JPH03132606A - 広波長域光モニタデバイス - Google Patents

広波長域光モニタデバイス

Info

Publication number
JPH03132606A
JPH03132606A JP27110689A JP27110689A JPH03132606A JP H03132606 A JPH03132606 A JP H03132606A JP 27110689 A JP27110689 A JP 27110689A JP 27110689 A JP27110689 A JP 27110689A JP H03132606 A JPH03132606 A JP H03132606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
waveguide
directional coupler
light
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27110689A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Seki
雅文 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP27110689A priority Critical patent/JPH03132606A/ja
Publication of JPH03132606A publication Critical patent/JPH03132606A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ファイバ中あるいは先導波路中を伝搬する光
パワーをモニタする光モニタデバイスに関する。特に、
2つ以上の光波長で正確なモニタができる広波長域光モ
ニタデバイスに関する。
〈従来の技術〉 光モニタデバイスは、ファイバや先導波路の中を伝搬す
る光パワーの監視や一部分の光パワーを取り出す(=モ
ニタ)ために使われる。このデバイスの製造は、方向性
結合器の動作原理を利用すれば可能であることは、公知
である。第5図に従来の光モニタデバイスの一例を示す
。51は基板、52は導波路型の方向性結合器、53は
入力導波路、54は出力導波路、55はモニタ導波路、
56は入力ファイバ、57は出力ファイバ 58はモニ
タファイバである。入力ファイバ56の光は大部分出力
ファイバ57に入り、一部の光がモニタファイバ58に
導かれる。ここで以下において、出力導波路の出力を主
出力とし、モニタとなる最紡出力を最終モニタ出力とし
た時、主出力と最終モニタ出力の和に対する最終モニタ
出力の比をモニタ比と呼ぶことにする。方向性結合器5
2は所定のモニタ比を実現するように作製される。
(発明の解決しようとする問題点〉 しかし、従来の光モニタデバイスはその動作原理のため
モニタ比が波長に対して変化する特徴があった。この特
徴は特定の1波長のみで使用する場合はとくに欠点では
ないが、2波長以上の光や広い波長域の光に対して使う
場合には実用上の問題点となっていた。最近、ファイバ
通信で2つ以上の異なる波長の光信号を使う/ステムが
検討されたり、2彼長の光を使用する光センサンステム
が開発されたりしており、広い波長域で動作可能な光モ
ニタデバイス、即ちモニタ比が少なくとも2つの波長で
同一である光モニタデバイスが希求されていた。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、基板上に形成されたモニタすべき導波路
に、その導波路の光の一部をモニタ光として取り出す第
1の方向性結合器を接続し、さらにそのモニタ光が伝搬
するモニタ導波路にそのモニタ光の一部分もしくは大部
分を最終モニタ光として取り出す第2の方向性結合器を
接続することにより、2波長以上でも同一のモニタ比が
実現できることを見出した。
すなわち本発明に係る光モニタデバイスは、基板に形成
した入力導波路と、この入力導波路に結合された第1の
方向性結合器と、入力導波路を入力ボートと見た時第1
の方向性結合器のクロスポートとなるモニタ導波路と、
該モニタ導波路に結合された第2の方向性結合器とで構
成される。
本発明が適用できる導波路としては、ガラス基板上のイ
オン交換導波路、火炎堆積法による石英系導波路、Li
NbO3基板上のTi拡散導波路、化合物半導体導波路
、モノマーの選択的重合によるプラスティック導波路な
ど全てに対して適用できる。また、ファイバ伝送路に対
して本発明を適用する場合は、本発明にかかる広波長域
光モニタデバイにファイバを接続してファイバ伝送路に
フネクタ接続あるいはスプラインングを行えばよい。
く作用〉 一般的な原理をまず説明する。2つの波長をλl、λ2
と表し、λ1くλ2とする。通常にλ2の光の方が方向
性結合器での結合が相対的に強く、λ2の光の完全結合
長りはλ1のものより短くなる(なお、完全結合長とは
方向性結合器でクロスポートに光が0%から100%ま
で結合される距離である)。この原因は、長波長の光の
方が一般にモードフィールド径が大きく結合が強いため
である。従って、どんな方向性結合器でも一般にそのモ
ニタ比は波長λ1と^2とでは異なっている。例えば、
方向性結合器の実効的長さを波長λlの光に対するLの
l/2より小さ(した場合、λ1の光はその50%以下
の光量がモニタ光として取り出されるが、λ2のモニタ
光量はλ1のものより太き(なる。
いま、この方向性結合器のバーボートに第2の方向性結
合器を接続して最終モニタ出力とする。
もし特定の条件を選べば、第2の方向性結合器で(バー
ポートあるいはクロスポートのいずれでも)λ2の光の
減少をλlより相対的に多くして、λlとλ2に対する
最終モニタ比を実質上同一にすることができる。この時
、第2の方向性結合器のパラメータとしては、λlおよ
びλ2の光の最終モニタ出力の損失がなるべく小さくな
るように選ぶことが望ましい。
一般に2段に接続した方向性結合器の出力について、第
1図の概念図に基づき考察する。10.20は第1、第
2の方向性結合器である。11は第1の方向性結合器I
Oの入力導波路、12.3はその出力導波路である。2
1は第2の方向性結合器20の入力導波路、22.23
はその最終モニタ導波路である。出力導波路13と入力
導波路21が結合されている。第1の方向性結合器lO
においては、入力導波路11に対して、出力導波路12
がバーポート、モニタ導波路13がクロスポートになる
。同様に、第2の方向性結合器20においは、入力導波
路21に対して、第1の最終モニタ導波路22がバーボ
ート、第2の最終モ二タ導波路23がクロスポートにな
る。
第1、第2の方向性結合器l0120が等しい完全結合
長を持つとする(即ち、結合部の長さを除き同一仕様で
あるような場合である)。方向性結合器10.20の結
合部の実効的長さをal、a2とし、方向性結合器10
.20の波長λ1、λ2における結合長をLl、L2と
すれば、出力導波路12と最終モニタ導波路22.23
の出力パワーPO,PI、P2は理論的に次式で表され
る。
PO=CO32(yr/2− a 1/L +) ・=
・(1)式%式%) xCO32(+r/2 + a 2/L j) ・(2
)式P2=SIN2(π/2  ・ al/Li)xs
 I N2<yr/2 ・a 2/L i) ・・(3
)式(但し、LIの添字iはλ1またはλ2に対応して
、■または2をとる) 第1図の構成では、PlもしくはP2のいずれかをモニ
タ出力とすることができる。この2段接続の方向性結合
器において、al/L1=0.2の場合について、全出
力PO+P1またはPo+P2、およびモニタ比PI/
(PO+P1)またはP2/(PO+P2)を計算する
と、第2図(a)および(b)のようになる。図におい
て、購軸はa2/LL(即ちLlで規格化した結合部の
実効的長さ)であり、縦軸はPO+P1とPI/(PO
+P1)もしくはPO+P2とP2/(PO+P1)で
ある。図中の実線は波長λlに対するものであり、他の
破線、鎖線等は波長λ2のそれぞれ異なるに値(=L1
/L2)に対するものである(k=1. 2.1.4.
1. 6.1.8)。
このに値については、1989年電子情報通信学会秋季
全国大会に横圧らが報告した論文(論文番号C−263
)の図から知ることができる。
図の下側はモニタ比Pi/(PO’+PI)(i=1ま
たは2)であり、実線と破線等の交点が2つの波長で同
じモニタ比となる点を表している。
図の上側は取り出せる光の全体の出力PO+Pi1=1
または2)を表しており、1. 0からの減少分が損失
を表している。
第2図(a)  (t))を見れば、kがある値の時、
ある程度の損失を許容すれば2つの波長でモニタ比を等
しくすることができることがわかる。
〈実施例〉 第3図は本発明の広波長域光モニタデバイスの第1の実
施例を示す図である。基板1はイオン交換に適したNa
およびにイオンを含有した光学板のボロンリケード系ガ
ラス基板である。基板lに2段熱イオン交換法で、第1
図に示すようなパターンの導波路を形成した。この2段
熱イオン交換法に関しては、本発明者がエレクトロニク
スレターズ誌(Electronic Letters
) 1988年第24巻1258頁で開示している。
11は人力導波路、12は出力導波路、13はモニタ導
波路、14は最終モニタ導波路、31は第1の方向性結
合器、32は第2の方向性結合器、41は入力ファイバ
、42は出力ファイバ 43はモニタファイバである。
人力ファイバ41と出力ファイバ42は、入力導波路1
1と出力導波路12にそれぞれ結合している。最終モニ
タ導波路14はモニタファイバ43と結合している。
第1の方向性結合器31のに値を1. 4とし、al/
L1=0.2、 a2/Ll=1.7とした。
この条件を第2図(a)のM印で示す。この時、モニタ
比は0.09(即ち人力導波路とモニタ導波路の出力比
が約10:1)であり、理論的な損失(主出力とモニタ
出力の和の損失)以外は、波長λ1とλ2に対しそれぞ
れ0.04dBと0゜46dBと僅かである。
第4図に示した第2の実施例は、モニタ出方導波路をク
ロスポートに変えた場合である。最終モニタ導波路15
はモニタファイバ44と結合している。第1の方向性結
合器31のに値を1.4とし、 al/Ll=0.2、
 a2/L1=1.2 とした。この条件を第2図(b
)のN印で示す。この時、モニタ比 は0.096(即
ち入力導波路とモニタ導波路の出力比が約9.4:1)
であり、理論的過剰損失波長λ1とλ2に対し0.00
3dBと0.46dBと僅かである。
上記二つの例における動作について、以下説明する。
第1の実施例では、入力ファイバ41の光は出力ファイ
バ42とモニタファイバ43に分配される。
この動作において、波長1.30μmと波長1゜55μ
mで分岐はほぼ等しく、50%±2%に収まっていた。
その間の波長およびその近傍の波長においても分岐比の
変動は±2%に収まっていた。
主出力の損失は波長1.30μmで1.0(fB。
波長1.55μmで1.4dBであった。
第2の実施例では、入力ファイバ41の光は出力ファイ
バ42とモニタファイバ44に分配される。この動作に
おいて、波長1.30μmと波長1.55μmで分岐は
ほぼ等しく、50%±2%に収まっていた。その間の波
長およびその近傍の波長においても分岐比の変動は±2
%に収まっていた。主出力の損失は波長1.30μmで
0.9d B、  波長1.55μmで1.4dBであ
った。
なお、上述の実施例では導波路作製方法としてイオン交
換法を用いたが、他の導波路作製方法であってもよい。
また、方向性結合器の数は3つ以上でも原理的に可能で
ある。導波路パターンは実施例以外のものが種々考えら
れる。また、モニタした光の取り出しをファイバで行っ
たが、フォトダイオードを最終モニタ導波路の端面など
に配置して受光させ電気信号として光パワーの情報を取
り出しもよい。
また、実施例ではal/L1=0.2、k=0゜14を
用いたが、これ以外の数値の組合せも使い得る。
〈発明の効果〉 本発明によれば、モニタ比が少なくとも2つの波長で同
一である光モニタデバイスが得られる。
例えば、前述した第1の実施例で、2つの波長λ1かつ
λ2に対しモニタ比0.09を実現することが出来た。
また第2の実施例で、2つの波長λ1かつλ2に対しモ
ニタ比0.096を実現することが出来た。波長λ11
とλ2の間の波長あるいはそれらの近傍の波長において
もほぼ同じモニタ比が得られた。これは、実施例のパラ
メータでは第2図(a)(、b)の破線等で表される曲
線がある程度動いてもその交点の位置はあまり変わらな
いことから理解される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の導波路構成を示す配線図、第2図(a
)はパーポートをモニタ導波路とする場合の特性を示す
図、第2図(b)はクロスポートをモニタ導波路とする
場合の特性を示す図、第3図は本発明の第1の実施例を
示す図、第4図は本発明の第2の実施例を示す図、箪5
図は従来の光モニタデバイスの例を示す図である。 図において、 l ・・・ガラス基板 11・・・入力導波路 12・・・主出力導波路 I3・・・モニタ導波路 14゜ 10゜ 20゜ 41゜ である。 22.23・・最終モニタ導波路 ・・第1の方向性結合器 ・・第2の方向性結合器 43.44・・・光ファイバ 11 第 図 2 2 第 図(b) OH/L+−0,2の場合 02/L。 第 図(Q) Q+/L+−0,2の場合 Qゾい 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)基板に形成した入力導波路と、該入力導波路に結合
    された第1の方向性結合器と、前記入力導波路を入力ポ
    ートと見た時該第1の方向性結合器のクロスポートとな
    るモニタ導波路と、該モニタ導波路に結合された第2の
    方向性結合器からなる広波長域光モニタデバイス。 2)前記モニタ導波路を入力ポートと見た時、第2の方
    向性結合器のバーポートを最終モニタ導波路として使う
    請求項第1項記載の広波長域光モニタデバイス。 3)前記モニタ導波路を入力ポートと見た時、第2の方
    向性結合器のクロスポートを最終モニタ導波路として使
    う請求項第1項記載の広波長域光モニタデバイス。
JP27110689A 1989-10-18 1989-10-18 広波長域光モニタデバイス Pending JPH03132606A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27110689A JPH03132606A (ja) 1989-10-18 1989-10-18 広波長域光モニタデバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27110689A JPH03132606A (ja) 1989-10-18 1989-10-18 広波長域光モニタデバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03132606A true JPH03132606A (ja) 1991-06-06

Family

ID=17495426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27110689A Pending JPH03132606A (ja) 1989-10-18 1989-10-18 広波長域光モニタデバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03132606A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0721117A1 (en) * 1994-12-30 1996-07-10 AT&T Corp. Polarization and wavelength independent optical waveguide tap
JP2009145781A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Fujitsu Ltd 光導波路素子およびそれを用いた光学装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6152604A (ja) * 1984-08-23 1986-03-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光合分波器
JPS61250607A (ja) * 1985-04-30 1986-11-07 Hitachi Ltd 光合分波器
JPS6371827A (ja) * 1986-09-16 1988-04-01 Sony Corp 光制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6152604A (ja) * 1984-08-23 1986-03-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光合分波器
JPS61250607A (ja) * 1985-04-30 1986-11-07 Hitachi Ltd 光合分波器
JPS6371827A (ja) * 1986-09-16 1988-04-01 Sony Corp 光制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0721117A1 (en) * 1994-12-30 1996-07-10 AT&T Corp. Polarization and wavelength independent optical waveguide tap
JP2009145781A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Fujitsu Ltd 光導波路素子およびそれを用いた光学装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3782247B2 (ja) 光学干渉計
US6236784B1 (en) Y branching optical waveguide and optical integrated circuit
US11644619B2 (en) Optical splitter chip, optical splitter component, optical splitter apparatus, and optical fiber box
JP2002236230A (ja) 平面型光学導波路素子
JPH0297914A (ja) 集積型光ノードおよびそれを用いたバス型光情報システム
CN111399118B (zh) 一种基于薄膜铌酸锂波导的集成型偏振分束器
CA2070264C (en) Optical coupler/splitter with a filter
JP3841969B2 (ja) Y分岐光導波路及び光集積回路
CA2333436C (en) Optical multiplexer/ demultiplexer
US6253003B1 (en) Optical coupling method and optical coupling device
JPH03132606A (ja) 広波長域光モニタデバイス
JP3225819B2 (ja) 導波路型光分岐素子
JP2961057B2 (ja) 光分岐ディバイス
JPH05164924A (ja) 波長平坦化モニタ付導波型デバイス
JP2963308B2 (ja) 光接続器と複合光受動リピータ
JP2907844B2 (ja) 光分岐回路
JPH03172804A (ja) 偏波無依存波長不感受光分岐デバイス
CN108627919A (zh) 一种偏振不敏感的硅基光开关
JP2002156671A (ja) 光学波長コンバータ装置
JPS6328410Y2 (ja)
JPH055811A (ja) 導波路形光結合器
KR20030039613A (ko) 다항 곡선 광도파로를 구비한 평면 도파로 소자
JPH0196605A (ja) 波長多重分波素子
JPH0311322A (ja) 双方向光増幅伝送回路
JPH08271744A (ja) 光分岐デバイス