JPH0312180Y2 - - Google Patents

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JPH0312180Y2
JPH0312180Y2 JP1064986U JP1064986U JPH0312180Y2 JP H0312180 Y2 JPH0312180 Y2 JP H0312180Y2 JP 1064986 U JP1064986 U JP 1064986U JP 1064986 U JP1064986 U JP 1064986U JP H0312180 Y2 JPH0312180 Y2 JP H0312180Y2
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JP
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torque arm
link
pin
energy storage
manual
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電動機、又は人力により投入ばねを
蓄勢する遮断器における投入ばね手動蓄勢装置の
改良に関する。
〔従来の技術〕
遮断器の投入ばねを蓄勢する機構は通常電動機
により駆動するようになされているが電源のない
場合でも蓄勢できるように手動蓄勢装置が設けら
れている。このような手動蓄勢装置では手動蓄勢
操作中に不意に電動機が回転したとき手動操作装
置に電動機の駆動力が伝達されると危険であるた
め電気的又は機械的なインターロツク装置が設け
られている。そのような従来の蓄勢装置の例を第
4図及び第5図に示す。図において、カム軸2は
フレーム1を貫通して軸受3及びワンウエイクラ
ツチ4により支持されておりカム軸2は矢印Aで
示す方向にのみ回転可能になされている。フレー
ム1の上部に取付けられた電動機16の軸には偏
心カム17が設けられており、電動機16の回転
により偏心カム17が回転するとトルクアーム1
3はその端部に設けられたローラ15を介して押
される。一方トルクアーム13に設けられたピン
21とフレーム1に設けられたピン26にかけら
れたばね25によつて、トルクアーム13は図の
左方に引張られているのでローラ15は常に偏心
カム17に接しており、偏心カム17の回転によ
り揺動する。トルクアーム13の揺動によつてカ
ム軸2はトルクアーム13が図の右方へ動くとき
のみ回転し、左方へ動くときはワンウエイクラツ
チ4によりその位置に停止し、トルクアーム13
のみが左方へ動くようになされている。カム軸2
の右端にはクランクアーム7が設けられており、
先端部にはクランクピン8が設けられている。ク
ランクピン8には投入ばねロツド9の上端が回転
自在に設けられており、投入ばねロツド9の他端
には投入ばね座11がナツト12により取付けら
れている。投入ばね10は圧縮ばねで上部はフレ
ーム1に、下部は投入ばね座11に接し、両者に
はさまれている。手動蓄勢レバー18はフレーム
1に固定された支持ピン19を軸として矢印Bの
方向に回転自在に構成されている。リンク20は
両端をトルクアーム13と手動蓄勢レバー18に
ピン21及び22によつて回転可能に取付けられ
ている。手動蓄勢ハンドル23は位置決めピン2
4を有し、手動により蓄勢するときは第4図に点
線で示すように手動蓄勢ハンドル23のピン24
を手動蓄勢レバーの切欠部に入れ、かつ先端を支
持ピン19に当てるように挿入し、矢印Bに示す
ように往復操作を行なう。
投入ばね10を電動操作により蓄勢する場合
は、電動機16が回転すると前記のとおりトルク
アーム13は揺動し、ワンウエイクラツチ4及び
14によりカム軸2を間欠的に矢印Aの方向に回
転させる。その結果クランクアーム7が回転して
ばねロツド9を引上げ、投入ばね10を圧縮す
る。クランクアーム7が上死点を越えた直後に、
カム軸2に設けられた投入カム5の先端部のロー
ラー6が図示を省略したラツチに係合して蓄勢状
態が保持される。
手動操作により投入ばねの蓄勢を行なう場合は
手動蓄勢レバー18に挿入した手動蓄勢ハンドル
23を矢印Bに示すように往復作動させることに
より手動蓄勢レバー18を支持ピン19を中心と
して往復回転させリンク20によりトルクアーム
13を前記電動機16による場合と同様に揺動さ
せカム軸2を回転させて、前記と同様に投入ばね
10を蓄勢する。
上記の手動蓄勢操作中に不意に電動機16が回
転を始めたときは、偏心カム17の回転によりト
ルクアーム13に伝達された駆動力はリンク20
を介して手動蓄勢レバー18を回転させるが手動
蓄勢レバー18の切欠部にて手動蓄勢ハンドル2
3と手動蓄勢レバー18は切離され、手動蓄勢ハ
ンドル23には駆動力は伝達されない。したがつ
て、手動蓄勢操作中に誤まつて電動機16が回転
を始めた場合でも操作者は保護される。
〔考案が解決しようとする問題点〕 従来のこの装置では、トルクアーム13と手動
蓄勢レバー18がリンク20で連結されているた
め、電動機16の回転に伴ない常時手動蓄勢レバ
ー18が高速で揺動する。しかも、手動蓄勢レバ
ー18は手動蓄勢ハンドル23を接続する都合上
操作者の手の触れ易い箇所に設けられるため危険
である。通常投入ばねばねの蓄勢はほとんどの場
合電動操作によつて行なわれ、手動による蓄勢機
構は補助的な機能であり、従来の装置のように常
時トルクアーム13に伴なつて手動蓄勢レバー1
8、リンク20等が動く事は部品の摩耗等の機械
的強度の面から見ても不経済である。
この考案は上記のような問題を解消するためな
されたもので簡単な構成で電動蓄勢時にトルクア
ームと手動蓄勢レバーを切離し安全でかつ経済的
な手動蓄勢装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る遮断器用電動ばね操作機構の蓄
勢装置は手動蓄勢レバーとトルクアームを連結す
るリンクの連結部に長孔を有し、トルクアームが
揺動するときリンクに駆動力を与えないようにな
されている。
〔作用〕
トルクアームが電動機により駆動されるとき
は、トルクアームとリンクを結合するためにトル
クアームに設けられたピンはリンクの長孔内を移
動するのでリンクは動かない。
〔実施例〕
第1図A、第1図B、第2図及び第3図にこの
考案の実施例を示す。第3図において、カム軸2
はフレーム1を貫通して軸受3及びワンウエイク
ラツチ4により支持されておりカム軸2は第1図
に矢印Aで示す方向にのみ回転可能になされてい
る。フレーム1の上部に取付けられた電動機16
の軸には偏心カム17が設けられており、電動機
16の回転により偏心カム17が回転するとトル
クアーム13はその端部に設けられたローラ15
を介して押される。一方トルクアーム13に設け
られたピン21とフレーム1に設けられたピン2
6にかけられたばね25によつて、トルクアーム
13は図の左方に引張られているのでローラ15
は常に偏心カム17に接しており、偏心カム17
の回転により揺動する。トルクアーム13の揺動
によつてカム軸2はトルクアーム13が図の右方
へ動くときのみ回転し、左方へ動くときはワンウ
エイクラツチ4によりその位置に停止し、トルク
アーム13のみが左方へ動くようになされてい
る。第3図においてカム軸2の右端にはクランク
アーム7が設けられており、先端にはクランクピ
ン8が設けられている。クランクピン8には投入
ばねロツド9の上端が回転自在に設けられてお
り、投入ばねロツド9の他端には投入ばね座11
がナツト12により取付けられている。投入ばね
10は圧縮ばねで上部はフレーム1に、下部は投
入ばね座11に接し両者にはさまれている。手動
蓄勢レバー27はフレーム1に固定された支持ピ
ン19を軸にして矢印Bの方向に回転自在に構成
されている。リンク28は一端を手動蓄勢レバー
27にピン22によつて回転自在に取付けられて
いる。リンク28の他端は長孔33を有し、トル
クアーム13にピン21によつて結合されてい
る。手動蓄勢レバー27はフレーム1に設けられ
たピン31と支持ピン19にかけられたひねりば
ね30によつて矢印Cの方向に付勢されている。
手動蓄勢レバー27には手動蓄勢ハンドル29が
取付けられるようになされている。
次に動作について説明する。
投入ばね10を電動操作により蓄勢する場合は
電動機16が回転すると前記のとおりトルクアー
ム13は揺動し、ワンウエイクラツチ4及び14
によりカム軸2を間欠的に時計方向に回転させ
る。その結果クランクアーム7が回転してばねロ
ツド9を引上げ、投入ばね10を圧縮する。クラ
ンクアーム7が上死点を越えた直後に、カム軸2
に設けられた投入カム5の先端部のローラ6が図
示を省略したラツチに係合して蓄勢状態が保持さ
れる。トルクアーム13が揺動するときピン21
はリンク28の長孔33内を移動する。第1図B
にトルクアーム13が最も右方へ揺動したときの
状態を示す。図に示すようにトルクアーム13の
揺動が左右の極大値においてもピン21は長孔3
3の内部を摺動するのみであり、リンク28に駆
動力を伝達しないので手動蓄勢レバー27を動か
すことはない。
手動操作により投入ばねの蓄勢を行なう場合は
手動蓄勢レバー27に挿入した手動蓄勢ハンドル
29を矢印Bに示すように往復作動させることに
より手動蓄勢レバー27を支持ピン9を中心とし
て往復回転させリンク28によりトルクアーム1
3を前記電動機16による場合と同様に揺動させ
カム軸2を回転させて、投入ばね10を蓄勢す
る。この場合は第2図に示すように、手動蓄勢ハ
ンドル29を図の下方に押し下げて往復操作をす
ることによりトルクアーム13を揺動させる。こ
のとき電動機16が回転して偏心カム17が動作
した場合においてもトルクアーム13は偏心カム
に押されて動くが、ピン21は長孔33内を右方
へ摺動するのみでリンク28に駆動力を与えない
ので操作員に危険を及ぼすことは全くない。
〔考案の効果〕
この考案によれば電動機により蓄勢するとき手
動蓄勢機構は全く駆動されないので安全であると
ともに、手動蓄勢機構は手動蓄勢時のみしか作動
しないので設計を簡略化することができコストを
低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはこの考案の実施例を示す側面図、第
1図Bはこの考案の実施例においてトルクアーム
が右側へ揺動した状態を示す図、第2図はこの考
案の実施例において手動蓄勢操作を行なう状況を
示す図、第3図はこの考案の実施例の正面図、第
4図は従来の例の側面図、第5図は従来の例の正
面図である。 2:カム軸、4:ワンウエイクラツチ、7:ク
ランクアーム、10:投入ばね、13:トルクア
ーム、14:ワンウエイクラツチ、27:手動蓄
勢レバー、28:リンク、21:ピン、33:長
孔、30:ひねりばね、31:ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1のワンウエイクラツチににより一方向の
    み回転するように支持されたカム軸の一端に第
    2のワンウエイクラツチを介してトルクアーム
    を設け、上記トルクアームにリンクを介して引
    張力を与える手動蓄勢レバーの操作によつて揺
    動させるよう構成し上記カム軸を回転させその
    他端に設けられたクランクアームを介して投入
    ばねを蓄勢するように構成した遮断器の電動ば
    ね操作機構の手動蓄勢装置において、 上記トルクアームのピンに連結されるリンク
    の連結部を長孔とし上記長孔の長さが少なくと
    も上記トルクアームが動力により揺動するとき
    のピンの行程に等しいことを特徴とする遮断器
    用電動ばね操作機構の蓄勢装置。 (2) リンクの長孔の中央とピンの行程の中央が実
    質的に一致するようにリンクを位置決めするた
    めのばね及びピンを有する実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の遮断器用電動ばね操作機構の
    蓄勢装置。
JP1064986U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH0312180Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1064986U JPH0312180Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP1064986U JPH0312180Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62123041U JPS62123041U (ja) 1987-08-05
JPH0312180Y2 true JPH0312180Y2 (ja) 1991-03-22

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ID=30797138

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