JPH03146609A - 遠心噴霧装置 - Google Patents
遠心噴霧装置Info
- Publication number
- JPH03146609A JPH03146609A JP28318789A JP28318789A JPH03146609A JP H03146609 A JPH03146609 A JP H03146609A JP 28318789 A JP28318789 A JP 28318789A JP 28318789 A JP28318789 A JP 28318789A JP H03146609 A JPH03146609 A JP H03146609A
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- Japan
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- molten metal
- rotating body
- rotary body
- small
- small chamber
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Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 32
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Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野1
本発明は、金属・合金の溶湯を微細に粉砕して粉末を製
造する遠心噴霧装置に関する。
造する遠心噴霧装置に関する。
[従来の技術1
溶湯を粉砕する方法として、従来より遠心噴霧法が知ら
れているが、この方法は、円盤状の高速回転体の表面に
溶湯を導き、溶湯に回転体の運動エネルギーを付与し、
遠心力により飛散させ、粉砕することを特徴とする。こ
の方法は、設備が比較的小型であることと、噴霧室の雰
囲気の調整が容易であり、また少量多品種の金属・合金
の製造にも適しているといった特徴を有している。さら
に、回転体の速度を変えることにより、得られる粉末の
粒度をある程度調整できることも特徴として挙げること
ができる。
れているが、この方法は、円盤状の高速回転体の表面に
溶湯を導き、溶湯に回転体の運動エネルギーを付与し、
遠心力により飛散させ、粉砕することを特徴とする。こ
の方法は、設備が比較的小型であることと、噴霧室の雰
囲気の調整が容易であり、また少量多品種の金属・合金
の製造にも適しているといった特徴を有している。さら
に、回転体の速度を変えることにより、得られる粉末の
粒度をある程度調整できることも特徴として挙げること
ができる。
〔発明が解決しようとする課題]
従来の遠心噴霧装置は、次のような問題点を有していた
。
。
回転体は第2図に示すような凸形、平形、凹形又はカッ
プ状であるが、いずれの場合にも、回転数が太き(なる
と、中心部へ供給された溶湯は第3図に示すように全部
が一様に周辺部に流れることは少なく、第4図に示すよ
うに一部は中心部から飛び出すようになる。
プ状であるが、いずれの場合にも、回転数が太き(なる
と、中心部へ供給された溶湯は第3図に示すように全部
が一様に周辺部に流れることは少なく、第4図に示すよ
うに一部は中心部から飛び出すようになる。
中心部から飛び出した溶湯は液滴となり、大粒として固
まるか、又はチャンバー壁に当って薄片を生成し、粉末
の収率な大幅に悪化させる。
まるか、又はチャンバー壁に当って薄片を生成し、粉末
の収率な大幅に悪化させる。
〔課題を解決するための手段]
本発明は、溶湯が導かれる回転体の中心部に円筒状の小
室を設け、該円筒の周囲の回転体との接続部に小孔を設
けたことを特徴とする。
室を設け、該円筒の周囲の回転体との接続部に小孔を設
けたことを特徴とする。
第1図に本発明による噴霧装置の例を示し、本発明の装
置について説明する。
置について説明する。
第1図(a)の1が回転体中心部の小室である。小室の
形状は本図では円筒状であるが、溶湯を溜める空間があ
ればよ(、円筒にこだわる必要はない。
形状は本図では円筒状であるが、溶湯を溜める空間があ
ればよ(、円筒にこだわる必要はない。
小室は溶湯の人口3と出口2が必要である。
入口は溶湯が入る大きさが必要であり、通常、2〜20
IIIIWφであるが、5〜lOmrnφが望ましい。
IIIIWφであるが、5〜lOmrnφが望ましい。
また、溶湯の出口2は回転体の円盤部4に接して通じて
いることが必要であり、 0.5〜3mraφの穴が2
〜20個程度であるが、特に、1〜21φの穴が4〜8
個程度が好ましい。
いることが必要であり、 0.5〜3mraφの穴が2
〜20個程度であるが、特に、1〜21φの穴が4〜8
個程度が好ましい。
なお、穴は小室の円周に対して、等間隔に開いているこ
とが好ましい。
とが好ましい。
また、小室の高さhは、短かすぎると小室の入口から入
った溶湯が、再び入口から出てしまい、長ずざると、溶
湯温度を下げて凝固させてしまう。
った溶湯が、再び入口から出てしまい、長ずざると、溶
湯温度を下げて凝固させてしまう。
このため、5〜30mm、好ましくはlO〜20111
T+が適当である。
T+が適当である。
次に小室の内径dであるが、大きすぎると、溶湯の出口
2での溶湯の速度が速くなってしまい、出口から出て回
転体の周辺部に行くまでに均一な流れにならず、安定し
た噴霧にならない。
2での溶湯の速度が速くなってしまい、出口から出て回
転体の周辺部に行くまでに均一な流れにならず、安定し
た噴霧にならない。
また、dが小さすぎると、溶湯が固まってしまうことが
あり、5〜30mn+、好ましくは10−15mmが適
当である。
あり、5〜30mn+、好ましくは10−15mmが適
当である。
なお、回転体は(a)のような円盤だけでな(、(b)
のようなカップ状のものにも適用できる。特に、回転体
の回転軸を水平にして回転させるとき、本発明の効果が
大きい。
のようなカップ状のものにも適用できる。特に、回転体
の回転軸を水平にして回転させるとき、本発明の効果が
大きい。
〔作用1
回転体の中心部に溶湯を一時的に溜める小室を付けるこ
とにより、中央部に供給された溶湯の中央部からの飛び
出しを物理的に防ぎ、回転体の中心部から周辺部へ溶湯
なスムースに導く。
とにより、中央部に供給された溶湯の中央部からの飛び
出しを物理的に防ぎ、回転体の中心部から周辺部へ溶湯
なスムースに導く。
実施例1
第5図に示す遠心噴霧装置を用いて、共晶組成のハンダ
であるPb−63vt%Sn合金を330℃で溶解し、
第3図に示す従来の回転体B(直径80mmφ)と、第
4図(a)に示す本発明の回転体A(直径80mm$、
中央部小室d=12$、h = 20mm、溶湯入口内
径7mmφ、溶湯出口小孔1 mmφ×8個)を用いて
第1表に示す条件で遠心噴霧を行った。
であるPb−63vt%Sn合金を330℃で溶解し、
第3図に示す従来の回転体B(直径80mmφ)と、第
4図(a)に示す本発明の回転体A(直径80mm$、
中央部小室d=12$、h = 20mm、溶湯入口内
径7mmφ、溶湯出口小孔1 mmφ×8個)を用いて
第1表に示す条件で遠心噴霧を行った。
なお、材質はいずれもステンレス1sUs 3041で
ある。
ある。
第1表
噴霧終了後、粉末を取り出し、
分級し、74μ下の比率を求めた。
74μのフルイで
これを、第2表に示す。
第2表
第2表より、本発明の回転体を使えば、中央からの飛び
出しがなく、良好な噴霧が得られ、74μ下の収率が従
来品より、大幅に向上することがわかる。
出しがなく、良好な噴霧が得られ、74μ下の収率が従
来品より、大幅に向上することがわかる。
実施例2
第5図に示す遠心噴霧装置を用い、共晶組成のハンダで
あるPb−63wt%Sn合金を330℃で溶解し、第
4図(b)に示す本発明の回転体C(ディスク内径10
0φ、縁の高さ5mm、中央部小室実施例1に同じ)と
、第4図(b)の中央部小室のない回転体D(ディスク
内径100φ、縁の高さ5mn+)を使って遠心噴霧を
行った。ディスクの材質はステンレス(SUS 304
)であり、いずれもディスり下部をヒーター ( soow) で加熱して噴霧条件 と結果を第3表および第4表に示す。
あるPb−63wt%Sn合金を330℃で溶解し、第
4図(b)に示す本発明の回転体C(ディスク内径10
0φ、縁の高さ5mm、中央部小室実施例1に同じ)と
、第4図(b)の中央部小室のない回転体D(ディスク
内径100φ、縁の高さ5mn+)を使って遠心噴霧を
行った。ディスクの材質はステンレス(SUS 304
)であり、いずれもディスり下部をヒーター ( soow) で加熱して噴霧条件 と結果を第3表および第4表に示す。
第3表
第4表
第4表より、
本発明の回転体を使えば。
良好な
噴霧が得られ、
53μ下の収率が大幅に向上するこ
とがわかる。
〔発明の効果]
本発明の回転体を使用すれば、回転体中央からの溶湯の
飛び出しが全く無くなり、安定した噴霧状態が得られる
。
飛び出しが全く無くなり、安定した噴霧状態が得られる
。
また、本発明は回転体の形状に関係な(適用できる。
第1図は本発明の回転体を示す図、第2図は従来の遠心
噴霧装置の回転体を示す図、第3図は従来の回転体で遠
心噴霧の状態が良好な場合を示す図、第4図は従来の回
転体で遠心噴霧の状態が悪い場合を示す図、第5図は遠
心噴霧装置の全体図である。 l・・−・・−小室 2・−・・・・溶
湯出口3・・−・・・溶湯入口 4・・・・
・・円盤5・・・・・・回転軸 6・・・
・・・縁7・・・・・・溶湯 8・・・
・−・噴霧室9・・・・・・回転体 10・
−・・・・粉末11・・・・・・粉末取出し出口 1
2・・・・・・モータ第1図 (b) 第2図 ((1’) (b)
噴霧装置の回転体を示す図、第3図は従来の回転体で遠
心噴霧の状態が良好な場合を示す図、第4図は従来の回
転体で遠心噴霧の状態が悪い場合を示す図、第5図は遠
心噴霧装置の全体図である。 l・・−・・−小室 2・−・・・・溶
湯出口3・・−・・・溶湯入口 4・・・・
・・円盤5・・・・・・回転軸 6・・・
・・・縁7・・・・・・溶湯 8・・・
・−・噴霧室9・・・・・・回転体 10・
−・・・・粉末11・・・・・・粉末取出し出口 1
2・・・・・・モータ第1図 (b) 第2図 ((1’) (b)
Claims (1)
- (1)高速回転する回転体に、溶解した金属・合金の溶
湯を導き、これを粉砕する遠心噴霧装置において、回転
体の中心部に、円筒状の小室を設け、該円筒の周囲の回
転体との接続部に小孔を設けたことを特徴とする遠心噴
霧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28318789A JPH03146609A (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 遠心噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28318789A JPH03146609A (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 遠心噴霧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03146609A true JPH03146609A (ja) | 1991-06-21 |
Family
ID=17662261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28318789A Pending JPH03146609A (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 遠心噴霧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03146609A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108237230A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-07-03 | 苏州海森伯格环保科技有限公司 | 一种智能化雾化装置 |
CN108247076A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-07-06 | 苏州海森伯格环保科技有限公司 | 一种雾化装置 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP28318789A patent/JPH03146609A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108237230A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-07-03 | 苏州海森伯格环保科技有限公司 | 一种智能化雾化装置 |
CN108247076A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-07-06 | 苏州海森伯格环保科技有限公司 | 一种雾化装置 |
CN108237230B (zh) * | 2018-04-26 | 2019-04-19 | 福州超一工艺品有限公司 | 一种智能化雾化装置 |
CN108247076B (zh) * | 2018-04-26 | 2019-06-11 | 易安达仪器科技(江苏)有限公司 | 一种雾化装置 |
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