JPH03113310A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH03113310A
JPH03113310A JP1251613A JP25161389A JPH03113310A JP H03113310 A JPH03113310 A JP H03113310A JP 1251613 A JP1251613 A JP 1251613A JP 25161389 A JP25161389 A JP 25161389A JP H03113310 A JPH03113310 A JP H03113310A
Authority
JP
Japan
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signal
axis
detector
piezoelectric
tuning fork
Prior art date
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Pending
Application number
JP1251613A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Ogawa
直樹 小川
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はジャイロスコープ(方位センサ)等に用いられ
る角速度センサに関する。
(従来の技術) 本発明に係わる従来技術として、特開昭62−2290
24号公報に記載されたものがある。この従来技術の角
速度センサは第7図に示すごとくリードビン50a、5
0b、50c、50dおよび金属弾性部材51を備えた
ベース52、金属弾性部材51に固定された駆動用圧電
バイモルフ素子53.54との先端に接合部材55を介
して取り付けられた検知用圧電バイモルフ素子56.5
7から構成されている。
ベース52には半田付用ラウンド58.59が設けられ
ており、この半田付用ラウンド58,59と検知用圧電
バイモルフ素子56.57との間にはワイヤ60.61
が配線、接続されている。
(発明が解決しようとする課題) 以上の従来技術では、固定部分であるベースと、可動部
分となる検知用圧電バイモルフ素子がワイヤによって相
互に接続されているため、検知部である検知用圧電バイ
モルフ素子が振動する際にワイヤが振り回される状態と
なって振動を規制する原因となり精度の高い信号を検出
することができないという問題を抱えていた。さらに、
ワイヤと検知用圧電バイモルフ素子が常に振動をする部
分で接続されているため、接続部分の耐久性を十分確保
するために強固に接続しなければならず、検知部の重量
が大きくなり角速度の検出に誤差を生じさせる可能性が
あった。
本発明は以上のような従来技術を解決するために成され
たものであって、検知部分から出力される信号の精度を
確保する角速度センサとすることを技術的課題とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) このような技術的課題を解決するために講じた技術的手
段は、支持部材と、該支持部材に支持された連結部材と
、該連結部材に支持された板状の振動部材と、該振動部
材に固着された圧電素子と、前記連結部材に固定された
前記振動部材のねじれを検出するねじれ検出手段を備え
る角速度センサにおいて、前記振動部材に薄膜導電層を
形成するとともに該薄膜導電層と前記圧電素子をワイヤ
により導通させた、ことである。
(作用) 以上の技術的手段を講じたことによって、本発明では振
動部材に形成された薄膜導電層と圧電素子との間をワイ
ヤによって導通させたため、振動部材に振動が加わって
もワイヤの重量が振動に影響を及ぼすことはなく角速度
検出のための高情度な出力信号を圧電素子から得ること
ができる。
(実施例) 第1図に、本発明の一実施例を示す。第1図を参照する
と、各軸X、YおよびZは、互いの軸に対して90度傾
いた軸をそれぞれ示している。支持部材10は、板状の
金属をコの字状に曲げて形成しである。4はその全体に
渡って周面に螺子が形成された断面が円形のロッド(連
結部材)であり、金属で形成されている。このロッド4
は、前記支持部材10は、その一端10aから他端10
bまで貫通する状態で設けられており、ロッド4の一端
は、支持部材の一端10aの両面で、それぞれ固定機構
8によって支持部材の他端10bの両面で、それぞれ固
定機構9によって支持部材10に固定されている。ロッ
ド4は、この例ではY軸に沿って配置されている。
固定機構9は、ロッド4の螺子と螺合するロックナツト
9a、 ワッシャ9bおよびインシュレータ9Cで構成
されている。固定機構8および後述する固定機構7も同
様な構成である。
ロッド4の中央部には、ねじれ検出器3(ねじれ検出手
段)が配置され、該ねじれ検出器3の厚み方向(Y軸方
向)の一端にインシュレータ6を介して、それと面接触
する状態に音叉1 (振動部材)が配置されており、ね
じれ検出器3の厚み方向の他端にも、同様に、ねじれ検
出器3に連接されるインシュレータ5を介して音叉2(
振動部材)が配置されている。ロッド4は、ねじれ検出
器3、インシュレータ5.6、音叉1及び2にそれぞれ
設けた図示しない穴を貫通する形で、それらを支持して
いる。
音叉1の支持部材10の一端10aと対向する面、及び
音叉2の支持部材lOの他端10bと対向する面には、
それぞれ固定機構7が設けられており、それらの締め付
けによって、音叉l、インシュレーク6、ねじれ検出器
3.インシュレータ5及び音叉2が、両端から互いに押
し付けられて一体に固定されている。但し、これらはY
軸方向に対し、僅かにねじれ変形が可能な状態になって
いる。
音叉lは、その長手方向がZ軸方向に向けられた矩形の
薄板状に形成された金属製の振動板1aを備えている。
この振動板1aは、その長手方向の一端近傍で、ロッド
4に支持されている。また、振動板1aの厚み方向の両
方の面には、それぞれ薄板状矩形の圧電セラミック(圧
電素子)lbおよび1cが固着されている。また、圧電
セラミックibおよび1cは、それらの厚み方向に分極
されている。従って、これらの圧電セラミックに交流電
圧を印加すれば、それらは厚み方向に歪みを生じるし、
逆に厚み方向の歪みを受けるとそれに電圧が発生する。
もう一方の音叉2は、音叉1と同様に、振動板2aと、
その両方の面にそれぞれ固着された圧電セラミック(圧
電素子) 2b、  2’c−t−備えている。
第2図、および第3図は音叉の構成を示したものである
が、音叉1,2の構成は全く同一であるため、実施例で
は音叉lの構成のみについて説明する。音叉1にはロッ
ド4が挿通される穴1dが形成されている。そして、振
動板1aの表面には金属材料の電極部1e(薄膜導電層
)がスパッタ等によって薄膜形成されている。この電極
部1eの膜厚は0.3〜1μmの厚さとして、金属材料
としては鉄、ニッケルあるいはアルミニウムが使用され
ている。電極部1eを形成する際、振動板1aの中央部
にも導体部1fを形成する。電極部1eはこの導体部1
fを取り囲むようにコの字型に形成パターンされている
第3図は第2図のI −I vAに沿う断面図であり、
最初に振動板1aの表面に酸化シリコンの絶縁膜を振動
板1aの両面に最大7μmの厚さになるまで形成する。
この絶縁膜1g上に前述した電極部1eと導体部1fを
両面に薄膜形成する。導体部lf上には圧電セラミック
lb、lcが固定されている。圧電セラミックlb、l
cと電極部1eとの間には導電性のワイヤ1hが配設さ
れ、−端は電極部1e(第2図中上部)と超音波接合さ
れ、他端は圧電セラミックと超音波接合されている。圧
電セラミックlb、lcの表面には、恨ペーストが塗布
され、このi艮ペーストとワイヤ1hが接続されている
第4図にねじれ検出器3の構成を示す。第4図を参照す
ると、この検出器3は、筒状の絶縁チューブ3aと、そ
の外周に装着された、圧電体3b3C1電極3d、3e
および3fで構成されている。圧電体3bは電極3dと
30とで挟まれ、圧電体3Cは電極3eと3rで挾まれ
ている。絶縁チューブ3aの内部を前述のロッド4が貫
通する。
圧電体3bは、図示のように、円筒状に形成されている
が、これは各々90度の円弧状に形成された4つの圧電
素子3 b+、3 bz、3 baおよび3b4を組み
合わせて構成しである。また、各々の圧電素子は、矢印
で示す周方向に、それぞれ分極されである。もう一方の
圧電体3Cも圧電体3bと同一の構成になっている。圧
電体3bおよび3Cは、それがロッド4の軸方向、即ち
、Y軸方向に対してねじる方向(周方向)に力を受ける
と、その大きさに応じた電圧を出力する。
第1図を参照して、電極3dおよび3fは互いに共通に
接続され、アースと接続されている。そして、2つの圧
電体3b、3cの中央に配置した電極3eから、このね
じれ検出器3の信号S3が取り出される。つまり、この
ねじれ検出器3の場合、その厚み方向の両端が設置され
ているので、その部分とたの部分との絶縁については特
別に考慮しなくてもよい。従って、この実施例では電極
3dとインシュレータ6、ならびに電極3fとインシュ
レータ5との間には特別な電気絶縁部材を設けていない
ロッド4の螺子と固定機構7のロックナツト7aによっ
て、第1図のY軸方向に動かないように音叉1.2とね
じれ検出器3とを一体に動かないように音叉1.2とね
じれ検出器3を一体にとめる構成にすれば接着材を用い
て止める場合のように、接合面の厚みにばらつきが生じ
る恐れが殆どなくなるため、装置の検出特性が極めて均
一になる。インシュレータ5,6.9c等は、機械的な
振動が不要な箇所に伝達されるのを防止する機能を有し
ている。
発振回路11の出力信号S1が音叉1の圧電セラミック
lbおよび2bに、付勢信号として印加されている。ま
た、音叉2の圧電セラミック2cから出力される信号S
2が、フィードバック信号として発振回路1!に印加さ
れている。
発振回路11は、第5図に示されるように構成されてお
り、付勢信号S1として周波数および振幅の安定化され
た正弦波を出力する。図中、AGCは自動利得制御装置
を示している。フィードバック信号S2は、発振を安定
化させ安定した音叉振動を得るために利用されている。
また、フィードバック信号S2は検出される信号を処理
する整流回路12で同期をとるために利用される。
発振回路11によって生成される正弦波の付勢信号S1
が印加される2つの圧電セラミック1bおよび2bは、
各々その厚み方向に分極されているので、付勢信号S1
によって、それらの厚み方向に歪みを発生し、その歪み
の方向が交互に切り換わるので、厚み方向に振動し、そ
の振動に共振するように振動板1aおよび2a、即ち、
音叉1および2が振動する。したがって、音叉lおよび
2の振動の方向は、第1図の矢印F 、、即ち、Y軸方
向である。但し、音叉1と音叉2の振動の方向は逆にな
っており、音叉1が音叉2に近づ(方向に撓むときは、
音叉2も音叉1から離れる方向に撓む。
このように、音叉1および音叉2を定常的に振動させた
状態では、この検出装置に慣性力が働くので、この装置
がY軸を中心として回転した場合、2つの音叉1および
2には、それぞれX軸方向に回転の角速度ωに応じた大
きさのコリオリの力Fcが作用する。音叉lに働く力F
cと音叉2に働く力Fcは互いに方向が逆であり、音叉
1がX軸の正方向はX軸の負方向になる。
従って、インシュレータ6を介して音叉1に接続された
、ねじれ検出器3の厚み方向の一方の面と、インシュレ
ータ5を介して音叉2に接続された、ねじれ検出器3の
厚み方向の他方の面とには、この装置のY軸まわりの回
転によって、互いに逆方向の、Y軸回りに回転する力が
加わる。つまりこれによって、ねじれ検出器3は、Y軸
に沿ってねじられることになる。ねじれ検出器3は、前
述したようにその周方向に分極されているので、ねじれ
方向の力を受けると、その力に応じた電気信号を出力す
る。従って、ねじれ検出器3から出力される信号S3の
振幅の大きさはY軸まわりの角速度ωに対応する。
ねじれ検出器3の中央の電極3eから出力される信号S
3が、整流回路12の入力端子に接続されており、また
、整流回路12の同期入力端子にフィードバック信号S
2が印加されている。
整流回路12の動作を第6図に示した。第6図から、ね
じれ検出器3から出力される信号S3は正弦波であり、
フィードバック信号S2と同期して現れる。Y軸まわり
の角速度ωの方向が時計回り(CW)の場合と、反時計
回り(CCW)の場合とでは、信号S3の位相が互いに
反転する。整流回路12は、フィードバック信号S2に
基づいて、矩形波S5をその内部で生成し、その信号に
同期して信号S3を処理し、整流された信号S4を出力
する。つまり第4C図に示すように、信号S4の整流波
形は、CW力方向角速度に対しては正極側になり、CC
W方向の角速度に対しては負極側となる。
整流回路12の出力する信号S4は、平滑回路13で平
均化され、直流電圧として出力される。
従って、平滑回路13から出力される直流電圧は、角速
度ωの大きさと方向を示すことになる。
〔発明の効果〕
本発明のような構成としたことによって、特有の効果を
得ることができる。
即ち、検知用圧電素子に接続されるワイヤが固定部材に
接続されないため、(圧電素子と共に振動する)ワイヤ
の張力が検知用圧電素子の振動を抑制することがなく精
度の高い検出信号を得ることができる。
また、ワイヤと振動板が共に振動するため、ワイヤと圧
電素子、電極部との接合部分が振動によって断線するこ
とがなくセンサの耐久性を高めることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による角速度センサの斜視図、第2図は
音叉部分の正面図、第3図は第2図のI−1線に沿う断
面図、第4図はねじれ検出器の斜視図、第5図は発振回
路と圧電セラミックとの接続を示すブロック図、第6図
は整流回路の動作を示すタイミングチャート図、第7図
は従来技術の角速度センサを示す斜視図である。 10 ・ ・ ・ 4 ・ ・ ・ 1、2 ・ ・ lb、lc 3 ・ ・ ・ e 支持部材、 連結部材、 ・振動部材1 .2bl  2C・・・圧電素子、 ねじれ検出手段、 薄膜導電層、 ■ h ・ワイヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持部材と、該支持部材に支持された連結部材と、該連
    結部材に支持された板状の振動部材と、該振動部材に固
    着された圧電素子と、前記連結部材に固定された前記振
    動部材のねじれを検出するねじれ検出手段を備える角速
    度センサにおいて、前記振動部材に薄膜導電層を形成す
    るとともに該薄膜導電層と前記圧電素子をワイヤにより
    導通させたことを特徴とする角速度センサ。
JP1251613A 1989-09-27 1989-09-27 角速度センサ Pending JPH03113310A (ja)

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JP1251613A JPH03113310A (ja) 1989-09-27 1989-09-27 角速度センサ

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JP1251613A JPH03113310A (ja) 1989-09-27 1989-09-27 角速度センサ

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JPH03113310A true JPH03113310A (ja) 1991-05-14

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ID=17225426

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JP1251613A Pending JPH03113310A (ja) 1989-09-27 1989-09-27 角速度センサ

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