JPH03150044A - 液封式電動機 - Google Patents

液封式電動機

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JPH03150044A
JPH03150044A JP28846689A JP28846689A JPH03150044A JP H03150044 A JPH03150044 A JP H03150044A JP 28846689 A JP28846689 A JP 28846689A JP 28846689 A JP28846689 A JP 28846689A JP H03150044 A JPH03150044 A JP H03150044A
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JP
Japan
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shaft
sleeve bearings
rotor
lower sleeve
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP28846689A
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English (en)
Inventor
Takuya Shibata
拓也 柴田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液封式電動機に係り、特に回転子の軸を支持
するスリーブ軸受の潤滑に関するものである。
[従来の技術] 第2図は従来のキャンド形の液封式電動機を示す断面図
である。図において、(1)は筒状のフレーム、(2)
はフレーム(1)の内周に固定された固定子、(3)は
固定子(2)の内周に配置された筒状のキャン、(4)
及び(5)はキャン(3)とフレーム(1)の両端に夫
々水密に結合された上部ツバ及び下部ツバ(8)、<7
)は上部ツバ(4)、下部ツバ(5)に結合された上部
ブラケット及び下部ブラケット、(8)及び(9)は上
部ブラケット(B)及び下部ブラケット(7)に夫々嵌
合された上部スリーブ軸受及び下部スリーブ軸受、(8
a) 、 (9a)は上部スリーブ軸受(8)及び下部
スリーブ軸受け(9)の内面に夫々設けられたラセン溝
、(lO)及び(11)はこれらスリーブ軸受(8) 
、 (9)の両端に跨がって、上部ブラケット(6)及
び下部ブラケット(7)に夫々形成された連通溝である
。(12)は回転子、(13)は上部スリーブ軸受(8
)と下部スリーブ軸受(9)に支持された回転子の軸、
(14)は上部ブラケット(8)に配置され、回転子(
12)の軸(13)を封止する軸封装置、(15)は下
部ブラケット(7)の一端に結合されたスラストケース
であり、スラスト軸受け(18)を支持している。又、
スラストケース(15)には、連通穴(17)が形成さ
れており、スラストケース(15)に設けられたダイヤ
フラム(18)により、キャン(3)の内側に封入され
た潤滑油(A)の圧力調整を行っている。(19)は固
定子(2)に給電するための給電ケーブルであり、固定
子(2)の周囲には絶縁油(B)が封入されている。x
軸(13)には回転子(12)のバランスを調整するた
めのバランスリング(20a) 。
(20b)が備えられている。
従来の液封式電動機は上記のように構成され、給電ケー
ブル(19)より固定子(2)に給電され、回転子(1
2)が回転し、軸(13)に連結されたボンブ等の負荷
が駆動されることは周知の通りである。
ところで、軸(13)を回転自由に摺動支持する上部及
び下部スリーブ軸受(8)、 (9)は、封入液である
潤滑油(A)が水等のように粘性が低い場合は自己潤滑
性のよいカーボン材料が使用されることが多い。ここで
カーボンの自己潤滑性とは、回転する軸と回転しない軸
受が接触した場合に、軸受を構成するカーボンの粒子が
脱落し、接触面に潤滑剤として入り込むため流体の潤滑
膜が切れても、スムーズな潤滑が行なわれるものである
。そして、潤滑油(A)の粘性が低い程流体の潤滑膜が
切れやすく、軸(13)と上部及び下部スリーブ軸受(
8)。
(9)の接触が増えてカーボン粒子の脱落が多くなる。
この脱落したカーボン粒子は上部及び下部スリーブ軸受
(8) 、 (9)の内面に設けられたラセン溝(8a
) 、 (9a)の回転に伴い生ずる軸方向の潤滑油(
A)の流れにより上部及び下部スリーブ軸受(8)。
(9)の外へ排出される。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の液封式電動機では回転子(12)の
軸(13)が上部及び下部スリーブ軸受(8)。
(9)で摺動支持され、軸(13)とこれらスリーブ軸
受(8)、(9)  [以下[軸受部」という]の隙間
には封入された潤滑油(A)が存在するが、潤滑油(A
)の粘度が低い程、軸受部の隙間にある潤滑油(轟)の
潤滑膜が切れやすく、軸(13)とこれらスリーブ軸受
(8) 、 (9)の接触が増えてカーボン粒子の脱落
が多くなる。そして、その脱落したカーボンの粒子は潤
滑油(A)の潤滑膜内に混入され、軸受部の隙間内にカ
ーボンの粒子があると、摩擦損失の増加に伴う温度上昇
及び脱落したカーボンの粒子の研磨作用による軸受部の
摩耗の促進を生ずるので、出来るだけ速やかに軸受部の
外へ排出してやることが望ましい。そこで、従来は上部
及び下部スリーブ軸受(8)、(9)の内面に設けられ
たラセン溝(8a) 、(9a)の回転に伴い生ずる軸
受方向の潤滑油(A)の流れによって脱落したカーボン
の粒子を軸受部の隙間から外部に排出するようにしてい
た。
しかし、上部スリーブ軸受(8)及び下部スリーブ軸受
(9)の内面に夫々ラセン溝(8a) 、 (9a)が
あることにより、これらスリーブ軸受(8) 、 (9
)の軸受負荷容量は大幅に低下するため、ラセン溝(8
a)。
(73)のない場合に対してこれらスリーブ軸受(B)
(9)の軸受長さを1.5〜2倍にし、軸受負荷容量を
確保する必要があり、大形化するという問題点があった
本発明はかかる課題を解決するためになされたもので、
カーボンの粒子の排出を促進して軸受部における摩耗の
低減を図り、軸受負荷容量の低下を防止し、小形の軸受
部を有する液封式電動機を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る液封式電動機は回転子の軸で上部及び下部
スリーブ軸受側方位置に夫々上部及び下部スリーブ軸受
と回転子の軸との隙間にある潤滑油を吸い込む羽根車を
設けるように構成したものである。
[作 用] 本発明においては、回転子の軸で上部及び下部スリーブ
軸受側方位置に夫々設けた羽根車が回転子の軸と共に回
転して上部及び下部スリーブ軸受と回転子の軸との隙間
にある潤滑油を吸い込むから、その隙間にある潤滑油は
その一端側から排出され、他端側からは新たに潤滑油が
流入して循環させられ、上部及び下部スリーブ軸受が強
制潤滑させられる。また、潤滑油中に含まれる自己潤滑
作用により脱落したカーボンの粒子も隙間から外部に排
出される。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の回転子周辺部分を示す断面
図で、他の構成は従来例と同一であるので、他の構成の
図面は省略されている。図において、(B) 、 (7
)は上部ブラケット及び下部ブラケットで、従来設けら
れていた連通溝(10)、(11)はないものである。
(+1) 、 (9)は上部スリーブ軸受及び下部スリ
ーブ軸受、(12)は回転子、(■3)は回転子(12
)の軸、(21a) 、 (21b)は上部スリーブ軸
受及び下部スリーブ軸受(+1)、(9)と回転子(1
2)の軸(13)との隙間の潤滑油(A)を吸い込む羽
根車付きバランスリングで、上部スリーブ軸受及び下部
スリーブ軸受(8)、(9)側方位置に設けられている
。(22)。
(23)は上部ブラケット及び下部ブラケット(B)。
(7)の外周面側と内周面側とを連通させる連通穴で、
これらブラケット(6) 、 (7)の外端部に設けら
れている。
上記のように構成された液封式電動機においては、回転
子(12)の軸(13)に設けられ、軸(13)と共に
回転する羽根車付きバランスリング(21a) 、 (
21b)は上部スリーブ軸受及び下部スリーブ軸受(8
) 、 (9)と軸(13)との隙間にある潤滑油(A
)を吸い込む。
そして、第1図に矢印で示すように隙間にある潤滑油(
A)はその隙間の一端側から排出され、上部スリーブ軸
受及び下部スリーブ軸受(8)、(9)の外周面と上部
ブラケット及び下部ブラケット(6)、(7)の間に形
成される間隙をそれぞれ通り、上部ブラケット及び下部
ブラケット(6)、(7)に夫々設けられた連通穴(2
2)、(23)を経て上部ブラケット及び下部ブラケッ
ト(6)、(7)内に入り、これらブラケット(6)、
(7)内に入った潤滑油(A)は再び上部スリーブ軸受
及び下部スリーブ軸受(8)、(9)と軸(13)との
隙間にその他端側から入って循環させられ、強制潤滑を
行う。従って、これらスリーブ軸受(8)、(9)の潤
滑性が向上する。なお、これらブラケット(6) 、(
7)と羽根車付きバランスリング(21a)、(21b
)とは、第1図に矢印で示す潤滑油(A)の流れの漏れ
を少なくするために両者が形成する隙間が極くわずかと
なるように構成されている。これらスリーブ軸受(8)
 、 (9)と軸(■3)との隙間から排出された潤滑
油(A)中に含まれる自己潤滑作用により脱落したカー
ボンの粒子もその隙間の一端側から強制的に排出される
。排出されたカーボンの粒子は、その後これらブラケッ
ト(6)6(7)内に入ったときに潤滑油(A)中に拡
散するため、再びこれらスリーブ軸受(8) 、 (9
)と回転子(13)の軸(3)との隙間に入ることはな
くなる。従って、これらスリーブ軸受(8) 、(9)
と軸(13)との隙間にカーボンの粒子がたまることは
なくなり、摩擦損失の増加に伴う温度の上昇とカーボン
の粒子の研磨作用による上部スリーブ軸受及び下部スリ
ーブ軸受(4) 、 (9)の摩耗の促進が防止される
また、上部スリーブ軸受は及び下部スリーブ軸受(8)
 、 (9)の内面には、従来設けられていたラセン溝
もないことから、これらスリーブ軸受(8)、(9)の
製作が容易になると共にラセン溝による軸受負荷容量の
低下もなくなってこれらスリーブ軸受(8)、(9)を
小形化することができる。
なお、この実施例では羽根車付きバランスリンング(2
1a) 、 (21b)とし、バランスリングと羽根車
とを一体化したものが軸(13)に設けられているが、
バランスリングと羽根車とを別体として別々に軸(■3
)に設けるようにしてもよいことはいうまでもない。
また、上部ブラケット及び下部ブラケット(6)。
(7)に夫々設けられた連通穴(21) 、 (22)
にフィルターを設けるようにすれば、一旦排出されたカ
ーボンの粒子が再びこれらスリーブ軸受(8)、(9)
と軸(13)との隙間に入らないようにすることが効果
的に防止される。
更に、この実施例では、上部及び下部スリーブ軸受(1
1) 、 (9)がカーボンで形成されている場合の効
果を述べたが、カーボン粒子以外の脱落のない材料で形
成された場合にも、これらスリーブ軸受と軸との隙間で
潤滑油の停滞がなくなり、潤滑性が向上し、温度上昇の
抑制に効果があることは勿論である。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、回転子の軸で上部及び
下部スリーブ軸受側方位置に夫々設けた羽根車が回転子
の軸と共に回転して上部及びスリーブ軸受と回転子の軸
との隙間にある潤滑油を吸い込み、その隙間にある潤滑
油をその一端から排出し、他端側から新たに流入させる
ようにして強制潤滑し、潤滑油中に含まれる自己潤滑作
用により脱落した粒子も外部に排出されるようにしたの
で、これらスリーブ軸受の潤滑性が向上し、摩擦損失の
増加に伴う温度上昇と粒子の研磨作用によるスリーブ軸
受の摩耗の促進が防止され、信頼性の高いスリーブ軸受
が得られるという効果がある。
また、これらスリーブ軸受には従来のようなララセン溝
もないので、これらスリーブ軸受の製作が容易になると
共に軸受負荷容量の低下もなくなってこれらスリーブ軸
受を小形化できるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の回転子周辺部分を示す断
面図、第2図は従来の液封式電動機を示す断面図である
。 図において、(6)は上部ブラケット、(7)は下部ブ
ラケット、(8)は上部スリーブ軸受、(9)は下部ス
リーブ軸受、(12)は回転子、(13)は軸、(21
8)、(21b)は羽根車付きバランスリング、(A)
は潤滑油である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フレームの内周に固定子を固定し、固定子の内周にキャ
    ンを配置し、フレームとキャンの両端に上部ツバ及び下
    部ツバを夫々水密に結合し、上部ツバと下部ツバに上部
    ブラケットと下部ブラケットを夫々結合し、上部ブラケ
    ットと下部ブラケットに夫々嵌合された上部スリーブ軸
    受と下部スリーブ軸受に回転子の軸を支持させ、上部ブ
    ラケットと下部ブラケットとを夫々封止し、キャン内に
    潤滑油を封入した液封式電動機において、上記回転子の
    軸で上部及び下部スリーブ軸受側方位置に夫々上部及び
    下部スリーブ軸受と回転子の軸との隙間にある潤滑油を
    吸い込む羽根車を設けたことを特徴とする液封式電動機
JP28846689A 1989-11-06 1989-11-06 液封式電動機 Pending JPH03150044A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28846689A JPH03150044A (ja) 1989-11-06 1989-11-06 液封式電動機

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JP28846689A JPH03150044A (ja) 1989-11-06 1989-11-06 液封式電動機

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JPH03150044A true JPH03150044A (ja) 1991-06-26

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ID=17730573

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JP28846689A Pending JPH03150044A (ja) 1989-11-06 1989-11-06 液封式電動機

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JP (1) JPH03150044A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6152127A (ja) * 1984-08-22 1986-03-14 Hitachi Ltd 軸受装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6152127A (ja) * 1984-08-22 1986-03-14 Hitachi Ltd 軸受装置

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