JPH0314066Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はオーデイオ及び映像用機器等の電子機
器のリモコンユニツト収納装置に関する。

（従来の技術） 従来より電子機器をリモコン制御する為ワイヤ
レスリモコンユニツトが用いられており、このワ
イヤレスリモコンより照射される赤外線を電子機
器側に設けられた受光部材が検知して電子機器を
制御する様になされていた。又、ワイヤレスリモ
コンを使用しない場合には、電子機器側に設けら
れたワイヤレスリモコン収納部に収納する様にな
されていた。

（考案が解決しようとする問題点） しかしながらワイヤレスリモコンをワイヤレス
リモコン収納部に収納した後も、外乱ノイズによ
り赤外線を受光するためのホトダイオードが反応
してしまい誤動作を起すことがあつた。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこの為赤外線を受光する受光部材をワ
イヤレスリモコン収納部の防塵用開閉蓋面に設置
した。

（作用） 赤外線を受光する受光部材をワイヤレスリモコ
ン収納部の防塵用開閉蓋面に設置したことによ
り、ワイヤレスリモコン収納時は受光部材もワイ
ヤレスリモコン収納部内に収納されるので、外乱
ノイズにより誤動作をおこすことがなくなる。

（実施例） 第１図イ，ロに実施例を示す。イはワイヤレス
リモコン１の使用時であり、受光部材２はワイヤ
レスリモコン１を収納するための防塵用開閉蓋３
の前面にその受光面が現われる様に、開閉蓋３の
裏面に取付けられている。尚、防塵用開閉蓋３は
電子機器本体６の前面に設けられたリモコン収納
部５に付設され、この防塵用開閉蓋３は回転用支
持棒４により回転自在になされている。

ロはワイヤレスリモコン１収納時を示す。受光
部材２は、ワイヤレスリモコン１を収納すること
により、回転用支持棒４を中心に防塵用開閉蓋３
と共に回転し、電子機器６内のリモコン収納部５
内部にとりこまれ外乱ノイズの影響を受けること
がなくなる。

（効果） ワイヤレスリモコンをリモコン収納筐体に収納
した寺、受光部材も共に収納されるので、外乱ノ
イズの影響を受けることがなくなり、電子機器の
誤動作を軽減することが出来る上、場所もとらず
機器の小型化に適する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す断面図で、イ
はリモコン使用時を示し、ロはリモコン収納時を
示す。 １……ワイヤレスリモコン、２……受光部材、
３……防塵用開閉蓋。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 受光部材と、リモコンユニツト収納部と、該リ
   モコンユニツト収納部前面に取付けられた開閉蓋
   とを有する電子機器のリモコンユニツト収納装置
   において、上記開閉蓋はリモコンユニツトと共に
   リモコンユニツト収納部内に収容される様にする
   と共に、上記受光部材を上記開閉蓋に取付けたこ
   とを特徴とする電子機器のリモコンユニツト収納
   装置。