JPH0315078Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315078Y2 JPH0315078Y2 JP14080587U JP14080587U JPH0315078Y2 JP H0315078 Y2 JPH0315078 Y2 JP H0315078Y2 JP 14080587 U JP14080587 U JP 14080587U JP 14080587 U JP14080587 U JP 14080587U JP H0315078 Y2 JPH0315078 Y2 JP H0315078Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contrast medium
- excrement
- air
- discharge
- injection
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は肛門に直腸カテーテルを挿入し、直腸
カテーテルを経て直腸にBa液等の造影剤を注入
して直腸・大腸を検査する大腸検査法に使用する
直腸カテーテルに関する。
カテーテルを経て直腸にBa液等の造影剤を注入
して直腸・大腸を検査する大腸検査法に使用する
直腸カテーテルに関する。
（従来の技術）
従来の直腸カテーテルでは、造影剤の注入する
通路が、排泄物及び注入後の腸内の造影剤の排出
する路となつて、兼用された１本の通路によつて
造影剤・排泄物の注入、排出がなされている。こ
の通路の先端は開口され、造影剤・排泄物の吸引
口・吐出口となつている。又その通路は基端にお
いて造影剤注入側と、排泄物排出路とに分岐さ
れ、各専用のチユーブに接続されている。カテー
テル先端に設けたバルーン及び直腸に空気を送り
込む空気路がこれらとは別に設けられている。
通路が、排泄物及び注入後の腸内の造影剤の排出
する路となつて、兼用された１本の通路によつて
造影剤・排泄物の注入、排出がなされている。こ
の通路の先端は開口され、造影剤・排泄物の吸引
口・吐出口となつている。又その通路は基端にお
いて造影剤注入側と、排泄物排出路とに分岐さ
れ、各専用のチユーブに接続されている。カテー
テル先端に設けたバルーン及び直腸に空気を送り
込む空気路がこれらとは別に設けられている。
（考案が解決しようとする問題点）
従来のこの直腸カテーテルでは、造影剤注入と
排泄物・腸内造影剤の排出を１本の通路でもつて
行うため、１回目の造影剤の注入・排泄の後、２
回目以降の造影剤の注入のとき、通路に残つた排
泄物を再度直腸内に押し込んでしまつて、衛生上
問題があつた。
排泄物・腸内造影剤の排出を１本の通路でもつて
行うため、１回目の造影剤の注入・排泄の後、２
回目以降の造影剤の注入のとき、通路に残つた排
泄物を再度直腸内に押し込んでしまつて、衛生上
問題があつた。
（問題点を解決するための手段）
本考案はこれらの問題点を解決した直腸カテー
テルを提供せんとするものである。
テルを提供せんとするものである。
本考案の要旨は、造影剤と排泄物を注排出する
直腸カテーテルに於いて、カテーテル本体内に造
影剤注入路と、排泄物・注腸後の造影剤等の腸内
物の排出路とを先端まで連通することなく区画し
て別路として設けたことを特徴とする直腸カテー
テルにある。
直腸カテーテルに於いて、カテーテル本体内に造
影剤注入路と、排泄物・注腸後の造影剤等の腸内
物の排出路とを先端まで連通することなく区画し
て別路として設けたことを特徴とする直腸カテー
テルにある。
（作用）
この考案では、造影剤の注入は専用の造影剤注
入路を介してなされ、又排泄物や腸内の造影剤等
の腸内物の排出は専用の排出路でもつてなされ、
造影剤の注入路と排出路とは別の路となつている
ので、造影剤が前回の排泄物で汚されることがな
く衛生的となつている。
入路を介してなされ、又排泄物や腸内の造影剤等
の腸内物の排出は専用の排出路でもつてなされ、
造影剤の注入路と排出路とは別の路となつている
ので、造影剤が前回の排泄物で汚されることがな
く衛生的となつている。
（実施例）
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本実施例を示す斜視図、第２図は第１
図−線における断面図、第３図は第１図−
線における断面図である。
図−線における断面図、第３図は第１図−
線における断面図である。
本実施例は、ゴム製の管状カテーテル本体１の
内部を中央の隔壁膜２によつて造影剤注入路３と
排出路４とに区画し、又カテーテル本体１の外周
壁の２個所を肉厚にして、これに空気専用注入路
５と、二つの先端のバルーン６，７のための空気
路８，９を設けている。又カテーテル本体１の先
端には、造影剤注入路３の注出口１０と、排泄
物・造影剤を吸引する排出路４の吸引口１１が設
けられている。更に空気専用注入路５の空気吹出
口１２が別個に設けられている。カテーテル本体
１の基端部には、造影剤注入路３に連通した造影
剤注入管１３と、排出路４に連通した排出管１４
と、空気専用注入路５に連通した空気注入管１５
と、二つのバルーン６，７を膨らませる空気路
８，９に接続されたバルーン膨張用空気管１７，
１８とが設けられている。又２０は逆止弁であ
る。
内部を中央の隔壁膜２によつて造影剤注入路３と
排出路４とに区画し、又カテーテル本体１の外周
壁の２個所を肉厚にして、これに空気専用注入路
５と、二つの先端のバルーン６，７のための空気
路８，９を設けている。又カテーテル本体１の先
端には、造影剤注入路３の注出口１０と、排泄
物・造影剤を吸引する排出路４の吸引口１１が設
けられている。更に空気専用注入路５の空気吹出
口１２が別個に設けられている。カテーテル本体
１の基端部には、造影剤注入路３に連通した造影
剤注入管１３と、排出路４に連通した排出管１４
と、空気専用注入路５に連通した空気注入管１５
と、二つのバルーン６，７を膨らませる空気路
８，９に接続されたバルーン膨張用空気管１７，
１８とが設けられている。又２０は逆止弁であ
る。
この実施例ではバルーン６，７が収縮した状態
でカテーテル本体１の先端を肛門に挿入し、次に
空気管１７，１８に空気を送り込んでバルーン
６，７を膨張させ、カテーテル本体１を肛門に固
定するとともに造影剤・排泄物、空気の洩れがな
いようにする。その後、造影剤を造影剤注入管１
３から注入すれば、造影剤は造影剤注入路３、そ
の先端の注出口１０から腸内に注入される。
でカテーテル本体１の先端を肛門に挿入し、次に
空気管１７，１８に空気を送り込んでバルーン
６，７を膨張させ、カテーテル本体１を肛門に固
定するとともに造影剤・排泄物、空気の洩れがな
いようにする。その後、造影剤を造影剤注入管１
３から注入すれば、造影剤は造影剤注入路３、そ
の先端の注出口１０から腸内に注入される。
検査完了すれば排出管１４に接続した真空ポン
プ（図示せず）を作動させ、排出路４を負圧にし
て腸内の造影剤・排泄物をその吸引口１１から排
出路４へ導入して、排出管１４から排泄物収容容
器（図示せず）に送るものである。
プ（図示せず）を作動させ、排出路４を負圧にし
て腸内の造影剤・排泄物をその吸引口１１から排
出路４へ導入して、排出管１４から排泄物収容容
器（図示せず）に送るものである。
腸内に空気を送つて腸を膨らますときには空気
注入管から空気を圧送する。そして空気管１７，
１８を大気に開放又は負圧にしてバルーン６，７
を収縮させ、直腸カテーテルを引き抜く。
注入管から空気を圧送する。そして空気管１７，
１８を大気に開放又は負圧にしてバルーン６，７
を収縮させ、直腸カテーテルを引き抜く。
このように造影剤注入路３は排泄物が通過しな
いので、これらで汚されることがなく、２回目以
降の使用に対して衛生的である。
いので、これらで汚されることがなく、２回目以
降の使用に対して衛生的である。
（考案の効果）
以上の様に本考案によれば、造影剤の注入は造
影剤注入路３を介してなされ、又腸内物・使用し
た造影剤の排出は別の排出路４を介してなされる
ので、造影剤注入路３が排泄物で汚されることが
なく衛生的に出来るという効果がある。
影剤注入路３を介してなされ、又腸内物・使用し
た造影剤の排出は別の排出路４を介してなされる
ので、造影剤注入路３が排泄物で汚されることが
なく衛生的に出来るという効果がある。
第１図は本考案の実施例を示す正面図、第２図
は第１図−線における断面図、第３図は−
線における断面図である。 １……カテーテル本体、２……隔壁膜、３……
造影剤注入路、４……排出路、１０……注出口、
１１……吸引口。
は第１図−線における断面図、第３図は−
線における断面図である。 １……カテーテル本体、２……隔壁膜、３……
造影剤注入路、４……排出路、１０……注出口、
１１……吸引口。
Claims (1)
- 造影剤と排泄物を注排出する直腸カテーテルに
於いて、カテーテル本体内に造影剤注入路と、排
泄物・注腸後の造影剤等の腸内物の排出路とを先
端まで連通することなく区画して別路として設け
たことを特徴とする直腸カテーテル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14080587U JPH0315078Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14080587U JPH0315078Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446054U JPS6446054U (ja) | 1989-03-22 |
| JPH0315078Y2 true JPH0315078Y2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=31405314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14080587U Expired JPH0315078Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0315078Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0630204Y2 (ja) * | 1990-09-17 | 1994-08-17 | 重信 高根 | 直腸カテーテル |
| JPH0644436Y2 (ja) * | 1991-09-07 | 1994-11-16 | 重信 高根 | カテーテル |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP14080587U patent/JPH0315078Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446054U (ja) | 1989-03-22 |
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