JPH03149348A - 自動デコンプ装置 - Google Patents

自動デコンプ装置

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Publication number
JPH03149348A
JPH03149348A JP28905189A JP28905189A JPH03149348A JP H03149348 A JPH03149348 A JP H03149348A JP 28905189 A JP28905189 A JP 28905189A JP 28905189 A JP28905189 A JP 28905189A JP H03149348 A JPH03149348 A JP H03149348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decompression
exhaust valve
recoil starter
starter handle
decompression cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28905189A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Takaichi
高市 一彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP28905189A priority Critical patent/JPH03149348A/ja
Publication of JPH03149348A publication Critical patent/JPH03149348A/ja
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ》産業上の利用分野 本発明は、デコンプ機構とりコイルスタータ機構とを連
動させた汎用エンジンの自動デコンプ装置に関するもの
である。
(ロ)従来技術 従来、汎用エンジンにおけるデコンプは、特公昭5ロー
13166号公報や、添付の第5図・第6図に示す如く
、シリンダヘッドの排気弁lOを、手動デコンプレバー
14により強制的に押し下げることにより行うものが多
かうた。
また自動デコンプ装置に関する技術も公知とされていた
のである。
例えば、実公昭60−36783号公報や、実公昭5ロ
ー4″833号公報に記載の技術の如くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし上記従来の自動デコンプ装置に関する技術におい
ては、リコイルスタータハンドルを引っ張った状態で、
排気弁を開放する点は同じであるが、該排気弁を閉鎖す
る場合には、リコイルスタータハンドルを元の位置に戻
す必要があったのである。
故に、リコイルスタータハンドルを一杯に引っ張って、
慣性空転している状態のクランク軸の状態で、素早く排
気弁を閉鎖して、シリンダの圧縮状態を得たい場合にも
、リコイルスタータハンドルを元の位置に戻してからで
なければ、排気弁が閉鎖されないので、慣性空転の速度
が大きい状態で圧縮状態を得ることが出来ないという不
具合いがあったのである。
本発明においては、リコイルスタータハンドルを一杯に
引っ張った状態で、デコンプカムと排気弁が自動的に戻
って、リコイルスタータハンドルを戻す必要なく、最大
の慣性空転をしている状態で圧縮状態を開始可能とした
ものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課
題を解決する為の手段を説明すると。
リコイルスタータハンドルの引っ張り操作に連動して、
デコンプワイヤによりデコンプカムを操作し、該デコン
プカムにより排気弁を開放すると共に、リコイルスター
タハンドルを引っ張った位置において、デコンプカムが
排気弁を閉鎖する位置に復帰可能とし、かつリコイルス
タータハンドルを戻すとデコンプカムが操作開始前の状
態に自動復帰するものである。
(ホ)実施例 本発明の解決すべき課題および課題を解決する手段は以
上の如くであり、次に添付の図面に示1−た実施例の構
成を説明すると。
本実施例においては汎用エンジンとして空冷のディーゼ
ルエンジンを図示しており、該空冷ディーゼルエンジン
の始動をリコイルスタータ機構により可能とする為に、
リコイルスタータハンドルツを引っ張ると同時に、排気
弁10を開放してクランク軸が簡単に回転できるように
構成している。
シリンダヘッドカバー2内に排気弁10用のロッカーア
ーム3が枢支軸12により枢支されており、カム軸のカ
ムによりタペットが押し上げられるとロッカーアーム3
が押し上げられて、排気弁10を付勢ハネ13に抗して
押し下げて開放する。
このようなロッカーアーム3の排気弁10の接当部分の
上方にカム接当板11を設け、該カム接当板11に接当
する位置にデコンプカム軸6を突出し、該デコンプカム
軸6の先端にデコンプカム5を設けている。
通常の手動操作の場合には、デコンプカム軸6がシリン
ダへソドカバー2から突出した部分に手動デコンプレバ
ー14を配置し、該手動デコンプレバー14を戻しバネ
15に抗して回動することにより、デコンプカム5がカ
ム接当板11に乗り上げて排気弁10を開放した状態に
保持し、次の排気行程で排気弁10が押し下げられると
、カム接当板11がデコンプカム5より外れるため、デ
コンプカム軸6は回転自在となり戻しバネ15により元
の状態に自動復帰するように構成していたのである。
次に本発明の構成を第1図・第2図において説明すると
エンジンのクランク軸33がシリンダケースの外部に突
出した部分にリコイルスタータ機構が配置されている。
該リコイルスタータ機構は、リコイルケース20に回転
自在に固設されたりコイルロープ巻取プーリ21に、リ
コイルロープ30を巻き付けてあり、該リコイルローブ
巻取プーリ21は内部に配置した巻取付勢バネにより常
時リコイルローブ30を巻取方向に付勢されており、リ
コイルローブ30を引っ張った時にのみツメクラッチを
介してクランク軸33を回転させるようになっている。
該リコイルロープ30の端部にリコイルスタータハンド
ルツが固設されており、該リコイルスタータハンドルツ
はリコイルケース20の外に引き出し可能に配置されて
いる。
通常のりコイルスタータ機構はこのようにリコイルロー
ブ巻取プーリ21とリコイルロー130とりコイルスタ
ータハンドルツとリコイルケース20により構成されて
いるのであるが、本発明においてはこれに付加して、リ
コイルケース20内に滑車8を配置し、該滑車8の周囲
にリコイルロープ30を迂回させているのである。
そして該滑車8にデコンプワイヤ9を連設し、オペレー
ターがリコイルスタータハンドルツを引っ張るとりコイ
ルローブ巻取プーリ21を回転するよりも−歩速く、滑
車8とデコンプワイヤ9を引っ張るように構成している
のである。
該デコンプワイヤ9はシリンダへソドカバー2の部分ま
で延設されており、デコンプワイヤ9の・インナーワイ
ヤ9aの先端が、前後にスライド可能に支持されたラッ
ク16の端部に固設されている。
またラック16は、常時デコンプカム5が非デコンプ状
態に戻る方向に戻しバネ18により付勢されている。
また該ラック16が過剰移動することのないように、ラ
ック16にストッパーボルト19を固定し、該ストッパ
ーボルト19はシリンダへソドカバ−2のストッパー長
孔17内でのみ、a位置からb位置まで距離Sだけスラ
イド可能にし、該ストッパーボルト19がb位置にくる
と、ラック16はピニオン4より外れる様に構成してい
る。
そしてラック16がデコンプカム軸6に固設されたピニ
オン4と噛合している。
またピニオン4は直接にデコンプカム軸6と固着されて
いるわけではなくて、該ビニオン4とデコンプカム軸6
の間にワンウェイクラッチ22が介装されている。又、
戻しバネ18はオペレーターがリコイルスタータハンド
ルを引っ張っている時にはストッパーボルト19がb位
置にくる様なバネ力にしである。
以上のように構成しているので、オペレーターがリコイ
ルスタータハンドルツを引っ張ると、リコイルローブ巻
取プーリ21が回転するよりも速く滑車8が引っ張られ
、これによりデコンプワイヤ9が引っ張られ、デコンプ
ワイヤ9のインナーワイヤ9aがラフり16を引っ張る
ことにより、ピニオン4が回転するのである。
該ピニオン4はリコイルスタータハンドルツを引っ張っ
た場合には、係合すべ(構成したワンウェイクラッチ2
2によりデコンプカム軸6と結合されており、リコイル
スタータハンドルツを引っ張ることにより、デコンプカ
ム軸6がワンウェイクラッチ22を介して回動し、デコ
ンプカム軸6の先端のデコンプカム5が回動して排気弁
10を開くのである。
該排気弁10の開放によりシリンダ内の空気が排出可能
となり、リコイルスタータハンドルツによりリコイルロ
ープ巻取プーリ21を回転するとクランク軸33が勢い
良く回転するが、その際ス′トッパーボルト19はb位
置にきているため、ラック16はピニオン4より外れ、
デコンプカム軸6は回転自在となり、戻しバネ15によ
りデコンプカム軸6が一気に戻り、排気弁lOが閉鎖さ
れ、クランク軸33の慣性空転力が大きい状態でシリン
グの圧縮が開始され、始動を可能とするのである。
リコイルスタータハンドルツを完全に元の位置に戻すと
、ピニオン4とデコンプカム軸6の間にワンウェイクラ
ッチ22があるため戻しバネ18によりラック16は戻
され、同時にピニオン4が回転して元の位置に戻される
のである。
次に第3図・第4図の実施例について説明する。
該構成においてちりコイルスタータハンドルツによりイ
ンナーワイヤ9aが引っ張られるという点については同
じである。
しかしインナーワイヤ9aの先端にはうツク16では無
くて、自動デコンプアーム24が固着されている。
該自動デコンプアーム24は戻しバネ34により常時第
4図の位置まで引き戻されており、リコイルスタータハ
ンドルツを操作すると、インナーワイヤ9aにより、自
動デコンプアーム24が24°の位置まで回動すべ(構
成している。
1、て該自動デコンプアーム24に係合ピン26が付設
されている。該係合ピン26は先端が半球状に構成され
ており、デコンプカムアーム25に構成した傾斜面25
aに乗り上げると、この傾斜面25aに沿って突出付勢
バネ27を押し込んで、収納室35内に収納すべ(構成
している。
該突出付勢バネ27は、自動デコンプアーム24を戻し
方向に付勢する戻しバネ34の付勢力よりも小に構成し
ている。
またデコンプカムアーム25はデコンプカム軸6に固設
されており、該デコンプカム5には戻しバネ15が設け
られている点は同じである。
以上の実施例による作用を説明すると。
リコイルスタータハンドルツを引っ張って、始動を開始
する場合には、リコイルロープ巻取プーリ 21の回転
に先立って、滑車8とデコンプワイヤ9が引っ張られ、
インナーワイヤ9aにより戻しバネ34に抗して、自動
デコンプアーム24が枢支軸の回りを24°の位置まで
引っ張られるのである。
この際において、係合ピン26が突出しており、デコン
プカムアーム25の傾斜面25aの部分の逆の側の部分
に係合し、自動デコンプ装置ム24の回動と同時にデコ
ンプカムアーム25を25の位置まで回動する。
該デコンプカムアーム25が25°の位置まで回動する
ことにより、デコンプカム軸6とデコンプカム5が回動
し排気弁10を開放する。
この自動デコンプアーム24の24の位置への回動の手
前で、枢支軸29を中心とする保合ピン26の回転径が
デコンプカム軸6を中心とするデコンプカムアーム25
の回転径を越えることにより、係合ピン26とデコンプ
カムアーム25の係合状態が外れて、デコンプカムアー
ム25は自由となり、次の排気行程でデコンプカム軸6
の外周の戻しバネ15により、元に戻されるのである。
このように、リコイルスタータハンドルツが戻るより先
に戻り、排気弁10を閉鎖するごとにより、クランク軸
33の慣性空転力の大きな状態で、排気弁10を閉鎖し
シリンダの圧縮を開始することが出来るのである。
次のりコイルスタータハンドルツを戻す場合には、戻し
バネ34により自動デコンプアーム24が元の位置に戻
されるが、この戻しの操作に連動して、先に戻しバネ1
5により戻されたデコンプカムアーム25の傾斜面25
aの部分に係合ピン26の半球状の頭部が接当して、自
動デコンプアーム24が戻しバネ34により戻ると同時
に、徐々に係合ピン26は突出付勢ハネ27に抗して収
納室35内に収納されていくのである。
これにより、係合ピン26はデコンプカムアーム25の
傾斜面を通過して、再度デコンプカム了−ム25の傾斜
面と逆の側に係合する位置まで戻るのである。
(へ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
従来の自動デコンプ装置に関する技術においては、リコ
イルスタータハンドルを引っ張った状態で、排気弁を開
放する点は同じであるが、該排気弁を閉鎖する場合には
、リコイルスタータハンドルを元の位置に戻す必要があ
ったのである。
故に、リコイルスタータハンドルを一杯に引っ張って、
慣性空転している状態のクランク軸の状態で素早く排気
弁を閉鎖して、シリンダの圧縮状態を得たい場合にも、
リコイルスタータハンドルを元の位置に戻してからでな
ければ、排気弁が閉鎖されないので、圧縮状態を得るこ
とが出来ないという不具合いがあったのである。
本発明においては、リコイルスタータハンドルを一杯に
引っ張った状態で、デコンプカムと排気弁が自動的に戻
って、リコイルスタータハンドルを戻す必要なく、最大
の慣性空転をしている状態で圧縮状態を開始可能とした
ものである。
これにより、リコイルスタータハンドルツを何度も引っ
張ることなく、一回だけ一杯に引っ張る操作により、簡
単に始動が出来るように成ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動デコンプ装置の構成を示す正面断
面図、第2図はビニオン23とラック16の部分の側面
断面図、第3図は自動デコンプ装置の他の実施例を示す
デコンプカムアーム25の部分の平面図、第4図は同じ
く正面断面図、第5図、第6図は従来の手動デコンプレ
バー14によるデコンプ機構を示す断面図である。 4・・・ビニオン 5・・・デコンプカム 6・・・デコンプカム軸 7・・・リコイルスタータハンドル 8・・・滑車 10・・・排気弁 16・・・ランク 22・・・ワンウェイクラッチ 26・・・保合ビン 出願人 ヤンマ−ディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿 −郎 U) 〜X ぐ 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リコイルスタータハンドルの引っ張り操作に連動して、
    デコンプワイヤによりデコンプカムを操作し、該デコン
    プカムにより排気弁を開放すると共に、リコイルスター
    タハンドルを引っ張った位置において、デコンプカムが
    排気弁を閉鎖する位置に復帰可能とし、かつリコイルス
    タータハンドルを戻すとデコンプカムが操作開始前の状
    態に自動復帰することを特徴とする自動デコンプ装置。
JP28905189A 1989-11-07 1989-11-07 自動デコンプ装置 Pending JPH03149348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28905189A JPH03149348A (ja) 1989-11-07 1989-11-07 自動デコンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28905189A JPH03149348A (ja) 1989-11-07 1989-11-07 自動デコンプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03149348A true JPH03149348A (ja) 1991-06-25

Family

ID=17738188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28905189A Pending JPH03149348A (ja) 1989-11-07 1989-11-07 自動デコンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03149348A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5379734A (en) * 1992-09-14 1995-01-10 Starting Industry Company Limited Starter to operate a decompression mechanism on an internal combustion engine
USRE46712E1 (en) 1998-03-18 2018-02-13 Koninklijke Philips N.V. Data processing device and method of computing the cosine transform of a matrix

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5379734A (en) * 1992-09-14 1995-01-10 Starting Industry Company Limited Starter to operate a decompression mechanism on an internal combustion engine
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