JPH0313770A - 宇宙往還機等の冷媒用冷却装置および蒸発式熱交換器 - Google Patents

宇宙往還機等の冷媒用冷却装置および蒸発式熱交換器

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JPH0313770A
JPH0313770A JP14688989A JP14688989A JPH0313770A JP H0313770 A JPH0313770 A JP H0313770A JP 14688989 A JP14688989 A JP 14688989A JP 14688989 A JP14688989 A JP 14688989A JP H0313770 A JPH0313770 A JP H0313770A
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JP
Japan
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heat exchanger
cooling medium
refrigerant
evaporative
heat
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Application number
JP14688989A
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English (en)
Inventor
Kenji Sato
健二 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0313770A publication Critical patent/JPH0313770A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は宇宙往還機等に搭載された内部装置などから発
生する熱を除去する冷媒用冷却装置および上記冷却装置
において使用される蒸発式熱交換器に関する。
(従来の技術) 衛崖や宇宙ステーション等の宇宙軌道上装置、宇宙往還
機(以下、宇宙往還機等と称する)では、搭載された電
子機器やアクチュエーターなど様々な熱源から放出され
る熱を宇宙空間に棄てる必要があり、専用の冷却装置を
備えている。従来の冷却装置の一例を第10図に示す。
熱源1により生じた熱はその熱源1に付属する熱交換器
により除去される。熱源1より除去された熱は循環導管
2内を流れる冷却媒体により放熱板3に運ばれる。
この放熱板3は外部の宇宙空間に開かれ輻射伝熱により
放熱し、冷却媒体の温度を低下させる。冷却された媒体
は循環導管2を通ってポンプ4で昇圧され、閉じた経路
を循環する。
しかし、上記の放熱板3は場合によっては使用不能であ
ったり、放熱板3による放熱量が要求排熱量以下になる
ことがある。そのような状況では放熱板3以外の放熱手
段が必要となり、その中の一つの有力な手段が冷却媒体
の蒸発潜熱を利用する蒸発式熱交換器5であり、系内に
これを組込むことが行なわれる。なお、図中符号6は冷
却媒体供給装置を示している。しかし、蒸発式熱交換器
5内では冷却媒体の気相と液相が混在した状態になるこ
とが多く、宇宙軌道上のような微小重力の環境下では、
地上機器として利用されている蒸発式熱交換器のうち多
くの形式のものが使用困難になってしまう。微小重力下
においても比較的容易に使用できる形式としては、冷却
媒体を噴霧するフラッシュ蒸発式熱交換器、細管内に冷
却媒体を高速で流す高速強制対流蒸発式熱交換器等が挙
げられる。
ところで、宇宙往還機(例えば米国のスペースシャトル
)では機体の一部を開いて放熱板として使用するが、上
昇および帰還時には放熱板を開くことができない。この
ため上昇および帰還時には放熱板以外の放熱装置が必要
となる。第11図にはスペースシャトルで使用された蒸
発式熱交換器と同形式の蒸発式熱交換器を従来例として
示しである。この従来例では、円筒形の容器2]の外側
に被冷却媒体aが流れる流路22が設けられており、容
器21の上方には噴霧ノズル23が設けられている。冷
却媒体すは液相の状態で噴霧ノズル23から噴霧され、
容器21内の飽和温度にほぼ等しい温度で容器21の円
筒隔壁24の内面に衝突し、円筒隔壁24を介して被冷
却媒体aから熱を奪い蒸発する。蒸発して気相となった
冷却媒体すは、容器21の下方に設けられた蒸気出口2
5から出口配管に排出される。一方、被冷却媒体aは入
口ヘッダ26から流路22に供給され、円筒隔壁24を
介して冷却媒体すと熱交換し、冷却されて出口ヘッダ2
7から蒸発式熱交換器の外へ取出される。なお、噴霧ノ
ズル23に供給される冷却媒体すは媒体タンク28に蓄
えられており、断続的に弁2つを開閉して媒体タンク2
8から噴射ノズル23にかけて冷却媒体すを流すように
している。
(発明が解決しようとする課+XU) このような蒸発式熱交換器では、被冷却媒体aは流路2
2に沿って徐々に温度が低下するが、冷却媒体すは円筒
隔壁24上のいずれの地点においてもほぼ等しい温度に
なっている。従って、被冷却媒体aと冷却媒体すは円筒
隔壁24の各地点で温度差が異なる。すなわち、入口ヘ
ッダ26に近い地点はど温度差が大きくなる。このため
、交換熱量にも場所によって大きな差が生じ、熱交換器
としての効率が著しく低下する。また冷却媒体すの温度
は、被冷却媒体aの出口温度よりも低いので、被冷却媒
体aの入口ヘッダ26付近では、被冷却媒体aと冷却媒
体すとの間の温度差が大きくなり過ぎて、急激な沸騰が
引き起こされ、被冷却媒体aの液滴が円筒隔壁24から
離脱させられ、蒸発式熱交換器の性能が一層低下するこ
とがある。
以上の問題点に対する対策として、従来例に示した蒸発
式熱交換器を複数台数用いて、それらを被冷却媒体aが
各蒸発式熱交換器を順番に流れるように接続し、冷却媒
体すの温度も各蒸発式熱交換器毎に変えるという方法が
考えられるが、この場合には円筒形の容器21が複数個
並ぶことになり、冷却装置全体が占める体積が大きくな
ってしまう。また、冷却媒体すの伝熱特性を向上させる
ため、冷却媒体すを薄く均一に散布する必要があるが、
この場合、スプレー角度を広げるためにある程度の空間
が必要となり、蒸発式熱交換器の体積が大きくなる。宇
宙往還機等のような限られた空間を利用する宇宙軌道上
装置の搭載機器としては、体積の増加は大きな欠点であ
り、時には致命的ともなりかねない。
そこで、本発明の目的は、宇宙往還機等に搭載して用い
られる蒸発式熱交換器の体積の縮小を図り、冷媒用冷却
装置および蒸発式熱交換器を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、冷却媒体が循環
する閉じた経路内に配置された放熱板と蒸発式熱交換器
とを有し、宇宙往還機等の飛行中、放熱板による冷却媒
体への冷却作用が生じないとき、蒸発式熱交換器が働き
、冷却媒体が冷却されるようになっている宇宙往還機等
の冷媒用冷却装置において、蒸発式熱交換器に導かれる
冷却媒体自身の一部を蒸発させることにより残りの大部
分の冷却媒体について蒸発潜熱により冷却せしめるよう
に該蒸発式熱交換器の熱交換部を構成したことを特徴と
するものである。
また、本発明による蒸発式熱交換器は横断面でみて短形
かつ全体として偏平な形状が保たれるように形成され、
内部を宇宙空間と連通せしめる開口部を有する本体胴と
、この本体胴内の宇宙空間との連通部を除く領域を区画
して形成された入口および出口ヘッダと、これらの入口
および出口ヘッダを連絡して宇宙空間との連通部に配置
され、壁面を貫く複数の微小な透孔を有する管状ないし
断面短形の伝熱壁で構成される伝熱体と、この伝熱体の
外面全域を覆う多孔質な被覆体とを備えることを特徴と
するものである。
(作用) 宇宙往還機等は上昇および帰還などの際には放熱板が使
用できない。そこで、本発明の冷媒用冷却装置では、蒸
発式熱交換器へ熱源で温度上昇した冷却媒体を導く。す
ると、上記熱交換器の伝熱体内を流れる冷却媒体は、そ
の一部が壁面に穿たれた微小な透孔から流出し、壁面の
多孔質な被覆層内へ浸透する。このとき、伝熱体の外側
は開口部を介して宇宙空間と連通し、高真空状態となっ
ているため、冷却媒体はそこで蒸発し、周囲から蒸発潜
熱を専うので、伝熱体の壁面を介して冷却媒体の主流を
冷却する。本発明による蒸発式熱交換器はスプレーで他
の流体(冷却媒体)を噴射する方式としないことからス
プレーが広がる空間が不要であり、伝熱体の形状および
配置場所が自由に決められるので、熱交換部を小形に構
成することがiiJ能になる。
(実施例) 以F、本発明による冷媒用冷却装置の一実施例を第1図
を参照して説明する。なお、本図中、第10図に示され
る部分と同一の部分には同一の符号を付してその説明を
省略する。
第1図において、符号7で示される蒸発式熱交換器は循
環導管2の経路内に設けられている。さらに、蒸発式熱
交換器7の入口側経路と連絡管8を介して結ばれた貯蔵
タンク9が設けられ、そこから連絡管8の経路内に備え
られる注入弁10の開閉動作により適宜冷却媒体が送り
込まれる。また、循環導管2内を流れる冷却媒体の圧力
を検出する圧力検出器11が設けられ、その出力信号が
調節器12にて設定信号と比較され、操作信号が注入弁
10に対して出力されるようになっている。
一方、蒸発式熱交換器7の入口側の循環導管2から分岐
されて蒸発式熱交換器7の出口側の循環導管2に結ばれ
るバイパス管13が設けられ、この経路内を通る冷却媒
体が蒸発式熱交換器7の部分を迂回させられるようにな
っている。なお、図中符号14はバイパス弁、符号15
は熱交換器人口弁をそれぞれ示している。
次に、上記構成によるところの作用を説明する。
宇宙往還機の上昇あるいは帰還時には放熱阪3を使用す
ることができないために蒸発式熱交換器7が使用される
。それぞれの熱#j 1にて発生した熱は冷却媒体によ
り蒸発式熱交換器7へ運ばれる。
冷却媒体は蒸発式熱交換器7内にて後記のように一部が
蒸発して残りの部分の温度が下がる。冷!、11された
冷却媒体はポンプにより昇圧され、閉じた経路を循環す
る。
この間、蒸発式熱交換器7において、冷却媒体の一部が
蒸発して失われるため、系内の圧力が次第に低下する。
この圧力の低下か圧力検出器11で検出され、出力信号
が調節器12において設定信号と比較され、その出力信
号により2位置動作形の注入弁10が開かれて貯蔵タン
ク9内に貯蔵された冷却媒体が連絡管8を通して循環導
管2内に送り込まれる。これにより、蒸発で失われた冷
却媒体が補われ、系内の圧力が一定に保たれる。
ここで、上記実施例にて使用される蒸発式熱交換器7を
第2図ないし第4図を参照して説明する。
第2図および第3図において、符号31は本体胴を示し
ており、この本体胴31内には相対する2枚の管板32
a、32bにより区画された入口および出口ヘッダ33
および34が形成されている。双方の管板32a、32
bの間に位置する気化室35には復数の伝熱管36が配
置され、冷却媒体の通路を形成している。伝熱管36の
詳細を示す第4図を参照すると、ぞれぞれ伝熱管36は
壁面を貫く多数の微小な透孔37を有する。そして、そ
の壁面外側は多孔質な材料である。金属性ウィックある
いは焼結金属などの被覆層38で覆われている。すなわ
ち、伝熱管36の内外は透孔37と多孔質な被覆層38
とにより通じており、内側から開口39(第2図参照)
を介して宇宙空間と通じている気化室35にかけてWt
量の冷却媒体が導かれる。
なお、図中符号40および41は循環導管2と結ばれる
媒体入口および出口管を示している。符号42は逆止弁
を示している。
次に、上記構成による蒸発式熱交換器7の作用を説明す
る。熱源1から放出される熱を奪って温度上昇した冷却
媒体が媒体入口管40を経て人口ヘッダ33に流れると
、そこに開口している各伝熱管36にそれぞれ分配され
る。伝熱管36内に導かれた冷却媒体の一部は透孔37
を通って多孔質な被覆層38に達し、内部に浸透して行
く。このとき、気化室35は開口39を介して宇宙空間
と通じており、高レベルの真空に保たれているため、被
覆層38に浸透してそこを通り抜けた冷却媒体は瞬時に
蒸発し、開口39から宇宙空間に流出して行く。冷却媒
体が蒸発するとき、蒸発潜熱を被覆層38から奪うから
、伝熱管36の壁面を介して内部を流れる冷却媒体の温
度が低下する。
この熱の移動を促進するには第4図に示されるように伝
熱管36の壁面内側に溝を多数刻むのがよい。この後、
冷却された冷却媒体は出口ヘッダ34に導かれ、さらに
媒体出口管41を通って循環導管2へと送られる。蒸発
式熱交換器7が運転されるときの冷却媒体の流れは上記
のとおりであるが、放熱板3を機能させる間は蒸発式熱
交換器7を迂回して冷却媒体を流す。すなわち、このと
き熱交換器人口弁15が全閉され、バイパス弁14が全
開される。これによりバイパス管13を通る流れが形成
され、放熱板3の働きに支障は生じない。なお、逆止弁
42はこの放熱板3が使用される間、蒸発式熱交換器7
に逆流してくる冷却媒体の流れを断つ。かくして、蒸発
式熱交換器7により冷却媒体の冷却が効果的になされ、
従来技術のように冷却媒体スプレーから噴射してその液
膜を形成する必要が全くなく、伝熱管36により構成さ
れる熱交換部を自由な形状に形成することができ、小形
化がなし遂げられる。従って、蒸発式熱交換器7の体積
が増大するのを免れることができる。
また、第5図ないし第7図は本発明の他の実施例を示し
ている。本実施例では上記実施例における伝熱管36に
代わり、断面短形の伝熱壁で構成される偏平伝熱体43
が使用される。この偏平伝熱体43の壁面には第7図に
示されるように微小な透孔44が穿設されており、また
壁面外側は上記実施例と同様に多孔質な被覆層45によ
り覆われている。
従って、偏平伝熱体43内を流れる冷却媒体の一部は透
孔44から流出して被覆層45内に浸透し、気化室35
に達したところで蒸発させられる。
このとき、蒸発潜熱を周囲から奪うため、偏平伝熱体4
3内を流れる冷却媒体が冷却される。この偏平伝熱体4
3は伝熱管36を用いる場合と優るとも劣らず、小形化
された熱交換部を構成するのに寄与するものである。
さらに、第8図および第9図を参照して本発明の別な実
施例を説明する。
第8図において、符号51は本体胴であって、この本体
胴51内は管板52によって内部が仕切られ、入口およ
び出口ヘッダ53および54が形成されている。管板5
2により区画されたもう一方の部屋は気化室55であっ
て、ここにU字伝熱体56が収容されている。このU字
伝熱体56の一方の開口は人口ヘッダ53に、また他方
の開口は出口ヘッダ54にそれぞれ臨ませて冷却媒体が
本体胴51内で反転して元に戻る流れが形成される。第
9図に示されるようにU字伝熱体56は上記実施例同様
に断面短形で、全体が偏平な形状につくられる。そして
、壁面を貫く微小な透孔57と、壁面外側の多孔質な被
覆層58とを備えるも上記実施例と同様である。なお、
図中符号5つは宇宙空間と通じさせた開口を示している
本実施例の冷却作用については第2図および第5図に示
される実施例で述べたところと全く同様である。上記し
た直線状伝熱管36および偏平伝熱体43による場合、
葭に、冷却媒体の温度が高くなると、伝熱管36および
偏平伝熱体43と、本体胴31との温度差が大きくなり
、本体胴31と管板32a、32bとの接続部等で双方
の熱膨脹差により高い応力が発生する懸念があるが、本
実施例におい”CはU字伝熱体56が熱膨脹する際に他
から拘束を受けない構造となっており、高い応力が発生
する懸念がなく、損傷の回避に極めて有効なものである
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明は宇宙往還機等の
冷媒用冷却装置において、蒸発式熱交換器を冷却媒体自
身の一部を蒸発させ、これにより残り大部分の冷却媒体
について蒸発潜熱により冷却せしめるように構成したの
で、蒸発式熱交換器全体の体積が増加するのをくい止め
ることができ、宇宙往還機等に搭載される冷媒用冷却装
置の設置スペースが減少するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による冷媒用冷却装置を示す系統構成図
、第2図は本発明による蒸発式熱交換器の一実施例を示
す断面図、第3図は第2図の■−■線に沿う断面図、第
4図は本発明による伝熱管の断面図、第5図は本発明の
他の実施例を示す断面図、第6図は第5図のVI−VI
線に沿う断面図、第7図は本発明による偏平伝熱体の断
面図、第8図は本発明のさらに異なる実施例を示す断面
図、第9図は第8図のIX−IX線に沿う断面図、第1
0図は従来の冷媒用冷却装置を示す系統図、第11図は
従来の蒸発式熱交換器を示す断面図である。 1・・・・・・・・・熱源 3・・・・・・・・・放熱板 7・・・・・・・・・蒸発式熱交換器 9・・・・・・・・・貯蔵 10・・・・・・・・・注入弁 11・・・・・・・・・圧力検出器 13・・・・・・・・・バイパス管 14・・・・・・・・・バイパス弁 31・・・・・・・・・本体胴 33.53・・・入口ヘッダ 34.54・・・出口ヘッダ 35.55・・・気化室 36・・・・・・・・・伝熱管 37.44.57・・・透孔 38.45.58・・・被覆層 43・・・・・・・・・偏平伝熱体 56・・・・・・・・・U字伝熱体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷却媒体が循環する閉じた経路内に配置された放
    熱板と蒸発式熱交換器とを有し、宇宙往還機等の飛行中
    、前記放熱板による冷却媒体への冷却作用が生じないと
    き、前記蒸発式熱交換器が働き、冷却媒体が冷却される
    ようになっている宇宙往還機等の冷媒用冷却装置におい
    て、前記蒸発式熱交換器に導かれる冷却媒体自身の一部
    を蒸発させることにより残りの大部分の冷却媒体につい
    て蒸発潜熱により冷却せしめるように該蒸発式熱交換器
    の熱交換部を構成したことを特徴とする宇宙往還機等の
    冷媒用冷却装置。
  2. (2)前記蒸発式熱交換器に冷却媒体を貯蔵しておく貯
    蔵タンクを付属させたことを特徴とする請求項1記載の
    宇宙往還機等の冷媒用冷却装置。
  3. (3)横断面でみて短形かつ全体として偏平な形状が保
    たれるように形成され、内部を宇宙空間と連通せしめる
    開口部を有する本体胴と、この本体胴内の宇宙空間との
    連通部を除く領域を区画して形成された入口および出口
    ヘッダと、これらの入口および出口ヘッダを連絡して前
    記宇宙空間との連通部に配置され、壁面を貫く複数の微
    少な透孔を有する管状ないし断面短形の伝熱壁で構成さ
    れる伝熱体と、この伝熱体の外面全域を覆う多孔質な被
    覆体とを備えることを特徴とする蒸発式熱交換器。
JP14688989A 1989-06-12 1989-06-12 宇宙往還機等の冷媒用冷却装置および蒸発式熱交換器 Pending JPH0313770A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016027288A (ja) * 2012-11-28 2016-02-18 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016027288A (ja) * 2012-11-28 2016-02-18 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システム

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