JPH03137230A - 絹紡用開繭装置 - Google Patents

絹紡用開繭装置

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JPH03137230A
JPH03137230A JP27775689A JP27775689A JPH03137230A JP H03137230 A JPH03137230 A JP H03137230A JP 27775689 A JP27775689 A JP 27775689A JP 27775689 A JP27775689 A JP 27775689A JP H03137230 A JPH03137230 A JP H03137230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
walker
needle
silk spinning
stripping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27775689A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Odanaka
小田中 一彦
Hiromitsu Uchida
内田 広光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEBO KENSHI KIYOUBIJIN KK
Kanebo Ltd
Original Assignee
KANEBO KENSHI KIYOUBIJIN KK
Kanebo Ltd
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Publication date
Application filed by KANEBO KENSHI KIYOUBIJIN KK, Kanebo Ltd filed Critical KANEBO KENSHI KIYOUBIJIN KK
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Publication of JPH03137230A publication Critical patent/JPH03137230A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は繊維原料の開繊に用いられる装置に関するもの
であり、更に詳しくは間両機等に設置され、開面を効果
的に実施する装置に関する。
(従来の技術) 絹糸紡績においては原料繊維に精練・水洗・乾燥・給温
の諸工程を施した后、繊維相互の纏絡と硬化を防止する
ため緩和機、打繭機による打絹工程を与え、次いで原料
中になお存在する繭状或は纏絡甚しい繊維の解舒と繊維
の平行化を図って間両過程を実施し、切線工程及びそれ
に続く梳綿工程への仕掛は前に原料繊維を一旦真綿のよ
うなラップ体にしておくものである。
かかる目的をもつ間両工程は従来第3図に示す様な間両
機を用いて実施されている。即ち原料繊維をフィードシ
ート(1)上に置き上下一対の溝付ローラー(2)と、
同じく上下一対のポーキュパインローラ−(3)の針に
よってこれをゆっくりと周面に針状部材を備えたシリン
ダー(4)に送り、該シリンダー(4)とこれより遅く
回転する前記ポーキュパインローラ−(3)との間で原
料繊維をドラフトし、シリンダー(4)に比べ遥に遅く
回転する周面に針状部材を備えたウォーカーローラー(
5)によってシリンダー(4)表面の繊維を針の根元に
押し付けて平なラップ状にすると共に、急速に回転する
プラッシュローラー(6)によりウォーカーローラー(
5)の掃除とシリンダー(4)上の繊維を更に針根元へ
押込む作用をなし、順次これを繊維が適宜な厚みに充さ
れるまで実施し、充されると機械の運転を止め、シリン
ダー(4)の針無き部分においてラップ状の繊維を切開
き、次いでその一端を一対のストリッピングローラー(
7)の間に喰ましラップ体の繊維を引き出すと共に該繊
維束によってシリンダー(4)を逆転させ、これを剥取
ってラップにしている。
かかる従来の間両方法における繊維挙動をみると、フィ
ードシート(1)よりフィードされた絹紡原料はポーキ
ュパインローラ−(3)とシリンダー(4)の開部用針
布との間で100〜200倍のドラフトを一挙に受は急
激に延伸されるので繊維の損傷が極めて多く、しかも繭
状を呈した絹紡原料の解舒率が略々65%程度に止る欠
点をもっている。
この様な欠点を解消する目的でもって本出願人の一人は
特公昭53−27371号公報でもって改良された絹紡
の間両方法を提案した。
前記公報記載の方法を第2図により詳細に説明すると、
フィードラチス(13)よりフィードされた絹紡原料(
12)はガーネットワイヤーにより外周を鋸刃面に形成
したフィードローラー(14)、第1ドラフトシリンダ
ー(以下DCと略称する)(8)、第2DC(9)、第
3 D C(10)に順次送られるが、この間順次表面
速度を速めて矢印方向に回転して受渡ししながら引伸ば
され間両針布により周面を形成した捲取シリンダーであ
る第4 D C(11)に受渡され、ウォーカーローラ
ー(5)、プラッシュローラー(6)の作用を受けて繊
維帯を第4 D C(11)の針底に捲付は次いで一定
量給綿毎に停止して捲取った繊維帯をストリッピングロ
ーラー(7)により剥取る。この間第1DC(8)、第
2DC(9)、第3D C(10)にそれぞれ近接して
設けられたウォーカーローラー(15) 、 (16)
 、 (17) 、 (1B) 、 (21) 、 (
22)  はその外周面をガーネットワイヤーで鋸歯面
に形成し相対するドラフトシリンダーより低い表面速度
で反対方向に回転していることがらガーネ・ントワイヤ
ーの歯先に捕えた繊維塊を引伸し解舒する。又コントロ
ーラー(23)は第2 D C(9) のウォーカーロ
ーラー(15) 、 (16)  と同一回転をして給
綿不同等による所定量以上の厚さの繊維を第1 D C
(8)にフィードバックし、更にプラッシュローラー(
24)は第4DC(11)の針に嵌入して、該シリンダ
ー(11)と同一表面速度に駆動されて解舒された繊維
帯がシリンダー(11)の針先に捕えられ、遠心力で針
先より離散しようとする繊維を針底に押込み離散を防止
している。
前記公報記載の方法によれば、第3図図示の従来装置に
比べて、繊維の損傷が少なく、繭状絹紡原料を良好に開
繊することができ、梳綿時の歩留並びに品質の向上に及
ぼす効果は大きいものであった。
(発明が解決しようとする課題) ところが、近時社会構造の変化により天然繊維原料の確
保は著しく難しいものになっており、特に絹紡原料にお
いてはその8割以上を海外に依存せざるを得なくなって
いる。それに伴い低格物特に菌類の使用増を招いており
、又海外の絹紡事業の台頭により不良原料(精千綿)も
使用せざるを得ない状況に至っている。
かかる使用原料の悪化の結果、絹紡工程の間両及び除塵
負荷の増大は従来機の対応し得る限界を超え、間両機に
おける捲付絡み、そして後工程に供給された未開鋼部に
よる幾多のトラブルを起し糺紡工程の生産性、歩留を低
下させると共に、得られる糸条の品質も大巾に悪化し、
何らかの対応策の出現が待たれていた。
本発明は叙上の如き実状に対処し装置の改善を図ること
により、低品位の絹紡原料をそのまま仕掛けても充分良
好な紡出状態ならびに糸特性を得ることができる新規な
ドラフト装置の提供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明においては、前記従来構
成の装置を改善し、下記の特徴を付与せしめている。即
ち絹紡原料の走行路に沿って複数のドラフトシリンダー
を順次配列した開繭装置において、ドラフトシリンダー
の少なくとも一つに表面に針状体を有する複数のウォー
カーローラーとストリッピングローラーを付設したこと
を特徴とする絹紡用開繭装置の構成である。以下第1図
に示す実施例により、本発明装置を具体的に説明する。
尚木実施例において、前述の従来装置と同じ構成要素の
ものは同一符号を付し且つその詳細な説明を省略してい
る。
(実施例) 第1図は第2図に示す従来装置の要部を画いたもので、
同図において、(9)は従来装置と同一の構成からなる
第2DCである。しかして本発明実施例の構造において
は、第2 D C(9)の周囲にその回転方向に向って
、第1ウオーカーローラー(25)、第2ウオーカーロ
ーラー(26) 、第1ストリツピングローラー(27
)、  第3ウオーカーローラー(2B)、第4ウオー
カーローラー(29)、第2ストリツピングローラー(
30)を順次配置しており、第1ウオーカーローラー(
25) 、  第2ウオーカーローラー (26) 、
第1ストリツピングローラー(27)の3者でもってI
MiO開繊部を構成し、又第3ウオーカーローラー(2
8)、  第4ウオーカーローラー(29) 。
第2ストリッピングローラー(30)の3者でもって前
記とは異なる別な1組の開繊部を構成している。
前記実施例における各構成要素の設定値としては、例え
ば、第2 D C(9) の径:600mm、各ウォー
カーローラー(25) (26) (28) (29)
及びストリッピングローラー(27) (30)の径:
100mm、各ウォーカーローラーの針材切角:60〜
80゜各ストリッピングローラーの針材切角:90°。
各ウォーカーローラーのポイント数(個/インチ平方)
:20〜50.各ストリッピングローラーのポイント数
(個/インチ平方):60〜80゜第2DC(9):各
ウォーカーローラー:各ストリッピングローラーの表速
比−30〜40:1:15〜20が適切である。
本発明装置は上記実施例の如き構成からなるものであっ
て、次にその駆動状態について説明する。
第1図図示の態様において、前部にて未開面な部分は、
その塊の大きさにより、第一ウォーカーローラー(25
)の針に把持され、引伸されて、大半は第2 D C(
9)に把持されるが、一部第一ウオーカーローラー(2
5)の針に把持されたものは、第2ウオーカーローラー
(26)との接点で、やや表速の大きい第2ウオーカー
ローラー(26)の針の背角側で把持され、第2 D 
C(9)に戻る。
更に通過した未開面部分は第2ウオーカーローラー(2
7)でも同様の作用を受け、徐々に開面され最終的に第
一ストリッピングローラー(27)でストリッピングさ
れ、第2 D C(9)に完全に戻される。
次の構成の第3ウオーカーローラー(28)、第4ウオ
ーカーローラー(29)第2ストリツピングローラー(
30)においても、同様な作用を受けるが、より完璧を
期すため前の構成よりも、切角が鋭角且つ、ポイント数
の多い針材を選定する事により、未開面部は略、皆無と
なる。
この様なウォーカーローラーの連続複数の配列により、
ウォーカーローラーへの捲付というトラブル及びそれに
伴うネップ発生並に繊維切断による歩留低下も無く、開
面が行われる結果、除塵も完全に達成されるため次工程
でのトラブル解消は勿論、生産性向上に大きく寄与する
。特に針形状、表速差、間隙(ゲーヂ)を、捲付の懸念
も無く、開面状態に応じ適宜設定可能であり、原料内容
の変化にも均一な品質を安定して確保する事が可能であ
る。
尚、ウォーカーローラー及びストリッピングの各ローラ
ーの同径化により、この対応はより一層迅速なものとな
る。又、従来の各ローラー1本の組合と異なり、狭いス
ペースで効果的な開面を行い得、原料滞留懸念の解消さ
れた事により、処理時間が短縮され、生産性も向上する
(発明の効果) 本発明装置によれば、特公昭53−27371号公報に
記載の開面方法において、更にそれに用いられているド
ラフトシリンダーの少なくとも一つに表面に針状体を有
する複数のウォーカーローラーとストリッピングローラ
ーを付設すること、即ち、開面機の主たる開面機構であ
ろうオーカーローラーとストリッピングローラーに検討
を加え従来の各ローラーー本づつの一対単位の構成を改
め、複数のウォーカーローラーと1本のストリッピング
ローラーにより1単位の開繊部を構成することにより、
開面機能を大巾に向上させ、しかも0 各ウォーカーローラーには長繊維群に対応し得る針状部
材を適宜選定することを可能とし、捲付トラブル及び歩
留低下もなく、効果的な開面を可能とする効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の要部を示す側面図、第2図は従来
装置の全体を示す側面図、第3図は別の従来装置の全体
を示す側面図である。 (1)・・・フィードシート、(2)・・・溝付ローラ
ー(3)・・・ポーキュパインローラ− (4)・・・シリンダー (5)・・・ウォーカーローラー (6)・・・プランシュローラー (7)・・・ストリッピングローラー、(8)・・・第
1DC1(9)・・・第2DC1(10)・・・第3D
C,(11)・・・第4DC1(12)・・・絹紡原料
、   (13)・・・フィードラチス、(14)・・
・フィードローラー (15)・・・ウォーカーローラー (16)・・・ウォーカーローラー (17)・・・ウォーカーローラー (18)・・・ウォーカーローラー (19)・・・ストリッパーローラー (20)・・・ストリッパーローラー (21)・・・ウォーカーローラー (22)・・・ウォーカーローラー (23)・・・コントロールローラー (24)・・・プラッシュローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絹紡原料の走行路に沿つて複数のドラフトシリンダーを
    順次配列した開繭装置において、ドラフトシリンダーの
    少なくとも一つに、表面に針状体を有する複数のウォー
    カーローラーとストリッピングローラーを付設したこと
    を特徴とする絹紡用開繭装置。
JP27775689A 1989-10-24 1989-10-24 絹紡用開繭装置 Pending JPH03137230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27775689A JPH03137230A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 絹紡用開繭装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27775689A JPH03137230A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 絹紡用開繭装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03137230A true JPH03137230A (ja) 1991-06-11

Family

ID=17587898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27775689A Pending JPH03137230A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 絹紡用開繭装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH03137230A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107419373A (zh) * 2017-09-14 2017-12-01 安泰(德清)时装有限公司 一种用于丝织品织造的梳理机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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