JPH0313194Y2 - - Google Patents

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JPH0313194Y2
JPH0313194Y2 JP18744785U JP18744785U JPH0313194Y2 JP H0313194 Y2 JPH0313194 Y2 JP H0313194Y2 JP 18744785 U JP18744785 U JP 18744785U JP 18744785 U JP18744785 U JP 18744785U JP H0313194 Y2 JPH0313194 Y2 JP H0313194Y2
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fishing rod
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diaphragm
vibration
prey
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は穂先に加速度センサーを取り付けて
指先を当てた振動発生部材の振動で獲物の当たり
を感知する釣竿に関する。
〔従来技術〕
従来実公昭58−49104号、実開昭59−85921号公
報のように釣竿にストレインゲージや圧電ピツク
アツプ素子を直接取り付けて獲物の引きによる釣
竿の曲がりの電気信号を計器やライトエミツタダ
イオード(LED)を見て目で知る提案や、実開
昭59−85921号公報のようにブザーで知る提案や、
実公昭57−4850号、実開昭58−117875号、特開昭
49−41179号公報のように釣竿の曲がりの電気信
号を送信器で電波放射して受信器で可聴音に変換
して耳により知る提案がなされている。
しかし、釣竿に直接ストレインゲージや圧電ピ
ツクアツプ素子を取り付けた時は釣竿の曲がりが
大きくないと変化が少なく、釣竿を握つて釣を行
なう時に計器や発光ダイオードを見て釣竿の曲が
りを知るのでは釣竿操作が遅れて時期を逸し、ブ
ザーでへ獲物が逃げる恐れがあり、光では見落す
欠点がある。
更に受信器で察知する場合は夜間置き竿の時に
便利であるが獲物の当たりでは変化が少ないので
聴き逃がして敏速に釣竿操作することは出来ない
欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は前記欠点に鑑み、獲物の当たりを振動
発生部材で振動に変換し、釣竿を握る手の指で感
知して敏速に釣竿操作が出来る釣竿を提案するこ
とにある。
〔考案の構成〕
本考案は、穂先に加速度センサー3を取り付け
て該センサーで捕捉した獲物の当たりによる電気
信号を増幅器4で増幅し、該増幅信号を釣竿の握
り部分に設けた振動発生部材6に印加して該振動
発生部材6を振動させたことである。
〔実施例〕
以下、図示の実施例によつて本考案を説明する
と、第1図から第3図で釣竿1の穂先2に加速度
センサー3を取り付けてセンサーで捕捉した獲物
の当たりによる電気信号を増幅器4で増幅し、増
幅信号を釣竿1の握り部分5に設けた振動発生部
材6に印加して振動発生部材6の振動板7を振動
させ、握り部分5を握る手の指先を振動板7に当
てて獲物の当たりが感知出来るように構成されて
いる。
前記加速度センサー3は第4図のようにボツク
ス10の中に弾性板11の一側が固定されて弾性
板11の他側に重り12が固定され、弾性板11
に圧電ピツクアツプ素子13が固定されている。
前記振動発生部材6は第3図、第5図、第6図
のように握り部分5にバンド14で取り付けられ
るように下側が湾曲形成されたケース8の筐体8
aの中に電磁器9と増幅器4と電池15が収納さ
れ、ケース8の筐体延設部8b内に前記振動板7
が突出されて構成され、筐体延設部8bは上面が
薄い被膜16で覆われている。
前記振動板7は筐体8aと筐体延設部8b間の
孔8cの壁で支持され、筐体延設部8bとの間に
柔軟性の合成樹脂材17が挾み込まれている。
前記電磁器9は基板18の上に固定され、永久
磁石19と上下のコ字形軟鉄ヨーク20,20と
コイル21と軟鉄振動板22とで構成され、軟鉄
振動板22の中央はコイルボビン23に支持され
ると共に軟鉄ヨーク20間で平行になるように前
記振動板7と連結杆24で連結されている。
前記増幅器4は基板18上に取り付けられた
IC素子25などで構成され、前記電池15は基
板18に固定された電極26,27,28で直列
に接続されて電極28は筐体8a内の突起8dで
支えられている。
筐体8aの一側には第5図のように二つの孔8
eが穿設されてその孔の内側の基板18の下側に
は二つの電極29が固定されて前記加速度センサ
ー10のリード線端子30が孔8eから挿入され
るように形成されている。
前記ケース8の側部には肉抜き凹部8fとバン
ド14を通す貫通孔8gが形成され、筐体8aに
は蓋31が着脱自在に取り付けられている。
釣竿が前記のように構成されて獲物の当たりで
穂先2が引き込まれるとその動きで加速度センサ
ー3の重り12が上下動されて圧電ピツクアツプ
素子13に電気信号が発生して増幅器4に入力さ
れ、増幅されてコイル21に印加され、軟鉄振動
板22が加速度センサー3で捕捉した獲物の当た
りによる電気信号の大きさと増幅器4の増幅率に
応じて振動され、その振動で振動板7が振動され
て指先で当たりを感知することが出来る。
前記増幅器4の増幅度は可変出来るように構成
して単に釣竿を握つている状態では感知出来ない
微小な当たりも振動として感知することが出来る
ようにしてもよい。
第7図は増幅器4に交流電圧発生装置32をゲ
ート回路33を介して接続し、加速度センサー3
の電気信号をゲート回路33に入力してトリガー
信号とした電気回路の他の実施例で、ゲート回路
33にはタイマー回路34が接続されてトリガー
信号でタイマー回路34が動作を開始すると共に
時限設定時間でゲート回路を閉じるように構成さ
れている。
前記第2図の電気回路では加速度センサー3か
ら出力される単発の電気信号で振動板7はビー・
ビーと振動されるが、第7図の電気回路では加速
度センサー3から出力される電気信号がトリガー
信号となつてゲート回路33を開き、交流電圧発
生装置32で発生された交流信号が増幅器4に入
力されて増幅され、増幅信号がコイル21に印加
されてタイマー回路34で設定された時間継続し
て振動板7を振動することが出来る。
前記ケート回路33の前に増幅器を挿入してト
リガー信号を増幅して微小の電気信号を感知する
ようにしてもよい。
第8図は振動発生部材6の他の実施例で、握り
部分5に孔5aが穿設されて振動発生部材6のケ
ース8の突出部8hが固定され、ケース8内に電
磁器9と増幅器4のIC素子25などが収納され、
軟鉄振動板22に固定された連結杆24が突出部
8hの孔から握り部分5の表面に突出され、握り
部分5には振動板7の支持部35が固定されて連
結杆24が振動板7の中央に固定され、支持部3
5の上面は薄い被膜16で覆われている。
釣竿1の尻部内には電池15のケース36が嵌
合固定されて尻栓状の蓋37が螺合されている。
電気回路は前記第2図、第7図の何れの回路を
実施してもよい。
前記振動発生部材には例えば薄い高分子フイル
ムや金属板上にスパツタで酸化亜鉛ZnOや窒化ア
ルミAlNの薄膜で振動子を形成して用いる等他
の構成の振動発生部材を用いてもよい。
又振動発生部材6の形状や取付位置は本案実施
例に限定されるものではなく、握り手の手の掌や
手首、腕等肌に直接触れて振動を感知出来ればよ
く、第5図の振動発生部材6を例えば腕に取り付
け、振動板7を直接肌に触れさせるようにしても
よい。
〔考案の効果〕 本考案は前述のように構成されたから、釣竿の
握り部分を握る手の指先を振動発生部材に当てる
ことで穂先の加速度センサーで捕捉した獲物の当
たりによる振動が感知出来て敏速に釣竿操作が出
来ると共に加速度センサーで捕捉した獲物の当た
りによる電気信号を増幅することで微小の引きで
も拡大して振動として捉えることが出来る等実用
上優れた効果を奏する釣竿を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例が示され、第1図は加速
度センサーと振動発生部材を取り付けた釣竿の側
面図、第2図は電気回路図、第3図は振動発生部
材の蓋を外した平面図、第4図は加速度センサー
の断面側面図、第5図は第3図の−線の断面
側面図、第6図は第3図の−線の断面背面
図、第7図は他の電気回路図、第8図は振動発生
部材の他の実施例を示す釣竿の断面側面図。 1……釣竿、2……穂先、3……加速度センサ
ー、5……握り部分、6……振動発生部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穂先に加速度センサー3を取り付けて該センサ
    ーで捕捉した獲物の当たりによる電気信号を増幅
    器4で増幅し、該増幅信号を釣竿の握り部分に設
    けた振動発生部材6に印加して該振動発生部材6
    を振動させたことを特徴とする釣竿。
JP18744785U 1985-12-05 1985-12-05 Expired JPH0313194Y2 (ja)

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JP18744785U JPH0313194Y2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05

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JP18744785U JPH0313194Y2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05

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JPS6294780U JPS6294780U (ja) 1987-06-17
JPH0313194Y2 true JPH0313194Y2 (ja) 1991-03-27

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JP5517512B2 (ja) * 2009-07-13 2014-06-11 株式会社シマノ 釣り竿
JP7165020B2 (ja) * 2018-10-05 2022-11-02 株式会社シマノ 魚信報知装置
JP7455725B2 (ja) * 2020-10-27 2024-03-26 グローブライド株式会社 釣状況検知・伝達装置
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