JPH0314480Y2 - - Google Patents

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JPH0314480Y2
JPH0314480Y2 JP19625884U JP19625884U JPH0314480Y2 JP H0314480 Y2 JPH0314480 Y2 JP H0314480Y2 JP 19625884 U JP19625884 U JP 19625884U JP 19625884 U JP19625884 U JP 19625884U JP H0314480 Y2 JPH0314480 Y2 JP H0314480Y2
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JP
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parachute
storage bag
canopy
sensor body
folded
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JP19625884U
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JPS61111899U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は投下式センサーに用いるパラシユート
に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としての構成例を
図を用いて説明する。
第6図は従来の投下式センサーの外観図であつ
て、有底円筒形のセンサー本体1に蓋を兼ねた受
風板2が冠着され、この受風板2の一方にセンサ
ー本体1の長手方向に沿つた所定長の補助板2a
が延設されている。第7図はこの投下式センサー
の上部に内蔵されている構成部品の配置状態を示
す図であつて、図中、3は折り畳まれたパラシユ
ート4が収納された一方に開口端を有する薄いビ
ニール等により形成されたパラシユート収納袋で
前記受風板2に引き出し索5を介して連結されて
いる。6はパラシユート4の吊下索で複数本(8
本又は12本)で構成されセンサー本体1に止め金
具7によつて連結されている。尚、投下時には風
によつて受風板2は2点鎖線状に変位し、センサ
ー本体1から外れるようになつている。
第8図はパラシユート4の構成を説明する外観
図で、4−1及び4−2はそれぞれ長方形の布等
により成る天蓋で十字形に配設されており、それ
ぞれの両端には吊下索6が2本づつ吊下され、前
述のようにその下端はセンサー本体1に止め金具
7で連結される。
第9図ないし第12図はパラシユート4の折り
畳み工程順序を示した図である。すなわち、ま
ず、第8図に一点鎖線で示す折り畳み線によつ
て、天蓋4−1及び4−2は第9図aに示される
ように折り畳まれる。そして、この状態の2点鎖
線で示される折り畳み線において矢印方向に折り
畳まれて同図bに示す如く形成される。以下同様
にして、同図cを経て同図dのように折り畳ま
れ、センサー本体1の上部空間内に収納可能な大
きさになるまで折り畳まれる。
第10図はパラシユート収納袋3の概略図で一
端は開口され他端は閉鎖されてその両隅に明けら
れた孔に引き出し索5が通されて結束されてい
る。第11図はこのようなパラシユート収納袋3
に第9図dのように折り畳まれた状態のパラシユ
ート4を収納した状態を示しており、収納袋3の
開口端からパラシユート4の吊下索6が垂下され
ている。
そして、第7図で示したように、吊下索6の先
端部を止め金具7に取り付けられ、止め金具7は
ネジ等でセンサー本体1に固定され、折り畳んだ
パラシユート4を収納したパラシユート収納袋3
は第12図に示される如く、受風板2に引き出し
索5を取り付けた後、受風板2でセンサー本体1
の上端を蓋をする。
次に以上のように組立てられた投下式センサー
1(第6図,第7図)の動作を第13図を参照し
て説明する。
今、航空機8などによつて投下式センサー1を
投下すると(同図a)、風によつて受風板2はセ
ンサー本体1から外れる(同図b)。このため、
受風板2と引き出し索5によつて連結されている
パラシユート収納袋3が引き出される(同図c)。
パラシユート収納袋3にはパラシユート4が折り
畳まれて収納されているため、受風板2が更にセ
ンサー本体から離れることによつて、パラシユー
ト4が引き出され、開傘する(同図d)。これに
より、センサー本体1はパラシユート4の空気に
対する抗力とセンサー本体1の重量が釣り合う速
度で降下して行く(同図e)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような構成では、パラシ
ユート4の天蓋4−1,4−2の折り畳み構造が
複雑であるために、折り畳み作業に多くの時間を
要する他、パラシユート収納袋3にパラシユート
4の天蓋4−1,4−2を収納した後、センサー
本体1に収納する際の運搬などにおける取り扱い
及び組立時にパラシユートの天蓋4−1,4−2
がパラシユート収納袋3から脱落し易く、又、折
り畳んだ型がくずれるなどの欠点があつた。
この考案は前記従来技術が持つていた問題点の
うち、パラシユートの折り畳みの作業時間が長い
ことと型くずれがする欠点について解決したパラ
シユートを提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解決するために、パラ
シユート収納袋をパラシユートが最終的に畳まれ
る大きさよりも長く長方形の一端を開口した薄い
可撓性部材で作れた袋とし、折り畳んで収納した
パラシユートとこれを収納した収納袋とを同時に
つづら折りに折り畳むようにしたものである。
(作用) 本考案によれば、以上のようにパラシユートと
パラシユート収納袋を構成したので、つづら折り
されたことにより、パラシユートの天蓋とパラシ
ユート収納袋は互いに折り重なるため、組立中に
パラシユートが型くずれすることがなく、又、そ
の収納袋から脱落しにくくなる。又、航空機など
から投下して使用する場合には、受風板と引き出
し索によつてつづら折りが真直に伸張されるた
め、パラシユート天蓋とパラシユート収納袋の分
離性を向上せしめる。したがつて、前記問題点を
除去出来るのである。
(実施例) 以下本考案の実施例を第1図ないし第5図につ
いて詳細に説明する。
第1図はパラシユート収納袋11の構成を示す
外観斜視図で、下部に開口端11aを有し上部に
は閉鎖端の両隅の孔11bを通して引き出し索1
2が設けられており、第2図で説明するように、
最終的に折り畳まれたパラシユート天蓋の長手方
向のほぼ半分の長さを有する細長い薄いビニール
等の可撓性部材で作られたものである。
第2図及び第3図は本考案のパラシユートの畳
み工程を示す説明図であつて、第2図aに示すよ
うに、パラシユート天蓋13−1,13−2をそ
の中央部がポスト15の先端に位置するように被
せる。ここで、14はパラシユート13の吊下索
である。次に、第2図bに示す如く、パラシユー
ト収納袋11をパラシユート天蓋13−1,13
−2の頂点から下方に向つて被せる。そして、こ
の状態でパラシユート収納袋11の頂点を指など
でつまみ、ポスト15を引き抜く。この状態が第
2図cに示されるものである。
次に第2図cの如く折り畳まれたパラシユート
13を収納したパラシユート収納袋11を第3図
に示す如く、頂点側からつづら折りしてセンサー
本体の所定位置に収納可能な大きさまで折り畳ま
れる。
そして、第4図及び第5図に示すように、収納
袋11の上端に取り付けられた引き出し索12の
先端部を受風板16に連結すると共に、吊下索1
4の先端部をシヤフト17に取り付け、このシヤ
フト17をセンサー本体18にネジ等で固定した
後、吊下索14及びつづら折りされた天蓋13−
1,13−2及び収納袋11をセンサー本体18
の所定場所に収納し、引き出し索12に取り付け
た受風板16で蓋をする。
したがつて、パラシユート天蓋13−1,13
−2とパラシユート収納袋11は互いに折り重な
り、組立中にパラシユートは収納袋から外れにく
くなる。又、航空機等から投下して使用する場合
には受風板と引き出し索によつて、つづら折りさ
れたパラシユート収納袋は真直ぐに伸張されるた
め、パラシユート13とパラシユート収納袋11
の分離性は低下することがない。
尚、以上はパラシユート天蓋の形状が十字形の
場合について説明したが、パラシユート天蓋の形
状は、円錘形又は四角形であつてもよく、十字形
の場合と同様の動作,作用及び効果が得られるも
のである。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、パ
ラシユート収納袋をパラシユートの最終折り畳み
寸法よりも大きな寸法とした開口端のある細長く
薄い可撓性部材で作つた上、その閉鎖端にその天
蓋が位置するようにパラシユートを収納し、この
状態でパラシユート収納袋をつづら折りに折り畳
むようにしたため、パラシユート天蓋とパラシユ
ート収納袋が互いに折り重なつているので、取り
扱い中にパラシユート天蓋がパラシユート収納袋
から外れにくくなるため、組立てが容易になり、
組立時間が少なくて済むなどの効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパラシユート収納袋の外観斜
視図、第2図及び第3図は本考案のパラシユート
収納袋の折り畳み工程図、第4図及び第5図はそ
れぞれパラシユート収納袋をセンサー本体に組込
む状態を示す斜視図及び断面図、第6図は従来装
置の外観斜視図、第7図は従来装置のパラシユー
ト収納袋周辺を示す側断面図、第8図は従来のパ
ラシユート構造概略斜視図、第9図はパラシユー
ト天蓋の折り畳み工程図、第10図は従来のパラ
シユート収納袋の外観図、第11図は第10図の
パラシユート収納袋にパラシユート天蓋を収納し
た図、第12図は従来の組立工程図、第13図は
従来の投下式センサーの空中分解工程図である。 11……パラシユート収納袋、12……引き出
し索、13……パラシユート、14……吊下索、
15……ポスト、16……受風板、17……シヤ
フト、18……センサー本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 投下式センサー本体に、蓋体を兼ねて冠着さ
    れた受風板に、引き出し索により連結されたパ
    ラシユート収納袋を内蔵し、この収納袋内に収
    納されてセンサー本体と吊下索によつて連結さ
    れかつセンサーの空中降下速度を制御するため
    に設けられたパラシユートであつて、パラシユ
    ートはその天蓋が頂点となるように長手方向に
    傘状に折り畳み、パラシユート収納袋は一端が
    開口し前記パラシユートより長く所定幅の長方
    形の薄い可撓性部材から成り、前記パラシユー
    ト収納袋内において、その閉鎖端に前記パラシ
    ユートの天蓋が位置するように配設した後、パ
    ラシユート収納袋をその閉鎖端を頂点としてつ
    づら折りに折り畳んでセンサー本体内に内蔵せ
    しめることを特徴とするパラシユート。 (2) パラシユート天蓋が十字形である実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載のパラシユート。 (3) パラシユート天蓋が円錐形である実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載のパラシユート。 (4) パラシユート天蓋が四角形である実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載のパラシユート。
JP19625884U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH0314480Y2 (ja)

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JP19625884U JPH0314480Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS61111899U JPS61111899U (ja) 1986-07-15
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JPS61111899U (ja) 1986-07-15

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