JPH03146282A - 伝熱管製造方法 - Google Patents

伝熱管製造方法

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JPH03146282A
JPH03146282A JP28364489A JP28364489A JPH03146282A JP H03146282 A JPH03146282 A JP H03146282A JP 28364489 A JP28364489 A JP 28364489A JP 28364489 A JP28364489 A JP 28364489A JP H03146282 A JPH03146282 A JP H03146282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
metal tube
bonding tool
tube
fins
Prior art date
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Pending
Application number
JP28364489A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kishimoto
岸本 健治
Morihito Togawa
外川 守人
Masuo Okada
岡田 益雄
Makoto Yoshikawa
吉川 允
Yutaka Kajikawa
鍛治川 裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA BOUSEI KK
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
SANWA BOUSEI KK
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱交換器用の伝熱管の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、第16図に示すように金属管aの表面に針状フィ
ンb・・・を固着するため、抵抗溶接していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、空気液化サイクルロケットエンジン用の空気
液化熱交換器等に使用する伝熱管では、金属管aの外径
が例えば散開で、針状フィンbの寸法は、直径300μ
m、長さ1mm〜4胴と、極めて小さいため、抵抗溶接
では針状フィン素材の供給が困難であり、ロスも多く、
生産性が低く、溶接強度の信軒性も低いという問題があ
った。さらに、金属管aが薄肉の場合の熱形9(変形)
が懸念される。また、ステンレス鋼から成る金属管aに
対して、針状フィンbも同種材質でなければ抵抗溶接が
出来ず、軽量化が強く要望されている上記用途の熱交換
器のために、針状フィンb・・・にアルミニウムを使用
出来なかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するために、超音波振動印加
用ボンディングツールにより、ワイヤ材の一部を金属管
の表面に押圧して、接合し一次に、該ボンディングツー
ルを該表面から分離すると共に、長手方向に所定ピッチ
だけ離れた上記金属管表面に上記ボンディングツールに
より上記ワイヤ材に山形撓みが生ずるように他の部分を
押圧して、接合し、該山形撓みが山部と成り、接合され
た部分が谷部と成り、該山部と谷部が交互に連続する波
形の金属ワイヤフィンを、上記金属管の長手方向に付着
させる方法である。
〔作 用〕
連続状のワイヤ材を用いるから材料ロスが生じないと共
に、素材供給時等のハンドリングが容易であって作業能
率も優れている。超音波振動するボンディングツールを
用いるから、押圧力も微弱で、金属管が薄肉の場合にも
その熱影響も少なく、変形も生じない、さらに異種金属
であっても超音波にて接合が可能となり、金属ワイヤフ
ィンをアルミニウムとすることも可能となる。
長い線状のワイヤ材を、波形に形成しつつ谷部を順次金
属管表面へ接合してゆくから、連続して高能率にフィン
加工が可能となったのみならず、接合部の強度が均一化
、安定化して、接合強度の信幀性が向上する。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説する。
第8図に本発明に係る製造方法によって製造される伝熱
管3の一例を示す、同図で明らかなように、山部4と谷
部5が交互に連続する波形の金属ワイヤフィン6・・・
を、金属管1の長手方向に付着させた構造であり、該ワ
イヤフィン6・・・の本数は1本から多数本まで、自由
に設定されるものである。
例えば、第9図に示す横断面図では、平面Pに関して対
称に3本と3本の合計6本のワイヤフィン6・・・が設
けられている。この伝熱管3は、例えば第1O図に示す
ように格子状として複数本を平行に配設して、空気液化
サイクルロケットエンジン用の空気液化熱交換器等に使
用される。同図中の矢印Aは空気の流れを示し、伝熱管
3のワイヤフィン6・・・はこの流れと直交する方向へ
未設するのが望ましい、そのため、第9図と第10図の
ように、横断面に於て、円周等ピツチではなく、ワイヤ
フィン6・・・を偏在させている。また、空気液化のた
めには金属管1内へ液体水素が流れる。
しかして、第11図は本発明に係る伝熱管製造方法に使
用される装置の一例を示す、同図に於て、7は超音波振
動子であり、超音波発振器8からの電気信号により例え
ば60KI(z等の高周波数の振動を発生する。9はコ
ーン、10はホーンであり、上記超音波振動を増幅して
、ホーン10の先端に取付けたボンディングツール11
へ伝達する。15はワイヤクランプである。
12は、ワイヤ材2のリール状に巻設されたスプールで
あり、このスプール12から繰出されるワイヤ材2は、
ホーンlOの孔13と、ボンディングツール11のガイ
ド孔14(第1図参照)を通って該ツール11の先端へ
供給される。金属管1は上記ホーン10と略平行に保持
され、ツール11はその表面に対して略直角に接近する
。このようにボンディングツール11により、ワイヤ材
2の一部を金属管lの表面へ所定加圧力にて押圧し、(
接合部に於て)ワイヤ材2の軸方向e、f(第2図又は
第5図参照)に超音波振動を印加すると、極(短時間で
接合(ボンディング)が完了する。
第12図と第13図、及び第14図に於て、第11図に
て例示した超音波振動印加装置Bとはやや相違する形状
・構造の装置を用いた製造装置全体図を示す0例えばス
プール12がツール11よりもかなり離れた位置に設け
られている。しかしながら、主要部の構成は第11図の
ものと同一であるのでその詳細は省略する。
そして、第12図と第13図に於て、ベツド16上には
、ワークとしての金属管1を水平状に保持しつつ長手方
向に送りを与える移動台17が、設けられている。つま
り、リニアガイド機構18を介して移動台17は矢印C
とその逆方向に往復動可能である。
また、ベツド16上には、取付部材19を立設して、上
記超音波印加装置Bを取付け、さらに該取付部材19の
下部には、パルスモータ20を設けてピニオン21を回
転駆動する。
移動台17には、このピニオン21に噛合す“るラッり
22を設ける。また、第14図に示すように、押え治具
23.23・・・によって前後側方から金属管1を保持
固定すると共に、下方からは受は治具24にて金属管l
を支持して、超音波振動が逃げない程度に金属管1を固
定する。なお、第12図〜第14図の回倒では、金属管
1の全長にわたって、複数箇所にて保持固定しているが
、これを、ボンディングツール11の直下部だけを両受
ロール等にて押えるも、好ましい。
また、(図示省略するカリ金属管1の内部へ丸棒を挿通
して、内側から固定することも可能である。
しかして、上述のような製造装置を使用して金属管1の
表面にワイヤフィン6・・・を波形に接合する方法を、
第1図〜第7図にて順次説明すると、まず第1図に示す
ように、ワイヤ材2の先端をボンディングツール11の
ガイド孔14に通して、これを矢印Eのように下降させ
て金属管1の表面へ接近させる。ここで、金属管1とし
ては、ステンレス鋼、ニッケル、ニッケル合金、チタン
、チタン合金、ニオブ、ニオブ合金、銅等の薄肉パイプ
であって、外径寸法が約2mm〜Low程度のものが好
適であり、かつ、表面を予め電解研磨や機械的研磨法に
て表面粗度を向上しておく0例えば、0.5μ+sRa
以下とする。またワイヤ材2は、アルミニウム等で線径
が数10μ−〜数100μ鋼のものを使用する。
次に、第2図のようにボンディングツール11を金属管
1の表面へ矢印Fのように、例えば30g〜1200 
gの加圧力にて押圧し、かつ、矢印e、  fの方向へ
超音波振動を印加する。即ち、ワイヤ材2が矢印e、f
のように超音波振動を受けつつ金属管1の表面へ押圧さ
れて、接合される。この印加時間は0.25sec〜2
 sec程度で十分であり、超音波出力との関係によっ
て増減する。
このようにして接合完了すると、ボンディングツール1
1の振動を停止し、第3図に示すように、ボンディング
ツール11を矢印Gのように上昇させる。このときワイ
ヤクランプ15を遊離状態として、矢印G方向へのツー
ル11の上昇ストロークによって、接合された部分25
から、ガイド孔14までのワイヤ材2長さを所望値に設
定する。
次に、第4図のように金属管lを所定ピッチにだけ矢印
C方向へ送りを与える。(第12図のパルスモータ20
とピニオン21とラック22による。)そして、クラン
プ15を閉じて後、矢印E方向へツール11を下降させ
て、再度、第5図に示す如く、ツール11によって矢印
F方向の加圧力を付与すると共に矢印e、  f方向に
超音波振動を印加して、接合する。
このように、第1番目の接合部分25から長手方向に所
定ピッチにだけ離れた金属管1の表面の他の位置に、ワ
イヤ材2の他の部分を押圧して、接合し、かつ、第4図
〜第5図で明らかな如く、山形撓みMが生ずるようにす
る。
その後、ツール11の振動を停止して、第6図のように
矢印G方向へツール11を上昇させ、第2番目の接合さ
れた部分26からガイド孔14までのワイヤ材2長さを
所定値に設定し、次に、第7図のように所定ピッチにだ
け金属管lを矢印C方向へ送ると共に、ツール11を下
降させる。
このような工程を繰返すことによって、第11図と第1
2図のように波形のワイヤフィン6を、金属管lの長手
方向に付着させることができる。つまり、第8図に示す
如く、第4図〜第7図の山形撓みM・・・が山部4・・
・と成り、接合部分25.26・・・が谷部5・・・と
して、山部4と谷部5が交互に連続する波形にワイヤフ
ィン6が形成される。
複数本のワイヤフィン6・・・を設けるには、金属管1
の移動台17への固定位置を、軸心廻りに回転して変更
後、上述の工程を繰返せば良い、この時、先に付着した
波形ワイヤフィン6を避けるために、第14図に示す受
は治具24には逃げ部27を切欠形成しておく。
回倒で明らかなように、金属管1の表面が曲面であって
も、ボンディングツール11の振動方向e。
fを金属管1の軸(長手)方向に一敗させることによっ
て、超音波溶接が可能となる。また、既述のように、金
属管1の表面を研磨等により粗度を向上させたから、−
層確実かつ強固な接合が得られる。
なお、使用条件や熱効率等に応じてワイヤフィン6・・
・の本数、及び、波形のピッチと高さ等の形状を種々変
更自由であるが、前述の送りとッ千にと、ツール11の
上下ストローク量から、この形状を洒単に変更可能であ
る。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、設計変更自
由である。例えば、上述の製造工程にて波形にワイヤフ
ィン6を形成した後に、第15図に示すように、冬山部
4の一方の付根部を切断して、独立フィン28・・・と
することも可能であり、しかも、同図に示すように直線
状にこの独立フィン28・・・を、矯正しても好ましい
、また、金属管1として、横断面矩形、正方形等の角パ
イプや、楕円形とすることも可能である。さらに、第1
2図では、金属管1を間欠的に矢印C方向へ送りを与え
ているが、逆に、金属管1を固定して、超音波印加装置
Bを所定ピッチKにて間欠的に送ることも、自由である
〔発明の効果〕
本発明は上述の構成により次のような著大な効果を奏す
る。
■ 熱交換器の技術分野では全く新しい超音波振動印加
による接合方法を活用して、ワイヤフィン6を連続的か
つ高能率に、かつ安定した品質にて、製造することを可
能とした。特にワイヤフィン6の接合強度の信頬性が高
い。
■ ワイヤフィン6のピッチと高さ   つまり波形の
形状   を、容易に変更出来て、所望の効率の良い伝
熱管とすることが出来る。即ち、ボンディングツール1
1のストロークと、金属管1又はボンディングツール1
1の送りピッチKを、調整することにより、ワイヤフィ
ン6の波形を変更出来る。
■ 超音波振動印加による接合であるから、各接合が短
時間で完了し、金属管lへの熱影響が少なく、金属管l
の変形が微小となり、薄肉のパイプを利用出来る。従っ
て、軽量化が強く要望される用途に好適な熱交換器を提
供する。
■ ワイヤ材2を使用するため、素材の供給等のハンド
リングが容易で、連続的、高能率に製造出来る。かつ、
材料ロスが少ない。
■ 金属ワイヤ材2と金属管1とが異種金属であっても
、接合が可能となり、例えば、金属ワイヤ材2にアルミ
ニウムを用いて全体の軽量化を図ることも可能となる。
■ 本発明によって得られた伝熱管は、波形の金属ワイ
ヤフィン6・・・を有するから、フィンの単位重量当た
りの熱交換面積を大きくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を工程順に示す説明
図、第8図は本発明に係る製造方法によって得られる伝
熱管の一例の要部斜視図、第9図は同横断面図、第10
図は熱交換器の簡略要部断面図、第11図は製造装置の
要部斜視図、第12図は製造装置の全体側面図、第13
図は同正面図、第14図は第13図の要部拡大断面図、
第15図は伝熱管の変形例を示す要部側面図である。第
16図は従来例の斜視図である。 1・・・金属管、2・・・ワイヤ材、4・・・山部、5
・・・谷部、6・・・ワイヤフィン、 11・・・ボン
ディングツール、M・・・山形撓み、K・・・ピッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、超音波振動印加用ボンディングツールにより、ワイ
    ヤ材の一部を金属管の表面に押圧して、接合し、次に、
    該ボンディングツールを該表面から分離すると共に、長
    手方向に所定ピッチだけ離れた上記金属管表面に上記ボ
    ンディングツールにより上記ワイヤ材に山形撓みが生ず
    るように他の部分を押圧して、接合し、該山形撓みが山
    部と成り、接合された部分が谷部と成り、該山部と谷部
    が交互に連続する波形の金属ワイヤフィンを、上記金属
    管の長手方向に付着させることを特徴とする伝熱管製造
    方法。
JP28364489A 1989-10-30 1989-10-30 伝熱管製造方法 Pending JPH03146282A (ja)

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