JPH0312205A - 液体中の気体除去システム - Google Patents

液体中の気体除去システム

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Publication number
JPH0312205A
JPH0312205A JP1146768A JP14676889A JPH0312205A JP H0312205 A JPH0312205 A JP H0312205A JP 1146768 A JP1146768 A JP 1146768A JP 14676889 A JP14676889 A JP 14676889A JP H0312205 A JPH0312205 A JP H0312205A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid
gas removal
gas
pipe
swirling flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP1146768A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Yano
久 矢野
Jiyunsuke Yabumoto
薮元 淳輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Mitsubishi Oil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Oil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Oil Co Ltd
Priority to JP1146768A priority Critical patent/JPH0312205A/ja
Publication of JPH0312205A publication Critical patent/JPH0312205A/ja
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本゛発明は、液体中に浮遊または溶解している気体を除
去し、低気体含有液体を供給する液体中の気体除去シス
テムに関する。
特にこのシステムは、液体中に浮遊また、は溶解してい
る気体が問題になる装置を用いている産業機械には極め
て有効に利用できる。即ち、潤滑油を必要とする各種の
機械、例えば自動車用エンジン、−産業用エンジン、ガ
スタービンなどの内燃機関、外燃機関や各種の油圧作動
装置などに利用できる。また、液状原料や液状半製品や
液状製品を流送する際に、空気等の含有が問題になる場
合、例えば、界面活性剤を含有する紙のサイズ剤液や、
モノマーやポリマーを含有するコーテイング液等の流送
機構にも利用できる。
に回転運動を与え、液体中に浮遊する気泡を除去する方
法であるが、液体中に溶解している気体に対しては何ら
有効な方法とは成り得ず、従って液体中に浮遊している
気泡は勿論のこと、液体中に溶解している気体をも同時
に除去できる技術が望まれたいた。
(従来技術) 従来、液体中に含有される気体を除去する方法としては
、単に気体の浮力を利用したり、特公昭44−2380
3、日本特許1371889、特開平1−104315
などに示されるように気泡を含む液体に回転運動を与え
、気体と液体に働く遠心力の差を利用して、気泡を回転
の中心部分に集合させ合一させて除去しやすくする方法
などがあった。
(発明が解決しようとする課題) これらの方法はいずれも気体を含む液体が圧送された後
に、その流速を利用して気体を含む液体(課題を解決す
るための手段) 本発明の気体除去システムは、液体流送用ポンプの吸引
側の流送管に旋回流室が具備され、旋回流室の略中心軸
部に気体除去管が設けられ、該気体除去管の先端開口部
が、回転機械部品によって作動される吸引装置または機
械によって形成される引圧発生部分に結合または連結さ
れていることを特徴とする液体中の気体除去システムで
ある。
吸引装置としては、減圧機構の付いたリリーフバルブや
ギヤポンプやトロコイドポンプやベーンポンプや渦巻ポ
ンプなどが使用され、また引圧発生部分としては例えば
エンジン内の吸気負圧発生部分などが使用される。
本発明の気体除去システムでは、流送管に具備された旋
回流室の断面の円の直径が、旋回流室の上流側から下流
側に向かうにつれて小さくなっていることを特徴とする
場合もあり、また旋回流用導入管が固形異物を濾過する
ためのスクリーンで覆われている場合もある。
によって作動される吸引装置または機械によって形成さ
れる引圧発生部分に結合または連結されている気体除去
管が設けてあり、この気体除去管の旋回流室内の開孔部
は減圧状態になっているため、旋回流室の中心軸部へ集
合した気体を該気体除去管を通じて容易に流送管外部へ
除去できる。
(作用) 上記のように構成された液体中の気体除去システムは、
流送用ポンプの吸引側では吸引による減圧作用のため、
液体中に浮遊している気泡は膨脹して合一しやすく、旋
回流室で旋回している間に密度の異なる液体と分離しや
すく、密度の小さい合一した気体は、液体との遠心力の
差によって旋回流室の中心軸部に集合しやすい。また、
液体中に溶解している気体は、同上の減圧作用により液
体中から気体として析出しやすく、析出した気体は膨脹
し合一しやすく、やはり液体との遠心力の差により旋回
流室の中心軸部に集合しやすい。
一方、旋回流室の中心軸部には、回転機械部品(実施例
) 以下に本発明に基づ〈実施例を説明するが、本発明は以
下の実施例に限定されるものではない。
実施例 本実施例はエンジン油中の気体除去用であり以下図にし
たがって、説明する。
底面1が円形の旋回流室2の円筒状底部に二本の旋回流
用導入管3が、底面1の円の接線方向に対象の位置に取
付けられている。
旋回流室2の断面は円であり、円の直径は底面1から離
れるにしたがって小さくなっている。旋回流室2の上部
は流送管4に結合されており、流送管4はポンプ5の吸
引側に結合されている。
一方、旋回流室2の中心軸部には、多数の小孔12を有
する気体除去管13が設けられており、この気体除去管
13は旋回流室2の上部から外部へ貫設され、逆止弁1
4を経由してギヤポンプ6の吸引ロアに結合されている
。ギヤポンプ6の一方の歯車8の車軸9は駆動歯車10
と共通であり、駆動歯車10は主軸歯車11と噛み合っ
て回転する。この場合の主軸歯車11はエンジンのクラ
ンクシャフト17に取り付けた。
気体を含有したエンジン油は、ポンプ5によって吸引さ
れて大きい固形異物を濾過するためのスクリーン15を
通り、旋回流用導入管3から旋回流室2へ入り、強い旋
回流を起こしながら上部へ移動する。旋回流を起こして
いる間に、気体は気体除去管13の周辺に集合する。一
方、気体を除去されたエンジン油は、流送管4を流れポ
ンプ5を通りエンジン内の潤滑の必要な箇所へと流れて
ゆく。
一方旋回流室2内の気体除去管13の周辺部に集合した
気体を多く含むエンジン油は、主軸歯車11および駆動
歯車10によって作動するギヤポンプ6によって吸引さ
れ、逆止弁14およびギヤポンプ6を通り排出管16か
ら外部へ除去される。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
液体流送用ポンプの吸引側の流送管に旋回流室および気
体除去管を設け、かつ回転機械部品によって作動される
吸引装置または機械によって形成される引圧発生部分に
この気体除去管を結合させることにより、液体中に浮遊
している気泡は勿論、液体中に溶解している気体をも同
時に除去でき、気体含有量の極めて少ない液体を供給す
ることが可能になる。
したがって、潤滑油を必要とする機械、例えば、自動車
用エンジン、産業用エンジン、ガスタービンなどの内燃
機関、外燃機関や各種の油圧作動装置などに本発明によ
る気体除去システムを組込むことにより、これらの機械
の潤滑面において、潤滑面中に含有される気体による油
膜切れを防ぎ、十分な油膜を形成することができるため
機械の摩耗損傷を防ぐことができる。
また、油圧によって作動する機構を内蔵する各種の産業
機械、例えば、各種の建設機械や工作機械には、方向制
御や位置制御や圧力制御を行なうための多くの油圧作動
機構が組込まれており、これらの油圧作動機構の作動効
率や作動精度は、油圧作動液中に気体が含有されている
と悪化するが、本発明による気体除去システムを組込む
ことにより、これらの作動効率や作動精度は大幅にに改
善できる効果がある。
また、最近の乗用車用エンジンには、油圧タペットや可
変バルブ機構などの油圧を利用した作動機構が組込まれ
る場合があり、これらの油圧作動機構の動力源には、オ
イルポンプによって加圧されたエンジン油が作動媒体と
して用いられており、エンジン油中に気体が含有されて
いると、これらの油圧作動機構の作動効率や作動精度は
悪化するが、本発明による気体除去システムをエンジン
内にコンパクトに組込むことにより、これらの作動効率
や、作動精度は大巾に改善できる効果がある。
また、液体中に気体が含有されていることにより、製品
に技術的欠陥を生じ得る産業分野、例えば、紙のサイズ
剤液やあるいは、モノマーやポリマーを含有するコーテ
イング液等を取扱う産業分野では、これらの液体の流送
過程に本発明による気体除去システムを組込むことによ
り、最終製品に起り得る気体による技術的欠陥をなくし
、均質な品質の最終製品を製造し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の実施例による液体中の気体除去システム
の断面図である。 1、底面 2、旋回流室 3、旋回流用導入管 46流送管 5、ポンプ 6、ギャボンブ 吸引口 歯車 車軸 駆動歯車 主軸歯車 小孔 気体除去管 逆止弁 気体除去管開口部 排出管 クランクシャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体流送用ポンプと、該ポンプの吸引側の流送管に
    設置された旋回流室から成り、該旋回流室の略中心軸部
    に気体除去管が設けられ、該気体除去管の先端の開口部
    が、回転機械部品によって作動される吸引装置に結合ま
    たは連結されていることを特徴とする液体中の気体除去
    システム。 2、液体流送用ポンプと、該ポンプの吸引側の流送管に
    設置された旋回流室から成り、該旋回流室の略中心軸部
    に気体除去管が設けられ、該気体除去管の先端の開口部
    が、機械によって形成される引圧発生部分に結合または
    連結されていることを特徴とする液体中の気体除去シス
    テム。 3、旋回流室断面の円の直径が、旋回流室の上流側から
    下流側に向かうにつれて小さくなっていることを特徴と
    する特許請求範囲1項または2項記載の液体中の気体除
    去システム。 4、旋回流用導入管が、固形異物を濾過するためのスク
    リーンで覆われていることを特徴とする特許請求範囲1
    項または2項または3項記載の液体中の気体除去システ
JP1146768A 1989-06-12 1989-06-12 液体中の気体除去システム Pending JPH0312205A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100551274B1 (ko) * 1999-12-30 2006-02-09 현대자동차주식회사 펌프 흡입구용 기포 제거장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104315A (ja) * 1987-07-30 1989-04-21 Mitsubishi Oil Co Ltd 原動機または油圧機器における潤滑油中の固体および気体異物の一体型分離除去装置

Patent Citations (1)

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