JPH03132462A - トラクションコントロール圧力アクチュエータ - Google Patents
トラクションコントロール圧力アクチュエータInfo
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- JPH03132462A JPH03132462A JP2262943A JP26294390A JPH03132462A JP H03132462 A JPH03132462 A JP H03132462A JP 2262943 A JP2262943 A JP 2262943A JP 26294390 A JP26294390 A JP 26294390A JP H03132462 A JPH03132462 A JP H03132462A
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- pressure actuator
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/48—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
- B60T8/4809—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems
- B60T8/4827—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems
- B60T8/4863—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems closed systems
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、車輪のスピンを防止し、滑り易い路面での車
両の運動時に車両の各駆動車輪における最適なトラクシ
ョンを提供する装置に関する。特に、本発明は、例えば
米国特許第4673225号明細書に開示されたような
、車輪ブレーキシリンダとマスターシリンダとのソレノ
イド弁を介しての流体接続手段を備え流体圧力コントロ
ーラに応答する型式のトラクションコントロール圧力ア
クチュエータに関する。
両の運動時に車両の各駆動車輪における最適なトラクシ
ョンを提供する装置に関する。特に、本発明は、例えば
米国特許第4673225号明細書に開示されたような
、車輪ブレーキシリンダとマスターシリンダとのソレノ
イド弁を介しての流体接続手段を備え流体圧力コントロ
ーラに応答する型式のトラクションコントロール圧力ア
クチュエータに関する。
[従来の技術]
滑り易い状態での車両駆動のトラクションを最大化する
ためには、車輪がスピンしないように車輪の速度を減速
させる必要が生じる場合がある。
ためには、車輪がスピンしないように車輪の速度を減速
させる必要が生じる場合がある。
車輪のスピンは、車両が凍結表面上で加速する場合又は
車両を急激に加速させた場合に頻繁に生じる。
車両を急激に加速させた場合に頻繁に生じる。
車両の車輪スピンを防止する一方法は、エンジンのトル
ク出力を減少させることである。これを達成させる一方
法はエンジンでの活動シリンダの数を減少させることで
ある。他の方法はエンジンへの燃料をカットするか又は
エンジンの点火タイミングを遅らせることである。
ク出力を減少させることである。これを達成させる一方
法はエンジンでの活動シリンダの数を減少させることで
ある。他の方法はエンジンへの燃料をカットするか又は
エンジンの点火タイミングを遅らせることである。
[発明が解決しようとする課題]
エンジン出力制御に頼ると、駆動列の慣性がエンジン制
御の初X11動作の後にも依然として高い状態のままで
あるという点で不利である。それ故、へ− 一 エンジンをスローダウンさせても駆動車輪のトルクレベ
ルは所望の値よりも大きな状態を維持してしまう。
御の初X11動作の後にも依然として高い状態のままで
あるという点で不利である。それ故、へ− 一 エンジンをスローダウンさせても駆動車輪のトルクレベ
ルは所望の値よりも大きな状態を維持してしまう。
更に別の欠点はエンジンタイミング又は燃料供給を変調
するとエンジンを不順に作動させる結果を招く場合があ
ることである。
するとエンジンを不順に作動させる結果を招く場合があ
ることである。
車両の車輪スピンを減少させるに当ってエンジン制御の
みに頼った場合に生じる更に他の欠点は、特に凍結表面
において、共通の差動を受ける2つの車輪が過剰に異な
る回転速度となってしまうことがしばしば生じることで
ある。それ故、エンジントルクの減少のみに頼ると、回
転速度を減少させる必要のある車輪は共通の差動を受け
る他方の車輪に比べて必ずしも適度に減速するとは限ら
ない。更に、エンジントルクの減少のみに頼ると、(典
型的には、乾いた路面上での)スピンを生じていない他
の車輪に対して利用できる最大トルクが減少してしまう
。
みに頼った場合に生じる更に他の欠点は、特に凍結表面
において、共通の差動を受ける2つの車輪が過剰に異な
る回転速度となってしまうことがしばしば生じることで
ある。それ故、エンジントルクの減少のみに頼ると、回
転速度を減少させる必要のある車輪は共通の差動を受け
る他方の車輪に比べて必ずしも適度に減速するとは限ら
ない。更に、エンジントルクの減少のみに頼ると、(典
型的には、乾いた路面上での)スピンを生じていない他
の車輪に対して利用できる最大トルクが減少してしまう
。
エンジントルクの減少を伴う(又は、必要なら、エンジ
ントルクの減少なしに)良好なトラクションコントロー
ル装置を提供するためには、ブレーキを選択的に使用し
て、スピン状態にある車輪を抑制するとよい。
ントルクの減少なしに)良好なトラクションコントロー
ル装置を提供するためには、ブレーキを選択的に使用し
て、スピン状態にある車輪を抑制するとよい。
このための1つの主な方法は、通常の制動状態でマスタ
ーシリンダが車輪ブレーキシリンダへ加圧制動流体を供
給するようにした装置を使用することである。マスター
シリンダと車輪ブレーキシリンダとの間にソレノイド弁
を配置する。車輪センサにより車輪スピン状態が感知さ
れたとき、トラクションコントロール装置のコントロー
ラはソレノイド弁に信号を発してこの弁を閉弁位置へ移
動させ、マスターシリンダを車輪ブレーキシリンダから
隔離する。典型的には、アキュムレータへ給液するポン
プである別の加圧流体源はソレノイド弁を介して車輪ブ
レーキシリンダに選択的に接続されてブレーキをかけ、
車輪の回転を拘束する。
ーシリンダが車輪ブレーキシリンダへ加圧制動流体を供
給するようにした装置を使用することである。マスター
シリンダと車輪ブレーキシリンダとの間にソレノイド弁
を配置する。車輪センサにより車輪スピン状態が感知さ
れたとき、トラクションコントロール装置のコントロー
ラはソレノイド弁に信号を発してこの弁を閉弁位置へ移
動させ、マスターシリンダを車輪ブレーキシリンダから
隔離する。典型的には、アキュムレータへ給液するポン
プである別の加圧流体源はソレノイド弁を介して車輪ブ
レーキシリンダに選択的に接続されてブレーキをかけ、
車輪の回転を拘束する。
コントローラにより制御される他のソレノイド弁は選択
的に開いて、ブレーキ流体をリザーバへ排出し、車輪の
ロックアツプを防止するため車輪ブレーキシリンダに対
するブレーキ圧力の変調を提一 供する。
的に開いて、ブレーキ流体をリザーバへ排出し、車輪の
ロックアツプを防止するため車輪ブレーキシリンダに対
するブレーキ圧力の変調を提一 供する。
上述の装置はトラクションコントロールヲMi tべき
各別個の車輪に対して少なくとも3つの単動ソレノイド
弁を必要とする。第1のソレノイド弁はマスターシリン
ダを車輪ブレーキシリンダから隔離するために必要であ
り、第2のソレノイド弁はアキュムレータからの圧力に
よりブレーキを加圧するために必要であり、第3のソレ
ノイド弁は圧力をリザーバへ解放するために必要である
。典型的には、ソレノイド弁の1つに対して複動ソレノ
イドを使用できるが、ソレノイド弁はこの種のトラクシ
ョンコントロール装置における高価な部品の1つである
から、複動ソレノイドを使用することは好ましくない。
各別個の車輪に対して少なくとも3つの単動ソレノイド
弁を必要とする。第1のソレノイド弁はマスターシリン
ダを車輪ブレーキシリンダから隔離するために必要であ
り、第2のソレノイド弁はアキュムレータからの圧力に
よりブレーキを加圧するために必要であり、第3のソレ
ノイド弁は圧力をリザーバへ解放するために必要である
。典型的には、ソレノイド弁の1つに対して複動ソレノ
イドを使用できるが、ソレノイド弁はこの種のトラクシ
ョンコントロール装置における高価な部品の1つである
から、複動ソレノイドを使用することは好ましくない。
4輪駆動車両においては、12個までのソレノイド弁が
必要である。極めて迅速な応答を保証するためには、こ
のようなトラクションコントロール装置に必要なアキュ
ムレータ及びポンプは、特に4輪駆動車両に使用する場
合は、極めて大きな容量のものとしなければならない。
必要である。極めて迅速な応答を保証するためには、こ
のようなトラクションコントロール装置に必要なアキュ
ムレータ及びポンプは、特に4輪駆動車両に使用する場
合は、極めて大きな容量のものとしなければならない。
別の方法としては、マスターシリンダを車輪ブレーキシ
リンダから隔離するためにソレノイドを使用する。ブレ
ーキを選択的に加圧するために、円筒状液圧アクチュエ
ータ内に摺動装置したピストンにネジ係合した駆動ネジ
機構に歯車を介して接続された電気モータを設ける。こ
の装置の欠点は、この装置の挙動特性が、圧力対容積の
関係が一次元的でない典型的な車両制動装置に適さない
ことである。すなわち、制動装置の容積的なコンプライ
アンスによる低圧力状態において、制動装置を加圧する
前に、大きな初期容積変化を生じさせなければならない
。電気モータ/駆動ネジ機構においては、容積変化はモ
ータの回転の関数となる。それ故、初期容積変化に対す
る応答性が減退し、従って、必要共上に大型のモータを
使用しなければならなくなる。また、高圧力状態におい
ては、制動装置の最大圧力においてコンプライアンスが
大きな因子とならないため(モータの回転に対して一定
の関数間係を有する)容積変化は制動装置内に生起され
る圧力に関して速過ぎるので、−層大なるモータ電流が
必要となる。換言すれば、電気モータのトルク特性を車
両の制動装置の圧力対容積関係に良好に適合させるため
には、駆動列において種々の可変な機械的な比率が必要
となる。
リンダから隔離するためにソレノイドを使用する。ブレ
ーキを選択的に加圧するために、円筒状液圧アクチュエ
ータ内に摺動装置したピストンにネジ係合した駆動ネジ
機構に歯車を介して接続された電気モータを設ける。こ
の装置の欠点は、この装置の挙動特性が、圧力対容積の
関係が一次元的でない典型的な車両制動装置に適さない
ことである。すなわち、制動装置の容積的なコンプライ
アンスによる低圧力状態において、制動装置を加圧する
前に、大きな初期容積変化を生じさせなければならない
。電気モータ/駆動ネジ機構においては、容積変化はモ
ータの回転の関数となる。それ故、初期容積変化に対す
る応答性が減退し、従って、必要共上に大型のモータを
使用しなければならなくなる。また、高圧力状態におい
ては、制動装置の最大圧力においてコンプライアンスが
大きな因子とならないため(モータの回転に対して一定
の関数間係を有する)容積変化は制動装置内に生起され
る圧力に関して速過ぎるので、−層大なるモータ電流が
必要となる。換言すれば、電気モータのトルク特性を車
両の制動装置の圧力対容積関係に良好に適合させるため
には、駆動列において種々の可変な機械的な比率が必要
となる。
本発明の目的は、車両のトラクションコントロール装置
のためのカム作動式アクチュエータを提供することであ
る。
のためのカム作動式アクチュエータを提供することであ
る。
[課題を解決するための手段並びに作用効果]本発明に
係るトラクションコントロール圧力アクチュエータの特
徴とするところは、ソレノイド弁及び車輪ブレーキシリ
ンダを接続している接続手段に連通ずる中央ボアを有す
るハウジングフレームと;中央ボア内に摺動装着されて
いて、中央ボア内で所定の第1位置を占めることのでき
るピストンと;コントローラにより作動可能な動力手段
と;動力手段により動かされ、ピストンの接触表面に接
触する傾斜表面を有し、中央ボア内でのピストンの位置
を決定するカムと;を備えたことである。
係るトラクションコントロール圧力アクチュエータの特
徴とするところは、ソレノイド弁及び車輪ブレーキシリ
ンダを接続している接続手段に連通ずる中央ボアを有す
るハウジングフレームと;中央ボア内に摺動装着されて
いて、中央ボア内で所定の第1位置を占めることのでき
るピストンと;コントローラにより作動可能な動力手段
と;動力手段により動かされ、ピストンの接触表面に接
触する傾斜表面を有し、中央ボア内でのピストンの位置
を決定するカムと;を備えたことである。
本発明はトラクションコントロール装置のブレーキを加
圧するための別のアクチュエータを提供し、前述の如き
従来技術の欠点を克服する。
圧するための別のアクチュエータを提供し、前述の如き
従来技術の欠点を克服する。
本発明は、制動装置がトラクションコントロールモード
になったときに車輪ブレーキ内の圧力を変調させるため
にシリンダ内に摺動装着したピストンに対して作用する
カムを使用するトラクションコントロールブレーキ流体
アクチュエータを提供する。カムを使用すると、ビスト
ンストロークの異なる範囲にわたって機械的な比率を変
更する機会が与えられる。カムのプロフィール即ち輪郭
は、一定のブレーキシリンダ(本発明に使用されるブレ
ーキシリンダはドラムブレーキ、カリパス又はディスク
ブレーキに関連する)の圧力対容積の関係を最適にする
ように設計されている。本発明によるカムは、ブレーキ
圧力の小さなビストンストロークの下方範囲では低い機
械的な比率を有し、ブレーキ圧力の大きなビストンスト
ロークの上方範囲では高い機械的な比率を有する。カム
の輪郭は、低い機械的な比率(速いピストン速度)のた
め小さなブレーキ圧力において積極的な挙動1 を提供し、それによって大きな初期容積変化を提供する
という利点を与える。更に、高圧での機械的な比率が高
いため、最大ブレーキ圧力においてピストンを作動させ
るに必要なモータトルクを低下させることができる。こ
れにより、車両の電気系統から引き出すピーク電流は小
さくて済み、必要な動力電子制御子のコストも安くなる
。更に、ブレーキ圧力とモータトルク電流との関係は、
カム輪郭設計のため、非−次元的である。この非−次元
的関係は、上記米国特許第4673225号明細書に開
示された制御アルゴリズムと調和し、装置の最適な挙動
を提供する。
になったときに車輪ブレーキ内の圧力を変調させるため
にシリンダ内に摺動装着したピストンに対して作用する
カムを使用するトラクションコントロールブレーキ流体
アクチュエータを提供する。カムを使用すると、ビスト
ンストロークの異なる範囲にわたって機械的な比率を変
更する機会が与えられる。カムのプロフィール即ち輪郭
は、一定のブレーキシリンダ(本発明に使用されるブレ
ーキシリンダはドラムブレーキ、カリパス又はディスク
ブレーキに関連する)の圧力対容積の関係を最適にする
ように設計されている。本発明によるカムは、ブレーキ
圧力の小さなビストンストロークの下方範囲では低い機
械的な比率を有し、ブレーキ圧力の大きなビストンスト
ロークの上方範囲では高い機械的な比率を有する。カム
の輪郭は、低い機械的な比率(速いピストン速度)のた
め小さなブレーキ圧力において積極的な挙動1 を提供し、それによって大きな初期容積変化を提供する
という利点を与える。更に、高圧での機械的な比率が高
いため、最大ブレーキ圧力においてピストンを作動させ
るに必要なモータトルクを低下させることができる。こ
れにより、車両の電気系統から引き出すピーク電流は小
さくて済み、必要な動力電子制御子のコストも安くなる
。更に、ブレーキ圧力とモータトルク電流との関係は、
カム輪郭設計のため、非−次元的である。この非−次元
的関係は、上記米国特許第4673225号明細書に開
示された制御アルゴリズムと調和し、装置の最適な挙動
を提供する。
[実施例]
以下、本発明を第1.2図Iこ詳細に示し、次の方法で
その機能を説明する。(以下の説明は2つの駆動車輪を
有する自動車について行うが、本発明は2つ以上の駆動
車輪(例えば、4輪駆動)を有する自動車にも適用でき
る。第1,2図に示した如きトラクションコントロール
アクチュエータ(TCアクチュエータ)7は、車輪が差
動装置を2 取り付けた軸上にあると仮定すれば、各駆動車輪に対し
て必要である。) 車両の通常の作動期間中、通常開のソレノイド弁13を
介して通常の制動を行う。マスターシリンダ15からの
ブレーキ流体が車輪ブレーキシリンダ12を作動させ、
通常開のソレノイド弁13を介して制動力を車輪(又は
車輪ロータ16)へ供給する。
その機能を説明する。(以下の説明は2つの駆動車輪を
有する自動車について行うが、本発明は2つ以上の駆動
車輪(例えば、4輪駆動)を有する自動車にも適用でき
る。第1,2図に示した如きトラクションコントロール
アクチュエータ(TCアクチュエータ)7は、車輪が差
動装置を2 取り付けた軸上にあると仮定すれば、各駆動車輪に対し
て必要である。) 車両の通常の作動期間中、通常開のソレノイド弁13を
介して通常の制動を行う。マスターシリンダ15からの
ブレーキ流体が車輪ブレーキシリンダ12を作動させ、
通常開のソレノイド弁13を介して制動力を車輪(又は
車輪ロータ16)へ供給する。
アクチュエータ7は、中央ボア(穴)22と、車輪ブレ
ーキシリンダ12に流体接続するためのポート24と、
通常開のソレノイド弁13を介してマスターシリンダ1
5に流体接続するためのボート26とを有するハウジン
グフレーム20を具備する。
ーキシリンダ12に流体接続するためのポート24と、
通常開のソレノイド弁13を介してマスターシリンダ1
5に流体接続するためのボート26とを有するハウジン
グフレーム20を具備する。
ピストン40はアクチュエータ7のハウジングフレーム
20の中央ボア22内に摺動装着されている。ピストン
40は、通常の作動期間中は、完全に引っ込んだ下死点
(BDC)位置にある。ブレーキ流体圧力及びバネ20
により提供される力はピストンに作用し、ピストン40
を下方へ押圧4 する傾向を有する。ピストンはローラ50により提供さ
れる接触表面を有する。このローラに接触する回転カム
60は電気モータ(動力手段)64にねじれ可能な状態
で接続された減速歯車箱62に接続している。回転カム
60はローラ50により提供された接触表面に接触する
傾斜表面65を有する。通常の作動においては、ローラ
はカム50の停止表面66に接触する第1所定位置(B
DC)に位置する。ピストン40はカム50によりBD
C位置で適所に保持される。モータ64へは動力は供給
されない。図示はしないが、別の実施例では、カム60
はその回転軸線に平行に突出するスタッドを有し、これ
らのスタッドはフレーム20に関して固定された停止表
面に接触して、カムの角度回転を11限する。
20の中央ボア22内に摺動装着されている。ピストン
40は、通常の作動期間中は、完全に引っ込んだ下死点
(BDC)位置にある。ブレーキ流体圧力及びバネ20
により提供される力はピストンに作用し、ピストン40
を下方へ押圧4 する傾向を有する。ピストンはローラ50により提供さ
れる接触表面を有する。このローラに接触する回転カム
60は電気モータ(動力手段)64にねじれ可能な状態
で接続された減速歯車箱62に接続している。回転カム
60はローラ50により提供された接触表面に接触する
傾斜表面65を有する。通常の作動においては、ローラ
はカム50の停止表面66に接触する第1所定位置(B
DC)に位置する。ピストン40はカム50によりBD
C位置で適所に保持される。モータ64へは動力は供給
されない。図示はしないが、別の実施例では、カム60
はその回転軸線に平行に突出するスタッドを有し、これ
らのスタッドはフレーム20に関して固定された停止表
面に接触して、カムの角度回転を11限する。
作動のトラクションコントロールモードにおいては、2
つの駆動車輪のうちのいずれかがその駆動トルク限界を
越えるようなエンジントルクが発生したときに、特定の
車輪がスピンを開始する。
つの駆動車輪のうちのいずれかがその駆動トルク限界を
越えるようなエンジントルクが発生したときに、特定の
車輪がスピンを開始する。
この車輪のスピン状態は車輪速度センサ80を使用する
トラクションコントロール用のコントローラ70により
検出される。この検出により、ソレノイド弁13が閉じ
、モータ64が作動する。
トラクションコントロール用のコントローラ70により
検出される。この検出により、ソレノイド弁13が閉じ
、モータ64が作動する。
モータ64は減速歯車箱62を介してカム60を回転さ
せる。カム60が回転すると、ボア22内でピストン4
0を迅速に上方へ押圧する。押圧されたブレーキ流体は
車輪ブレーキシリンダ12内へ流入して、ブレーキパッ
ド(図示せず)をロータ/ドラム16の方へ移動させる
。ブレーキパッドが移動すると、間隙ギャップ(初期容
積)がなくなり、ブレーキパッドがロータ/ドラムに接
触する。制動トルクが加えられ、車輪が減速し始め、車
輪スピンが減少する。カムの輪郭(第3図)は、ピスト
ン40を迅速に運動させるような大きな初期リフト特性
を有するように設計される。ピストン40は初期容積(
ブレーキパッドをロータ/ドラム16に接触させるに必
要なブレーキ流体の容積)を変化させるために迅速に動
くので、車輪スピン速度が大きくなる前に制動が開始し
、それ故車輪スピンが迅速に制御される。他方の駆動車
輪5− に供給される駆動トルクは増大し始める。
せる。カム60が回転すると、ボア22内でピストン4
0を迅速に上方へ押圧する。押圧されたブレーキ流体は
車輪ブレーキシリンダ12内へ流入して、ブレーキパッ
ド(図示せず)をロータ/ドラム16の方へ移動させる
。ブレーキパッドが移動すると、間隙ギャップ(初期容
積)がなくなり、ブレーキパッドがロータ/ドラムに接
触する。制動トルクが加えられ、車輪が減速し始め、車
輪スピンが減少する。カムの輪郭(第3図)は、ピスト
ン40を迅速に運動させるような大きな初期リフト特性
を有するように設計される。ピストン40は初期容積(
ブレーキパッドをロータ/ドラム16に接触させるに必
要なブレーキ流体の容積)を変化させるために迅速に動
くので、車輪スピン速度が大きくなる前に制動が開始し
、それ故車輪スピンが迅速に制御される。他方の駆動車
輪5− に供給される駆動トルクは増大し始める。
次いで、モータ電流がコントローラ70により変調せし
められ、これにより、スピンを開始した車輪への制動ト
ルクを調整し、車輪スピンを制御する。他方の駆動車輪
の駆動トルクは、スピンを開始した車輪に加えられた制
動トルクの量だけ増大し、エンジントルクにより設定さ
れたレベルにまで到達する。エンジントルクが他方の駆
動車輪のスピンを開始させるに十分なほど大きい場合に
は、コントローラは他方のアクチュエータを利用し、同
様な方法で他方の駆動車輪の車輪スピンを制御する。コ
ントローラ70はスロットル制御装置(図示せず)を使
用してエンジントルクを減少させてもよい。
められ、これにより、スピンを開始した車輪への制動ト
ルクを調整し、車輪スピンを制御する。他方の駆動車輪
の駆動トルクは、スピンを開始した車輪に加えられた制
動トルクの量だけ増大し、エンジントルクにより設定さ
れたレベルにまで到達する。エンジントルクが他方の駆
動車輪のスピンを開始させるに十分なほど大きい場合に
は、コントローラは他方のアクチュエータを利用し、同
様な方法で他方の駆動車輪の車輪スピンを制御する。コ
ントローラ70はスロットル制御装置(図示せず)を使
用してエンジントルクを減少させてもよい。
作動のトラクションコントロールモードの終期において
、モータ64を逆回転させ、カム60を逆方向に回転さ
せて、ピストン40をその下死点位置まで下方へ戻す。
、モータ64を逆回転させ、カム60を逆方向に回転さ
せて、ピストン40をその下死点位置まで下方へ戻す。
バネ28はピストン40のシール摩擦に打ち勝ちピスト
ン40を下死点位置へ戻すことのできる程度の弱いバネ
である。カム6 の停止表面 66は下死点におけるピストン40の位置
を決定し、モータ64によりコントローラ70へ信号を
送って、ピストン40を下死点位置へ戻す。
ン40を下死点位置へ戻すことのできる程度の弱いバネ
である。カム6 の停止表面 66は下死点におけるピストン40の位置
を決定し、モータ64によりコントローラ70へ信号を
送って、ピストン40を下死点位置へ戻す。
カム60の輪郭は、制動装置の所望のピーク圧力を生じ
させるべくアクチュエータ7のためにカム60を回転さ
せるのにモータ64が必要とするピークトルクを最少化
するように、設計されている。
させるべくアクチュエータ7のためにカム60を回転さ
せるのにモータ64が必要とするピークトルクを最少化
するように、設計されている。
カム輪郭におけるカムリフトと回転との関係を第3図に
示す。コントローラ70は車輪速度センサ80とモータ
電流とを入力として使用し、ブレーキ圧力を変調し、車
輪スリップを制御する。それ故、モータ電流とブレーキ
圧力との関係は機械的装置の厳密な特性となる。第3図
に示すカム輪郭を画定する関係は、TCSコントローラ
に使用される上記米国特許第4673225号明細書に
開示された制御アルゴリズムと良好に調和し、最適の装
置の挙動のための車両制動装置の圧力対容積プロフィー
ル(輪郭)グラフ(第4図)に良好に調和するように、
設計される。
示す。コントローラ70は車輪速度センサ80とモータ
電流とを入力として使用し、ブレーキ圧力を変調し、車
輪スリップを制御する。それ故、モータ電流とブレーキ
圧力との関係は機械的装置の厳密な特性となる。第3図
に示すカム輪郭を画定する関係は、TCSコントローラ
に使用される上記米国特許第4673225号明細書に
開示された制御アルゴリズムと良好に調和し、最適の装
置の挙動のための車両制動装置の圧力対容積プロフィー
ル(輪郭)グラフ(第4図)に良好に調和するように、
設計される。
別の実施例(図示せず)としては、アクチュエータのハ
ウジングフレームの中央ポア22は別のラインを介して
マスターシリンダ15に流体接続される。このライン内
に逆止め弁を配置し、アクチュエータ7の方へのみの流
体流れを許容する。
ウジングフレームの中央ポア22は別のラインを介して
マスターシリンダ15に流体接続される。このライン内
に逆止め弁を配置し、アクチュエータ7の方へのみの流
体流れを許容する。
それ故、アクチュエータがトラクションコントロールモ
ードにあるとき、車両の運転手はブレーキをかけること
により装置をオーバーライドさせることができる。上述
のオーバーライド機能はまた、ソレノイド弁13を開弁
位置へ作動させてマスターシリンダ15とアクチュエー
タの中央ボア22との流体連通を回復させる車両のブレ
ーキ軽減回路を使用することによっても達成できる。
ードにあるとき、車両の運転手はブレーキをかけること
により装置をオーバーライドさせることができる。上述
のオーバーライド機能はまた、ソレノイド弁13を開弁
位置へ作動させてマスターシリンダ15とアクチュエー
タの中央ボア22との流体連通を回復させる車両のブレ
ーキ軽減回路を使用することによっても達成できる。
第4図を参照すると、典型的な制動装置に対しては、ブ
レーキ圧力P(プサイ)と容積V(立方インチ)との間
の関係は、 P−20669(V−0,035) +7となる。
レーキ圧力P(プサイ)と容積V(立方インチ)との間
の関係は、 P−20669(V−0,035) +7となる。
第5.6図を参照すると、カムの回転中心とローラの回
転中心とをピストンの運動ラインに平行なうイン(線)
に整合させるのが好ましいことが判った。第5.6図に
関連して、BはBDC位置からのカムの回転量であり;
Yoはピストンの運動ラインに平行な線に沿ってのBD
C位置でのカム中心からローラ中心までの距離であり;
Yはピストンの運動ラインに平行な線に沿っての一定の
カム回転量Bでのカム中心からローラ中心までの距離で
あり;Cは圧力角であり、dY/dBはカムの回転に関
するリフトの割合であり;このd Y/d BはY
1ancで表すことができる。
転中心とをピストンの運動ラインに平行なうイン(線)
に整合させるのが好ましいことが判った。第5.6図に
関連して、BはBDC位置からのカムの回転量であり;
Yoはピストンの運動ラインに平行な線に沿ってのBD
C位置でのカム中心からローラ中心までの距離であり;
Yはピストンの運動ラインに平行な線に沿っての一定の
カム回転量Bでのカム中心からローラ中心までの距離で
あり;Cは圧力角であり、dY/dBはカムの回転に関
するリフトの割合であり;このd Y/d BはY
1ancで表すことができる。
圧力適用中にピストン上での力の平衡を得るためには、
更に第7.8図を参照すべきであり、第7.8図におい
ては、Aはピストンの面積であって、πD”/4 (
Dはピストンの直径)で表すことができ、RBはローラ
(軸受)50の摩擦係数であり;FPはピストンの摩擦
力であり;FNはピストンに作用する垂直力であって、
次式で表すことができる。
更に第7.8図を参照すべきであり、第7.8図におい
ては、Aはピストンの面積であって、πD”/4 (
Dはピストンの直径)で表すことができ、RBはローラ
(軸受)50の摩擦係数であり;FPはピストンの摩擦
力であり;FNはピストンに作用する垂直力であって、
次式で表すことができる。
FN= [(P)(A) 十FP]÷
[Co5C−U RB (SinC) ] 。
=19=
第10図に示すローラ50上の力の平衡を分析すると、
FC= [(P) (A)+FP] +[Co5
C−U RB (SinC)) 、FF−(URB
) (FC)XRFB/RF0ここに、FCはカムと
ローラとの間の(垂直)接触力、FFはローラ表面とカ
ムとの間の摩擦力、RFはローラの半径(第9図)、R
FBはローラの内側半径(第9図)である。
C−U RB (SinC)) 、FF−(URB
) (FC)XRFB/RF0ここに、FCはカムと
ローラとの間の(垂直)接触力、FFはローラ表面とカ
ムとの間の摩擦力、RFはローラの半径(第9図)、R
FBはローラの内側半径(第9図)である。
第11図を参照すると、カムトルク(CT)のための関
係は次の通りである。
係は次の通りである。
TC=FC[Y 5inC+ [(UPB)(RFB/
RF)+UC2] [Y Co5C−RF] + (UB)(RB)[[1
+[(URB)(RF/BRF)十UC2] ”] ”
”]]。
RF)+UC2] [Y Co5C−RF] + (UB)(RB)[[1
+[(URB)(RF/BRF)十UC2] ”] ”
”]]。
ここに、RBは力A軸受の半径(第6図)、UBはカム
軸受の摩擦係数、UC2は一定の摩擦係数である。
軸受の摩擦係数、UC2は一定の摩擦係数である。
モータトルク(MT)対速度のための関係は次0−
の通りである。
TM−TC/ (E)(R)。
ここに、Rは歯車比、Eは歯車箱の効率である。
モータ速度(NM)は次式で表される。
NM−NM+nax [1−TM/TMmaxl。
なお、
TM=1/E−RX ((P−A+FP)/(Cos
C−(U c 1− UC2) ))[Y 5inC+
(UCl +UC2)(Y Co5C−RF)+
(UB) (RB)[1+ (UCl 十 UC
2) ”] 墓/2] 。
C−(U c 1− UC2) ))[Y 5inC+
(UCl +UC2)(Y Co5C−RF)+
(UB) (RB)[1+ (UCl 十 UC
2) ”] 墓/2] 。
ここに、UC1=URB (RFB/RF)である。
最後に、圧力適用率PAR(フサ4フ秒)は次式で与え
られる。
られる。
PAR−(r/3 0) [K −A −Y
(T息OC)(NM)] ÷R0 また、 PAR−(π/30)K−A−Y(TiIIC)[Nm
1x (1−TM/TMmsx) ] 。
(T息OC)(NM)] ÷R0 また、 PAR−(π/30)K−A−Y(TiIIC)[Nm
1x (1−TM/TMmsx) ] 。
ここに、Kはカリバスの強度で、単位はプサイ毎22
立方インチ(第4図)である。
カムの設計を最適化するためには、ステップ1で、カリ
パス(又はドラムブレーキ内の車輪シリンダ)のp−v
(圧力対容積)特性を決定しなければならない。ステッ
プ2で、ピストンの面積(A)、ローラの直径(RF)
、歯車ロータ(R)、歯車効率(E)、モータ最大速度
(MNmax)及びトルク(TM) 、最大カム回転量
(典型的には、315″)、最大圧力角(C)(典型的
には、35°)及びモータトルクにおける最小増分ΔT
M(典型的には、5%)を選択する。
パス(又はドラムブレーキ内の車輪シリンダ)のp−v
(圧力対容積)特性を決定しなければならない。ステッ
プ2で、ピストンの面積(A)、ローラの直径(RF)
、歯車ロータ(R)、歯車効率(E)、モータ最大速度
(MNmax)及びトルク(TM) 、最大カム回転量
(典型的には、315″)、最大圧力角(C)(典型的
には、35°)及びモータトルクにおける最小増分ΔT
M(典型的には、5%)を選択する。
ステップ3で、[P AR] l+ −[P AR]
nがB l +・・・Bn(J12図)で最大となるよ
うな、C,、−Cnでの(d Y/d B) l、 ・
・・(dY/dB)nを求める。
nがB l +・・・Bn(J12図)で最大となるよ
うな、C,、−Cnでの(d Y/d B) l、 ・
・・(dY/dB)nを求める。
ステップ3は次の拘束を受ける。
1、 Cj−Tan’[(dY/dB)i/Yil≦
Cr*ax、1−1 + 2 + ”’ n 。
Cr*ax、1−1 + 2 + ”’ n 。
2、 Yn≧Vmax/A。
3、 Bn≦Bmax。
4 、 ((TM)i−(TM)i −+l/ (
TM)i≧ΔTM。
TM)i≧ΔTM。
換言すればモータドックは単調的に増大する。
ステップ4で、第12図の曲線を積分することにより、
最適のカム輪郭を求める。必要なら、ステップ2におけ
るパラメータを変更し、ステップ3.4を繰り返すこと
により別のカム輪郭を得る。
最適のカム輪郭を求める。必要なら、ステップ2におけ
るパラメータを変更し、ステップ3.4を繰り返すこと
により別のカム輪郭を得る。
第1図は本発明に係るアクチュエータの一実施例を示す
断面構成図、 第2図は第1図の2−2線における断面図、第3図及び
第4因は、カムのリフト対回転量及びブレーキ圧力対容
積変化を示すグラフ、第5図ないし第11図は、カム輪
郭の設計を考慮するための説明図、 第12図はカム回転に関するリフトの割合を示すグラフ
である。 符号の説明 7:アクチュエータ 3 12:車輪ブレーキシリンダ 13:ソレノイド弁 15:マスターシリンダ20:
ハウジングフレーム 22:中央ポア24.26:ボ
ート 28:バネ 40:ピストン 50:ローラ 60:回転カム 64:電気モータ 65:傾斜表面 66:停止表面 70:コントローラ 4 外4名 (坏/−000LI 77f 一 Σの
断面構成図、 第2図は第1図の2−2線における断面図、第3図及び
第4因は、カムのリフト対回転量及びブレーキ圧力対容
積変化を示すグラフ、第5図ないし第11図は、カム輪
郭の設計を考慮するための説明図、 第12図はカム回転に関するリフトの割合を示すグラフ
である。 符号の説明 7:アクチュエータ 3 12:車輪ブレーキシリンダ 13:ソレノイド弁 15:マスターシリンダ20:
ハウジングフレーム 22:中央ポア24.26:ボ
ート 28:バネ 40:ピストン 50:ローラ 60:回転カム 64:電気モータ 65:傾斜表面 66:停止表面 70:コントローラ 4 外4名 (坏/−000LI 77f 一 Σの
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、車輪ブレーキシリンダ(12)とマスターシリンダ
(15)とをソレノイド弁(13)を介して接続する流
体接続手段(24、26)を備え、流体圧力コントロー
ラ(70)に応答するトラクションコントロール圧力ア
クチュエータ(7)であって、 前記ソレノイド弁(13)及び前記車輪ブレーキシリン
ダ(12)を接続している前記接続手段(24、26)
に連通する中央ボア(22)を有するハウジングフレー
ム(20)と;前記中央ボア(22)内に摺動装着され
ていて、同中央ボア(22)内で所定の第1位置(BD
C)を占めることのできるピストン(40)と;前記コ
ントローラ(70)により作動可能な動力手段(64)
と;前記動力手段(64)により動かされ、前記ピスト
ンの接触表面(50)に接触する傾斜表面(65)を有
し、前記中央ボア(22)内での同ピストン(40)の
位置を決定するカム(60)と;を備えたことを特徴と
するトラクションコントロール圧力アクチュエータ。 2、請求項1に記載のトラクションコントロール圧力ア
クチュエータ(7)において、前記カムを回転カム(6
0)としたトラクションコントロール圧力アクチュエー
タ。 3、請求項1に記載のトラクションコントロール圧力ア
クチュエータ(7)において、前記ピストン(40)に
回転可能な状態で接続したローラ(50)が前記接触表
面を提供するトラクションコントロール圧力アクチュエ
ータ。 4、請求項2に記載のトラクションコントロール圧力ア
クチュエータ(7)において、前記ピストン(40)の
前記第1所定位置が下死点(BDU)であり、同ピスト
ンが同下死点(BDU)に達したときに前記接触表面が
前記カム(60)の停止部分(66)に接触するトラク
ションコントロール圧力アクチュエータ。 5、所定の圧力対容積の関係を有する自動車の制動装置
における請求項1に記載のトラクションコントロール圧
力アクチュエータ(7)において、前記カム(60)を
回転カムとし、同カムが、前記第1所定位置から第2所
定位置へ前記ピストンを動かす同カムの回転にわたって
同ピストンへ供給される前記動力手段(64)のトルク
力を連続的に増大させるような輪郭を有するトラクショ
ンコントロール圧力アクチュエータ。 6、請求項1に記載のトラクショコントロール圧力アク
チュエータ(7)において、前記カム(60)が、前記
第1所定位置近傍(BDU)において、該アクチュエー
タ(7)から流体の初期容積を迅速に変化させるため前
記ピストン(40)の急激な初期運動を生じさせるよう
な輪郭を有するトラクションコントロール圧力アクチュ
エータ。 7、所定の圧力対容積の関係を有する自動車の制動装置
における請求項1に記載のトラクションコントロール圧
力アクチュエータ(7)において、前記カム(60)を
回転カムとし、同カムが、制動装置の所望のピーク圧力
を生じさせるべく該アクチュエータ(7)のために同カ
ム(60)を回転させるために前記動力手段(64)に
要求されるピークトルクを最小化するような輪郭を有す
るトラクションコントロール圧力アクチュエータ。 8、請求項3に記載のトラクショコントロール圧力アク
チュエータ(7)において、前記カム(60)を回転カ
ムとし、前記ローラ(50)の回転中心が同カム(60
)の回転中心に整合しているトラクションコントロール
圧力アクチュエータ。 9、前記流体圧力コントローラ(70)を備えた制動装
置における請求項1に記載のトラクションコントロール
圧力アクチュエータ(7)において、前記ピストン(4
0)の前記第1所定位置が前記中央ボア(22)内の下
死点(BDU)位置であり;前記カム(60)が、前記
動力手段(64)により動かされる回転軸上に装着され
ており、かつ、同カム(60)の位置により同中央ボア
(22)内での同ピストン(40)の位置を決定する停
止表面(66)を有し;該カムの前記停止表面(66)
が前記下死点(BDU)での前記ピストンの位置を決定
し、同ピストン(40)が前記第1所定位置にあること
を前記コントローラ(70)に信号で知らせるように前
記動力手段(64)を作動させるトラクションコントロ
ール圧力アクチュエータ。 10、請求項9に記載のトラクションコントロール圧力
アクチュエータ(7)において、前記ピストン(40)
を前記第1所定位置(BDC)へ偏倚するバネ(28)
を備えたトラクションコントロール圧力アクチュエータ
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US416245 | 1989-09-29 | ||
US07/416,245 US5026126A (en) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | Cam actuated traction control system apparatus and method |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03132462A true JPH03132462A (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=23649184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2262943A Pending JPH03132462A (ja) | 1989-09-29 | 1990-09-29 | トラクションコントロール圧力アクチュエータ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5026126A (ja) |
EP (1) | EP0420484A1 (ja) |
JP (1) | JPH03132462A (ja) |
CA (1) | CA2020709A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5102206A (en) * | 1989-06-26 | 1992-04-07 | General Motors Corporation | Anti-lock braking and traction control system |
JP2671578B2 (ja) * | 1990-07-30 | 1997-10-29 | 日産自動車株式会社 | ブレーキ制御装置 |
US5147118A (en) * | 1991-07-29 | 1992-09-15 | General Motors Corporation | Pressure actuator for a fluid actuated braking system |
DE4125150A1 (de) * | 1991-07-30 | 1993-02-04 | Teves Gmbh Alfred | Modulator, insbesondere fuer eine blockiergeschuetzte, hydraulische bremsanlage |
US5439278A (en) * | 1993-08-23 | 1995-08-08 | Nissan Motor Co., Ltd. | Cam actuated anti-lock braking system modulator |
DE19537962A1 (de) * | 1995-10-12 | 1997-04-17 | Teves Gmbh Alfred | Elektronisch regelbares Bremsbetätigungssystem |
DE19538794A1 (de) | 1995-10-18 | 1997-04-24 | Teves Gmbh Alfred | Elektronisch regelbares Bremsbetätigungssystem |
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WO1998040257A1 (de) * | 1997-03-13 | 1998-09-17 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulisch betätigbares absperrventil und hydraulische fahrzeugbremsanlage |
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US20040211875A1 (en) * | 2003-04-28 | 2004-10-28 | Wisniewski Andrew J. | Method for mounting non-acceleration based sensor |
ITTO20030857A1 (it) * | 2003-10-31 | 2005-05-01 | Sila Holding Industriale Spa | Attuatore elettromeccanico per un innesto a frizione di un autoveicolo. |
CN102448782A (zh) * | 2009-06-12 | 2012-05-09 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用制动装置 |
DE102011077329A1 (de) | 2010-07-23 | 2012-01-26 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Verfahren zur Regelung eines elektrohydraulischen Bremssystems sowie elektrohydraulisches Bremssystem |
US10458497B2 (en) | 2015-06-29 | 2019-10-29 | Goodrich Corporation | Hybrid electric and hydraulic brake system |
TWI678303B (zh) * | 2018-09-26 | 2019-12-01 | 宏碁股份有限公司 | 煞車系統 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR2117751B1 (ja) * | 1970-12-15 | 1974-03-22 | Dba | |
DE2128169B2 (de) * | 1971-06-07 | 1973-04-12 | Teldix Gmbh, 6900 Heidelberg | Bremssystem fuer ein fahrzeug, insbesondere kraftfahrzeug |
FR2232471B1 (ja) * | 1973-06-06 | 1976-04-23 | Dba | |
DE2926017A1 (de) * | 1979-06-28 | 1981-02-12 | Teves Gmbh Alfred | Fahrzeugbremsanlage |
DE3001506A1 (de) * | 1980-01-17 | 1981-07-23 | Oswald Josef 8990 Lindau Rosanowski | Anti-blockiereinrichtung |
DE3442503A1 (de) * | 1984-11-22 | 1986-05-28 | Franz 6903 Neckargemünd Menke | Hydraulischer bremsregler |
DE3527019A1 (de) * | 1985-07-27 | 1987-02-05 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Bremsdruckregelsystem |
DE3530280A1 (de) * | 1985-08-24 | 1987-02-26 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Verfahren zum blockiergeschuetzten abbremsen eines kraftfahrzeuges |
DE3603074A1 (de) * | 1985-08-24 | 1987-03-05 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Elektromagnetisch betreibbarer druckmodulator |
FR2590219B1 (fr) * | 1985-11-20 | 1991-02-01 | Bendix France | Dispositif de freinage electrique pour vehicule |
DE3608573A1 (de) * | 1986-03-14 | 1987-09-17 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Druckmodulatoreinrichtung |
DE3608567A1 (de) * | 1986-03-14 | 1987-09-17 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Elektromagnetisch betreibbarer druckmodulator |
DE3640453A1 (de) * | 1986-11-27 | 1988-06-09 | Teves Gmbh Alfred | Bremsschlupfgeregelte zweikreis-fahrzeugbremsanlage |
IT1202656B (it) * | 1987-03-09 | 1989-02-09 | Brembo Spa | Dispositivo anti-bloccaggio per un impianto frenante di un autoveicolo e simili |
EP0292648B1 (de) * | 1987-05-22 | 1992-08-19 | ALFRED TEVES GmbH | Bremsanlage mit Blockierschutz- und/oder Antriebsschlupfregelung sowie Bremsdruckmodulator für eine solche Bremsanlage |
GB2205369B (en) * | 1987-06-05 | 1991-11-06 | Teves Gmbh Alfred | Braking pressure modulator |
-
1989
- 1989-09-29 US US07/416,245 patent/US5026126A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-07-09 CA CA002020709A patent/CA2020709A1/en not_active Abandoned
- 1990-09-19 EP EP90310236A patent/EP0420484A1/en not_active Ceased
- 1990-09-29 JP JP2262943A patent/JPH03132462A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5026126A (en) | 1991-06-25 |
EP0420484A1 (en) | 1991-04-03 |
CA2020709A1 (en) | 1991-03-30 |
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