JPH03140770A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動製氷及び自動アイスクリーム製造を選択
的に行なうようにした冷蔵庫に関する。

従来の技術 自動製氷装置付の冷蔵庫としては、その−例が実公昭６
４−１７１３９号公報に示されており。

以下その内容について第７図及び第８図に従い説明する
。

１は冷蔵庫本体で外箱２．内箱３及び前記外箱２、内箱
３間に充填された断熱材４により構成されている。５け
前記冷蔵庫本体１の内部を上下に区画壁であり、上部に
冷凍室６、下部に冷蔵室７を区画形成している。８は前
記冷凍室６の背面に収容した冷凍サイクルの冷却器であ
り、９は前記冷却器８で冷却した冷気を前記冷凍室６及
び冷蔵室７に強制通風するための送風機である。また１
０け前記冷蔵庫本体１の底部後方に収容した冷凍サイク
ルの圧縮機である。

次に１１は前記冷蔵室７内に備えた給水装置１２と前記
冷凍室θ内に備えた駆動袋＠１３、可撓性の製氷皿１４
、貯氷箱１６より構成される自動製氷装置である。ここ
で前記給水装置１２は製氷用の水と給水するための着脱
自在の給水タンク１６゜前記給水タンク１６よりの水を
一時貯水するための貯水皿１７、前記貯水皿１７内に受
けた水を揚水するための給水ポンプ１８と給水管１９と
より成る。また前記製氷皿１４はその中央部に支持軸２
０を連結固定し前記駆動装置１３と略コの字状に形成し
たフレーム２１とで前記支持軸２０を中心として回動反
転するよう軸支されている。尚。

２２は前記製氷皿１４と歪み変形させて離氷を行なわせ
るために前記駆動装置１３の外殻の一部に設けたストッ
パーであり、２３は前記ストッパー２２に当接する様に
前記製氷皿１４上に取付けた当て板である。

かかる構成において、使用者によって水を満たされた給
水タンク１６が所定の位置にセットされると、貯水皿１
７に水が満たされ、給水ポンプ１８が作動して給水管１
９を介して製氷皿１４内に水が注水される。こうして製
氷皿１４内に所定量溝たされた水は冷凍室ｅ内での冷却
作用によって氷結されて氷が生成される。そして製氷が
終了すると駆動装置１３によって製氷皿１４が支持軸２
゜を中心として回動反転し、ストッパー２２に当て板２
３が当接することによって製氷皿１４が歪み変形を生じ
て氷が離氷される。また、離氷された氷は製氷皿１４の
下方に備えた貯氷箱１５内に落下して貯氷され、離氷作
用の終了した製氷皿１４は駆動装置１３の逆回転作用に
よって元の状態に復帰する。以後、この作用を給水タン
ク１６内の水を使い切るまで繰り返して自動的に製氷、
貯水を行なうものである。

一方、自動アイスクリーム製造装置については、実公昭
５２−１８７８０号公報にその一例が示されており、特
に図示しないが冷凍室内に専用の駆動モータを設けて撹
拌羽根を回転させ、容器内のアイスクリーム・ミックス
を撹拌しアイスクリームを製造するよう構成して因る。

発明が解決しようとする課題 しかしながらこれらの様な例では、自動製氷を行うにし
ても自動アイスクリーム製造を行なうにしても、夫々に
専用の駆動装置が必要になる。

一方、近年では食生活の高級化やグルメ志向、手造り志
向の時流とも相まって、氷の使い方も従来の飲食物を冷
やすというだけの用途から食卓を演出する素材としての
用途へと広がりをみせ、多量の氷を手間なく利用できる
自動製氷装置へのニーズも高まりつつある。また、日本
人の好きなものの第２位（昭和６９年度ＮＨＫアンケー
ト調査による）にランクされ、最近、特に都市部を中心
に販売チェーン店が増大しているアイスクリームに対し
ても、自分の好みに応じた手造りアイスクリームを家庭
でつくりたいというニーズも十分にあると考えられる。

この様な背景にあって冷蔵庫の高機能化の一環として自
動製氷と自動アイヌクリーム製造の両機能を備えてこれ
らのニーズに応えることが考えられるが、前述のように
駆動装置を夫々専用に設けたのでは商品コストが高くな
るほか冷凍室内のスペースもその分占有することになり
有効スペースが減少するという問題点を有していた。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷蔵庫は、冷凍室内
に設けた自動製氷装置の駆動装置を共用し、この駆動装
置により反復スイングする撹拌羽根と、上面が開口され
て、底面を撹拌羽根の運動軌跡に合わせた曲面形状とし
、なおかつこの底面の曲面形状と連続して両端面を内側
にカーリングし比容器と交換して自動アイスクリーム製
造装置を選択使用できる様に構成したものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、自動アイスクリーム製
造装置を使用する場合は、自動製氷装置用の駆動装置に
撹拌羽根を取付け、貯氷箱の代わりにアイスクリーム製
造用の容器をセットして駆動装置を作動させれば、アイ
スクリームのミックス（材料配合されｔ生地）が容器を
介して冷却され、撹拌羽根のスイング動作によって押し
のけられ、両端のカーリング部分で自重で落下し混合さ
れる。そしで時間経過でアイスクリームが製造されるも
のである。

実施例 以下本発明の〜実施例の冷蔵庫について第１図から第４
図に従込説明する。尚、従来例と同一構成の部分につい
ては同一符号を付して説明を省略し、異なる部分につい
て説明する。

１３は冷凍室ｅ内に設けられた自動製氷装置１１の駆動
装置であり、その内部には駆動モータ２４とこの回転力
を伝達するための複数の減速ギヤ２５及び前記減速ギヤ
２５のうちの一つのギヤの外周部に取付けたマグネット
２６と、前記マグネット２６の回転軌跡上に相対して設
けた２つのリードスイッチ２７．２８より成る回転位置
検出装置２９とが収められており、この回転位置検出装
置２９の働きで、駆動モータ２４の正転・反転を切換え
る信号を取出している。

３ｏは自動製氷装置１１の製氷皿１４の代わりに一端を
前記駆動装置１３内の減速ギヤ２５の最終段ギヤに貫通
させ、他端をフレーム２１に貫通させて軸支した撹拌羽
根であり、アーム部３１と撹拌部３２とより構成される
。３３は自動製氷装置１１の貯氷箱１５の代わりに設置
したアルミ等金属製のアイスクリーム製造用の容器であ
り、上面が開口され底面は前記撹拌羽根３ｏの撹拌部３
２の運動軌跡に合わせた曲面形状となっておシ、更にこ
の曲面形状と連続させて両端部は内側にカーリングさせ
ている。そして、前記駆動装置１３、フレーム２１、撹
拌羽根３０、容器３．３とで自動アイスクリーム製造装
置３４を構成している。また、３６は前記容器３３内に
入れたアイスクリームのミックス（例えば、卵の黄身、
生クリーム、牛乳、バニラエツセンス、グラニユー糖等
の材料全配合して混ぜ合わせた生地のことで、以下単に
ミックス３６と呼ぶ）である。

かかる構成において、容器３３内にミックス３５を入れ
て駆動装置１３を作動させると、駆動モータ２４が回転
を始め、これに連動して減速ギヤ２５も回転する。減速
ギヤ２６が回転すると最終段のギヤに連結した撹拌羽根
３０がスイング運動を始める。減速ギヤ２５が回転を続
けてマグネット２６がリードスイッチ２７と相対する位
置にくるとリードスイッチ２７からの信号で駆動モータ
２４の動きが一旦停止し逆方向に回転を始める。そして
、減速ギヤ２６が逆方向に回転してマグネット２６がリ
ードスイッチ２８と相対する位置にくると、リードスイ
ッチ２８からの信号で駆動モータ２４が一旦停止し、再
び正方向に回転が逆転される。

このように回転位置検出装置２９の作用により、駆動モ
ータ２４は一定の回転数で、減速ギヤ２５は一定の回転
角度範囲内で正反転を繰り返すことになり、この動きに
応動して撹拌羽根３ｏも一定角度のスイング動作を反復
することになる。このため容器３３のミックス３５は撹
拌羽根３０の撹拌部３２で押しのけられ、両端のカーリ
ング部分で自重落下し、撹拌部３２の頂部を乗り越えて
後方へ流下する際に空気が含まれる。この時、押しのけ
られたミックスは両端のカーリングによって自重落下す
るため、端面に生地が固化付着することがない。

（第４図、第６図にその状態を示す） また一方、容器３３は冷凍室６内の冷凍雰囲気下にあり
、しかも金属製であるため十分に冷却されており、内部
のミックス３６に対して冷却力を発揮して底面部を中心
とした内壁面で水分の凍結が進行し、氷結晶が生成され
る。そしてこの凍結が進行しつつある容器３３の内壁面
に接したミックス３６を撹拌羽根３０の撹拌部３２のス
イング動作で掻き取りながら撹拌混合してゆくことによ
りミックス３６の温度も低下し、氷結晶も分散されて粘
度が増すことにより更に空気の包含が促進される。また
、これと同時に撹拌作用によりミックス３５はたんばく
質、脂肪球、氷結晶、気泡等が分散した状態で凍結温度
帯（材料組成によって異なるが概ね一５°Ｃ前後）にま
で冷却され、いわゆるソフトクリームの状態となる。そ
して、この状態より更に凍結を進行させることにより所
望のアイスクリームを得ることが出来る。

このため、自動製氷装置１１と自動アイスクリーム製造
装置３４が一台の冷蔵庫で使用者の選択によって使用す
ることができ、安価な商品コストで冷蔵庫の高機能化を
図ることができる。また、冷凍室θ内のスペースを無駄
に費やすこともない。

発明の効果 以上の様に本発明の冷蔵庫によると次のような効果が得
られる。

（１）自動製氷装置の駆動装置を自動アイスクリーム製
造装置の駆動装置として共用するため安価な商品コスト
で両機能を備えた高機能冷蔵庫を提供することができる
。

（２）自動アイスクリーム製造装置用の撹拌羽根と容器
のセットをオプシロン的な販売形態とすれば要両機能を
必ずして所望していない消費者には無駄な出費を強いる
こともなく、消費者にとっても機能選択の余地が生まれ
る。

（３）冷凍室内の無効スペースを減することができ、冷
凍室の使い勝手が向上する。

（４）スイング動作によって押しのけられた生地は、容
器両端部のカーリングによって自重落下し、再び混合さ
れるため、端面部で固化付着することがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫に備えた自動ア
イスクリーム製造装置の斜視図、第２図は同第１図の自
動アイスクリーム製造装置の拡大断面図、第３図は同第
１図の自動アイヌクリーム製造装置の駆動装置の拡大断
面図、第４図、第６図はアイスクリームのミックスの撹
拌状態を示す断面図、第６図は同冷蔵庫の縦断面図、第
７図は従来例を示す自動製氷装置を備えた冷蔵庫の縦断
面図、第８図は同自動製氷装置の斜視図である。 ６・・・・・・冷凍室、７・・・・・・冷蔵室、１１・
・・・・・自動製氷装置、１２・・・・・・給水装置、
１３・・・・・・駆動装置。 １４・・・・・・製氷皿、１５・・・・・・貯氷箱、２
４・・・・・・駆動モータ、２６・・・・・・減速ギヤ
、３０・・・・・・撹拌羽根。 ３３・・・・・・容器、３４・・・・・・自動アイスク
リーム製造装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍室と、冷蔵室と、前記冷蔵室内に備えた給水装置と
   、前記冷凍室内に備えた駆動モータ及び減速ギヤ等より
   成る駆動装置と、前記駆動装置により回転反転する製氷
   皿と、前記製氷皿の下方に備えた貯氷箱とより構成され
   る自動製氷装置と、前記駆動装置により反復スイングす
   る製氷皿と交換される撹拌羽根と、前記撹拌羽根の運動
   軌跡に合わせて底面を曲面形状とし、この底面の曲面形
   状と連続して両端面を内側にカーリングした、上面が開
   口された前記貯氷箱と交換される容器とより構成される
   自動アイスクリーム製造装置とを選択的に使用可能とな
   るよう構成した冷蔵庫。