JPH0313191Y2 - - Google Patents

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JPH0313191Y2
JPH0313191Y2 JP1986018147U JP1814786U JPH0313191Y2 JP H0313191 Y2 JPH0313191 Y2 JP H0313191Y2 JP 1986018147 U JP1986018147 U JP 1986018147U JP 1814786 U JP1814786 U JP 1814786U JP H0313191 Y2 JPH0313191 Y2 JP H0313191Y2
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 開示技術は翼を設けた投釣用の錘の構造の技術
分野に属する。
<要旨の概要> 而して、この出願の考案は紡錘形の鉛等を内側
に鋳ぐるんだような錘本体の側面に、該錘本体の
長手方向を向き、且つ、道糸側に傾斜した後退角
を設け、周方向120゜間隔等の翼を固設することに
より、投げられた錘が投げられた方向に向かつて
空中を飛翔し、滑水して着水点を遠方に延長させ
るようにした投釣用の錘構造に関する考案であ
り、特に、錘本体の前後両端部間に錘本体より側
方に離間するバー状の金属製の案内杆を固定、或
は、旋回動自在に設け、道糸の先端に連結したス
ナツプを該案内杆に前後スライド自在に係合さ
せ、更に、ゴム紐をもつて前方に向けて付勢する
ことにより、錘を水中から引き上げる時は、スナ
ツプが錘本体の前端に係合して、錘本体を逆転姿
勢にさせると共に前端部を上方に向けることによ
り、翼に生ずる浮力と翼の後退角とにより、根が
かりを防止して、スムースに引き上げ得るように
した投釣用の錘構造に係る考案である。
<従来の技術> 周知の如く、釣はレジヤーのうちで多くのフア
ンを有し、精神的、肉体的健康上の理由からも根
強い趣味の対象となつており、様々な技術が開発
され、その中でもダイナミツクな点から投釣が広
く愛好されている。
而して、投釣用の道具の中でも重要な機能を有
する錘については各種のものがあり、第7図に示
す様に、錘本体1に翼2を設けて着水点の安定し
た延長を図るべく可撓性リンク3,3に介装した
錘4も既に開発実用化されている。
<考案が解決しようとする課題) しかしながら、該種従来態様の翼付錘4は、ス
ナツプが錘本体1に設けたリンク3,3の端部に
固定して形成されているため、翼2,2…に道糸
側に傾斜する後退角を設けると、錘4を引き上げ
る際に、後外方に突出する翼の角部により根がか
りが生じ易い欠点があり、上記後退角を設けるこ
とが出来難いという難点もあり、又、リンク3,
3により錘4全体の空気抵抗が大きく、したがつ
て、投げられた錘が空中を飛翔する際の抵抗が大
きく、意外に着水点が延びないという不具合があ
る。
又、水中からの引き上げの際の抵抗も大で、ス
ムースに上方に上がらず、岩場等に根がかりを生
ずる不都合さがあつた。
そのため、結果的に最も魚場として好ましい水
域に投げ入れが出来ず、就中、非力な老人や婦
人、少年にとつて好ましくないデメリツトがあつ
た。
<考案の目的> この出願の考案の目的は上述従来技術に基づく
投釣用の錘の問題点を解決すべき技術的課題と
し、翼付錘の翼に道糸側に傾斜する後退角を設け
て、飛翔時の抵抗を減少させて直線的に所望に遠
距離に投げる共に、錘引上げ時には錘本体を逆転
させて根がかりを防止し、婦人、少年や老人にと
つても飛翔距離を延ばし、所望の釣が出来るよに
してレジヤー産業における釣具技術利用分野に益
する優れた投釣用の錘構造を提供せんとするもの
である。
<課題を解決するための手段・作用> 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの出願の考案の構成は、前述課題を
解決するために、前方に重心のある重量の大な錘
本体の側面に周方向120゜づつ等の複数の道糸側に
傾斜する後退角を有する軽量の翼を一体的に設け
ると共に、錘本体の前後両端部間にバー状の側面
視くの字形等の案内杆を設けて道糸前端に連結し
たスナツプを前後スライド自在に係合させ、該ス
ナツプをゴム紐を介して錘本体の前端と係合して
前方に向け付勢し、投釣に際し竿をしならせて錘
を投げると、錘本体はスナツプをゴム紐に抗して
錘本体の後端に位置させ、錘本体は翼により安定
した姿勢で直線的に飛翔し、この間、道糸の抵抗
によりスナツプは錘本体の後端に位置し続け、錘
は可及的に遠距離に所望の釣位置の水面に着水
し、水中降下し、水中に於ては、翼の道糸側に傾
斜した後退角の作用で抵抗少く前方に向かつて滑
走し、滑走速度が低下すると、ゴム紐の張力によ
り、スナツプが錘本体の前端に移動して水底で着
地し、錘を引き上げる時は、スナツプが既に錘本
体の前端に近接しているので、錘本体は直ちに逆
転して、前端が引き上げ方向を向いて斜上方に傾
斜し、引き上げ開始と共に翼の浮力を介し直上方
に浮き上がると共に、翼の道糸側に傾斜した後退
角の効果により、根がかりすることなくスムース
に大きな力を要せず、老人や婦人、少年でもスム
ースに引き上げることが出来るようにした技術的
手段を講じたものである。
<実施例> 次に、この出願の考案の実施例を第1〜6図に
基づいて説明すれば以下の通りである。
尚、第7図と同一態様部分は同一符号を用いて
説明するものとする。
第1〜〜3図に示す実施例において、錘1はこ
の出願の考案の要旨の中心を成すものであり、投
釣用に供されるものであつて、ほぼ紡錘形の図面
に於て水平をなす錘本体2は、例えば、鉛等の相
当重量の金属製のものであつて、図上左端が前端
部で、右端が後端部にされ、縦断面で面対称に形
成されている。
そして、該錘本体2の側面には軸線に沿つて前
後方向を向き、且つ、道糸6側に所定角度傾斜し
た後退角を有する所定樹脂製の翼3,3,3が周
方向120゜置きに3枚接着剤等により固設されてい
る。
而して、該錘本体2の前後両端にはブツシユ
4,4が設けられてピアノ線により前後端を曲折
された案内杆5の端部が枢支されて設定角度旋回
動自在に設けられ、錘本体2の外面に沿つて略平
行をなすようにして錘本体2の前後端に架設され
ている。
該案内杆5には、道糸6の先端が止着するスナ
ツプ7前端の係合環が前後スライド自在に係合
し、該係合環8と案内杆5の前端間には、スナツ
プ7を前方に付勢するゴム紐9が介設されてい
る。
上述構成において、投釣を行うに際し、図示し
ない竿をしならせて錘1を投げると、該錘1はそ
の慣性力により、又、翼3,,3,3の空気力学
的な作用により第1図矢印方向に直線的に飛翔
し、その結果、ゴム紐9を伸張させて、スナツプ
7は錘本体2の後端に位置する相対姿勢となり、
相当重量の錘本体2の慣性による推進力と、竿よ
り繰り出される道糸6の抵抗により、錘本体2は
前端を矢印の様に飛行方向に向け、スナツプ7を
後端に位置させたまま飛翔して所望の水面に着水
する。
そして、錘1の重量により潜水した錘本体2
は、道糸6側に傾斜した後退角を設けた翼2,3
の作用により、抵抗少く前方に向かつて長距離滑
水し、この時スナツプ7は、軽量、且つ、長尺の
道糸6の水中での抵抗により、ゴム紐9を引張状
態にした姿勢を維持して錘本体2の後端に位置し
たままである。
而して、錘本体2の滑水速度が低下すると、ゴ
ム紐9の張力により、スナツプ7は案内杆5に沿
つて相対的に前進し、錘本体2の前端、若しく
は、前端近くに移動し、錘1は水底にて着地す
る。
そして、魚がかかり、錘1を引き上げるに際し
ては、スナツプ7が既に錘本体2の前端、若しく
は、前端近くにあるので、引き上げ開始と共に、
錘1は第3図に示す様に姿勢が逆転して、前端が
まず引き上げ方向を向いて斜め上方に傾斜するの
で、翼3,3,3の作用により浮力が生じて浮き
上がると共に、道糸6側に傾斜した後退角の効果
により、根がかりすることなく略直線状に容易に
引き上げることが出来る。
又、第4,5図に示す態様は、他の実施例を示
すものであり、翼3,3,3が水平翼と垂直翼に
形成されているものであつて実質的に上述実施例
と変りがなく、又、第6図に示す実施例は上記案
内杆5に相当する案内杆5′が下向山形に屈曲し
て形成され、その他の各部材は上述各実施例の各
部材と同様である。
そして、引き上げた際に錘1を逆転させるため
には、スナツプ7の係合環8が、錘本体2の中央
より前端寄りに位置させておく必要があるが、第
6図に示す実施例においては案内杆5′がその中
央部を屈曲させて錘本体2から大きく離隔させて
形成すると、該案内杆5′の中央と前端間の長さ
が直線状の案内杆5より長くなるので、中央部に
於けるゴム紐9の張力が大きくなつて、錘1が水
底で着地する際、係合環8が確実に前方に移動す
ることから、錘1の逆転作用がより確実となる。
尚、この出願の考案の実施態様は上述各実施例
に限るものではないことは勿論であり、例えば、
錘本体をその内部前方に鉛を位置させて鋳ぐる
み、翼を一体成形する等種々の態様が採用可能で
ある。
又、投竿が不慣れの場合は適宜他の形状の錘本
体と交換して用いれば良い。
<考案の効果> 以上、この出願の考案によれば、投釣に用いる
錘において、投釣に際し錘を飛ばすとゴム紐を伸
張させて、スナツプを錘本体の後端に位置させる
姿勢になり、大重量の錘本体の慣性による推進力
と、竿より繰り出される道糸の抵抗により、錘は
前端を飛行方向に向けて、スナツプを後端に位置
させたまま飛翔して所望水面にスムースに着水す
る優れた効果が奏される。
そして、潜水した錘は、道糸側に傾斜した後退
角を設けた翼の作用により、抵抗少く前方に向か
つて長距離飛翔、滑水して、従来の翼よりは錘の
着水点をより遠方に延ばすことが出来、この時ス
ナツプは、軽量、且つ、長尺の道糸の水中での抵
抗により、錘の後端に位置したままとなり、水面
滑走をスムースにする効果がある。
而して、錘の水面での滑水速度が低下すると、
ゴム紐の張力により、スナツプは錘本体の前端若
しくは前端近くに移動して停止、潜水する。
そして、魚がかかつて錘を引き上げる時は、ス
ナツプが既に錘本体の前端、若しくは、前端近く
にあるので、引き上げ開始と共に錘本体は逆転し
て、前端が引き上げ方向を向いて斜め上方に傾斜
することになり、翼の作用により浮力が生じて浮
き上がると共に、後退角の効果により、根がかり
することなく容易に直線状に引き上げることが出
来る効果があり、投釣に使用して甚だ便利で非力
な老人や婦人、少年にも使い易いという優れた効
果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図はこの出願の考案の実施例の説明図
であり、第1図はこの出願の考案の1実施例を示
す側面図、第2図は正面図、第3図は引き上げ時
の姿勢部分拡大側面図、第4図は別の他の実施例
を示す側面図、第5図は同正面図、第6図は他の
実施例の側面図、第7図は従来技術に基づく錘の
断面図である。 6……道糸、7……スナツプ、2……錘本体、
3……翼、1……錘、5,5′……案内杆、5…
…ゴム紐。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 道糸の先端に係合したスナツプを装備する錘
    本体側面に一体的に翼が形成されている投釣用
    の錘構造において、前部寄りに重心を有し紡錘
    型をなす重量大の錘本体の側面に該錘本体の長
    手方向に沿い道糸側に傾斜した後退角を設けた
    複数の軽い翼が一体的に側設され、而して錘本
    体の前後両端部間に該錘本体より離隔する案内
    杆を設けて道糸の先端に設けたスナツプを前後
    スライド自在に係合すると共に該スナツプと案
    内杆の前端との間にスナツプを前方に向けて付
    勢するゴム紐を張設したことを特徴とする投釣
    用の錘構造。 (2) 上記案内杆が錘本体に対し軸方向直角に旋回
    動自在にされていることを特徴とする上記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の投釣用の錘構
    造。 (3) 上記翼が内部に錘を鋳ぐるんだ錘本体と一体
    に樹脂形成されていることを特徴とする上記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の投釣用の錘
    構造。 (4) 上記錘本体に対し樹脂成形された翼が接着さ
    れて一体化されていることを特徴とする上記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の投釣用の錘
    構造。 (5) 上記案内杆が中途で滑らかに曲折されている
    ことを特徴とする上記実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の投釣用の錘構造。 (6) 上記案内杆が側面視三角形状に形成されてい
    ることを特徴とする上記実用新案登録請求の範
    囲第5項記載の投釣用の錘構造。
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Citations (1)

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JPS4925109U (ja) * 1972-06-06 1974-03-04

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