JPH03114027A - 液晶ビデオプロジェクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像表示装置等に利用される液晶プロジェク
タ−に関するものである。

従来の技術 近年、液晶を利用した表示装置がめざましい進歩をとげ
、とりわけ映像を表示する液晶ビデオプロジェクタ−が
普及しつつある。

以下、図面を参照しながら、上述したような従来の液晶
ビデオプロジェクタ−について説明を行う、第３図は従
来の液晶ビデオプロジェクタ−の概略図である０図中３
は映像を表示する液晶板である。７はランプ、８は集光
レンズ、９は投射しンズ、１１は凹面反射ミラー、１４
はスクリーンである。第４図は、液晶板３の詳細図であ
る。１は液晶セルである。２−Ａは前方偏光板で自然光
から直線偏光光を選択透過する。２−Ｂは前方偏光板２
−Ａと同じ作用を有する後方偏光板である。

以上のように構成された液晶ビデオプロジェクタ−につ
いて、以下その作用について説明する。

ランプ７より液晶板３に向かって射出された光と、凹面
反射ミラー１１により反射された光を集光レンズ８によ
り液晶板３に入射させる。入射した光は、前方偏光板２
−Ａにより自然光から直線偏光光に選択透過され、液晶
セル１に入射する。液晶セルｌに入射した上記直Ｍ偏光
光は液晶セル１の有する飾光性により、偏光方向が光の
伝播に従って回転し、上記前方偏光板２−Ａと同じ作用
を有する後方偏光板２−Ｂを透過し映像を表示する。そ
の液晶板３で表示された上記映像を投射レンズ９により
スクリーン１４に投射する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記構成において、偏光板により自然光
を直線偏光光に選択透過する方法では、入射する光の半
分が減衰し、透過する直線偏光光は入射光の半分になる
という光の使用効率についての課題があった。

本発明は上記課題に鑑み、入射する自然光を減衰させる
ことなく直線偏光光にすることができる光の使用効率の
高い液晶プロジェクタ−を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の液晶プロジェクタ−
は、映像信号を光変調する透過型液晶板において、自然
光を直線偏光光に選択透過する前方偏光板の代わりに、
入射光を垂直成分、第１の平行成分に分離する偏光ビー
ムスプリンタと、分離した上記垂直成分を第２の平行成
分として上記偏光ビームスプリッタより出力させるため
の１７４波長板と、上記１／４波長板で変換された光を
上記偏光ビームスブリフタに向かって反射させる第１の
全反射ミラーと、上記偏光ビームスプリッタより射出さ
れる第１．第２の平行成分を液晶セルに向かって反射さ
せる第２の全反射ミラーとを備えたことを特徴とする。

作用 上記の構成により、自然光を減衰させることなく直線偏
光光にし、液晶セルに入射させることができる。したが
って、消費電力の少ないランプを使用して従来と同じ明
るさの映像を表示する液晶プロジェクタ−を提供するこ
とができる。

実施例 以下、本発明の一実施例の液晶ビデオプロジェクタ−に
ついて図面を参照しながら説明する。第１図、第２図は
本発明の一実施例における液晶ビデオプロジェクタ−の
構成を示すものである。第１図において、１は液晶セル
である。２−Ｂは直線偏光光を透過する後方偏光板であ
る。４は自然光を垂直成分と平行成分とに分離する偏光
ビームスプリッタである。５は自然光を円偏光光に変換
する機能と、円偏光光を直線偏光光に変換する機能を有
する１／４波長板である。６は１／４波長板５で変換さ
れた光を偏光ビームスプリッタ４に向かって反射させる
第１の全反射ミラーである。

７はランプ、８は集光レンズ、９は投射レンズ、１０は
偏光ビームスプリンタ４により分離された第１の平行成
分と、上記偏光ビームスプリッタ４により分離された垂
直成分を１／４波長板５と第１の全反射ミラー６により
変換したところの第２の平行成分を液晶セル１に向かっ
て反射する第２の全反射ミラーである。　１１は凹面反
射ミラー、１２は液晶セル１と後方偏光板２−Ｂと偏光
ビームスプリッタ６と集光レンズ８と第２の全反射ミラ
ー１０を含む入射光偏光ブロックである。第２図におい
て７はランプ、９は投射レンズ、１１は凹面反射ミラー
、１２は入射光偏光ブロック、１４はスクリーンで、以
上は第１図の構成と同じものである。１３は自然光を色
分解するダイクロイックミラーで、ランプ７と入射偏光
ブロック１２との間に設置されている。

以上のように構成された液晶ビデオプロジェクタ−につ
いて、以下第１図、第２図を用いてその作用を説明する
。第１図において、ランプ７より偏光ビームスプリッタ
４に向かって射出した光と凹面反射ミラー１１により反
射された自然光は、偏光ビームスプリッタ４により第１
の平行成分と垂直成分に分離される０分離された垂直成
分は偏光ビームスプリンタ４を透過し１／４波長板５に
より円偏光光に変換され第１の全反射ミラー６により反
射される。反射された円偏光光は１／４波長板５により
直線偏光光に変換され第２の平行成分として偏光ビーム
スプリンタ４に入射する。第１゜第２の平行成分は偏光
ビームスプリッタ４の貼り合せ面で反射され、第２の全
反射ミラー１０により液晶セル１に向かって反射する。

そして集光レンズ８を透過し、液晶セル１に入射する。

入射した第１．第２の平行成分は液晶セル１の有する旋
光性により、偏光方向が光の伝播にしたがって回転し、
第１．第２の垂直成分に変換される。垂直線分を透過す
るように設けられた後方偏光板２−Ｂを透過した第１．
第２の垂直成分は、投射レンズ９によりスクリーン１４
に拡大投射される。

第２図において、第１図に構成されるランプ７と偏光ビ
ームスプリッタ４との間に自然光を色分解するダイクロ
イックミラー１３を配置し、青１緑。

赤に色分解し、入射光偏光ブロック１２を透過させ、青
、緑５赤の各々を投射レンズ９によりスクリーン１４に
投射するようにしてもよい０以上のように本実施例によ
ればランプ７より射出される光を減衰させることなくス
クリーン１４に投射することができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、映像信号を透過型液晶板
を用いて光変調しスクリーンに投射するプロジェクタ−
において、入射光を垂直成分、第１の平行成分に分離す
る偏光ビームスプリッタと、分離した垂直成分を第２の
平行成分として上記偏光ビームスプリッタより出力させ
る手段と、偏光ビームスプリッタより得られる第１．第
２の平行成分を液晶セルに向かって反射させる全反射ミ
ラーとを備えたことにより入射する光を減衰することな
（投射することのできるプロジェクタ−を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における液晶ビデオプロジェ
クタ−の構成図、第２図は第１図における構成に色分解
する機能を付設した構成図、第３図は従来の液晶ビデオ
プロジェクタ−の構成図、第４図は第３図に構成される
液晶板の説明図である。 ■・・・・・・液晶セル、２−Ｂ・・・・・・後方偏光
板、４・・・・・・偏光ビームスプリッタ、５・・・・
・・１／４波長板、６・・・・・・第１全反射ミラー、
７・・・・・・ランプ、１ｏ・・・・・・第２全反射ミ
ラー、１４・・・・・・スクリーン。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像信号を透過型液晶板を用いて光変調しスクリ
   ーンに投射するプロジェクターにおいて、入射光を垂直
   成分、第１の平行成分に分離する偏光ビームスプリッタ
   と、分離した垂直成分を第２の平行成分として上記偏光
   ビームスプリッタより出力させる手段と、上記偏向ビー
   ムスプリッタより得られる第１、第２の平行成分を液晶
   セルに向かって反射させる全反射ミラーとを備えた液晶
   ビデオプロジェクター。
2. （２）分離した垂直成分を第２の平行成分として出力さ
   せる手段は、１／４波長板と、上記１／４波長板によっ
   て円偏光された垂直成分を上記１／４波長板及び偏光ビ
   ームスプリッタに向けて反射させる第１の全反射ミラー
   とを備えてなり、上記１／４波長板、第１の全反射ミラ
   ーによって上記偏光ビームスプリッタより得られる第２
   の平行成分と第１の平行成分を第２の全反射ミラーによ
   って液晶セルに向かって配光するようにしたことを特徴
   とする請求項１記載の液晶ビデオプロジェクター。
3. （３）偏光ビームスプリッタの前段に入射光を色分解す
   るダイクロイックミラーを備えた請求項１記載の液晶ビ
   デオプロジェクター。