JPH03119332A - 感光材料収納用マガジン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、感光材料のサイズに対応させてその大きさを
変更することを可能とする感光材料収納用マガジンに関
する。

［従来の技術］ 近年、コンピュータトモグラフィー装置等から得られる
画像情報を、ＣＲＴ表示器等に表示し、その表示された
画像情報を写真感光材料（例えば、フィルム）に露光し
た後、現像して医療診断等に供される画像記録装置が広
範に採用されるに至っている。

この種の画像記録装置では、マガジン内に積層された未
露光感光材料が枚葉機構により取り出され、感光材料搬
送機構により露光が行われる位置まで搬送されるよう構
成されている。

この場合、当該未露光感光材料は、画像情報のサイズ等
に対応させて、例えば、大西切、大角切、半切等、大き
さの異なるものが用いられるのが好ましく、そのため、
感光材料が装填されるマガジンも、その収納される感光
材料のサイズに合わせて異なる大きさに形成する必要が
ある。特に、従来から、マガジン本体は射出成形により
形成されているため、マガジンの大きさに依存してその
種類毎に数種の成形用金型を用意しなければならない。

［発明が解決しよ６とする課題］ 然しなから、周知のように、金型自体が極めて高価であ
り、従って、大きさの異なる感光材料の種類に対応する
数だけの成形用金型を用意しなければならな゛いため、
成形用金型の製造に費用がかかる結果、マガジンの製造
コストが上昇してしまうという問題がある。

加えて、感光材料が大形になるのに伴い、成形用金型も
大型になるため、保存スペースの確保が困難となり且つ
保守管理も容易でない等の問題点が存在していた。

本発明の目的は、感光材料のサイズに合わせて適宜その
大きさを変更することが可能であり且つ保存スペースも
さほどに大きくなく且つ保守管理が容易な、しかもこれ
を製造するための成形用金型も廉価に製造することが可
能な感光材料収納用マガジンを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するために、本発明に係る感光材料収納
用マガジンは、 一側面に感光材料の装填または取り出しを行うための開
口部を画成し、当該開口部を開閉するシャッターを設け
内部に感光材料収納用の空間を画成した箱状の第１のブ
ロック体と、前記第１ブロック体に連結自在で且つその
内部に感光材料収納用の空間を画成した箱状の第２のブ
ロック体と、 前記第１ブロック体または当該第１ブロック体に連結固
定された第２ブロック体の空間を閉塞するとともに把手
が設けられた板状の把手側フレームと、 前記第１ブロック体と、第２ブロック体と、把手側フレ
ームとを夫々連結する連結手段と、を有することを特徴
とする。

［作用］ 本発明に係る感光材料収納用マガジンでは、収納される
感光材料の大きさに対応させて第１のブロック体に第２
のブロック体を適宜数連結して所定の収納スペースを確
保する。これによって成形用金型に対する経済性が確保
され、感光材料のサイズが多岐にわたっても容易に対応
出来るという利点が得られる。

［実施例］ 次に、本発明に係る感光材料収納用マガジンについて好
適な実施例を挙げ、添付の図面に基づいて以下詳細に説
明する。

第４図に、本発明に係る感光材料収納用マガジンを用い
る画像記録装置１０を示す。同図において、画像記録装
置１０は、マガジン（感光材料収納用マガジン）１００
に積層された未露光の感光材料１４を取り出す枚葉機構
１６と、前記マガジン１００から取り出された未露光の
感光材料１４を露光位置Ａまで搬送する搬送機構１８と
、前記露光位置Ａに対応して設けられ、感光材料１４に
画像情報等を露光する露光機構２０と、露光された感光
材料用のマガジン２２内に搬送する搬送機構２４とを主
体として構成されている。

搬送機構１８では、モータ２６により、ベルト２８を介
して回転する固定側ローラ３０を経た後、未露光の感光
材料１４はドラム３２とその外周側面に摺接するベルト
３４により搬送される。次いで、モータ３６によりベル
ト３８を介して回転される駆動ローラ４０と４２とでド
ラム４４の外周側面に沿って搬送され、このとき、感光
材料１４の裏表が再度反転されて露光位置Ａまで搬送さ
れる。

露光位置Ａには、水平方向に延在する第１のベルトコン
ベア４６と第２のベルトコンベア４８トが配設され、こ
れらのベルトコンベア４６．４８の回転制御下に感光材
料１４の位置決めが行われる。

そして、露光機構２０を介して露光終了後は、ベルトコ
ンベア４６．４８が反対方向へと回転駆動して、感光材
料１４は搬送機構２４に指向して搬送され、さらにベル
ト５０を介してモータ５２により回転する駆動ローラ５
４、および図示しないモータにより回転するベルトコン
ベア５６．５８で搬送されてマガジン２２内に収納され
る。

なお、マガジン２２にはラックが刻設されピニオン６０
で開閉動作するシャッター６２が設けられており、この
シャッター６２によりマガジン２２に形成された開口部
６４が開閉される。

次に、露光機構２０は、画像情報をＣＲ７表示器６６に
表示させるための画像表示部６８と、前記ＣＲＴ表示器
６６に表示された画像情報を結像レンズ７０を介して感
光材料１４に露光する光学系７２とを有している。

なお、画像表示部６８と、光学系７２とは、各々ガイド
レール７４に沿って、図中、上下方向へ移動可能であり
、画像表示部６８、光学系７２およびガイドレール７４
全体はガイドレール７６に沿って、図中、紙面に垂直な
方向へ移動可能である。このため、露光の際に画像表示
部６８と光学系７２とが露光に必要な最適位置に移動可
能である。

また、枚葉機構１６、搬送機構１８．２４および露光機
構２０は各々図示しない制御部（マイクロコンピュータ
等を主体として構成されている）により動作制御される
。

ここで、第２図および第３図から理解されるように、マ
ガジン１００は、箱状の第１のブロック体１０２と、こ
の第１ブロック体１０２よりも短尺な第２のブロック体
１０４と、把手側フレーム１０６とから基本的に構成さ
れている。

第１ブロック体１０２は、一方の側面に、感光材料Ｉ４
が装填あるいは枚葉される際に開口する開口部１０３が
画成されており、この開口部１０３は板状のシャッター
１０７によって閉塞可能である。

なお、シャッター１０７には、作業者がこれを開閉する
ための把手１０８が一体に形成されているとともに、両
側縁部には、ラック１１２．１１２が一体的に形成され
ている。従って、マガジン１００が装置１０内に装填さ
れた場合には、ラック１１２．１１２が装置１０内のピ
ニオン１１０．１１０と噛合し、図示しない駆動部によ
り駆動される前記ピニオン１１０．１１０によ、す、当
該シャッター１０７は開閉動作する。

また、第１ブロック体１０２は、感光材料１４の装填方
向（枚葉方向）において両端部が開口されており、シャ
ッター１０７が設けられている側の開口部には底板１１
４が取り付けられ、他方の開口部には第２ブロック体１
０４が連結される。

さらに、第１ブロック体１０２の幅方向両側壁には、棒
状のシャフト１１６が挿通される挿通孔１０２ａＳ１０
２ａが貫通形成されており、各々の挿通孔１０２ａに対
応して、底板１１４にもシャフト１１６が挿通される挿
通孔１１４ａ、、１１４ａが貫通形成されている。シャ
フト１１６の長手方向両端部にはねじ孔１１６ａ、　１
１６ｂが各々穿設されている。

次に、第２ブロック体１０４は、感光材料１４の装填方
向（枚葉方向）において両端部が開口された箱状体であ
って、その両側壁にはシャフト１１６が挿通される挿通
孔１０４ａ、　１０４ａが各々貫通形成されている。

以上のような構成にふいて、第１ブロック体１０２の第
２ブロック体１０４と対向する開口部近傍の壁部の全周
にわたって凹溝１０５が設けられており、この凹溝１０
５は第２ブロック体１０４の第１ブロック体１０２に対
向する開口部近傍の壁部の全周にわたって設けられた凸
溝１０９と嵌合するようになっており、これによってマ
ガジンの遮光状態が保たれるように構成されている。

この場合、前記凹溝１０５を第２ブロック体１０４側に
設け、前記凸溝１０９を第１ブロック体１０２側に設け
てもよい。さらに、第１ブロック体１０２と底板１１４
との間、第２ブロック体１０４と把手側フレーム１０６
との間にも同様の凹溝と凸溝が設けられており、夫々の
間の遮光状態を保つように構成されている。

一般に、感光材料１４の大きさは、大西切、大角切、半
切のものが使用され、各大きさの感光材料１４は、値７
５ｒｎｍ程度の長さの差を有しているので、第２ブロッ
ク体１０４の長さは値７５ｍｍ前後とすると好適である
。

次いで、把手側フレーム１０６は、その厚さ方向−刃側
面に略コ字状の把手１１Ｂが設けられた板状体であって
、長手方向両端部位置にシャフト１１６が挿通される挿
通孔１０６ａ、　１０６ａが各々貫通形成され、且つこ
れらの挿通孔１０６ａ、　１０６ａは円板状の蓋体１２
４．１２４を嵌合する円形凹部１０６ａ。

１０６ｂと連通状態にある。

そして、シャフト１１６が挿通孔１０６ａ、　１０４ａ
。

１０２ａ、および１１４ａに挿通され、シャフト１１６
のねじ孔１１６ａＳ１１６ｂにボルト１２０．１２２が
各々螺合されることにより、把手側フレーム１０６、第
２ブロック体１０４、第１ブロック体１０２および底板
１１４は一体化される。

なお、この場合、前記凹部１０６ｂ、　１０６ｂ内に円
板状の蓋体１２４を圧入嵌合することにより、蓋体１２
４の表面と把手側フレーム１０６０表面とが面一となり
、マガジン１００の外形の美観が向上するように形成さ
れている。

本発明に係るマガジン１００は以上のように構成され、
基本的には第１ブロック体１０２、第２ブロック体１０
４および把手側フレーム１０６は成形用金型を用いて成
形される。そして、感光材料１４の大きさに対応させて
第２ブロック体１０４を適宜数連結することより、収納
される感光材料１４のサイズに対応した空間を有するマ
ガジン１００が形成される。

以上説明したように、本実施例では、第１ブロック体１
０２を基本として、感光材料１４の大きさに対応させて
適宜数の第２ブロック体１０４を第１ブロック体１０２
に対して１個または複数個を順次連結・固定する。従っ
て、第１ブロック体１０２、あるいは第２ブロック体１
０４等を成形により形成する場合、少なくとも、第１ブ
ロック体１０２、あるいは第２ブロック体１０４の成形
に必要な金型を準備しておけばよい。

従って、成形金型の種類が少なく、且つ成形用金型の小
型化（すなわち、第１ブロック体１０２あるいは第２ブ
ロック体１０４の成形に必要な金型程度の大きさの金型
）が達成される。その結果、この種のマガジン１００の
製造コストが廉価になる。

なお、本発明は、露光終了後め感光材料１４が収納され
るマガジン２２の形成においても適用することが可能で
ある。

［発明の効果］ 以上の説明で理解されるように、本発明に係る感光材料
収納用マガジンでは、感光材料の大きさに対応する適宜
数の第２ブロック体を順次第１ブロック体に連結・固定
する。従って、感光材料の大きさに拘りなく、共通の成
形用金型により所望の大きさのマガジンを得ることが可
能となるとともに、成形用金型は第１ブロック体と第２
ブロック体程度の大きさであるため、成形用金型の小型
化が達成され、併せて金型の保存スペースの効率化と保
守管理の容易性が確保される。

勿論、この種のマガジンの製造コストが廉価になるとい
う効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る感光材料収納用マガジンが適用さ
れた画像記録装置の全体概略構成説明図、 第２図は第１図に示す装置に設けられたマガジンの分解
斜視図、 第３図は第２図に示すマガジンが組み立てられた状態を
示す一部断面斜視図、 第４図は第３図に示すマガジンの組立状態の中、第１ブ
ロック体と第２ブロック体の結合前の状態の一部省略縦
断面図である。 １０・・・画像記録装置 １００・・・感光材料収納用マガジン １０２・・・第１ブロック体　１０４・・・第２ブロッ
ク体１０６・・・把手側フレーム　１０７・・・シャッ
ター１０５ １０フ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一側面に感光材料の装填または取り出しを行うた
   めの開口部を画成し、当該開口部を開閉するシャッター
   を設け内部に感光材料収納用の空間を画成した箱状の第
   １のブロック体と、前記第１ブロック体に連結自在で且
   つその内部に感光材料収納用の空間を画成した箱状の第
   ２のブロック体と、 前記第１ブロック体または当該第１ブロック体に連結固
   定された第２ブロック体の空間を閉塞するとともに把手
   が設けられた板状の把手側フレームと、 前記第１ブロック体と、第２ブロック体と、把手側フレ
   ームとを夫々連結する連結手段と、を有することを特徴
   とする感光材料収納用マガジン。