JPH03135105A - 平衡フィルタ回路 - Google Patents

平衡フィルタ回路

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JPH03135105A
JPH03135105A JP2263957A JP26395790A JPH03135105A JP H03135105 A JPH03135105 A JP H03135105A JP 2263957 A JP2263957 A JP 2263957A JP 26395790 A JP26395790 A JP 26395790A JP H03135105 A JPH03135105 A JP H03135105A
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resistor
pair
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Johannes O Voorman
ヨハネス オットー フォールマン
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/12Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
    • H03H11/126Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback using a single operational amplifier

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は平衡フィルタ回路に関するものである。
(従来の技術) この種平衡フィルタ回路は、米国特許第4.509゜0
19号明細書から既知であり、反転入力端子及び非反転
入力端子並びに出力端子を有する多数の平衡増幅器によ
り構成され、これら平衡増幅器は抵抗及び/又はコンデ
ンサを経て互いに結合されている。
(発明が解決しようとする課題) かかる結合を行なう態様及び抵抗並びにコンデンサの値
はフィルタ回路の入力側から出力側までの伝達関数の形
状及び次数により決まる。既知の平衡フィルタ回路では
その伝達関数の次数に従って平衡増幅器の数が増大する
。従ってフィルタ回路が高次になるにつれて回路構成が
急速に複雑となる。
本発明の目的は、伝達関数が高次となっても構成の簡単
な平衡フィルタ回路を提供せんとするにある。
本発明は平衡入力信号から平衡出力信号までN次の伝達
関数Hや (Nは2又は2以上の整数)を有する平衡フ
ィルタ回路において、前記平衡入力信号を供給する第1
及び第2フィルタ入力端子と、前記平衡出力信号を取出
す第1及び第2フィルタ出力端子と、反転入力端子及び
非反転入力端子並びに前記第1フィルタ出力端子に結合
された反転出力端子及び前記第2フィルタ出力端子に結
合された非反転出力端子を有する唯1個の平衡増幅器と
、第1及び第2アドミッタンスより成るアドミッタンス
の第1、第2、第3及び第4対の少なくとも1対のアド
ミッタンスとを具え、該第1対のアドミッタンスの第1
アドミッタンスを前記第1フィルタ入力端子及び反転入
力端子間に接続し、第1対のアドミッタンスの第2アド
ミッタンスを前記第2フィルタ入力端子及び前記非反転
入力端子間に接続し、前記第2対のアドミッタンスの第
1アドハツタンスを前記第1フィルタ入力端子及び非反
転入力端子間に接続し、前記第2対のアドミッタンスの
第2アドミッタンスを前記第2フィルタ入力端子及び反
転入力端子間に接続し、前記第3対のアドミッタンスの
第1アドミッタンスを前記反転出力端子及び前記非反転
入力端子間に接続し、前記第3対のアドミッタンスの第
2アドミッタンスを前記非反転出力端子及び前記反転入
力端子間に接続し、前記第4対のアドミッタンスの第1
アドミッタンスを前記反転出力端子及び前記反転入力端
子間に接続し、前記第4対のアドミッタンスの第2アド
ミッタンスを前記非反転出力端子及び前記非反転入力端
子間に接続するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、2次又は高次の各平衡フィルタ回路を
唯1つの増幅器によって実現することができる。これが
ため、2次からでもフィルタの構成を極めて簡単とする
ことができる。このフィルタ構造は唯1つの増幅器のみ
を具えるため、本発明フィルタ回路は制限された数の電
子回路素子のみを必要とし、従って比較的小さな表面に
集積化を行なうことができる。
本発明は、各直線性フィルタ回路の入力信号Uinから
出力信号Uoutまでの伝達関数が次式で表せると云う
事実を基として成したものである。
Uin   Y3(P)−Yi(P) ここにPは複素周波数を表し、Yl(P)、 Y2(P
)。
Y3(P)及びYi(P)は4対のアドミッタンスの第
1及び第2の正のアドミッタンスの複素アドミッタンス
である。又4つのアドミッタンスYi(P)の各々は次
式で表わすことができる。
Yi(P)=a+b*P+SUMK(P*Ax/(P+
BK)ここにa、  b、 AK及びBKは負でない実
数である。項aは値がl/aの抵抗のアドミッタンスを
表し、項b*Pは値がbのコンデンサのアドミッタンス
を表し、和SUMの項の各々は値がl/AKの抵抗及び
値がAK/BKのコンデンサの直列接続回路のアドミッ
タンスを表わす。このアドミッタンスYiは抵抗及びコ
ンデンサにより実現でき、従ってこれらは、1つの平衡
増幅器の入出力端子に接続する際上述した型の伝達関数
を形成する。伝達関数の負の計数はアドミッタンスY2
及びYiでは考慮に入れない。その理由はこれらアドミ
ッタンスY2及びYiが増幅器の入力側へのアドミッタ
ンスY1及びY3に対して交差結合されているからであ
る。
本発明平衡フィルタ回路の第1例ではフィルタ回路は次
式で示す2次伝達関数を有し、ここにP=複素周波数 Wo=共振周波数 QO=Q値及びQo>1/2 M=増幅率 前記第2対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
ンスの各々は値がほぼに$QO/WO/Mに等しい第1
抵抗及び値がほぼM*Wo/(Qo*a*K)に等しい
第1コンデンサの直列接続回路を具え、前記第3対のア
ドミッタンスの第1及び第2アドミッタンスの各々は値
がほぼK $ a/ (Wo * Wo )に等しい第
2抵抗及び値がほぼ1/Kに等しいコンデンサの並列接
続回路を具え、前記第4対のアドミッタンスの第■及び
第2アドミッタンスの各々は値がほぼ−に/(−a+W
o/Qo−WotWo)に等しい第3抵抗及び値がほぼ
−(−a+Wo/Qo−WotWo)/(a*k)に等
しい第3コンデンサの直列接続回路(a及びkは正の実
数)を具えるようにする。
このフィルタ回路は共振回路であり、増幅器を選択的に
用いる場合に特に好適である。
本発明平衡フィルタ回路の第2例では、a=W。
とし、前記第2対のアドミッタンスの第1及び第2アド
ミッタンスの各々は値がほぼQo*R/Mに等しい第1
抵抗及び値がほぼM*C/QOに等しい第1コンデンサ
の直列接続回路を具え、前記第3対のアドミッタンスの
第1及び第2アドミッタンスの各々は値がほぼRに等し
い第2抵抗及び値がほぼCに等しい第2コンデンサの並
列接続回路と、値がほぼQo*Rに等しい第3抵抗及び
値がほぼC/Qoに等しい第3コンデンサの直列接続回
路とを具え、前記第4対のアドミッタンスの第1及び第
2アドミッタンスの各々は値がほぼCに等しい第4抵抗
及び値がほぼ2*Cに等しい第4コンデンサの直列接続
回路を具え、R及びCは選択すべき定数であり、R*C
=1/W0の関係にあるようにする。この第2例ではフ
ィルタのパラメータ、即ち共振周波数Wo及びQ値QO
が回路素子の値に直接存在し、これは、これらパラメー
タのうちの1つを調整する必要のある場合に重要である
。又、本例は、Qoの値が低い場合、素子の値の広がり
、即ち最大値及び最小値間の比が著しく大きくない場合
に特に好適である。
本発明平衡フィルタ回路の第3例では、フィルタ回路は
次式で示す2次伝達関数を有し、ここにP=複素周波数 Wo=共振周波数 Qo=Q値及びQo>1/2 M=増幅率 前記第1対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
ンスの各々は値がほぼR/Mに等しい第1抵抗及び値が
ほぼM*Cに等しい第1コンデンサの並列接続回路を具
え、前記第2対のアドミッタンスの第1及び第2アドミ
ッタンスの各々は値がほぼR/(2*M)に等しい第2
抵抗及び値がほぼ211MfiCに等しい第2コンデン
サの直列接続回路と、値がほぼQo*R/Mに等しい第
3抵抗及び値がほぼM*C/Qoに等しい第3コンデン
サの直列接続回路との並列接続回路を具え、前記第3対
のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタンスの各々
は値がほぼRに等しい第4抵抗と、値がほぼCに等しい
第4コンデンサと、値がほぼCに等しい第4コンデンサ
と、値がほぼ2*Cに等しい第5コンデンサの直列接続
回路との並列接続回路を具え、前記第4対のアドミッタ
ンスの第1及び第2アドミッタンスの各々は値がほぼQ
o*Hに等しい第6抵抗及び値がほぼC/Q。
に等しい第6コンデンサの直列接続回路を具え、R及び
Cは選択すべき定数であり、R*C=1/Woの関係に
あるようにする。
このフィルタ回路は全帯゛域通過回路網であり、その構
成が簡単であるため、通常、比較的複雑な回路によって
のみ補正し得るフィルタの群遅延補正に特に好適である
本発明平衡フィルタ回路の第4例では、フィルタ回路は
次式で示す3次伝達関数を有し、ここにP=複素周波数 a、 b、  c=零以上の正の実数及びa*a< 4
*b M=増幅率 前記第1対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
ンス各々は値がほぼM/Kに等しい第1コンデンサと、
値がほぼに/A/Mに等しい第1抵抗及び値がほぼM*
A/(cJk)に等しい第2コンデンサの直列接続回路
との並列接続回路を具え、前記第2対のアドミッタンス
の第1及び第2アドミッタンスの各々は値がほぼに/M
*b/dに等しい第2抵抗と、値がほぼ−に/B/Mに
等しい第3抵抗及び値がほぼ−B*M/(d*k)に等
しい第3コンデンサの直列接続回路との並列接続回路を
具え、前記第3対のアドミッタンスの第1及び第2アド
ミッタンスの各々は値がほぼに*b/dに等しい第4抵
抗及び値がほぼ1/Kに等しいコンデンサの並列接続回
路を具え、前記第4対のアドミッタンスの第1及び第2
アドミッタンスの各々は値がほぼ−に/cの第4コンデ
ンサと、値が−c/(d*k)の第5コンデンサの直列
接続回路を具え、dはCよりも大きな正の実数であり、
kは正の実数であり、 A=2ネ(c*c+a*c+b)/(d  −c)B 
=−(d+a+b/d)(d+c)/(d−c)C= 
−(d−a+b/d) の関係を有するようにする。
このフィルタ回路は全帯域通過回路網であり、複素極の
低いQ値を1つの増幅器により実現するに有利であり、
口出しタップを有する遅延線の1区分として用いるに特
に好適である。
(実施例) 図面を参照して本発明の詳細な説明する。
先ず、第1図は既知の平衡フィルタ回路を示す。
このフィルタ回路は、各々が非反転入力端子5、反転入
力端子6、反転出力端子7及び非反転出力端子8を有す
る2つの平衡増幅器10.20を具える。
これら入力端子5,6は、抵抗及び/又はコンデンサを
経て、フィルタ回路のフィルタ入力端子l。
2及び/又はIう以上の他の増幅器の出力端子に夫々接
続する。これら増幅器のうちの1つの増幅器の出力端子
7,8、この場合には増幅器10の出力端子7,8をフ
ィルタ出力端子3,4に接続する。フィルタ処理すべき
信号Uinをフィルタ入力端子1. 2に+Uin/−
Uinとして平衡形態で供給する。フィルタ処理された
信号はフィルタ出力端子3,4に一0out/+Uou
tとして平衡形態で取出す。回路の構成によってフィル
タの伝達関数Uout/Uinが決まる。この伝達関数
は次式で示すように実数の係数を有する複素周波数Pの
分子多項式N(P)と分母多項式D(P)との比として
表わすことができる。
分子多項式及び分母多項式の最高の次数によって伝達関
数の次数が決まる。第1図のフィルタ回路は次数2の伝
達関数を有し、2次の帯域通過フィルタとして作用する
。既知のフィルタ回路では平衡増幅器の数はフィルタの
伝達関数の次数に等しい。これは一般に従来既知の平衡
フィルタ回路に対し言えるのであり、従って第1図の2
次のフィルタ回路に対してのみあてはまるものである。
次数2からのフィルタ設計は本発明平衡フィルタ回路に
よれば簡単化することができる。その理由はこの回路に
より、任意の次数の任意のフィルタが唯1つの平衡増幅
器によってのみ得られるからである。この単一の増幅器
のため、フィルタ回路の供給電流の消費を少な(するこ
とができる。又、既知のフィルタ回路では数個の増幅器
に対して配分する必要のある供給電流を単一の増幅器に
対し全部完全に用いることができる。これがため、この
単一の増幅器は例えば帯域幅、変調範囲又は負荷容量に
対し最適化することができる。又、本発明フィルタ回路
によればフィルタ構成内で電圧増大が発生せず、従って
比較的大きな信号を歪みな(処理することができる。実
際上、既知の高次のフィルタ回路と比較するに、例えば
共振のため制御されない高い信号電圧を搬送し得る第1
図の回路の増幅器20の出力のような増幅器出力は存在
しない。
フィルタの伝達関数は次式のように表わすことができる
Uin    D(P) 上式から明らかなように伝達関数は、N(P)nNrの
個別の負の実数の零点から分離されると共にD(P)n
叶の個別の負の実数の零点から分離される。多項式N(
P)及びD(P)の次数がnN及びnDに夫々設定され
る場合にはN ’ (P)の次数はnN−nNrに等し
くなり、D ’ (P)の次数はnD−n叶に等しくな
る。
多項式N(P)及びD (P)の負の実数の零点の数n
Cは追加の共通因子P+CKである。式(2)は次のよ
うに書換えることができる。
項YN(P)及びYD(P)の各々は複素周波数Pの多
項式の商である。YN(P)及びYD(P)の全ての極
が相違し、負の実軸に位置する場合にはYN(P)及び
YD(P)は、第2a図に示すように接続されたアドミ
ッタンスとみなすことができる。第2a図において平衡
フィルタ回路のフィルタ入力端子1. 2はアドミッタ
ンスYN(P)を経て平衡増幅器10の非反転入力端子
5及び反転入力端子6に夫々接続し、この増幅器lOの
反転出力端子7及び非反転出力端子8をアドミッタンス
YD(P)を経て非反転入力端子5及び反転入力端子6
に夫々接続すると共にフィルタ出力端子3及び4に夫々
直接接続する。第2a図の回路に対しては上記式(3)
が成立する。
アドミッタンスYN(P)及びYD(P)の分子及び分
母の次数に対して次の項が得られる。
分子YN(P):nN−nNr 分母YN(P) :nDr + nc 分子YD(P):nD−nDr 分母YD(P) :nNr + nc 処理は次のようになる。
1)  N(P)から因子P+ZKを消去2)  D(
P)から因子P+PKを消去3)共通因子P十〇Kを取
出す これがため、YN(P)及びYD(P)の分子の次数か
ら分母の次数を差し引いて上記処理を1だけ減少する。
YN(P)及びYD(P)の分子の次数から分母の次数
を差し引いたものが1だけ少なくなるか又は減少するま
で、上記処理1)、 2)及び3)を繰返し、−般に、
共通因子P+CKの最小数を取出して形成されたフィル
タ回路の複雑性が不必要に太き(ならないようにする。
その結果、伝達関数N(P)/D(P) =YN(P)
/YD(P)が得られ、YN(P)及びYD(P)に対
しては次の特性が得られる。
・YN(P)及びYD(P)は実数の係数を有する多項
式の商である。
・全ての極は異なり、負の実軸に位置する。
・分子の次数を分母の次数よりも多くともl高くする。
YN(P)及びYD(P)は部分分数に分割することに
より次式のように表わすことができる。
YN(P)、YD(P)=a+b*P+SUMK(Pネ
AK/P+BK)    (6)ここにa、 b、 A
K及びB)Cは実数であり、BKは正である。項aは値
が1/aの抵抗の導電率である。
項b*Pは値がbのコンデンサのアドミッタンスである
。項P本AK/(P+BK)は値が1/AKの抵抗及び
値がAK/BKのコンデンサの直列接続回路のアドミッ
タンスである。a、  b及びAKの負の値は第2b及
び20図に示すように関連するアドミッタンスの交差結
合により考慮しない。これらの図面において第2a図に
示す回路素子と同一の回路素子には同一の符号を付して
示す。第2b図は1対のアドミッタンスY1をフィルタ
入力端子1. 2と増幅器IOの入力端子5,6との間
に交差結合する手段を示す。
このアドミッタンス対の1方のアドミッタンスをフィル
タ入力端子1及び反転入力端子6間に接続し、他方のア
ドミッタンスをフィルタ入力端子2及び非反転入力端子
5間に接続する。第2C図において、アドミッタンスY
4の対のうちの1方のアドミッタンスを反転出力端子7
及び反転入力端子6間に接続し、他方のアドミッタンス
を非反転出力端子8及び非反転入力端子5間に接続する
。第2d図に示す平衡増幅器には、第2b及び20図に
示すようなアドミッタンスyt及びY4の対の交差結合
を設けると共に第2a図のYN(P)及びYD(P)に
対し示すようにアドミッタンスY2及びY3の対を夫々
設ける。
第2d図の回路の伝達関数に対しては次式が示される。
式(6)の正の項は共にアドミッタンスYl(P)又は
Y3(P)を形成し、負の項はアドミッタンスY2(P
)又はY4(P)を形成する。
1つの平衡増幅器を具えるN次のフィルタ回路(N≧2
)の設計の数例を以下に説明する。これらの例において
、伝達関数HNは増幅率Mを乗算してフィルタ回路の入
力信号から出力信号までに所定の増幅率又は減衰率が得
られるようにする。この増幅率Mは、アドミッタンスY
1及びY2又はアドミッタンスY3及びY4に係数Mを
乗算することにより簡単に得ることができる。このこと
は、関連するアドミッタンスの抵抗の値をMで除算し、
コンデンサの値をMで乗算する必要があることを意味す
る。
皿上上 2次共振回路 この共振回路の伝達関数は次式で示すことができる。
ここに AA= Wo本Wo/a 8B= 1 A = −a+Wo/Qo−Wo*Wo/a < 0計
数Aが負であり、従って次式 は次のように表すことができる。
ここにWoは共振周波数、QOはQ値であり、Qo>1
/2であるものとする。その極は加法的複素数である。
YN(P)及びYD(P)に対し共通因子(P+a)を
代入すると次式が得られる。
YN(P)は第2d図の回路のアドミッタンスY2の位
置におけるRC直列接続回路の正のアドミッタンスであ
り、YD(P)は正のアドミッタンスAA及びBB*P
であり、これらアドミッタンスは位置Y4に配列する必
要がある。この例において、アドミッタンスYlは存在
せず、従ってYl(P)=Oである。この結果を第3図
に示す。第3図において第2図に示す回路素子と同一の
回路素子には同一の符号を付して示す。アドミッタンス
Y2の第2対のアドミッタンスは抵抗R1及びコンデン
サCIの直列接続回路で構成し、アドミッタンスY3の
第3対のアドミッタンスは抵抗R2及びコンデンサC2
の並列接続回路で構成し、アドミッタンスY4の第4対
のアドミッタンスは抵抗R3及びコンデンサC3の直列
接続回路で構成する。
ここに Rl =Qo/W。
C1=Wo/(Qo*a) R2=a/(Wo本Wo) C2=1 R3=−1/A C3= −A/a 全ての抵抗の値を所定のスケール因子で乗算することが
でき、この場合には全部のコンデンサの値を所定のスケ
ール因子で除算する。これがため、商YN(P)/YD
(P)はフィルタ回路の伝達関数Uout/Uinにお
いて変化しない。
aの値は自由に選択することができる。従ってa=Wo
を選択して、これを式(9A)及び(9C)に代入して
次式を得る。
式(IOB)のYD(P’)の第3項は各々が抵抗及び
コンデンサの直列接続回路より成る正のアドミッタンス
及び負のアドミッタンスの和である。第3図に示す回路
素子と同一の回路素子には同一の符号を付して示す第4
図には、か(して形成したフィルタ回路を示す。第2d
図のアドミッタンスY2. Y3及びY4は抵抗R11
及びコンデンサC1lの直列接続回路と、抵抗R12、
コンデンサC12並びに抵抗R13及びコンデンサC1
3の直列接続回路の並列接続回路と、抵抗R14及びコ
ンデンサC14の直列接続回路とに夫々対応する。全部
の抵抗の値をWo*Rで乗算した後、C= 1/(Wo
*R)とすると、第4図のフィルタ回路の抵抗及びコン
デンサの値は次のようになる。
R11= R13=Qo本R C11= C13=C/Q。
R12=R C12=C R14=C C14=2零〇 R*C=1/W。
このフィルタ回路はQoが左程高くない共振回路に対し
好適である。
12次全帯域通過フィルタ 第1の変形例では、極は、等しくなく、負の実軸に位置
する。従って伝達関数は次式のようになる。
ここにa>b。
YN(P)及びYD(P)の分数分割のため、この場合
、追加の共通因子は必要でない。これがため、任意の次
数の実数の極を有する全帯域通過伝達関数が常時得られ
るようになる。この場合 とし、YD(P) = 1に対し、分数を分解すると次
式%式% (12) (12) ) ) YN(P)は正のアドミッタンス及び負のアドミッタン
スの和で形成し、従って第2d図の回路のアドミッタン
スY1及びY2は零に等しくない値となる。YD(P)
は正のアドミッタンスのみで形成し、従ってアドミッタ
ンスY4が回路に存在せず、アドミッタンスY3のみが
存在するようになる。第5図はかくして形成したフィル
タ回路を示す。第5図において第4図に示す回路素子と
同一のものには同一の符号を付して示す。この場合アド
ミッタンスYlは抵抗R21と抵抗R22及びコンデン
サC21の直列接続回路との並列接続回路である。又、
アドミッタンスY2は抵抗R23及びコンデンサC22
の直列接続回路であり、アドミッタンスY3は抵抗24
で形成する。これがため、式(12A)及び(12B)
から次の値を得ることができる。
R21=R24= 1 R22=R23= 1/A C21=C22=A/a。
この場合にも抵抗の値及びコンデンサの値は例1に示し
たようにスケールすることができる。
2次全帯域通過フィルタの第2の変形例では極を次式で
示すように複素数とする。
ここにQo≧1/2 YN(P)及びYD(P)に対し共通因子(P+C)を
導入する。従って部分分割分数は次に示すようになる。
YN(P)= (PDP −P*Wo/Qo+Wo*W
o)/(P+ c)=Wo$Wo)/c+P+A*P/
(P+c)          (14A)YD(P)
= (P*P+P*Wo/Qo+Wo*Wo)/(P+
c)=Wo*Wo)/c+P+B*P/(P+c)  
     (14B)ここに A =−c−Wo/Qo−Wo*Wo/c < OB 
=−c+Wo/Qo−Wo本JVo/c  <  0因
子A及びBは双方兵員とする。Cは自由に選択すること
ができる。c=Wo及びR*c =1/Woとすると、
第6図の回路を得ることができる。第6図において第5
図に示す回路素子と同一のものには同一の符号を付して
示す。この場合YN(P)及びYD(P)の双方は正の
アドミッタンス及び負のアドミッタンスとし、従って第
2d図の回路の全部のアドミッタンスYl、 Y2. 
Y3及びY4は零以外の値となる。このアドミッタンス
Ylは抵抗R31及びコンデンサC31の並列接続回路
とする。アドミッタンスY2は、抵抗R32及びコンデ
ンサC32の第1直列接続回路と、抵抗R33及びコン
デンサC33の第2直列接続回路との並列接続回路とす
る。アドミッタンスY3は抵抗R34と、コンデンサC
34と、抵抗R35及びコンデンサC35の直列接続回
路との並列接続回路で構成する。アドミッタンスY4は
抵抗R36及びコンデンサC36の直列接続回路とする
。この場合抵抗及びコンデンサの値は次の通りである。
R31=R34=R C31=C34=C R32=R35=C C32=C35= 2ネ C R33=R36=Qo*R C33= C3b= C/Q。
R*C=l/W。
又、Qoを1/2に等しくなるように選定(伝達関数の
実数極に相当)すると、抵抗R32及びR33並びにコ
ンデンサC32及びC33は互いに等しくなる。
従ってアドミッタンスY2は抵抗及びコンデンサの直列
接続回路の1つと置換することができる。
例」」エ 3次の全帯域通過フィルタ 伝達関数は次式で示すようになる。
ここにa、 b、  c>O。
伝達関数を複素数の極の対とし、従ってaha <4ネ
bとする。部分分割分数とすることにより、式(15)
の有頂の分子及び分母を(P+c)で除算する。
又、共通因子(P+d)を導入する。これがため、YN
(P)及びYD(P)は次式で表わすことができる。
= −b/d+P+A*P/(P+ c)+ B本P/
(P+d)   (16A)ここ(こA=2本(cJc
+a*c+b)/(d−C)B = −(d+a+b/
d)本(d+c)/(d−c)C= −(d−a+b/
d) aha < 4本すであるため、C<Oとなる。又、d
くCとするとA<O及びBooとなる。これがため回路
素子のアドミッタンスの符号が決まり、そのフィルタ回
路を第7図に示す。第7図において、第6図の回路素子
と同一のものには同一の符号を付して示す。これがため
、第2d図のアドミッタンスYl、 Y2. Y3及び
Y4は次のようになる。即ち、アドミッタンスYlはコ
ンデンサC41と、抵抗R41及びコンデンサC42の
直列接続回路との並列接続回路であり、アドミッタンス
Y2は抵抗R42と、抵抗R43及びコンデンサC43
の直列接続回路との並列接続回路であり、アドミッタン
スY3は抵抗R44及びコンデンサC44の並列接続回
路であり、アドミッタンスY4は抵抗R45及びコンデ
ンサC45の直列接続回路である。抵抗及びコンデンサ
の値は次の通りである。
C41= 1 R41= 1 /A C42=A/C’ R42=b/d R43=−1/B C43=−B/d R44=b/d C44=1 R45=−1/C C45=−C/d この場合にも抵抗及びコンデンサの値は例1に示すよう
にスケールすることができる。第7図のフィルタ回路は
、例えば帯域幅bHz及びb*d =1/2で6秒の遅
延を有する遅延区分として用いることができる。これが
ため遅延d = 1/(2$b)は2bHzのナイキス
トに従ってサンプルされ、帯域幅すを有する信号の2つ
のサンプル間の時間インターバルに等しくなる。
前記図面から明らかなようにアドミッタンスYl。
Y2. Y3及び/又はY4は充分に複雑な特性とする
ことができる。フィルタ回路の次数を増大するにつれて
、アドミッタンスYl、 Y2. Y3. Y4の1つ
以上を第8図に示すようにアドミッタンスYK (K=
1゜2.3又は4)を有する等価RCラダー型回路網に
より置換することがでる。第8a、 8b、 8c及び
/又は8d図に示す回路は回路素子の値を好適に選定す
ることによりその全部を同一のアドミッタンスYKで表
わすことができる。第8a図に示す構成はフォスター型
として既知であり、第8b及び80図に示す構成はコー
エル又はラダー型として既知であり、第8d図に示す構
成はその混合型を示す。
RCラインは第9図示すようにRCラダーとして示され
るものである。又、RCラダーのアドミッタンスをRC
ラインに近似させ、これにより実現することができる。
従ってアドミッタンスYl、 Y2. Y3及びY4の
対を完全に又はその1部分RCラインで形成することが
でき、これは高周波数に対して特に有利である。又、不
均等分布RC回路網のような他の等価の回路網を場合に
よっては抵抗及び/又はコンデンサと組合せて用いるこ
ともできる。
本発明は上述した例にのみに限定されるものではない。
例えば、任意の次数の任意の直線性伝達関数に対しても
、゛第2d図の一般的なフィルタの回路のアドミッタン
スYl、 Y2. Y3及びY4を決める場合と同様に
決めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2次の既知の平衡帯域通過フィルタ回路を示す
回路図、 第2図は本発明平衡フィルタ回路の作動を説明するため
の回路図、 第3図は本発明2次平衡帯域通過フィルタ回路の第1例
の構成を示す回路図、 第4図は同じくその第2例の回路図、 第5図は本発明2次全帯域通過平衡フィルタ回路の構成
を示す回路図、 第6図は同じくその第2例の回路図、 第7図は本発明3次全帯域通過平衡フィルタ回路の構成
を示す回路図、 第8図は本発明平衡フィルタ回路に用いる等価アドミッ
タンスの例を示す回路図、 第9図は本発明平衡フィルタ回路に用いるRC−ラダー
型回路網を示すブロック回路図である。 1、 2・・・フィルタ入力端子 3.4・・・フィルタ出力端子 5.6・・・増幅器入力端子 7.8・・・増幅器出力端子 to、 20・・・増幅器 Yl−Y4・・・アドミッタンス R1−R45・・・抵抗 C1−C45・・・コンデンサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平衡入力信号から平衡出力信号までN次の伝達関数
    H_N(Nは2又は2以上の整数)を有する平衡フィル
    タ回路において、前記平衡入力信号を供給する第1及び
    第2フィルタ入力端子と、前記平衡出力信号を取出す第
    1及び第2フィルタ出力端子と、反転入力端子及び非反
    転入力端子並びに前記第1フィルタ出力端子に結合され
    た反転出力端子及び前記第2フィルタ出力端子に結合さ
    れた非反転出力端子を有する唯1個の平衡増幅器と、第
    1及び第2アドミッタンスより成るアドミッタンスの第
    1、第2、第3及び第4対の少なくとも1対のアドミッ
    タンスとを具え、該第1対のアドミッタンスの第1アド
    ミッタンスを前記第1フィルタ入力端子及び反転入力端
    子間に接続し、第1対のアドミッタンスの第2アドミッ
    タンスを前記第2フィルタ入力端子及び前記非反転入力
    端子間に接続し、前記第2対のアドミッタンスの第1ア
    ドミッタンスを前記第1フィルタ入力端子及び非反転入
    力端子間に接続し、前記第2対のアドミッタンスの第2
    アドミッタンスを前記第2フィルタ入力端子及び反転入
    力端子間に接続し、前記第3対のアドミッタンスの第1
    アドミッタンスを前記反転出力端子及び前記非反転入力
    端子間に接続し、前記第3対のアドミッタンスの第2ア
    ドミッタンスを前記非反転出力端子及び前記反転入力端
    子間に接続し、前記第4対のアドミッタンスの第1アド
    ミッタンスを前記反転出力端子及び前記反転入力端子間
    に接続し、前記第4対のアドミッタンスの第2アドミッ
    タンスを前記非反転出力端子及び前記非反転入力端子間
    に接続するようにしたことを特徴とする平衡フィルタ回
    路。 2、フィルタ回路は次式で示す2次伝達関数を有し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここにP=複素周波数 W_0=共振周波数 Q_0=Q値及びQ_0>1/2 M=増幅率 前記第2対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
    ンスの各々は値がほぼK*Q_0/W_0/Mに等しい
    第1抵抗及び値がほぼM*W_0/(Q_0*a*K)
    に等しい第1コンデンサの直列接続回路を具え、前記第
    3対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタンスの
    各々は値がほぼK*a/(W_0*W_0)に等しい第
    2抵抗及び値がほぼ1/Kに等しいコンデンサの並列接
    続回路を具え、前記第4対のアドミッタンスの第1及び
    第2アドミッタンスの各々は値がほぼ−K/(−a+W
    _0/Q_0−W_0*W_0)に等しい第3抵抗及び
    値がほぼ−(−a+W_0/Q_0−W_0*W_0)
    /(a*k)に等しい第3コンデンサの直列接続回路(
    a及びkは正の実数)を具えることを特徴とする請求項
    1に記載の平衡フィルタ回路。 3、フィルタ回路は次式で示す2次伝達関数を有し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここにP=複素周波数 W_0=共振周波数 Q_0=Q値及びQ_0>1/2 M=増幅率 前記第2対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
    ンスの各々は値がほぼQ_0*R/Mに等しい第1抵抗
    及び値がほぼM*C/Q_0に等しい第1コンデンサの
    直列接続回路を具え、前記第3対のアドミッタンスの第
    1及び第2アドミッタンスの各々は値がほぼRに等しい
    第2抵抗及び値がほぼCに等しい第2コンデンサの並列
    接続回路と、値がほぼQ_0*Rに等しい第3抵抗及び
    値がほぼC/Q_0に等しい第3コンデンサの直列接続
    回路とを具え、前記第4対のアドミッタンスの第1及び
    第2アドミッタンスの各々は値がほぼR/2に等しい第
    4抵抗及び値がほぼ2*Cに等しい第4コンデンサの直
    列接続回路を具え、R及びCは選択すべき定数であり、
    R*C=1/W_0の関係にあることを特徴とする請求
    項1に記載の平衡フィルタ回路。 4、フィルタ回路は次式で示す2次伝達関数を有し、 H_2={M*(P−a)(P−b)}/{(P+a)
    (P+b)}ここにP=複素周波数 a,b=正の実数及びa>b M=増幅率 前記第1対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
    ンスの各々は値がほぼK/Mに等しい第1抵抗と、値が
    ほぼK/M*(a−b)/(2*(a+b))に等しい
    第2抵抗及び値がほぼ2*M(a+b)/(K*a*(
    a−b))に等しい第1コンデンサの直列接続回路との
    並列接続回路を具え、前記第2対のアドミッタンスの第
    1及び第2アドミッタンスの各々は値がほぼ前記第2抵
    抗の値に等しい第3抵抗及び値がほぼ前記第1コンデン
    サの値に等しい第2コンデンサの直列接続回路を具え、
    前記第3対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
    ンスの各々は値がほぼ前記第1抵抗の値に等しい第4抵
    抗(Kは正の実数)を具えることを特徴とする請求項1
    に記載の平衡フィルタ回路。 5、フィルタ回路は次式で示す2次伝達関数を有し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここにP=複素周波数 W_0=共振周波数 Q_0=Q値及びQ_0>1/2 M=増幅率 前記第1対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
    ンスの各々は値がほぼR/Mに等しい第1抵抗及び値が
    ほぼM*Cに等しい第1コンデンサの並列接続回路を具
    え、前記第2対のアドミッタンスの第1及び第2アドミ
    ッタンスの各々は値がほぼR/(2*M)に等しい第2
    抵抗及び値がほぼ2*M*Cに等しい第2コンデンサの
    直列接続回路と、値がほぼQ_0*R/Mに等しい第3
    抵抗及び値がほぼM*C/Q_0に等しい第3コンデン
    サの直列接続回路との並列接続回路を具え、前記第3対
    のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタンスの各々
    は値がほぼRに等しい第4抵抗と、値がほぼCに等しい
    第4コンデンサと、値がほぼR/2に等しい第5抵抗及
    び値がほぼ2*Cに等しい第5コンデンサの直列接続回
    路との並列接続回路を具え、前記第4対のアドミッタン
    スの第1及び第2アドミッタンスの各々は値がほぼQ_
    0*Rに等しい第6抵抗及び値がほぼC/Q_0に等し
    い第6コンデンサの直列接続回路を具え、R及びCは選
    択すべき定数であり、R*C=1/W_0の関係にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の平衡フィルタ回路。 6、フィルタ回路は次式で示す3次伝達関数を有し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここにP=複素周波数 a,b,c=零以上の正の実数及び a*a<4*b M=増幅率 前記第1対のアドミッタンスの第1及び第2アドミッタ
    ンスの各々は値がほぼM/Kに等しい第1コンデンサと
    、値がほぼK/A/Mに等しい第1抵抗及び値がほぼM
    *A/(c*k)に等しい第2コンデンサの直列接続回
    路との並列接続回路を具え、前記第2対のアドミッタン
    スの第1及び第2アドミッタンスの各々は値がほぼK/
    M*b/dに等しい第2抵抗と、値がほぼ−K/B/M
    に等しい第3抵抗及び値がほぼ−B*M/(d*k)に
    等しい第3コンデンサの直列接続回路との並列接続回路
    を具え、前記第3対のアドミッタンスの第1及び第2ア
    ドミッタンスの各々は値がほぼk*b/dに等しい第4
    抵抗及び値がほぼ1/kに等しいコンデンサの並列接続
    回路を具え、前記第4対のアドミッタンスの第1及び第
    2アドミッタンスの各々は値がほぼ−K/cの第5抵抗
    及び値が−c/(d*k)の第5コンデンサの直列接続
    回路を具え、dはcよりも大きな正の実数であり、kは
    正の実数であり、 A=2*(c*c+a*c+b)/(d−c)B=−(
    d+a+b/d)(d+c)/(d−c)C=−(d−
    a+b/d) の関係を有することを特徴とする請求項1に記載の平衡
    フィルタ回路。 7、前記アドミッタンスの少なくとも1つをほぼ同一の
    アドミッタンスを有する等価RC回路網で構成すること
    を特徴とする請求項1〜6の何れかの項に記載の平衡フ
    ィルタ回路。
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