JPH03137271A - 布の漂白方法 - Google Patents

布の漂白方法

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JPH03137271A
JPH03137271A JP1276600A JP27660089A JPH03137271A JP H03137271 A JPH03137271 A JP H03137271A JP 1276600 A JP1276600 A JP 1276600A JP 27660089 A JP27660089 A JP 27660089A JP H03137271 A JPH03137271 A JP H03137271A
Authority
JP
Japan
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bleaching
fabric
chlorine
dyed
treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP1276600A
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English (en)
Inventor
Masanori Ota
正典 太田
Takashi Kamiyama
神山 隆史
Masashi Nakamura
政志 中村
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインジゴ染料で染着された布を漂白する方法に
関する。さらに詳しくはインジゴ染料で染着されたデニ
ム等の布を、塩素系漂白剤と陽イオン界面活性剤を含有
する水溶液を用いて漂白する方法に関する。
(従来技術) 近年のインジゴ染料で染着された布、特にブルーデニム
を漂白加工したブルーデニムが流行している。
ブルーデニムの漂白には比較的均一に漂白する場合と、
不均一に漂白する場合の2種類がある。
通常、ブルーデニムを比較的均一に漂白する場合は、塩
素系漂白剤として、次亜塩素酸ナトリウムを用いて浸漬
漂白を行う。不均一に漂白する場合は、軽石等に次亜塩
素酸ナトリウム液を含浸させ、乾燥後、ワッシャー内で
ブルーデニムを回転撹拌せしめることで漂白を行ってい
る。何れの場合でも漂白剤として主に次亜塩素酸ナトリ
ウムを用いている。この際に、漂白助剤として、陰イオ
ン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤を添加する事は
知られている。
次亜塩素酸ナトリウム以外の漂白剤としては、米国特許
4,218,220号では漂白剤としてトリクロロイソ
シアヌル酸を使うことを提案している。
いずれの方法でも漂白加工後に還元剤例えばチオ硫酸ナ
トリウム等を用いて塩素を除去する工程、次いで、濯ぎ
、ソーピング、濯ぎ、柔軟化、濯ぎ脱水、乾燥の工程よ
りなっている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した漂白剤として次亜塩素酸ナトリウムを用いる場
合、綿繊維を劣化させる欠点があり、更に、漂白の程度
を調節する際に、処理液の有効塩素濃度や処理時間を調
節する方法が取られているが、次亜塩素酸すトリウムは
漂白刃が大きく、漂白の程度を調節するのは容易ではな
い。またこの漂白の程度を調節する方法として、処理液
のpHや処理温度を変化させる方法も考えられるが、次
亜塩素酸す1〜リウム液はp Hを下げたり、処理液の
温度を高くすると塩素ガスの揮散があって好ましくない
この問題に対して、米国特許4,218,220号では
漂白剤としてトリクロロイソシアヌル酸を使うことを提
案している。しかし、トリクロ1コイソシアヌル酸は0
.1%水溶液のp l−1が1〜2でかなり酸性であり
、漂白刃がやはり大きすぎる。
また、トリクロロイソシアヌル酸にアルカリ剤を加えて
漂白刃を抑えようとする場合、トリクl:l 1:1イ
ソシアヌル酸の分解により塩化窒素を発生し危険である
だけでなく、ブルーデニムが黄ばみやすくなり問題があ
る。
ブルーデニムの漂白は漂白剤の種類のめならず処理条件
によっても微妙に影古を受けやすく、場合Gこよっては
繊維の引裂強度等が低下する劣化や、ブルーデニムの黄
ばみ等の好ましくない現象を起こすことが多い。
本発明者等はこの問題に対してジクロロイソシアヌル酸
を用いる前述の問題が解決できることを見出し、既に特
願平l−156080号として出願しているが、ジクロ
ロイソシアヌル酸は、次亜塩素酸ナトリウムと比較して
高価であり、使用する量の低減が望まれた。
本発明者等はこの要望に答えるため、鋭意研究した結果
、陽イオン界面活性剤を併用することてジクロロイソシ
アヌル酸塩の必要量を低下させることが出来ることを見
出した。
本発明の目的はインジゴ染料で染着された布を漂白する
方法において、少量の塩素剤で十分な漂白効果を得る方
法を提供することにある。
(課題を解決する手段) 本発明は、インジゴ染料で染着された布を、塩素系漂白
剤を含有する処理液を用いて漂白する方法において、処
理液が塩素系漂白剤と陽イオン界面活性剤を含有する水
溶液であることを特徴とする布の漂白方法に関する。
本発明方法で使用するインジゴ染料で染着された布は特
に限定しないが、本発明方法はデニムに対して特に有効
である。デニム以外にはニット、浴衣、紬等の伝統品、
ルン、テーブルセンタ等の手工芸品等が挙げられる。
本発明で使用する塩素系漂白剤としては、次亜塩素酸ソ
ーダ、晒粉、ジクロロイソシアヌル酸塩等が挙げられる
。これらの中で、ジクし10イソシアヌル酸塩が好まし
い。ジクロロイソシアヌル酸塩としてはジクロロイソシ
アヌル酸のすI・リウム塩及び/又はカリウム塩が好ま
しい。
処理液である水溶液中のジクし10イソシアヌル酸塩の
濃度は有効塩素濃度で0.05〜0.6重け%、好まし
くは0.1〜0.4重量%である。
実施例に示す様に、約0.4重量%の有効塩素濃度でジ
クロロイソシアヌル酸すトリウムをのみを含有する水溶
液よりなる処理液で処理した場合の布の漂白効果は、約
0.2重量%の有効塩素濃度のジクロロイソシアヌル酸
すI・リウムと陽イオン界面活性剤としてラウリルジメ
チルヘンシルアンモニウムクロライド0.022重丸を
含有する水溶液よりなる処理液で処理した場合の布の漂
白効果は、はぼ等しいものを得ることが出来る。即ち、
陽イオン界面活性剤が漂白剤の増量剤として作用してい
るのである。
布の漂白効果は、ジクロロイソシアヌル酸塩と陽イオン
糸面活性剤の添加量には\比例して増減することより、
これらの使用量を調整することが可能であるが、有効塩
素濃度が0.05重量%以下の場合には陽イオン系界面
活性剤の添加量を増加しても好ましい結果は得られない
。また、有効塩素濃度が0.5重量%を越える場合は陽
イオン系界面活性剤の(Jl用により漂白が著しく進行
し、俗に塩素焼けと呼ばれる布の黄変が発生し易くなる
本発明で使用する陽イオン界面活性剤としてはアルキル
−トリメチル・アンモニウムクロライド、アルキル−ジ
メチル・ヘンシルアンモニウムクロライF等の4級アン
モニウム塩等が好ましい。
アルキル基の炭素数の小さいもの程、漂白効果か優れ、
またベンジル基のあるものは布の黄変を防止する傾向を
示す。
陽イオン界面活性剤の量は水)容液中0.005%〜0
.5重量%好ましくは0.01〜0.05重足置である
。0.5重量%を越えると起泡が大きくなり好ましくな
い。
また、本発明の処理液は前記の塩素系漂白剤と陽イオン
界面活性剤を必須成分とするが、これ以外に、本発明の
目的に影響をしない他の助剤、例えば浸透剤として非イ
オン界面活性剤や、漂白速度や色調の調整剤としての塩
基性化合物、変色・褪色を防止する縮合燐酸塩等を併用
しても良い。
漂白処理時の温度は70°C以下で好ましくは30〜7
0°C1より好ましくは50〜65°Cである。
30°C未満ては漂白に時間を要し効率的でなく、70
°Cを越えると塩素の分解が激しく、また不均一な漂白
となりやすい。処理液に対する布の重量比(浴比)は1
:10〜1:50、好ましくは1:20〜1:40であ
る。浴比が1:10を越えると繊維間のよじれることに
より漂白が不均一になり易く、1:50未満でもかまわ
ないが、効率的でない。処理時間は温度、浴比にもよる
が通常10〜30分である。
本発明方法で漂白処理した後は、従来の漂白工程で行わ
れている還元処理、濯ぎ、乾燥二■二程が適用できる。
また、軽石等の前記の漂白液を含浸させて、部分的に漂
白する方法も適用可能である。
以下実施例と比較例をもって本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1〜19及び比較例1〜6 表−1に示す条件で以下の方法で漂白を行い、評価をお
こt(っだ。結果も併せて表−1に示す。
参考までに、水のみで以下の漂白処理工程をおこなった
デニムの物性も表−1に記載した。
〔漂白方法] 小型電気洗濯機に50°Cの温水5rを入れ、これに表
−1記載の条件で漂白剤を添加した。この処理液にブル
ーデニム布片(30cmX45 cm)1枚を投入し、
30分間漂白処理を行った後、チオ硫酸ナトリウムを2
0gを添加した温水5pで15分間脱塩素処理を行った
。更に、水道水による濯ぎを1.5分間行った後24時
間室温で風乾し、アイロンをかけ、以下の評価を行った
〔漂白効果〕
色差it (東京重色社製)を用いて漂白処理したデニ
ム布片の色調として明度(L)色相(a、  b)を測
定した。
尚、使用したデニムは 〔漂白剤] 0次亜塩素酸ナトリウム液(以下次亜と略)■ジクロロ
イソシアヌル酸すトリウム粉末(以下DCCNaと略) ■ジクロロイソシアヌル酸カリウム粉末末(以下DCC
Kと略) ■高度晒粉(以下晒粉と略) 〔陽イオン系界面活性剤〕 ■ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライ− ■ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド■ラウ
リルジメチルヘンシルアンモニウムクロライド ■ステアリルジメチルヘンジルアンモニラムクr】ライ
ド てあり、使用した薬剤は以下の通りである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インジゴ染料で染着された布を、塩素系漂白剤を
    含有する処理液を用いて漂白する方法において、処理液
    が塩素系漂白剤と陽イオン界面活性剤を含有する水溶液
    であることを特徴とする布の漂白方法。
  2. (2)インジゴ染料で染着された布がデニムである請求
    項1記載の布の漂白方法。
  3. (3)塩素系漂白剤がジクロロイソシアヌル酸ナトリウ
    ム及び/又はジクロロイソシアヌル酸カリウムである請
    求項1記載の布の漂白方法。
JP1276600A 1989-10-24 1989-10-24 布の漂白方法 Pending JPH03137271A (ja)

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