JPH03141548A - 冷陰極蛍光ランプ - Google Patents

冷陰極蛍光ランプ

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JPH03141548A
JPH03141548A JP27855089A JP27855089A JPH03141548A JP H03141548 A JPH03141548 A JP H03141548A JP 27855089 A JP27855089 A JP 27855089A JP 27855089 A JP27855089 A JP 27855089A JP H03141548 A JPH03141548 A JP H03141548A
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JP
Japan
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hollow
external electrode
electrode
cold cathode
cathode
Prior art date
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Pending
Application number
JP27855089A
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English (en)
Inventor
Hisashi Honda
久司 本田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はバルブ内に少なくとも一対のホロー形冷陰極を
封止する冷陰極蛍光ランプに係り、特に、ホロー形冷陰
極を改良した冷陰極蛍光ランプに関する。
(従来の技術) 従来、この種の冷陰極開口ランプとしてはバルブ内に封
止する一対の冷陰極を例えば第4図(A)、  (B)
で示すように構成したものがある。
この冷陰極1はその全体をホローカソード効果(光電効
果)を発生せしめるホロー形に形成すると共に、電極表
面積の増大を図ることにより、高輝度化を図っているも
のである。
すなわち、この冷陰極1は有底円筒状の外部電極2の一
対をそれらの開口端同士を対向させてバルブ内に封止し
、これら外部電極2内に図中上下方向で対向する上下一
対の平行平板状の内部電極3a、3bを同軸状にかつ全
長に亘って内蔵している。
一対の内部電極3a、3bはその幅方向の左右端部およ
び軸方向内端部を外部電極2の外周面および内底面にそ
れぞれ固着することにより電気的に接続しており、冷陰
極1全体としての電極表面積の増大を図っている。
また、上下一対の内部電極3a、3bは、その上下方向
の間隔aと外部電極2との間隔すとをホローカソード効
果を発生せしめる間隔に設定しており、冷陰極1全体を
ホロー形に形成している。
したがって、この一対の冷陰極1,1間に、アルゴン等
の希ガス内の雰囲気中で所要の電圧を印加すると、各冷
陰極1の一対の内部電極3a、3b間同士と、これら内
部電極3a、3bの外面と外部電極2の内周面との間(
図中網目で示す)において、高密度な負グローが発生し
て、ホローカソード効果が発生する。
すなわち、高密度かつ高エネルギのイオン等により外部
電極2と内部電極3a、3bの外表面が叩かれ、ここか
ら放出される二次電子の放出を促進させる。
これにより、各冷陰極1の電極降下電圧が低下し、放電
効率が向上して、ランプ効率が向上する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の冷陰極1では外部電極
2と内部電極3a、3bの両開口端が面一であるために
、第5図に示すようにこれら開口端部におけるスパッタ
リングにより、これら開口端部周縁に近接するバルブ4
の一部に金属等が飛散して付着し、著しく黒化させる。
そのために、バルブ1の外観を害する上に輝度を低下さ
せ、ランプ寿命を短くするという課題がある。
そこで、本発明は前記事情を考慮してなされたもので、
その目的はホロー形冷陰極の開口端部周縁のバルブの黒
化を低減できる冷陰極蛍光ランプを提供することにある
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、従来の冷陰極蛍光ランプの課題が、ホロー形
冷陰極の開口端部においてもホローカソード効果により
スパッタリングを発生させている点にあることに鑑みて
なされたものであり、次のように構成される。
すなわち本発明は、バルブ内に少なくとも一対のホロー
形冷陰極を対向させて封止する冷陰極蛍光ランプにおい
て、前記ホロー形冷陰極は、ホローカソード効果を奏し
ない開口径に設定した筒状の外部電極内に、ホロー形内
部電極をホローカソード効果を奏する距離をおいて内包
せしめて電気的に接続し、前記内部電極の対向端を前記
外部電極の対向端よりもその内方へ後退させてなること
を特徴とする。
(作用) 一対のホロー形冷陰極間に所要の電圧が印加されると、
これら一対のホロー形冷陰極間で放電が発生する。
この放電時に各ホロー形冷陰極はホロー形内部電極内、
および、この内部電極と外部電極との間で負グローが発
生し、ホローカソード効果が発生する。
したがって、ホローカソード効果により、ホロー形冷陰
極から放出される二次電子の放出効率が向上し、放電効
率が向上して、ランプ効率が高まる。
そして、内部電極の対向端が外部電極の対向端よりも内
方へ後退しており、しかも、外部電極の開口端部の開口
径がホローカソード効果を発生させない間隔に設定され
ているので、この外部電極の開口端部ではホローカソー
ド効果によるスパッタリングが発生しない。
また、内部電極の開口端で発生したスパッタリングによ
る金属物質の飛散を、前記外部電極の開口端部内に止ど
めて、これより、さらに前方への飛散を低減することが
できる。
したがって本発明によれば、各冷陰極の開口端部におけ
るスパッタリングに起因するバルブの一部の黒化を低減
し、この黒化による輝度低下やランプ寿命の低下を防止
することができる。
(実施例) 以下本発明の実施例を第1図〜第3図に基づいて説明す
る。
第2図は本発明に係る冷陰極蛍光ランプの一部切欠正面
図であり、図において、冷陰極蛍光ランプ11は例えば
直管状のガラス製バルブ12の軸方向両端部内に図中左
右一対のホロー形冷陰極13.13を同軸状に対向させ
て気密に封止している。
これら冷陰極13の各外端部は例えば2本一対のリード
線14.14を介して口金15の2本−対の口金ピン1
6.16に電気的に接続されている。
また、バルブ12はそのほぼ全内周面に蛍光膜17を被
着しており、バルブ12内には水銀と希ガスとを封入し
ている。
前記一対の冷陰極13.13は例えば第1図(A)、 
 (B)に示すように構成され、例えばニッケル製有底
円筒状の外部電極18の開口端同士をバルブ12の軸方
向で同軸状に対向させている。
外部電極18はその開口端(対向端)の直径xoを、ホ
ローカソード効果を発生せしめるホロー間隔a(後述)
よりも大きくなるように設定しているので、この開口端
部ではホローカソード効果が発生しない。
ホローカソード効果とは電極内部に発生した負グローに
より、高エネルギ高密度のイオンや光子が電極内周面を
叩き、二次電子放出を促進させて、放電効率を高める現
象である。
また、外部電極18はその内部に、上下一対の平行平板
状の内部電極19a、19bを同軸状に内蔵している。
上下一対の内部電極19a、19bは第1図(B)に示
すように、その底部(図中右端部)では底板19cによ
り上下方向に一体的に結合されており、内部電極19a
、19bの幅方向左右端部が外部電極18の内周面に固
着されて電気的に接続されている。内部電極19a、1
9b間の間隔aはホローカソード効果を発生せしめるホ
ロー間隔aに設定されている。
このホロー間隔aは本発明者等が既に特願平1−936
22号明細書に示したように、冷陰極表面の電流密度を
希ガスの封入圧力Pの2乗で割った換算電流密度Jが、 J≧1×10 (mA/7・Paz) 9 であり、しかも、ホロー間隔aと封入ガス圧Pとの積が
、 0.5≦a ・P (mmKPa)≦0.2を満足する
ように設定している。
例えば、封入ガス圧Pを2660Paとした場合、内部
電極19a、19bの上下方向の間隔aを、 0.2≦a (■)≦0.8 に設定すれば、これら内部電極19a、19b間におい
てホローカソード効果が発生する。
また、内部電極19a、19bと外部電極13の内周面
との間隔すを前記ホロー間隔aと同一範囲に設定するこ
とにより、ここでもホローカソード効果を得ることがで
きる。
そして、内部電極19a、19bはその開口端(対向端
)を外部電極18の開口端(対向端)よりも、その内方
へ所要距離X後退させることにより、ホローカソード効
果を発生させるホロー間隔aよりも大きい開口径XOを
有する外部電極18の開口端部にてホローカソード効果
を発生させないようになっている。
したがって、内部電極19a、19bの開口端よりも前
方の外部電極18の開口端部ではホローカソード効果に
よるスパッタリングが発生しない。
次に本実施例の作用を説明する。
第2図で示す一対のホロー形冷陰極13.13間に所要
の電圧が印加されると、これら電極13゜13間で放電
が発生し、この放電がバルブ12内の紫外線の原子に衝
突して紫外線が発生する。
この紫外線は蛍光膜17を励起して所要色に発光し、冷
陰極蛍光ランプ11が点灯する。
そして、この点灯時には、各冷陰極13において上下一
対の内部電極19a、19b間と、これら内部電極19
a、19bと外部電極18との間でホローカソード効果
が発生する。
このために、外部電極18と内部電極19a。
19bの二次電子の放出が促進されて放電効率が向上し
、ランプ効率が高まる。
そして、このとき、内部電極19a、19bの開口端と
外部電極18の開口端との間ではスパッタリングが発生
しないので、外部電極18と内部電極19a、19bの
開口端部とで発生したスパッタリングによる金属物質の
飛散が外部電極18の開口端部内に殆ど止どまり、これ
よりもさらに外方へ放出される量を低減する。
したがって、この外部電極18の開口端周縁部に近接す
るガラスバルブ12の一部の黒化を低減することができ
る。
その結果、バルブ12の一部の黒化による輝度低下やラ
ンプ寿命の低下、および輝度効率の低下を防止すること
ができる。
第3図(A)、  (B)は本発明の他の実施例を示し
ており、本実施例は前記実施例の内部電極19a、19
bを渦巻状の内部電極20に置換した点に特徴があり、
これ以外は前記実施例と同様の構成であるので、第3図
(A)、(B)中、第1図(A)、(B)と共通する部
分には同一符号を付して、その重複した説明を省略する
渦巻状内部電極20は例えば外部電極18の軸長よりも
若干短い金属製帯板状を渦巻状に巻回して、外部電極1
8内に同軸状に収容され、渦巻状内部電極20の底部が
外部電極18の内底部に固着されて電気的に接続されて
いる。
また、渦巻状電極20は渦巻状間隔をホローカソード効
果を発生せしめるホロー間隔aを満す間隔に設定されて
おり、渦巻状内部電極20内、および、渦巻状内部電極
20の外周面と外部電極18の内周面との間においても
ホローカソード効果が発生するように構成されている。
そして、渦巻状内部電極20はその開口端を、外部電極
18の開口端よりも内方へ所要距離Xだけ後退させてい
る。
したがって、渦巻状内部電極20の開口端と外部電極1
8の開口端との間における開口径XOがホロー間隔aよ
りも大きくなるように設定されているので、この外部電
極18の開口端部内ではホローカソード効果が発生せず
、スパッタリングが発生しない。
したがって本実施例においても、渦巻状内部電極20の
開口端部で発生したスパッタリングによる金属物質の飛
散が外部電極18の開口端部内で殆ど止どまり、これよ
りもさらに外方へ飛散する量を低減することができるの
で、この外部電極18の開口端に近接するバルブの一部
の黒化を低減できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、外部電極により内包され
る内部電極の対向端を、この外部電極の対向端よりもそ
の内方へ後退させたので、この内部電極の対向端よりも
前方の外部電極の開口端部におけるホローカソード効果
によるスパッタリングを防止することができる。
したがって、内部電極の対向端のスパッタリングによる
金属物質の飛散の殆どを外部電極の対向端部内に止どめ
て、これよりもさらに外方へ放出されるのを低減するこ
とができる。
すなわち、本発明によれば、ホロー形冷陰極の外部電極
の開口端部周縁に近接するバルブの一部の黒化を低減し
、輝度の向上とランプ寿命の延長とを図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は第2図で示すホロー形冷陰極の斜視図、
第1図(B)は同図(A)の縦断面図、第2図は本発明
に係る冷陰極蛍光ランプの一実施例の全体構成を一部切
り欠いて示す正面図、第3図(A)は本発明の他の実施
例の要部斜視図、第3図(B)は同図(A)の縦断面図
、第4図(A)は従来の冷陰極蛍光ランプの冷陰極の斜
視図、第4図(B)は同図(A)の縦断面図、第5図は
第4図(A)、  (B)で示す従来のホロー形冷陰極
を組み込んだ蛍光ランプの一部拡大縦断面図である。 11・・・冷陰極蛍光ランプ、12・・・バルブ、13
・・・ホロー形冷陰極、18・・・外部電極、19a。 19b・・・内部電極、20・・・渦巻状内部電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バルブ内に少なくとも一対のホロー形冷陰極を対向させ
    て封止する冷陰極蛍光ランプにおいて、前記ホロー形冷
    陰極は、ホローカソード効果を奏しない開口径に設定し
    た筒状の外部電極内に、ホロー形内部電極をホローカソ
    ード効果を奏する距離をおいて内包せしめて電気的に接
    続し、前記内部電極の対向端を前記外部電極の対向端よ
    りもその内方へ後退させてなることを特徴とする冷陰極
    蛍光ランプ。
JP27855089A 1989-10-27 1989-10-27 冷陰極蛍光ランプ Pending JPH03141548A (ja)

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JP27855089A JPH03141548A (ja) 1989-10-27 1989-10-27 冷陰極蛍光ランプ

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JP27855089A JPH03141548A (ja) 1989-10-27 1989-10-27 冷陰極蛍光ランプ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475166B1 (ko) * 2002-05-27 2005-03-08 엘지.필립스 엘시디 주식회사 램프
JP2008210595A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Hitachi Displays Ltd 冷陰極蛍光管及びこの冷陰極蛍光管を用いた液晶表示装置
CN103295874A (zh) * 2012-03-01 2013-09-11 北京普析通用仪器有限责任公司 多元素复合空心阴极灯

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