JPH0311712Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311712Y2 JPH0311712Y2 JP2339484U JP2339484U JPH0311712Y2 JP H0311712 Y2 JPH0311712 Y2 JP H0311712Y2 JP 2339484 U JP2339484 U JP 2339484U JP 2339484 U JP2339484 U JP 2339484U JP H0311712 Y2 JPH0311712 Y2 JP H0311712Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leveling screws
- main body
- body case
- scale
- corners
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案ははかりを水平に据え付ける為の機構に
関する。
関する。
(ロ) 従来技術
一般に、はかり等の水平調整が必要な計測器等
では、本体を支持すべき足をレベリングスクリユ
ーで構成してその調整を行つている。この場合、
周知の通り、その足の数が3本であれば比較的容
易に調整を行うことができるが、4本以上にする
とその調整は極めて困難となる。
では、本体を支持すべき足をレベリングスクリユ
ーで構成してその調整を行つている。この場合、
周知の通り、その足の数が3本であれば比較的容
易に調整を行うことができるが、4本以上にする
とその調整は極めて困難となる。
はかり、特に大秤量の台はかり等においては、
足を3本にすると偏荷重によつてはかり本体が倒
れたり、あるいは大きく傾斜して被計量物が滑り
落ちて危険な場合がある。この為、このようなは
かりでは、足の数を4本以上にして転倒等の防止
を計ることが多い。ところが、4本以上の足を設
けると、各足に掛かる自重の分担の割合が、据え
付けの状況によつて、すなわち、各足の調整の程
度に応じて変化し、はかり本体内部の各部に作用
する応力が一定とならず、はかり機構に歪の変化
を生じて偏置誤差特性等が一定とならないという
欠点を持つている。
足を3本にすると偏荷重によつてはかり本体が倒
れたり、あるいは大きく傾斜して被計量物が滑り
落ちて危険な場合がある。この為、このようなは
かりでは、足の数を4本以上にして転倒等の防止
を計ることが多い。ところが、4本以上の足を設
けると、各足に掛かる自重の分担の割合が、据え
付けの状況によつて、すなわち、各足の調整の程
度に応じて変化し、はかり本体内部の各部に作用
する応力が一定とならず、はかり機構に歪の変化
を生じて偏置誤差特性等が一定とならないという
欠点を持つている。
(ハ) 目的
本考案は上記に鑑みてなされたもので、水平調
整が簡単で、据え付け状況によつて偏置誤差特性
等が変化せず、しかも偏置荷重によつても転倒し
たり大きく傾斜することのないはかりの水平調整
機構の提供を目的としている。
整が簡単で、据え付け状況によつて偏置誤差特性
等が変化せず、しかも偏置荷重によつても転倒し
たり大きく傾斜することのないはかりの水平調整
機構の提供を目的としている。
(ニ) 構成
本考案のはかりの水平調整機構は、はかり本体
ケースの底面4隅部のうち、隣り合う2つの隅部
に設けられた2本のレベリングスクリユーと、他
の2つの隅部に両端がくるよう配設された1本の
梁と、その梁の両端部下方に設けられた2つの突
部あるいは2つのレベリングスクリユーと、上記
梁の略中央部において当該梁を、その長軸を含む
鉛直面内で所定角度だけ回動自在なるよう上記本
体ケースに連結する支点とを有し、上記2本のレ
ベリングスクリユーおよび2つの突部あるいは、
2つのレベリングスクリユーで上記本体ケースを
支持するよう構成したことを特徴としている。
ケースの底面4隅部のうち、隣り合う2つの隅部
に設けられた2本のレベリングスクリユーと、他
の2つの隅部に両端がくるよう配設された1本の
梁と、その梁の両端部下方に設けられた2つの突
部あるいは2つのレベリングスクリユーと、上記
梁の略中央部において当該梁を、その長軸を含む
鉛直面内で所定角度だけ回動自在なるよう上記本
体ケースに連結する支点とを有し、上記2本のレ
ベリングスクリユーおよび2つの突部あるいは、
2つのレベリングスクリユーで上記本体ケースを
支持するよう構成したことを特徴としている。
(ホ) 実施例
本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は、はかりの底面側から見た状態で示す
本考案実施例の外観斜視図である。
本考案実施例の外観斜視図である。
レベリングスクリユー1および2は、はかりの
本体ケース10の底面にねじ込まれている。レベ
リングスクリユー3および4は、それぞれ梁5の
両端部にねじ込まれており、これらレベリングス
クリユー1,2,3,4はそれぞれ本体ケース1
0底面の4隅部に配置されている。
本体ケース10の底面にねじ込まれている。レベ
リングスクリユー3および4は、それぞれ梁5の
両端部にねじ込まれており、これらレベリングス
クリユー1,2,3,4はそれぞれ本体ケース1
0底面の4隅部に配置されている。
梁5は、第2図に本考案実施例の要部断面図を
示す如く、その略中央部において支点6により本
体ケース10に連結されており、梁5はその長軸
を含む鉛直面内で支点6を中心に回動自在であ
る。その回動範囲は本体ケース10と梁5と間の
すきま8の大きさによつて規制される。
示す如く、その略中央部において支点6により本
体ケース10に連結されており、梁5はその長軸
を含む鉛直面内で支点6を中心に回動自在であ
る。その回動範囲は本体ケース10と梁5と間の
すきま8の大きさによつて規制される。
以上の本考案実施例によれば、はかりの自重は
レベリングスクリユー1,2、および支点6の3
点により支持されることになるから、足の数が3
本の場合と同様、水平調整が容易で、設置状況に
よつて自重の分担の割合が変化しない。また、偏
荷重が作用したときには、本体ケース10が梁5
に対して傾斜することになるが、その角度はすき
ま8の大きさによつて決まり、これを被計量物が
滑り落ちない程度に十分小さく設定しておけば、
はかりが転倒したり被計量物が滑り落ちることが
ない。
レベリングスクリユー1,2、および支点6の3
点により支持されることになるから、足の数が3
本の場合と同様、水平調整が容易で、設置状況に
よつて自重の分担の割合が変化しない。また、偏
荷重が作用したときには、本体ケース10が梁5
に対して傾斜することになるが、その角度はすき
ま8の大きさによつて決まり、これを被計量物が
滑り落ちない程度に十分小さく設定しておけば、
はかりが転倒したり被計量物が滑り落ちることが
ない。
なお、第3図に本考案の他の実施例の要部断面
図を示す如く、本体ケース10と梁5を弾性部7
によつて連結し、これを支点(弾性支点)として
も同様な作用効果を得ることができる。また、梁
5の両端下方にそれぞれ配設されているレベリン
グスクリユー3および4は必ずしも必要ではな
く、単に突起部であつてもよいことは勿論であ
る。
図を示す如く、本体ケース10と梁5を弾性部7
によつて連結し、これを支点(弾性支点)として
も同様な作用効果を得ることができる。また、梁
5の両端下方にそれぞれ配設されているレベリン
グスクリユー3および4は必ずしも必要ではな
く、単に突起部であつてもよいことは勿論であ
る。
(ヘ) 効果
以上説明したように、本考案によれば、はかり
の自重が3点で支持されるので、足の数が3本の
場合と同様、水平調整が容易で、設置状況によつ
てはかり機構の歪が変化せず、偏置誤差特性が一
定となる。しかも、すきま8の大きさを適度に選
択することにより、偏荷重作用時にはかりの転倒
や被計量物が滑り落ちるという危険がない。
の自重が3点で支持されるので、足の数が3本の
場合と同様、水平調整が容易で、設置状況によつ
てはかり機構の歪が変化せず、偏置誤差特性が一
定となる。しかも、すきま8の大きさを適度に選
択することにより、偏荷重作用時にはかりの転倒
や被計量物が滑り落ちるという危険がない。
第1図は本考案実施例の外観斜視図、第2図は
その要部断面図、第3図は本考案の他の実施例の
要部断面図である。 1,2,3,4……レベリングスクリユー、5
……梁、6……支点、7……弾性部、8……すき
ま、10……本体ケース。
その要部断面図、第3図は本考案の他の実施例の
要部断面図である。 1,2,3,4……レベリングスクリユー、5
……梁、6……支点、7……弾性部、8……すき
ま、10……本体ケース。
Claims (1)
- はかり本体ケースの底面4隅部のうち、隣り合
う2つの隅部に設けられた2本のレベリングスク
リユーと、他の2つの隅部に両端がくるよう配設
された1本の梁と、その梁の両端部下方に設けら
れた2つの突部あるいは2つのレベリングスクリ
ユーと、上記梁の略中央部において当該梁を、そ
の長軸を含む鉛直面内で所定角度だけ回動自在な
るよう上記本体ケースに連結する支点とを有し、
上記2本のレベリングスクリユーおよび2つの突
部あるいは、2つのレベリングスクリユーで上記
本体ケースを支持するよう構成されたはかりの水
平調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339484U JPS60135630U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | はかりの水平調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339484U JPS60135630U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | はかりの水平調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60135630U JPS60135630U (ja) | 1985-09-09 |
JPH0311712Y2 true JPH0311712Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=30516588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2339484U Granted JPS60135630U (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | はかりの水平調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60135630U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5843999B1 (ja) * | 2015-09-11 | 2016-01-13 | 株式会社エー・アンド・デイ | 計量装置用水平調整機構 |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP2339484U patent/JPS60135630U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5843999B1 (ja) * | 2015-09-11 | 2016-01-13 | 株式会社エー・アンド・デイ | 計量装置用水平調整機構 |
US9841313B2 (en) | 2015-09-11 | 2017-12-12 | A&D Company, Limited | Leveling mechanism for weighing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60135630U (ja) | 1985-09-09 |
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