JPH03115933A - 焦電検出装置 - Google Patents
焦電検出装置Info
- Publication number
- JPH03115933A JPH03115933A JP25456989A JP25456989A JPH03115933A JP H03115933 A JPH03115933 A JP H03115933A JP 25456989 A JP25456989 A JP 25456989A JP 25456989 A JP25456989 A JP 25456989A JP H03115933 A JPH03115933 A JP H03115933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyroelectric
- sensing zone
- ring
- person
- pyroelectric element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は焦電素子を用いて人間が部屋へ出入したときの
出入検知または部屋の中にいるかどうかの在室検知をす
るための焦電検出装置に関するものである。
出入検知または部屋の中にいるかどうかの在室検知をす
るための焦電検出装置に関するものである。
「従来の技術」
一般に、焦電素子を用いた人体検知装置は第7図に示す
ように構成されていた。すなわち、人体からの種々の赤
外線のうち光学フィルタ(1)によって必要な赤外線だ
けを通し焦電素子(2)の黒化膜からなる受光電極(3
)(3)にて熱に変換され、この熱によって素子温度に
変化が生じ、焦電効果により表面電荷が発生する。これ
をp E T (4)で増幅し、アース端子(5)とソ
ース端子(6)間の電圧として取出される。なお、(7
)は電圧供給用ドレイン端子である。
ように構成されていた。すなわち、人体からの種々の赤
外線のうち光学フィルタ(1)によって必要な赤外線だ
けを通し焦電素子(2)の黒化膜からなる受光電極(3
)(3)にて熱に変換され、この熱によって素子温度に
変化が生じ、焦電効果により表面電荷が発生する。これ
をp E T (4)で増幅し、アース端子(5)とソ
ース端子(6)間の電圧として取出される。なお、(7
)は電圧供給用ドレイン端子である。
しかるに、検知ゾーンの区分けをするため、第7図に示
すように、多面体ミラー、フレネルレンズなどの光学集
光手段(8)を介在して、感知ゾーンを部屋の出入口等
の所定位置に向けていた。
すように、多面体ミラー、フレネルレンズなどの光学集
光手段(8)を介在して、感知ゾーンを部屋の出入口等
の所定位置に向けていた。
「発明が解決しようとする課題」
以上のように、多面体ミラー、フレネルレンズなどの光
学集光手段(8)と焦電素子(2)を組合せた2 広角度で1個所だけの感知ゾーンとしだ焦電検知装置に
おいては、人の侵入方向や移動方向を判別することがで
きなかった。
学集光手段(8)と焦電素子(2)を組合せた2 広角度で1個所だけの感知ゾーンとしだ焦電検知装置に
おいては、人の侵入方向や移動方向を判別することがで
きなかった。
また、本出願人はこれを改良するために、第8図のよう
に複数の焦電素子(2a) (2b)とこれらの焦電素
子(2a) (2b)上に焦点を結ぶレンズ(8)とを
備えて、各焦電素子(2a) (2b)の感知ゾーン(
9a)(9b)を異ならせてなるものを提案した(特願
昭62−233887号)。しかし、この方法によって
も検知距離が短かいときには侵入方向や移動方向が判別
できず、また、n個所の感知ゾーンを作るにはn個の焦
電素子を必要とするなどの若干の問題があった。
に複数の焦電素子(2a) (2b)とこれらの焦電素
子(2a) (2b)上に焦点を結ぶレンズ(8)とを
備えて、各焦電素子(2a) (2b)の感知ゾーン(
9a)(9b)を異ならせてなるものを提案した(特願
昭62−233887号)。しかし、この方法によって
も検知距離が短かいときには侵入方向や移動方向が判別
できず、また、n個所の感知ゾーンを作るにはn個の焦
電素子を必要とするなどの若干の問題があった。
本発明は、集電素子が2個以上の場合はもちろん、1個
の場合だけであっても方向性の判別ができ、かつ不感知
ゾーンを広範囲に設定できるものを提供することを目的
とするものである。
の場合だけであっても方向性の判別ができ、かつ不感知
ゾーンを広範囲に設定できるものを提供することを目的
とするものである。
「課題を解決するための手段」
本発明は焦電素子に臨ませて光学集光手段を設けて広角
度の感知ゾーンを形成するようにした焦電検出装置にお
いて、前記焦電素子の受光電極を、3 リング状の感知ゾーンと、その中央の不感知ゾーンとを
有するようにリング状に形成してなるものである。
度の感知ゾーンを形成するようにした焦電検出装置にお
いて、前記焦電素子の受光電極を、3 リング状の感知ゾーンと、その中央の不感知ゾーンとを
有するようにリング状に形成してなるものである。
1作用」
人が感知ゾーンに入ると、赤外線が焦電素子のリング状
受光電極に入射する。そしてこの受光電極で熱に変換さ
れ、この熱により焦電素子温度に変化が生じ、焦電効果
により電荷が発生し、これをインピーダンスの変化とし
、さらに電圧出力として取出す。人がリング状感知ゾー
ンの外側から内側へ横切ったときと、内側から外側へ横
切ったときには、位相が1−80度反転した出力となる
ので、人の侵入方向や移動方向が判別される。
受光電極に入射する。そしてこの受光電極で熱に変換さ
れ、この熱により焦電素子温度に変化が生じ、焦電効果
により電荷が発生し、これをインピーダンスの変化とし
、さらに電圧出力として取出す。人がリング状感知ゾー
ンの外側から内側へ横切ったときと、内側から外側へ横
切ったときには、位相が1−80度反転した出力となる
ので、人の侵入方向や移動方向が判別される。
[実施例」
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
(10)は本発明の焦電検出装置で、この焦電検出装置
(10)は例えば3個所に出入口(]、1.a) (l
lb) (llc)を有する被警戒部屋(12)の天井
の中央等に設置される。前記焦電検出装M (10)は
円盤状の焦電素子(I3)の受光面と、その反対面とに
黒化膜などの電極(14)(15)が設けられている。
(10)は例えば3個所に出入口(]、1.a) (l
lb) (llc)を有する被警戒部屋(12)の天井
の中央等に設置される。前記焦電検出装M (10)は
円盤状の焦電素子(I3)の受光面と、その反対面とに
黒化膜などの電極(14)(15)が設けられている。
また、受光電極(14)の前面には、特定周波数の赤外
線信号だけを通すための光学フィルタ(16)が設けら
れ、さらに。
線信号だけを通すための光学フィルタ(16)が設けら
れ、さらに。
広角度の感知ゾーン(17)からの赤外線信号を集光す
るための集光手段としてのレンズ(18)が設けられて
いる。
るための集光手段としてのレンズ(18)が設けられて
いる。
前記焦電素子(13)の電極(14) (15)は第2
図(a)(b)のようにリング状をなしており、受光電
極(14)とレンズ(18)との距離を調整することに
より、感知シー?/(17)が部屋(12)の出入口(
11,a) (11,b) (]、1c)をすべてカバ
ーするように設定する。感知ゾーン(17)がリング状
をなすため、その中央は不感知ゾーン(19)となる。
図(a)(b)のようにリング状をなしており、受光電
極(14)とレンズ(18)との距離を調整することに
より、感知シー?/(17)が部屋(12)の出入口(
11,a) (11,b) (]、1c)をすべてカバ
ーするように設定する。感知ゾーン(17)がリング状
をなすため、その中央は不感知ゾーン(19)となる。
以上のような構成において1人が部屋(12)の出入口
(lla)(1]、bollc)のいずれかから侵入し
たとすると、必ず感知ゾーン(17)を通過するので、
焦電素子(13)にてそれが検出される。検出時の焦電
素子(13)の動作は前述の通りである。そして、第2
図(a)において、(1)のように感知ゾーン(17)
の外側から内側へ侵入した場合は(c)の(1)のよう
な出力となり、(a)の(2)のように内側から外側へ
侵入した場合は(c)の(2)のような出方となり、こ
れらは互いに180度の位相差が生じ、侵入方向、移動
方向が判別される。
(lla)(1]、bollc)のいずれかから侵入し
たとすると、必ず感知ゾーン(17)を通過するので、
焦電素子(13)にてそれが検出される。検出時の焦電
素子(13)の動作は前述の通りである。そして、第2
図(a)において、(1)のように感知ゾーン(17)
の外側から内側へ侵入した場合は(c)の(1)のよう
な出力となり、(a)の(2)のように内側から外側へ
侵入した場合は(c)の(2)のような出方となり、こ
れらは互いに180度の位相差が生じ、侵入方向、移動
方向が判別される。
つぎに、第3図(a)(b)は、焦電素子(13)の電
極(14)(15)の中心部分の空白部分を小さくした
もので、このような構成にすると、感知ゾーン(17)
は大面積で、不感知ゾーン(19)は小面積になるから
。
極(14)(15)の中心部分の空白部分を小さくした
もので、このような構成にすると、感知ゾーン(17)
は大面積で、不感知ゾーン(19)は小面積になるから
。
在室中かどうかを検出し、方向性の検出をあまり問題に
しないときに有効である。
しないときに有効である。
つぎに、第4図(a) (b)は電極(14a) (1
4b) 、 (15a)(15b)がリング状であるが
、途中で1部切断している例を示している。この場合に
おいて、受光電極(14a) (14b)の途中を短絡
用電極(2o)で結合すれば、(a)の矢印方向への侵
入時の出方が(c)のように−旦+側になってがら一側
に反転する。そのため移動方向が判別できる。
4b) 、 (15a)(15b)がリング状であるが
、途中で1部切断している例を示している。この場合に
おいて、受光電極(14a) (14b)の途中を短絡
用電極(2o)で結合すれば、(a)の矢印方向への侵
入時の出方が(c)のように−旦+側になってがら一側
に反転する。そのため移動方向が判別できる。
第5図(a) (b)は、電極(14a) (14b)
、 (15a) (15b)が2重リング状である例
を示している。この場合において、受光電極(14a)
(14b)間を短絡用電極(26− 0) (20)で結合すれば、(a)の矢印方向への侵
入時の出力が(c)のようになり、2重感知ゾーン(1
7)も2重になって在室中かどうかを確実に検出できる
。
、 (15a) (15b)が2重リング状である例
を示している。この場合において、受光電極(14a)
(14b)間を短絡用電極(26− 0) (20)で結合すれば、(a)の矢印方向への侵
入時の出力が(c)のようになり、2重感知ゾーン(1
7)も2重になって在室中かどうかを確実に検出できる
。
第6図(a)(b)は電極(14a) (14b) (
14c) 、 (15a) (15b)(1,5c)が
3重リング状である例を示し、この場合の作用は第5図
の場合と略同様である。
14c) 、 (15a) (15b)(1,5c)が
3重リング状である例を示し、この場合の作用は第5図
の場合と略同様である。
前記実施例では、受光電極(14)の形状を丸いリング
状としたが、非円形の部屋その他感知ゾーンの形状に対
応して、多角形、楕円形、その他任意の非円形リング形
状とすることができる。
状としたが、非円形の部屋その他感知ゾーンの形状に対
応して、多角形、楕円形、その他任意の非円形リング形
状とすることができる。
「発明の効果」
本発明は上述のように構成したので、2個所以上に出入
口のある部屋等においても、1つの焦電検出装置の感知
ゾーンをもってカバーすることができる。
口のある部屋等においても、1つの焦電検出装置の感知
ゾーンをもってカバーすることができる。
特に、リング状に感知ゾーンが形成されるので、人の侵
入を確実に検出できる。しかも、侵入方向、移動方向な
どの方向性の検出と、在室中かどうかをも検出できる。
入を確実に検出できる。しかも、侵入方向、移動方向な
どの方向性の検出と、在室中かどうかをも検出できる。
さらに、構成が簡単であり安価に提供できる。
第1図は本発明による焦電検出装置と感知ゾーンの説明
図、第2図、第3図、第4図、第5図および第6図は電
極のそれぞれ異なる例の説明図、第7図は従来の焦電検
出装置の断面図、第8図シ±従来の感知ゾーンの説明図
である。 (1)・・・光学フィルタ、(2)・・・焦電素子、(
3)・・受光電極、(4)・・・FET、(5)・・・
アース端子、(6)・ソース端子、(7)・・・電圧供
給用ドレイン端子、(8)・・・光学集光手段、(10
)・・・焦電検出装置、(11,a)(11b)(ll
c)・・・出入口、(12)・・・被警戒部屋、(13
)・・・焦電素子、(14) (14a) (14b)
(14c) 、 (15) (15a) (15b)
(15c)・・・電極、(16)・・・光学フィルタ
、(17)・・感知ゾーン、(18)・・・レンズ、(
19)・・・不感知ゾーン、(20)・短絡用電極。 −
図、第2図、第3図、第4図、第5図および第6図は電
極のそれぞれ異なる例の説明図、第7図は従来の焦電検
出装置の断面図、第8図シ±従来の感知ゾーンの説明図
である。 (1)・・・光学フィルタ、(2)・・・焦電素子、(
3)・・受光電極、(4)・・・FET、(5)・・・
アース端子、(6)・ソース端子、(7)・・・電圧供
給用ドレイン端子、(8)・・・光学集光手段、(10
)・・・焦電検出装置、(11,a)(11b)(ll
c)・・・出入口、(12)・・・被警戒部屋、(13
)・・・焦電素子、(14) (14a) (14b)
(14c) 、 (15) (15a) (15b)
(15c)・・・電極、(16)・・・光学フィルタ
、(17)・・感知ゾーン、(18)・・・レンズ、(
19)・・・不感知ゾーン、(20)・短絡用電極。 −
Claims (3)
- (1)焦電素子に臨ませて光学集光手段を設けて広角度
の感知ゾーンを形成するようにした焦電検出装置におい
て、前記焦電素子の受光電極を、リング状の感知ゾーン
と、その中央の不感知ゾーンとを有するようにリング状
に形成してなることを特徴とする焦電検出装置。 - (2)焦電素子の受光電極を多重のリング状に形成し、
かつ交互に極性を変えてなる請求項(1)記載の焦電検
出装置。 - (3)リング状の受光電極を、円形または非円形感知ゾ
ーンに対応した形状とした請求項(1)または(2)記
載の焦電検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25456989A JPH03115933A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 焦電検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25456989A JPH03115933A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 焦電検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03115933A true JPH03115933A (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=17266869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25456989A Pending JPH03115933A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 焦電検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03115933A (ja) |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP25456989A patent/JPH03115933A/ja active Pending
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