JPH03143601A - セラミックグリーンシートの製造方法とその装置 - Google Patents
セラミックグリーンシートの製造方法とその装置Info
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- JPH03143601A JPH03143601A JP28433789A JP28433789A JPH03143601A JP H03143601 A JPH03143601 A JP H03143601A JP 28433789 A JP28433789 A JP 28433789A JP 28433789 A JP28433789 A JP 28433789A JP H03143601 A JPH03143601 A JP H03143601A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、セラミックスラリ−からセラミックグリーン
シートを製造する方法に関する。
シートを製造する方法に関する。
[従来の技術]
セラミックグリーンシートは、例えば、プリント配線基
板を構成するセラミック回路基板や積層コンデンサのセ
ラミック誘電体等の中間材料として製造される。
板を構成するセラミック回路基板や積層コンデンサのセ
ラミック誘電体等の中間材料として製造される。
従来のセラミックグリーンシートの製造方法と装置を第
2図により説明すると、ドラム2の上部周面にごく僅か
な間隙をもってドラム1が配置されており、これらドラ
ムL 2は、図において各々矢印方向に回転される。
2図により説明すると、ドラム2の上部周面にごく僅か
な間隙をもってドラム1が配置されており、これらドラ
ムL 2は、図において各々矢印方向に回転される。
ドラム2の上部には、その周面上部を底面とし、かつド
ラム1と仕切板14で囲まれたスラリーダム6が形成さ
れており、ここにダクト7を介してセラミックスラリ−
9が供給され、満たされている。
ラム1と仕切板14で囲まれたスラリーダム6が形成さ
れており、ここにダクト7を介してセラミックスラリ−
9が供給され、満たされている。
さらに、ドラム2の下には他のドラム3が!!’am!
され、ロール4から繰り出されたポリエチレンチルフタ
レートフィルム等のフィルム状の担体5が同ドラム3に
保持された状態でドラム2の下部周面に接触され、矢印
で示す方向に搬送される。
され、ロール4から繰り出されたポリエチレンチルフタ
レートフィルム等のフィルム状の担体5が同ドラム3に
保持された状態でドラム2の下部周面に接触され、矢印
で示す方向に搬送される。
このセラミックグリーンシートの製造装置では、スラリ
ーダム6でドラム2の周面に付着したスラリーがドラム
2の回転に伴い、ドラム1との狭い間隙を通じてスラリ
ーダム6の外に引き出されるが、このとき、ドラムlと
2の間隙がごく狭いため、セラミックスラリ−がドラム
2の周面にごく薄く層状に付着してセラミック膜工5が
形成される。そして、このセラミック膜工5がドラム2
の下部周面で、担体5の上に転写され、同担体5の上に
層状のグリーンシート10が形成される。その後、この
グリーンシート10が温風乾燥される。
ーダム6でドラム2の周面に付着したスラリーがドラム
2の回転に伴い、ドラム1との狭い間隙を通じてスラリ
ーダム6の外に引き出されるが、このとき、ドラムlと
2の間隙がごく狭いため、セラミックスラリ−がドラム
2の周面にごく薄く層状に付着してセラミック膜工5が
形成される。そして、このセラミック膜工5がドラム2
の下部周面で、担体5の上に転写され、同担体5の上に
層状のグリーンシート10が形成される。その後、この
グリーンシート10が温風乾燥される。
[発明が解決しようとする課題]
前記従来の装置と方法により製造されたセラミックグリ
ーンシートには、その表面に痘痕状に窪むキャビティや
、表面から裏面へと貫通するピンホールが発生すること
がある。今日の電子部品の小形化に伴い、セラミックグ
リーンシートが益々薄くなっているが、前記のようなキ
、ヤビティやピンホールは、回路基板や誘電体の絶縁低
下等の特性の致命的欠陥の主たる原因となる。
ーンシートには、その表面に痘痕状に窪むキャビティや
、表面から裏面へと貫通するピンホールが発生すること
がある。今日の電子部品の小形化に伴い、セラミックグ
リーンシートが益々薄くなっているが、前記のようなキ
、ヤビティやピンホールは、回路基板や誘電体の絶縁低
下等の特性の致命的欠陥の主たる原因となる。
本発明は、前記従来の課題に鑑み、これを解消すること
が出来るセラミックグリーンシートの製造方法と装置を
提供することを目的とする。
が出来るセラミックグリーンシートの製造方法と装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
すなわち、前記課題を解消するため、本発明において採
用された手段の要旨は、回転駆動されるドラム2の表面
にスラリーダム6のセラミックスラリ−9を薄く被着さ
せて、該ドラム2の表面にスラリー膜10を形成し、該
スラリー膜10をフィルム状の担体5の表面に転写し、
セラミックグリーンシートを製造する方法において、前
記ドラム2の表面に形成されたスラリー膜10に消泡剤
を塗布し、その後担体5に転写するセラミックグリーン
シートの製造方法である。
用された手段の要旨は、回転駆動されるドラム2の表面
にスラリーダム6のセラミックスラリ−9を薄く被着さ
せて、該ドラム2の表面にスラリー膜10を形成し、該
スラリー膜10をフィルム状の担体5の表面に転写し、
セラミックグリーンシートを製造する方法において、前
記ドラム2の表面に形成されたスラリー膜10に消泡剤
を塗布し、その後担体5に転写するセラミックグリーン
シートの製造方法である。
さらに、上部周面で他の部材と僅かな間隙が形成された
回転駆動されるドラム2と、該ドラム2の上部周面を底
面として形成されたセラミックスラリ−を満たすスラリ
ーダム6と、前記ドラムの下部周面にフィルム状の担体
5を供給する担体供給手段とを有するセラミックグリー
ンシートの製造装置において、スラリーダム6を通過し
た後の前記ドラム2の周面に霧状に消泡剤を供給する消
泡剤供給器8を配置してなるセラミックグリーンシート
の製造装置である。
回転駆動されるドラム2と、該ドラム2の上部周面を底
面として形成されたセラミックスラリ−を満たすスラリ
ーダム6と、前記ドラムの下部周面にフィルム状の担体
5を供給する担体供給手段とを有するセラミックグリー
ンシートの製造装置において、スラリーダム6を通過し
た後の前記ドラム2の周面に霧状に消泡剤を供給する消
泡剤供給器8を配置してなるセラミックグリーンシート
の製造装置である。
[作 用]
本件発明者は、前記キャビティやピンホールの発生原因
について詳細に検討したところ、担体5の上の乾燥前の
グリーンシー)10の中に存在する気泡の存在が大きな
原因であり、かつそれが存在する位置によって、形成さ
れるキャビティの深さが異なることが分かった。例えば
、第3図(a)で示すように、担体5の上のセラミック
グリーンシート10の中のほぼ半分程の深さに気泡11
が存在している場合を例にとると、グリーンシート10
が加熱されるのに伴い、気泡11が膨張すると共に、担
体5に保持されてない上面側に逃げ、その跡に第3図(
b)で示すようなキャビティI2が残る。この場合、乾
燥前のグリーンシート10の中の気泡1・Iが第3図(
a)で示すより浅い位置、つまりグリーンシート10の
表面近くにあるときは、このキャビティ12はそれだけ
浅く形成され、その影響は小さいが、気泡11が深い位
置、つまり担体5に近い底面寄りにあると、キャビティ
12はそれだけ深く形成される。そして、第4図(1)
で示すように、気泡11がグリーンシー)10の底面付
近にあるときは、それが表面から逃げた跡には、グリー
ンシー)10を完全に貫通する第4図(b)で示すよう
なピンホール13が形成される。
について詳細に検討したところ、担体5の上の乾燥前の
グリーンシー)10の中に存在する気泡の存在が大きな
原因であり、かつそれが存在する位置によって、形成さ
れるキャビティの深さが異なることが分かった。例えば
、第3図(a)で示すように、担体5の上のセラミック
グリーンシート10の中のほぼ半分程の深さに気泡11
が存在している場合を例にとると、グリーンシート10
が加熱されるのに伴い、気泡11が膨張すると共に、担
体5に保持されてない上面側に逃げ、その跡に第3図(
b)で示すようなキャビティI2が残る。この場合、乾
燥前のグリーンシート10の中の気泡1・Iが第3図(
a)で示すより浅い位置、つまりグリーンシート10の
表面近くにあるときは、このキャビティ12はそれだけ
浅く形成され、その影響は小さいが、気泡11が深い位
置、つまり担体5に近い底面寄りにあると、キャビティ
12はそれだけ深く形成される。そして、第4図(1)
で示すように、気泡11がグリーンシー)10の底面付
近にあるときは、それが表面から逃げた跡には、グリー
ンシー)10を完全に貫通する第4図(b)で示すよう
なピンホール13が形成される。
前記セラミックグリーンシートの製造方法と装置では、
ドラム2の表面に付着されたスラリー[15の表面に消
泡剤が塗布され、ここで気泡が脱泡される。その後、こ
のスラリー膜15は、ドラム2の下部で担体5に転写さ
れるが、このとき脱泡された前記スラリー膜15の表面
側がグリーンシート10の担体5に接する底面側どなっ
て転写される。このため、乾燥前のグリーンシート10
の中の少なくとも深い位置には気泡が残らず、乾燥後に
ピンホールや深いキャビティが形成されない。
ドラム2の表面に付着されたスラリー[15の表面に消
泡剤が塗布され、ここで気泡が脱泡される。その後、こ
のスラリー膜15は、ドラム2の下部で担体5に転写さ
れるが、このとき脱泡された前記スラリー膜15の表面
側がグリーンシート10の担体5に接する底面側どなっ
て転写される。このため、乾燥前のグリーンシート10
の中の少なくとも深い位置には気泡が残らず、乾燥後に
ピンホールや深いキャビティが形成されない。
[実 施 例]
次に、図面を参照しながら、本発明の実施例について説
明する。
明する。
第1図で示す装置は、本発明の実施例であるセラミック
グリーンシートの一実施例を示すが、その基本的な構成
は、第2図で示す従来の装置と共通しており、共通する
部分は同じ符合で示し、説明は省略する。
グリーンシートの一実施例を示すが、その基本的な構成
は、第2図で示す従来の装置と共通しており、共通する
部分は同じ符合で示し、説明は省略する。
ここでは、ドラム2の第1図において左側の周面に向け
て消泡剤を供給する消泡剤供給器8が配置されている。
て消泡剤を供給する消泡剤供給器8が配置されている。
ドラム2のこの周面部分は、ドラム2の回転により、ス
ラリーダム8から出た直後の部分であり、その表面にグ
リーンシー)10となるセラミックのスラリー[15が
形成される。消泡剤供給器8は、液状の消泡剤を数μm
の粒子に霧化してスラリー膜15の表面に消泡剤を均一
に塗布するものが望ましく、霧化手段としては、例えば
、超音波霧化器等を使用することができる。また、塗布
する消泡剤としては、エタノールの水溶液や市販の界面
活性剤等、既に知られたものを用いることができる。
ラリーダム8から出た直後の部分であり、その表面にグ
リーンシー)10となるセラミックのスラリー[15が
形成される。消泡剤供給器8は、液状の消泡剤を数μm
の粒子に霧化してスラリー膜15の表面に消泡剤を均一
に塗布するものが望ましく、霧化手段としては、例えば
、超音波霧化器等を使用することができる。また、塗布
する消泡剤としては、エタノールの水溶液や市販の界面
活性剤等、既に知られたものを用いることができる。
なお、第1図で示した実施例では、ドラム2の周面に対
して所定の間隙を形成する手段として、ドラム1を用い
ているが、これをブレードに代えることもできることは
もちろんである。
して所定の間隙を形成する手段として、ドラム1を用い
ているが、これをブレードに代えることもできることは
もちろんである。
次に、本発明の具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
平均粒径が約1. 0μmのチタン酸バリウムを主成分
とする誘電体粉末をアクリル系水溶性バインダ、分散剤
、可塑剤、消泡剤等の混合物からなる分散媒に分散し、
セラミックスラリ−を作った。次に、このセラミックス
ラリ−が収納された容器を約3時間真空吸引して前記ス
ラリーを脱気した後、ダクト7を介してこのスラリーを
スラリーダム6に供給した。
とする誘電体粉末をアクリル系水溶性バインダ、分散剤
、可塑剤、消泡剤等の混合物からなる分散媒に分散し、
セラミックスラリ−を作った。次に、このセラミックス
ラリ−が収納された容器を約3時間真空吸引して前記ス
ラリーを脱気した後、ダクト7を介してこのスラリーを
スラリーダム6に供給した。
そして、ドラム1.2.3を各々第1図において矢印で
示す一方向に回転させて、まずドラム2の周面にスラリ
ー膜I5を形成し、これをポリエチレンテレフタレトフ
ィルムからなる担体5の上に転写し、グリーンシート1
0を形成した。
示す一方向に回転させて、まずドラム2の周面にスラリ
ー膜I5を形成し、これをポリエチレンテレフタレトフ
ィルムからなる担体5の上に転写し、グリーンシート1
0を形成した。
このとき、エチルアルコールの80%水溶液からなる消
泡剤を用意し、これを消泡剤供給器8から粒径数μmの
霧状として、ドラム2の周面に形成されたスラリー1摸
I5に供給して塗布した。
泡剤を用意し、これを消泡剤供給器8から粒径数μmの
霧状として、ドラム2の周面に形成されたスラリー1摸
I5に供給して塗布した。
こうして作られた担体5上のグリーンシート10は、乾
燥前の状態で厚さ約70μmであったが、これを120
℃の温風水平流の中を通過させて乾燥した後の厚さが2
5μm1 幅250mmであった。
燥前の状態で厚さ約70μmであったが、これを120
℃の温風水平流の中を通過させて乾燥した後の厚さが2
5μm1 幅250mmであった。
このグリーンシー)100mを用意し、これを10m間
隔で200X250mm角に担体5ごと裁断し、10個
のサンプルを得た。このサンプルについて、暗室内で下
から透過光を当てながら、倍率10倍の双眼顕微鏡を用
い、視認できるキャビティとスルーホールの数を計数し
た。すなわち、成る程度深いキャビティでは、透過光が
グリーンシートを完全ではないが透けて見え、また、ス
ルーホールでは、透過光がグリーンシートを完全に透け
て見えるため、それらを各々別に計数した。この結果、
■サンプル当りのピンホールの数は0. 1個、キャビ
ティの数は0個であった。
隔で200X250mm角に担体5ごと裁断し、10個
のサンプルを得た。このサンプルについて、暗室内で下
から透過光を当てながら、倍率10倍の双眼顕微鏡を用
い、視認できるキャビティとスルーホールの数を計数し
た。すなわち、成る程度深いキャビティでは、透過光が
グリーンシートを完全ではないが透けて見え、また、ス
ルーホールでは、透過光がグリーンシートを完全に透け
て見えるため、それらを各々別に計数した。この結果、
■サンプル当りのピンホールの数は0. 1個、キャビ
ティの数は0個であった。
(実施例2)
前記実施例1において、消泡剤として、エチルアルコー
ル水溶液に替えて、市販の消泡用界面活性剤水溶液を用
いたこと以外は、同実施例1と同様にしてグリーンシー
トを製造し、キャビティまたはピンホールの数を計数し
た。この結果、■サンプル当りのピンホールの数は0゜
3個、キャビティの数は0.6個であった。
ル水溶液に替えて、市販の消泡用界面活性剤水溶液を用
いたこと以外は、同実施例1と同様にしてグリーンシー
トを製造し、キャビティまたはピンホールの数を計数し
た。この結果、■サンプル当りのピンホールの数は0゜
3個、キャビティの数は0.6個であった。
(比較例)
前記実施例との比較のため、第2図で示す従来の装置に
より、消泡剤をドラム2の周面に付着したスラリー膜1
5に塗布せず、その他は前記各実施例と同様にしてグリ
ーンシートを製造し、キャビティまたはピンホールの数
を計数した。この結果、1サンプル当りのピンホールの
数は2.8個、キャビティの数は1.8個であった。
より、消泡剤をドラム2の周面に付着したスラリー膜1
5に塗布せず、その他は前記各実施例と同様にしてグリ
ーンシートを製造し、キャビティまたはピンホールの数
を計数した。この結果、1サンプル当りのピンホールの
数は2.8個、キャビティの数は1.8個であった。
この結果から明かな通り、本発明の2つの実施例では、
何れも従来例である比較例に比べて、キャビティ、ピン
ホール共に少ないグリーンシートが得られた。
何れも従来例である比較例に比べて、キャビティ、ピン
ホール共に少ないグリーンシートが得られた。
C発明の効果コ
以上説明した通り、本発明によれば、キャビティやピン
ホールの少ないグリーンシートが製造でき、優れた品質
のグリーンシートが歩留りよく安定して製造できる効果
が得られる。
ホールの少ないグリーンシートが製造でき、優れた品質
のグリーンシートが歩留りよく安定して製造できる効果
が得られる。
第1図は、本発明の実施例であるグリーンシートの製造
装置を示す側面は意図、第2図は、従来例であるグリー
ンシートの製造装置を示す側面(既意図、第3図は、グ
リーンシートにキャビティが形成される過程を説明する
担体とグリーンシートとの断面図ミ 第4図は、グリー
ンシートにスルーホールが形成される過程を説明する担
体とグリーンシートとの断面図である。 L 2.3・・・ドラム 5・・・担体 6・・・ス
ラリーダム 8・・・消泡剤供給器 9・・・セラミッ
クスラリ−
装置を示す側面は意図、第2図は、従来例であるグリー
ンシートの製造装置を示す側面(既意図、第3図は、グ
リーンシートにキャビティが形成される過程を説明する
担体とグリーンシートとの断面図ミ 第4図は、グリー
ンシートにスルーホールが形成される過程を説明する担
体とグリーンシートとの断面図である。 L 2.3・・・ドラム 5・・・担体 6・・・ス
ラリーダム 8・・・消泡剤供給器 9・・・セラミッ
クスラリ−
Claims (2)
- (1)回転駆動されるドラム2の表面にスラリーダム6
のセラミックスラリー9を薄く被着させて、該ドラム2
の表面にスラリー膜10を形成し、該スラリー膜10を
フィルム状の担体5の表面に転写し、セラミックグリー
ンシートを製造する方法において、前記ドラム2の表面
に形成されたスラリー膜10に消泡剤を塗布し、その後
担体5に転写することを特徴とするセラミックグリーン
シートの製造方法。 - (2)上部周面で他の部材と僅かな間隙が形成された回
転駆動されるドラム2と、該ドラム2の上部周面を底面
として形成されたセラミックスラリーを満たすスラリー
ダム6と、前記ドラムの下部周面にフィルム状の担体5
を供給する担体供給手段とを有するセラミックグリーン
シートの製造装置法において、スラリーダム6を通過し
た後の前記ドラム2の周面に霧状に消泡剤を供給する消
泡剤供給器8を配置してなることを特徴とするセラミッ
クグリーンシートの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1284337A JP2531806B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | セラミックグリ―ンシ―トの製造方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1284337A JP2531806B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | セラミックグリ―ンシ―トの製造方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03143601A true JPH03143601A (ja) | 1991-06-19 |
JP2531806B2 JP2531806B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=17677266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1284337A Expired - Lifetime JP2531806B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | セラミックグリ―ンシ―トの製造方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531806B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP1284337A patent/JP2531806B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2531806B2 (ja) | 1996-09-04 |
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