JP3477398B2 - 直腸カテーテル及び造影剤注腸装置 - Google Patents
直腸カテーテル及び造影剤注腸装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、直腸・腸の検査の
為に、直腸・胃腸内に造影剤を注入し、又は注入した造
影剤又は腸内物（排泄物）を排出するために使用される
直腸カテーテル及び造影剤注腸装置に関する。
為に、直腸・胃腸内に造影剤を注入し、又は注入した造
影剤又は腸内物（排泄物）を排出するために使用される
直腸カテーテル及び造影剤注腸装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の直腸カテーテルは、先端を開口し
た細長の筒体内に、造影剤注入路と、腸内に空気を送っ
て腸を空気で膨らませる空気注入路と、腸内物（便や注
入された造影剤）を排出する腸内物排出路との３つの注
排路を独立した通路として有し、先端の開口から造影剤
・空気を注出し、又同開口から腸内物を吸引して外部に
排出している。近年より高いＸ線撮影の為に濃度をかえ
た造影剤を注入することが好ましいとされているが、従
来の直腸カテーテルでは一つの濃度・成分の造影剤を選
んで注入せねばならず、Ｘ線撮影の結果がよくない場合
に別の濃度・成分のものを注腸するには使用中に別の造
影剤圧送装置又は造影剤に接続し直す必要があり、手間
時間がかかるものであった。又濃度を使用中に変更する
ことは難しいことであった。又造影剤の他に薬剤を注入
することも難しいものであった。
た細長の筒体内に、造影剤注入路と、腸内に空気を送っ
て腸を空気で膨らませる空気注入路と、腸内物（便や注
入された造影剤）を排出する腸内物排出路との３つの注
排路を独立した通路として有し、先端の開口から造影剤
・空気を注出し、又同開口から腸内物を吸引して外部に
排出している。近年より高いＸ線撮影の為に濃度をかえ
た造影剤を注入することが好ましいとされているが、従
来の直腸カテーテルでは一つの濃度・成分の造影剤を選
んで注入せねばならず、Ｘ線撮影の結果がよくない場合
に別の濃度・成分のものを注腸するには使用中に別の造
影剤圧送装置又は造影剤に接続し直す必要があり、手間
時間がかかるものであった。又濃度を使用中に変更する
ことは難しいことであった。又造影剤の他に薬剤を注入
することも難しいものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、直腸カテ
ーテルを使用中に濃度の異なった造影剤を注入できる、
又は適切な濃度に変更して造影剤を注入できる、あるい
は別の薬剤を注入できるという直腸カテーテルを提供す
ることにある。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、直腸カテ
ーテルを使用中に濃度の異なった造影剤を注入できる、
又は適切な濃度に変更して造影剤を注入できる、あるい
は別の薬剤を注入できるという直腸カテーテルを提供す
ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） 造影剤注入路と腸内物排出路とを内部に設け、更
に内部に空気注入路でない予備通路を設け、前記各路を
外部チューブと接続できるようにした直腸カテーテルを
備え、同直腸カテーテル内の造影剤注入路を第１外部チ
ューブに接続するとともに同第１外部チューブを造影剤
を圧送する第１造影剤圧送装置に接続し、又直腸カテー
テルの予備通路を第２外部チューブに接続するとともに
同第２外部チューブを造影剤を圧送する第２造影剤圧送
装置に接続し又直腸物排出路を排出チューブに接続し、
同排出チューブを吸引排出装置に接続した造影剤注腸装
置 ２） 第１外部チューブと第２外部チューブとの途中を
切換弁を介して連通させた前記１）記載の造影剤注腸装
置 ３） 第１造影剤圧送装置が圧送する造影剤と、第２造
影剤圧送装置が圧送する造影剤との造影剤濃度を異なる
ようにした前記１）又は２）記載の造影剤注腸装置 ４） 造影剤注入路と腸内物排出路とを内部に備えた直
腸カテーテルに於いて、内部に空気注入路でない予備通
路を設け、直腸カテーテルの前記各路を外部チューブと
接続できるようにし、直腸カテーテルの予備通路を造影
剤でない他の薬剤の注入路とした直腸カテーテルにあ
る。
発明の構成は、 １） 造影剤注入路と腸内物排出路とを内部に設け、更
に内部に空気注入路でない予備通路を設け、前記各路を
外部チューブと接続できるようにした直腸カテーテルを
備え、同直腸カテーテル内の造影剤注入路を第１外部チ
ューブに接続するとともに同第１外部チューブを造影剤
を圧送する第１造影剤圧送装置に接続し、又直腸カテー
テルの予備通路を第２外部チューブに接続するとともに
同第２外部チューブを造影剤を圧送する第２造影剤圧送
装置に接続し又直腸物排出路を排出チューブに接続し、
同排出チューブを吸引排出装置に接続した造影剤注腸装
置 ２） 第１外部チューブと第２外部チューブとの途中を
切換弁を介して連通させた前記１）記載の造影剤注腸装
置 ３） 第１造影剤圧送装置が圧送する造影剤と、第２造
影剤圧送装置が圧送する造影剤との造影剤濃度を異なる
ようにした前記１）又は２）記載の造影剤注腸装置 ４） 造影剤注入路と腸内物排出路とを内部に備えた直
腸カテーテルに於いて、内部に空気注入路でない予備通
路を設け、直腸カテーテルの前記各路を外部チューブと
接続できるようにし、直腸カテーテルの予備通路を造影
剤でない他の薬剤の注入路とした直腸カテーテルにあ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の直腸カテーテルは、造影
剤注入路、空気注入路、腸内物排出路の３つの通路に予
備通路を設けて４通路を普通の形態とする。又予備通路
は濃度・成分を異にする造影剤か又は他の薬剤の通路と
する。腸内物排出路以外の通路はシリコンゴム、又はゴ
ム製のカテーテル本体内に独立したチューブで形成する
のが実用的である。本発明の造影剤注腸装置の第１と第
２の外部チューブ途中を連通した分岐点に流量調整でき
る切換弁を設けると、二つの濃度・成分の造影剤の混合
比率を変えた造影剤を腸内に注入できる。
剤注入路、空気注入路、腸内物排出路の３つの通路に予
備通路を設けて４通路を普通の形態とする。又予備通路
は濃度・成分を異にする造影剤か又は他の薬剤の通路と
する。腸内物排出路以外の通路はシリコンゴム、又はゴ
ム製のカテーテル本体内に独立したチューブで形成する
のが実用的である。本発明の造影剤注腸装置の第１と第
２の外部チューブ途中を連通した分岐点に流量調整でき
る切換弁を設けると、二つの濃度・成分の造影剤の混合
比率を変えた造影剤を腸内に注入できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。本実施例の直腸カテーテルは、カテーテル本体内の
造影剤注入路、予備通路及び空気注入路をチューブとし
て設け、予備通路を第２の造影剤注入路として使用す
る。又造影剤注入路と予備通路を第１外部チューブ、第
２外部チューブにそれぞれ接続し、第１と第２の外部チ
ューブの間に連通路を設けるとともに、その分岐点に切
換弁を設け、二つの濃度の違う造影剤が選択的に切換え
られるようにした造影剤注腸装置の例である。図１は、
実施例の造影剤注腸装置を示す説明図である。図２は、
実施例の直腸カテーテルを示す縦断面図である。図３
は、図２のＡ−Ａ断面図である。図４は、他の実施例の
造影剤注腸装置を示す説明図である。図中、Ａ，Ｃは実
施例の造影剤注腸装置、Ｂは実施例の直腸カテーテル、
Ｄは直腸、Ｅは肛門、１は直腸カテーテルＢの先端開
口、２は細長の筒状のシリコンゴム製の直腸カテーテル
本体、３は同直腸カテーテル本体２内の内部空間である
腸内物排出路、４は直腸カテーテルＢ内のチューブを用
いた造影剤注入路、５は直腸カテーテルＢのチューブを
用いた空気圧送路、６はチューブを用いた予備通路、７
は肛門に密着させるための２個のバルーン、８は直腸カ
テーテルＢの基端に設けた各路の接続部、９はバルーン
７の空気注入管、１０は腸内排出路３と接続部８で接続
された排出チューブ、１１は排出チューブ端に設けた排
泄物収納容器、１２は排出チューブ途中に設けたスクイ
ズ式吸引ポンプ、１３は造影剤注入路４と接続部８で接
続される第１外部チューブ、１４は予備通路６と接続部
８で接続される第２外部チューブ、１５は第１の造影剤
容器、１６は第１外部チューブ１３の途中に設けたスク
イズ式の圧送ポンプ、１７は第１の造影剤と濃度を異に
した第２の造影剤容器、１８は第２外部チューブ１４の
途中に設けたスクイズ式の圧送ポンプ、１９は第１と第
２の外部チューブ１３，１４を連通する連通路、２０，
２１は同連通路と第１，２の外部チューブ１３，１４と
の分岐点に設けた切換弁、２２は空気を空気圧送路５へ
送る空気圧送ポンプ、２３は同空気圧送ポンプ２２と空
気圧送路５とを接続する空気圧送チューブ、２４は薬剤
注入ポンプ、２５は薬剤容器、２６は薬剤圧送ポンプで
ある。この実施例では、肛門Ｅに直腸カテーテルＢを挿
入し、バルーン７を膨らませて水密状に固定する。その
後第１の造影剤を注腸するときは、切換弁２０を第１造
影剤容器側と第１外部チューブ１３側とが連通するよう
にし、次にスクイズ式の造影剤圧送ポンプ１６を作動さ
せ、第１の造影剤容器１７から通常濃度の造影剤を吸引
するように第１外部チューブ１３へ送り出し、直腸カテ
ーテルＢの造影剤注入路４を経て、その先端開口１から
直腸内に注出される。次に、濃度を異にする第２の造影
剤を注腸したいときは、第１の切換弁２０を閉じ、第２
の切換弁２１を開いて第２の圧送ポンプ１８を作動させ
ると、第２の造影剤が第２の造影剤容器１７から第２外
部チューブ１４へ送られて、直腸カテーテルＢの予備通
路６を経て先端開口１から直腸Ｄ内へ注出される。又濃
度を異にする造影剤を同時に送り込むときは、圧送ポン
プ１６，１８を同時に作動させ切換弁２０，２１をそれ
ぞれの外部チューブ側へ接続することで、２つの造影剤
を同時に先端開口１から注出し直腸内で混合して充填す
る。又は切換弁２０，２１を適度な開度にして連通路１
９と第１，第２外部チューブ１３，１４を接続すれば、
適度な混合比で連通路１９を介してチューブ内で混合し
ながら直腸カテーテルＢに圧送して先端開口１から注出
する。直腸内に、空気を送って直腸を空気で膨らますと
きは、空気圧送ポンプ２２を作動させ、空気を空気圧送
チューブ２３，空気圧送路４を経て先端開口１から空気
を吐出して直腸Ｄを空気で膨らませる。注入した造影剤
又は腸内排泄物を排出するときは、吸引ポンプ１２を作
動させ、排出チューブ１０内を負圧にして腸内の造影剤
・腸内排泄物を直腸カテーテルＢの先端開口１から吸引
し、直腸カテーテルＢ内の腸内物排出路３と排出チュー
ブ１０を経て排泄物収納容器１１内に収容する。このよ
うに、本実施例では、通常の造影剤と、濃度を異にする
造影剤を選択的に注腸できる。又は同時にチューブ内で
混合させながら、又は先端開口から注出して混合させて
異なった濃度の、又は異なった成分の造影剤を混合して
注腸できる。図４で示す実施例の造影剤注腸装置Ｃは、
実施例１において第２の造影剤にかえて予備通路から造
影剤でない別の薬剤を直腸に注入するときに使用するも
のである。直腸カテーテルを使用しているときに直腸へ
の薬剤の注入は直腸カテーテルで肛門Ｅ部分が閉鎖され
ていたが、予備通路を用いれば直腸カテーテルで造影剤
を注排しながらでも同時に薬剤の注入が行える。構成・
作動は前記実施例の第２の造影剤が薬剤に変わるだけで
薬剤容器２５から薬剤圧送ポンプ２６が薬剤を薬剤注入
チューブ２４へ送り込んで直腸カテーテルＢの予備通路
６へ通って先端開口１から直腸Ｄへ薬剤を注入するもの
であり、他は実施例１と同様である。
る。本実施例の直腸カテーテルは、カテーテル本体内の
造影剤注入路、予備通路及び空気注入路をチューブとし
て設け、予備通路を第２の造影剤注入路として使用す
る。又造影剤注入路と予備通路を第１外部チューブ、第
２外部チューブにそれぞれ接続し、第１と第２の外部チ
ューブの間に連通路を設けるとともに、その分岐点に切
換弁を設け、二つの濃度の違う造影剤が選択的に切換え
られるようにした造影剤注腸装置の例である。図１は、
実施例の造影剤注腸装置を示す説明図である。図２は、
実施例の直腸カテーテルを示す縦断面図である。図３
は、図２のＡ−Ａ断面図である。図４は、他の実施例の
造影剤注腸装置を示す説明図である。図中、Ａ，Ｃは実
施例の造影剤注腸装置、Ｂは実施例の直腸カテーテル、
Ｄは直腸、Ｅは肛門、１は直腸カテーテルＢの先端開
口、２は細長の筒状のシリコンゴム製の直腸カテーテル
本体、３は同直腸カテーテル本体２内の内部空間である
腸内物排出路、４は直腸カテーテルＢ内のチューブを用
いた造影剤注入路、５は直腸カテーテルＢのチューブを
用いた空気圧送路、６はチューブを用いた予備通路、７
は肛門に密着させるための２個のバルーン、８は直腸カ
テーテルＢの基端に設けた各路の接続部、９はバルーン
７の空気注入管、１０は腸内排出路３と接続部８で接続
された排出チューブ、１１は排出チューブ端に設けた排
泄物収納容器、１２は排出チューブ途中に設けたスクイ
ズ式吸引ポンプ、１３は造影剤注入路４と接続部８で接
続される第１外部チューブ、１４は予備通路６と接続部
８で接続される第２外部チューブ、１５は第１の造影剤
容器、１６は第１外部チューブ１３の途中に設けたスク
イズ式の圧送ポンプ、１７は第１の造影剤と濃度を異に
した第２の造影剤容器、１８は第２外部チューブ１４の
途中に設けたスクイズ式の圧送ポンプ、１９は第１と第
２の外部チューブ１３，１４を連通する連通路、２０，
２１は同連通路と第１，２の外部チューブ１３，１４と
の分岐点に設けた切換弁、２２は空気を空気圧送路５へ
送る空気圧送ポンプ、２３は同空気圧送ポンプ２２と空
気圧送路５とを接続する空気圧送チューブ、２４は薬剤
注入ポンプ、２５は薬剤容器、２６は薬剤圧送ポンプで
ある。この実施例では、肛門Ｅに直腸カテーテルＢを挿
入し、バルーン７を膨らませて水密状に固定する。その
後第１の造影剤を注腸するときは、切換弁２０を第１造
影剤容器側と第１外部チューブ１３側とが連通するよう
にし、次にスクイズ式の造影剤圧送ポンプ１６を作動さ
せ、第１の造影剤容器１７から通常濃度の造影剤を吸引
するように第１外部チューブ１３へ送り出し、直腸カテ
ーテルＢの造影剤注入路４を経て、その先端開口１から
直腸内に注出される。次に、濃度を異にする第２の造影
剤を注腸したいときは、第１の切換弁２０を閉じ、第２
の切換弁２１を開いて第２の圧送ポンプ１８を作動させ
ると、第２の造影剤が第２の造影剤容器１７から第２外
部チューブ１４へ送られて、直腸カテーテルＢの予備通
路６を経て先端開口１から直腸Ｄ内へ注出される。又濃
度を異にする造影剤を同時に送り込むときは、圧送ポン
プ１６，１８を同時に作動させ切換弁２０，２１をそれ
ぞれの外部チューブ側へ接続することで、２つの造影剤
を同時に先端開口１から注出し直腸内で混合して充填す
る。又は切換弁２０，２１を適度な開度にして連通路１
９と第１，第２外部チューブ１３，１４を接続すれば、
適度な混合比で連通路１９を介してチューブ内で混合し
ながら直腸カテーテルＢに圧送して先端開口１から注出
する。直腸内に、空気を送って直腸を空気で膨らますと
きは、空気圧送ポンプ２２を作動させ、空気を空気圧送
チューブ２３，空気圧送路４を経て先端開口１から空気
を吐出して直腸Ｄを空気で膨らませる。注入した造影剤
又は腸内排泄物を排出するときは、吸引ポンプ１２を作
動させ、排出チューブ１０内を負圧にして腸内の造影剤
・腸内排泄物を直腸カテーテルＢの先端開口１から吸引
し、直腸カテーテルＢ内の腸内物排出路３と排出チュー
ブ１０を経て排泄物収納容器１１内に収容する。このよ
うに、本実施例では、通常の造影剤と、濃度を異にする
造影剤を選択的に注腸できる。又は同時にチューブ内で
混合させながら、又は先端開口から注出して混合させて
異なった濃度の、又は異なった成分の造影剤を混合して
注腸できる。図４で示す実施例の造影剤注腸装置Ｃは、
実施例１において第２の造影剤にかえて予備通路から造
影剤でない別の薬剤を直腸に注入するときに使用するも
のである。直腸カテーテルを使用しているときに直腸へ
の薬剤の注入は直腸カテーテルで肛門Ｅ部分が閉鎖され
ていたが、予備通路を用いれば直腸カテーテルで造影剤
を注排しながらでも同時に薬剤の注入が行える。構成・
作動は前記実施例の第２の造影剤が薬剤に変わるだけで
薬剤容器２５から薬剤圧送ポンプ２６が薬剤を薬剤注入
チューブ２４へ送り込んで直腸カテーテルＢの予備通路
６へ通って先端開口１から直腸Ｄへ薬剤を注入するもの
であり、他は実施例１と同様である。
【０００７】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば直腸カテー
テル間に予備通路を設けたことで、濃度・成分を異にす
る造影剤を使用中に切換えて使用でき、又は混合して注
出することができる。又薬剤の通路として予備通路を使
用でき、造影剤を注腸しながら薬剤をも同時に注腸でき
るものとなった。
テル間に予備通路を設けたことで、濃度・成分を異にす
る造影剤を使用中に切換えて使用でき、又は混合して注
出することができる。又薬剤の通路として予備通路を使
用でき、造影剤を注腸しながら薬剤をも同時に注腸でき
るものとなった。
【図１】実施例の造影剤注腸装置を示す説明図である。
【図２】実施例の直腸カテーテルを示す縦断面図であ
る。
る。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】他の実施例の造影剤注腸装置を示す説明図であ
る。
る。
Ａ，Ｃ 造影剤注腸装置
Ｂ 直腸カテーテル
Ｄ 直腸
Ｅ 肛門
１ 先端開口
２ 直腸カテーテル本体
３ 腸内物排出路
４ 造影剤注入路
５ 空気圧送路
６ 予備通路
７ バルーン
８ 接続部
９ 空気注入管
１０ 排出チューブ
１１ 排泄物収納容器
１２ 吸引ポンプ
１３ 第１外部チューブ
１４ 第２外部チューブ
１５ 第１の造影剤容器
１６ 圧送ポンプ
１７ 第２の造影剤容器
１８ 圧送ポンプ
１９ 連通路
２０，２１ 切換弁
２２ 空気圧送ポンプ
２３ 空気圧送チューブ
２４ 薬剤注入チューブ
２５ 薬剤容器
２６ 薬剤圧送ポンプ
Claims (4)
- 【請求項１】 造影剤注入路と腸内物排出路とを内部に
設け、更に内部に空気注入路でない予備通路を設け、前
記各路を外部チューブと接続できるようにした直腸カテ
ーテルを備え、同直腸カテーテル内の造影剤注入路を第
１外部チューブに接続するとともに同第１外部チューブ
を造影剤を圧送する第１造影剤圧送装置に接続し、又直
腸カテーテルの予備通路を第２外部チューブに接続する
とともに同第２外部チューブを造影剤を圧送する第２造
影剤圧送装置に接続し又直腸物排出路を排出チューブに
接続し、同排出チューブを吸引排出装置に接続した造影
剤注腸装置。 - 【請求項２】 第１外部チューブと第２外部チューブと
の途中を切換弁を介して連通させた請求項１記載の造影
剤注腸装置。 - 【請求項３】 第１造影剤圧送装置が圧送する造影剤
と、第２造影剤圧送装置が圧送する造影剤との造影剤濃
度を異なるようにした請求項１又は２記載の造影剤注腸
装置。 - 【請求項４】 造影剤注入路と腸内物排出路とを内部に
備えた直腸カテーテルに於いて、内部に空気注入路でな
い予備通路を設け、直腸カテーテルの前記各路を外部チ
ューブと接続できるようにし、直腸カテーテルの予備通
路を造影剤でない他の薬剤の注入路とした直腸カテーテ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16776899A JP3477398B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 直腸カテーテル及び造影剤注腸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16776899A JP3477398B2 (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | 直腸カテーテル及び造影剤注腸装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000354634A JP2000354634A (ja) | 2000-12-26 |
| JP3477398B2 true JP3477398B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=15855751
Family Applications (1)
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