JPH0314996Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314996Y2 JPH0314996Y2 JP1986009695U JP969586U JPH0314996Y2 JP H0314996 Y2 JPH0314996 Y2 JP H0314996Y2 JP 1986009695 U JP1986009695 U JP 1986009695U JP 969586 U JP969586 U JP 969586U JP H0314996 Y2 JPH0314996 Y2 JP H0314996Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- cover body
- cover
- ears
- opening
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 4
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 45
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 45
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 45
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 13
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- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、田圃の周囲に立設した稲杭に刈り取
つた稲穂を掛けて天日乾燥をする際、稲穂が雨に
当るのを防ぐための稲杭用カバーに関する。
つた稲穂を掛けて天日乾燥をする際、稲穂が雨に
当るのを防ぐための稲杭用カバーに関する。
秋の収穫期を迎えて熟した稲穂は、刈り取られ
て稲束にされ稲杭に掛けられ、そこで天日乾燥し
た後、稲扱・脱穀・精米という過程を経て白米と
なるものである。
て稲束にされ稲杭に掛けられ、そこで天日乾燥し
た後、稲扱・脱穀・精米という過程を経て白米と
なるものである。
ところで、稲束を掛ける稲杭は、通常1本のポ
ール支柱からなり、このポール支柱の側方より略
90゜ずつ角度を変えて下方より順次上方へ稲束を
積み重ねるように差し込んで掛けていくものであ
る。
ール支柱からなり、このポール支柱の側方より略
90゜ずつ角度を変えて下方より順次上方へ稲束を
積み重ねるように差し込んで掛けていくものであ
る。
上記の如き稲杭にあつて、秋の収穫期は比較的
降雨の多い時期でもあるため、天日乾燥中の稲穂
が濡れてしまうことがある。稲穂が雨で濡れると
再度乾燥させるのに長時間を要するのは当然であ
るが、そもそも一度濡らした稲穂からとれる米は
味が低下する問題がある。
降雨の多い時期でもあるため、天日乾燥中の稲穂
が濡れてしまうことがある。稲穂が雨で濡れると
再度乾燥させるのに長時間を要するのは当然であ
るが、そもそも一度濡らした稲穂からとれる米は
味が低下する問題がある。
しかるに、従来より乾燥中の稲穂を降雨より防
ぐ手段は皆無であり、雨の日には濡れるにまかせ
るのが現実であつた。
ぐ手段は皆無であり、雨の日には濡れるにまかせ
るのが現実であつた。
本考案は上記問題に鑑み、短時間で簡単に稲杭
全体を覆うことができるカバーを提供せんとする
ものである。
全体を覆うことができるカバーを提供せんとする
ものである。
本考案は下端を開口とした袋状の不透明合成樹
脂カバー本体であつて、該カバー本体表面に鳥類
を追い払う図柄を表示し、かつ該カバー本体に開
閉自在になる中央開口部と、複数の風抜き孔と、
下端締め付け具とを形成してなる稲杭用カバーで
ある。
脂カバー本体であつて、該カバー本体表面に鳥類
を追い払う図柄を表示し、かつ該カバー本体に開
閉自在になる中央開口部と、複数の風抜き孔と、
下端締め付け具とを形成してなる稲杭用カバーで
ある。
本考案は、全体がポリエチレン・塩化ビニール
等の柔軟性のある合成樹脂製素材で形成されるの
で、使用する前は小さく折り畳んでコンパクトに
収納しておくことができ、降雨時には直ちにこれ
を広げ、中央開口部を開いて稲穂がはみ出さない
よう稲杭全体を覆い、ついで前記の中央開口部を
閉じるとともにカバー下端に設けた紐の如き下端
締め付け具を緊締することによりカバーが稲杭か
ら外れて飛び去るのを防止するものである。風抜
き孔は、カバー内部がむれないよう内部の空気の
換気をする機能がある。
等の柔軟性のある合成樹脂製素材で形成されるの
で、使用する前は小さく折り畳んでコンパクトに
収納しておくことができ、降雨時には直ちにこれ
を広げ、中央開口部を開いて稲穂がはみ出さない
よう稲杭全体を覆い、ついで前記の中央開口部を
閉じるとともにカバー下端に設けた紐の如き下端
締め付け具を緊締することによりカバーが稲杭か
ら外れて飛び去るのを防止するものである。風抜
き孔は、カバー内部がむれないよう内部の空気の
換気をする機能がある。
〔実施例〕
つぎに本考案を図面の実施例について説明す
る。
る。
第1図は本考案の正面図、第2図は同使用状態
の斜視図である。
の斜視図である。
図中符号1はカバー本体であつて、このカバー
本体はポリエチレン、塩化ビニールの如き柔軟性
を有する合成樹脂製のシートを下端開口の袋状に
することにより形成され、このシートの略中央前
部には頂部から下端に至る縦状の中央開口部2が
形成されている。
本体はポリエチレン、塩化ビニールの如き柔軟性
を有する合成樹脂製のシートを下端開口の袋状に
することにより形成され、このシートの略中央前
部には頂部から下端に至る縦状の中央開口部2が
形成されている。
中央開口部2には、ホツク・フアスナー・ベル
ベツト式フアスナーの如き開閉具3が取付けられ
ているので、カバー本体1を稲杭6に被せるとき
は開閉具3を開き、稲杭に被せた後は開閉具3を
閉じることとなる。
ベツト式フアスナーの如き開閉具3が取付けられ
ているので、カバー本体1を稲杭6に被せるとき
は開閉具3を開き、稲杭に被せた後は開閉具3を
閉じることとなる。
前記カバー本体1の下端には、紐などの下端締
め付け具4が取り付けられておりカバー本体を稲
杭に被せた後、この締め付け具を緊締することに
よりカバー本体が風に煽られて稲杭から外れてし
まうのを防止できる。
め付け具4が取り付けられておりカバー本体を稲
杭に被せた後、この締め付け具を緊締することに
よりカバー本体が風に煽られて稲杭から外れてし
まうのを防止できる。
さらにカバー本体の適所には、複数の風抜き孔
5が設けられているので、雨が止んだ後カバー本
体を稲杭に被せたまま放置しておいても内部の稲
穂7がむれることはない。この風抜き孔5は、カ
バー本体の表裏又は左右の如く対称位置に設ける
と風の抜けが良好となり、さらにカバー内部の換
気を万全にするため上下の高さもそれぞれ変化さ
せておくことが好ましい。風抜き孔は必要に応じ
て2〜10個程設けられる。
5が設けられているので、雨が止んだ後カバー本
体を稲杭に被せたまま放置しておいても内部の稲
穂7がむれることはない。この風抜き孔5は、カ
バー本体の表裏又は左右の如く対称位置に設ける
と風の抜けが良好となり、さらにカバー内部の換
気を万全にするため上下の高さもそれぞれ変化さ
せておくことが好ましい。風抜き孔は必要に応じ
て2〜10個程設けられる。
符号8は、稲杭に稲穂を掛ける際に用いる架台
で、最下端の稲穂をこの架台8に載せ、以後は各
稲穂の上に次の稲穂を順次載せていく。
で、最下端の稲穂をこの架台8に載せ、以後は各
稲穂の上に次の稲穂を順次載せていく。
またカバー全体を稲杭に被せた際、稲杭の頂部
より30cm位下方をカバー本体の表面から紐・ベル
ベツト式フアスナーの如き締具で稲杭に、しつか
り固定するとカバー本体が風に煽られなくなるの
で一層便利なものとなる。
より30cm位下方をカバー本体の表面から紐・ベル
ベツト式フアスナーの如き締具で稲杭に、しつか
り固定するとカバー本体が風に煽られなくなるの
で一層便利なものとなる。
カバー本体は、黒・茶等の不透明素材で形成す
るとスズメなどの鳥から稲穂を隠すことができ
る。またカバー本体に目玉の図柄や人間の図柄を
表示して鳥を追い払いようにしてもよい。
るとスズメなどの鳥から稲穂を隠すことができ
る。またカバー本体に目玉の図柄や人間の図柄を
表示して鳥を追い払いようにしてもよい。
本考案は、上記の構成にかかり、急に雨が降り
出した場合には、直ちにカバー本体を広げて稲杭
に被せることにより稲穂が濡れるのを防止するこ
とができ、雨が止んだ後もカバー本体を稲杭に被
せたままにしておいても内部がむれる心配がない
すぐれた効果を具有する。さらに本考案は雨だけ
でなく、露や風から稲穂を保護し、鳥に稲穂を啄
ばまれないよう保護することもできる。
出した場合には、直ちにカバー本体を広げて稲杭
に被せることにより稲穂が濡れるのを防止するこ
とができ、雨が止んだ後もカバー本体を稲杭に被
せたままにしておいても内部がむれる心配がない
すぐれた効果を具有する。さらに本考案は雨だけ
でなく、露や風から稲穂を保護し、鳥に稲穂を啄
ばまれないよう保護することもできる。
また本考案は、反復して何回でも使用すること
ができるが、材料費は安価であるので使い捨てと
しても不経済とはならない特徴がある。
ができるが、材料費は安価であるので使い捨てと
しても不経済とはならない特徴がある。
第1図は本考案の正面図、第2図は同使用状態
の斜視図である。 1……カバー本体、2……中央開口部、3……
開閉具、4……下端締め付け具、5……風抜き
孔、6……稲杭、7……稲穂、8……架台。
の斜視図である。 1……カバー本体、2……中央開口部、3……
開閉具、4……下端締め付け具、5……風抜き
孔、6……稲杭、7……稲穂、8……架台。
Claims (1)
- 下端を開口とした袋状の不透明合成樹脂カバー
本体であつて、該カバー本体表面に鳥類を追い払
う図柄を表示し、かつ該カバー本体に開閉自在に
なる中央開口部と、複数の風抜き孔と、下端締め
付け具とを形成してなる稲杭用カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986009695U JPH0314996Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986009695U JPH0314996Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62122545U JPS62122545U (ja) | 1987-08-04 |
JPH0314996Y2 true JPH0314996Y2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=30795251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986009695U Expired JPH0314996Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0314996Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4811794U (ja) * | 1971-06-19 | 1973-02-09 |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP1986009695U patent/JPH0314996Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4811794U (ja) * | 1971-06-19 | 1973-02-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62122545U (ja) | 1987-08-04 |
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