JPH03133718A - カートン搬送装置 - Google Patents

カートン搬送装置

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JPH03133718A
JPH03133718A JP26569489A JP26569489A JPH03133718A JP H03133718 A JPH03133718 A JP H03133718A JP 26569489 A JP26569489 A JP 26569489A JP 26569489 A JP26569489 A JP 26569489A JP H03133718 A JPH03133718 A JP H03133718A
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carton
arm
rail
flap
guide
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Kiyoshi Seko
世古 清
Mitsuru Koike
充 小池
Toshinori Taniguchi
谷口 俊則
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Fuji Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、カートン搬送装置に関し、更に詳細には、
フラップを開放した状態で角筒状に拡開されたカートン
を、物品充填部に向けて間欠的に搬送するための搬送装
置に関するものである。
従来技術 偏平に折畳んだ状態でホッパーに多数積層したカートン
を、該ホッパーから一枚宛ずつ取出しつつ角筒状に拡開
し、該カーj−ンを物品充填部まで搬送してこれに所要
の物品を充填した後、該カートンに形成した各フラップ
を折畳むと共に糊付は接着するカートナーが広く普及し
ている。このカートナーには、角筒状に拡開させたカー
トンを、物品充填部に向けて搬送するカートン搬送装置
の設置が不可欠となっている。
この種のカートン搬送装置としては、例えば特開昭64
−58633号公報に開示される如く、箱状カートンの
搬送面よりも下方に排出コンベアをエンドレスに循環可
能に配設すると共に、カートンの搬送面より上方に突出
する複数の搬送爪を。
この排出コンベアに立設した機構が知られている。
この装置では、マガジンから一枚宛てずつ取出して角筒
状に拡開させたカー1ヘンを、カートン搬送面に移載す
ると、排出コンベアの走行に伴い搬送面から突出して移
動する搬送爪により、前記カートンが搬送面に沿って順
次搬送されるようになっている。
発明が解決しようとする課膠 前述した如き無端1ンベヤに搬送爪を配設する装置では
、=1ンベヤに所定間隔をもって多数の搬送爪を配設し
なければならず、コス1−が嵩む欠点がある。また、こ
の搬送爪はコンベヤから所定高さだけ突出しているので
、前記カートン搬送曲の下方に、コンベヤがその爪を機
械装置に接触させることなく循環し得る空間を確保する
必要があり、装置の高さ寸法が必然的な高くなる難点も
ある。
更に、前述した搬送装置では、箱状に成形されたカート
ンに物品を充填する場合は、搬送装置に3 並設した充填装置の例えばプッシャーを、前記コンベヤ
に追従させるように平行に移動させると共に、該プッシ
ャーを搬送装置に向けて進退移動させることにより、供
給源から順次供給される物品を、コンベヤにより搬送さ
れるカートンに連続的に充填するよう構成されている。
この場合は、充填装置の機構が複雑になり、設備コスト
が嵩むと共に、装置が大型化する問題が指摘される。
発明の目的 本発明は、このような従来技術に係るカートン搬送装置
に内在している前記欠点を解決するべく案出されたもの
であって、機構的に筒中、で小型となり、製造コストも
低廉になし得るカートン搬送装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明は
、所定間隔で平行に配置した一対の搬送レールに載置さ
れた箱状カートンを搬送する装置であって。
前記搬送レールの対向面に夫々配設され、上下に− 所定間隔離間して平行に延在する第1ガイドレールおよ
び第2ガイドレールと、 前記ド方に位置する第1ガイドレールに慴動自在に配設
され、該レールに沿って往復移動可能な移動体と、 前記移動体の1#宣位置に配設され、前記搬送レールの
上面から所定高さだけ突出する第17−11と、前記移
動体における第1アームの配設位置からカートン搬送方
向の下流側に離間して回動自在に躯支され、該移動体が
往復移動する際に、前記第1または第2ガイドレールの
何れかと係合して、前記搬送レールから出没可能な第2
アームとからなり、 前記移動体が前進移動する際には、前記第1アームおよ
び第2アームは夫々搬送レールから突出してカー1ヘン
を搬送し、次いで移動体が後退する際には、第2アーム
が搬送レールから沈降して第1アームにより搬送された
カートンと干渉しないよう構成したことを特徴とする特 実施例 次に、本発明に係るカー1ヘン搬送装置につき、好適な
実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。第1図は、実施例に係るカートン搬送装置を採
用したカートナーの概略側面図である。なお、本発明に
係るカートン搬送装置の理解を容易にするため、先ずカ
ートナーのR略構成につき簡単に説明し、次いで本発明
装置の説明に及ぶこととする。
〔カートン10について〕 先ず実施例に係る装置の説明に先立ち、該装置の取扱い
対象となるカートンの概略構成につき簡単に説明する。
第17図(a)、(b)に示す如く、本実施例に使用さ
れるカートン1oは、卵形状の大板11.側板12.底
板13および側板12を横方向にこの順で連続的に設け
てなり、各板材の両端部にフラップ14が折畳み可能に
夫々形成されている。そして該カートン10の天板11
に形成されるフラップ14は、第17図(、)に示す如
く偏平に折畳んだ際に、j成板13に形成したフラップ
14よりも外方に僅かに延出するよう設定されている。
この天板側のフラップ14は、後述する如く、偏平に折
畳まれたカーi〜ン10をホッパーから取出すに際し、
取出し手段による持上げを許容すると共に、該カートン
10の天板1↑とj成板13との間へ、前記取出し手段
が挿入されるのを許容する。
なお、実施例では、天板11に形成されるフラップ14
を上フラツプ14aと称し、また底板13に形成される
フラップ14をドフラップ14 bと称する。また、側
板12に形成されるフラップ14を、横フラップ14c
と称して夫々を区別することとする。
〔ホッパー17について〕 第1図は、カートナー15の概略構成を示す縦断側面図
を示し、該カートナー15のカーI〜ン搬送方向上澄側
に位置する装置フレーム16の上部に、偏平に折々:ん
だ前記カートン10を多数積層した状態で貯留するホッ
パー17が配設されている。このホッパー17は、第2
図にボすカートン10の搬送方向を前方とするとき、そ
の前後方向に離間配置した複数の支持部材18と、第3
図に関して左右に離間配置した一対の規制部材19゜1
9とから基本的に構成されている。すなわち、第2図で
フレーム16の上方に位置する横ステー1.68に、前
方へ水平に延出する張出し部材20が配設され、この張
出し部材20の前面に、所要間隔で左右一対の支持部材
18.18(第3図には、一方の支持部材18だけが示
されている)が垂直に配設されている。ま起、この支持
部材18.18から前方に所定間隔離間した位置に、対
をなす別の支持部材18.18がこれと対向して垂直に
配設されている。なお後者の支持部材18.18は、前
記フレーム16に適宜の手段で固定されている。
合計で4木の支持部材18は、平面状態において仮想四
角形の各頂点に位置し、各支持部材18のド端部にはロ
ーラ21が回転自在に軸支されている。これらのローラ
21は、何れも対向し合うローラ21の側に僅かに突出
している。そして前記折畳み状態のカートン10は、4
個のローラ8 21の斜め上面に、その底板13または側板12の端縁
(フラップ14が形成されていない端部)を載置させて
積層されるものである。なお、第2図で前面側(カート
ン10の搬送方向)に位置する支持部材18.18は、
対向する他方の支持部材18゜18に対し、適宜の手段
により近接および離間移動可能に構成され、オーダ変更
に伴うカートン寸法の変更に応じて距離調節し得るよう
になっている。
また、第2図および第3図に示す如く、前記ホッパー」
7には一対の規制部材19 、19が配設され、この規
制部材19.19も、適宜の手段により相互に近接離間
可能に構成されている。これら規制部材19.19は、
前記4個のローラ21に載置されたカートン10におけ
るフラップ形成側端部に当接して、該カートン10の位
置規制を行なう機能を果している。
〔カートン取出し成形装置22について〕第1図に示す
如く、前記ホッパー17の下方には、該ホッパー17に
積層貯留されたカートン10を一枚宛てづつ取出しつつ
角筒状に拡開させる取出し成形装置22が配設されてい
る。以下この装置22につき、各構成部材毎に説明する
(支持体25について) 前記フレーム16に上下の関係で離間配置した横ステー
16 a、16 aの夫々に、ブラケット23゜23が
水平に張出すよう配設され、両ブラケッ1−23.23
に平行な一対のガイドロッド24.24が垂直に設けら
れている。各ガイドロッド24には、第4図に示す如く
、上下の関係で支持体25゜25が摺動自在に配設され
、両支持体21) + 25は側板26,26により固
定されている。
また第2図および第4図に示す如く、後述する糊付装置
68および搬送装置108の共通の駆動源となるモータ
27により所定方向に回転される円盤28が垂直に設け
られ、この円盤28の一側面に刻設した溝カム29に、
クランクアーム30の一端部に枢支したローラ31が臨
んでいる。該クランクアーム30は、フレーム16に突
設したブラケッ1−32にピン33を介して回転自在に
枢支されている。そして該アーム30の他端部に「1ツ
ド34の一端部がピン枢着されると共に、該ロッド34
の他端部は前記一方の側板26に枢着されている。従っ
て、円盤28が回転して溝カム29内でローラ31を移
動させると、クランクアーム30はピン33を中心に揺
動運動を行ない、前記支持体25をガイドロッド24−
 、24に沿って往復運動させるに至る。なお溝カム2
9は、後述する取出し手段35.35の水平部35 a
 + 358が、ホッパー17に積層した最下端のカー
トン10の天板11に形成したフラップ14. 、14
を、僅かに上方に持上げる位首まで支持体25.25を
上昇させ得る形状に形成されている。
(保持部材38について) 前記支持体25は、第4図に示す如く平面において凸状
に形成され、その突出部25aにはガイドロッド36が
水平に挿通固定されて、左右方向に所定長さだけ延出し
ている。支持体25.25は、上トの関係で配設されて
いるから、前記ガイドロッド36も上下の関係で2水平
行に延在すること1− となる。そして両ガイドロッド36.36の両端部は、
夫々板材37で共通的に固定されている。なお、両ガイ
ドロッド36.36の左右には、カートン10の取出し
成形に必要な後述の保持部材38および取出し手段35
が夫々設けられるが、これらの部材は何れも左右対称で
あるので、第3図に関して左側の部材についてのみ説明
する。
第4図に示す如く、平行な両ガイドロッド36゜36に
は、前記支持体25側の適宜位置に取付板39が挿通固
定されている。また両ガイドロッド36.36における
前記取付板39と板材37との間には、スライド軸受を
介して保持部材38が摺動自在に挿通支持されている。
そして取付板39には、ガイドロッド36と平行に空気
圧シリンダ40が配設され、該シリンダ40のピストン
ロッド40aは前記保持部材38に連結されている。
従って、シリンダ40を正逆方向に付勢することにより
、保持部材38はガイドロッド36.36に沿って水平
に摺動し得るものである。なお前記取付板39は、ガイ
ドロッド36.36に対し位置決12− め調節可能となっており、シリンダ40により1駆動さ
れる保持部材38の移動領域を調節可能である。
(取出し手段35について) 第4図から殊に判明する如く、保持部材38の上部には
、カートン10の搬送方向に水平に延出する取付は部材
41が固定され、この取付は部材41の先端に、後述す
る如くカー1ヘン1oの上フラツプ14aを持上げると
共に、該カートン10の内部に挿入可能な取出し手段3
5が配設されている。すなわち取出し手段35は横り字
形に折曲した板状部材で構成され、その水平部35aの
開放端を、第3図および第4図に示す如く、対向する他
方の取出し手段35の水平部35aに指向させている。
従って、両取出し手段35.35は、前記支持体25.
25の昇降動作により昇降すると共に、シリンダ40.
40の同期付勢により相互に近接動作および離間動作を
行なうこととなり、この動作により、後述するのカート
ン10の上フラツプ14aの持上げおよび■カートン内
部への挿入並びに取出しがなされるものである。
(規制板43について) 第2図〜第4図に示すように、上方側の支持体25にお
ける突出部25aに、カートン1oの移送方向へ延出す
るブラケッI・42が配設され、このブラケット42の
水平部42aに、L字をなす規制板43が立設されてい
る。この規制板43は、第2図に示す如く、ホッパー1
7における後側(カートン10の搬送方向上流側)に設
けた支持部材18の略直下に位置するよう設定され、後
述の如く取出し手段35によりホッパー17から取出さ
れたカートン10の後底部を支持して位W規制するよう
になっている。また該規制板43は、支持体25の昇降
動作により、前記ホッパー17の下方を所要ストローク
で昇降動作することになる。
(案内部材45について) 第2図に示す如く、ホッパー17の下方でかつ前記支持
体25が最も下降したレベルと略一致させて、カートン
10の搬送用レール44.44が水平に延在している。
そして前記搬送レール44゜44の上方位置で、しかも
前記規制板43の昇降軌跡に対向して、湾曲形状を有す
る一対の案内部材45.45が、カートン搬送方向と交
差する方向に所定間隔離間して配設されている。この案
内部材45は、上方に向かうにつれ支持体25から後退
する方向に湾曲させた板材からなり、カートン10がホ
ッパー17から取出される過程で、第16図(c)に示
す如く、該カートン]0の前端j底部(すなわち側板1
2)に当接し、その側板12を立上げることによって、
カートン10を角筒状に拡開させるべく機能する。
〔物品充填装置48およびカートン10における側板1
2,12に形成した横フラップ14c、14cの拡開手
段について〕 前記カートン取出し成形装置22により角筒状に拡開し
た状態で取出されたカートン10は、後述する搬送装P
t、LO8により取出し位置から物品充填位置まで搬送
され、ここでカートン10に所要の物品46が充填され
るようになっている。例えば、前記カートナー15の一
側部には、第5図55 に示す如く、カートン搬送方向と交差する方向に進退移
動自在なプッシャー47を備えた物品充填装置48が並
設され、図示しない物品供給源から充填装置48に供給
された物品46を、プッシャー47を介して空のカート
ン10に充填するよう構成されている。
ここで、物品充填位置には、物品充填装置48による物
品充填を円滑に行なうために、カートン10における側
板12,12に形成したフラップ14.14を拡開させ
る手段49が配設されている。
すなわち、前記充填装置48が並設される側のフレーム
16に、第6図に示す如く、側面において口形状の保持
枠体50が配設され、この保持枠体50の水平部50a
に所定間隔離間して一対のロータリーアクチュエータ5
1.51が倒立状態で懸吊されている。該ロータリーア
クチュエータ51の出力軸51aに拡開板52が配設さ
れ、両波開板52.52は常には開放端を当接した状態
で閉成されている。この両波開板52,52は、アクチ
ュエータ51.51により所定方向に回動された際に1
6 観音開き状に開放し、物品充填位置に到来しているカー
トン10の対向する横フラップ14c。
14cに当接して、これを拡開し得る寸法に設定されて
いる。
なお、前記案内部材45を支持する保持部材122に、
第6図に示す如く、カートン搬送方向と平行に延在する
ガイド棒123が配設されている。このガイド捧123
は、カートン取出し位置に取出されたカートン10の天
板11に形成した上フラツプ14aが上面に当接して、
該上フラツプ14aを上方に僅かに拡開した状態で搬送
するべく機能する。また、第6図に示す如く、前記搬送
レール44の側部には、搬送レール44上を搬送される
カートン10の底板13に形成した下フラツプ14bの
開放端部が通過する位置に、所要形状のガイド板124
が配設されている。このガイド板124のカートン搬送
方向上流側端部は、上流側に向かうにつれて上方に傾斜
するよう形成され、前記−1−フラップ14bをガイド
板124の下面に案内して、該下フラツプ14 aを下
方へ僅かに拡開した状態で搬送するべく機能する。
すなわち、前記物品充填位置に臨むカートン10の上フ
ラツプ14aと′トンラップ14bとは、前記ガイド棒
123またはガイド板124に支持されて、物品46が
充填される開口から上下に僅かに拡開されて、物品充填
に支障を来すことがないよう構成されている。また、こ
れにより後述する横フラップ14cの折込みを円滑に行
なうこともできる。なお、前記ガイド棒123およびガ
イド板124は、カートン1oの搬送経路を挟んで交差
する両側に配設されていることは勿論である。
〔カートン10における側板12,12に形成した横フ
ラップ14e、14cの折込み機構について〕前記物品
充填位置よりカートン搬送方向下流側のフレーム16に
は、第7図に示す如く、搬送方向と交差する方向に所定
間隔離間して配設した一対のガイド53,53が、前記
搬送レール44゜44の上方に平行に臨んでいる。両ガ
イド53゜53の離間寸法は、カー]〜ン1oの各板材
11゜]、 2 、1.3の長さ寸法(フラップ14.
14が形成される端部間の長さ)よりも若干長く離間す
るよう設定されている。従って、搬送装置108を介し
て搬送されるカートン10における下流側の側抜12に
形成した両横フラップ14c、14cは、カー1ヘン1
0が両ガイド53.53間に導入される際に、内側に折
込まれる。
ここで、カートン10における上流側の側抜12に形成
した横フラップ14c、14cは、カートン10がこの
ままの状態で両ガイド53.53の間に導入されると、
外側に折込まれることになる。
そこで、前記搬送レール44.44を挟むカートン搬送
方向と交差する両側に、夫々上流側の横フラップ14−
 c 、 14 cを内側に折込む手段54 、55が
配設されている。先ず、物品充填装置ff48が配設さ
れていない側に位置する折込み手段54につき説明する
第7図に示す如く、前記フレーム16に保持枠体56が
立設され、この保持枠体56の水平部56aにロータリ
ーアクチュエータ57が倒立状態で懸吊されている。そ
してアクチュエータ57]9− の−ト方に垂下する出力軸57aに、水平方向に突出す
る2本の折込み爪58.58が上下に所定間隔離間して
配設しである。従って、アクチュエータ57を付勢して
出力軸57aを所定方向に回動させることにより、折込
み爪58.58でカートン10における上流側の横フラ
ップ14cを内側に折込むことができる。なお折込み爪
58は、カートン10が搬送されて爪58により折込ん
だ横フラップ14cの開放端が、前記両ガイド5 d 
H53の間に挟持されるまで、該横フラップ14cを折
込んだ状態で保持し得る寸法および形状に形成されてい
る。
次に、前記物品充填装置48が配設されている側の折込
み手段55は、該充填製[48が配設されている関係で
、反対側の折込み手段54とは異なる構成を有している
。すなわち、充填装置48と対向する側に位置する前記
搬送レール44の外側面に、第6図に示す如く、カート
ン搬送方向に所定間隔離間して固定板59.59が突設
され、この固定板59,59に一対のガイドロッド60
゜20 60が平行に配設されている。両ガイドロッド60.6
0には、スライド軸受を介して移動体61が摺動自在に
挿通支持され、この移動体61に下流側の固定板59に
配設した第1空気圧シリンダ62のピストンロッド62
aが連結されている。
従って、シリンダ62を正逆方向に付勢することにより
、移動体61はガイドロッド60.60に沿って水平に
摺動し得るものである。
前記移動体61には、平行リンク機構63を介して上下
に移動自在に折込み棒64が配設され、このリンク機構
63は移動体61に配設した第2空気圧シリンダ65に
より作動されるよう構成されている。すなわち、第8図
(a)に示す如く、第2空気圧シリンダ65を付勢する
前の状態では、前記折込み棒64は前記搬送レール44
の下方に待機しており、カートン10の上流側のフラッ
プ12を折込む際には、第2空気圧シリンダ65を付勢
して平行リンク機構63を作動させることによって、第
8図(b)に示すように、折込み棒64を搬送レール4
4の上方に突出させる。そしてこの状態で、前記第1空
気圧シリンダ62をピストンロッド62aをバレル内に
引込む方向に付勢すれば、移動体61がガイドロッド6
0.60に沿ってカートン搬送方向に移動する。
なお、折込み手段55による横フラップ14− aの折
込みは、前記搬送袋R108によりカートン10が物品
充填位置からフラップ貼付位置へ搬送されるタイミング
で行なわれる。すなわち、折込み棒64の移動速度は、
搬送装置108によるカートン10の搬送速度よりも速
く設定されており、これにより搬送中のカートン1oの
横フラップ14cを折込むことができる。
前記折込み手段55における下流側に配設したロータリ
ーアクチュエータ51の出力軸51aには、前記ガイド
53と同一レベルで平行に可動ガイド130が配設され
、この可動ガイド30は、折込み棒64により折込まれ
た横フラップ14cを、ガイド53に案内するべく機能
する。また折込み棒64は、該折込み棒64により折込
んだ横フラップ14 cの開放端が可動ガイド130に
支持されるまで、該フラップ14 cを保持し得るよう
に、前記第1空気圧シリンダ62のストロークが設定し
である。なお、横フラップ14cを折込むに際し、折込
み棒64が前記下フラツプ14. bに」”渉すること
がないよう構成しであることは勿論である。
〔糊付装置68の概略について〕 前記カートナー15における物品充填位置の更に上流側
には、第9図にボす如く、糊供給装置66と一対の糊付
部67.67(一方のみ図示する)とからなる糊付装置
68が配設され、前記糊付部67.67で、カートン1
5の底板13に形成した下フラップ14b、14bに糊
を供給するよう構成しである。
(糊供給装置66について) 第10図に示す如く、前記装置フレーム16の適宜位置
に配置した前記モータ27に連結した減速機のフレーム
69に、固定板70が配設固定されている。この固定板
70の背面側(減速機フレーム69を指向する側)には
、併動型の空気圧シリン23 ダ71が水平に配設され、そのピストンロンドア1aを
固定板70の前面側に突出させている。
また固定板70の前面側には、固定板70に突設した一
対のガイドロッド72.72に可動部材73が摺動自在
に配設され、この可動部材73に前記ピストンロッド7
1aが連結されている。従って、シリンダ71をピスト
ンロンドア1aが延伸するよう付勢することにより、可
動部材73はガイドロッド72.72に沿って平行移動
する。また、ガイドロッド72の可動部材73から前面
側(固定板70と反対側)に突出する部位に、圧縮ばね
74がナラ1−75を介して脱落可能に介装され、可動
部材73は圧縮ばね74により常に固定板70に近接す
る方向に弾力付勢されている。なお、前記空気圧シリン
ダ71を復動型にすれば、圧縮ばね74を省略すること
ができる。
(可撓性ホース77について) 前記可動部材73の前面には、第11図に示す如く、弧
状の溝76が穿設され、この溝76内に可撓性ホース7
7が嵌挿されている。この可撓性4− ホース77の一端には、糊供給装置66よりも上方に設
置した糊タンク(図示せず)から導出した供給管78が
連結され、可撓性ホース77内に糊タンクから糊が自然
供給されるよう構成しである。
またQf撓性ホース77の他端部には、前記両糊付部6
7.67まで延在する吐出管79.79が共通的に連結
され、nf撓性ホース77内の糊を各吐出管79.79
に分岐供給し得るようになっている。
なお、吐出管79には、流歌調節手段(図示せず)が配
設され、糊供給装置66から糊付部67.6’7までの
吐出管79.79の長さの違いにより、ir撓性ホース
77から供給される糊量が不均一になるのを防11ニし
得るよう構成されている。
(規制板8」について) 前記可撓性ホース77の吐出側の端部は、前記弧状溝7
6から分岐して可動部材73の側部に開放する溝125
内に臨んでおり、この溝125には、第10図に示す如
く、背面側(固定板70側)に連通ずる切欠80が形成
されると共に、その前面側に規制板81が配設されてい
る。また、固定板7oにおける切欠80と対応する位置
に押圧部材82が突設され、可撓性ホース77は吐出端
部において抑圧部材82と規制板81とに挟まれるよう
設定しである。すなわち、前記圧縮ばね74の弾力作用
下に可動部材73が固定板70に近接している状態では
、可撓性ホース77は規制板51と押圧部材82とによ
り押潰されて、該ホース77から吐出管79への糊供給
を阻市するようになっている。また、前記シリンダ71
により可動部材73が前面側に移動された際には、第1
0図に示すように、抑圧部材82に対して規制板8】が
離間するので、可撓性ホース77は糊の通過を許容し得
る形状に復元する。
(ローラ62について) 前記固定板70および可動部材73の下方には、第10
図に示す如く、前記減速機フレーム69から突出する回
転軸83が臨んでおり、この回転軸83の先端に支持部
材84が一体回転可能に配設されている。また、この支
持部材84には、前記可動部材73の前面側に臨む垂直
な軸85に、ローラ86が回転n、(能に軸支され、該
ローラ86は、前記弧状溝76に嵌挿されているiif
撓性ホース77内の糊を供給側から吐出側へ向けて押出
すべく機能する。なお、前記回転軸83は常に回転して
おり、支持部材84に配設したローラ86の位置は、第
11図に示すように、回転軸83の回転を検出可能に配
設したエンコーダコ26により常に検出されるようにな
っている。
すなわち、「1−ラ86は、第11図に万くす如く、前
記可動部材73の前面において、弧状溝76と同−軌跡
上をr=−f撓性ホース77の糊供給側から吐出側へ向
けて回動(第11図において反時計方向)するよう設定
されている。またこのローラ86は、可動部材73が前
記空気圧シリンダ71により前面側に移動されたときに
のみ、第12図に示す如く、溝76内に臨む可撓性ホー
ス77を押潰し得るよう位置決めされている。従って、
この状態でローラ86が反時計方向へ回動すれば、可撓
性ホース77がしごかれて内部の糊が吐出側に押出され
ることが諒解される。
27− (糊付部67の案内板87について) 第9図に示す如く、糊供給装置66から導出した吐出管
79が延在する糊付部67は、前記カートン10におけ
る底板13に形成した下フラツプ14bの通過経路を挟
んで上下に対向的に配設した一対の案内板87.87か
ら基本的に構成されている。この案内板87には、第1
0図に示す如く、幅方向中央にカートン搬送方向と平行
なスリン1−87aが所定長さだけ形成され、前記吐出
管79は、両案内板87.87のスリンI”87a、8
7aに吐出口を下流側に指向した状態で臨んでいる。
従って、両案内板87.87の間を下フラツプ14bが
通過して吐出管79に当接すると、吐出管79の吐出口
が上方に押上げられて下フラツプ14bの上面に臨むよ
う構成されている。
また、前記糊付部67に近接して装置フレーム16にセ
ンサ127が配設され、このセンサ127は両案内板8
7.87間に下フラツプ14. bが進入したのを検出
し得るよう構成されている。
従って、該センサ127により下フラップ14b8− の糊付部67への進入を検出した所要のタイミングで、
前記糊供給装置66により吐出管79に糊を供給すれば
、吐出口から糊がフラップ14に吐出される。なお、案
内板87のカートン搬送方向上流側を指向する端部は、
下フラツプ14. bの通過経路から離間する方向に折
曲され、該下フラツプ14bを確実に両案内板87.8
7の間に導入し得るよう構成しである。
(糊付部67の糊乾燥防τF手段について)ここで、吐
出管79の吐出口は大気に晒されて内部の糊が乾燥する
ことが予想される。そこで、前記糊付部67の下方に、
上方に開口して内部にスポンジ88を充填したホルダ8
9を配設し、第10図に示すように、吐出管79の吐出
口を常にはスポンジ88に接触するよう構成しである。
従って、スポンジ88に水を含ませておけば、糊付を待
機している間に吐出管79の吐出口内の糊が乾燥するの
を有効に防止することができる。
〔カートン10の上下フラップ折込み装置について〕前
記カートナー15の最下流側(フラップ貯付位置)には
、第1図に示す如く、前記カートン10における天板1
1に形成した上フラツプ14aおよび底抜13に形成し
た下フラツプ14− bを折込む装置90.91が配設
されている。なお、カートン10の天板11および底板
13には、左右に夫々フラップ14.14が形成されて
いるので、折込み装置90.91は前記搬送レール44
 、44を挟んで、カートン搬送方向と交差する両側に
夫々配設されるが、これらの装置は何れも左右対称であ
るので、第1図において手前側に図示する装置について
のみ説明する。
(上フラツプ14aの折込み装置90について)前記物
品充填位置に配設したフラップ拡開手段49が配設され
る保持枠体50の下流側に位置する垂直部50bに、第
6図に示す如く、支持板92が配設され、この支持板9
2に前記搬送レール44の上方に平行に臨む駆動棒93
が回動自在に枢支されている。この駆動棒93には、軸
方向に所定間隔離間して複数(実施例では3枚)の押え
板94の一端が固定され、該押え板94の他端は、第1
3図に示す如く、搬送装置108によりフラップ貼付位
置まで搬送されたカートン1oの」−フラップ14aの
上方に臨むよう寸法設定されている。
また、前記支持板92には、ゆ気圧シリンダ95のシリ
ンダボトムがピン枢着され、このシリンダ95のビス1
〜ンロツド95aは、前記駆動棒93の押え板94の延
出方向と逆方向に突設した突片96にピン枢着されてい
る。従って、シリンダ95を正逆方向に付勢することに
より、押え板94は駆動棒93を中心に所要角度だけ回
動する。
すなわち、第13図に示す実施例では、シリンダ95の
ピストンロッド95aをケーシング内に引込む方向に付
勢した場合に、押え板94が時計方向に回動し、前記上
フラツプ14 aを上方に折込むことができるよう構成
しである。
なお、第13図に示す如く、前記支持板92には、前記
搬送レール44の上方に臨む張出し部材128が配設さ
れ、この張出し部材128に、カートン搬送方向下流側
に向がうにつれて下方傾斜1 するガイド棒129が垂設されている。このガイド棒1
29は、搬送レール44を搬送されてくるカートン10
の上フラツプ14aの上面に当接して、これを下方に僅
かに折曲げ得るよう構成されている。すなわち、上フラ
ツプ14aを下方に折曲することにより、前記物品充填
位置の下流側に配設した前記ガイド53.53により折
込まれた横フラップ14c、14cが、該ガイド53,
53がら離間した際に拡開するのを防止することができ
る。また、このガイド棒129は、上フラツプ14 a
を前記押え板94の下側に案内する機能も兼ねている。
(下フラツプ14bの折込み装置91について)前記搬
送レール44の外側面に支持台97が水平に突設され、
この支持台97にカートン搬送方向と平行な駆動軸98
が回動可能に枢支され、該駆動軸98に押上げ板99が
一体回動可能に固定されている。この押上げ板99は、
第13図に示す如く、フラップ貼付位置に到来したカー
トン10の下フラツプ14bの下方に臨むように位置3
2− 設定されている。また前記駆動軸98には、ピニオン1
00が配設され、このピニオン100は、支持台97に
設置した空気圧シリンダ101のピストンロッド101
aに連結したラック102に噛合している。従って、シ
リンダ101を正逆方向に付勢することにより、押上げ
板99は所要範囲内で回動する。
すなわち、前記天板11に形成した上フラツプ14aを
折込んだ後、空気圧シリンダ101を付勢して押上げ抜
99を回動することにより、底板13に形成した下フラ
ツプ14bを上方に折込んで、前記糊付装置68により
糊の付着した面を上フラツプ14aに貼着することがで
きる。なお、押上げ板99には、前記押え板94の配設
位置に対応して切欠き99aが形成され(第16図(f
 )参照)、上フラツプ14aを折込んだ押え抜94に
、該押上げ板99が干渉することがないよう構成されて
いる。
〔カートン貯留部103について〕 次に、フラップ貼付部の上部には、上下のフラツブ14
a、14bが貼着された矩形状のカートン10を、所要
数だけ貯留する貯留部103が配設されている。この貯
留部103はカートン10の挿入を許容する矩形状空間
を有する塔状に形成され、カートン搬入口となる下端部
には、第13図に示す如く、開口側に僅かに突出すると
共に、下方からのカートン10の搬入を許容する方向へ
のみ回動するラッチ104が配設されている。また、前
記フラップ貼付位置の下方には、第5図に示す如く、前
記搬送レール44.44の間に臨む位置に、空気圧シリ
ンダ105により昇降駆動されるリフター106が配置
され、フラップ14が貼着されたカートン10は、該リ
フター106により貯留部103に下方から搬入される
。そして該貯留部103に挿入されたカートン10は、
前記ラッチ104により落下することなく保持される。
前記貯留部103の上方には、第1図に示す如く、搬送
レール44と平行に延在する排出プッシャー107が配
設され、当該貯留部103に下方から順次搬入されて最
上部に到来したカートン10は、排出プッシャー107
により機外に排出されるよう構成されている。なお、貯
留部1−03に搬入されたカートン10は、貼着された
上下のフラップ1.4 a 、 1.4 b側を両側か
ら挟持した状態で貯留されるようになっている。従って
、カートン10は、貯留部103のf方から搬入されて
排出プッシャー1.07により機外に排出される間に、
上下フラップ1.4 a 、 14 bが完全に貼着さ
れる。
〔カー!ヘン搬送装置1.08の概略について〕前記カ
ートン10の搬送方向に所定間隔離間して配設した一対
の搬送レール44.44の間に、角筒状に拡開されて箱
状に形成されたカートン10を搬送する装置108が配
設されている。この条送装N108は、前記カートン取
出し成形装置22によりホッパー17から取出されたカ
ートン10を、その取出し位置から前記物品充填位置ま
で搬送すると共に、該物品充填位置で物品46が充填さ
れたカートン10を、更にフラップ貼付位置まで搬送す
るよう構成されている。
5 (移動体110について) 前記搬送レール44.44の対向面には、第14図に示
す如く、夫々所定長さの第1ガイドレール109が配設
され、この第1ガイドレール109に沿って移動体11
0が摺動自在に配設されている。第1ガイドレール10
9 、1.09に摺動自在に配設した対をなす移動体1
10,110は、連結棒111を介して連結されて一体
的に移動可能に構成されている。この連結棒111には
第10ツド112の一端が枢着され、該第10ツド11
2はカートン搬送方向上流側を指向して延在し、この端
部が前記装置フレーム16に下端部において回動自在に
枢支されたリンク杆113の上端に枢着されている。
前記リンク杆113の略中間部に、第20ツド114の
一端がクレビス接続され、この第20ツド114の他端
部は、第14図に示す如く、前記モータ27により回転
駆動される円盤28における溝カム29が穿設される側
と反対側に枢支されている。従って、円盤28が所定方
向に回転すれ36 ば、第20ツド114を介してリンク杆113に揺動運
動が付与され、これにより移動体110゜11’Oは第
1ガイドv−/L/109,109に沿ッテ往復移動す
ることが諒解される。
(第17−八116について) 前記移動体110には、第1図に示す如く、カートン搬
送方向上流側に所定長さだけ延出する取付部材115が
配設され、この取付部材115の先端に、前記搬送レー
ル44から」三方に突出する第17−ム116が配設さ
れている。この第1アーム116は、移動体110が最
も後退した際に、前記カートン取出し成形装置22によ
り取出されたカートン10よりも上流側に臨むように、
前記取付部材115の長さ寸法が設定されている。また
、移動体110の移動ストロークは、該移動体110が
最も前進した際に、カートン取出し位置に臨むカートン
10を、第15図(a)、(b)に示す如く、前記物品
充填位置まで搬送し得るよう設定しである。すなわち、
第1アーム116は、カートン取出し成形装置22によ
り箱型に成形されたカートン10の後部に当接して、こ
れを物品充填位置まで搬送するべく機能する。
(第27−ム117について) 前記移動体110の前端には、第14図に示すように、
L字状に形成した第2アーム117が、後述する機構に
より搬送レール44の上面から出没可能に配設されてい
る。そしてこの第2アー11117は、移動体110が
前進するときにのみ搬送レール44の上面に突出して、
第1アーム116により物品充填位置まで搬送されたカ
ートン10を、前記フラップ貼付位置まで搬送するべく
機能する。
前記第2アーム117は、移動体110における搬送レ
ール44と対向する一側に、その水平な第1片117a
の先端において回動自在に枢支されている。また、この
第2アーム117における水平な第1片117aと垂直
な第2片117bとの連設部に、 +gl送レール44
側に突出するローラ118が回動自在に枢支されている
。更に、搬送レール44の側面には、第15図(a)に
示す如く、前記第1ガイドレール109から」三方に所
定間隔離間した位置に、第1ガイドレール109よりも
短尺な第2ガイドレール119が配設され、第2アーム
117はローラ118を介して、第1ガイドレール10
9と第2ガイドレール119との何れかに沿って移動し
得るよう構成されている。
なお、第27−ム117の第2片1171)は、前記ロ
ーラ118が第1ガイドレール109に載っているとき
に搬送レール44から沈降し、ローラ118が第2ガイ
ドレール]19に載っているときに搬送レール44から
突出するよう寸法設定されている。
前記搬送レール44における第2ガイドレール119の
後端部に近接する位置には、第14図に示す如く、磁石
120が第2ガイドレール119の上面(ローラ118
の移動部)よりも上方に配設されている。この磁石12
0は、第1ガイドレール109に沿って移動した第2ア
ーム]17のローラ118を、第1ガイドレール109
から」三方に離間する状態で磁気吸着し、この状態で再
び移9− 動体110が前進した際に、該ローラ118を第2ガイ
ドレール119に移載させるべく機能する。
また、磁石120に磁気吸着された第27−ム117は
、第15図(c)に示す如く、物品充填位置まで搬送さ
れたカー1ヘン10の上流側で、搬送レール44から突
出することは勿論である。
すなわち、移動体110が最も前進した状態では、第2
アーム117のローラ11−8は、第15図(b)に示
す如く、第1ガイドレール109上に載っている。この
状態で移動体110が後退すると、第2アーム117の
第2片117bは微速レール44から沈降した状態で、
第1ガイドレール109に沿って後退する。そして移動
体110が最も後退すると、第2アー1111フのロー
ラ118は、前記磁石120により上方に磁気吸着され
て、第2ガイドレール119に移載可能な状態になる。
従って、このまま移動体110が前進を開始すれば、磁
石120に吸着されたローラ118は、第15図(c)
、(d)に示す如く、第2ガイトレール119に沿って
前記移動し、このとき0 には第2片117bが搬送レール44から突出してカー
トン10の搬送を行なう。
なお、第2ガイドレール119の後端部から所定間隔離
間した搬送レール44に、第2アーム117のローラ1
18が第1ガイドレール109に沿って後退した際に、
上方に案内する弧状案内面を有する案内レール121が
配設されている。
これにより、移動体110を後退させた際に、案内レー
ル121の弧状案内面を移動するローラ118を前記磁
石120に近接させて、該磁石120による吸着を容易
になし慢るよう設定しである。
実施例の作用 次に、このように構成した実施例に係るカートン搬送装
置の作用につき、カートナー全体の動作との関係におい
て説明する。
(カートナーの運転開始前の状態) 第3図および第16図(a)に示す如く、前記ホッパー
17には、偏平に折畳んだカートン10が、各支持部材
18.18に設けたローラ32に載置されると共に、そ
のフラップ側の両端部は規制部材19.19により位置
決めされている。またカートン取出し成形装置22は、
最下降位置で停止待機すると共に、空気圧シリンダ40
.40は、そのピストンロッド40a、40aを大きく
延伸させて、対向し合う両保持部材38.38を相互に
離間させている。なおこの状態で、前記取出し手段35
における水平部35aの先端部は、カートン10の天板
11に形成した上フラツプ14aの真下に臨んで位置す
るよう設定しである。
更に、搬送装置108は、第15図(、)に示す如く、
移動体110,110が最後端位置で停止待機して、第
1アーム116をカートン取出し位置より上流側に臨ま
せると共に、第2アーム117はローラ118を磁石1
20に磁気吸着させた状態で、物品充填位置より上流側
において搬送レール44から突出させている。また、糊
付装置68の可動部材73が圧縮ばね74,74の弾力
作用下に固定板70に近接して位置し、モータ27によ
り回動するローラ86は弧状溝76内の可撓性ホース7
7に接触しないようになっている。なお、カートン10
の各フラップ14の折込み手段54゜55.90.91
は、夫々カートン搬送経路から退避している。
(カートン取出し成形装置22によるカートンの取出し
について) 前記モータ27を駆動して円盤52を時削方向に回転さ
せると、該円盤28の回転に伴って前記溝カム29に嵌
合するローラ31に力11運動が与えられる。これによ
り前記クランクアーム30は、ピン33を中心に揺動し
、該アーム30の一端に連結したロッド34を介して前
記支持体25.25が、第16図(b)に示す如く、ガ
イドロッド24゜24に沿って所定高さだけ上昇させら
れる。
前記支持体25.25が最上位置まで上昇した時点で、
対向し合う両取出し手段35.35の水平部35a、3
5aが、ホッパー17に載置したカートン10の上フラ
ツプ14 a 、 14 aの端部にF方から当接し、
該フラップ14a、14aを僅かだけ持ち上げる。これ
により、折畳まれた偏平なカート43− ン10における天板11と底板13との間に、各水平部
35aの挿入を許容する所要の隙間が形成される。
なお、前記円盤28の回転に伴って前記リンク杆113
に第20ツド114を介して揺動運動が与えられ、これ
により搬送装置108の移動体110は、第15図(b
)に示すように、第1ガイドレール109に沿って前進
移動する。また、第2アーム117は、ローラ118が
第2ガイドレール119に載っているので、搬送レール
44から突出した状態で移動する。
前述した如くカートン取出し成形製[22の両取出し手
段35.35が、カートン10の上フラップ14a、1
4aを僅かだけ持ち上げたタイミングにおいて、前記シ
リンダ40.40を同期的に付勢して、各ピストンロッ
ド40aをシリンダチューブ中に後退させる。これによ
り両保持部材39゜39はガイドロッド36.36に沿
って相互に近接移動し、前記取出し手段35.35の水
平部35a。
35aは、カートン10の天板11と底板13と4 の間に挿入されるに至る。
次に水平部35 a、35 aがカートン10の隙間に
挿入された後、前記円盤28が更に回転することにより
、最上位点にあった支持体25.25は下降側に転する
。この支持体25.25の下降に伴い、取出し手段35
.35も一体的に下降し始める。このため、カートン1
0の隙間に挿入されている前記水平部35.a、35a
が、該カートン10の底板13を押し下げることとなり
、これによりカートン10は、第16図(c)に示すよ
うに、前記各ローラ21から離脱してホッパー17の一
ト方に取出される。また、カートン10がホッパー17
の下方に取出される過程において、該カートン10の前
端底部(側板12)は、前記案内部材45に当接し、し
かもカートン10は規制板43により後方への移動が規
制されているので、該カートン10は最終的に角筒状に
拡開させられた状態で前記搬送レール44.44に載置
される。
そして支持体25.25が最下部に達すると、前記モー
タ27により回転する回転軸83の回転を検出するエン
コーダ126によりこれを検出して(回転軸83の一回
転を検出する)、前記シリンダ4.0.40は逆付勢さ
れ、取出し手段35.35の水平部35a、35aを相
互に離間させる。なお、このとき搬送装置108は最も
後退して、その第1アーム11Gはカートン1oの−に
流側に臨んでいる(第16図(c)参照)。
(搬送装置108の動作) 前述した状態で前記円盤28の回転により移v1体11
0が再び前進移動すると、カートン取出し位置に臨むカ
ートン10は、第16図(d)に示す如く、第1アーム
116により物品充填位置まで搬送される。移動体11
0の前進時に搬送レール44から突出した状態で移動す
る第2アーム117は、該移動体110,110が最前
端位置に到来すると、第15図(b)に示す如く、前記
ローラ118が第2ガイドレール119の端部から外れ
て、第1ガイドレール109上に落着する。これにより
、第2アーム117は搬送レール44から沈降する。
前記円盤28の連続回転により、クランク杆113を介
して移動体110が後退移動されると、第27−ム11
7は搬送レール44から沈降しているので、物品充填位
置に臨むカー1ヘン10に第27−ム117は接触する
ことなく後退する。そしてこの状態で移動体110が最
後端位置まで後退すると、第1ガイドレール109に沿
って移動していたローラ118が、第15図((2)に
示す如く、前記案内レール121の弧状案内面に移行し
て上ri7. L、前記磁石120の下方に到来する。
これにより、該ローラ118は磁石120に吸着保持さ
れ、第2片117bを搬送レール44から突出させる。
このとき、カートン取出し位置には、前記カートン取出
し成形装置22によりカートン10が取出されており、
また、物品充填位置には先に第1アーム116により搬
送したカートン10が臨んでいる。従って、再び移動体
110が前進移動すると、第15図(d)および第16
図(e)に示す如く、物品充填位置に臨むカートン10
が第2アー47 ム117に搬送されると共に、カートン取出し位置に臨
むカーi〜ン10が第1アーム116により搬送される
。このように、移動体1.10が後退するときに、第2
7−ム117を搬送レール44から沈降するよう構成し
たので、この間に物品充填位置に搬送したカートン10
に物品46を充填することができる。
(物品充填動作) 第8図(、)に示す如く、カートン10が搬送装置10
8を介して物品充填位置まで搬送されると、これを適宜
のセンサが検知して、横フラップ14c、14cの拡開
手段49のロータリーアクユエータ51.51が付勢さ
れて、前記拡開板52゜52を相互に離間させる観音開
き状に回動して、横フラップ14c、14cを拡開する
。次いで、物品充填装置のプッシャー47が付勢されて
、予め図示しない供給源から供給されている物品46を
、カートン10に充填する。
、物品46が充填されたカートン10は、前記搬送装置
108の第27−tz 117により更に下流8 側に搬送される。このときに、カーl−ン10は、第7
図に示す如く、搬送レール44.44の上方に臨むガイ
ド53,53の間に導入されて、これにより下流側の横
フラップ14e、14cが内側に折込まれる。また、上
流側の横フラップ14c、14cは、前記折込み手段5
4.55を介し夫々内側に折込まれ、この状態で前記ガ
イド53.53内に導入されて、フラップ貼付位置まで
搬送される。
(糊付装置の動作) 前述した如く、横フラップ14c、14cが内側に折込
まれたカートン10は、フラップ貼付位置に搬送される
途中で、その下フラツプ14bが前記糊付部67を通過
する。このとき、糊付部67に近接して配設した前記セ
ンサ127がこれを検出し、前記糊供給袋fi66の空
気圧シリンダ71が付勢される。すると、可動部材73
が圧縮ばね74.74の弾力に抗しつつ、ガイドロッド
72゜72に沿って前方に押出される。
前記支持部材84はモータ27により回転されているの
で、可動部材73が前面側に移動することにより、支持
部材84に配設したローラ86は前記弧状溝76の一方
の端部から溝内に人込み、第12図に示す如く、該溝7
6内に臨む可撓性ホース77を押潰しつつ溝内を移動す
る。これにより可撓性ホース77に前記供給978を介
して供給されていた糊は、ローラ86の移動に伴って可
撓性ホース77内を吐出側に押出される。この糊は、前
記吐出管79.79に分岐して供給され、前記糊付部6
7に臨む吐出口から、カートン10の下フラツプ14b
に吐出される。
前記カートン10が更に搬送されて下フラツプ14bが
糊付部67から離間すると、前記シリンダ71の付勢を
解除する。これにより前記可動部材73は、圧縮ばね7
4.74の復帰弾力により固定板70方向に移動され、
ローラ86により糊の供給が停止する。
(カートンにおける上下フラップの折込み動作)前述し
た如く糊付けのなされたカートン10が。
第16図(f)に示す如く、フラップ貼付位置まで搬送
されると、これを適宜のセンサが検出し、先ず上フラツ
プ14aを折込むべく、折込み装置90における空気圧
シリンダ95を付勢し、駆動棒93を介して押え板92
を回動させる。これにより、第13図に示す如く、押え
板92の下方に臨む上フラツプ14 aが、I・方に力
i込まれる。次いで折込み装置91の空気圧シリンダ1
01が付勢されて、ラック・ピニオンの噛合作用1・に
押−にげ板99を回動させて、これにより、下フラツプ
14 bが」一方に折込まれて、上フラツプ14aの外
表向に下フラツプ14. bの糊付着面が貼着される。
そして、フラップ14の貼付けられたカートン10は、
前記リフター106を介してフラップ貼付位置の」一方
に配置した貯留部103に搬入される。この貯留部10
3に搬入されたカートン10は、該貯留部103から排
出されるまでの間に、上フラツプ14aと下フラツプ1
4. bとが完全シこ貼着し、これにより排出後のカー
トン10のフラップ14が容易に剥がれるのを防止し得
る。
1− 発明・の効果 このように本発明に係るカートン搬送装置によれば、第
1アームと第2アームとを備える移動体を往復移動させ
ると共に、移動体の後退時には第2アームをカートンの
搬送面から沈降させるよう構成しであるので、第2アー
ムにより搬送したカートンを、移動体が後退する開停止
させておくことができる。すなわち、カートンを間欠的
に搬送して、該カートンが所定位置で停止している間に
、物品を充填することができる。従って、複雑な構成の
充填装置を搬送装置と並設する必要がなく。
しかも搬送装置の構成は簡明であるので、極めてコスト
を低廉にし得る。また、搬送装置自体をコンバクi〜に
し得るので、設置スペースを小さくし得る利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカートン搬送装置を採用したカー
1ヘナーを一部縦断して示す概略側面図、第2図は第1
図に示すカートナーを構成するカートン取出し成形装置
を示す要部側面図、第3図は2 第2図に示すカートン取出し成形装置の正面図、第4図
はカートン取出し成形装置の概略斜視図、第5図は第1
図に示すカートナーを縦断して示す説明平面図、第6@
はカートンの横フラップ拡開手段と折込み手段および上
下フラップの折込み装置を示す要部側面図、第7図はカ
ートナーの要部を横断して示す説明図、第8図(a)〜
(c)はカートンの横フラップ拡開手段と折込み手段の
動作を経時的に示す動作説明図、第9図はカー1〜ナー
を構成す糊付装置を示す要部側面図、第10図は第9図
に示す糊付装置の概略構成を示す斜視図、第11図は糊
付装置における糊供給装置の正面図、第12図は第11
図の横断面図、第13図は第6図に示す上下フラップの
折込み装置を示す正面図、第14図は本発明に係るカー
トン搬送装置の概略構成を示す斜視図、第15図(a)
〜(d)はカートン搬送装置の動作を経時的に示す動作
説明図、第16図(a)〜(f)はカートナーの動作を
経時的に示す動作説明図、第17図(a)、(b)はカ
ートンを示す概略説明図である。 0・・・カートン   44・・・搬送レール09・・
・第1ガイドレール 10・・・移動体   11 17・・・第2アーム 19・・・第2ガイドレール 6・・・第1アーム 特 許出願人  株式会社フジキ カ 55− 特開平3−133718 (18) 07−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕所定間隔で平行に配置した一対の搬送レール(4
    4、44)に載置された箱状カートン(10)を搬送す
    る装置であって、 前記搬送レール(44、44)の対向面に夫々配設され
    、上下に所定間隔離間して平行に延在する第1ガイドレ
    ール(109)および第2ガイドレール(119)と、
    前記下方に位置する第1ガイドレール(109、109
    )に摺動自在に配設され、該レール(109、109)
    に沿って往復移動可能な移動体(110、110)と、
    前記移動体(110)の適宜位置に配設され、前記搬送
    レール(44、44)の上面から所定高さだけ突出する
    第1アーム(116)と、 前記移動体(110)における第1アーム(116)の
    配設位置からカートン搬送方向の下流側に離間して回動
    自在に枢支され、該移動体(110)が往復移動する際
    に、前記第1または第2ガイドレール(109、119
    )の何れかと係合して、前記搬送レール(44)から出
    没可能な第2アーム(117)とからなり、前記移動体
    (110)が前進移動する際には、前記第1アーム(1
    16)および第2アーム(117)は夫々搬送レール(
    44)から突出してカートン(10)を搬送し、次いで
    移動体(110)が後退する際には、第2アーム(11
    7)が搬送レール(44)から沈降して第1アーム(1
    16)により搬送されたカートン(10)と干渉しない
    よう構成した ことを特徴とするカートン搬送装置。 〔2〕搬送レール(44)における第2ガイドレール(
    119)の下流側端部が臨む位置に、磁石(120)を
    配設すると共に、前記第2アーム(117)の搬送レー
    ル(44)と対向する一側に、磁気吸着可能なローラ(
    118)を配設し、前記移動体(110)に伴って後退
    した第2アーム(117)が前記磁石(120)の下方
    に到来した際に、前記第1ガイドレール(109)に載
    っているローラ(118)を磁石(120)に吸着保持
    することにより、該ローラ(118)を第2ガイドレー
    ル(119)に移載可能とするよう構成したことを特徴
    とする請求項1記載のカートン搬送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05310321A (ja) * 1992-05-08 1993-11-22 Shizukou Kk 物品搬送装置
JP2021095286A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 中外炉工業株式会社 ワーク搬送装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312428U (ja) * 1976-07-09 1978-02-01

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