JPH03144415A - 金属製眼鏡枠の製造方法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は金属製眼鏡枠の製造方法に関するものである。

「従来の技術」従来、金属製眼鏡枠の製造はプレス加工によって行われ
てきた。しかし、プレス加工による場合には、際立った
凹凸をつけたり、また高い山形状の部分を形成すること
ができない。

したがって、形成することができる形状が限られ、また
製品に立体感をもたせることができない。

「発明が解決しようとする課題」本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、際立っ
た凹凸や高い山形状の部分をもつ金属製眼鏡枠を、簡単
に製造でき且つ量産することができるようにした金属製
ｌｌＮ鏡枠の製造方法を提供せんとするものである。

「課題を解決するための手段Ｊ然して、本発明の要旨は、熱処理硬化性材料を素材とし
て用い、精密鋳造法によって所要形状の＠鏡枠に鋳造す
ることを特徴とする金属製眼鏡枠の製造方法にある。

「実施例」第１図は本発明によって製造した金属製ｆｆｌ鏡枠の斜
視図、第２図は第１図中Ａ部分の裏面側からみた拡大斜
視図、第３図は第１図中Ｂ部分の拡大縦断面図である。

図中、ｌは折畳自在の金属製眼鏡枠であり、前枠、腕等
の各部分は本発明によって製造されている。

即ち、各部分はベリリウム青銅系銅合金を素材とし、ロ
ストワックス法によって所要の形状に鋳造されているも
のである。

本実施例で熱処理硬化性材料として使用したベリリウム
青銅系銅合金は、鋳造性に優れているから色々な形状に
加工しやすく、而も熱処理により眼鏡枠に必要な硬度と
弾性を持たせることができるものであり、素材としてき
わめて好適である。

そしてまた、ロストワックス法によって鋳造するもので
あるから、製品の所要の部分に際立った凹凸をつけたり
、また高い山形状の部分を形成することもできるもので
ある。加えて色々な形状にすることもできるものである
。

また、前記眼鏡枠１は、ブリッジ２の部分から折り曲げ
ることができる前枠３と、長さ方向の中央部から折り曲
げることができる一対の腕４．４とからなっている。

然して、本発明は前記の如くロストワックス法によって
鋳造するものであるから、前枠３におけるバンド部３ａ
は高い山形に形成することができ、また腕４の外側面に
形成した凹部４ａ、４ａは相当深くすることができるも
のである。

これらは従来のプレス加工によってはなし得ないことで
ある。

また、本発明において用いる熱処理硬化性材料としては
、前記ベリリウム青銅系銅合金の他に、次のものを使用
可能である。

マルテンサイト系ステンレス鋼、析出硬化系ステンレス
鋼、３５６系アルミニウム合金、Ａ３５６系アルミニウ
ム合金、３５５系アルくニウム合金、Ｃ３５５系アルミ
ニウム合金、炭素鋼、低合金鋼。

「発明の効果」本発明は上記の如く、熱処理硬化性材料を素材として用
い、精密鋳造法によって所要形状の眼鏡枠に鋳造するも
のであるから、際立った凹凸や高い山形状の部分をもつ
金属製眼鏡枠を、簡単に製造することができ、而も量産
することが可能である。

また、熱処理硬化性材料としてベリリウム青銅系銅合金
を用いれば、鋳造性に優れているから色々な形状に加工
しやすく、その上熱処理工程を経て製品として完成した
ときには、眼鏡枠として好適な硬度と弾性を有するもの
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によって製造した金属製眼鏡枠の斜視図
、第２図は第１図中Ａ部分の裏面側からみた拡大斜視図
、第３図は第１図中Ｂ部分の拡大縦断面図である。ｌ・・・金属製眼鏡枠、２・・・ブリンジ部、３・・・
前枠、３ａ・・・パッド部、４．４・・・腕、４ａ、４
ａ・・・凹部。

【特許請求の範囲】