエーテル類の水溶性塩類、天
然ガムおよびコロイド状ケイ酸マグネシウムアルミニウ
ム又は微粉砕したシリカを含む。湿潤剤としてはグリセ
リン、ソルビトールおよび他の多価アルコールを含む。
もし望むなら適当な着色料を歯磨き料に加えることもで
きる。
フッ化化合物は約1000ElD−の濃度でフッ化イオ
ンを歯磨き料又は練歯磨に加える。しかし、貯蔵中にフ
ッ化イオンは歯磨き霧中の他の物質、特にDCPDと反
応して不溶性フッ化化合物を生成する。従って、利用で
きるフッ化物、即ち歯磨き霧中で虫歯を防ぐ働きをする
フッ化物イオン類の正分の−を使用する前に失う。DC
PDにトリポリリン酸亜鉛化合物を添加すると不溶性フ
ッ化化合物の生成を減じてocpoのフッ化物イオン安
定度を著しく高める。不溶性フッ化化合物の生成減少は
歯磨ぎ霧中に使用者の歯を虫歯から守る反応性イオンと
してのフッ化物イオンをより多く残すことを意味する。
加えて、トリポリリン酸亜鉛塩類はDCPDの安定度を
高める。
2つのトリポリリン酸亜鉛化合物がリン酸二カルシウム
・2水和物(DCPD)のフッ化物安定度の向上に非常
に有効なのが分った。両化合物はDCPDの存在下でフ
ッ化物イオン安定度の著しい増加をもたらし、DCPD
生成物のある特別のU合物が歯磨き霧中の研磨剤として
の使用の明細内に適合するかどうかを決定するのに用い
る試験の一つであるセットテストにおけるDCPDの安
定瓜を向上する。ノド常に有効であると分った二つのト
リポリリン酸亜鉛化合物は Zn 2NaP3O.。・9H2OおよびZnNa  
P  3O10・12H2Oおよびこれら二3 3 1
0 つの化合物の混合物である。トリポリリン酸亜鉛ナトリ
ウムはフッ化物イオン安定度およびDCPDのセットテ
スト性能を著しく高めることは分ったが、塩化亜鉛、酸
化亜鉛、オルトリン酸亜鉛、ビロリン酸亜鉛、硫酸亜鉛
・7水和物およびトリメタリン酸亜鉛のような他の亜t
IaP;A類の使用も可能である。しかし、これらの他
の亜鉛塩類はトリポリリン酸亜鉛化合物はど有効ではな
い。
好ましいトリポリリン酸亜鉛ナトリウム塩類は次のよう
な反応で調製することができる。
〉− これらの物資の内二番目の znNa  P  3O10・12H2Oは最初の物質
、310 Z n2 N a P3O1g・9 H,2Oより約2
O倍も溶ス魯奮磨に対する増粘効果がより少ないから、
zn 2NaP3O1o・9H2Oを選ぶ方がよい。
4斗更に説明することが可能である。トリポリリン酸亜
鉛ナトリウム (ZnNa  P  3O10・12H2O)、ビロリ
ン310 酸四ナトリウム(TSPP)又はトリポリリン酸ナトリ
ウム(STP)のような易溶性ポリリン酸塩化合物  
           2 をDCPDと87.5%グ
リセリン溶液を1=1の4ffi比で含むスラリーに混
合し、最終混合物を室温で1日ll12した時、DCP
Dは底に沈殿し、厚く固くなった。この硬化作用はトリ
ポリリン酸亜鉛ナトリウム、Zn  NaP  3O1
0・9H2Oを310 DCPDと混合した時、同じ比のDCPDと87.5%
グリセリン溶液に対しては起らなかった。
これはzn22NaP3O.。・9H2Oの溶解度の方
が低いせいであると考えられる。
DCPDの脱水を妨げ、不溶性フッ化化合物の生成を°
妨げてDCPDを安定化するトリポリリン酸亜鉛ナトリ
ウムの有効性はその二重防護作用によると思われる。亜
鉛陽イオンおよびトリポリリン酸陰イオンは共にそれら
をDCPD中に混合した時安定化作用に寄与する。トリ
ポリリンwuit原料としてトリポリリン酸亜鉛を用い
る利点は生成するスラリーの9)1が中性に近いことで
ある。酸性およびアルカリ性の状R′cは共にDCPD
およびモノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)の分解
を引き起すので、中性に近いことはI) CP Dのフ
ッ化物安定化に重要である。それに又、口腔製品は中性
に近いpHが望ましい。
DCPDのフッ化物安定化にトリポリリン酸亜鉛化合物
を用いる別の利点はそれらが辛うじて可溶であることだ
。これらの化合物から′M離する少量の亜鉛陽イオンお
よびトリポリリン酸FA陰イオンがDCPDに高いフッ
化物安定度を供するが、これらの化合物の低い溶解度は
トリポリリン酸ノーイオンによるocpoからの遊離カ
ルシウムイオンの完全な捕捉を妨げる。それ故、トリポ
リリンl亜鉛ナトリウム化合物はDCPDの長期安定化
に対し亜鉛およびトリポリリン酸塩イオンの緩慢な放出
原料になり得る。
歴史的には、DCPD生成物をリン酸三マグネシウム(
TMP)、リン酸二マグネシウム(DMP)およびビロ
リン酸マグネシウムのようなマグネシウム塩で安定化し
てぎた。安定化の厳密な木質は分っていないが、マグネ
シウムとビロリン酸塩類の作用はDCPDの結晶表面上
でのマグネシウムイオン又はビロリン酸陰イオンの吸収
で起こり、それによってDCPDが脱水また不均等化す
るのを防ぐのではという推測がある。
DCPDのフッ化物安定度は事実上トリポリリン酸亜鉛
ナトリウム化合物の添加で轟まるが、キ曳もし、トリポ
リリン酸亜鉛ナ トリウム化合物が(TMP)のようなマグネシウム塩を
マグネシウム塩類の代用としてでなく組み合わせて使え
ば、フッ化物安定度の改良はずっと増進する可能性があ
る。
本発明は以下の実施例でよりよく理解されるが、それら
の実施例は本発明の組成物の生成および有効性を説明す
るものであって限定するものではない。以下の実施例中
で、II製物中に残存する易溶性フッ化物イオンの石は
室温で約2年貯蔵したのと同等の熟成促進試験後に測定
された。二つの熟成ン進試膿を行った。第一では生成物
を60℃で5日間貯蔵し、第二では49℃(12O°[
)で21日間貯蔵した。
実施例1 以下の実施例で用いるためにトリポリリン酸亜鉛ナトリ
ウム、Z n2 N a P3O10・91]2O(Z
STP)を調製した。これは1052gのZn53O1
0・7H2O(3,66−t−ル)を31の水に室温で
溶かして調製した。第二溶液は613グのトリポリリン
酸ナトリウム(STP)(1,67モル)を51の水に
溶かして調製した。
このSTP溶液を機械的に攪拌する硫酸亜鉛溶液に加え
、この攪拌は全部のS丁P溶液を添加し終るまで約2&
i間続けた。白い沈殿物を濾過し、81の水で十分に洗
い、再び濾過した。湿った塊を50℃で乾燥し、粉砕し
て、926gの白い粉末を得た。
成分分析で決定した粉末の組成はzn−23,8%、N
a−4,04%およびP2O5−38,1%で、理論分
析のZn−23%、Na−4%みよびP2O5−37,
4%、および白い粉末がZn2NaP3 olo” 9
H2O(ZS−rP)であると確定するX線粉末回折研
究と比較した。
実施例2 対照歯磨き料又は練歯磨の試料2Aは、98゜7tJの
DCPDを90.6gの0.6%ピロリン酸四ナトリウ
ム(TSPP)含有の87.5%グリセリン、7.72
9の2O%モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)お
よび2.98gのラウリル硫酸ナトリウム(SLS)と
混合してWIgtIJシた。この潤製物は約10001
)E)IIの易溶性フッ化物イオン(10001)l)
IF、 )を含む。歯磨き料又は練歯磨の他の試料類、
試料2Bから2Fは実施例1のトリポリリンl亜鉛ナト
リウム(ZSTP)をDCPDと乾燥混合して調製した
。種々の量のZSTPをDCPDに加えて全試料1聞を
98.79にし、上記の各成分に加えて調製した。
生じたのり状物質類は上記の熟成促進試験に用いた。の
り状物質中に残存する易溶性フッ化物イオンのfil 
(DI)IF、 )を測定した。測定結果を表1に示す
2−八  〇8.7  0 B   98.0   G、7 C97,31,4 D   96.6  2.I E   95,2  3.5 F   98.3  0.4 788        749 833        796 854         g27 863        824 858         844 806         792 DCPD生成物のフッ化物安定度の他の指標はDCPD
基剤歯磨き霧中利用できる易溶性フッ化物の測定法を供
する簡易フッ化物安定度試験で示す。簡易フッ化物安定
度試験のために、i oo。
グの非イオン水を1000gのグリセリンおよび既知硲
のモノフルオロリン酸ナトリウム(Na2PO3F)と
混合して、約2O00 ppmF。
を含む溶液を調製した。試MするDCPDwt料のff
lffi部をこの溶液に詫合してスラリーを生成した。
このスラリーをびんに詰め、1時vfJ沸層水摺中で加
熱し、冷却し、遠心分離した。遠心分離後、液層をl−
I CIで酸加水分解し、それから残存する遊離のフッ
化物イオンの渋を決定するためにフッ化物−特異的イオ
ン電極で分析した。フッ化物イオンの損失はDCP[)
との反応での不溶性ノツ化物生成による。
友亙亘ユ 約150gのDCPDの試料を六つの部分、八からF2
でに分けた。リン酸三マグネシウム<TMP)と実施N
1で述べた方法で調製したトリポリリン酸亜鉛ナトリウ
ム、 Zn  2NaP3O1o−9H2O(ZSTP)を混
合すると、下記の表2に示ずようにこれら二つの化合物
をDCPDに添加することによってフッ化物安定度が実
質的に改良した。DCPD11合物を上記のように簡易
フッ化物安定度試験のために潤製した溶液を含むフッ化
物に加えた。各溶液中の利用できるフッ化物は簡易フッ
化物安定度試験を用いて測定し、それらの測定結果を表
2に示す。
友亙1一 実施例3の実験をDCPDの別の試料を用いて行った。
DCPD材料を23.79の部類と対照として用いる2
4.09の部分に分けた。表2に示すように、24.0
9に満たない母は、ZSTPおよびTMPを加えた。各
混合物に上記のように調製した溶液を含むフッ化物を加
え、簡易フッ化物安定度i!it験を用いてフッ化物安
定度を測定した。測定した利用できるフン化物イオンの
量を表2に示す。
一1 ■≦ −1−■−易門 3−A      24     0     0  
    746B      23.7   0   
  0.3     82OC23,70,3O926 D      23.4    0.3   0.3 
   1099E      23.1   0.6 
  0.3    1451F      23.4 
   0     0.6     7814−^  
   24.0   0     0      89
4B      23.7    0      G、
3     780C23,70,3O867 023,4G、3   0.3     967実施例
3および実施例4は少量のトリポリリン酸亜鉛ナトリウ
ムをDCPDに加えた時DCPDのフッ化物安定度が著
しく向上することを示している。これらの実施例は更に
リン酸三マグネシウムもまたDCPDのフッ化物安定度
を向上することを示している。しかし、その程度はトリ
ポリリン酸亜鉛ナトリウムの添加に見られる向上の程度
よりは小さい。DCPDにトリポリリン酸亜鉛ナトリウ
ムおよびリン酸三マグネシウムを混合すると、そのいず
れかの添加よりも高いフッ化物安定度を示し、トリポリ
リン酸亜鉛ナトリウムとリン酸三マグネシウムの組み合
せはフッ化物安定度に付加的な効果より大きな、即ち共
働作用的効架を示すことが分った。
DCPDの性質を決定するために行うその他の試験はセ
ットテストとして一般的に知られている水力学的安定度
試験である。セットテストでは一定量のDCPD生成物
のスラリーを同1饋の87.5%グリセリン中で100
a3O分間加熱する。このテストはスラリーの組成の最
小変化と高熱処理後粗粒子を生じないことを共に求める
DCPD生成物の低いセットテスト能の主な原因はDC
PD (リン酸二カルシウム−2水和物)が脱水してD
CPA (無水のリン酸二カルシウム)になるためであ
る。スラリーの組織中の変化と粗粒子の形成はある程度
の脱水が起った時に明らかになる。粗粒子はDCPAだ
けであるのが分った。
塩化マグネシウムおよび過塩化マグネシウムのような易
溶性マグネシウム塩類はDCPDの脱水を抑えることが
でき、従って、DCPDのセットテスト能を向上するこ
とができる。しかし、多くの易溶性マグネシウム塩類は
吸湿性で、それ故、DCPD生成物に混合した時固形化
の問題を生じる可能性がある。さらに、過剰の易溶性マ
グネシウム塩類があると、マグネシウムイオンが速やか
にフッ化物イオンと反応して不溶性フフ化マグネシウム
を生成するので、DCPD生成物のフッ化物安定度は低
下する。
リン酸三マグネシウム八木和物(TMP)およびリン酸
二マグネシウム三水和物(DMP)のような不溶性マグ
ネシウム塩類はDCPDの脱水を抑え、セットテスト中
のDCPDの性能を高めるのが分った。TMPはDCP
Dの脱水抑制においてDMPより優れている故に、セッ
トテストのためにDCPDの安定剤としてまず第一に選
択して用いる。しかし、DCPDにおけるフッ化物安定
度はDCPD中のMQO含潰が約066%以上の水準に
達すると低下する。
マグネシウム塩類以外の無機化合物も又研究した。試験
した種々の化合物の中でトリポリリン酸亜鉛ナトリウム
類がDCPDを最もよく安定した。
DCPD生成物へのトリポリリン酸亜鉛ナトリウムの添
加はゼットテスト能を向上し、加えてDCPD生成物の
フッ化物安定度を実質的に増した。
宋1目九旦 セットテストの対照とするために3Ogのocpo試料
を3OSFの87.5%グリセリン溶液と混合してむら
のないスラリーを調製した。スラリーの約半分を試験管
に入れ、その口を軽く栓をして、100℃の水槽中に3
O分間装いた。加熱後、試験管のスラリーを約2時間室
温に放置して室温にまで冷却した。冷ましたスラリーを
撹拌棒で軽く混ぜ、スラリーの組成を見た。冷ましたス
ラリーの少量1例えば1g以下をスライドグラスの上に
取り、そのグラスを約60度傾けて冷えたスラリーが流
れるようにした。スラリーの流出物がスライドガラスの
下端に達した時、スライドグラスを平らに置いた。冷え
たスラリーのもしあれば粗粒子生成物および流出物を観
察した。スラリーは厚くなり乾いてきて、沢山の大きな
粗粒子を生成した。
友亙亘ヱ 実施例5の方法を繰り返した。29.79のDCPDと
0.39のトリポリリン酸亜鉛ツートリウム、7n N
aP 0 ・9H2Oの乾燥混合2     3  1
0 物を11製し、3Ogの87.5%グリセリン溶液と混
合してスラリーを調製した。スラリーを加熱冷却侵、少
量をスライドグラスに載せ、実施例5に述べたようにし
′C観察した。冷めたスラリーの組成はよく、粗粒子は
全くできなかった。この結果はDCPDへのトリポリリ
ン酸亜鉛ナトリウムの添加はD CP Dのヒツトテス
ト能を高めることを示している。
本発明の前記詳述は本発明を限定するものではない。当
業者には明らかなように、上述の実施例の多くの変更や
修正を本発明の精神と範囲をそれることなく実行できる

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合物、フッ化物
    イオン源および歯磨組成物に用いられる他の一般的成分
    をDCPDに対して約0.4%から約5重量%含むDC
    PDから成る歯磨組成物。
  2. (2)トリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合物はZn_2
    NaP_3O_1_0・9H_2Oである、請求項1記
    載の歯磨組成物。
  3. (3)DCPDはトリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合物
    をDCPDに対して約0.7%から約3.7重量%含む
    、請求項2記載の歯磨組成物。
  4. (4)DCPDはDCPD中にMgOを約0.1%から
    約0.6重量%供するTMPを含む、請求項3記載の歯
    磨組成物。
  5. (5)DCPDはDCPD中にMgOを約0.3%から
    約0.5重量%供するTMPを含む、請求項4記載の歯
    磨組成物。
  6. (6)DCPDはトリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合物
    をDCPDに対し約1.2%から約2.7重量%含む、
    請求項3記載の歯磨組成物。
  7. (7)DCPDはDCPD中にMgOを約0.3%から
    約0.5重量%供するTMPを含む、請求項6記載の歯
    磨組成物。
  8. (8)トリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合物はZnNa
    P_3O_1_0・12H_2Oである、請求項1記載
    の歯磨組成物。
  9. (9)トリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合物をDCPD
    に対し約0.4%から約5.0重量%含むDCPDから
    成る歯磨組成物を含む、歯磨生成物。
  10. (10)トリポリリン酸亜鉛ナトリウムは Zn_2NaP_3O_1_0・9H_2Oである、請
    求項9記載の歯磨生成物。
  11. (11)DCPDはトリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合
    物をDCPDに対し約0.7%から約3.7重量%含む
    、請求項10記載の歯磨組成物。
  12. (12)DCPDはDCPD中にMgOを約0.1%か
    ら約0.6重量%供するTMPを含む、請求項11記載
    の歯磨生成物。
  13. (13)DCPDはDCPD中にMgOを約0.3%か
    ら約0.5重量%を供するTMPを含む、請求項12記
    載の歯磨生成物。
  14. (14)DCPDはトリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合
    物をDCPDに対し約1.2%から約2.7重量%を含
    む、請求項11記載の歯磨生成物。
  15. (15)DCPDはDCPD中にMgOを約0.3%か
    ら約0.5重量%供するTMPを含む、請求項14記載
    の歯磨生成物。
  16. (16)トリポリリン酸亜鉛ナトリウム化合物はZn_
    2NaP_3O_1_0・12H_2Oである、請求項
    9記載の歯磨組成物。
  17. (17)DCPDに対し Zn_2NaP_3O_1_0・9H_2Oを約0.4
    %から約3.7重量%およびDCPD中にMgOを約0
    .3%から約0.5重量%を供するTMPを含むDCP
    Dから成る、フッ化物含有歯磨き料のフッ化物安定度を
    改良する組成物。
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