JPH03115287A - トリシクロ化合物およびそれを含む医薬組成物、並びにその製造方法 - Google Patents

トリシクロ化合物およびそれを含む医薬組成物、並びにその製造方法

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JPH03115287A
JPH03115287A JP18662890A JP18662890A JPH03115287A JP H03115287 A JPH03115287 A JP H03115287A JP 18662890 A JP18662890 A JP 18662890A JP 18662890 A JP18662890 A JP 18662890A JP H03115287 A JPH03115287 A JP H03115287A
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JP
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compound
formula
lower alkyl
salt
group
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JP18662890A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Yasuda
修祥 安田
Williams Robert
ウィリアムズ ロバート
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
University of Colorado Foundation Inc
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
University of Colorado Foundation Inc
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Publication date
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■産業上の利用分野] この発明は抗癌作用およびそれに関連する生物学的活性
を有するトリシクロ化合物およびそれを含む医薬組成物
、並びにその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 最近ストレプトマイセス サンダエンシスNo。
6897の培養生産物の中から、抗癌性抗生物質である
F R−900482が分離され、且つこの物質からは
、そのトリアセチル体であるFK973が話導されてい
る(参照:米国特許第4,645,765 )。トリア
セチル話導体であるFK973はネズミおよびヒトの各
fit!8植乃至転X3癌に対して非常に犬ぎく期待し
得る抗癌作用を発揮することが分かっている(参照:米
国特許出願番号O8/947,759、出願日1986
年12月30日)。
これらの化合物は化学構造上でマイトマイシンCの類縁
化合物と言うことができるが、相違点としてはキノン骨
核を有しないこと、および新規なヒドロキシルアミンへ
ミケタールを含むことの2点が上げられる。またFK9
73は、L 1210細胞内においてDNA−DNA架
橋の形成能並びにDNA−タンパク架橋の形成能を示し
、マイトマイシン系或はその他のキノン系抗癌性抗生物
質と違って一本鎖DNAの酸化開裂を引き起こすことが
ない。更にFK973はマイトマイシンCの約3倍の抗
癌活性を有するにもかかわらず毒性は非常に低い。しか
しながらこの様な新規化学構造の製造方法およびユニー
クなジヒドロベンゾオキサイン理系に関する研究につい
ては未だ何も知られていない。
PR−900482 K913 [発明が解決しようとする課題] この様な状況下において、F R−900482やFK
973と同様の生物学的活性を有し、且つ化学的に合成
し得る様な化合物に対する要望が出されている。また更
にその様な化合物を含有する医薬組成物並びに上記化合
物を製造するための方法、或はその中間体、或は更にそ
の中間体の製造方法等についての要望が出されている。
従ってこの発明の目的は、生物学的に活性な新規トリシ
クロ化合物、該化合物を含む医薬組成物、該化合物を製
造する為の方法並びに中間体、更にはその中間体の製造
方法等を提供する点にある。この発明の他の目的は以下
の説明によって明らかにされるであろう。
[課題を解決する為の手段] この発明によって提供されるトリシクロ化合物は次の一
般式(I)によって表わすことができ、またその医薬と
して許容される塩もこの発明の技術的範囲に含まれる。
(式中、Rは低級アルキル基、ベンジル基、アリル基ま
たはシリル基を意味する) またトリシクロ化合物′(I)は下記−収入(II)に
よって示される化合物を閉環反応に付すことによって得
られる。従って化合物(II)はトリシクロ化合物(1
)を製造する為の中間体として有用である。
(式中、Rは前と同じ意味、R′およびR″は夫々同一
または異なって水素、アセチル基または低級アルキル基
を夫々意味する) そして化合物(Iりは下記一般式(II+)で示される
化合物を還元的アミノ化反応に付すことによって製造さ
れる。
(式中R,R’ 、R″は前と同じ意味、R′″は水素
または低級アルキル基、XはCNまたはOR、YはoH
,oR、sH7,1fsR”を■v         
      ■夫々意味し、ここでRlvおよびRvl
は夫々同一または異なって低級アルキル基を示し、また
Rvは■ 低級アルキル基または−C−oRv′1で示される基を
意味し、ここでRVI′は低級アルキル基またはアリル
基を示す) [発明の構成] この発明における1つの視点は抗癌作用および関連する
生物学的活性を示し、上記一般式(1)で示される新規
トリシクロ化合物を提供する点にある。
この明細書において低級アルキル基の用語は、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第2
1級ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペンチル、第
2級ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル等の基を包
含するものである。
シリル基の用語によって意味されるものとしては、アル
コール性水酸基を保護する為に使用されるシリル基の全
てを含み、例えばトリメチルシリル、トリイソプロピル
シリル、第3級ブチルジメチルシリル等のトリアルキル
シリル基、例えばトリフェニルシリル等のトリアリール
シリル基、例えば第3級ブチルジフェニルシリル等のア
リールアルキルシリル基等が例示される。
この発明のトリシクロ化合物(1)については不整炭素
原子の存在に基づく光学的または幾何学的異性体の如き
1またはそれ以上の立体的異性体対が存在することがあ
り、この様な異性体についてもこの発明の技術的範囲に
含まれているものと理解すべ餘である。
トリシクロ化合物(I)の好適な塩としては医薬として
許容されている汎用の塩が用いられ、その様な塩として
は、例えばアルカリ金属塩(例えばナトリウム塩、カリ
ウム塩等)、アルカリ土類金属塩(例えばカルシウム塩
、マグネシウム塩等)、アンモニウム塩等の如き無機塩
基との塩や、例えば有機アミン塩(例えばトリエチルア
ミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エタノールアミン塩
、トリエタノールアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩
、N、N’ −ジベンジルエチレンジアミン塩等)の如
き有機塩基との塩等の様な塩基との塩;無機酸の付加塩
(例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等)や
有機酸の付加塩(例えば蟻酸塩、酢酸塩、トリフルオロ
酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩
、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩等)等
の様な酸との塩;塩基性もしくは酸性アミノ酸との塩(
例えばアルギニン塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸
塩等)等が含まれる。
この発明における第2の視点は、上記トリシクロ化合物
(I)または医薬として許容されるその塩を含む医薬組
成物を提供する点にある。この発明に係る医薬組成物は
、例えば固形状、半固形状或は液状等の医薬製剤として
使用することができるものであり、上記トリシクロ化合
物(I)または医薬として許容されるその塩を有効成分
として含有する他、外用、注射用或は内服用等の各製剤
に好適な有機もしくは無機の担体乃至賦形剤を併用して
構成されるものである。
上記有効成分は、例えば錠剤、顆粒剤、カプセル剤、坐
剤、液剤、乳剤、懸濁剤、或はその他の投与形態に適し
た製剤において汎用されている非毒性且つ医薬として許
容される担体と混合して製剤化される。その様な担体と
して使用し得るものとしては、水、グルコース、乳糖、
アラビアゴム、ゼラチン、マンニトール、殿粉糊、3珪
酸マグネシウム、タルク、コーンスターチ、ケラチン、
コロイダルシリカ、じゃがいも殿粉、尿素の他、固形状
、半固形状或は液状の各種製剤を使用するときに用いら
れるその他の適当な担体、更には補助の目的で用いられ
る安定化剤、増量剤、着色剤、香料等が挙げられる。上
記医薬組成物中には、疾患の進行過程或は状況に対応し
て要望される様な効果を発揮し得るに十分と考えられる
量の化合物(1)もしくは医薬として許容されるその塩
を含有するものとする。
上記医薬組成物をヒトの治療に適用するに当たっては、
経口もしくは非経口投与とすることが好まれる。トリシ
クロ化合物(りもしくは医薬として許容されるその塩の
治療有効量は各患者の年令および状態等によって変るが
、通常は1日量として0.1〜1,000mg、好まし
くは0.5〜500mg5更に好ましくは1〜100m
gを投与する。尚1回当たり投与量としては、約16.
5mg、10mg、50mg、100mg、 250m
gおよび500ogとすることが推奨される。
この発明における第3の視点は、トリシクロ化金物(I
)または医薬として許容されるその塩を製造する方法と
して、上記一般式(II )で示される化合物またはそ
の塩を閉環反応に付す方法を提供する点にある。
化合物(II)またはその塩を閉環して化合物(1)ま
たはその塩(医薬として許容されない塩であるときは常
法によって医薬として許され得る塩に変更することがで
きる。以下同様)を製造するに際しては、化合物(II
)またはその塩を希酸によって処理する様な常法を採用
することがで包る。好適な酸としては、例えば塩酸、硫
酸、硝酸、燐酸等の無機酸および例えば酢酸、ベンゼン
スルホン酸、トルエンスルホン酸等の有機酸が挙げられ
、中でも好ましいのは有機酸であり、特に好ましいのは
塩酸である。
上記した酸は、化合物(II)の化学構造並びに用いる
酸によって化合物(!■)に対する好適なモル比が変る
が、一般的には酸と化合物(11)のモル比は1〜20
.好ましくは5〜15、もつとも好ましくは5〜10で
ある。
この閉環反応は、化合物(II )を溶解し且つ反応の
進行に悪影響を与えない溶媒中で行うのが好ましい、好
適な溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、ハロゲン系溶媒(例えばクロロホルムや塩
化メチレン等)、エーテル系溶媒(例えばジエチルエー
テル、1.4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等)等
が挙げられ、中でもエーテル系溶媒が好ましく、もつと
も好ましいのはテトラヒドロフランである。
この閉環反応は一50〜80℃の範囲で行うことができ
るが、好ましくは室温下に行なわれる。
閉環反応の所要時間は化合物(II)、使用する酸およ
び溶剤の化学構造によって変るが、一般的には30秒〜
24時間、好ましくは1〜4時間で完了させる。
閉環反応の終了後は一般的な後処理操作によって化合物
(I)を分離する0例えば液を中和した後、溶媒を用い
て抽出すれば良い。代表的な中和剤としては炭酸水素ナ
トリウムが例示される。
この発明の更に他の視点は、トリシクロ化合物(1)を
製造する為の中間体として有用な化合物(II)を提供
する点、更に該化合物(11)の製造法として、前記一
般式(III )で示される化合物を還元的にアミノ化
する方法を提供する点にある。
尚化合物(III )における各記号の意味は夫々前示
の通りであるが、もつとも好ましいのは、XがCN、Y
がOHであるシアノヒドリン体である。
化合物(III )から化合物(II)への還元的アミ
ノ化反応は、還元的アミン化反応において常用されてい
る還元剤の存在下に行うのが好ましい。好適な還元剤と
しては、金属水素化物、例えば水素化アルミニウムや水
素化ボロン、或は均−系もしくは不均一系の接触還元触
媒、例えばPd−C。
Pd、Ru、Rh等が挙げられる。これらのうち好まし
いのは水素化ボロンであり、特に好ましいのはシアノト
リヒドロホウ酸ナトリウムである。
化合物(III)の還元的アミノ化反応は、化合物(I
II )を溶解し反応の進行に悪影響を与えない溶媒中
で行うことができる。好適な溶媒としては、メタノール
、エタノール、プロパツール、イソブロピルアルアルコ
ール等のアルコールが例示され、特に好ましいのはメタ
ノールである。この反応は0〜80℃の範囲で行うのが
好ましく、更に好ましくは10〜40℃、特に好ましく
は20〜30℃で行う。また反応完了までの所要時間は
一般に30秒〜2日、好ましくは1〜24時間、特に好
ましくは2〜24時間である。
この反応において、化合物(Ill )が保護されたシ
アノヒドリン体である場合、例えば記号Xがシアノ基で
記号Yが−OCOCH2CH=CH2である場合は、還
元的アミノ化反応に先立ってシアノヒドリン体の脱保護
を行うことが望ましい0例えば記号Xがシアノ基で記号
Yが 一0COCH2C)I=CH2である場合は、金属錯体
、例えばPd (Phs P)4と反応させることによ
って記号Yをヒドロキシ基に変換しておく。
化合物(Ill )は公知化合物から容易に製造するこ
とが可能であり、例えばR,R’ 、R″が全てメチル
基(Me)、Xがシアノ基、Yが0 COCH2CH=
 CH2である化合物(Ill )を例にとってその製
造工程を示すと下記スキームの通りである。
(1〕 (2〕 (3〕 上記スキームに従って説明すると、2−メチル−3−二
トロフェノール(化合物1)を沃化メチル、臭化メチル
、ジメチル硫酸等の適当なアルキル化剤によってアルキ
ル化し、次いで例えばジョーンズ酸化法に従って対応す
る2−ヒドロキシエチル誘導体、更に対応のカルボン酸
に導くことにより化合物2を製造する0次いでこれをア
リル化すれば対応するβ、γ−不飽和不飽和体82体3
れる。更にアンチーマルコニコフ水素化反応及び引続い
て酸化反応を行えばケトアルデヒド体5が得られる。こ
のケトアルデヒド体5はシアノヒドリン体に変換され、
炭酸アリルエステル6として単離される。この化合物6
のケトン基はアルコール、例えばメタノールとの処理に
よってケタール7に変換され、更にニトロ基が例えば亜
鉛の存在下に還元されてヒドロキシアミン体8、即ち化
合物(Ill )が得られる。
R,R’ 、R″がメチル基以外である化合物(1)、
(II)並びに(III )を製造するに当たっては、
出発物質および/もしくは反応試剤とじて夫々適切なも
のを選択すればよい。例えばRがエチル基である化合物
(1)を製造したい場合には、上記スキームにおける化
合物1から化合物2への変換に際してメチル化剤の代り
にエチル化剤、例えば沃化エチルを用い、他はスキーム
に従って実施すればよい。
この発明に係る目的物質(I)の生理学的活性は前出の
米国特許第4.645,765号および米国特許出願第
06/947,759に記載されたFR900482、
Fに973に類似しており、これらの生理学的活性を測
定する方法は、前記特許の各明細書に説明した通りであ
って、それら関係部分の記載は本明細書において参照さ
れるものとする。
この発明の概要は上記の通りであるが、更にその他の態
様については後述の各説明および実施例の記載によって
明らかにされる通りである。但しこれらはこの発明の説
明の為に記述されたものでありて、この発明を制限する
主旨のものではない。従ってこの発明においては下記開
示に従って種々の変法を採用することが可能であり、実
施例に記した方法以外の方法で実施することもこの発明
の技術的範囲に含まれる。
[実施例] 艷遣■ユ 2−メチル−3−二トロー1−メトキシベンゼン!]」
造 2−メチル−3−二トロフェノール(25g。
163 mmol、  1当量)、粉末状炭酸カリウム
(11,3g 、 81.8mmol、 0.5当量)
および沃化メチル(15,3ml、  246mmol
、 1.5当量)のアセトン(500ml)中混合物を
5時間加熱還流した。反応混合物を減圧濃縮し、酢酸エ
チル(600ml)で抽出した。抽出液を水、次いで塩
化ナトリウム飽和水溶液で順次洗浄した後、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧乾燥すると、2−メチル−3−二
トロー1−メトキシベンゼン(27,27g、収率10
0.0%)が得られた。
MP51℃(MeOH) IR(NuJol) 1602.1522.1348.
1260.1205.1156、105B、 and 
1004 cm−’’HNMR(CDC13)δ 2.
36(3)1.  S)、  3.89(3H,S)。
7.04(IH,d、J−8Hz)、  7.26(I
H,t、J−8)12)。
and  7.40(IH,d、J−8Hz)εI−M
S m/e  167  (M”)、  150  (
M”−17)粗ILス 粉末状水酸化カリウム(134mg、 2.39mmo
l。
0.2当量)およびパラホルムアルデヒド(1,08g
35.9mmol、 0.3当量)のジメチルスルホキ
シド(18,6m1)中混合物に、55℃で2−メチル
−3−二トロー1−メトキシベンゼン(2g 、 12
.(1amo1. 1当量)を加えた。この混合物に粉
末状水酸化カリウム(134B、 2.39mmol、
 0.2当量)を4回に分けて30分おきに加えた。水
酸化カリウムの最後の添加が終った時点から攪拌を開始
し、55℃で15分攪拌した。室温まで冷却した後反応
液を水(200ml)中に注いだ。次いで混合物を酢酸
エチルで抽出した(100mlx3)。抽出液を水で洗
浄した(100  ml x3)後、硫酸マグネシウム
で乾燥し、シリカゲル(40g)充填のカラムクロマト
グラフィに展開して塩化メチレンとメタノールの20 
: 1 (v/v)混液で溶出すると、結晶状の2−(
2−ヒドロキシエチル)−3−ニトロ−1−メトキシベ
ンゼン(2,10g 、収率89.1%)が得られた。
MP axt  (Et20/n−Hex)IR(Nu
jol) 3225.1600.1526.1345.
1258゜1208、1052. and 1000 
cm”’HNMR(CDCIs)δ 2.09 (IH
,t、J=4Hz) 、3.10 (2H,t。
J−7Hz)、 3.82−3.98(2H,a+)、
3.90(3)1.s)7.09 (1)1.dd、J
=8Hz) 、7.32 (1)1.t、J−8Hz)
 。
and 7.39 (IH,dd、J=1 and 8
Hz)EI−MS tn/e 197 (M”)設遣±
ユ 2−(2−ヒドロキシエチル)−3−ニトロ−1−メト
キシベンゼン(6g 、 30.4mmol、  1当
量)のアセトン(120ml)溶液に2.5Mのジョー
ンズ試薬(28,8ml、  67mmol、 2.2
当量)を水冷下に加えた。室温に戻して4時間攪拌した
後、混合物を酢酸エチルで抽出した(4001111×
2)、抽出液を塩化ナトリウム飽和水溶液(30(la
l)で洗浄した。有機溶媒層を炭酸水素ナトリウム飽和
水溶液(500ml)で抽出し、水性抽出液を酢酸エチ
ル(3oomt)で洗浄した後、濃塩酸を加えて酸性と
した。この液を酢酸エチル(400ml)で抽出し、抽
出液を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄した後、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。次いで減圧下に溶媒を留去する
と、2−(2−メトキシ−6−ニトロフェニル)酢酸(
424mg、収率79.0%)が黄色結晶状で得られた
MP 158,159℃ (EtO^C)IR(Nuj
ol)  1703. 1521. 1425. 13
44. 1264゜1245、1217 and 10
44 cm”’’HNMR(CDCIs)  δ 3.
91 (3)1.s) 、4.07 (2H,s) 。
7.18(LH,dd、J−1and 8Hz)、7.
411H,t。
J−8Hz)、 and 7.63(ltl、dd、J
−1and 8Hz)毀遺班ユ 又正 2−(2−メトキシ−6−ニトロフェニル)酢酸(化合
物2 : 2.933g、 13.9a+mol、  
1当量)の塩化メチレン(30ml)/ジメチルホルム
アミド((1,011111)混合溶液に、塩化チオニ
ル(1,01m1゜13.9mmol、  1当量)を
0℃で加えた。この混合物を3時間環流し、これを−7
8℃に冷却して4塩化チタン(1,52m1.13.9
mmol、1当量)を滴下し、続いてアリルトリメチル
シラン(2,21m1.13.9mmo l、1当量)
を滴下した。−78℃で30分攪拌した後、水(20m
l)を加え、0℃で1時間攪拌した。有機溶媒層を分離
し、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(2011+1X1
)、水(20a+1X2)で順次洗浄した後硫酸マグネ
シウムで乾燥した。これをシリカゲル(125g)充填
のカラムクロマトグラフィに展開し、塩化メチレン/ 
n −ヘキサン混液(4:1)で溶出すると、油状の3
−ニトロ−2−(2−才キソベント−4−エニル)−1
−メトキシベンゼン(2,219g、収率68%)が得
られた。
IR(film) 3081,3011.2924.2
844.1721゜1640、1609.1526.1
465.1352.1268゜1053 and 73
7 cm”’ ’HNMR(CDCLs)  δ 3.33(2)1.
dd、J−1and 8Hz)3.85(3H,s)、
 4.12(2H,s)、 5.19(LH,dd。
J−IHz and 17)1z)、5.22(1)1
.dd、J−IHz andloHx) 、6.00 
(1)1.m) 、7.14 (IH,d、J−8Hz
) 。
7.37(1)1.t、J−8Hx)、 and 7.
59(IH,dd。
J−1)1z and 8Hz) 3−ニトロ−2−(2−オキソベント−4−エニル)−
1−メトキシベンゼン(化合物3:1 g 、 4.2
5mmoL 1当量)のテトラヒドロフラン(20ml
)溶液に0.5M−9−ボラシクロ [3,3,1]ノ
ナンのテトラヒドロフラン(9,35m1.4.68m
l1lal、 1.1当量)溶液を0℃で加えた。得ら
れた混合物を室温で1時間攪拌し、0℃で4時間放置し
た。得られた混合物に9.6%過酸化水素水(5ml、
 14.1mmol、 3.2当量)およびIN水酸化
ナトリウム水溶液(4,25m1.4.25mol、 
 1当量)を0℃で同時に加えた。この混合物を0℃で
一夜放置し、酢酸エチル(50ml)で抽出した。抽出
液を塩化ナトリウム飽和水溶液(40ml x2)で洗
浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。次いでシリカ
ゲル(30g)充填のカラムクロマトグラフィに展開し
、塩化メチレン/メタノール混液(50: 1. V/
V )で溶出すると、2− (5−ヒドロキシ−2−オ
キソペンチル)−3−ニトロ−1−メトキシベンゼン(
962mg、収率89%)が黄色結晶状で得られた。
MP 35−36℃ (n−Hex) IR(film) 3413,2937.1717.1
1109.1529゜1487、144Q、 1412
.1353.12+!9.1230゜1053、100
0.988.and 737 cab−’H NMR (CDCLい δ 1.88(2H,quintet 
J=7Hz)。
2.16(IHbroad)、  2.72(2Lt、
J−78x)。
3.65(2H,t、J−7)IZ)、  3.88(
3)1.s)、  4.11(2H,S)、  7.1
5(LH,d、J−88Z)、  7.38(LH,5
゜J−8Hz)、and  7.80(1)1.dd、
J−IHz  and8Hz) ジメチルスルホキシド((t、253m1 、3.58
mIIIol。
3当量)の塩化メチレン(10ml)l液にホスゲン(
10,1561+1.1.79mmol、 1.5当量
)を−78℃で加えた。同温度で30分攪拌した後、2
−(5−ヒドロキシ−2−オキソペンチル)−3−ニト
ロ−1−メトキシベンゼン(化合物4;301 mg、
 1.19mmol、  1当量)の塩化メチレン(3
ll1l)溶液を一78℃で加えた。同温度で更に30
分攪拌した後、トリエチルアミン(0,83m1゜5.
95mmol、  5当量)を加えた。得られた混合物
を徐々に室温で温めた後、塩化アンモニウム飽和水溶液
(10ml)、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液、塩化ナ
トリウム飽和水溶液で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。次いでシリカゲルカラム(10ml容量)に
展開し、塩化メチレン/メタノール混液(25:1.V
/V)で溶出すると、2−(2,5−ジオキソペンチル
ー3−ニトロ−1−メトキシベンゼン(252II1g
、収率84%)の結晶が得られた。
MP69℃ (GHz(:I2/n−)1ex)IR(
fNm) 2925,2842.2730.1718.
1609゜1527、1467、1440.1411.
1354.1270゜1238、1094.1057.
881.1103 and737 cm−’ ’HNMR(CDCl2)δ 2.79(2)1.む、
J−8H2)、 2.92(2N、t、J−6Hz)、
 3.88(3H,s)、4.14(2H,s)。
7.15(IH,d、J−8H2)、  7.39(I
H,t、J−8Hz)。
7.61(LH,dd、J−1IHx and 8)1
z)、 and 9.81(1)1.s) 艷遺■ユ 2−(5−アリルオキシカルボニルオキシ−2−(2,
5−ジオキソペンチル)−3−二トロー1−メトキシベ
ンゼン(化合物5:860mg、 3.42mmol、
 1.0当量)およびりoルu酸アリルエステル(0,
363m1 、3.42mmol、 1.0当量)の塩
化メチレン(5ml)溶液に、シアン化ナト1ノウム(
335mg、 6.84mmol、 2.0当量)の水
(1,71111)溶液を、触媒量の臭化テトラ−n−
プチルアルモニクムの存在下水冷しながら加えた。
この混合物を室温で2時間激しく攪拌した。反応混合物
を塩化メチレン(10ml)で抽出し、抽出液を水(7
m+1X2)で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し
、次にシリカゲルカラム(80ml容量)に展開し、塩
化メチレン/メタノール混液(99:1.V/V)で溶
出すると、油状の2−(5−アリルオキシカルボニルオ
キシ−5−シアノ−2−オキソペンチル)−3−ニトロ
−1−メトキシベンゼン(1,187g、収率94%)
力く得られた。
IR H (fil+o)3099,2945,2844,176
0,1724゜1610.153G、1468,144
0,1418,1353゜1270、 1250,10
56,1035,950,899゜801.788.a
nd  788  cm−’NMR(CDCIs)  
δ 2.28(2H,q、J−7Hz)、2.05(2
)1゜5extat、J・7Hz)、3.88(3Ls
)、4.10(2)1.s)、  4.70(l)I、
dd、J−IHz and 6)1z)。
5.32(IH,t、J=7Hz)、  5.33(1
)1.dd、J=l)Izand  15Hx)、5.
40(IH,dd、J−1)1z and737)、5
.94(1)1.m)、  7.17(1)1.d、J
−8Hz)。
7.41(IH,t、J=8Hx)、  and 7.
62(1)!、dd。
JlIHz  and 8Hz) 2−(5−アリルオキシカルボニルオキシ−5−シアノ
−2−オキソペンチル)−3−二トロー1−メトキシベ
ンゼン(化合物6:138mg、 0.38mmol、
  1当量)とオルト蜂酸トリメチルエステル(0,5
ml 、 4.5)mmol、  12当量)および無
水メタノール(5ml)からなる混合物を、触媒量の濃
塩酸の存在下に5時間加熱還流した。室温まで冷却して
炭酸水素ナトリウム粉末(100mg)を加え、15分
攪拌した。得られた混合物を氷水(15ml)中に注ぎ
、酢酸エチル(15ml×3)で抽出した。抽出液を水
(10mlx2)で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥した
後、シリカゲルカラム(20ml容量)に展開し、酢酸
エチル/n−ヘキサン混液(1:10.v/v)で溶出
すると、黄色油状の2−(5−アリルオキシカルボニル
オキシ−5−シアノ−2,2−ジメトキシペンチル)−
3−ニトロ−1−メトキシベンゼン(138mg、収率
89%)が得られた。
IR(f目m) 2947,2838.1759.17
14.1605.1534゜14B6.1443.13
66、1256.1116.1049゜966、808
. 785.  and 737 cl’’)I NM
R(CDC13) 61.52 (2)1.t、J−7
)IZ) 、2.15(2L  broad  q、 
 J−7Hz)、3.11(3)1.s)。
3.12  (31(、s)、3.47(2H,s)、
3.90(3H,s)。
4.68  (2H,dd、J=IHz  and  
6Hz)、5.23(1)1.t、J・7Hz)、5.
311H,dd、J−IHz  andloHz)、 
 5.38(IH,dd、J・IHz and  17
Hz)5.93  (IH,a+)、7.08(IH,
dd、J−3Hz  and7Hz)、  and 7
.26−7.37(211,m)2−(5−アリルオキ
シカルボニルオキシ−5−シアノ−2゜2−ジメトキシ
ペンチル)−3−二トロー1−メトキシベンゼン(化合
物7,455 B。
1.11mLQol、  1当量)、塩化アンモニウム
(107mg、  2 mmol、 1.8当量)、テ
トラヒドロフラン(81)および水(8ml)からなる
混合物に、55℃で亜鉛末(145IIg、 2.22
mm1ol、 2当量)を加えた。同温度で30分攪拌
した後、Zn末(70mg、 1.07mmol、 0
.96当量)を追加し更に30分の攪拌を行った。その
後更にZn末(70mg、  107mmol、 0.
96当量)を追加し、55℃で15分攪拌した。
混合物を酢酸エチル(20ml)で抽出し、抽出液を水
(20ml x2)で洗浄した後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。シリカゲルカラム(100ml容量)に展開
し、ジエチルエーテル/n−ヘキサン混液(2: 3.
 v/v )で溶出すると、油状の2−(5−アリルオ
キシカルボニルオキシ−5−シアノ−2,2−ジメトキ
シペンチル)−3−ヒドロキシアミノ−1−メトキシベ
ンゼン(328mg、収率75%)が、回収原料物質(
23%)と共に得られた。
IR(fi4m) 3444−3324.3293.2
946.2837゜2252、1757.1572.1
471.1442.1372゜1250、1125.1
092.1042.950.815゜784、 and
 734 cl’ ’HNMR(CDC13)  δ 1.53−1.78
(2H,m)、 2.00−2.20(2H,!+) 
、2.95 (2H,s) 、 3.27 (6H,s
) 。
2.81(38,S)、  4.66(l)I、d、J
−6Hz)、  5.17(IH,t、J=7Hz)、
  5.311H,dd、J−1)1z andlo)
1z)、 5.37(IH,dd、J=IHz and
 17Hz)。
5.72(lLbroad s) 、5.92 (l)
I、a+) 、6.51(ILd、J−8H2)、  
6.95(IH,d、J−88Z)、7.18(IH。
d、J−8Hx)、7.18(IH,t、J−8Hz)
、  and  8.26(IH,broad  5) 2−(5−アリルオキシカルボニルオキシ−5−シアノ
−2,2−ジメトキシペンチル)−3−ヒドロキシアミ
ノ−1−メトキシベンゼン(化合物8 、175.5 
vag、 0.445mwol 、 0.94当量)、
トリフェニルホスフィン(5ll1g、 0.019+
*mol 、 0.04当量)、(Ph3P)4Pd(
0) (5Il1g、 0.043mmol 、 0.
01当量)のテトラヒドロフラン(4ml)中混液を攪
拌しておき、この中へ1.02Nジエタノールアミンの
テトラヒドロフラン(0,742m1 、0.757m
mol 。
1.7当量)溶液を一20℃で加えた。同温度で20分
攪拌・した後、反応混合物を酢酸エチル(10ml)で
抽出し、抽出液を塩化アンモニウム飽和水溶液(5ml
X3)、次いで塩化ナトリウム水溶液(5ml)で夫々
洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥した後、シリカゲル
カラム(20ml容量)に展開し、酢酸エチル/n−ヘ
キサン混液(1: 4. V/V )で展開すると、油
状の2−(5−シアノ2.2−ジメトキシ−5−ヒドロ
キシペンチル)−3−ヒドロキシアミノ−1−メトキシ
ベンゼン(121,5mg、収率88%)が得られた。
’HNMR(CDC13)  δ 1.73 (IH,
l) 、1.81 (1)1.m) 。
2.03(2)1.a+)、 2.98(2H,S)、
 3.32(3H,S)。
3.34(3H,s)、 3.81(3H,s)、 4
.48(IH,t。
J−5Hz)、 5.51(IH,broad s)、
6.52(IH,d。
JJHx)、 6.99(LH,d、J−8Hz)、 
7.22(lLt。
J=8)1z)、 and 8.34(11(、bro
ad s)衷力d乱工 5−ヒドロキシ−19,9 −トリメトキシ−3− 2−(5−シアノ−2,2−ジメトキシ−5−ヒドロキ
シペンチル)−3−ヒドロキシアミノ−1−メトキシベ
ンゼン(35,7B、 0.115mmo1 、 1当
量)の無水メタノール(8ml)溶液にシアノトリヒド
ロホウ酸ナトリウム(72mg、 1.15mmol。
10当量)を室温下に加え、−夜攪拌した。反応混合物
を減圧乾固し、残漬を酢酸エチル(5ml)にWI解し
た。この溶液を塩化アンモニウム飽和水溶液(5IIl
l)で洗浄し、更に水(5ml)で洗浄した後、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。展開溶媒として塩化メチレン/
メタノール混液(20:1゜V/V )を用いるPTL
Cによって、精製したところ、5−ヒドロキシ−1,9
,9−トリメトキシ−5−アザ−5,6,7,8,9,
10−ヘキサヒドロベンゾシクロオクテン(17,8m
g、収率58%)の結晶が得られた。
MP  167−1811  ℃ (recryst、
MeOH)IR(Nujol)3391.15B9,1
289,1270,1208゜1197  1126、
 1103. 1090. 10?1. 1037゜1
031  976、 952,807. 781. 7
54゜723  cm−’ ’HNMR(270M)IZ、CDC13)  δ:1
.40(2H,m);1.78(2H,m);  3.
15(2)1.s);  3.20(2)1.m);3
.22(61(、s) ;3.83(3)1.Sl ;
5.37(11(、S、020exch、);6.73
(IH,dd、J・2Hz  and  7Hz);7
.26(2H,m) 元素分析・C+ a )12 r N O4:計算値 
 C:62.90.)Iニア、92.N:5.24実験
値  C:62.99.1(ニア、92.H:5.07
FAB−MS、m/e−268(M”+1);  23
+1  (「−:+x)5−ヒドロキシ−1,9,9 −トリメトキシー5− アザー5.8,7,8,9.10−ヘキサヒドロベンゾ
シクロオクテン(3,4mg、 0.0127IIIm
ol、 1.0当量)のテトラヒドロフラン(0,2+
al ) ?II液に室温下IN塩酸(0,1ml 、
 0.1m+++ol 、 7.g当量)を加え、30
分攪拌した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液(2ml)を加え、酢酸エチル(3IIll)で抽出
した。抽出液を塩化ナトリウム飽和水溶液(2ml)、
水(2ml)で順次洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥した
。ジエチルエーテル/n−ヘキサン混液(4: 1. 
v/v )を展開液とするPTLCで精製すると、9−
ヒドロキシ−1−メトキシ−5−アザ−5,6,7,8
,9,10−へキサヒドロ−5,9−エポキシベンゾシ
クロオクテン(1,8mg)の結晶が得られた。
MP 168−167℃ IR(Nujol) 1593.1360.1330.
1259.1231゜11Et4.1132.1101
.1081.1051゜978 (c+o−’) ’)I NMR(270M)1z、CDC13)  δ
:1.47 (l)I、m) 、1.72(18,dt
、 J・4Hz、 IHz)、 1.[17(IH,m
)。
2.13(IH,m)、2.82(IH,s、020 
 exch、)2.85(IH,1/2 ABq、  
J−18Hz)、2.93(IH,1/2ABQ、  
J−18Flz)、  3.19(II、m)、  3
.82(IH,m) 、3.84 (3H,s) 、8
.54 (1M、d、J−8)12) 。
8.59(1)1.d、J−9)12)、7.13(I
H,t、J−8)1z)X−ray下記構造式を支持し
た。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは低級アルキル基、ベンジル基、アリル基ま
    たはシリル基を意味する) で示される化合物またはその医薬として許容される塩。
  2. (2)請求項(1)に示した化合物( I )またはその
    医薬として許容される塩を有効量含有する医薬組成物。
  3. (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Rは前と同じ意味、R′およびR″は夫々同一
    または異なって水素、アセチル基または低級アルキル基
    を夫々意味する) で示される化合物またはその塩。
  4. (4)請求項(3)に示した化合物(II)またはその塩
    を閉環反応に付して請求項(1)に示した化合物( I
    )またはその医薬として許容される塩を製造する方法。
  5. (5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中R、R′、R″は前と同じ意味、R″′は水素ま
    たは低級アルキル基、XはCNまたはOR^IV、YはO
    H、OR^V、SHまたはSR^VIを夫々意味し、ここ
    でR^IVおよびR^VIは夫々同一または異なって低級ア
    ルキル基を示し、またR^Vは低級アルキル基または▲
    数式、化学式、表等があります▼で示される基 を意味し、ここでR^VIIは低級アルキル基またはアリ
    ル基を示す) で示される化合物またはその塩を還元的にアミノ化する
    ことによって請求項(3)に示した化合物(II)または
    その塩を製造する方法。
JP18662890A 1989-07-13 1990-07-13 トリシクロ化合物およびそれを含む医薬組成物、並びにその製造方法 Pending JPH03115287A (ja)

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