JPH03126402A - 自動開閉式洋傘 - Google Patents

自動開閉式洋傘

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JPH03126402A
JPH03126402A JP26313189A JP26313189A JPH03126402A JP H03126402 A JPH03126402 A JP H03126402A JP 26313189 A JP26313189 A JP 26313189A JP 26313189 A JP26313189 A JP 26313189A JP H03126402 A JPH03126402 A JP H03126402A
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wheel
potter
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FUKUTA YOSAN KOSHO KOFUN YUGENKOSHI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、折畳み式及び非折畳み式の自動開閉式洋傘に
関し、伸縮式傘軸の内部に設けたコイルスプリング及び
傘骨に作用するバネの復元力を利用して自動的に開傘及
び閉傘を行ない得るよう構成した自動開閉式洋傘に関す
る。
〔従来の技術〕
握柄近くに設けた押しボタンを押すだけで、バネの復元
力を利用して自動的に傘が開くようにした所謂ジャンプ
傘は広く普及している。
また、片手が荷物でふさがり両手で傘を閉じることが困
難な場合を想定して、開傘のみならず閉傘動作も自動的
に行ない得るようにした傘も提案され、特許公報等にも
数多く開示されているが、それらはいずれも非折畳み式
の長い傘に関するものであった。最近、折畳み弐の傘で
閉傘動作も行ない得るものが開発されつ\あるが、これ
らも含めて従来の自動開閉式洋傘には次のような問題点
が存在した。
即ち、いずれも傘軸が3重構造であるため、■重く、高
張る。
■傘軸に若干の曲がりが生じると作動しなくなる。
■3木の傘軸を緩く嵌め込むとガタつき易く、ガタつき
を無くすためきつくすると摩擦が大きく滑りが悪くなっ
て作動し難くなる。
■傘軸内に長いスプリングを収容する余裕がなく、短い
スプリングで強い力を発揮させようとすると、操作に大
きな力を必要とする。
■短く強いスプリングを使用すると、スプリングの僅か
な変形量で力が大きく変化するから制御が難しくなる。
■短いスプリングで円滑かつ確実な作動を行なわせ、開
傘時にスプリングが伸びた状態においても尚強風等に堪
え得るだけの開傘力を保持させるためには、スプリング
のみならず他の部品も高品質かつ高精度のものを使用し
なければならず、製造コストが高くつく。
■構造が複雑で故障し易く、誤動作も多い。
■折畳み弐のものでは傘軸が3段となり、充分な強度が
得られない。
等りである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、軟土の問題点を解決するためなされたもので
あり、その目的とするところは、傘の開閉動作を片手の
指の軽い操作で行なうことができ、開閉動作が安定して
確実に行なわれ、故障が少なく、折畳み式の傘にも非折
畳み式のものにも適用でき、軽くて携帯にも便利で、使
い勝手がよく、しかも比較的低コストで製造し得る自動
開閉式洋傘を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、下記(a)項ないしく1)項記載の構成
要素を備えた自動開閉式洋傘、即ち、 (a)一端に上ロクロを有し上ロクロとは反対側の端部
近くにフック孔が設けられた外管と、一端部を残して上
記外管内に同軸に摺動自在に挿入される内管とから成り
、開傘時の伸長状態と、閉傘時の短縮状態との間で伸縮
自在な傘軸と、■)上記傘軸内管の自由端部に設けられ
る握柄と、 (c)上記傘軸の外管の外側に同軸に、開傘位置と閉傘
位置との間で摺動自在に取付けられる下ロクロと、 (d)上記傘軸内に同軸に設けられ、傘軸の伸長状態に
於て上記外管と内管を通じて伸長し尚かっ圧縮状態に保
たれる充分な長さを有するコイルスプリングと、 (e)上記傘軸の内部に軸方向に移動自在に設けられる
開閉制御ロッドと、 (f)一端が上記開閉制御ロッドの上ロクロ側端部に結
合され、他の一端が上記上ロクロ又は傘軸の上ロクロ側
端部に設けられる傘軸内から外方に通じる通路を介して
傘軸外方に導出され、下ロクロに結合された開閉制御ロ
ーブと、 (6)上記上ロクロ又は傘軸の上ロクロ側端部に設けら
れる傘軸内から外方に通じる通路に設けられ、上記開閉
制御ロープが巻き掛けられる少なくとも一つの滑車と、 (5)上記握柄の内部に設けられ上記開閉制御ロッドの
握柄側の端部を係止することができ、上記開閉制御ロッ
ドが握柄側に移動し来るときはその端部を係止し、その
係止位置とは異なった開放位置に移動せしめるときは、
上記開閉制御ロッドの端部を開放する係止具と、 (i)握柄内に揺動自在に設けられ、一端に傘軸外管に
設けたフック孔に出入し得る係止爪を有し、外管が握柄
側の移動終端に移動したとき、上記係止爪がフック孔に
陥入して、傘軸外管を係止するフックと、 0)握柄内に、開傘指令位置と閉傘指令位置とその両位
置の間の中立位置の間を移動自在に設けられ、開傘指令
位置に移動せしめたときは、上記フックによる傘軸外管
の係止を解除せしめ、閉傘指令位置に移動したときは、
上記開閉制御ロッド係止具による開閉制御ロッドの係止
を解除せしめる開閉操作具と、 [有])上記上ロクロと下ロクロに接続される傘骨と、 (11上記傘骨に、常時閉傘方向に力を作用せしめる閉
傘弾性体と、 を備えた自動開閉式洋傘によって達成し得る。
〔作  用〕
上記の如き構成であれば、傘軸は2段構成となるため重
くならず、滑りも良好で、傘軸内の全長にわたって伸び
る1本の長いコイルスプリングを用いることが可能とな
るので、短縮操作時に強い力を必要とせず、伸長時に尚
圧縮状態にあるような長いコイルスプリングを用いるこ
とにより強風下においても安定した開傘状態が保たれ、
構造が比較的簡単であるので故障が少なく、製造コスト
も少なくて済み、折畳み式の傘にも非折畳み弐のものに
も通用でき、傘軸の曲げその他の少々乱暴な取扱いにも
堪え得る使い勝手のよい自動開閉式洋傘を提供し得るも
のである。
C実 施 例〕 以下、図面を参照しつ\本発明の構成を具体的に説明す
る。
第1図は本発明にか−る折畳み弐の自動開閉式洋傘の一
実施例を折り畳んで縮小した状態において示す縦断面図
、 第2図はその握柄部分に設けた係止具の一実j1例を示
す斜視図、 第3図は第1図に示した傘を開いた状態において示す縦
断面図、 第4図は第3図に示した開傘状態から傘骨を自動的に閉
じた状態を示す縦断面図、 第5図は傘骨に対して閉傘方向に力を作用せしめる閉傘
弾性体の一実施例をその取付状態と共に示す説明図、 第6図は閉傘弾性体のもう1つの実施例を示す斜視図、 第7図は第6図に示した閉傘弾性体を傘に取り付けた状
態を示す縦断面図、 第8図は閉傘弾性体のもう1つの実施例を示す斜視図、 第9図は閉傘弾性体の更に異なった形態のものを傘に取
り付けた状態を示す説明図、 第10図は閉傘弾性体の更に異なった形態のものを傘に
取り付け、これを開傘状態において示す縦断面図、 第11図は第10図に示した閉傘弾性体を閉傘状態にお
いて示す縦断面図、 第12図は本発明にか−る非折畳み式の自動開閉式洋傘
の一実施例を折り畳んで縮小した状態において示す縦断
面図、 第13図は第12図に示した傘を開いた状態において示
す縦断面図、 第14図は第13図に示した開傘状態から傘骨を自動的
に閉じた状態を示す縦断面図、 第15図は本発明にか−る非折畳み式の自動開閉式洋傘
のもう1つの実施例を折り畳んで縮小した状態において
示す縦断面図、 第16図は第15図に示した傘を開いた状態において示
す縦断面図、 第17図は第16図に示した開傘状態から傘骨を自動的
に閉じた状態を示す縦断面図、である。
なお、以下の説明においては、傘の上ロクロ側をr上」
、握柄側をV下jとして説明する。
先ず、第1図ないし第5図に示した実施例について説明
する。
図中、1は外管2とその中に摺動自在に挿通された内管
3とから成る傘軸、4は外管2の上端開口に嵌め込まれ
、ピン4aによって固定された上ロクロ、5は内管3の
下端に取り付けられた握柄、6は外管2の外周に摺動自
在に装着された下ロクロ、7は傘軸1内に収容されたコ
イルスプリング、8は傘軸I内にコイルスプリング7よ
りも内側に収容された開閉制御ロッド、9はその一端が
開閉制御ロッド8の上端にコネクタ10により結合され
、他端が傘軸外部に引き出されて下ロクロ6に結合され
た開閉制御ロープ、11は開閉制御ロープ9の傘軸外へ
の取出し箇所に設けられたロープ巻掛け用の滑車、12
は上記握柄5の内部に設けられ上記開閉制御ロッド8の
握柄側の端部に形成した鉤部8aを係止することができ
、上記開閉制御ロッド8が握柄側に移動したときはその
鉤部8aを係止し、図中左方向へスライドせしめられた
時には、上記開閉制御ロッド8の端部8Cに対する係合
を解除する係止具、13は上記係止具の左端と握柄カッ
\−5aの内壁面との間に作用して係止具12を図中右
方向へ押し出すバネ、14は握柄5内にピン14cによ
り揺動自在なよう取り付けられ、一端には上記傘軸外管
2に設けたフック孔2aに出入し得る係止爪14aを有
し、外管が握柄側の移動終端に移動したとき、上記係止
爪がフック孔2aに陥入して、傘軸外管2を係止するフ
ック、15は握柄5内にピン15cにより揺動自在に取
り付けられ、その閉傘操作部15aを押すとフック14
の押圧部14bが押され、閉傘操作部15bを押すと係
止具12の右端が押されるよう構成された開閉操作具、
16はフ・ンク14の押圧部14bを外側へ向けて付勢
するバネ片、17は内管3の下端に挿入され、固定され
たスリーブ、18は第1親骨18a、受骨18b、第2
親骨18c及び連結骨18dをリンク状に連結して成る
折畳み式の傘骨、19は第1親骨18aのそれぞれに取
り付けられたフック金具、20は上記各フック金具19
間に掛け渡され、傘骨18に対して常時閉傘方向に力を
作用せしめる閉傘弾性体である。
而して、本発明にか−る自動開閉式洋傘の傘軸1は、外
管2内に内管3を入れ子状に摺動自在に挿通して成り、
外管2の上端には上ロクロ4が取り付けられると共に、
内管3の下端には握り柄5が取り付けられている。また
、外管2の下端近くには閉傘時にフック14の係止爪1
4aが嵌入するフック孔2aが明けられている。
なお、第3図中の点線で囲った一部引出し説明図に示す
如く、外管2の下端近くの円筒部を除く大部分は、その
軸直角断面が6角形に形成され、一方、内管3はその上
端部のみが外管2の6角形内壁面に対応するよう軸直角
断面が6角形に形成され、それより下の主要部は円筒形
に形成されている。従って、内管3の下端を外管2の上
端開口から外管内へ挿通ずれば、両者は入れ子状に伸縮
自在となり、両者は軸中心に相対的に回転は不可能なよ
う連結され、また外管2の下端から内管3を引き抜くこ
とも不可能となる。
而して、傘軸1内には、充分に長いコイルスプリング7
が収容され、その上端は外管2の上端に固定した上ロク
ロ4の下端に作用し、またコイルスプリング7の下端は
内管3の下端から挿入固定したスリーブ17の上端に作
用するようになっている。なお、コイルスプリング7は
、これに外力が全く加わらない時には、第3図に示すよ
うに傘が開き、傘軸1も伸長した状態における長さより
も更に長く伸びる能力を有しており、従って第3図に示
した状態においても尚、コイルスプリング7は圧縮状態
にある。
上ロクロ4には、第11Jt骨18aが回動自在に取り
付けられ、また下ロクロ6には受骨18bが回動自在に
取・り付けられ、第1親骨18aのもう一端は支骨18
bの中間位置に回動自在に連結されている。
また、受骨18bの先端は第2親骨18cに連結され、
第2親骨18cの一端は連結骨18dを介して第1親骨
18aの中間位置に連結されている。そしてすべての第
1親骨18aにはフック金具19が取り付けられ、これ
らすべてのフック金具19に掛け渡す形でゴム、スプリ
ング等の伸縮タイプの弾性体2oが取り付けられ、これ
によりすべての第1親骨は傘軸1へ向けて引き寄せられ
、傘骨18に対して常時閉傘方向の力が加わるようにな
っている。従って、外力が加わらなければ、これらの傘
骨は上記閉傘弾性体20の引張り力により第1図に示す
如く折り畳まれた状態を形成する。
なお、これらの第1親骨18a、受骨18b、第2親骨
18c、連結骨18dから成る一組の仝骨18は、全全
体では6〜10組、−船釣には8組程度が取り付けられ
ているが、第1図ないし第4図では図面の繁雑化を防ぐ
ためそのうちの2組だけを示しである。なお、閉傘弾性
体20の引張り力は、傘軸1内のコイルスプリング7の
押出し力よりも弱いものが用いられる。
而して、傘軸1の内部には、前記コイルスプリング7の
ほか、開閉制御ロッド8が設けられ、開閉制御ロッド8
の上端にはコネクタ10により開閉制御ロープ9が取り
付けられ、当該開閉制御ロープ9は上ロクロ4の凹部4
b内に取り付けた滑車11を経て外管2の切欠きから外
側へ引き出され、下ロクロ6の上端に連結されている。
開閉制御ロープ9としては、耐久性に優れた合成繊維製
のロープやワイヤロープ等を用いることが推奨される。
開閉制御ロッド8は金属等の細長い部材で構成され、そ
の長さは、第1図や第3図に示すように、内管3より幾
分短く設定され、また開閉制御ロープ9の長さは外管2
と路間等若しくは幾分短めに設定されている。
而して、開閉制御ロッド8の下端には鉤部8aが形成さ
れ、握柄5内に設けた後述する係止具12に係止される
ようになっている。
而して、握柄5内には係止具I2、バネ13、フック1
4、開閉操作具I5、ハネ片16等から成る開閉操作機
構が設けられている。
係止具12は、その詳細を第2図に示すように中央に係
止孔12aを有する金属プレートから成り、その左端に
設けたバネ13により図中右方向へ向けて付勢されると
共に、その右端は開閉操作具15の閉傘操作部15bに
当接せしめられている。開閉制御ロッド8の下端の鉤部
8aは、第1図及び第3図に示した状態においては上記
係止具12の係止孔12a中に挿通され、これに係止さ
れるようになっている。但し、第1図に示したように完
全に傘を折り畳み、傘軸も縮小したときには、鉤部8a
が係止孔12aを下方へ通過した後、更に下方まで伸長
して若干の遊び8bが形成されるように設計し、鉤部8
aが係止孔12a内に途中までしか挿通されず係止ミス
が生じるのを防止するようにすることが推奨される。
なお、内管3の下端開口から内管内へ挿入、固定された
スリーブ17は、閉傘及び傘軸の縮小操作時に開閉制御
ロッド8が傘軸内を上下に移動する際にこれをガイドす
る役割を果たすと共に、コイルスプリング7の下端のス
トッパとしての機能も有している。
而して、第1図に示した閉傘状態から傘を開(場合の操
作及び作動について説明する。
開閉操作具15の開傘操作部15aを押すと、)・ンク
14の押圧部14bがバネ片16のバネ力に抗して傘軸
側へ押しやられ、これによりフック14の上端に形成し
た係止爪14aが傘軸1の外管2のフック孔2aから離
脱する。
然るときは、外管2は、その上端に嵌め込み固定された
上ロクロ4の下端面に作用するコイルスプリング7の押
上げ力により、内管3に沿って上方へ向けてスライドし
、伸長する(第3図参照)。
このとき、開閉制御ロッド8の下端の鉤部8aは握柄5
内の係止具12に係止されたま−であるので、傘軸の伸
長に伴い開閉制御ロッド8の上端に取り付けられた開閉
制御ロー19は傘軸内へ引き込まれ、開閉制御ロープ9
に結びつけられた下ロクロ6は上ロクロ4へ向けて傘軸
上を外管2に沿って上方へ移動する。然るときは、下ロ
クロ6に連結した受骨18bが押し上げられ、折り畳ま
れた傘骨18は第3図に示すように開いた状態となる。
外管2と内管3とがコイルスプリング7により完全に伸
長したときに、傘骨18が完全に開くように各部品の寸
法が設計されている。
傘骨18の開いた状態は第5図にその全体的な様子が示
されており、フック金具19.19により第1親骨18
a、 18a間に掛け渡されたゴム、スプリング等の閉
傘弾性体20が開傘状態において引き伸ばされて大きく
広がった状態となることが理解される。
一方、傘を折り畳む場合には、握柄5の部分に設けた前
記開閉操作具15の閉傘操作部15bを押す。
然るときは、係止具12がバネ13のバネ力に抗して図
中左側へ押しやられ、これにより係止具12の係止孔1
2aの縁に係止されていた開閉制御ロッド8の鉤部8a
との係合が解かれ、開閉制御ロッド8は係止具12から
開放され、下ロクロ6を上方へ引っ張り上げでいた開閉
制御ロープ9の引張力も解除される(第4図参照)。
然るときは、第1親骨18a、18aはそれらの間に掛
け渡された前記閉傘弾性体20の収縮力により傘軸1側
へ引き寄せられ、互いにリンク状に連結された受骨18
b、第2親骨18c、連結骨18dも畳まれて傘軸側へ
引き寄せられ、下ロクロ6は外管2に沿って下方、即ち
握柄側へ移動する。これによって傘骨18は第4図に示
したような折り畳まれた状態となり、開閉操作具15の
閉傘操作部15bを押すだけで閉傘状態が達成される。
このとき外管2と内管3は伸長したま−の状態で、開閉
制御ロッド8は傘軸内で開閉制御ロープ9によりぶら下
げられた状態となっているが、特段の不都合はなく、手
に荷物等を持っているときに、片手のみで傘の開閉を自
動的に行なうという所期の目的を達成することができる
傘軸1を第1図に示したような状態に押し縮める場合に
は、握柄5を片手で持ったま一傘の先端を地面や壁に押
しつけることにより、コイルスプリング7のバネ力に抗
して内管3を外管2の中へ押し込み、第1図に示した元
の状態に復帰させることができる。そのとき開閉制御ロ
ッド8の下端の鉤部8aはスリーブ17にガイドされて
握柄5内の係止具12の係止孔12aを通過し、係止さ
れる。また、フック14の係止爪14aは外管2の下端
近くのフック孔2aに嵌まり込んで折畳み状態が保持さ
れる。
従って、再度開閉操作具15の開傘操作部15aを押せ
ば、傘は再び自動的に開かれる。
次に、傘骨を常時閉傘方向に付勢する前記閉傘弾性体2
0の様々な実施例について第6図ないし第11図を参照
しつ\説明する。
第6図に示した閉傘弾性体21は、上ロクロ4の先端の
突出部に嵌め合わせられる環状部21aと、これからそ
の半径方向に外側へ延びる4本の脚部21b、21bを
一体的に形成した1枚の板状の弾性材から成り、第7図
に示すように、上記環状部21aを上ロクロ4の先端突
出部4cに嵌め合わせ、石突となるキャップ4dを上記
上ロクロ4の先端突出部4cにねじ込むことにより固定
されるようになっている。
脚部21b、21bは外力が加わらない状態においては
、第6図に示すように環状部21aに対して略直角に曲
げられており、各脚部の先端は、軸直角断面がU字型の
第1親骨18aのU字溝内に侵入、当接するよう取り付
けられる。
而して、閉傘状態においては、第1親骨18a、18a
は傘軸と略平行な状態から僅かに広がった状態(第1図
参照)にあるから、閉傘弾性体21の脚部21b、 2
1bも第6図に示した状態より僅かに広がった状態にあ
る。然しなから、開傘時には第7図に示すように第1親
骨18a、18aは大きく広げられた状態となるから、
閉傘弾性体21の脚部21b、21bも大きく押し広げ
られて湾曲した状態となり、閉傘弾性体21には大きな
応力が蓄えられる。
そこで、前記の如く開閉操作具15の閉傘操作部15b
が押されて係止具12による開閉制御ロッド8の拘束が
解かれると、下ロクロ6の拘束も解かれて下方へ移動可
能となるから、上ロクロ4と第1親骨18a、 18a
間に作用する閉傘弾性体22の復元力により親骨18a
 、 18aは傘軸側へ向けて回動せしめられ、互いに
リンク状に連結された受骨18b、第2親骨18c、連
結骨18dも畳まれて傘軸側へ集結し、下ロクロ6は外
管2に沿って下方へ移動する。
これによって傘骨18は第4図と同様の折り畳まれた状
態となり、この場合においても開閉操作具15の閉傘操
作部15bを押すだけで閉傘状態が達成されるのである
第8図に示した閉傘弾性体22は、第6図に示した閉傘
弾性体21と略同様の機能を有するものであるが、環状
部22aから延び出る脚部22b、22bが2本しかな
く、これを2枚重ねて使用することにより第6図のもの
と同様に4本の第11骨に対して作用させることができ
、更に適宜多くの枚数を重ねて使用することにより6本
、8本、10本等の親骨に作用させ、閉傘力を必要に応
じて増大させることができる。
第9図に示した閉傘弾性体23は弾性体から成る線材を
曲げて作った雁金形スプリングであり、これを傘骨の受
骨18bと第2親骨18cとの連結部に装着して使用す
るようにしたものである。
即ち、受骨18bと第2親骨18cを、第2親骨18c
の一端に取り付けた連結金具24のピン孔24aと受骨
18bの一端のピン孔18b゛とに貫通する鳩目25に
より回動自在に連結する際に、上記雁金形スプリング2
3の円環部を鳩目25によって一緒に取り付け、雁金形
スプリング23のバネ力が受骨18bと第2親骨18c
の間に作用するように構成する。即ち、雅金形スプリン
グ23は、外力が加わらないときには、その2木の脚部
のなす角度が約180°で1直線状となっているが、開
傘時に受骨18bと第2親骨18cを押し広げた状態に
すると、雁金形スプリング23の2木の脚部のなす角度
は20’程度となり大きな応力が蓄えられる。そこで前
記実施例の場合と同様に、開閉操作具15の閉傘操作部
15bを押して開閉制御口・ンド8の拘束を解くと、傘
骨18は受骨18bと第2親骨18cの間に作用する雁
金形スプリング23の復元力により自動的に折り畳まれ
て、第4図と同様の閉傘状態が形成されるものである。
第10図及び第11図に示した実施例のものは、閉傘弾
性体として細いコイルスプリング27を使用し、これを
第1親骨18aと受骨18bの間に作用させるようにし
たものである。
即ち、第1親骨18aと受骨18bは、第1親骨18a
の先端を受骨18bの略中間位置に連結することにより
互いに回動自在に結合されており、この第1親骨18a
の先端近くと受骨18bの先端近くの間に閉傘弾性体と
しての伸縮可能なコイルスプリング27を掛け渡しであ
る。
そこで、開傘時には下ロクロ6が引き上げられ、コイル
スプリング27は第10図に示すように引き伸ばされる
が、前記実施例の場合と同様に、開閉操作具15の閉傘
操作部15bを押して開閉制御ロッド8の拘束を解くと
、傘骨は第1親骨18aと受骨18bの間に作用するコ
イルスプリング27の引張力により自動的に折り畳まれ
て、第11図に示すように閉傘状態に復帰するものであ
る。
次に、第12図ないし第14図に示した実施例について
説明する。なお、前記実施例七同−若しくは同等の機能
を有する構成要素については前記実施例の場合と同一の
参照番号を付して示しである。
これまでの実施例は、閉傘時に傘骨18が3段に折り畳
まれる折畳み式の洋傘に本発明を適用したものであった
が、第12図ないし第14図のものは長い親骨28を使
用した非折畳み式の洋傘に本発明を適用したものである
親骨2Bの一端は上ロクロ4に回動自在に取り付けられ
、また、一端を下ロクロ6に取り付けられた受骨29の
他端が親骨28の中間位置に回動自在に連結されている
。閉傘弾性体としてのコイルスプリング30の一端は、
上ロクロ4の親骨28の取付位置より幾分下方に取り付
けられ、コイルスプリング30の他端は受骨29と親骨
28の連結位置に取り付けられている。
その他の構成要素、即ち、外管2及び内管3から成る傘
軸1内に収容されたコイルスプリング7や開閉制御ロッ
ド8の構成、握柄5に設けられた係止具12、バネ13
、フック14、開閉操作具15、バネ片16及びスリー
ブ17の構成、そして開閉制御ロッド8の上端と下ロク
ロ6をつなぐ開閉制御ロープ9等の構成は前記実施例と
同様である。
そこで、第12図に示すような閉傘状態において、開閉
操作具15の開傘操作部15aを押してフック14の係
止爪14aを外管2のフンク孔から離脱させると、外管
2はコイルスプリング7の押上げ力により、内管3に沿
って上方へ向けてスライドし、伸長する。このとき、開
閉制御ロッド8の下端の鉤部8aは握柄5内の係止具1
2に係止されたま\であるので、傘軸の伸長に伴い開閉
制御ローブ9は傘軸内へ引き込まれ、下ロクロ6は傘軸
上を上方へ移動する。然るときは、下ロクロ6に連結し
た受骨29が押し上げられ、これにより親骨28が押し
広げられて第13図に示すような開傘状態が形成される
このとき、閉傘弾性体30は第12図に示した状態より
幾分引き伸ばされた状態にあり、親骨28を傘軸1の側
へ引き戻そうとする力を作用させている。
そこで、前記実施例の場合と同様に、開閉操作具15の
閉傘操作部15bを押して開閉制御口・ンド8の拘束を
解くと、親骨2Bは閉傘弾性体30の引張力により自動
的に傘軸1の側へ引き寄せられ、第14図に示すような
閉傘状態が形成されるものである。
この七き傘軸1の外管2と内管3は伸長したま\の状態
で、開閉制御ロッド8は傘軸内で開閉制御ロープ9によ
りふら下げられた状態となっているが、この傘軸を更に
押し縮めて第12図に示したような状態に復帰させる場
合には、握柄5を片手で持ったま\傘の先端を地面や壁
に押しつけることにより、内管3をコイルスプリング7
のパネカに抗して外管2の中へ押し込めばよい。
次に、第15図ないし第17図に示した実施例について
説明する。
この実施例も非折畳み式の洋傘に本発明を適用したもの
であるが、下ロクロ31の取付位置及びその駆動形式が
、これまでの実施例のものと異なっており、それに付随
して、開閉制御ロープ9を傘軸の外に引き出す部分に設
ける滑車36及び37の構成もこれまでの実施例のもの
と異なっている。
即ち、これまでの実施例における下ロクロ6は、滑車1
1より握柄5の側で外管2に沿って昇降するように構成
されていたが、第15図ないし第17図に示す実施例に
おいては、受骨32を支持する下ロクロ31が、開閉制
御ロープ9を傘軸外に引き出すための滑車36及び37
より上の部分で、上ロクロ4に対して接離するような構
成となっている。
具体的に説明すれば、第15図に示すような閉傘時にお
いて、下ロクロ31は上ロクロ4の直下に位置し、開閉
制御ロッド8の上端に取り付けられた開閉制御ロープ9
は、外管2内に設けた芯体34に取り付けた2つの滑車
36及び37を経由して外管2の外側へ導き出され、下
ロクロ31の下端に結合されている。芯体34は滑車3
6及び37の支持体としての機能と共に、傘軸内に収容
されたコイルスプリング7の上端を阻止するストッパと
しての機能を有している。芯体34はピン35により外
管2に固定されている。
この実施例における閉傘弾性体としてのコイルスプリン
グ33は、下ロクロ31の受骨32の取付位置より幾分
握柄寄りの位置と、受骨32の先端即ち受骨32と親骨
28の連結位置との間に掛け渡されている。
そこで、第15図に示すような閉傘状態において、開閉
操作具15の開傘操作部15aを押してフック14の係
止爪14aを外管2の下端近くのフック孔から離脱させ
ると、外管2はコイルスプリング7の押上げ力により、
内管3に沿って上方へ向けてスライドし、伸長する。こ
のとき、開閉制御ロッド8の下端の鉤部8aは握柄5内
の係止具12に係止されたま\であるので、傘軸の伸長
に伴い開閉制御ロープ9は傘軸内へ引き込まれ、下ロク
ロ31は傘軸上を上ロクロ4から離れて握柄側へ移動す
る。然るときは、下ロクロ31に連結した受骨32が押
し広げられ、これにより親骨28も押し広げられて第1
6図に示すような開傘状態が形成される。
なお、第16図に示すような開傘状態において、閉傘弾
性体33は第15図に示した状態より幾分引き伸ばされ
た状態にあり、受骨32を傘軸1の側へ弓き戻そうとす
る力を作用させている。
而して、第16回に示すような開傘状態において、下ロ
クロ31に取り付けた受骨32と傘軸1のなす角度は、
上ロクロ側の角度αより握柄側の角度βの方が小さくな
るように設計されている。この点は、これまでのすべて
の実施例と異なっている。即ち、これまでの実施例は、
開傘状態においては上ロクロ側の角度αより握柄側の角
度βの方が大きくなるように設計されていた点に留意さ
れたい。
そこで、傘を閉じるときには、開閉操作具15の閉傘操
作部15bを押して開閉制御ロッド8の拘束を解くと、
受骨32は閉傘弾性体33の引張力により自動的に傘軸
1の側へ引き寄せられ、これと−緒に親骨28も傘軸側
へ引き寄せられて、第17図に示すような閉傘状態が形
成されるものである。その際、下ロクロ31は上ロクロ
4の側へ接近する。即ち、これまでの実施例においては
、下ロクロの移動は、開傘時には上ロクロの方へ近づき
、閉傘時には握柄の方へ復帰するように構成されていた
が、第15図ないし第17図に示す実施例においては、
下ロクロは、開傘時には握柄の方へ向かい、閉傘時には
上ロクロの方へ復帰するように構成されている。
而して、第17図に示した閉傘状態において、外管2と
内管3は伸長したま\の状態で、開閉制御ロッド8は傘
軸内で開閉制御ロープ9によりぶら下げられた状態とな
っているが、この傘軸を更に押し縮めて第15図に示し
たような状態に復帰させる場合には、これまでの実施例
の場合と同様に、握柄5を片手で持ったま一傘の先端を
地面や壁に押しつけて、内管3をコイルスプリング7の
バネ力に抗して外管2の中へ押し込めばよい。
〔発明の効果〕
本発明は軟土の如く構成されるから、本発明によるとき
は、次のような多くの利点をを有する自動開閉式洋傘が
提供されるものである。
■傘軸が2重構造であるので、従来の3重構造のものに
比べて軽く、細くでき、携帯にも便利である。
■傘軸が2重構造であるので、開閉時における摩擦が少
なく、作動がスムーズに行なわれる。
■構造が比較的簡単で、故障や誤動作が少ない。
■傘軸内に長いコイルスプリングを収容できるので、短
いスプリングを用いた従来品に比べて制御が容易であり
、傘軸を短縮する際にも大きな力を必要としない。
■簡単な構造で安定した機能が得られるため、製造コス
トが少なくて済む。
■構造が簡単なため、少々乱暴な取扱いにも耐えられる
■折畳み式の傘にも非折畳み式のものにも適用できる。
等々。
なお、本発明は軟土の実施例に限定されるものでなく、
例えば、握柄部分に設けられる開閉制御ロッドの下端の
係止具や開閉操作具等は適宜設計変更し得るものであり
、従って、本発明はその目的の範囲内において上記の説
明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を
包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にか\る折畳み式の自動開閉式洋傘の一
実施例を折り畳んで縮小した状態において示す縦断面図
、 第2図はその握柄部分に設けた係止具の一実施例を示す
斜視図、 第3図は第1図に示した傘を開いた状態において示す縦
断面図、 第4図は第3図に示した開傘状態から傘骨を自動的に閉
じた状態を示す縦断面図、 第5図は傘骨に対して閉傘方向に力を作用せしめる閉傘
弾性体の一実施例をその取付状態と共に示す説明図、 第6図は閉傘弾性体のもう1つの実施例を示す斜視図、 第7図は第6図に示した閉傘弾性体を傘に取り付けた状
態を示す縦断面図、 第8図は閉傘弾性体のもう1つの実施例を示す斜視図、 第9図は閉傘弾性体の更に異なった形態のものを傘に取
り付けた状態を示す説明図、 第10図は閉傘弾性体の更に異なった形態のものを傘に
取り付け、これを開傘状態において示す縦断面図、 第11図は第10図に示した閉傘弾性体を閉傘状態にお
いて示す縦断面図、 第12図は本発明にカミる非折畳み式の自動開閉式洋傘
の一実施例を折り畳んで縮小した状態において示す縦断
面図、 第13図は第12図に示した傘を開いた状態において示
す縦断面図、 第14図は第13図に示した開傘状態から傘骨を自動的
に閉じた状態を示す縦断面図、 第15図は本発明にか\る非折畳み式の自動開閉式洋傘
のもう1つの実施例を折り畳んで縮小した状態において
示す縦断面図、 第16図は第15図に示した傘を開いた状態において示
す縦断面図、 第17図は第16図に示した開傘状態から傘骨を自動的
に閉じた状態を示す縦断面図、である。 1−−−−−−・・・・−・・−一−−−−−−・−・
−・−傘軸2−・・−−m−−・・・−・−・−・−・
外管2a−・−・−−−一−−−−・−・−−−−−・
−フック孔3−・・−・・−・・・・・・・・・・・−
・−・・〜・−・内管4−−−−−−−−・−−−−−
一−−−−−−−−・−・−一−−−−上ロクロ4a−
−−−−−−−・−−−−−・−・−・−・−ピン4b
 −−−−−−−−−−−−−−・−・−一−−−−−
−凹部4cm−−−・−・−−一−−・−・−・−・−
・−突出部4d −・・−・・−−−−−−・・・−・
−−−−−・キャンプ5−・−・−・−−一−・−一−
−・−・−−−−−一−−−−握柄5a ・−・−・・
−・−・・・−−−−・・−・−握柄カバー6・−−m
−−・−・・・−−−−一−・・・−−−−−−・−・
・−下ロクロア・・−−−−−−・−・−−m−−−−
−・−・−・−・・−コイルスプリング8−−−−−−
・−・−−−−−−−一   −・・・−開閉制御ロッ
ド8a −−−−−−・・・・−−−−−・・−−−−
−−−−−・−鉤部9−−−一・・−・−−一−−−−
・・−−−−一・・・−・−開閉制御ロープ10−・−
へ−・・−・−−一−−・−・・−・・・−−−−−コ
ネクタ11−・−・−・・−−−−一・・−−−−・−
・−・〜−−−−−−・滑車11a−−・・−・−・−
・−・−・・・・−−−−・ビン12−一−−−・−−
−−一−・・・−−−−−一一一一−−−−・・−係止
具12a −・・・−・−・・−−−−−・・・・・−
・−係止孔13−・−−−m−−−−・−・・・−・−
−−一・−一−−−−・・バネ14−−一−−・・−−
−−−−・・−−−−一−・・・−−−一−・−・フッ
ク14a −−−・・・・・−・−・・−・−・・・−
・−係止爪14b・・−・−・・・−−−−−・・−・
・−・−・−・−・・押圧部15−−−−−−−・・・
−・−・・−・〜・−・−・−・・開閉操作具15a−
・・・−・−・・−・・・−・・・−−−〜−開傘操作
部15b −−一・−・−・−・・−−−−−・−・−
・閉傘操作部16−・−−−−−一−−・−・−一−−
−−−−−−−−−−−バネ片17−−−・−・−・・
−・・−−−−−−−−一−−−−スリーブ18−・−
−−−−−−−−・・・−・・・−一−−−−−−−−
−−−傘骨18a−−−−−・・・・−・・−・−・−
一−−−−−第1親骨18 b−−−−−・・・・・−
・・・・・・・−一−−・−受骨18cm−・・−・・
・・・・・・−・・・−一−−−・・−m2at18d
−・・・−−−−−−−−−−−−・−・・・−・−・
−・連結骨19−・−・−・−・・・・−・・−一−−
−−−・−・−フック金具20−−・−一−−−−−・
−・−・−一一−−−−−−−−−・・−閉傘弾性体(
伸縮弾性体)21.22−・・−−一−−−・・−・・
・・−・−・−・−閉傘弾性体(湾曲弾性片)21a、
22a・−・・・−・・・−・−・−環状部21b、2
2b −一・・−・・−−−一−−−−−−−−脚部2
3−・・・・−・・・−・−一−−−−−・−・−・・
・−閉傘弾性体(雁金形スプリグ) 24−・・−・〜・・〜・−−−−−−一−−・−・・
・・一連結金具25、26・−−−−−一−−・・−・
・−−一−−−−−−鳩目27−・−・−・・−・−−
−−−−−−−−−−−・・−・−閉傘弾性体28・−
・−・−〜−−−−−・・・−・・・・−・−−−−一
・−親骨29−・−−一−・・・・−−−−−−−・・
−・・−・・−一−−−受骨30−・−・・・−・・・
−・−・・−−m−−・・・−・−閉傘弾性体(伸縮弾
性体) (伸縮弾性体) 31・−・・−一−−−−・−−−−−−−一・・・−
−−−・−・・下ロクロ32−−−−−・・・−・・−
一−−−−−−・・・・・−・−−−−一受骨33・−
・・−・−−−−−・−・−・−・−・−・−・−閉傘
弾性体34・−・−−−一−・・・・−・・−−−−・
−一−−・−・−芯体35・・・−・・・−・・−一−
−−・−・−・・−・−−−−−−ピン36.37−・
−・・・・・・−・−・−−−−m−滑車(伸縮弾性体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記(a)項ないし(1)項記載の構成要素を備え
    た自動開閉式洋傘。 (a)一端に上ロクロ(4)を有し上ロクロとは反対側
    の端部近くにフック孔(2a)が設けられた外管(2)
    と、一端部を残して上記外管内に同軸に摺動自在に挿入
    される内管(3)とから成り、開傘時の伸長状態と、閉
    傘時の短縮状態との間で伸縮自在な傘軸(1)。 (b)上記傘軸内管(3)の自由端部に設けられる握柄
    (5)。 (c)上記傘軸の外管(2)の外側に同軸に、開傘位置
    と閉傘位置との間で摺動自在に取付けられる下ロクロ(
    6)。 (d)上記傘軸内に同軸に設けられ、傘軸の伸長状態に
    於て上記外管と内管を通じて伸長し尚かつ圧縮状態に保
    たれる充分な長さを有するコイルスプリング(7)。 (e)上記傘軸の内部に軸方向に移動自在に設けられる
    開閉制御ロッド(8)。 (f)一端が上記開閉制御ロッド(8)の上ロクロ側端
    部に結合され、他の一端が上記上ロクロ又は傘軸の上ロ
    クロ側端部に設けられる傘軸内から外方に通じる通路を
    介して傘軸外方に導出され、下ロクロ(6)に結合され
    た開閉制御ロープ(9)。 (g)上記上ロクロ又は傘軸の上ロクロ側端部に設けら
    れる傘軸内から外方に通じる通路に設けられ、上記開閉
    制御ロープ(9)が巻き掛けられる少なくとも一つの滑
    車(11)。 (h)上記握柄(5)の内部に設けられ上記開閉制御ロ
    ッド(8)の握柄側の端部を係止することができ、上記
    開閉制御ロッド(8)が握柄側に移動し来るときはその
    端部を係止し、その係止位置とは異なった開放位置に移
    動せしめるときは、上記開閉制御ロッドの端部を開放す
    る係止具(12)。 (i)握柄(5)内に揺動自在に設けられ、一端に傘軸
    外管(2)に設けたフック孔(2a)に出入し得る係止
    爪(14a)を有し、外管が握柄側の移動終端に移動し
    たとき、上記係止爪がフック孔に陥入して、傘軸外管を
    係止するフック(14)。 (j)握柄(5)内に、開傘指令位置と閉傘指令位置と
    その両位置の間の中立位置の間を移動自在に設けられ、
    開傘指令位置に移動せしめたときは、上記フックによる
    傘軸外管の係止を解除せしめ、閉傘指令位置に移動した
    ときは、上記開閉制御ロッド係止具による開閉制御ロッ
    ドの係止を解除せしめる開閉操作具(15)。 (k)上記上ロクロと下ロクロに接続される傘骨(18
    )。 (l)上記傘骨に、常時閉傘方向に力を作用せしめる閉
    傘弾性体(20)。 2)上記閉傘弾性体が、上ロクロ(4)に取り付けられ
    た複数の第1親骨(18a)間に相互に掛け渡した伸縮
    弾性体(20)から成る請求項1に記載の自動開閉式洋
    傘。 3)上記閉傘弾性体が、上ロクロ(4)に固定される環
    状部(21a、22a)とこれからその半径方向に外側
    へ延びて第1親骨(18a)に作用する脚部(21b、
    22b)とを有する板状の湾曲弾性片(21、22)か
    ら成る請求項1に記載の自動開閉式洋傘。 4)上記閉傘弾性体が、受骨(18b)とその先端に取
    り付けた第2親骨(18c)間に弾性力を作用させるよ
    う受骨と第2親骨の連結軸に取り付けた雁金形スプリン
    グ(23)から成る請求項1に記載の自動開閉式洋傘。 5)上記閉傘弾性体が、第1親骨(18a)の先端を受
    骨(18b)の略中間位置に連結した傘骨構造の上記第
    1親骨(18a)の先端近くと受骨(18を)の先端近
    くの間に掛け渡した伸縮弾性体(27)から成る請求項
    1に記載の自動開閉式洋傘。 6)上記閉傘弾性体が、上ロクロ(4)の親骨取付位置
    より幾分握柄寄りの位置と親骨(28)の中間位置の間
    に掛け渡した伸縮弾性体(30)から成る請求項1に記
    載の自動開閉式洋傘。 7)開傘時において、下ロクロ(6)に取り付けた受骨
    (18b、29)と傘軸(1)のなす角度が、上ロクロ
    側より握柄側の方が大きく、閉傘時には下ロクロ(6)
    が握柄(5)側へ接近する請求項1ないし6のうちいず
    れか一に記載の自動開閉式洋傘。 8)開傘時において、下ロクロ(31)に取り付けた受
    骨(32)と傘軸(1)のなす角度が、上ロクロ側より
    握柄側の方が小さく、閉傘時には下ロクロ(31)が上
    ロクロ(4)側へ接近する請求項1に記載の自動開閉式
    洋傘。 9)上記閉傘弾性体が、下ロクロ(31)の受骨取付位
    置より幾分握柄寄りの位置と受骨(32)の先端の間に
    掛け渡した伸縮弾性体(33)から成る請求項8に記載
    の自動開閉式洋傘。 10)上記傘軸の外管(2)の軸直角断面が多角形をな
    し、内管(3)の少なくとも上端近傍部分の軸直角断面
    が外管の内壁面に対応する多角形をなす請求項1ないし
    9のうちいずれか一に記載の自動開閉式洋傘。 11)上記多角形が6角形である請求項10に記載の自
    動開閉式洋傘。 12)多段折畳み式の傘骨構造を有する請求項1、2、
    3、4、5、7、10又は11のうちいずれか一に記載
    の自動開閉式洋傘。 13)非折畳み式の傘骨構造を有する請求項6ないし1
    1のうちいずれか一に記載の自動開閉式洋傘。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654707A (ja) * 1992-08-04 1994-03-01 Hinode Yougasa Kogyo Kk 洋傘の開傘機構
JPH06105706A (ja) * 1992-09-09 1994-04-19 Yokubun Go 多重折畳式自動開閉洋傘

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