JPH03149814A - エッチング終点判定方法 - Google Patents

エッチング終点判定方法

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JPH03149814A
JPH03149814A JP28800189A JP28800189A JPH03149814A JP H03149814 A JPH03149814 A JP H03149814A JP 28800189 A JP28800189 A JP 28800189A JP 28800189 A JP28800189 A JP 28800189A JP H03149814 A JPH03149814 A JP H03149814A
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JP
Japan
Prior art keywords
end point
plasma
etching
chamber
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP28800189A
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English (en)
Inventor
Tomohide Shirosaki
友秀 城崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH03149814A publication Critical patent/JPH03149814A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、マグネトロンスパッタエッチング法における
エッチング終点判定方法の改良に関する。
(従来の技術) 従来よりブラスマによるドライエッチングプロセス中で
のエッチング終点を自動的に判定する方法として、特開
昭59−94423号に開示されたエッチング終点判定
方法が知られている。かかる方法は、エッチング反応期
間中のみ光量が特徴的に変化するプラズマ光の光量とエ
ッチング反応時間との関数を2次微分し、該微分値が予
め設定したレベルに達した時点でエッチング終点と判定
するが知られている。具体的には、第4図(A)に示す
時間と発光強度の特性図に基づいてそれらの関数を2次
微分することにより同図(B)に示す時間と微分値との
関係が得られ、零の起点からマイナス側に落ちる時点を
エッチング終点として判定できる。
一方、ドライエッチング装置としてチャンバ内 −番千
被エッチング基板を収納した後、該チャンバにプラズマ
を発生させると共に回転するマグネットからの磁−′場
により前記プラズマを移動して前−記基板上の薄膜を均
一にエッチングすることが可能な?□ )−cy= 六
/<L  、夕ニ一−yf ア□曽ヵ、16ゎ、いる。
しかしながら、上述したマグネトロンスパッタエッチン
グ時の終点を前述した従来法により判定しようとすると
、時間と発光強度との関係は第5図(A)に示すように
発光強度が周期的に変動するため、これを微分した時間
−微分値との関係は同W (B)に示す特性図となり、
エッチング終点を精度よく判定することが困難となる。
(発明が解決りようとする課題)  本発明は、上記従来の課題を解決するためになされた
ものでマグネトロンスパッタエッチング時の終点を精度
よく判定することが可能なエッチング終点判定方法を提
供しようとするものである。
L発明の構成] (alllmを解決するための手段) 本発明は、チャンバ内に被エッチング基板を収納した後
、該チャンバにプラズマを発生させると共に回転するマ
グネットからの磁場により前記プラズマを移動して前記
基板上の薄膜をエッチングするマグネトロンスパッタエ
ッチング法におけるエッチング終点判定方法において、
前記プラズマ中から発光する発光強度を逐次検出し、検
出したデータを前記マグネットにおける回転周期の整数
倍の時間前のデータとの差をそれらデータのサンプリン
グ時間差で微分し、その微分値が予め設定した値に達し
た時点をエッチング終点として判定することを4機とす
るものである。
(作用) 本発明は、チャンバ内に被エッチング基板を収納した後
、該チャンバにプラズマを発生させると共に回転するマ
グネットからの磁場に上り前記プラズマを移動して前記
基板上の薄膜をエッチングする際にチャンバ内のプラズ
マ中から発光する発光強度を逐次検出する。この検出周
期は、演算処理装置の能力の許す範囲で極力短くし、検
出数を多くすることが望ましい。これにより、例えば第
3図(A)に示す時間と電圧(発光強度を光電変換した
電圧値)の関係の特性図が得られる。なお、第3図(A
)において、t1〜t、、は検出時間である。つづいて
、検出したデータを前記マグネットにおける回転周期の
整数倍(例えば第3WI中の検・出時間の倍の値に相当
するマグネットの回転周期)の時間前のデータとの差を
それらデータの検出時間差で微分する。具体的には、検
出時間(N12)に着月するとその検出時のデータであ
る検出値はv12、マグネットの回転周期に相当する時
間前(i t t。でそのデータである検出値はv−l
。であることから、VS2  v、。の値ΔVをt12
を厘・の時間Δtで微分する。この微分操作は、検出時
間(ti〜t2゜)毎に行なう。このような微分操作に
より、第3図(B)に示す時間−微分値との関係が得ら
れ、マグネットの回転に伴う発光強度の変動を解消でき
ため、前記微分値が予め一室した値に達した時点、つま
りエッチング終点のみが強調された微分値(第3WJの
E”点)を求めることによって、基板上の薄膜のエ−ツ
チング終点を極めて精度よく判定することができる。な
お、かかる判定方法においては検出操作の関係から真の
エッチング終点時間(例えば第3図(A)のE点)と微
分値から求めたエッチング終点(第3図(B)のE点)
との間にマグネットにおける回転周期の整数倍(ここで
は回転周期)の時間分の遅れが生じるが、通常、オーバ
ーエッチングを行なっていることから問題とならない。
(実施例)   − 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図は、本実施例で用いるマグネトロンスパッタエッ
チング装置の概略図である。図中の1は真空チャン−バ
である。このチャンバl内には、上部電極2a及び下部
電極板2bが互いにに平行して配置されている。この下
部電極2bには、高周波電源3°が接続されている。ま
た、前記下部電極板2bには図示しない冷却部材が内蔵
されている。なお、前記上部電極2aは接地されている
。また、前記チャンバlの上部には該チャンバl内に発
生させたプラズマを移動させるための偏心回転される1
50ガウスのマグネット4が配置されている。前記チャ
ンバlの側壁にはエッチングガスを該チャンバl内に導
入するためのガス導入管5が連結されている。前記チャ
ンバlの下部には、該チャンバl内を所定の真−空度と
するための排気管Bが連結されいる。更に、前記チャン
バlの側壁には光電変換器7が配置されており、かり該
変換器7のチャンバl側壁側には分光フィルタ 8が取
り付けられている。この光電変換器7は、A/D変換器
9を介してマイクロコンピュータlOに接続されている
つまり、前記チャンバl内で発生させたプラズマ中から
発光する発光強度を前記分光フィルタ8で検出し、その
光を光電変換器9で光電変換し、更にA/D変換器9で
A/D変換してコンピュータ10に出力するようになっ
ている。
次に、上述したマグネトロンスパッタエッチング装置に
よりAl膜をエッチングする際の終点判定方法を説明す
る。
まず、厚さ8400人のAl膜が全面に被覆されたシリ
コン基板11を真空チャンバl内の下部電極2b上に設
置した後、排気管6に連結した図示しない真空ポンプを
作動してチャンバl内のガスを排気した。つづいて、ガ
ス導入管5からCl□及びBCI、をCl 2 / B
 Cl * −30/311sccmとなるうよにチャ
ンバl内に導入し、チャンバl内の圧力を2.0Paと
した後、下部電極2bに高周波電源3から出力150W
% 13.58M HZ高周波電力を印加して電極2a
、2b間にプラズマを発生させると共に、マグネット4
をLOseeの周期で回転させて基板ll上のjl膜の
エッチングを行った。なお、前記エッチング中は前記下
部電極板2bに内蔵された図示しない冷却部材により基
板11が23℃になるように冷却した。こうしたエッチ
ング中においてチャンバl内で発生したプラズマ中から
発光する発光強度を5705ee間隔で分光フィルタ8
により検出し、その光を光電変換器9で光電変換し、更
にA/D変換器9でA/D変換してコンピュータlOに
出力した。
コンピュータlOに入力されたデータにより、第2図(
A)に示す時間とプラズマ中から発光する発光強度に相
関する電圧との関係が得られた。なお、第2図(A)中
のE点はエッチング終点を示す。
また、コンピュータl旧こよりLOsee間隔で検出し
た各データを前記マグネット 4における回転周期(3
,0sec)の時間前のデータとの差をそれらデータの
検出時間差(3,0sec)で微分した値を検出時間に
対応してプロットすることにより第2図(B)に示す時
間−微分値との関係を得た。
第2図(A)、(B)から明らかなように本実施例のエ
ッチング終点の判定方法によれば、マグネット4の回転
に伴う発光強度の変動を解消でき、微分値が予め設定し
た値に達した時点、つまりエッチング終点のみが強調さ
れた微分値(第2図のE°点)を求めることによって、
基板ll上のAl膜のエッチング終点を極めて精度よく
判定できることがわかる。
なお、上記実施例ではAl膜のエッチング終点判定につ
いて説明したが、Al以外の金属、合金、金属シリサイ
ド等のエッチング終点判定にも同様に適用できる。
[発明の効果] 以上詳述した如く、本発明によればマグネトロンスパッ
タエッチング時の終点を精度よく判定することが可能な
エッチング終点判定方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で用いたマグネトロンスバフタ
エツング装置を示す概略図、第2図(A)は実施例にお
けるAl膜のマグネトロンスパッタエッチング時の時間
とプラズマ中から発光する発光強度に相関する電圧との
関係を示す特性図、同図(B)は同図(A)に対応する
時間−微粉値の関係を示す特性図、第3図(A)は本発
明の作用を説明するための薄膜のマグネトロンスパッタ
エッチング工程における時間とプラズマ中から発光する
発光強度に相関する電圧との関係を示 −す特性図、同
図(B)は同図(A)に対応する時間−微粉値の関係を
示す特性図、第4図(A)は通常のスパッタエッチング
における時間と発光強度の関係、を示す特性図、同WJ
(B)は同図(A)に対応する時間−微分値の関係を示
す特性図、第5図(A)はマグネトロンスパッタエッチ
ングにおける時間とプラズマ中から発光する発光強度と
の関係を示す特性図、同図(B)は同図(A)の特性図
に基づいて従来の方法で2次微分することににより得た
時間−微分値の関係を示す特性図である。 l・・・真空チャンバ、2i、 2b−・電極、3・・
・高周波電源、4・−・マグネット、8・・・分光フィ
ルタ、10・・・コンピュータ、11・・−シリコン基
板。 −に− F++ =、   出願人代理人 弁理士 鈴江武彦第
 1 図 第 2 @ 1ハ 第 3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  チャンバ内に被エッチング基板を収納した後、該チャ
    ンバにプラズマを発生させると共に回転するマグネット
    からの磁場により前記プラズマを移動して前記基板上の
    薄膜をエッチングするマグネトロンスパッタエッチング
    法におけるエッチング終点判定方法において、前記プラ
    ズマ中から発光する発光強度を逐次検出し、検出したデ
    ータを前記マグネットにおける回転周期の整数倍の時間
    前のデータとの差をそれらデータのサンプリング時間差
    で微分し、その微分値が予め設定した値に達した時点を
    エッチング終点として判定することを特徴とするエッチ
    ング終点判定方法。
JP28800189A 1989-11-07 1989-11-07 エッチング終点判定方法 Pending JPH03149814A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5320704A (en) * 1990-11-28 1994-06-14 Tokyo Electron Limited Plasma etching apparatus
WO1997015074A1 (fr) * 1995-10-20 1997-04-24 Hitachi, Ltd. Procede et dispositif pour detecter la fin d'un traitement par plasma, procede et dispositif pour fabriquer un dispositif semi-conducteur et dispositif semi-conducteur

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5320704A (en) * 1990-11-28 1994-06-14 Tokyo Electron Limited Plasma etching apparatus
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KR100389203B1 (ko) * 1995-10-20 2003-08-19 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 플라즈마처리의종점검출방법과장치,반도체장치의제조방법과장치및반도체장치

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