JPH03140519A - 地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 - Google Patents
地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法Info
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- JPH03140519A JPH03140519A JP1279359A JP27935989A JPH03140519A JP H03140519 A JPH03140519 A JP H03140519A JP 1279359 A JP1279359 A JP 1279359A JP 27935989 A JP27935989 A JP 27935989A JP H03140519 A JPH03140519 A JP H03140519A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、砂漠・乾燥土壌等の地盤中に不透水層な造成
する工法及び地質改良・基礎工事のために地盤中に地中
止水壁な造成する工法ンこ関する。
する工法及び地質改良・基礎工事のために地盤中に地中
止水壁な造成する工法ンこ関する。
(従来の技術)
砂漠は不毛の荒地ではあるが、土壌そ九自身はむしろ肥
えているところが多く、水さえ1分に得られれば農地と
して利用することが可能で、秩富な日射量と相まってか
なりの生産をあげることができる所も少なくない。従っ
て、最大の問題はいかにして多量の水を得るかにかかつ
ているが、この問題の解決は容易ではなかった。
えているところが多く、水さえ1分に得られれば農地と
して利用することが可能で、秩富な日射量と相まってか
なりの生産をあげることができる所も少なくない。従っ
て、最大の問題はいかにして多量の水を得るかにかかつ
ているが、この問題の解決は容易ではなかった。
砂漠では豊富な水源がないので潅厩工事を行うことが極
めて困難であり、工事によって水を運ぶにしても豊富な
水源からは遠いので膨大な経費を必要とし実現が困難で
あった。
めて困難であり、工事によって水を運ぶにしても豊富な
水源からは遠いので膨大な経費を必要とし実現が困難で
あった。
また砂漠の土壌自身の保水性が悪いため少々の水を供給
しても地中に流失してしまうし、雨水を蓄積することも
できないので砂漠を緑化することは容易なことではなか
った。
しても地中に流失してしまうし、雨水を蓄積することも
できないので砂漠を緑化することは容易なことではなか
った。
砂漠のような乾燥地盤の場合とは逆に水分の多い土壌等
の地盤中に地質改良・基礎工事のため地中止水壁を造成
する際にも従来の工法では大型機械装置を必要とし大が
かりな工事となるので非常に多くの手間と時間を費やし
コストも高いものになっていた。
の地盤中に地質改良・基礎工事のため地中止水壁を造成
する際にも従来の工法では大型機械装置を必要とし大が
かりな工事となるので非常に多くの手間と時間を費やし
コストも高いものになっていた。
(発明が解決しようとする課題)
本発明が解決しようとする課題は、砂漠・乾燥土壌等の
保水性を高めて緑化を可能としたり、或いは水分の多い
土壌等における地質改良・基礎工事を少ない手間と時間
で行うことを可能とする低コストの不透水層・地中止水
壁造成工法を提供することにある。
保水性を高めて緑化を可能としたり、或いは水分の多い
土壌等における地質改良・基礎工事を少ない手間と時間
で行うことを可能とする低コストの不透水層・地中止水
壁造成工法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
かかる課題を解決した本発明の要旨は、1)不透水層又
は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の地中に横坑を設
け、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホースを敷
設し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮めるよ
うに水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤注
入ホースから同層状空隙に硬化剤を充填し、同硬化剤を
硬化させて不透水層又は地中止水壁とすることを特徴と
する地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 2)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤に横坑を貫
通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース
を通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮める
ように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤
注入ホースから同層状空隙に硬化剤を充填し、同硬化剤
を硬化させて不透水層又は地中止水壁とすることを特徴
とする地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 3)アスファルト乳剤を硬化剤としたことを特徴とする
請求項1又は2記載の地盤中における不透水層・地中止
水壁造成工法 4)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤に横坑を貫
通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース
を通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮める
ように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤
注入ホースから同層状空隙にペントナイトミルクを充填
したした後、同層状空隙にネット又はシートを敷設し、
さらに同層状空隙にセメントミルクを充填し、同セメン
トミルクを硬化させて不透水層又は地中止水壁とするこ
とを特徴とする地盤中における不透水層・地中止水壁造
成工法 5)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤tこ横坑を
貫通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホー
スを通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮め
るように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化
剤注入ホースから同7W 状空隙にペントナイト・セメ
ント混合ミルクを充填した後、同層状空隙にネット又は
シートを敷設して同ペントナイト・セメント混合ミルク
を硬化させて不透水層又は地中出水壁とすることを特徴
とする地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 6)バケット又はチェーンソーに沿って硬化剤注入ホー
スを設け、掘削機能を有する硬化剤注入ホースとしたこ
とを特徴とする請求項1.2.4.5何れかに記載の地
盤中における不透水層・地中止水壁造成工法にある。
は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の地中に横坑を設
け、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホースを敷
設し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮めるよ
うに水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤注
入ホースから同層状空隙に硬化剤を充填し、同硬化剤を
硬化させて不透水層又は地中止水壁とすることを特徴と
する地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 2)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤に横坑を貫
通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース
を通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮める
ように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤
注入ホースから同層状空隙に硬化剤を充填し、同硬化剤
を硬化させて不透水層又は地中止水壁とすることを特徴
とする地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 3)アスファルト乳剤を硬化剤としたことを特徴とする
請求項1又は2記載の地盤中における不透水層・地中止
水壁造成工法 4)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤に横坑を貫
通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース
を通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮める
ように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤
注入ホースから同層状空隙にペントナイトミルクを充填
したした後、同層状空隙にネット又はシートを敷設し、
さらに同層状空隙にセメントミルクを充填し、同セメン
トミルクを硬化させて不透水層又は地中止水壁とするこ
とを特徴とする地盤中における不透水層・地中止水壁造
成工法 5)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤tこ横坑を
貫通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホー
スを通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮め
るように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化
剤注入ホースから同7W 状空隙にペントナイト・セメ
ント混合ミルクを充填した後、同層状空隙にネット又は
シートを敷設して同ペントナイト・セメント混合ミルク
を硬化させて不透水層又は地中出水壁とすることを特徴
とする地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 6)バケット又はチェーンソーに沿って硬化剤注入ホー
スを設け、掘削機能を有する硬化剤注入ホースとしたこ
とを特徴とする請求項1.2.4.5何れかに記載の地
盤中における不透水層・地中止水壁造成工法にある。
(作用)
本発明の不透水層・地中止水壁造成工法においては、不
透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域の周辺の地中
に最初から横坑を設けていく工法及び同地中tこ複数の
立坑を掘削した後同立坑間の地盤に横坑を貫通させる工
法がある。
透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域の周辺の地中
に最初から横坑を設けていく工法及び同地中tこ複数の
立坑を掘削した後同立坑間の地盤に横坑を貫通させる工
法がある。
前者の工法では、不透水層又は地中止水壁を造成する地
盤領域周辺の地中に横坑を設け、同横坑中に掘削機能を
有する硬化剤注入ホースを敷設する。そして同硬化剤注
入ホースで地盤の包囲領域を縮めるように水平に掘削し
て層状空隙を形成しながら同硬化剤注入ホースから同層
状空隙に硬化剤を充填し、同硬化剤を硬化させて不透水
層又は地中止水壁とする。
盤領域周辺の地中に横坑を設け、同横坑中に掘削機能を
有する硬化剤注入ホースを敷設する。そして同硬化剤注
入ホースで地盤の包囲領域を縮めるように水平に掘削し
て層状空隙を形成しながら同硬化剤注入ホースから同層
状空隙に硬化剤を充填し、同硬化剤を硬化させて不透水
層又は地中止水壁とする。
後者の工法では、不透水層又は地中止水壁を造成する地
盤領域周辺の地中に複数の立坑な掘削し、同立坑間の地
盤に横坑を貫通させる。次に、同溝坑中に掘削機能を有
する硬化剤注入ホースを通し、同硬化剤注入ホースで地
盤を水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤注
入ホースから同層状空隙に硬化剤を充填して行く。そし
て充填した同硬化剤を硬化させて不透水層又は地中■上
水壁とするようになっている。
盤領域周辺の地中に複数の立坑な掘削し、同立坑間の地
盤に横坑を貫通させる。次に、同溝坑中に掘削機能を有
する硬化剤注入ホースを通し、同硬化剤注入ホースで地
盤を水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤注
入ホースから同層状空隙に硬化剤を充填して行く。そし
て充填した同硬化剤を硬化させて不透水層又は地中■上
水壁とするようになっている。
これらの工法においてはアスファルト乳剤全硬化剤とし
て使用することもある。
て使用することもある。
本発明の不透水層・地中止水壁造成工法においては、前
出のように層状空隙を形成しながら硬化剤注入ホースか
ら同層状空隙にペントナイトミルクな充填した後、同層
状空隙にネット又はシートを敷設し、さらにセメントミ
ルクを同層状空隙に充填し、同セメントミルクを硬化さ
せて不透水層又は地中止水壁とする工法もある。また、
この工法と同様であるが硬化剤注入ホースから層状空隙
にベントナイトセメント混合ミルクを充填した後、同層
状空隙にネット又はシートを敷設して同ペントナイト・
セメント混合ミルクを硬化させて不透水層又は地中止水
壁とする工法もある。いずれの工法においても同層状空
隙にネット又はシートを敷設することにより、不透水層
又は地中上氷壁としての効果及び強度・耐久性等を高め
ることができる。
出のように層状空隙を形成しながら硬化剤注入ホースか
ら同層状空隙にペントナイトミルクな充填した後、同層
状空隙にネット又はシートを敷設し、さらにセメントミ
ルクを同層状空隙に充填し、同セメントミルクを硬化さ
せて不透水層又は地中止水壁とする工法もある。また、
この工法と同様であるが硬化剤注入ホースから層状空隙
にベントナイトセメント混合ミルクを充填した後、同層
状空隙にネット又はシートを敷設して同ペントナイト・
セメント混合ミルクを硬化させて不透水層又は地中止水
壁とする工法もある。いずれの工法においても同層状空
隙にネット又はシートを敷設することにより、不透水層
又は地中上氷壁としての効果及び強度・耐久性等を高め
ることができる。
本発明の不透水層・地中上氷壁造成工法においては、バ
ケット又はチェーンソーに沿って硬化剤注入ホースを設
け、掘削機能を有する硬化剤注入ホースとしたものもあ
る。
ケット又はチェーンソーに沿って硬化剤注入ホースを設
け、掘削機能を有する硬化剤注入ホースとしたものもあ
る。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は実施例1の工程説明間、第2図は第1図のA−
Aにおける一部切欠断面図、第3図は第1図のB−Bに
おける一部切欠断面図、第4図は第2図のC−Cにおけ
る一部切欠断面図である。
Aにおける一部切欠断面図、第3図は第1図のB−Bに
おける一部切欠断面図、第4図は第2図のC−Cにおけ
る一部切欠断面図である。
第5図は実施例2の工程を示す一部切欠断面図、第6図
は第5図のD−Dにおける一部切欠断面図である。
は第5図のD−Dにおける一部切欠断面図である。
第7図の実施例3の工程を示す一部切欠断面図である。
実施例1では、砂漠、屹燥土壌等の地表面に4つの立坑
+1) 、 +2> 、 +3) 、 fJ) k 3
0〜50 mの間隔で掘削し、立坑(1)、 (2)、
(3)、 (,1)間の地盤(5)に方向制御可能な
地中貫通機(6)で横坑(力を貫通させる。次に、横坑
(7)中にチェーンソー式硬化剤注入ホース(8)を通
し、チェーンソー式硬化剤注入ホース(8)で地盤(5
)を水・Vに掘削して層状空隙(9)を形成しながらチ
ェーンソー式硬化剤注入ホース(8)から層状空隙(9
)にアスファルト乳剤(11を充填して行く。そして充
填したアスファルト乳剤C11を硬化させて不透水層(
11)とするようになっている。チェーンソー式硬化剤
?lE人ホース(8)は立坑fl)、 (J)の内部の
ソー牽引用ウィンチ+Iaで作動させるようになってい
る。
+1) 、 +2> 、 +3) 、 fJ) k 3
0〜50 mの間隔で掘削し、立坑(1)、 (2)、
(3)、 (,1)間の地盤(5)に方向制御可能な
地中貫通機(6)で横坑(力を貫通させる。次に、横坑
(7)中にチェーンソー式硬化剤注入ホース(8)を通
し、チェーンソー式硬化剤注入ホース(8)で地盤(5
)を水・Vに掘削して層状空隙(9)を形成しながらチ
ェーンソー式硬化剤注入ホース(8)から層状空隙(9
)にアスファルト乳剤(11を充填して行く。そして充
填したアスファルト乳剤C11を硬化させて不透水層(
11)とするようになっている。チェーンソー式硬化剤
?lE人ホース(8)は立坑fl)、 (J)の内部の
ソー牽引用ウィンチ+Iaで作動させるようになってい
る。
従って、不透水層(l l)の−上方の地表面(1階に
供給された水や雨水は地表面(11から下方へ浸透して
行くが不透水層(11)で浸透を阻止されるのでこれよ
り深く浸透することはなくなり、水が地中深く流失する
こともなくなる。即ち、不透水層(+11の上方の地盤
(14は保水性が高まることになるので植物(1!9を
生育させることができるようになる。
供給された水や雨水は地表面(11から下方へ浸透して
行くが不透水層(11)で浸透を阻止されるのでこれよ
り深く浸透することはなくなり、水が地中深く流失する
こともなくなる。即ち、不透水層(+11の上方の地盤
(14は保水性が高まることになるので植物(1!9を
生育させることができるようになる。
このように砂漠、屹燥土壌等の地盤(5)中に不透水層
flu)を造成することにより地盤(nの保水性を高め
て緑化が可能となる。
flu)を造成することにより地盤(nの保水性を高め
て緑化が可能となる。
なお、実施例1におけるチェーンソー式硬化剤注入ホー
ス(8)の代わりにバケット式硬化剤注入ホースを使用
することもできるし、アスファルト乳剤(11以外の硬
化剤を使用することもできる。
ス(8)の代わりにバケット式硬化剤注入ホースを使用
することもできるし、アスファルト乳剤(11以外の硬
化剤を使用することもできる。
実施例2では、地中上水引を造成しようとする地盤(l
→領域周辺の地中に複数の立坑(1ηを掘削し、立坑(
19間の地盤(11に横坑(1樽を貫通させ、横坑(1
樽中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース(1’Jを通
し、硬化剤注入ホース(1傷で地盤(l→の包囲領域を
縮めるようンこ水平に掘削して層状空隙(幻を形成しな
がら硬化剤注入ホース(1’Jから層状空隙−にベント
ナイト・化メン)7%合ミルク(20を充填し、その後
層状空隙+21にネット+2功を敷設してペントナイト
・セメント混合ミルク(2′3を硬化させて地中上氷壁
(ハ)とする。硬化剤注入ホース(11は立坑(1カ内
のソーけんづ用ウィンチ(財)で作動させるようになっ
ている。硬化剤注入ホース(11はチェーンソー式のも
のを使用しているがバケット式のものを使用することも
できる。地中上氷壁(ハ)により下方がらの水分の上昇
を阻止することができるので水分の多い土壌等における
地質改良な行うことも可能なる。なお層状空隙勾に敷設
するものとしてはネット+2功の他lこンートを用いる
こともできる。
→領域周辺の地中に複数の立坑(1ηを掘削し、立坑(
19間の地盤(11に横坑(1樽を貫通させ、横坑(1
樽中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース(1’Jを通
し、硬化剤注入ホース(1傷で地盤(l→の包囲領域を
縮めるようンこ水平に掘削して層状空隙(幻を形成しな
がら硬化剤注入ホース(1’Jから層状空隙−にベント
ナイト・化メン)7%合ミルク(20を充填し、その後
層状空隙+21にネット+2功を敷設してペントナイト
・セメント混合ミルク(2′3を硬化させて地中上氷壁
(ハ)とする。硬化剤注入ホース(11は立坑(1カ内
のソーけんづ用ウィンチ(財)で作動させるようになっ
ている。硬化剤注入ホース(11はチェーンソー式のも
のを使用しているがバケット式のものを使用することも
できる。地中上氷壁(ハ)により下方がらの水分の上昇
を阻止することができるので水分の多い土壌等における
地質改良な行うことも可能なる。なお層状空隙勾に敷設
するものとしてはネット+2功の他lこンートを用いる
こともできる。
実施例2では、硬化剤注入ホース(1’Jがらペントナ
イト・セメント混合ミルク(21)を層状空隙−に充填
するようになっているが、これとは少し異なる方法とし
て、硬化剤注入ホース(+1からペントナイトミルクを
充填した後、層状空隙(■にネット(社)又は/−トを
敷設し、さらに層状空隙(至)にセメントミルクを充填
し、同セメントミルクを硬化させて地中+h水壁とする
方法もある。完成後の地中化氷壁の作用等については実
施例2と同様である。
イト・セメント混合ミルク(21)を層状空隙−に充填
するようになっているが、これとは少し異なる方法とし
て、硬化剤注入ホース(+1からペントナイトミルクを
充填した後、層状空隙(■にネット(社)又は/−トを
敷設し、さらに層状空隙(至)にセメントミルクを充填
し、同セメントミルクを硬化させて地中+h水壁とする
方法もある。完成後の地中化氷壁の作用等については実
施例2と同様である。
実施例3では、基礎工事をしようとする地盤(2種領域
周辺の地中に複数の立坑(四を掘削し、立坑(イ)の底
部にボーリングマシン(2→を設置し、短尺パイプ(2
力ヲ順次連結して長尺パイプ((2)を形成しながら立
坑(2つ間の地盤(財)に横坑(2!l 4¥貫通させ
る。次に横坑(曝の中tこ掘削機能を有する硬化剤ホー
スを通し実施例]と同様の工程を経て地中化氷壁−を完
成させるようになっている。地中化氷壁(ト)は地中基
礎壁としての役目を果たすようになっているので地中化
氷壁(洞の上部(30に地下空間やビル等々構築するこ
とが可能となる。すなわち地下空間やビル等を構築する
際の地盤の基礎ニー11として実施例3の工法を応用す
ることができる。
周辺の地中に複数の立坑(四を掘削し、立坑(イ)の底
部にボーリングマシン(2→を設置し、短尺パイプ(2
力ヲ順次連結して長尺パイプ((2)を形成しながら立
坑(2つ間の地盤(財)に横坑(2!l 4¥貫通させ
る。次に横坑(曝の中tこ掘削機能を有する硬化剤ホー
スを通し実施例]と同様の工程を経て地中化氷壁−を完
成させるようになっている。地中化氷壁(ト)は地中基
礎壁としての役目を果たすようになっているので地中化
氷壁(洞の上部(30に地下空間やビル等々構築するこ
とが可能となる。すなわち地下空間やビル等を構築する
際の地盤の基礎ニー11として実施例3の工法を応用す
ることができる。
以上のように本発明の実施例1.2.31こまれば従来
の工法のように大型機械装置を必要とすることなく、少
ない手間と時間で、かつ低コストで地盤中に不透水層・
地中化氷壁を造成することができる。
の工法のように大型機械装置を必要とすることなく、少
ない手間と時間で、かつ低コストで地盤中に不透水層・
地中化氷壁を造成することができる。
(発明の効果)
本発明により、砂漠・乾燥土壌等の保水性を高めて緑化
を可能としたり水分の多い土壌等における地質改良・基
礎工事な少ない手間と時間で行うことを可能とする低コ
ストの不透水層・地中上氷壁造成工法を提供することが
できる。
を可能としたり水分の多い土壌等における地質改良・基
礎工事な少ない手間と時間で行うことを可能とする低コ
ストの不透水層・地中上氷壁造成工法を提供することが
できる。
第1図は実施例1の工程説明図、第2図は第1図のA−
Aにおける一部切欠断面図、第3図は第1図のB−Bに
おける一部切欠断面図、第4図は第2図のC−Cにおけ
る一部切欠断面図である。 第5図は実施例2の工程を示す一部切欠断面図、第6図
は第5図のD−Dにおける一部切欠断面図である。 第7図は実施例3の工程を示す一部切欠断面図である。 (1)。 (5): (7): (8): (9)= (IO: (13: (11: (171: (1傷: (21) : (□□□: (24= (岨 (2110: (31: (2)、 (3)、 (4):立坑 地 盤 (6):地中貫通機 横坑 チェーンソー式硬化剤注入ホース 層状空隙 (IQ=アスファルト乳剤不透水層
(12: ソー牽引用ウィンチ地表面
(14:地 盤 植 物 (IQ: 地 盤立
坑 (1樽: 横 坑硬化剤注入ホー
ス(2に層状空隙 ペントナイト・セメント混合ミルク ネット C3:地中止水壁 地 盤 (2→: 立 坑ポーリン
グマンンCη:短尺パイプ 長尺パイプ 翰:横 坑 地中化氷壁 (31) :上 部 第 2 図 第 図
Aにおける一部切欠断面図、第3図は第1図のB−Bに
おける一部切欠断面図、第4図は第2図のC−Cにおけ
る一部切欠断面図である。 第5図は実施例2の工程を示す一部切欠断面図、第6図
は第5図のD−Dにおける一部切欠断面図である。 第7図は実施例3の工程を示す一部切欠断面図である。 (1)。 (5): (7): (8): (9)= (IO: (13: (11: (171: (1傷: (21) : (□□□: (24= (岨 (2110: (31: (2)、 (3)、 (4):立坑 地 盤 (6):地中貫通機 横坑 チェーンソー式硬化剤注入ホース 層状空隙 (IQ=アスファルト乳剤不透水層
(12: ソー牽引用ウィンチ地表面
(14:地 盤 植 物 (IQ: 地 盤立
坑 (1樽: 横 坑硬化剤注入ホー
ス(2に層状空隙 ペントナイト・セメント混合ミルク ネット C3:地中止水壁 地 盤 (2→: 立 坑ポーリン
グマンンCη:短尺パイプ 長尺パイプ 翰:横 坑 地中化氷壁 (31) :上 部 第 2 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に横坑を設け、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤
注入ホースを敷設し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲
領域を縮めるように水平に掘削して層状空隙を形成しな
がら同硬化剤注入ホースから同層状空隙に硬化剤を充填
し、同硬化剤を硬化させて不透水層又は地中止水壁とす
ることを特徴とする地盤中における不透水層・地中止水
壁造成工法。 2)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤に横坑を貫
通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース
を通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮める
ように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤
注入ホースから同層状空隙に硬化剤を充填し、同硬化剤
を硬化させて不透水層又は地中止水壁とすることを特徴
とする地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法。 3)アスファルト乳剤を硬化剤としたことを特徴とする
請求項1又は2記載の地盤中における不透水層・地中止
水壁造成工法。 4)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤に横坑を貫
通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース
を通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮める
ように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤
注入ホースから同層状空隙にペントナイトミルクを充填
したした後、同層状空隙にネット又はシートを敷設し、
さらに同層状空隙にセメントミルクを充填し、同セメン
トミルクを硬化させて不透水層又は地中止水壁とするこ
とを特徴とする地盤中における不透水層・地中止水壁造
成工。 5)不透水層又は地中止水壁を造成する地盤領域周辺の
地中に複数の立坑を掘削し、同立坑間の地盤に横坑を貫
通させ、同横坑中に掘削機能を有する硬化剤注入ホース
を通し、同硬化剤注入ホースで地盤の包囲領域を縮める
ように水平に掘削して層状空隙を形成しながら同硬化剤
注入ホースから同層状空隙にペントナイト・セメント混
合ミルクを充填した後、同層状空隙にネット又はシート
を敷設して同ペントナイト・セメント混合ミルクを硬化
させて不透水層又は地中止水壁とすることを特徴とする
地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法。 6)バケット又はチェーンソーに沿って硬化剤注入ホー
スを設け、掘削機能を有する硬化剤注入ホースとしたこ
とを特徴とする請求項1、2、4、5何れかに記載の地
盤中における不透水層・地中止水壁造成工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279359A JP2668584B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279359A JP2668584B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140519A true JPH03140519A (ja) | 1991-06-14 |
JP2668584B2 JP2668584B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=17610070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1279359A Expired - Fee Related JP2668584B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 地盤中における不透水層・地中止水壁造成工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2668584B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200479225Y1 (ko) * | 2014-08-28 | 2016-01-05 | 주식회사 코이켄 | 골프공용 라인 마커 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1279359A patent/JP2668584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200479225Y1 (ko) * | 2014-08-28 | 2016-01-05 | 주식회사 코이켄 | 골프공용 라인 마커 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2668584B2 (ja) | 1997-10-27 |
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