JPH03121779A - 冷延鏡面仕上げロールの研削方法 - Google Patents

冷延鏡面仕上げロールの研削方法

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JPH03121779A
JPH03121779A JP25520089A JP25520089A JPH03121779A JP H03121779 A JPH03121779 A JP H03121779A JP 25520089 A JP25520089 A JP 25520089A JP 25520089 A JP25520089 A JP 25520089A JP H03121779 A JPH03121779 A JP H03121779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
roll
nozzle
grindstone
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP25520089A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Watanabe
正明 渡辺
Makoto Yamada
誠 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP25520089A priority Critical patent/JPH03121779A/ja
Publication of JPH03121779A publication Critical patent/JPH03121779A/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷延鏡面仕上げロールの研削方法に関し、特
に研削時のロール表面に発生する研削節及び研削マーク
を解消できるようにするものである。
〔従来の技術〕
近年、冷延鋼板、ブリキ製品等においては高付加価値化
の一端として表面光沢度の高いものの要求が増え、それ
に伴ってこれらの冷延時に使用されるロールの研削に当
っては、ロール表面仕上げ粗さRa 0.15μm以下
の超鏡面化を志向する傾向にある。
通常のロール研削では、砥石車をロールに接触回転せし
めてその研削を行なうと共に、そのロール研削部に研削
液を吹付ける等の操作が行なわれている。これに対し、
特開昭63−295164号では、この様なロール研削
において発生する研削マークの防止を目的として、上記
ロール研削部に吹付けられる研削液とは別個に高圧の研
削液を砥石車円周面にスプレーする方法が提案され、砥
石車の目詰りを防ぎ、ロール表面粗度をより一層緻密に
仕上げることができるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した通常の圧延用ロールの研削を行なう楊合、送り
マーク除去のため仕上げ研削時に負荷を落しているが、
そのために砥石円周面に目詰りが発生し、砥石の脱粒に
よるスクラッチを誘発していた。一般に粒度#z40以
上の砥石を使用する仕上げロール研削においては、ビビ
リ・送りマーク等の研削マークの他、特に微細なスクラ
ッチ等の研削疵も製品品質に与える影響が大きい。
この点砥石円周面に高圧研削液をスプレーする前記特開
昭63−295164号の技術では、砥石表面の目詰り
を解消でき、前述のスクラッチの発生を抑える上で、そ
の効果に大なるものがある。
しかし、当該技術でも特に粒度4240以上の砥石に対
してスプレーする場合、このスプレー圧が高すぎると該
砥石表面に偏摩耗が発生し、ビビリやチャタマーク等の
研削マークを生ずる等の問題があった。
本発明は従来技術の以上の様な問題に鑑み創案されたも
ので、粒度4240以上の砥石に対して高圧研削液をス
プレーしながらロールの研削を行なう場合に、該研削液
を清浄化すると共に、適正なスプレーの元圧及びノズル
吹付は距離についても特定し、スクラッチを防止するだ
けでなく、研削マークの発生も防止できる研削方法を提
供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本発明は、粒度4240以上の砥石を用いてロ
ール表面仕上げ粗さRa 0.15μm以下の冷延鏡面
仕上げロールの研削を行なうに当り、通常ロール研削部
に吹付ける研削液とは別に高圧研削液を砥石円周面にス
プレーしながら研削する冷延鏡面仕上げロールの研削方
法において、該高圧研削液を高密なメツシュを有する複
数のフィルタで濾した上で、元圧30〜80kgf/c
m2、スプレーノズルと砥石間のノズル吹付は距離30
〜50rrrrlの範囲に調整して砥石円周面にスプレ
ーすることを基本的特徴としている。
以下本発明の構成につき詳述する。
ロール表面仕上げ粗さRa0.15μm以下の冷延鏡面
仕上げロールの研削を行なうに当っては1粒度#240
以上の砥石が用いられることになる。
この様な粒度4240以上の砥石円周面に高圧研削液を
スプレーしながらロールの研削を行なう場合については
、以下の点に注意する必要がある。
■砥石の脱粒及び研削液中の異物混入による研削疵の発
生。
■砥石円周面の偏摩耗による研削マークの発生。
このうち研削液中の異物混入については特に注意を払う
必要があり、そのため本発明のロール研削方法では、高
密なメツシュを有する複数のフィルタで研削液を濾すこ
とにしている。例えばメツシュ20μm及び5μmの2
段のフィルタを用いて研削液を濾過すれば、異物は十分
除去されることになる。
一方、砥石の脱粒については、上述のように砥石円周面
の目詰りが原因であるため、該円周面に研削液をスプレ
ーする場合に、該目詰りが起こらないようある程度スプ
レー圧を高くしておく必要がある。ところがあまりスプ
レー圧が高くなりすぎると1粒度#240以上の砥石で
は前述のように砥石表面に偏摩耗を発生することになる
。特開昭63−295164号では、元圧を40kgf
/a(以上とし、又ノズル吹付は距離については100
m以内としており、粒度#240より低い砥石(同号の
明細書中では、ロール表面仕上げ粗度で規定されており
、それによれば該粗度は0.2〜0.27μmRa)に
よる研削では特に偏摩耗を生ずる心配はない。
しかし、該粒度が#240以上の砥石による研削では、
上記の規定範囲は広すぎることになる。従って偏摩耗を
起こさせないようにするためには、その範囲をもっと狭
める必要がある。そのため本発明法では、前述の研削液
のフィルタによる濾過を行なう構成と共に、スプレー圧
(元圧及びノズル吹付は距離)についても後述する実験
結果に基づき、#240以上の砥石に対する適正範囲を
明らかにした。
〔実施例〕
第1図は圧延用ロール(1)の研削を行なうためのロー
ル研削装置の一例を示す装置概略図である。
この例では、圧延用ロール(1)の表面仕上げ粗さを0
.15μmRa以下にするため、研削砥石(2)は粒度
#240のものを用いている。そしてこの装置では、フ
ィルタ本体の抜き差しが可能なフィルタ装置(3) (
4) 2台を用いて研削液を濾した後、研削液供給ポン
プ(5)により、ノズル(6)から前記砥石(2)円周
面に向けて該研削液を吹付ける装置構成としている。こ
の砥石(2)に吹付けられた研削液は砥石(2)最下部
に集まってそこから滴下するため、その受は皿(7)で
集めて、1段目フィルタ装置(3)に戻し、循環使用す
るものとした。又前記ノズル(6)はノズル位置調整装
置(8)により上下に移動可能な状態に設置され、該ノ
ズル(6)から砥石(2)周面に向けて研削液を吹付け
る際この間のノズル吹付は距離の調整が可能になる構成
としている。そして実際のノズル吹付は距離の調整に当
っては、確認窓(9)からノズル(6)先端を覗きなが
ら手動により行なわれるか、又は自動APC(Auto
matic  Po5ition  Control)
にて行なわれることになる。
まず本発明者等は、1段目のフィルタ装置(3)にメツ
シュ20μmのフィルタ本体を差し込み、2段目フィル
タ装置(4)は何も差し込まず、又前記ノズル吹付は距
離を 40DIに設定した上で、研削液供給ポンプ(5
)の圧力設定を種々変えながら、本研削装置により圧延
用ロール(1)の研削を行なった・ 第2図は研削液の吐出するノズル(6)の元圧と、砥石
(2)円周面の偏摩耗による研削マーク発生及びスクラ
ッチ発生を原因とする再研削率との関係を示すグラフ図
である。同図から明らかなように、上記元圧が30kg
f/cd未満ではスクラッチによる再研削率が急激に増
加し、逆に元圧が80kgf/a#を超える範囲では偏
摩耗が急激に増加するため、いずれも再研削を行なう必
要が生じた。
次に本発明者等は前記研削液供給ポンプ(5)の圧力を
調整し、ノズル(6)の元圧を50kgf/an?に設
定した上で、ノズル位置調整装置(8)によるノズル(
6)先端の位置調整によって、ノズル吹付は距離の設定
を種々変えながら、本研削装置により圧延ロール(1)
の研削を行なった。
第3図はこのノズル吹付は距離と、砥石(2)円周面の
偏摩耗による再研削率及びスクラッチによる再研削率と
の関係を示すグラフ図である。同図から明らかなように
、ノズル吹付は距離が30mm未満では偏摩耗の発生率
が、又50omを超える範囲ではスクラッチの発生率が
高くなり、再研削率が急激に増加している。
第4図は、以上の結果に基づきノズル(6)の元圧50
kgf/aJ、ノズル吹付は距@40rrmに設定して
砥石(2)円周面に高圧研削液のスプレーを行な0なが
ら圧延用ロール(1)を研削した場合と、このようなス
プレーをせずに砥石(2)で圧延用ロール(1)を研削
した時の再研削率を示したものである。
同図によれば上記のスプレーを行なった場合(本発明例
)の方が、これを行なわなかった場合(従来例)に比べ
、再研削率は半分以下に低下し、その効果が高いことが
わかる。
更に、第5図は前回の高圧研削液スプレーをしながら圧
延用ロール(1)の研削を行なった時の再研削率と、2
段目のフィルタ装置(4)にメツシュ5μmのフィルタ
本体を差し込んで、その他は同一条件で高圧研削液スプ
レーを行なし)な力1ら圧延用ロール(1)を研削した
時の再研削率を比較したものである。この様に研削液中
の異物除去をより細く行なった方が圧延用ロール(1)
の再研削を行なう確率が更に低くなり、より効果的であ
ることがわかる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明のロール研削方法によれば
、粒度#240以上の砥石を用6tでロール表面仕上げ
粗さRa 0.15μm以下の冷延鏡面仕上げロールを
研削する場合に、研削マーク・研削疵の発生率の少ない
研削が期待でき、安定した品質の鏡面仕上げロールが得
らえること番こなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法の実施装置の一例を示す概略図、第2
図はノズルの元圧と砥石の偏摩耗しこよる再研削率及び
スクラッチによる再研削率との関係を示すグラフ図、第
3図はノズル吹イ寸(″j粗距離偏摩耗による再研削率
及びスクラッチレこよる再研削率との関係を示すグラフ
図、第4図は本発明法中の研削液スプレー条件内で砥石
にスプレーしながら研削した場合の再研削率と。 このようなスプレーを行なわずに研削した場合の再研削
率を比較するグラフ図、第5図は2段目フィルタ装置に
より目の細いフィルタを装着した場合としなかった場合
の再研削率を示すグラフ図である。 第 4 図 第 図 2段目のフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粒度#240以上の砥石を用いてロール表面仕上げ粗さ
    Ra0.15μm以下の冷延鏡面仕上げロールの研削を
    行なうに当り、通常ロール研削部に吹付ける研削液とは
    別に高圧研削液を砥石円周面にスプレーしながら研削す
    る冷延鏡面仕上げロールの研削方法において、該高圧研
    削液を高密なメッシュを有する複数のフィルタで濾した
    上で、元圧30〜80kgf/cm^2、スプレーノズ
    ルと砥石間のノズル吹付け距離30〜50mmの範囲内
    に調整して砥石円周面にスプレーすることを特徴とする
    冷延鏡面仕上げロールの研削方法。
JP25520089A 1989-10-02 1989-10-02 冷延鏡面仕上げロールの研削方法 Pending JPH03121779A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63295164A (ja) * 1987-05-25 1988-12-01 Nippon Steel Corp 圧延ロ−ル研削作業方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63295164A (ja) * 1987-05-25 1988-12-01 Nippon Steel Corp 圧延ロ−ル研削作業方法

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