JPH03129985A - 映像信号符号化方法及び映像信号符号化装置 - Google Patents

映像信号符号化方法及び映像信号符号化装置

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JPH03129985A
JPH03129985A JP1267044A JP26704489A JPH03129985A JP H03129985 A JPH03129985 A JP H03129985A JP 1267044 A JP1267044 A JP 1267044A JP 26704489 A JP26704489 A JP 26704489A JP H03129985 A JPH03129985 A JP H03129985A
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frame
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circuit
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frame data
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潤 米満
Yoichi Yagasaki
陽一 矢ケ崎
Katsuji Igarashi
五十嵐 勝治
Fuerutoman Aaku
マーク、フエルトマン
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  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 Er!iB点を解決するための手段(第図) 1作用(第1図及び第2図) 1図及び第2 G実施例(第1図〜第24図) (G1)映像信伝送の原理(第1図及び第2図)(C2
〉実施例の構成 (G2−1)送信装置の構成(第3図)(G2−2)並
べ替え回路(第4図及び第5図)(G2−3)動きベク
トル検出回路(第6図〜第9図)(G2−4)適応予測
回路(第1O図〜第12図)(G2−5)伝送データ合
成回路(第13図〜第16図) (G2−6)受信装置のII戒(第17図〜第19図)
(G2−7)適応予測回路(第18図〜第20図)(G
3)実施例の動作 (G4)実施例の効果 (G5)他の実施例(第21図〜第24図)H発明の効
果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号伝送装置に関し、特に動画映像信号を
伝送する場合に適用して好適なものである。
B発明の概要 第1の発明は、映像信号伝送装置において、ディジタル
映像信号を所定フレームのフレーム群に分割し、その内
の少なくともlフレーム分をフレーム内符号化処理して
伝送すると共に、残りを当該フレーム群中及び続くフレ
ーム群中のフレーム内符号化処理して伝送するディジタ
ル映像信号を基準にしてフレーム間符号化処理して伝送
することにより、画質の劣化を有効に回避して映像信号
を効率良く伝送することができる。
さらに第2の発明は、映像信号伝送装置において、フレ
ーム間符号化処理して伝送するディジタル映像信号を、
当該フレーム群中及び続くフレーム群中のフレーム内符
号化処理して伝送するディジタル映像信号を基準にする
ものと、加えてフレーム間符号化処理して伝送するディ
ジタル映像信号を基準にするものとに分けて符号化処理
したことにより、簡易な構成でさらに一段と効率良く映
像信号を伝送することができる。
さらに第3の発明は、映像信号伝送装置において、フレ
ーム間符号化処理して伝送するディジタル映像信号に、
フレーム間符号化処理の基準とした上記ディジタル映像
信号の識別データを付加して伝送することにより、簡易
な構成で復号することができる。
C従来の技術 従来、例えばテレビ会議システム、テレビ電話システム
などのように動画映像でなる映像信号を遠隔地に伝送す
るいわゆる映像信号伝送システムにおいては、伝送路の
伝送容量を効率良く利用することにより有意情報の伝送
効率を高めるようになされている。
このため送信装置は、順次続くフレーム画体の全部を伝
送せずに、所定のフレームを間引くようないわゆるフレ
ーム落し処理をして映像信号を伝送する。
これに対して受信装置側においては、送信装置側から当
該フレーム落しされたフレームの映像信号に代えて伝送
されて来る動きベクトルを用いて、フレーム画し処理さ
れたフレーム画像をその前後のフレーム画像情報に基づ
いて補間演算をすることにより、元の映像信号を再現す
る(特開昭60−28392号公fi1!。
D発明が解決しようとする問題点 この手法によれば理論上フレーム画し処理されたフレー
ム画像情報を伝送することに代え、その情報量より小さ
い情報量の動きベクトル情報を伝送するだけで済む分、
映像信号の有意情報を効率良く伝送できると考えられる
従って、フレーム画しすればする程、高能率で映像信号
を伝送し得る。
ところが実際上、コンパクトディスク等の記録媒体に映
像信号を高能率符号化して記録する場合、エラーの発生
を避は得す、又記録された映像信号を逆転再生、ランダ
ムアクセスすることから、フレーム画しが多くなると、
高い品質で映像信号を再生することが困難になる問題が
あった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、効率的に
高画質の映像信号を伝送することができる映像信号伝送
装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、ディジ
タル映像信号Dvを、所定フレームのフレーム群(AO
lCl、C2、B3、C4、C5)、(A6、C7、C
8、B9、C1O,C11)、(A12、C13、C1
4、B15、C16、C17)に分割し、フレーム群(
AO,CI、C2、B3、C4、C5)、(A6、C7
、C8、B9、Cl01C11)、(A12、C13、
C14、B15、C16、CI?)の中の少なくともl
フレーム分のディジタル映像信号AO1A6、A12を
、フレーム内符号化処理して伝送すると共に、フレーム
群(AO1C1C2、B3、C4、C5)、(A6、C
7、C8、B9、CIO,C11)、(A12、C13
、C14、B15、C1G、Cl7)の中の残りのディ
ジタル映像信号(CI、C2、B3、C4、C5)  
、 (C7、C8、B9、CIO,C11)  、 (
C13、C14、B15、C16、C17)の内、少な
くとも1フレ一ム分のディジタル映像信号B3、B9を
、フレーム内符号化処理して伝送するディジタル映像信
号AO,A6、及び続くフレーム群(A6、C7、C8
、B9、Cl01C11) 1.(Al 2、CI3、
C14、B15、C16、C17)の中のフレーム内符
号化処理して伝送するディジタル映像信号A6、A12
を基準にして、フレーム間符号化処理して伝送する。
さらに第2の発明においては、ディジタル映像信号Dv
を、所定フレームのフレーム群(AO2C1、C2、B
3、C4、C5)、(A6、C7、C8、B9、Cl0
1C1l)、(A12、C13、C14、B15、C1
6、C17)に分割し、フレーム群(AO,CI、C2
、B3、C4、C5)、(A6、C7、CB、B9、C
IO,C11)、(A12、C13、C14、B15、
C16、C17)の中の少なくともlフレーム分のディ
ジタル映像信号AO,A6、A12を、フレーム内符号
化処理して伝送し、フレーム群(AOlCI、C2、B
3、C4、C5)、(A6、C7、C8、B9、Cl0
1C1l)、(A12、C13、C14、B15、C1
6、C17)の中の残りのディジタル映像信号(CI、
C2、B3、C4、C5)、(C7、C8、B9、Cl
0SC11)、(C13、C14、B15、C16、C
I7)の内、少なくともlフレーム分のディジタル映像
信号B3、B9を、フレーム内符号化処理して伝送する
ディジタル映像信号AO1A6及び続くフレーム群(A
6、C7、C8、B9、C10、C11)、(A12、
C13、C14、B15、C16、C17)の中のフレ
ーム内符号化処理して伝送するディジタル映像信号A6
、A12を基単にして、第1のフレーム間符号化処理し
て伝送し、フレーム群(AOlCI C2、B3、C4
、C5)、(A6、C7、C8、B9、C10、C11
)、(A12、C13、C14、B15、C16、C1
7)の中の、フレーム内符号化処理して伝送するディジ
タル映像信号AO2A6及び第1のフレーム間符号化処
理して伝送するディジタル映像信号B3、B9以外のデ
ィジタル映像信号(CI、C2、C4、C5)、(C7
、C8、C10、C11)、(C13、C14、C16
、C17)を、フレーム内符号化処理して伝送するディ
ジタル映像信号AO1A6及び第1のフレーム間符号化
処理して伝送するディジタル映像信号B3、B9、又は
第1のフレーム間符号化処理して伝送するディジタル映
像信号B3、B9及び続くフレーム群(A6、C7、C
8、B9、Cl01C11)、(A12、C13、C1
4、B15、C16、C17)の中のフレーム内符号化
処理して伝送するディジタル映像信号A6、A12を基
準にして、第2のフレーム間符号化処理して伝送する。
さらに第3の発明においては、フレーム間符号化処理し
て伝送するディジタル映像信号B3、B9、((C1、
C2、C4、C5)、(C7、C8、Cl01C11)
、(C13、C14、C16、C17))に対して、フ
レーム間符号化処理の基準としたディジタル映像信号A
O,A61AO1B3)、(B3、A6))の識別デー
タPIN、PIDを付加して伝送する。
1作用 ディジタル映像信号り、を、所定フレームのフレーム群
(AO,CI、C2、B3、C4、C5)、(A6、C
7、C8、B9、C101C1l)、(A12、C13
、C14、B15、C16、C17)に分割し、その内
の少なくとも1フレ一ム分AO1A6、A12を、フレ
ーム内符号化処理して伝送すると共に、残りB3、B9
をフレーム内符号化処理して伝送するディジモへ映像信
号へ〇、A6、及び続くフレーム群(A6、C7、C8
、B9、C101C1l)、(A12、C13、C14
、B15、C16、C17)の中のフレーム内符号化処
理して伝送するディジタル映像信号A6、A12を基準
にして、フレーム間符号化処理して伝送すれば、フレー
ム内符号化処理したフレーム間のディジタル映像信号を
その前後のフレーム内符号化処理したディジタル映像信
号を基準にして再現し得、かくして画質劣化を有効に回
避して高い能率で符号化し得る。
さらに第2の発明においては、ディジタル映像信号Dv
を、所定フレームのフレーム群(AO。
CI、C2、B3、C4、C5)、(A6、C7、C8
、B9、C101C1l)、(A12、C13、C14
、B15、C16、C17)に分割し、その中の少なく
とも1フレ一ム分AO,A6、A12をフレーム内符号
化処理して伝送し、残りの少なくとも1フレーム−eB
3、B9を、フレーム内符号化処理して伝送するディジ
タル映像信号AO1A6及び続くフレーム群(A6、C
7、C8、B9、C10,C11)、(A12、C13
、C14、B15、C16、C17)の中のフレーム内
符号化処理して伝送するディジタル映像信号A6、A1
2を基準にして第1のフレーム間符号化処理して伝送し
、残り (ClO2、C4、C5)、(C7、C8、C
10、C11)、(C13、C14、C16、CI?)
を、フレーム内符号化処理して伝送するディジタル映像
信号AO,A6及び第1のフレーム間符号化処理して伝
送するディジタル映像信号B3、B9、又は第1のフレ
ーム間符号化処理して伝送するディジタル映像信号B3
、B9及び続くフレーム群(A6、C7、C8、B9、
CI0、C11)、(Al1、CI3、C14、B15
、C16、C17)の中のフレーム内符号化処理して伝
送するディジタル映像信号A6、A12を基準にして、
第2のフレーム間符号化処理して伝送すれば、簡易な構
成で画質劣化を有効に回避してさらに一段と高い能率で
符号化し得る。
さらに第3の発明においては、フレーム間符号化処理し
て伝送するディジタル映像信号B3、B9、((C1、
C2、C4、C5)、(C7、C8、Cl01C1l)
、(C13、C14、C16、C17))に対して、フ
レーム間符号化処理の基準としたディジタル映像信号A
O,A61AO1B3)、(B3、A6))の識別デー
タPIN、PIDを付加して伝送すれば、当該識別デー
タPIN、PIDに基づいて、簡易に復号し得る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)映像信号伝送の原理 本発明による映像信号符号化方法を映像信号伝送システ
ムに適用した場合、第1図に示すような手法で、映像信
号を伝送する。
すなわち送信装置は、順次フレームデータFO1F1、
F2、F3・・・・・・の連続する映像信号Dv  (
第1図(A))を所定フレーム群に分割して処理する。
すなわちこの実施例において、送信装置は、フレームデ
ータFO1F1、F2、F3・・・・・・を6フレ一ム
単位のフレーム群に分割し、各フレーム群の先頭フレー
ムデータFO1F6をフレーム内符号化処理して伝送す
る。
ここでフレーム内符号化処理は、画像を例えば走査線方
向に沿って1次元的又は2次元的に隣合う画素データ間
の差分を求めるような圧縮処理を実行し、これにより各
画像についてデータ量を圧縮した伝送フレームデータを
形成する処理でなる。
従って受信装置においては、フレーム内符号化処理され
た伝送フレームデータについては、当該lフレーム分の
伝送フレームデータを順次加算処理することにより、1
フレ一ム分のフレームデータを再現することができる。
これに対して送信装置は、各フレーム群の先頭フレーム
データFO2F6以外のフレームデータFl、F2、F
3・・・・・・をフレーム間符号化処理して伝送する。
ここでフレーム間符号化処理は、始めに基準となる予測
フレームのフレームデータと符号化処理するフレームデ
ータとの間で動きベクトルを検出した後、動きベクトル
の分だけ当該予測フレームのフレームデータを変位させ
たフレームデータ(以下予測結果のフレームデータと呼
ぶ)を形威し、当該予測結果のフレームデータと符号化
処理するフレームデータとの偏差データを、動きベクト
ルと共に符号化処理して伝送フレームデータを形成する
処理でなる。
従って送信装置においては、各フレーム群の先頭フレー
ムデータFO1F6以外のフレームデータF1、F2、
F3・・・・・・について、所定の予測フレームに対し
てそれぞれ動きベクトルを検出して、フレーム間符号化
処理するようになされている。
さらにこのとき送信装置においては、各フレームデータ
Fl、F2、F3・・・・・・について、それぞれ2つ
の予測フレームが割り当てられるようになされ、各予測
フレームについて動きベクトルを検出する。
さらに送信装置においては、検出された2つの動きベク
トルに基づいて、それぞれ予測フレームのフレームデー
タから予測結果のフレームデータを形威した後、その結
果得られる2つの予測結果のフレームデータを補間して
補間予測結果のフレームデータを形威し、予測結果のフ
レームデータ及び補間予測結果のフレームデータから偏
差データが最も小さくなるフレームデータを選択してフ
レーム間符号化処理するようになされている(すなわち
選択予測化処理でなり、以下符号化処理するフレームデ
ータに対して先行して人力されたフレームデータを予測
フレームとするものを前予測、符号化処理するフレーム
データに対して後行して入力されたフレームデータを予
測フレームとするものを後予測、補間予測結果のフレー
ムデータを用いるものを補間予測と呼ぶ〉。
これにより送信装置は、伝送フレームデータのデータ量
が最も小さくなるように、選択的にフレーム間符号化処
理するようになされ、かくして伝送効率を向上して映像
信号を伝送する。
さらに送信装置においては、フレーム間符号化処理する
際に、始めに各フレーム群の第4番目のフレームデータ
F3、F9について、その前後のフレームデータFO及
びF6、F6及びF12、・・・・・・を予測フレーム
に設定してフレーム間符号化処理した後(以下レベルl
の処理と呼ぶ〉、続いて残りのフレームデータF1、F
2、F4、F5・・・・・・をその前後のフレームデー
タFO及びF3、F3及びF6、・・・・・・を予測フ
レームに設定し、フレーム間符号化処理する(以下レベ
ル2の処理と呼ぶ)。
すなわちフレーム間符号化処理においては、フレーム内
符号化処理に比して伝送に供するデータ量を低減し得る
特徴があることから、映像信号を伝送する場合、フレー
ム間符号化処理するフレームデータを多くすれば、その
分映像信号全体として少ないデータ量で伝送することが
できる。
ところがフレーム間符号化処理するフレームデータが増
加すると、その分基準となる予測フレームから、遠く離
れたフレームのフレームデータをフレーム間符号化処理
しなければならない。
従って、その分遠く離れたフレームデータ間で動きベク
トルを検出しなければならず、動きベクトルの検出処理
等が煩雑になり、特に選択予測化処理する場合、検出す
る動きベクトルが増加することから、送信装置の構成が
複雑化する。
ところがこの実施例のように、フレームデータFO及び
F6を予測フレームに設定してフレームデータF3を始
めにフレーム間符号化処理した後、当該フレームデータ
F3及びフレームデータFO1F6を予測フレームに設
定して、その間のフレームデータFl、F2、F4、F
5・・・・・・をフレーム間符号化処理すれば、比較的
近接したフレームデータ間で動きベクトルを検出すれば
よく、その分簡易な構成で効率良く映像信号を伝送する
ことができる。
かくしてレベル1のフレーム間符号化処理において、送
信装置は、当該フレーム群の先頭フレームデータFO及
び続くフレーム群の先頭フレームデータF6を、動きベ
クトル検出用の基準となる予測フレームに設定し、それ
ぞれ前予測及び後予測する。
すなわち送信装置は、当該フレームデータFO及びF6
と、第4番目のフレームデータF3との間で、それぞれ
前予測用及び後予測用の動きベクトルMV3P及びMV
3Nを検出した後(第1図(B)) 、動きベク)/l
、MV3P及びMV3Nの分だけ、予測フレームのフレ
ームデータFO及びF6を変位させて、前予測及び後予
測用の予測結果のフレームデータFP及びFNを形成す
る。
続いて送信装置はフレームデータFP及びFNを直線補
間して補間予測用の予測結果のフレームデータFPNを
形成する。
さらに送信装置は、フレームデータFP、FN及びFP
Nと、フレームデータF3の偏差データΔFP、ΔFN
及びΔFPNを得た後、当該偏差データΔFP、ΔFN
及びΔFPNから、最も小さい偏差データΔFP、ΔF
N又はΔFPNを選択して、動きベクトルMV3P及び
MV3Nと共に、伝送フレームデータF3Xに変換する
(第1図(D) ) 。
かくして受信装置においては、フレーム内符号化処理し
て形成された伝送フレームデータFOX、F6Xから元
のフレームデータFO及びF6を再現した後、再現され
たフレームデータFO,F6及び伝送フレームデータF
3Xに基づいて、元のフレームデータF3を再現するこ
とができる。
これに対して送信装置は、レベル2の処理において、各
フレーム群の第1番目及び第2番目のフレームデータF
1及びF2、F7及びF8、・・・・・・について、先
頭フレームデータFO,F6及び第4番目のフレームデ
ータF3、F9を予測フレームに設定し、それぞれ前予
測及び後予測する。
従って送信装置においては、フレームデータFO及びF
3に基づいて、動きベクトルMVIP及びMVINSM
V2P及びMV2Nを検出した後(第1図(C)) 、
当該動きベクトルMVIP及びMVINSMV2P及び
MV2Nに基づいて、それぞれ予測結果のフレームデー
タFP及びFNを形成すると共に、補間予測結果のフレ
ームデータFPNを形成する。
さらにフレームデータFP、FN及びFPNに基づいて
、それぞれ偏差データΔFP、ΔFN及びΔFPNを得
た後、当該偏差データΔFP、ΔFN及びΔFPNから
、最も小さい偏差データΔFP、ΔFN又はΔFPNを
選択して、動きベクトルMvIP及びMVIN、、MV
2P及びMV2Nと共に、伝送フレームデータFIX及
びF2Xに変換する。
同様に、第5番目及び第6番目のフレームデータF4及
びF5、FIO及びFli・・・・・・については、第
4番目のフレームデータF3及び続くフレーム群の先頭
フレームデータF6を予測フレームに設定し、それぞれ
前予測及び後予測する。
ここで、それぞれ動きベクトルMV4P及びMV4NS
MV5P及びMV5Nが検出されると、送信装置は動き
ベクトルMV4P及びMV4N。
MV5P及びMV5Nに基づいて、それぞれ予測結果の
フレームデータFP、FN及びFPNを形成して偏差デ
ータΔFP、ΔFN及びΔFPNを得た後、当該偏差デ
ータΔFP、ΔFN及びΔFPNから、最も小さい偏差
データΔFP、ΔFN又はΔFPNを選択して、動きベ
クトルMV4P及びMV4N、MV5P及びMV5Nと
共に、伝送フレームデータF4X及びF5Xに変換する
かくして、フレームデータを6フレ一ム単位に区切り、
フレーム内符号化処理及びフレーム間符号化処理を組み
合わせて伝送したことにより、フレーム内符号化処理し
て伝送したフレームデータFO1F6・・・・・・を再
現して、残りのフレームデータを順次再現し得、かくし
てエラーが発生しても、他のフレーム群へのエラー伝搬
を防止することができ、その分コンパクトディスク等に
適用して、高画質の映像信号を高い能率で伝送すること
ができる。
さらに逆転再生、ランダムアクセスしても、確実にフレ
ームデータを再現し得、その分画質劣化を有効に回避し
て、映像信号を高い能率で伝送することができる。
さらにこの実施例においては、伝送フレームデータFO
X−F5Xを、各フレーム群中で、フレーム内符号化処
理及びフレーム間符号化処理した順序で並べ替えて伝送
するようになされ(第1図(E)) 、このとき各画像
データFOX−F5Xに、その予測フレームデータ及び
フレーム内符号化処理された伝送フレームデータを表す
識別データを付加して伝送するようになされている。
すなわちフレームデータF1、F2及びF4、F5にお
いては、符号化及び復号化のためにそれぞれ予測フレー
ムのフレームデータFO1F3及びF3、F6が必要に
なる。
これに対してフレームデータF3においては、符号化及
び復号化のために予測フレームのフレームデータFO1
F6が必要になる。
従って第2図に示すように、送信装置においては、フレ
ーム内符号化処理するフレームデータを記号Aで、レベ
ル1及び2で処理するフレームデータを記号B及びCで
表すと、伝送フレームデータDATA (第2図(A)
)をフレームデータAO1B3、CL C2、C4、C
5、A6、B9、・・・・・・の順序で出力する。
このとき送信装置は、伝送フレームデータと共に、前予
測、後予測、補間予測識別用の予測インデックスP I
 NDEXそれぞれ前予測及び後予測の予測フレームを
表す前予測基準インデックスPID(第2図(B))及
び後予測基準インデックスNID (第2図(C))を
伝送するようになされ、これにより受信装置において簡
易に伝送フレームデータを復号し得るようになされてい
る。
実際上、このように前予測、後予測又は補間予測識別用
の予測インデックスPINDEXと予測フレームを表す
前予測基準インデックスPID及び後予測基準インデッ
クスNIDを伝送フレームデータと共に伝送すれば、受
信装置側で簡易に復号し得るだけでなく、この実施例と
フレーム群の長さ、レベルl、レベル2の処理フレーム
等が異なるフォーマットで伝送される場合でも、元のフ
レームデータに簡易に復号することができる。
すなわち予測インデックスPINDEXに応じて、前予
測基準インデックスPID及び後予測基準インデックス
NIDで表される予測フレームのフレームデータを、そ
の動きベクトルの分だけ変位させた後、伝送された偏差
データを加算すれば元のフレームデータを復号すること
ができる。
従って、異なるフォーマットで符号化された映像信号を
も簡易に復号し得ることから、その分映像信号伝送シス
テム全体として使い勝手を向上することができる。
さらに必要に応じて、1つの映像信号の中、1つの記録
媒体の中で、フォーマットを選択的に切り換えることも
でき、その分高い品質の動画映像信号を簡易に伝送する
ことができる。
(G2)実施例の構成 (G24)送信装置の構成 第3図において、1は上述の映像信号伝送方法を通用し
てなる映像信号伝送システムの送信装置を示し、入力映
像信号V D I Nを高能率符号化して伝送フレーム
データDATAに変換した後、コンパクトディスクに記
録する。
送信装置1は、入力映像信号VDINを画像データ入力
部2に与え、ここで入力映像信号VD、、を構成する輝
度信号及び色差信号をディジタル信号に変換した後、デ
ータ量を1/4に低減する。
すなわち画像データ入力部2は、ディジタル信号に変換
された輝度信号を片フィールド落し回路(図示せず)に
与えてlフール1分削除した後、残り1フイ一ルド分の
輝度信号を1ラインおきに間引きする。
さらに画像データ入力部2は、ディジタル信号に変換さ
れた2つの色差信号を17一ルド分削除した後、1ライ
ン毎に選択出力する。
さらに画像データ人力部2は、間引きされた輝度信号及
び選択出力される色差信号を時間軸変換回路を介して所
定の伝送レートのデータに変換する。
これにより画像データ入力部2を介して、入力映像信号
VDINに予備的処理を施し、上述の順次フレームデー
タの連続する画像データDvを生成するようになされて
いる。
並べ替回路4は、スタートパルス信号STが入力される
と、順次フレームデータAO1ci、c2、B3、C4
、C5、A6、C7、・・・・・・の順序で入力される
画像データDvを、6フレ一ム単位でフレーム群に分割
した後、符号化処理する順序AOXA6、B3、C1、
C2、C4、C5、A12、B9、C7、・・・・・・
に並べ替えて出力する。
このように符号化処理する順序でフレームデータを並べ
替えて処理すれば、その分続くフレーム内符号化処理及
びフレーム間符号化処理を簡略化することができる。
さらに並べ替回路4は、エンドパルス信号ENDが立ち
上がると、その直前まで入力されたフレームデータまで
並べ替えした後、フレームデータの出力を停止する。
さらに並べ替回路4は、各フレーム群の先頭で信号レベ
ルが立ち上がるフレーム群インデックスGoF、前予測
基準インデックスP I D、後予測基準インデックス
NID及びフレーム群中におけるフレームデータの順序
を表すテンポラリインデックスTRを出力する。
動きベクトル検出回路6は、並べ替えられた画像データ
DVNを受け、各フレームデータを所定のマクロ単位ブ
ロックに分割して処理する。
このとき動きベクトル検出回路6は、フレーム内符号化
処理するフレームデータAO,A6・・・・・・につい
ては、所定時間だけ遅延させてマクロ単位ブロックごと
に続く減算回路8に出力するのに対し、フレーム間符号
化処理するフレームデータB3、C1,、C2、C4・
・・・・・については、各マクロ単位ブロック毎に所定
の予測フレームを基準にして動きベクトルMVP及びM
VNを検出する。
さらにこのとき動きベクトル検出回路6は、絶対値和回
路において、予測結果のフレームデータと、フレーム間
符号化処理するフレームデータとの偏差データを得、当
該偏差データの絶対値和でなる誤差データERを得るよ
うになされている。
かくしてこの実施例においては、当該誤差データERを
用いて、量子化ステップサイズ等を切り換えるようにな
され、これにより画質の劣化を有効に回避して映像信号
を効率良く伝送し得るようになされている。
さらに動きベクトル検出回路6は、並べ替えられた画像
データDVNと共に、フレーム群インデックスGOF、
前予測基準インデックスPID、後予測基準インデック
スNID及びテンポラリインデックスTRを、動きベク
トル検出処理時間の分だけ遅延させて続く処理回路にマ
クロ単位ブロックごとに出力する。
減算回路8は、適応予測回路10から出力される予測デ
ータD、□及び画像データDVHの差データを得ること
により、偏差データD2を作成してディスクリートコサ
イン変換回N112に出力する。
ここで適応予測回路lOは、フレーム内符号化処理にお
いては、各マクロ単位ブロック毎に各画素の画像データ
の平均値を予測データDPII11 として出力する。
これに対してフレーム間符号化処理において、適応予測
回路10は、選択予測化処理を実行して前予測、後予測
及び補間予測を選択した後、選択された予測結果のフレ
ームデータを予測フレームデータD、□としてマクロ単
位ブロック毎に出力する。
これにより減算回路8を介して、フレーム間符号化処理
するフレームデータについて、偏差データDz (第1
図においてデータ量が最も小さな偏差データΔFP、Δ
FNP、ΔFNに相当する)を得ることができるのに対
し、フレーム内符号化処理するフレームデータについて
、平均値からの偏差データD2を得ることができる。
ディスクリートコサイン変換回路12は、DCT (d
iscrete cosine transform)
の手法を用いて、マクロ単位ブロック毎に偏差データD
2を変換する。
乗算回路14は、重み付は制御回路16から出力される
制御データに基づいてディスクリートコサイン変換回路
12の出力データを重み付は処理する。
すなわち人間の視覚は、例えば細かく明るさが変化して
いるような表示画像については、当該映像信号を荒く量
子化して伝送しても、画質劣化を知覚し得ない。
これに反して、明るさが緩やかに変化しているような領
域については、当該領域の映像信号を荒く量子化して伝
送すると、顕著に画質の劣化を知覚し得る。
従って細かく明るさが変化しているような領域について
は荒く量子化し、明るさが緩やかに変化しているような
領域については量子化ステップサイズを小さくするれば
、画質劣化を有効に回避して効率良く映像信号を伝送し
得る。
この場合空間周波数の高い部分については、量子化ステ
ップサイズを荒くし、空間周波数の低い部分について量
子化ステップサイズを小さくすれば良い。
従ってこの実施例においては、動きベクトル検出回路6
から出力される誤差データERに基づいて、ディスクリ
ートコサイン変換回路12の出力データでなる係数を重
み付は処理することにより、人間が知覚しにくい成分に
ついて等価的に量子化ステップサイズを大きくし、これ
により画質劣化を有効に回避して効率良く映像信号を伝
送するようになされている。
これに対して再量子化回路18は、乗算回路14の出力
データを再量子化し、このときデータ量制御回路20か
ら出力される制御データに基づいて量子化ステップサイ
ズを切り換えるようになされている。
すなわち、人間の視覚は、表示画像において物体の輪郭
、境界がくっきりしている方が、画質が良いと知覚する
ことから、当該物体の輪郭、境界部分で量子化ステップ
サイズを小さくすれば、その分画質劣化を有効に回避し
て効率良く映像信号を伝送し得る。
従って、この実施例においては、ディスクリートコサイ
ン変換回路12の出力データ量、バッファ回路21の入
力データ量及び誤差データERに応じて量子化ステップ
サイズを切り換えるようになされ、これにより画像の性
質を反映してディスクリートコサイン変換1lii]l
B12の出力データを再量子化するようになされ、かく
して画質劣化を有効に回避して各フレームデータを一定
のデータ量で伝送するようになされている。
逆回量子化回路22は、再量子化回路18の出力データ
を受け、再量子化回路18と逆の再量子化処理を実行し
、これにより再量子化回路18の入力データを再現する
逆梁算回路24は、乗算回路14とは逆に、逆回量子化
回路22の出力データを乗算処理し、これにより乗算回
路14の入力データを再現する。
ディスクリートコサイン逆変換回路26は、ディスクリ
ートコサイン変換回路12とは逆に、逆梁算回路24の
出力データを変換し、これによりディスクリートコサイ
ン変換回路12の人力データを再現する。
加算回路28は、適応予測回路10から出力される予測
データD、□を、ディスクリートコサイン逆変換回路2
6の出力データと加算した後、適応予測回路10に出力
する。
従って適応予測回路10においては、加算回路28を介
して、減算回路8の入力データを再現してなるフレーム
データDrを得ることができ、これにより当該フレーム
データDrを選択的に取り込んで予測フレームを設定し
、続いて減算回路8に入力されるフレームデータについ
て選択予測結果を得るようになされている。
かくして、処理する順序でフレームデータを並び替えて
入力したことにより、適応予測回路10においては、フ
レームデータDFを順次選択的に取り込んで選択予測結
果を検出すればよく、その分簡易な構成で映像信号を伝
送することができる。
ランレングスハフマン符号化回路30は、再量子化回路
I8の出力データを、可変長符号化処理でなるハフマン
符号化処理した後、伝送データ合成回路32に出力する
同様にランレングスハフマン符号化回路34は、動きベ
クトルMVN及びMVPを、ハフマン符号化処理して伝
送データ合成回路32に出力する。
伝送データ合成回路32は、フレームパルス信号SFF
にIJJIして、ランレングスハフマン符号化回路30
及び34の出力データ、予測インデックスPINDEX
、前予測基準インデックスPID。
後予測基準インデックスNID及びテンポラリインデッ
クスTRを、重み付は制御回路16及びデータ量制御回
路20の制御情報等と共に、所定の順序で出力する。
並べ替回路33ば、伝送データを威回路32の出力デー
タを、各フレーム群毎に符号化処理した順序に並べ替え
てバッファ回路21に出力し、これによりバッファ回路
21を介して、伝送フレームデータDATAを出力する
かくして入力映像信号VD+sを高能率符号化した伝送
フレームデータDATAを得ることができ同期信号等と
共に当該伝送フレームデータDATAをコンパクトディ
スクに記録することにより、画質劣化を有効に回避して
映像信号を高密度記録することができる。
(G2−2)並べ替回路 第4図及び第5図に示すように、並べ替回路4は、フレ
ームパルス信号5FP(第5図(A)〉に同期して動作
し、スタートパルス信号ST(第5図(B))が立ち上
がった後、エンドパルス信号END (第5図(C)〉
が立ち上がるまで入力された画像データDv (第5図
(D))を、フレーム内符号化処理及びフレーム間符号
化処理する順序に並べ替えて出力する(第5図(E))
すなわち並べ替回路4は、順次カウント値が増加するカ
ウンタ回路40のクリア端子Cに、オア回路42を介し
てスタートパルス信号STを与え、これによりフレーム
パルス信号SFFに同期して順次値が切り換わるカウン
トデータC0UNT (第5図(F))を生成する。
デコーダ回路44は、カウントデータC0UNTが値5
に立ち上がると、オア回路46及び42を介してカウン
タ回路40のクリア端子Cを立ち上げる。
これによりカウントデータC0UNTにおいては、値O
から値5までの範囲で、フレームパルス信号S、pに同
期して順次循環的に値が切り換わるようになされている
遅延回路48は、スタートパルス信号STを5フレ一ム
周期だけ遅延させた後、オア回路46及び42を介して
カウンタ回路40のクリア端子Cに出力する。
従ってスタートパルス信号STが立ち上がると、5フレ
一ム周期遅延してカウンタ回路42のクリア端子Cが2
フレ一ム周期連続して立ち上がるようになされ、これに
より値Oが連続するカウントデータC0UNTを得るよ
うになされている。
さらにカウント回路40は、エンドパルス信号ENDが
立ち上がると、値lのデータDLをロードし、これによ
りエンドパルス信号ENDが立ち上がった後においては
、カウントデータC0UNTが値Oを飛び越して値1か
ら値5まで順次切り換わるようになされている。
オア回路50は、エンドパルス信号END及びオア回路
42の出力信号を受け、フリップフロップ回路(F/F
)52に出力信号を与える。
これによりフリップフロップ回路(F/F)52は、最
初のフレーム群の先頭の2フレ一ム周期と、続く各フレ
ーム群の先頭の1フレ一ム周期で、信号レベルが立ち上
がるようになされ、この実施例においては当該出力信号
をフレーム群インデックスGOF (第5図(G)〉と
して用いるようになされている。
これに対してリードオンリメモリ回路(ROM)54.
56.58は、カウントデータC0UNTに基づいて、
それぞれ前予測基準インデックスPID、後予測基準イ
ンデックスN I D、テンポラリインデックスTR(
第5図(H)、(1)及び(J))を作成する。
すなわちリードオンリメモリ回路54は、カウントデー
タC0UNTが値1.2及び3のとき、値0の前予測基
準インデックスPIDを出力するのに対し、カウントデ
ータC0UNTが値4及び5のとき値3の前予測基準イ
ンデックスPIDを出力し、カウントデータC0UNT
が値0のとき前予測基準インデックスPIDの出力を停
止する。
これに対してリードオンリメモリ回路56は、カウント
データC0UNTが値1.4及び5のとき値0の後予測
基準インデックスNIDを、カウントデータC0UNT
が値2及び3のとき値3の後予測基準インデックスNI
Dを出力し、カウントデータC0UNTが値0のとき後
予測基準インデックスNIDの出力を停止する。
さらにリードオンリメモリ回路58は、カウントデータ
C0UNTがそれぞれ値0.l 2.3.4.5のとき
、値0.3.1.2.4.5のテンポラリインデックス
TRを出力する。
かくして各フレームデータに対応して、フレーム内符号
化処理及びフレーム間符号化処理する基準を表す前予測
基準インデックスPID、後予測基準インデックスNI
Dと、フレーム群内でのフレームデータの順序を表すテ
ンポラリインデックスTRを得ることができる。
カウンタ回路60は、オア回路42の出力信号に基づい
て、メモリ回路61〜65の書き込みのタイミングを制
御するようになされ、これによりメモリ回路61〜65
に順次フレームデータを格納する。
すなわちメモリ回路61は、各フレーム群の第4番目の
フレームデータB3、B9・・・・・・が入力される期
間の間、書き込みの状態に保持されのに対し、メモリ回
路62は、第2番目のフレームデータC1、C7・・・
・・・が入力される期間の間、書き込みの状態に保持さ
れる。
同様にメモリ回路63.64.65は、それぞれ第3番
目、第5番目、第6番目のフレームデータC2、C8・
・・・・・、C4、CIO・・・・・・、C5、C11
・・・・・・が入力される期間の間、書き込みの状態に
保持される。
これに対してメモリ回路66は、スタートパルス信号S
Tが立ち上がるタイミングで書き込みの状態に保持され
、これによりスタートパルス信号STが立ち上がった直
後のフレームデータAOを格納する。
選択回路68は、遅延回路48から出力される遅延スタ
ートパルス信号DSTを基準にして動作し、遅延スター
トパルス信号DSTが立ち上がると、メモリ回路66に
格納されたフレームデータAOを続く選択回路70の入
力端子に出力するのに対し、遅延スタートパルス信号D
STが立ち下がると、当該並べ替回路4に入力された画
像データDvを直接選択回路70に出力する。
選択回路70は、選択回路68から出力されるフレーム
データ、メモリ回路61〜65に格納されたフレームデ
ータを受け、順次カウントデータC0UNTに応じて選
択出力するようになされ、これにより当該並ぺ替回路4
に入力されたフレームデータをフレーム内符号化処理及
びフレーム間符号化処理する順序に並べ替えて出力する
(G2−3)動きベクトル検出回路 第6図及び第7図に示すように、動きベクトル検出回路
6は、前予測基準インデックスPID、後予測基準イン
デックスNID、テンポラリインデックスTR(第7図
(A)、(B)及び(C))を基準にして、並べ替回路
4から出力される画像データDVNを処理する。
すなわち動きベクトル検出回路6において、リードオン
リメモリ回路72及び73は、それぞれ前予測基準イン
デックスPID及び後予測基準インデックスNIDを受
け、当該前予測基準インデックスPID及び後予測基準
インデックスNIDが値3のとき論理レベルが立ち下が
る切り換え制御データSWI及びSW2 (第7図(D
)及び(E))を作成する。
リードオンリメモリ回路74は、テンポラリインデック
スTRを受け、当工亥テンポラリインデックスTRが値
0のとき(すなわちフレーム内符号化処理するフレーム
データに対応する)、論理レベルが立ち上がるフレーム
内符号化処理制御データPINTRA(第7図(F))
を作成する。
同様にリードオンリメモリ回路75.76.77.78
.79は、それぞれテンポラリインデックスTRが値3
.1.2.4.5のときくすなわちフレーム間符号化処
理のフレームデータB3、CL C2、C4、C5に対
応する〉、論理レベルが立ち上がるフレーム間符号化処
理制御データWB3、WCI、WO2、WO2、WO2
を作成する。
これに対して遅延回路80は、フレーム間符号化処理制
御データWC5を遅延させて、第2番目のフレーム群か
ら、順次導ブーム群の先頭で論理レベルが立ち上がる切
り換え制御データHON (第7図(G))を作成する
オア回路82は、フレーム間符号化処理制御データWC
5及びフレーム内符号化処理制御データP I NTR
Aを受け、これによりフレームメモリ制御データWAP
(第7図(H))を作成する。
かくして当該動きベクトル検出回路6は、リードオンリ
メモリ回路73〜79、遅延回路80、オア回路82で
作成されたこれらの制御データに基づいて動作する。
ブロック化回路84は、フレームパルス信号S1.(第
7図(I))に同期して順次入力される画像データDV
  (IN)(第7図(J〉)を受け、各フレームデー
タを所定のマクロ単位ブロックに分割する。
ここで第8図に示すように、各フレームデータ(第8図
(A))は、表示画面の垂直及び水平方向に5×2分割
されて10のブロック単位グループに区分される(第8
図(B))。
さらに各ブロック単位グループは、垂直及び水平方向に
3X11分割されて33のマクロ単位グループ〈第8図
(C))に分割され、当該送信袋filにおいては、当
該マクロ単位グループ単位でフレームデータを順次処理
するようになされている。
因に1つのマクロ単位グループは、縦横にそれぞれ8画
素分の画像データを1つのブロックに割り当て、全体で
6ブロツク分の画像データを割り当てるようになされて
いる。
さらに当該6ブロツクに対して、4つのブロックに縦横
2×2ブロック分の輝度信号Y1、Yt、Yl、Y4が
割り当てられ、残りの2ブロツクにそれぞれ輝度信号Y
+ 、Yt 、Ys 、Yaに対応する色差信号C,,
CIが割り当てられるようになされている。
かくしてブロック化回路84を介して、15×22のマ
クロ単位ブロックに分割されたフレームデータを得るこ
とができる。
遅延回路85は、ブロック化回路84から出力されるフ
レームデータを、動きベクトル検出処理に要する5フレ
一ム周期だけ遅延させて出力する。
かくして当該動きベクトル検出回路6においては、マク
ロ単位ブロックに分割して、動きベクトルの検出に同期
して画像データDW  (oUT)(第7図(K))を
出力するようになされている。
遅延回路8Gは、フレーム群インデックスGOF(IN
)(第7図(L))を5フレ一ム周期だけ遅延させ、こ
れにより当該動きベクトル検出回路6から出力される画
像データDv (OUT)に対して、タイミングの一致
したフレーム群インデックスGOF (OUT)(第7
図(M))を出力する。
後予測フレームメモリ回路88、前予測フレームメモリ
回路89及びインタフレームメモリ回路90は、それぞ
れ動きベクトル検出用の基準となるフレームデータを格
納する。
すなわち後予測フレームメモリ回路88は、フレーム内
符号化処理制御データP INTRAが立ち上がると画
像データDvを取り込むように制御され、これにより当
該後予測フレームメモリ回路88を介して、lフレーム
周期の期間だけフレームデータAOが出力された後、続
く6フレ一ム周期の期間フレームデータA6が連続し、
続く6フレ一ム周期の期間フレームデータA12が連続
する画像データDsvを得ることができる(第7図(N
))。
これに対して前予測フレームメモリ回路89は、フレー
ムメモリ制御データWAPが立ち上がると後予測フレー
ムメモリ回路88から出力されるフレームデータを取り
込むように制御される。
これにより前予測フレームメモリ回路89を介して、後
予測フレームメモリ回路88からフレームデータA6が
出力される6フレ一ム周期の内、始めの5フレ一ム周期
の期間、フレームデータAOが連続した後、続く6フレ
一ム周期の期間、フレームデータA6が連続し、続く6
フレ一ム周期の期間フレームデータA12が連続する画
像データDPVを得ることができる(第7図(0))。
これに対してインタフレームメモリ回路90は、フレー
ム間符号化処理制御データWB3が立ち上がると画像デ
ータDVHを取り込むように制御される。
これによりインタフレームメモリ回路90を介して、第
4のフレームデータB3、B9、B15がそれぞれ6フ
レ一ム周期の期間ずつ連続する画像データD、st  
(第7図(P))を得るようになされている。
選択回路92及び93は、それぞれ画像データDNV及
びDINT、画像データDpv及びDINTを受け、切
り換制御データSWI及びSW2に基づいて接点を切り
換える。
これにより選択回路92及び93は、続く可変リードメ
モリ回路94及び95に、動きベクトル検出の基準とな
るフレームデータAO1A6、B3・・・・・・を順次
切り換えて出力する。
すなわちフレームデータB3の動きベクトルMV3N及
びMV3Pを検出する場合は、可変リードメモリ回路9
4及び95にそれぞれフレームデ〜りA6及びAOを出
力する。
これに対してレベル2の処理の内、フレームデータC1
及びC2の動きヘクト71/MV I N、 MVlP
及びMV2N、MV2Pを検出する場合は、可変リード
メモリ回路94及び95にそれぞれフレームデータB3
及びAOを出力し、フレームデータC4及びC5の動き
ベクトルMV4N、MV4P及びMV5N、MV5Pを
検出する場合は、可変リードメモリ回路94及び95に
それぞれフレームデータA6及びB3を出力する。
ところで、フレームデータAOを基準にして、例えば上
下左右8画素の範囲でフレームデータC1の動きベクト
ルを検出する場合、フレームデータAOを基準にして、
フレームデータC2の動きベクトルを検出するためには
上下左右16画素の範囲で動きベクトルを検出する必要
がある。
同様にフレームデータA6を基準にして、フレームデー
タC4及びC5の動きベクトルを検出するためには、そ
れぞれ上下左右16画素及び8画素の範囲で動きベクト
ルを検出する必要がある。
従ってレベル2の処理について、動きベクトルを検出す
る場合、最大で上下左右16画素の範囲で動きベクトル
を検出する必要がある。
これに対してフレームデータAO及びA6を基準にして
フレームデータB3の動きベクトルを検出するためには
、上下左右24N素の範囲で動きベクトルを検出する必
要がある。
従って、動きベクトル検出回路6においては、このよう
にフレームデータを所定フレーム群毎に分割し、各フレ
ーム群中のフレームデータをフレーム間符号化処理して
伝送する場合、動きベクトルの検出範囲が広大になり、
その分構成が煩雑になるおそれがあった。
このためこの実施例においては、始めにレベル2の動き
ベクトルを検出した後、当該検出結果を参考にしてフレ
ームデータB3の動きベクトル検出範囲を設定するよう
になされ、その分動きベクトル検出回路6全体の構成を
簡略化するようになされている。
すなわち選択回路96は、レベル2の処理対象でなるフ
レームデータC1,C2、C4及びC5を減算回路KN
、〜KNxss及びKP、〜KP*%%に与える。
これに対してレベル1の処理においては、選択回路95
は、接点を切り換え、インターフレームメモリ回路90
に一旦格納されたフレームデータB3を、ブロック化回
路97を介して減算回路KN0〜KNtSs及びKP、
〜KP□、に与える。
ここでブロック化回路97は、ブロック化回路84と同
様にフレームデータB3をマクロ単位ブロックに分割し
て出力し、これにより減算回路KN0〜KNtss及び
KP、〜KP□、にマクロ単位ブロック毎にフレームデ
ータB3を与える。
これにより順次フレームデータC1、C2、C4及びC
5について動きベクトルを検出した後、フレームデータ
B3について動きベクトルを検出するようになされてい
る。
選択回路92及び93は、当該動きベクトル検出順序に
応じて接点を切り換え、当該動きベクトル検出回路6に
フレームデータC1C2、C4及びC5が入力されタイ
ミングで、可変リードメモリ回路94及び95にそれぞ
れフレームデータB3及びAO,B3及びAO,A6及
びB3、A6及びB3を順次出力した後、続く1フレ一
ム周期の期間、フレームデータA6及びAOを出力する
減算回路K N o ”’ K N zss及びKP、
〜KP□、は、256x2個の減算回路が並列接続され
、各マクロ単位ブロックを構成する輝度信号の画像デー
タを順次人力する。
これに対して可変リードメモリ回路94及び95は、ベ
クトル発生回路98から出力される制御データD7に基
づいて、選択回路92及び93を介して入力されるフレ
ームデータを、並列的に減算回路KN、〜KNzss及
びKP、〜KP□、に出力する。
すなわち可変リードメモリ回路94及び95は、レベル
2の処理において、第1のマクロ単位ブロックの第1の
画像データが減算回路K N o〜KNtss及びK 
P o 〜K P zssに入力されると、当該画像デ
ータを中心にした上下左右16画素の範囲の画像データ
(すなわち動きベクトル検出範囲の画像データでなる)
を、減算回路KN、〜KN tss及びK P tt〜
KPtssに出力する。
同様に可変リードメモリ回路94及び95は、第1のマ
クロ単位ブロックの第2の画像データが減算回路KN、
〜KNtss及びKP、〜KP□。
に入力されると、予測フレームのフレームデータから、
当該第2の画像データを中心にした上下左右16画素の
範囲の画像データを、減算回路KNo〜KN□、及びK
 P o〜K P tssに出力する。
かくして可変リードメモリ回路94及び95は、レベル
2の処理において、減算回路KN、〜KNzss及びK
 P o 〜K P zssに入力される画像データに
対して、順次動きベクトル検出範囲の画像データを出力
する。
これによりレベル2の処理においては、減算回路KN、
〜KNtss及びK P o〜K P zssを介して
、動きベクトルを検出するフレームデータの画像データ
ごとに、動きベクトル検出範囲で予測ベクトルを移動さ
せた際の偏差データを得ることができる。
これに対して、レベルlの処理において、可変リードメ
モリ回路94及び95は、フレームデータC1及びC2
、C4及びC5の検出結果に基づいて、減算回路K N
 (1〜KNzss及びKP6〜Kp zssに入力さ
れた画像データに対して、当該画像データから所定量だ
け変位した画像データを中心にして上下左右166画素
範囲の画像データを減算回路KNo 〜KNzss及び
K P o 〜K P、zssに出力する。
これによりレベル1の処理においては、減算回路KN、
〜KNtss及びK P o〜KPzssを介して、フ
レームデータB3の画像データごとに、所定量だけ変位
させた動きベクトル検出範囲で、予測フレームを移動さ
せた際の偏差データを得ることができる。
絶対値総和回路100及び101は、それぞれ減算回路
KN、〜KN□s、KPo〜K P tssの減算デー
タを受け、各減算回路KN、〜KN□。
及びKP、〜KPzss毎に減算データの絶対値和を検
出した後、マクロ単位ブロック毎に当該絶対値和を出力
する。
これにより絶対値総和回路lOO及び101を介して、
レベル2の処理においては、マクロ単位ブロック毎に、
当該マクロ単位ブロックを中心にした動きベクトル検出
範囲で、予測フレームを順次移動させた際の、256個
(すなわち16×16でなる)の偏差データを得ること
ができる。
これに対して、レベル1の処理においては、マクロ単位
ブロック毎に、当該マクロ単位ブロックを基準にして、
所定量だけ変位した動きベクトル検出範囲で、予測フレ
ームを順次移動させた際の256個の偏差データを得る
ことができる。
比較回路102及び103は、絶対値総和回路lOO及
び101から出力される256個の偏差データを受け、
その内予測フレームの画像データを上下左右に0画素分
移動させた際(すなわち予測フレームを移動させない状
態でなる)の偏差データD6゜8及びDo。、を比較回
路105及び106に出力する。
さらに比較回路102及び103は、残りの偏差データ
から最小値を検出し、誤差データER(ERN及びER
P)として出力すると共に、当該最小値の偏差データの
位置情報を検出する。
かくして比較回路102及び103を介して、偏差デー
タが最小になるように予測フレームを移動させる位置情
報を検出することができ、これにより各マクロ単位ブロ
ックについて、順次動きベクトルを検出することができ
る。
さらに誤差データER(ER,及びERP)においては
、その値が大きい程、各マクロ単位ブロックで画像が大
きく変化していると判断し得る。
従って当該誤差データERに基づいて、動きのある領域
か否か判断し得る。
さらに、誤差データERは、輪郭、境界の部分程、誤差
データERの値が大きくなる。
従って、当該誤差データERに基づいて、データ量制御
回路20で量子化ステップサイズを切り換えることによ
り、画像の性質を再量子化処理に反映し得、画質劣化を
有効に回避して映像信号を伝送し得る。
さらに誤差データERは、空間周波数の高い領域程、誤
差データERの値が大きくなると考えられる。
従って当該誤差データERに基づいて、乗算回路14で
、ディスクリートコサイン変換回路12から出力される
変換結果を重み付は処理することにより、画像の劣化を
有効に回避して、高い効率で映像信号を伝送することが
できる。
比較回路105.106は、誤差データER,l及びE
R,と偏差データD0゜8及びDo。Pの比較結果を得
る。
このとき第9図に示すように、比較回路105及び10
6は、誤差データER,及びER,と偏差データD0゜
、及びDo。2を、次式%式% 1画素当たりの誤差及び偏差 量に変換し、当該誤差量及び偏差量が小さい範囲におい
ては、動きベクトルとして0ベクトルを優先的に選択す
る。
すなわち誤差及び偏差量が小さい範囲においては、比較
回路102及び103で検出された動きベクトルに基づ
いて偏差データΔEN、ΔEP(第1図)を生成しても
、Oベクトルで偏差データΔEN、ΔEPを生成した場
合に比して、偏差データΔEN、ΔEPのデータ量とし
てはそれ程低減し得す、却って有意情報でなる動きベク
トルを伝送する分、全体としてデータ量が増大する。
従ってこの実施例においては、比較回路105及び10
6で動きベクトルとして0ベクトルを優先的に選択する
ことにより、映像信号を全体として効率良く伝送するよ
うになされている。
かくして比較回路105及び106は、切り換え信号を
出力して選択回路107及び108の接点を切り換え、
第9図の優先度に従って0ベクトルデ一タMV、及び比
較回路102及び103から出力される検出された動き
ベクトルを選択出力し、これにより選択回路107及び
108を介して、動きベクトルMViN及びMVjP(
第7図(Q)及び(R))を得ることができる。
動きベクトルメモリ回路110−113及び114〜1
17は、フレーム間符号化処理制御データWCI、WO
2、WO4、WO2に応じて、動きベクトルMViN及
びMViPを取り込み、これによりそれぞれレベル2で
処理するフレームデータC1、C2、C4、C5につい
て、後予測及び前予測用の動きベクトルMVIN、、M
V2N。
MV4N、MV5N及びMVIP、MV2P、、MV4
P、MV5Pを取り込む。
これに対して加算回路120〜122及び123〜12
5は、動きベクトルメモリ回路110〜113及び11
4〜117に格納された動きベタ1−ルMVIN、MV
2N、MV4N、MV5N及びMVIP、MV2P、M
V4P、MV5Pを受け、動きベクトルMVIN、MV
I PSMV2N及びMV2Pの加算結果と、動きベク
トルMV4N、、MV4PSMV5N及びMV5Pの加
算結果とを、それぞれ1/2割算回路127及び128
に出力する。
すなわち上述のように、この実施例においては、始めに
レベル2の動きベクトルを検出した後、当該検出結果を
参考して予めフレームデータB3の動きベクトル検出範
囲を設定することにより、最大で上下左右16画素の範
囲で動きベクトルを検出するようになされ、その分動き
ベクトル検出回路6全体の構成を簡略化するようになさ
れている。
このため加算回!120〜125及び1/2割算回路1
27.128は、動きベクトルMVIN〜MV5Pにつ
いて(11/ 2の加算結果を得ることにより、次式 %式% (3 (4) で表されるような予測動きベクトルMV3NY及びMV
3PYを作成した後、選択回路130及び131を介し
て、当該予測動きベクトルMV3NY及びMV3PYを
加算回路132及び133に出力する。
ここで選択回路130及び131は、切り換え制御デー
タBONに応じて接点を切り換えることにより、レベル
2の処理対象でなるフレームデータCL C2、C4、
C5については、値OのデータDゆ、及びDopを選択
出力するのに対し、レベル1の処理対象でなるフレーム
データB3については、予測動きベクトルMV3NY及
びMV3PYを選択出力する。
これに対して加算回路132及び133は、選択回路1
30及び131の出力データMV3NY、DON及びM
 V 3 P Y、 D6Fを、ベクトル発生回路98
から出力される制御データD、lに加算する。
これによりフレームデータC1、C2、C4、C5につ
いては、各マクロ単位ブロックを中心にした動きベクト
ル検出範囲で、動きベクトルを検出するのに対し、フレ
ームデータB3については、各マクロ単位ブロックから
、予測動きベクトルMV3NY及びMV3PYの分だけ
変位した動きベクトル検出範囲で、動きベクトルを検出
する。
加算回路135及び136は、レベル1の処理において
選択回路107及び108から出力される動きベクトル
に予測動きベク+ルMV3NY及びMV3PYに加算し
て出力し、これにより動きベクトルMV3P及びMV3
Nを得るようになされ、かくして全体として簡易な構成
で、遠くはなれたフレームデータ間の動きベクトルMV
3N及びMV3Pを検出することができる。
カウンタ回路138は、フレーム間符号化処理制御デー
タWC5でクリヤされた後、フレームパルス信号S、を
順次カウントするようになされた5進のカウンタ回路で
構成され、(直Oから値4まで順次循環する動きベクト
ル選択データMVSEL(第7図(S))を出力する。
選択回路139及び140は、動きベクトル選択データ
MVSELに応じて順次接点を切り換え、これにより加
算回路135及び136から出力される動きベクトルM
V3N及びMV3P、動きベクトルメモリ回路110−
117に格納された動きベクトルMVIN−MV5Pを
順次選択出力し、かくして当該動きベクトル検出回路6
を介して、順次動きベクトルMVN及びMVP (第7
図(T)及び(U))を得ることができる。
(G2−4)適応予測回路 第10図に示すように、適応予測回路10は、前予測基
準インデックスPID、後予測基準インデックスNID
、テンポラリインデックスTRを規準にして、フレーム
データB3、C1、C2、C4、C5を選択予測化処理
する。
すなわち第11図に示すように、適応予測回路10にお
いて、リードオンリメモリ回路142.143及び14
4は、テンポラリインデックスTRを受け、それぞれフ
レーム内符号化処理制御データPINTRA(第11図
(A)) 、フレーム間符号化処理制御データWB3及
びWO2を作成する。
またリードオンリメモリ回路146及び147は、前予
測基準インデックスPID及び後予測基準インデックス
NIDを受け、当該前予測基準インデックスPID及び
後予測基準インデックスNIDの値がOのとき、論理レ
ベルが立ち下がる切り換え制御データSW3及びSW4
 (第11図(B)及び(C〉)を作成する。
オア回路148は、フレーム内符号化処理制御データP
INTRA及びフレーム間符号化処理制御データWC5
を受け、フレームメモリ制御データWAPを作成する。
かくして当該適応予測回路lOは、リードオンリメモリ
回路142〜147、オア回路148で作成されるこれ
ら制御データに基づいて動作するようになされている。
平均値メモリ回路150は、動きベクトル検出回路6か
らフレームパルス信号5FP(第11図(D))に同期
して出力される画像データDvs(第11図(E))を
受け、マクロ単位ブロック毎に輝度信号、クロマ信号の
画像データの平均値を得た後、当該平均値データを直流
データDCとして伝送データ合成回路32 (第3図)
に出力する。
さらに平均値メモリ回路150は、選択回路152を介
して、フレーム内処理するフレームデータAO1A6・
・・・・・が減算回路8 (第3図)に人力するタイミ
ングで、当富亥フレームデータAO,A6の直流データ
DCを予測データDp□として減算回路8に出力する。
従って減算回路8を介して、フレームデータAO,A6
・・・・・・について、画像データDVHの平均値から
の偏差データD2を得ることができ、当該偏差データD
2が順次ディスクリートコサイン変換回路12、乗3E
回路14、再量子化回路18、ランレングスハフマン符
号化回路30を介してデー夕圧縮された後、伝送データ
合成回路32に出力される。
これに対して、後予測フレームメモリ回路154、前予
測フレームメモリ回路155及びインターフレームメモ
リ回路156は、加算回路28で再現された画像データ
DF  (第11図(F))を受け、そのうち後予測、
前予測の規準となる予測フレームのフレームデータを格
納する。
すなわち後予測フレームメモリ回路154は、フレーム
内符号化処理制御データPINTRAが立ち上がると画
像データD、を取り込む。
これにより当該前予測フレームメモリ回路154を介し
て、■フレーム周期す期間だけ再現されたフレームデー
タSAOが出力された後、続<6フレ一ム周期の期間同
様に再現されたフレームデータSA6が連続し、続<1
2フレ一ム周期の期間再現されたフレームデータ5A1
2が連続する画像データD NVFを得ることができる
(第11図(G))。
これに対して前予測フレームメモリ回路155は、フレ
ームメモリ制御データWAPが立ち上がると、後予測フ
レームメモリ回路154から出力されるフレームデータ
を取り込む。
これにより前予測フレームメモリ回路155を介して、
後予測フレームメモリ回路154から再現されたフレー
ムデータSA6が出力される6フレ一ム周期の内、始め
の5フレ一ム周期の期間再現されたフレームデータSA
Oが連続した後、続く6フレ一ム周期の期間再現された
フレームデータSA6が連続し、続く6フレ一ム周期の
期間再現されたフレームデータ5A12が連続する画像
データDPVFを得ることができる(第11図(H))
これに対してインタフレームメモリ回路156は、フレ
ーム間符号化処理制御データWB3が立ち上がると画像
データD、を取り込む。
これによりインクフレームメモリ回!156を介して、
再現された第4番目のフレームデータSB3、SB9.
5B15がそれぞれ6フレ一ム周期の期間づつ連続する
画像データD1□1.(第11図(I))を得るように
なされている。
選択回路158及び159は、それぞれ画像データD 
NVF及びDIIITF、画像データD rvr及びD
IN?Fを受け、切り換え制御データSW4及びSW3
に基づいて接点を切り換え、これにより続く可変リード
メモリ回路160及び161に、前予測及び後予測の規
準となる再現されたフレームデータ5AO1SA6、S
B3・・・・・・を順次出力する。
すなわち選択回路158及び159は、フレーム群の第
4番目のフレームデータB3が当該適応予測回路10に
入力されるタイミングで、再現されたフレームデータS
A6及びSAOを可変リードメモリ回路160及び16
1に出力する。
続いて選択回路158及び159は、フレーム群の第2
及び第3のフレームデータC1及びC2が適応予測図!
10に入力されるタイミングで、再現されたフレームデ
ータSB3及びSAOを可変リードメモリ回路160及
び161に出力するのに対し、第4及び第5のフレーム
データC4及びC5が入力されるタイミングで、再現さ
れたフレームデータSAO及びSB3を出力する。
可変リードメモリ回路160及び161は、人力された
フレームデータを、動きベクトル検出回路6で検出され
た動きベクトルMVN及びMVPの分だけ変位させて選
択回路163に出力する。
かくして再現されたフレームデータを動きベクトルMV
N及びMVPの分だけ変位させ出力することにより、可
変リードメモリ回路160及び161を介して、それぞ
れ後予測及び前予測結果のフレームデータFN及びFP
(第1図)を得ることができる。
これに対して、加算回路164は、可変リードメモリ回
路160及び161から出力されるフレームデータを加
算した後、1/2割算回路165を介して選択回路16
3に出力する。
かくして1/2割算回路165を介して、後予測及び前
予測したフレームデータFN及びFPを直線補間した補
間予測結果のフレームデータFNP〈第1図)を得るこ
とができる。
減算回路165.166及び167は、可変り−トメモ
リ回路160及び161から出力されるフレームデータ
、1/2割算回路165から出力されるフレームデータ
を、それぞれ画像データDvNでなるフレームデータか
ら減算する。
従って減算回路165.166及び167を介して、そ
れぞれ後予測、前予測、補間予測の偏差データΔFN、
ΔFP、ΔFNP (第1図)をマクロ単位ブロックご
とに得ることができる。
絶対値和回路168.169.170は、減算回路16
5.166及び167から出力される偏差データを絶対
値化した後、マクロ単位ブロックごとに累積加算して出
力する。
かくして絶対値和回路168.169.170を介して
、それぞれ後予測、前予測、補間予測の偏差データΔF
N、ΔFP、ΔFNP (第1図)について、そのデー
タ量を検出することができる。
比較回路171は、偏差データΔFN、ΔFP、ΔFN
Pの絶対値和を受け、その最小値を検出する。
さらに比較口N1171は、選択回路163に制御信号
を出力し、これによりデータ量が最も小さくなる偏差デ
ータΔFN、ΔFP又はΔFNPが得られる後予測、前
予測又は補間予測したフレームデータFN、FP又はF
NPを選択して、選択回路152に出力する。
かくしてフレーム内符号化処理する場合は、選択回路1
52を介してフレームデータAO,A6の平均値データ
が予測データDPII として減算回路8に出力される
のに対し、フレーム内符号化処理する場合は、偏差デー
タΔFN、ΔFP、ΔFNPのデータ量が最も小さくな
るフレームデータFN、FP又はPNPがマクロ単位ブ
ロックごとに選択され、予測データD、□として減算回
路8に出力される。
これにより、フレーム間符号化処理においては、減算回
路8を介して、選択予測化された後予測、前予測又は補
間予測結果のフレームデータFN、FP又はFNPと、
符号化処理するフレームデータB3、C1、C2・・・
・・・との偏差データD2を得ることができ、当該偏差
データD2が順次ディスクリートコサイン変換回路12
、乗算回路14、再量子化回路18、ランレングスハフ
マン符号化回路30を介して、データ圧縮された後、伝
送データ合成回路32に出力される。
選択回路172は、比較回路171に制御されて接点を
切り換えるようになされ、これにより偏差データΔFN
、ΔFP、ΔFN、Pの内、データ量が最も小さくなる
偏差データΔINTRAを選択して比較回路174に出
力する。
減算回路176は、画像データDv、1及び直流データ
DCを受け、その差データを絶対値和回路177に出力
する。
絶対値和回路177は、絶対値和回路168〜170と
同様に、人力データの絶対値をマクロ単位ブロック毎に
累積加算した後、その累積加算値ΔINTERを比較回
路174に出力する。
比較回路174は、累積加算値ΔINTER及び偏差デ
ータΔINTRAの比較結果に基づいて、マクロ単位ブ
ロック毎に切り換え信号を出力する。
オア回路178は、比較回路174から出力される切り
換え信号及び符号化処理制御データpiNTRAを受け
、選択回路152の接点を切換制御する。
このとき比較回路174は、累積加算値ΔINTER及
び偏差データΔINTRAの比較結果に基づいて、フレ
ーム間符号化処理するよう割り当てられたフレームデー
タB3、C1、C2、C4、C5であっても、フレーム
内符号化処理した方が全体として少ないデータ量で伝送
し得るマクロ単位ブロックが存在する場合は、当該マク
ロ単位ブロックについてはフレーム内符号化処理を選択
するように、オア回路17Bを介して選択回路152に
切り換え信号を出力する。
すなわち累積加算値ΔINTERは、画像データ[lv
N及び直流データDCの差データを絶対値化した後、マ
クロ単位ブロック毎に累積加算してなることから、フレ
ーム間符号化処理するよう割り当てられたフレームデー
タB3、C1、C2、C4、C5をマクロ単位ブロック
毎にフレーム内符号化処理した際のデータ量を表す。
従って、累積加算値ΔINTER及び偏差データΔI 
NTRAの比較結果を得ることにより、各マクロ単位ブ
ロックをフレーム内符号化処理した方が全体として少な
いデータ量で伝送し得るか否か判断し得、当該比較結果
に基づいてフレーム間符号化処理するように割り当てら
れたフレームデータB3、CI、C2、C4、C5であ
っても、当該フレームデータのマクロ単位ブロックをフ
レーム内符号化処理することにより、全体として少ない
データ量で映像信号を伝送することができる。
かくして第12図に示すように、選択回路152におい
ては、フレーム間符号化処理するように割り当てられた
フレームデータB3、C1、C2、C4、C5であって
も、フレーム内符号化処理した方が全体として少ないデ
ータ量で伝送し得るマクロ単位ブロックの場合は、直流
データDCを選択出力するようになされ、これによりフ
レーム内処理したマクロ単位ブロックの伝送フレーム画
像データを伝送対象に伝送するようになされている。
さらにこのとき、比較回路174においては、累積加算
値ΔINTER及び偏差データΔINTRAのデータ量
が小さい範囲においては、フレーム内符号化処理を優先
選択するようになされ、これによりエラー伝搬を有効に
回避して、高い品質の映像信号を伝送するようになされ
ている。
すなわちフレーム間符号化処理した映像信号を伝送する
場合は、フレーム間符号化処理の基準となったフレーム
データに伝送エラーが発生すると、エラー伝搬を避は得
ない特徴がある。
従ってこのように、フレーム内符号化処理した方が全体
として少ないデータ量で伝送し得る場合だけでなく、フ
レーム内符号化処理及びフレーム間符号化処理双方でデ
ータ量が小さい場合、フレーム間符号化処理するように
割り当てられたフレームデータB3、C1、C2、C4
、C5であっても、フレーム内符号化処理を優先選択し
て伝送するようにすれば、その分データ量の増加及びエ
ラー伝搬を有効に回避して、高い品質の映像信号を伝送
することができる。
選択回路180は、比較回路171の出力データ(この
場合後予測、前予測又は補間予測をそれぞれ表す値l、
2.3の識別データでなる)及びフレーム内符号化処理
したマクロ単位ブロックを表す識別データPINDEX
6  (この場合値Oの識別データでなる)を受け、オ
ア回路178の出力信号に基づいて選択出力するように
なされ、かくして当該選択回路180を介して、選択予
測化の予測結果を表す予測データP I NDEXを得
ることができる。
(G2−5)伝送データ合成回路 伝送データ合成回路32は、フレームパルス信号SFP
に同期して、ランレングスハフマン符号化回路30及び
34の出力データ、予測インデックスP INDEXS
前予測基準インデックスP I D。
後予測基準インデックスNID、テンポラリインデック
スTR及びフレーム群インデックスGOF、重み付は制
御回路16及びデータ量制御回路20の制御情報を所定
フォーマットで並べ替回路33に出力し、これにより伝
送フレームデータDATAを生成する。
すなわち第13図及び第14図に示すように、伝送デー
タ合成回路32は、ランレングスハフマン符号化回路3
0からマクロ単位ブロック単位で出力される画像データ
に、マクロ単位ヘッダHMを付加する(第13図(C)
)。
ここでマクロ単位ヘッダHMは、フレーム内符号化処理
したフレームデータについては、各マクロ単位ブロック
識別用のヘッダTYPEに続いて、フレーム内符号化処
理、後予測処理、前予測処理又は補間予測処理を表すブ
リデイクチイブインデックスPI(!ti別データPI
NDEXに基づいて生成される)が付加される(第14
図(A))。
さらに、データ量制御回路20の制御情報に基づいて、
当該各マクロ単位ブロックの量子化ステップサイズを表
すデータQUANTが付加された後、前予測及び後予測
の動きベクトルを表す動きベクトルデータMVD−P及
びMVD−Nが加えられる。
さらに動きベクトル検出回路6における0ベクトルの優
先選択のデータ等が、付加データCBPとして付加され
る。
これに対して、フレーム間符号化処理するフレームデー
タのマクロ単位ブロックにおいては(第14図(B))
 、各マクロ単位ブロック識別用のヘッダTYPEに続
いて、適応予測回路10で検出された輝度信号、クロマ
信号の直流レベルのデータDCM−Y、DCM−U、D
CM−V (DC)が付加された後、続いて各マクロ単
位ブロックの量子化ステップサイズを表すデータQUA
NTが付加さる。
かくして、各マクロ単位ブロックごとにマクロ単位ヘッ
ダHMが付加されることにより、当該マクロ単位ヘッダ
HMに基づいて各マクロ単位ブロックを復号し得るよう
になされている。
これに対して、縦横それぞれ3×11のマクロ単位ブロ
ックが集合してブロック単位グループ(第13図(B)
)が形成され、第15図に示すように、各ブロック単位
グループの先頭にブロック単位グループヘッダHGOB
が付加されるようになされている。
ここでブロック単位グループヘッダHGOBは、各ブロ
ック単位グループの開始を表す識別用のヘッダGBSC
に続いて、各ブロック単位グループ識別用のヘッダGN
が付加される。
さらに、縦横それぞれ5×2のブロック単位グループが
集合して1フレ一ム分の伝送フレームデータが形成され
(第13図(A)) 、各伝送フレームデータの先頭に
ピクチャヘッダPHが付加される。
ここで第16図に示すように、ピクチャヘッダPHは、
動きベクトル検出回路6から出力されるフレーム群イン
デックスGOFに基づいて各フレーム群の先頭を表現す
るスタートインデックスPSCが付加された後、続いて
テンポラリインデックスTRに基づいて、各フレーム群
におけるフレームデータの順序を表すカレントインデッ
クスCIDが付加される。
さらに、フレーム内符号化処理、レベル1のフレーム間
符号化処理、レベル2のフレーム間符号化処理を識別す
るモードインデックスPMが付加された後、前予測基準
インデックスPID及び後予測基準インデックスNID
が付加される。
かくして伝送フレームデータ毎に、前予測及び後予測用
のフレームデータを表す前予測基準インデックスPID
及び後予測基準インデックスNIDを付加すると共に、
フレーム内符号化処理、レベル1のフレーム間符号化処
理、レベル2のフレーム間符号化処理を識別するモード
インデックスPMを付加して伝送したことにより、当該
インデックスPID、後予測基準インデックスNID。
モードインデックスPMに基づいて、伝送フレームデー
タを簡易に復号することができる。
さらにこのようにすれば、受信装置側で簡易に復号し得
るだけでなく、フレーム群の長さ、レベルl、レベル2
の処理フレーム等がこの実施例と異なるフォーマットで
伝送される場合でも、元のフレームデータに簡易に復号
することができ、その分動画信号伝送システム全体とし
て使い勝手を向上して、高い品質の映像信号を簡易に伝
送することができる。
(G2−6)受信装置の構成 第17図において、200は全体として受信装置を示し
、コンパクトディスクを再生して得られる再生データD
PI+を受信回路201に受ける。
受信回路201は、スタートインデックスPSCに基づ
いて、各フレーム群の先頭を検出した後、画像データD
v□と共に当該検出結果を出力する。
これにより第18図に示すように、並べ替え回路203
は、順次フレーム内符号化処理及びフレーム間符号化処
理したフレームデータPAO,PB3、Pct、PO2
・・・・・・の連続する画像データDvpm  (第1
8図(A))を得ることができる。
並べ替え回路203は、フレーム間符号化処理した伝送
フレームデータPB3、PCI、PO2・・・・・・を
7フレ一ム周期だけ遅延して出力し、これにより送信装
置1側でフレーム内符号化処理及びフレーム間符号化処
理した順序(すなわち復号化処理する順序と一致する)
にフレームデータPA0、PA6、PB3、PCI、P
C2・・・・・・を並び替えて出力する(第18図(B
))。
バッファ回路204は、並べ替え回路203から出力さ
れる画像データDVPINを一旦格納した後、所定の伝
送レートで続く分離回路206に出力する。
分離回路206は、ピクチャヘッダPI、ブロック単位
グループヘッダHGOB、マクロ単位ヘッダHMに基づ
いて、フレーム群インデックスGOF、前予測基準イン
デックスPID、後予測基準インデックスN I D、
テンポラリインデックスTR,予測インデックスPIN
DEX、データDCCDCM−YSDCM−U、DCM
−V) 、QUANT、動きベクトルデータMVD−P
及びMVD−Nを再現して所定の回路に出力する。
このとき分離回路206は、制御回路207にピクチャ
ヘッダPI、ブロック単位グループヘッダHGOB、マ
クロ単位ヘッダHMを出力し、これにより制御回路20
7は、コンパクトディスク駆動再生系を制御してフレー
ム群単位でフレームデータの連続する再生データを得る
ようになされている。
すなわちノーマル再生においては、第18図について上
述したように、コンパクトディスクに順次記録されたデ
ータを再生して、画像データDVP□を得る。
これに対して第19図に示すように、逆転再生時におい
ては、ノーマル再生時と同一方向にコンパクトディスク
を回転させた状態で、ノーマル再生時と逆方向に光ピツ
クアップを移動させ、記録時とは逆にフレーム群を配列
した画像データD VPINを得る(第19図(A))
ここで記録時においては、第1番目のフレーム群(PA
O−PC5)に続いて、第2番目のフレーム群(PA6
〜PCI 1) 、第3番目のフレーム群(PA12〜
PC17)が連続して受信装置200に入力されるのに
対し、逆転再生においては、第3番目のフレーム群(P
A12〜PCI7)に続いて、第2番目のフレーム群(
PA6〜PC1l)、第1番目のフレーム群(PAO〜
pc5)が連続して入力される。
従って、並べ替え回路203で、フレーム間符号化処理
したフレームデータを7フレ一ム周期だけ遅延させるこ
とにより、フレームデータPAI2に対して、フレーム
データPA6が6フレ一ム周期だけ遅延した後、フレー
ムデータPA12に続くフレームデータ(PB15〜P
CI?)が連続し、フレームデータPAO、フレームデ
ータPA6に続くフレームデータ(PB9〜PCII)
が連続する(第19図(B))。
かくして、並べ替え回路203を介して、逆転再生時も
ノーマル再生時と同様に、フレーム内符号化処理したフ
レームデータが連続した後、レベル1、レベル2の処理
したフレームデータが連続し、続いてフレーム内符号化
処理したフレームデータが連続するように配列される。
従って、この実施例においては、各フレームデータにフ
レーム群インデックスGOF、前予測基準インデックス
PID、後予測基準インデックスNID、テンポラリイ
ンデックスTR等を付加して伝送していることから、当
該インデックスに基づいて、続くランレングスハフマン
逆符号化回路210、逆量子化回路211、逆梁算回路
212、ディスクリートコサイン逆変換回路213、予
測化回路214で、順次復号処理することにより、逆転
再生時においても、ノーマル再生時と同様に、簡易に伝
送フレームデータを復号することができる。
さらに分離回路206は、画像データDvFINからピ
クチャヘッダPI、ブロック単位グループヘッダHGO
B、マクロ単位ヘッダHMを除去してランレングスハフ
マン逆符号化回路210に出力する。
ランレングスハフマン逆符号化回路210は、ランレン
グスハフマン符号化回路30((第3図)の逆処理を実
行し、これにより受信装置200側において、ランレン
グスハフマン符号化回路30の入力データを再現する。
逆量子化回路211は、ランレングスハフマン逆符号化
回路210の出力データ及び各マクロ単位ヘッダHMに
付加された量子化ステップサイズを表すデータQUAN
Tを受け、逆回量子化回路22(第3図)と同様に再量
子化回路18と逆の再量子化処理を実行し、これにより
受信装置200側において、再量子化回路18の入力デ
ータを再現する。
これに対して逆梁算回路212は、逆回量子化回路21
1の出力データを受け、各マクロ単位ヘッダHMに付加
されたデータに基づいて、乗算回路14(第3図)の逆
梁算処理を実行し、これにより受信装置200側におい
て、乗算回路14の人力データを再現する。
ディスクリートコサイン逆変換回路213は、逆梁算回
路212の出力データをディスクリートコサイン変換回
路12(第3図)と逆変換し、これによりディスクリー
トコサイン変換回路12の入力データを再現する。
加算回路218は、適応予測回路214から出力される
予測データDp□を、ディスクリートコサイン逆変換回
路213の出力データと加算して、適応予測回路214
に出力する。
これに対してランレングスハフマン逆符号化回路220
は、送信装置1のランレングスハフマン符号化回路34
で可変長符号化処理された前予測及び後予測の動きベク
トルMVP及びMVNを復号して、適応予測回路214
に出力する。
適応予測回路214は、加算回路21Bの出力データD
?IN及び動きペクト7L/MVPSMVN等に基づい
て、送信装置1の適応予測回路1oから出力される予測
データD、□を再現する。
これにより適応予測回路214を介して、伝送された元
のフレームデータを再現し得、かくして映像信号Dvを
再生することができる。
受信装置200は、補間回路(図示せず〉を有し、再生
されたフレームデータに基づいて、補間演算の手法によ
り元の入力映像信号VDINを再現するようになされて
いる。
かくしてコンパクトディスクに高能率符号化処理して記
録された映像信号を再生することができる。
(G2−7)適応予測回路 第20図に示すように、適応予測回路214においては
、分離回路206で分離された前予測基準インデックス
PID、後予測基準インデックスNID、テンポラリイ
ンデックスTR1直流レベルのデータDCを規準にして
、予測データDPIIIを作成する。
すなわち適応予測回路214は、復号された識別データ
PINDEX(後予測処理、前予測処理、補間予測処理
及びフレーム内符号化処理したマクロ単位ブロックの識
別データでなる)に基づいて接点を切り換える選択回路
230に直流レベルのデータDCを与え、加算回路21
8にフレーム内符号化処理されたマクロ単位ブロックの
フレームデータが入力されるタイミングで、当該直流レ
ベルのデータDCを加算回路218に出力する。
すなわちフレーム内符号化処理したフレームデータPA
O1PA6・・・・・・に対して、順次マクロ単位ブロ
ックで、直流レベルのデータDCを予測データDr□と
して出力する。
さらに、フレーム間符号化処理が割り当てられているに
もかかわらずフレーム内符号化処理が優先選択されたマ
クロ単位ブロックに対して、その直流レベルのデータD
Cを加算回路218に出力する。
かくして加算回路218を介して、ディスクリートコサ
イン逆変換回路213の出力データと予測データD、□
を加算することにより、フレーム内符号化処理したフレ
ームデータPAO1PA6・・・・・・及びフレーム間
符号化処理が割り当てられているにもかかわらずフレー
ム内符号化処理が優先選択されたマクロ単位ブロックに
ついて、元のフレームデータを再現することができる。
適応予測回路214は、このようにして再現された加算
回路218の出力データDTINを後予測フレームメモ
リ回路232及び前予測フレームメモリ回路234に与
え、続くフレームデータの予測データD2□を再現する
すなわち後予測フレームメモリ回路232及び前予測フ
レームメモリ回路234は、それぞれフレーム内符号化
処理制御データPINTRA及びフレームメモリ制御デ
ータWAPに基づいて書き込み状態に切り換わり、これ
により再現されたフレームデータの内、フレーム群の先
頭のフレームデータAOを前予測フレームメモリ回路2
34に格納すると共に、続くフレーム群のフレームデー
タA6を後予測フレームメモリ回路232に格納する(
第18図(C)及び(D))。
選択回路236及び238は、フレーム内符号化処理制
御データPINTRAに基づいて生成された切り換え信
号5EL3及び5EL4に応じて接点を切り換え、これ
により後予測フレームメモリ回路232及び前予測フレ
ームメモリ回路234に格納されたフレームデータを、
それぞれ後予測及び前予測用のフレームデータとして、
続く可変リードメモリ回路240及び242に出力する
可変リードメモリ回路240及び242は、選択回路2
44及び246を介して、マクロ単位ブロック毎に動き
ベクトルMVN及びMVPを受けそれぞれ後予測及び前
予測のフレームデータを、当該動きベクトルMVN及び
MVPの分だけ変位させて出力する。
これにより、可変リードメモリ回路240及び242を
介して、レベルlのフレーム間符号化処理対象のフレー
ムデータB3、B9について、それぞれ後予測及び前予
測結果のフレームデータを得ることができ、当該フレー
ムデータを選択回路230に出力する。
加算回路248は、可変リードメモリ回路240及び2
42から出力されるフレームデータを加算した後、!/
2割算回路250を介して選択回路230に出力する。
これにより選択回路230においては、フレームデータ
B3、B9について、フレーム内符号化処理したマクロ
単位ブロックについては、第1の入力端子Oに直流レベ
ルDCが入力するのに対し、第2、第3、第4の入力端
子12.3に、それぞれ後予測、補間予測、前予測結果
のフレームデータが入力する。
かくして選択回路230において、第1〜第4の入力端
子O〜3の入力データを、識別データPI NDEXに
基づいて、選択出力することによりレベル1の処理に割
り当てられたフレームデータB3、B9について、予測
データD2□を再現することができる。
従って予測データDPI+を、加算回路218に出力し
てディスクリートコサイン逆変換回路213の出力デー
タと加算することにより、フレームデータPAO,PA
6に続いて伝送されるフレームデータPB3、PB9を
復号して元のフレームデータを再現することができる。
インタフレームメモリ回路252は、フレーム間符号化
処理制御データWB3に基づいて加算回路218の出力
データDfINを取り込み、これにより当該インクフレ
ームメモリ回路252に再現されたフレームデータの内
、レベル1で処理されたフレームデータB3、B9を格
納する。
これにより、当該インタフレームメモリ回路252を介
して、記録時と同様に、レベル2の処理対象でなるフレ
ームデータC1C2、C4、C5が連続する期間の間、
当該フレームデータCl、C2、C4、C5の予測フレ
ームでなるフレームデータB3を得ることができる(第
18図(E)) かくして選択回路236及び238を介して、フレーム
データB3及びAOが可変リードメモリ回路240及び
242に出力され、これにより可変リードメモリ回路2
40.242及び1/2割算回路250を介してそれぞ
れ後予測、前予測、補間予測結果のフレームデータを得
ることができる。
従って選択回路230を介して、フレームデータC1、
C2についての予測データD、□を再現することができ
、これにより加算回路218において、フレームデータ
C1、C2を再現することができる。
これに対して、フレームデータC1、C2に続く2フレ
一ム周期の期間の間、選択回路236及び238を介し
て、フレームデータA6及びB3が可変リードメモリ回
路240及び242に出力され可変リードメモリ回路2
40.242及びl/2割算回路250を介して後予測
、前予測、補間予測結果のフレームデータを得ることが
できる。
従って選択回路230を介して、フレームデータC4、
C5についての予測データDP□を再現することができ
、これにより加算回路218において、フレームデータ
C4、C5を再現することができる。
かくして順次再現されたフレームデータが加算回路21
8から加算データDINとして出力される。
選択回路260は、加算データDTINを、直接入力す
ると共に遅延回路262を介して入力する。
これに対して選択回路264は、遅延回路262の出力
データを、直接入力すると共に遅延回路266を介して
入力する。
さらに選択回路260及び264は、切り換え信号5E
L2に基づいて接点を切り換え、その選択出力を選択回
路268に出力する。
選択回路268は、選択回路260及び264の選択出
力の他に、前予測フレームメモリ回路234及びインタ
フレームメモリ回路252から出力されるフレームデー
タを入力し、切り換え信号SEL 1に基づいて接点を
切り換える。
ここで、切り換え信号SEL 1及び5EL2は、各フ
レームデータに付加されて伝送されたカレントインデッ
クスCIDに基づいて生成され、これにより復号された
フレームデータを、元の順序に配列し直して画像データ
DV  (第18図(F))を再現するようになされて
いる。
かくして、フレームデータを所定のフレーム群毎に分割
して、順次フレーム内符号化処理及びフレーム間符号化
処理して伝送したこにより、画質劣化を有効に回避して
、映像信号を効率良く伝送することができる。
さらにこの実施例においては、選択回路244及び24
6を介して動きベクトルMVN、MVPを出力すること
により、逆転再生時、可変リードメモリ回路240及び
242に動きベクトルMVN、MVPを切り換えて出力
するようになされている。
すなわち並べ替え回路203で、フレーム間符号化処理
したフレームデータを7フレ一ム周期だけ遅延させたこ
とにより、逆転再生においては、フレームデータPA1
2に対して、フレームデータPA6が6フレ一ム周期だ
け遅延した後、フレームデータPB15〜PC17、P
AO1PB9〜p’ciiが連続する。
従ってこの場合レベルlの処理結果でなるフレームデー
タPB15、PB9、PB3が加算回路208に入力さ
れるタイミングで、後予測フレームメモリ回路232に
フレームデータA6、AOが、前予測フレームメモリ回
路234にフレームデータA12、A6、AOが格納さ
れた状態になる(第19図CC’)及び(D))。
すなわち後予測フレームメモリ回路232及び前予測フ
レームメモリ回路234に、ノーマル再生の場合とは予
測フレームのフレームデータが入れ替わって格納される
結果となる。
従って逆転再生時、可変リードメモリ回路240及び2
42に動きベクトルMVN、MVPを切り換えて出力す
ることにより、ノーマル再生時とは逆に、可変リードメ
モリ回路240及び242から、それぞれ前予測及び後
予測結果のフレームデータを出力することができる。
かくして、動きベクトルMVN、MVPの切り換えに応
動して選択回路230の切り換え動作を、前予測及び後
予測で入れ換えることにより、簡易な構成で、逆転再生
することができる。
すなわちフレームデータを伝送する際、前予測、後予測
の予測フレーム、フレーム群中での順番を表すデータを
付加して伝送したことから、逆転再生時においても、伝
送フレームデータをノーマル再生時と同様に簡易に復号
することができる。
さらにレベル2の処理対象でなるフレームデータClC
2、C4、C5が人力するタイミングにおいては、イン
タフレームメモリ回路252にフレームデータが格納さ
れた状態で(第19図(E))、後予測フレームメモリ
回路232及び前予測フレームメモリ回路234に、予
測フレームが入れ替わって格納される結果となることか
ら、この場合も同様に動きベクトルMVN、MVP。
選択回路230の切り換え動作を、前予測及び後予測で
入れ換えることにより、簡易な構成で、逆転再生するこ
とができる。
かくしてノーマル再生及び逆転再生して元の映像信号を
再生することができる。
(G3)実施例の動作 以上の構成において、人力映像信号VD、、4は、画像
データ人力部2で、ディジタル信号に変換された後、デ
ータ量が174に低減されて、順次フレームデータAO
1CL C2、B3・・・・・・の連続する映像信号V
D(第1図(A))に変換される。
映像信号VDは、並べ替回路4で、フレームデータAO
,C1、C2、B3・・・・・・が6フレ一ム単位のフ
レーム群に分割された後、符号化処理する順序AO,A
6、B3、C1、C2、C4、C5・・・・・・(すな
わちフレーム内符号化処理するフレームデータAO1A
6、レベルlのフレーム間符号化処理するフレームデー
タB3、レベル2のフレーム間符号化処理するフレーム
データC1、C2、C4、C5の順序でなる)に並べ替
えられる。
さらに並べ替回路4で、フレーム群インデックスGOF
、前予測基準インデックスP I DS後予測基準イン
デックスNID及びフレーム群中の順序を表すテンポラ
リインデックスTRが生成され、フレームデータAO,
A6、B3、C1、C2、C4・・・・・・に同期して
出力される。
かくして符号化処理する順序AO1A6、B3、C1、
C2、C4、C5、C7、・・・・・・に並べ替えた後
、所定の識別データGOF、PID、NID、TRを付
加して出力したことにより、続くフレーム内符号化処理
及びフレーム間符号化処理を簡略化することができる。
並べ替えられた画像データD□は、動きベクトル検出回
路6のブロック化回路84で、マクロ単位ブロックに分
割された後、所定のタイミングで、適応予測回路IOに
出力される。
さらに並べ替えられた画像データDVNの内、各フレー
ム群の先頭でなるフレーム内符号化処理するフレームデ
ータAO,A6、A12は、直接減算回路8に出力され
る。
これに対して、フレームデータAO1A6、B3は、そ
れぞれ前予測フレームメモリ回路89、後予測フレーム
メモリ回路88及びインタフレームメモリ回路90に格
納され、後予測及び前予測の動きベクトル検出用の基準
とされる。
すなわち前予測フレームメモリ回路89及びインタフレ
ームメモリ回路90に格納されたフレームデータAO,
B3は、可変リードメモリ回路94及び95に出力され
、フレームデータC1、C2が減算回路K N o〜K
N□、及びKP、〜KPzssに人力されるタイミング
で、当該フレームデータC1,C2の画像データに対し
て、所定の動きベクトル検出範囲の画像データが並列的
に減算回路KN、〜KNtss及びK P o〜)(p
assに出力される。
減算回路K N o〜KNtss 、KPo〜)(pz
ssの減算結果は、絶対値総和回路100及び101で
、マクロ単位ブロック毎にその絶対値が累積加算され、
これによりフレームデータC1、C2の各マクロ単位ブ
ロックを中心にした動きベクトル検出範囲で、予測フレ
ームを順次移動させた際の偏差データが得られる。
同様に、インタフレームメモリ回路90及び後予測フレ
ームメモリ回路88に格納されたフレームデータB3、
A6は、可変リードメモリ回路94及び95に出力され
、フレームデータC4、C5が減算回路KN、〜KNt
ss及びKP6〜KPtssに人力されるタイミングで
、当該フレームデータC4、C5の画像データに対して
、所定の動きベクトル検出範囲の画像データが並列的に
減算回路KN、〜KN□、及びKPO〜KP□5に出力
される。
これにより絶対値総和回路100及び101を介して、
フレームデータC4、C5の各マクロ単位ブロックを中
心にした動きベクトル検出範囲で、予測フレームを順次
移動させた際の偏差データが得られる。
フレームデータC1,C2、C4、C5の偏差データは
、比較回路102及び103で最小値が検出され、これ
によりそれぞれ前予測及び後予測の動きベクトルが検出
される。
このとき予測フレームを移動させない状態で得られる偏
差データは、比較回路105及び106で、比較回路1
02及び103を介して得られる最小値の偏差データと
の間で、優先比較結果が得られ、これにより第9図の優
先度に従ってOベクトルデータMV、及び比較回路10
2及び103から出力される検出された動きベクトルを
選択出力し、全体として効率良く映像信号を伝送し得る
ように動きベクトルが選択される。
フレームデータCI C2、C4、C5についての動き
ベクトルは、選択回路139及び140を介して出力さ
れると共に、加算回路120〜125及び1/2割り算
回路128に与えられ、これにより(3)及び(4)式
の演算処理が実行されて、フレームデータB3の動きベ
クトルの予測動きベクトルMV3PY、MV3NYが検
出される。
かくしてフレームデータB3については、当該予測動き
ベクトルMV3PY、MV3NYを基準にした動きベク
トル検出範囲で、その動きベクトルが検出される。
すなわちフレームデータB3については、前予測フレー
ムメモリ回路89及び後予測フレームメモリ回路88に
格納されたフレームデータAO1A6が、可変リードメ
モリ回路94及び95に出力され、可変リードメモリ回
路94及び95から、フレームデータB3の画像データ
に対して、予測動きベクトルMV3PYSMV3NYの
分だけ変位した動きベクトル検出範囲の画像データが並
列的に減算回路KN、〜KN*ss及びK P o〜K
Pzssに出力される。
これにより絶対値総和回路lOO及び101を介して、
予測動きベクトルMV3PY、MV3NYを基準にした
偏差データが得られ、加算回路135及び136で、選
択回路107及び10Bの選択出力に予測動きベクトル
MV3PY、MV3NYを加算出力することにより、フ
レームデータB3の動きベクトルが検出される。
これに対して適応予測回路10に出力された画像データ
DVNは、平均値メモリ回路150を介して、マクロ単
位ブロック毎に輝度信号、クロマ信号の画像データの平
均値が得られ、当該平均値データが直流データDCとし
て伝送、データ合成回路32及び選択回路152に出力
される。
さらに適応予測回路10に出力された画像データDvs
は、前予測フレームメモリ回路155、後予測フレーム
メモリ回路154及びインターフレームメモリ回路15
6に格納されたフレームデータAO1A6、B3(加算
回路28で再現されたフレームデータでなる)を基準に
して、選択予測化処理される。
すなわちフレームデータB3について選択予測する際に
は、前予測フレームメモリ回路155及び後予測フレー
ムメモリ回路154に格納されたフレームデータAO,
A6が、選択回路15B及び159を介して可変リード
メモリ回路160及び161に出力され、ここで動きベ
クトルの分だけ変位して後予測及び前予測結果のフレー
ムデータFN及びFPが作成される。
これに対してフレームデータB3は、減算回路165.
166.167に出力され、ここで後予測及び前予測結
果のフレームデータFN及びFP、当二亥フレームデー
タFN及びFPから作成される補間予測結果のフレーム
データFNP (1/2割り算回路165から出力され
る)との間で減算結果が得られる。
当該減算結果は、絶対値和回路168.169.170
で絶対値化された後、マクロ単位ブロックごとに累積加
算され、これにより絶対値和回路168.169.17
0を介して、それぞれ後予測、前予測、補間予測の偏差
データΔFN、ΔFP、ΔFNP (第1図)が得られ
る。
偏差データΔFN、ΔFP、ΔFNPは、比較回路17
1で最小値が検出される。
当該最小値は、比較回路174で、直流データDCに対
する偏差データとの間で、第12図に示す優先比較がな
され、これより比較回路174を介して、後予測、前予
測、補間予測、フレーム内符号化処理の予測選択結果が
、マクロ単位ブロック毎に検出される。
これに対してフレームデータC1、C2について選択予
測する際には、前予測フレームメモリ回路155及びイ
ンターフレームメモリ回路156に格納されたフレーム
データAO1B3が、可変リードメモリ回路160及び
161に出力され、ここで後予測及び前予測結果のフレ
ームデータFN及びFPが作成される。
かくしてフレームデータB3と同様に、フレームデータ
CI C2は、減算回路165〜166で、後予測、前
予測、補間予測の偏差データΔFN、ΔFP、ΔFNP
が得られ、これにより比較回路174を介して、後予測
、前予測、補間予測、フレーム内符号化処理の予測選択
結果が、マクロ単位ブロック毎に検出される。
これに対してフレームデータC4、C5について選択予
測する際には、インターフレームメモリ回路156及び
後予測フレームメモリ回路154に格納されたフレーム
データB3、AOが、可変リードメモリ回路160及び
161に出力され、ここで動きベクトルの分だけ変位し
て予測結果のフレームデータが生成される。
かくしてフレームデータB3、C1、C2と同様に、比
較回路174を介して、フレームデータC4、C5の予
測選択結果が、マクロ単位ブロック毎に検出される。
後予測、前予測、補間予測結果のフレームデータFN、
FPSFNP及び直流レベルのデータDCは、選択回路
152を介して、予測選択結果に応して選択出力され、
これにより予測データD、□が作成されて減算回路8に
出力される。
これに対して、予測選択結果は、選択回路180から、
予測インデックスPINDEXとして伝送データ合成図
832に出力される。
予測データDP□は、減算回路8において、画像データ
DVNと減算され、これにより偏差データD2が作成さ
れる。
偏差データD2は、ディスクリートコサイン変換回l¥
812で、OCTの手法を用いて、マクロ単位ブロック
毎に変換される。
ディスクリートコサイン変換回路12の出力データは、
乗算回路14で、動きベクトル検出回路6から出力され
る誤差データERに応じて、重み付は処理された後、再
量子化回路1Bで、当該誤差データER,ディスクリー
トコサイン変換回路12の出力データ量、バッファ回路
21の入力データ量に応じた量子化ステップサイズで再
量子化される。
かくして、重み付は処理すると共に、誤差データER、
ディスクリートコサイン変換回路12の出力データ量、
バッファ回路210入カデータ量に応じた量子化ステッ
プサイズで再量子化することにより、映像信号を高品質
で、かつ各フレームデータを所定のデータ量で伝送する
ことができる。
再量子化された画像データは、ランレングスハフマン符
号化回路30で可変化長符号化処理された後、伝送デー
タ合成回路32で、所定のフォーマット(第13図〜第
16図)に従って、可変化長符号化処理された動きベク
トルMVN及びMVPのデータ、予測インデックスPI
NDEX、前予測基準インデックスPID、後予測基準
インデックスNID、テンポラリインデックスTR等が
付加されて伝送データDATAに変換され、コンパクト
ディスクに記録される。
さらに再量子化された画像データは、逆回量子化回路2
2、逆梁算回路24、ディスクリートコサイン逆変換回
路26を介して、ディスクリートコサイン変換回路12
の人力データに逆変換された後、加算回路28で適応予
測回路10から出力される予測データD、□と加算処理
されることにより、減算回路8の入力データを再現して
なるフレームデータDFに変換される。
かくして当該フレームデータDFは、適応予測回路10
の前予測フレームメモリ回路155、後予測フレームメ
モリ回路154及びインターフレームメモリ回路156
に格納され、それぞれ前予測、後予測のフレームデータ
として用いられる。
これにより続いて減算回路8に入力されるフレームデー
タについて予測データDP□が作成され、順次伝送フレ
ームデータDATAを得ることができる。
これに対して受信装置200において、コンパクトディ
スクを再生して得られる再生データD□は、受信回路2
01に入力され、各フレーム群の先頭が検出された後、
当該検出結果と共に並べ替回路203に出力され、順次
フレーム内符号化処理及びフレーム間符号化処理したフ
レームデータPAO1PA6、PB3、PCI、PO2
・・・・・・の連続する画像データDv□8に並べ替え
られる。
並べ替えられたフレームデータは、バッファ回路204
を介して分離回路206に出力され、ここでフレームデ
ータに付加されて伝送されたフレーム群インデックスG
OF、前予測基準インデックスPID、後予測基準イン
デックスNID等が再現される。
分離回路206から出力されるフレームデータは、ラン
レングスハフマン逆符号化回路210、逆回量子化回路
211、逆梁算回路212、ディスクリートコサイン逆
変換回路213を介して逆変換され、これによりディス
クリートコサイン変換回路I2の人力データが再現され
る。
ディスクリートコサイン逆変換回路213の出力データ
は、加算回路218で、適応予測回路214から出力さ
れる予測データD2□と加算され、その結果得られる加
算データDア、Nが適応予測回路214に出力される。
適応予測回路214において、フレーム内符号化処理さ
れた伝送フレームデータについては、伝送された直流レ
ベルのデータDCが選択回路230を介して予測データ
Dp□として出力され、これにより加算回路218を介
して、フレームデータAO1A6、A12を順次再現し
てなる出力データDTINを得ることができる。
加算回路218の出力データDTINの内、フレームデ
ータAO1A6は、後予測フレームメモリ回路232及
び前予測フレームメモリ回路234に格納され、続くフ
レームデータB3、C1、C2、C4・・・・・・の復
号に用いられる。
すなわち、後予測フレームメモリ回路232及び前予測
フレームメモリ回路234に格納されたフレームデータ
AO,A6は、選択回路236及び238を介して可変
リードメモリ回路240及び242に出力される。
ここでフレームデータAO1A6は、マクロ単位ブロッ
ク毎に動きベクトルMVN及びMVPの分だけ変位され
て出力され、これによりフレームデータB3について、
それぞれ後予測及び前予測結果のフレームデータが作成
される。
さらに可変リードメ、モリ回路240及び242から出
力されるフレームデータは、加算回路248及び1/2
割り算回路250に人力され、これにより補間予測結果
のフレームデータが形成される。
後予測、前予測及び補間予測結果のフレームデータは、
直流データDCと共に選択回路230に出力され、フレ
ームデータに付加されて伝送された識別データPIND
EXに応じて選択出力され、これによりフレームデータ
B3について、予測データD、□が作成される。
かくして当該予測データDPI+が加算回路218に出
力されて、フレームデータB3が復号される。
復号されたフレームデータB3は、インタフレームメモ
リ回路252に格納され、後予測フレームメモリ回路2
32及び前予測フレームメモリ回路234に格納された
フレームデータA6、AOと共に、フレームデータCL
 C2、C4・・・・・・復号用のフレームデータに用
いられる。
すなわち前予測フレームメモリ回路234及びインタフ
レームメモリ回路252に格納されたフレームデータA
6及びB3は、選択回路236及び238を介して可変
リードメモリ回路240及び242に出力され、これに
よりフレームデータC1、C2について、それぞれ後予
測、前予測及び補間予測結果のフレームデータが生成さ
れる。
これに対して、インクフレームメモリ回路252及び後
予測フレームメモリ回路232に格納されたフレームデ
ータB3及びAOは、可変リードメモリ回路240及び
242に出力され、これによりフレームデータC4、C
5について、それぞれ後予測、前予測及び補間予測結果
のフレームデータが生成される。
かくして、選択回路230を介して、フレームデータC
L C2、C4・・・・・・についての予測データD、
□が得られ、加算回路218に出力されて、フレームデ
ータC1、C2、C4・・・・・・が復号される。
復号されたフレームデータAO1A6、B3、C1、C
2、C4・・・・・・は、遅延回路262.266、選
択回路260.264.268を介して、元の順序に配
列された後出力され、かくして高能率符号化して伝送し
た映像信号を再生することができる。
これに対して、逆転再生の場合は、可変リードメモリ回
路240及び242に前予測及び後予測の動きベクトル
が切り換えられて入力され、同時に選択回路23の接点
切り換え動作を前予測及び後予測で切り換えることによ
り、ノーマル再生時と同様に、予測データDPIIが得
られ、元のフレームデータが再現される。
(G4)実施例の効果 以上の構成によれば、フレームデータを6つのフレーム
単位のフレーム群に分割し、各フレーム群の先頭のフレ
ームデータをフレーム内符号化処理し、当該フレームデ
ータ及び続くフレーム群のフレーム内符号化処理して伝
送するフレームデータを予測フレームに設定して、当該
フレーム群の第4番目のフレームデータをフレーム間符
号化処理して伝送することにより、簡易な構成で画質劣
化を有効に回避して効率良く符号化処理し得、かくして
高い品質の映像信号を効率良く伝送することができる。
さらに残りのフレームデータを、当該フレーム群の第4
番目のフレームデータ、各フレーム群及び続くフレーム
群のフレーム内符号化処理して伝送するフレームデータ
を予測フレームに設定してフレーム間符号化処理して伝
送することにより、画質劣化を有効に回避してさらに一
段と効率良く符号化処理することができる。
さらにフレーム間符号化処理して伝送するフレームデー
タに、各予測フレームを表すデータを付加して伝送した
ことにより、簡易な構成で伝送されたデータを復号する
ことができる。
(G5)他の実施例 (1)なお上述の実施例においては、フレームデータを
6フレ一ム単位のフレーム群に分割し、その先頭のフレ
ームデータをフレーム内符号化処理し、第4番目のフレ
ームデータをレベル1のフレーム間符号化処理、第2番
目、第3番目、第5番目及び第6番目のフレームデータ
をレベル2のフレーム間符号化処理して伝送する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて
フレーム内符号化処理、レベル1及びレベル2のフレー
ム間符号化処理を種々に組み合わせることができる。
例えば、第21図に示すように、6フレ一ム単位のフレ
ーム群に分割し、その先頭のフレームデータAO1A6
をフレーム内符号化処理し、第3番目及び第5番目のフ
レームデータB2及びB4をレベルlでフレーム間符号
化処理し、第2番目、第4番目及び第6番目のフレーム
データC1、C3及びC5をレベル2でフレーム間符号
化処理してもよい。
この場合は、フレームデータCI B2、C3、B4、
C5で、それぞれフレームデータAO及びB2、AO及
びA6、B2及びB4、AO及びA6、B4及びA6を
予測フレームに選定して、第22図に示すような適応予
測rgJ路で予測化することができる。
すなわち第23図に示すように予め、フレームデータA
O,CL B2、C3・・・・・・の配列を処理する順
序AO1A6、B2、C1、B4、C3、C5・・・・
・・に並ぺ替えて画像データDv  (第23図(A)
)を作威し、このとき同時に前予測基準インデックスP
ID (第23図(B))及び後予測基準インデックス
NID (第23図(C))を作成する。
ここで前予測基準インデックスPID及び後予測基準イ
ンデックスNIDの値0,2.4は、それぞれフレーム
内符号化処理するフレームデータAO及びA6、フレー
ムデータB2、フレームデータB4が予測フレームであ
ることを表す。
さらに当該画像データDvに基づいて、再現された画像
データD、を後予測フレームメモリ回路154及びイン
タフレームメモリ回路156に与え、インタフレームメ
モリ回路156の出力データをインクフレームメモリ回
路302に与える。
ここで選択回路300の接点は、後予測フレームメモリ
回路154側に保持する。
これにより、フレーム内符号化処理するフレームデータ
AO及びA6が入力されるタイミングで後予測フレーム
メモリ回路154及び前予測フレームメモリ回路155
を書き込み状態に切り換えた後、第3及び第5番目のフ
レームデータB2、B4が入力されるタイミングでイン
タフレームメモリ回B156及び302を書き込み状態
に切り換えることにより、各フレームメモリ回路154
〜156.302にフレームデータAO1A6、B2、
B4を格納することができる(第23図(D)、(E)
、CF)及び(G))。
従って選択回路304及び305の接点を、切り換え信
号SWS、SW9 (第23図(H)及び(■)〉に応
じて順次切り換え、その選択出力を可変リードメモリ回
路160及び161に出力することにより、フレーム間
符号化処理するフレームデータB3、CI、B4、C3
・・・・・・について、順次予測結果のフレームデータ
FN、FNP、FPを生成することができる。
かくして、このようにフレームデータの処理手順を切り
換えるようにしても、各フレームデータに予測フレーム
を表現する前予測基準インデックスPID及び後予測基
準インデックスNIDを付加して伝送すれば、受信装置
側で簡易に復号処理し得る。
さらに第1図に示すようなフレームデータの処理順序で
フレームデータを処理する場合でも、前予測基準インデ
ックスPID及び後予測基準インデックスNIDを基準
にしてフレームデータを順次処理することにより、第2
2図に示すような適応予測回路を用いて選択予測化処理
し得る。
さらに動きベクトル検出回路、受信装置側の適応予測回
路も、第22図と同様に構成して、前予測基準インデッ
クスPID及び後予測基準インデックスNIDを基準に
して動作を切り換えることにより、第1図に示すような
フレームデータの処理順序でフレームデータを伝送する
場合に適用し得、かくしてその分送信装置及び受信装置
の適用範囲を拡大することができる。
さらに選択回路300の接点を切り換えて、前予測フレ
ームメモリ回路155に直接画像データD、を入力し、
前予測基準インデックスPID及び後予測基準インデッ
クスNIDを基準にして動作を切り換えるようにすれば
、第24図に示すような処理順序でフレームデータを処
理する場合でも、当該適応予測回路300を適応するこ
とができる。
すなわち第1番目のフレームデータAOをフレーム内符
号化処理して伝送し、当該フレームデータAOを予測フ
レームにして第3のフレームデータB2を伝送する。
さらに、第5番目、第7番目のフレームデータB4、B
6を、順次その2フレーム前のフレームデータB2、B
4を予測フレームに設定して伝送すると共に、その間の
フレームデータC1,C3・・・・・・を前後のフレー
ムデータAO及びB2、B2及びB4を予測フレームに
して伝送する。
従って、選択回路300の接点を切り換えて、前予測フ
レームメモリ回路154、後予測フレームメモリ回路1
54、インタフレームメモリ回路156及び302に、
所定の予測フレームデータを、前予測基準インデックス
PID及び後予測基準インデックスNIDを基準にして
取り込むことにより、当該伝送フォーマットの映像信号
も適応予測化することができる。
(2)  さらに上述の実施例においては、映像信号を
予め1/4のデータ量に圧縮した後、フレーム内符号化
処理、フレーム間符号化処理する場合について述べたが
、データ圧縮量はこれに限らず、必要に応じて種々の値
に設定し得、例えばデータ圧縮を省略して直接フレーム
内符号化処理、フレーム間符号化処理するようにしても
よい。
(3)  さらに上述の実施例においては、コンパクト
ディスクに映像信号を記録する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、磁気テープ等、種々の記録媒体
に映像信号を記録する場合、さらには所定の伝送路を介
して直接受信装置に伝送する場合に広く適応することが
できる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、ディジタル映像信号を所
定フレーム単位のフレーム群に分割し、各フレーム群中
のディジタル映像信号を、フレーム内符号化処理すると
共にフレーム内符号化処理して伝送する前後のディジタ
ル映像信号を基準にしてフレーム間符号化処理して伝送
することにより、画質劣化を有効に回避して効率良く符
号化処理して伝送し得、かくして高い品質の映像信号を
効率良く伝送することができる映像信号伝送装置を得る
ことができる。
さらに第2の発明によれば、フレーム間符号化処理して
伝送するディジタル映像信号を、フレーム間符号化処理
して伝送する前後のディジタル映像信号を基準にして第
1のフレーム内符号化処理するものと、第1のフレーム
間符号化処理して伝送するディジタル映像信号を基準に
するものとに分けて処理することにより、簡易な構成で
画質劣化を有効に回避してさらに一段と効率良く符号化
処理して伝送し得、かくして高い品質の映像信号を効率
良く伝送することができる映像信号伝送装置を得ること
ができる。
さらに第3の発明によれば、フレーム間符号化処理して
伝送するディジタル映像信号に、当該フレーム間符号化
処理の基準となったフレームのディジタル映像信号識別
データを付加して伝送することにより、簡易な構成で伝
送されたデータを復号することができる映像信号伝送装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による映像信号伝送方式の説
明に供する路線図、第2図はその動作の説明に供する路
線図、第3図は伝送装置の全体構成を示すブロック図、
第4図は並べ替回路を示すブロック図、第5図はその動
作の説明に供する路線図、第6図(1)及び(2)は動
きベクトル検出回路を示すブロック図、第7図(1)及
び(2)及び(3)はその動作の説明に供する路線図、
第8図はフレームデータの説明に供する路線図、第9図
は動きベクトルの優先検出の説明に供する特性曲線図、
第10図は適応予測回路を示すブロック図、第11図は
その動作の説明に供する路線図、第12図はフレーム内
符号化処理及びフレーム間符号化処理の優先選択の説明
に供する特性曲線図、第13図は伝送フレームデータの
説明に供する路線図、第14図、第15図及び第16図
はそのヘッダの説明に供する路線図、第17図は受信V
tlを示すブロック図、第18図はそのノーマル再生時
の動作の説明に供する路線図、第19図は逆転再生時の
動作の説明に供する路線図、第20図は適応予測回路を
示すブロック図、第21図は他の実施例を示す路線図、
第22図はその適応予測回路を示すブロック図、第23
図はその動作の説明に供する路線図、第24図は適応予
測回路の他の適用例を示す路線図である。 l・・・・・・送信装置、4.33.203・・・・・
・並べ替回路、6・・・・・・動きベクトル検出回路、
10.214・・・・・・適応予測回路、18・・・・
・・再量子化回路、22.211・・・・・・逆回量子
化回路、200・・・・・・受信装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル映像信号を、所定フレームのフレーム
    群に分割し、 上記フレーム群の中の少なくとも1フレーム分の上記デ
    ィジタル映像信号を、フレーム内符号化処理して伝送す
    ると共に、 上記フレーム群の中の残りの上記ディジタル映像信号の
    内、少なくとも1フレーム分の上記ディジタル映像信号
    を、上記フレーム内符号化処理して伝送する上記ディジ
    タル映像信号及び続くフレーム群の中のフレーム内符号
    化処理して伝送する上記ディジタル映像信号を基準にし
    て、フレーム間符号化処理して伝送する ことを特徴とする映像信号伝送装置。
  2. (2)ディジタル映像信号を、所定フレームのフレーム
    群に分割し、 上記フレーム群の中の少なくとも1フレーム分の上記デ
    ィジタル映像信号を、フレーム内符号化処理して伝送し
    、 上記フレーム群の中の残りの上記ディジタル映像信号の
    内、少なくとも1フレーム分の上記ディジタル映像信号
    を、上記フレーム内符号化処理して伝送する上記ディジ
    タル映像信号及び続くフレーム群の中のフレーム内符号
    化処理して伝送する上記ディジタル映像信号を基準にし
    て、第1のフレーム間符号化処理して伝送し、 上記フレーム群の中の、上記フレーム内符号化処理して
    伝送する上記ディジタル映像信号及び上記第1のフレー
    ム間符号化処理して伝送する上記ディジタル映像信号以
    外の上記ディジタル映像信号を、上記フレーム内符号化
    処理して伝送する上記ディジタル映像信号及び上記第1
    のフレーム間符号化処理して伝送する上記ディジタル映
    像信号、又は上記第1のフレーム間符号化処理して伝送
    する上記ディジタル映像信号及び続くフレーム群の中の
    フレーム内符号化処理して伝送する上記ディジタル映像
    信号を基準にして、第2のフレーム間符号化処理して伝
    送する ことを特徴とする映像信号伝送装置。
  3. (3)上記フレーム間符号化処理して伝送するディジタ
    ル映像信号に、フレーム間符号化処理の基準とした上記
    ディジタル映像信号の識別データを付加して伝送する ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の映像信号伝送装置。
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