JPH03145405A - 成形加工性組成物 - Google Patents

成形加工性組成物

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JPH03145405A
JPH03145405A JP28571989A JP28571989A JPH03145405A JP H03145405 A JPH03145405 A JP H03145405A JP 28571989 A JP28571989 A JP 28571989A JP 28571989 A JP28571989 A JP 28571989A JP H03145405 A JPH03145405 A JP H03145405A
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JP
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weight
terpenoid
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rodent
examples
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JP28571989A
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Kiyoshi Furukawa
古川 清志
Tadao Tachibana
橘 忠男
Kazuhiko Kanemitsuya
和彦 金光谷
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は押出成形性、射出成形性を有し、防鼠性に優れ
た成形加工性防鼠組成物に関する。
〔従来技術・発明が解決しようとするi1題〕鼠による
主たる被害としては、例えば電力・通信・光通信ケーブ
ルその他のケーブル類等における鼠の食害(特に、コン
ピュータ等の機械のダウンや異常作動);機械内部での
営巣、排尿、排便等によるケーブルの腐食、断線等に代
表されるケーブルに対する被害である。
従来、絶縁電線、ケーブル、パイプ、建材等の各種有機
高分子を主たる構成材料とした構造物を鼠害から保護す
るために市販の防鼠剤(特に、シクロへキシミド)を当
該有機高分子構造物を構成する有機ポリマー中に添加、
混合する方法が公知である。
ところが、シクロヘキシミドは著しく高価でありこれに
代わる防鼠剤の開発が待望されている。
このような状況下に、本発明者らは種々研究を重ねてき
たところ、テルペノイドが極めて効果的な防鼠作用(特
に、鼠に対する忌避作用)を有することを見出した。と
ころが、当該テルペノイドは、当該化合物自体をそのま
ま放置しても、また、例えば樹脂組成物中に配合しても
、その防鼠活性が比較的短期間に低下することを本発明
者らは見出した。
従って、本発明の目的は、その防鼠成分が防鼠効果に優
れ、かつ安価で、しかも防鼠剤活性の持続性を有する防
鼠剤と有機ポリマーよりなる成形加工性防鼠組成物を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、壁物質にてマイクロカプセル化されてなるテ
ルペノイド、多孔質物質に含有されてなるテルペノイド
およびホスト化合物に包接されてなるテルペノイドから
選ばれる少なくとも一種の防鼠剤および有機ポリマーか
らなる成形加工性防鼠組成物である。
本発明で使用されるテルペノイドは、炭化水素ばかりで
な(、炭化水素骨格を持ったアルコール、ケトン、酸の
11#!Aの化合物を包含するものであり、テルペン、
セスキテルペン、ジテルペン、トリテルペン等が挙げら
れる。
本発明で使用されるテルペノイドとしては、例えば次の
如き化合物が例示される: 下式 (式中、Rは水素原子、低級アルキル、オキソ、ヒドロ
キシから選ばれる少なくとも一種の置換基が置換されて
いてもよいナフチルを示す)で表わされる鎮杖ジテルペ
ン系化合物およびその誘導体。
上記の式におけるRに関して、低級アルキルとしてはメ
チル、エチル、n−プロピル、1so−プロピル、n−
ブチル等の炭素数1〜4の低級アルキルが例示される。
さらにまた、当該テルペノイドとしては、リモネン、カ
ンフエン、ピネン、ゲラニオール、リナロール、メント
ール、シネオール、アスカリドール、ボルネオール、シ
トラール、カンフル、ヒノキチオール、フィトール、フ
ィトナジオン〔2−メチル−3−(3,7,11,15
−テトラメチル−2−へキサデイセニル)−1,4−ナ
フタレンジオール〕、フィトナシオール〔2−メチル−
3−(3,7,11,15−テトラメチル−2−へキサ
デイセニル)−1,4−ナフタレンジオン〕、ビタミン
K(特に、ビタミンKl、ビタミンに8)等が例示され
る。
当該テルペノイドとしては、沸点(1気圧下、以下同様
)が200℃以上、特に250℃以上、更に280℃以
上のものが好ましい、当該テルペノイドは、単独で使用
してもよく、また混合物として使用してもよい、テルペ
ノイドは晴油成分であり、本発明においては精油の態様
で使用してもよい、また、植物からの粗抽出物(フィト
ンチッド)のような他の成分をも含むテルペノイド含有
物のm様としても使用される。上記の精油や植物からの
粗抽出物のうちでも沸点200℃以下の揮発成分の含有
量が10重量%以下、特に5重量%以下のものが好まし
い。
本発明のテルペノイドは天然物、合成物のいずれであっ
てもよい0合成物は自体既知の手段にて有機合成するこ
とによって製造される。また、天然物はヒノキ科の植物
(たとえば、ヒノキ、ニオイヒバ、コノテガシワ等が例
示される)、各種の潅木類等から抽出(特に、水抽出、
就中還流加熱下での水抽出、例えばアルコール、ケトン
、エーテル等の有機溶媒による抽出)することによって
製造される。
テルペノイドのマイクロカプセル化は自体既知の手段、
例えば特開昭61−155325号公報に記載の方法ま
たはこれに準じる方法にて行えばよい0例えば界面重合
法、In 5itu法、コアセルベーション法、液中硬
化被覆法(オリフィス法)、液中乾燥法、噴霧、造粒法
等の方法が採用される。
本発明においては、テルペノイドを溶媒に溶解して使用
してもよい。その際の溶媒としては、テルペノイドの防
鼠活性をそこなわないものであればよい、かかる溶剤と
しては、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコール、ブチルアルコール メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、エチル
ブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類:エチル
エーテル、ブチルエーテル、アミルエーテル、ヘキシル
エーテル、エチルビニルエーテル、セロソルブ、カルピ
トール等のエーテルi!:ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン等
の脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素等の炭化水素溶剤;
灯油、軽油、パラフィン油等の鉱油類;酢酸エステル、
プロピオン酸エステル、酪酸エステル、乳酸エステル、
シュウ酸エステル、クロトン酸エステル、サリチル酸エ
ステル、安息香酸エステル、フタル酸エステル、アジピ
ン酸エステル、セバシン酸エステル、リン酸エステル等
のエステル類:低分子量エポキシ樹脂などがある。
さらに、テルペノイドは下記に示す溶媒と共に使用して
もよく、エステル類としては、ジメチルフタレート、ジ
エチルフタレート、ジブチルフタレート、ジエチルフタ
レート、ジオクチルフタレート、ジイソデシルフタレー
ト、ブチルベンジルフタレート、ジメチルイソフタレー
ト、ジー2−エチルへキシルフタレート、ジトリデシル
フタレート、ジノルマルアルキルフタレート等のフタル
酸エステル:アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオ
クチル等のアジピン酸エステル、セバシン酸ジベンジル
、セバシン酸ジオクチル等のセバシン酸エステル;リン
酸トリフェニル、リン酸トリクレジル、リン酸トリオク
チル、リン酸オクチルジフェニル等のリン酸エステルか
ら選択することが好ましい。
本発明のマイクロカプセルの壁物質としては、モノマー
あるいは、低分子量のプレポリマー等の反応材料を使用
して形成する高分子材料からもの、例えば尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、尿素・メラミン混合樹脂、フェノール樹脂
、ポリアミド、ポリエステル、ポリュリア、ポリウレタ
ン等、さらには無機材料からなるもの、例えば炭酸カル
シウム、ケイ酸カルシウム等が例示される。
本発明において、当該テルペノイドを含有させるための
多孔物質としては、シラスバルーン等の多孔性シリカ、
ゼオライト、活性炭、活性白土等の無機多孔質物質等が
例示される。
多孔質物質に当該テルペノイドを含有させる方法として
は、例えば吸着、含浸等の手段が例示される。
テルペノイドを包接するためのホスト化合物は特に限定
されず、サイクロデキストリン(α−サイクロデキスト
リン、β−サイクロデキストリン、T−サイクロデキス
トリン、ジメチル−β−サイクロデキストリン)、オリ
ゴデキストロース、尿素等が例示される。包接は自体既
知の手段によって行えばよい、ホスト化合物は、固体状
のテルペノイドに対しては0.5〜150倍量、好まし
くはl−1oo、特に好ましくは1〜50倍量使用され
る。また、テルペノイドが液状または溶液状の場合には
、当該液中に0.05重量%以上、好ましくは0.1重
量%以上、特に0.1−10重量%配合される。包接は
、酸性条件下(通常、p H2〜6、好適には3〜5)
にて行われる0例えば、酸性の溶液とホスト化合物とを
配合した後、テルペノイドをl昆合することによって、
またテルペノイドとホスト化合物とを予め混合しておき
、さらに酸を添加することによって行われる。
本発明で使用される防鼠剤におけるテルペノイドの含有
量は、壁物質または多孔質物質100重量部に対して、
テルペノイド1〜1000重量部、好ましくは10〜5
00重量部、特に好ましくは10〜200重量部である
。包接化におけるテルペノイドとホスト化合物との割合
は上記の通りである。なお、上記のテルペノイドの攪に
関しては、テルペノイド単独使用の場合は勿論、精油や
植物からの粗抽出物(フィトンチッド等)等のテルペノ
イド混合物を使用する場合についても上記の量でよい、
このことは以下の記載においても同様である。
本発明で使用される有機ポリマーとしては、超低密度−
低密度直鎖状ポリエチレンや低−高密度ポリエチレンま
たはそれらの架橋体、ポリプロピレン、ポリブテン−1
、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレ
ン−ジエン三元共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−エチルアクリル酸共重合体、ポリ−4−
メチルペンテン−1などのオレフィン系樹脂またはゴム
、可塑化または非可塑化ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポ
リエステル、天然ゴム、イソプレンゴム、クロロブレン
ゴム、アクリロニトリルゴム、アクリロニトリルブタジ
ェンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、エビク
ロロヒドリンゴム、塩素化ポリエチレンゴムなどの各種
ゴム、スチレン−ブタジェン−スチレン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、オレフィン系
熱可塑性エラストマーなとの熱可塑性エラストマーおよ
びその他の有機ポリマー類等が例示される。
本発明の防鼠剤(壁物質、多孔質物質およびホスト化合
物を含む)の使用量は、例えば防鼠を対象とする有機ポ
リマーに配合する場合、有機ポリマー100重量部あた
り、通常0.1〜100重量部程度、好ましくは1〜5
0重量部程度である。
本発明の組成物には、他種の防鼠剤、酸化防止剤、着色
剤、シリカ、ガラス繊維、セラミック繊維、酸化チタン
ウィスカ、金属繊維、クレー、タルク、ケイ藻土などの
増量剤、難燃剤等を配合してもよい、特に、難燃性を付
与した組成物は工業的に極めて有用である。
難燃剤としては、非ハロゲン系難燃剤、例えば−数式A
lx03 ・nHxo(nはO15〜約6)で表される
^1201 弓/2 11zO、Al5oツ ・H2O
、八I20. ・3HtO等のアルミナ水和物、Mg(
Oil)z等のマグネシア水和物、或いはそれらを表面
処理したもの、二酸化アンチモン、二酸化モリブデンな
どの金属酸化物、はう酸亜鉛、はう酸ジルコニウムなど
のほう酸塩類、ヘントナイト、炭酸カルシウムなどのそ
の他の無機難燃剤、ハロゲン系難燃剤、例えばトリス(
2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート、ペンタ
ブロモトルエン、デカブロモジフェニルエーテル、デカ
ブロモジフェニルオキサイド、テトラブロモビスフェノ
ールA誘導体、ポリ(トリブロモ)スチレン、エチレン
グリコールビス(ペンタブロモトルエン)エーテル、市
販品として、デクロラン602、デクロラン604、デ
クロランプラス25などが例示される。
難燃剤の使用量は通常程度でよく、例えば有機ポリマー
100重量部当たり5〜100重量部、特に10〜50
重量部である。
さらに、本発明の組成物には、発泡性防火剤を配合して
もよい0発泡性防火剤としてはモノペンタエリスリトー
ル、ジペンクエリスリトール、澱粉などの多価アルコー
ル、メラミン、尿素ホルムアルデヒド、グアニジン、ト
リメチロールメラミン、ジシアンジアミンなどの発泡荊
、リン酸1アンモニウム、リン酸2アンモニウム、ポリ
リン酸アンモニウムなどの難燃性脱水剤の三成分からな
るもの、膨張性黒鉛などが例示される。発泡性防火剤の
使用量は通常程度でよく、例えば有機ポリマー100重
量部当たり5〜200重量部、特に10〜100重量部
である。
上記有機ポリマーと防鼠剤よりなる本発明の組成物は自
体既知の方法で押出成形、射出成形等を行うことによっ
て所望の構造物に成形される。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
参考例1 ヒノキの生葉細切を抽出用フラスコ内に入れ水中で加熱
抽出゛し、水蒸気とともに蒸溜して得られる抽出物を放
置し、油層としてテルペノイドを含む精油を得た。
参考例2 ポリアミドを用いて、参考例1の精油をマイクロカプセ
ル化してなる防鼠剤(精油の含有1f=約80重量%)
を製造した。
参考例3 平均粒径が約10μmの多孔質シリカを真空容器中に投
入し、1時間10−’anHgで真空引きし、ついで当
該真空容器中に参考例1の精油を注入し、その後常圧に
戻して精油を多孔質シリカ中に含有させ、か(して精油
の含有量が約80重量%の防鼠剤を製造した。
参考例4 参考例3の多孔質シリカに代えて、平均粒径が約8μm
のゼオライトを使用し、実施例3に準じて処理すること
によって精油の含有量が約50重量%の防鼠剤を製造し
た。
参考例5 各種の潅木チップの混合物を抽出用フラスコ内にいれ水
中で加熱抽出し、水蒸気とともに蒸溜して得られる抽出
物を放置し、油層としてテルペノイドを含む精油を得た
参考例6 参考例2で使用した参考例1の精油に変えて参考例5の
精油を使用し、参考例2に準じて処理することによって
精油の含有量が約50重量%の防鼠剤を製造した。
参考例7 α−サイクロデキストリンを用いて、参考例1の精油を
包接してなる防鼠剤(精油の含有量:約70重量%)を
製造した。
実施例1〜5 ポリ塩化ビニル100重量部、上記参考例2〜4.6お
よび7の防鼠剤30重量部、着色剤3重量部、2塩基性
硫酸鉛4重量部、ジオクチルフタレート30重量部、ス
テアリン酸2重量部よりなる組成物を二本ロールを用い
て混練して実施例1〜5の組成物を得た。
尚、実施例1〜5は、それぞれ参考例2〜4.6および
7に順次対応する。
実施例6〜10 ポリ塩化ビニル100重量部、着色剤3重量部、2塩基
性硫酸鉛4重量部、ジオクチルフタレート30重量部、
およびステアリン酸2重量部よりなる組成物に代えて2
5℃の密度が0.89の直鎖状ポリエチレン100重量
部を用いた以外は実施例1〜5と全く同様にして実施例
6〜lOの組成物を得た。
実施例11〜15 直鎖状ポリエチレンiooiim部に代えて直鎖状ポリ
エチレン100重量部、水酸化マグネシウム50重量部
、ヒユームドシリカ20重量部とからなる難燃性組成物
100重量部を用いた以外は実施例6〜lOと全く同様
にして実施例11〜15の組成物を得た。
実施例16〜20 直鎖状ポリエチレン100重量部に代えて直鎖状ポリエ
チレン100重量部、水酸化マグネシウム50重量部、
ヒユームドシリカ20重量部とからなる難燃性組成物1
00重量部を用いた以外は実施例6〜lOと全く同様に
して実施例16〜20の組成物を得た。
実施例21〜25 直鎖状ポリエチレン100重量部に代えて直鎖状ポリエ
チレン100重量部、デカブロモジフェニルオキサイド
50重量部とからなる難燃性組成物100重量部を用い
た以外は実施例6〜10と全く同様にして実施例21〜
25の組成物を得た。
実施例26〜30 直鎖状ポリエチレン100重量部に代えてクロロブレン
ゴム70重量部、塩素化ポリエチレン30重量部、ペン
タエリスリトール32重量部、メラミン32重量部、ポ
リリン酸アンモニウム32重量部とからなる発泡防火性
組成物100重量部を用いた以外は実施例6〜10と全
く同様にして実施例26〜30の組成物を得た。
実験例1 実施例1〜30の組成物を押出成形して製造した15c
m長×lO鵬径のロンド(但し60℃で8ヶ月放置した
もの)を用意した。
比較例としては、実施例1〜5と同様の組成で防鼠剤を
含まないものを用意した。
上記実施例および比較例のロンドサンプルを用い、下記
の試験方法により防鼠効果を測る実験を行った。
(防鼠性試験方法) 各サンプルを常時給餌、給水下にあるケージにラット3
匹と一緒に入れ、1日放置してサンプルのラットによる
噛害の有無を調べた。評価は、ロンドが噛まれていた場
合は噛害有、ロンドに鼠の歯形が無いかもしくは軽度の
歯形が付く程度で済んでいる場合は噛害無とした。
その結果、実施例1〜30のサンプルには噛害はなく、
比較例のものにはかなりの噛害が認められた。
〔発明の効果〕
本発明の成形加工性防鼠組成物は、マイクロカプセル化
されてなるか、多孔質物質に含有されてなるか、または
ホスト化合物に包接されてなるテルペノイドを含有する
ので、これを使用して製造した製品は、鼠に対して、長
期にわたって、優れた鼠忌避効果を有するだけでなく、
テルペノイドがこれまでのシクロヘキシミドよりも安価
であるため、防鼠製品のコストを低くすることができる

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)壁物質にてマイクロカプセル化されてなるテルペ
    ノイド、多孔質物質に含有されてなるテルペノイドおよ
    びホスト化合物に包接されてなるテルペノイドから選ば
    れる少なくとも一種の防鼠剤および有機ポリマーからな
    る成形加工性防鼠組成物。
  2. (2)テルペノイドとして沸点200℃以下の揮発成分
    の含有量が10重量%以下である精油が使用されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の成形加工性防鼠組成物
JP28571989A 1989-10-31 1989-10-31 成形加工性組成物 Pending JPH03145405A (ja)

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