JPH03113271A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、冷凍冷蔵庫、特に冷凍冷蔵庫の野菜室に関
するものである。

（従来の技術） 第３〜５図は、例えば実公昭６３−４９６７５号に示さ
れた従来の冷凍冷蔵庫を示す図である。

１は冷凍冷蔵庫本体、２．３は冷凍室及び冷蔵室前面開
口をそれぞれ開閉自在に閉塞する扉、４は野菜室の前面
開口部に開閉自在の装着された引き出し部を形成する引
き出し扉で、この扉の裏面に一端を固定され、他端にロ
ーラ５を装着した左右フレームと後部フレームからなる
フレーム８が配設されている。９はこのローラ５を、回
転支持する固定レールで、冷凍冷蔵庫本体１内両側にそ
れぞれ固定するとともに、この固定レール９の前端付近
に前記フレーム８を摺動支持する固定ローラ１０を配し
て引き出し構造を構成している。

１１は前記フレーム８内に着脱自在に載置された第１容
器、１２はこの第１容器ｌｌ内に収容され、上面両側フ
ランジ１３に前後方向に慴動自在に支持された第２の容
器である。

１４は、この第２容器１２が、後方に慴動できるように
第１容器１１の背壁の一部に形成された切欠部、１５は
冷凍冷蔵庫本体１内背面に突設した凸部で、引き出し扉
４を閉塞したとき、前記第２容器１２背面に当接するよ
うな高さに形成されていた。

次に、動作について説明する。使用者が野菜室扉４を引
き出すと、第１．第２容器１１．１２はともに引き出さ
れ、第１．第２容器１１．１２内の食品を取り出すこと
ができる。さらに、第２容器１２の下部、つまり第１容
器１１の後部に収容された食品を取り出そうとするとき
は、第１容器１１の背面を切欠いているので、第２容器
１２を後方にフランジ１３に慴動させて食品を取り出す
ことができるものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来の冷凍冷蔵庫の野菜室は、以上のよ
うに構成されているので、第１容器背面切欠部と、第２
容器の嵌合部の摺動に必要であるすき間部より、冷気が
容器内に流入し容器内に保存しである野菜、果実類を乾
燥させ、また、冷気が流入するため、部分的に冷えて結
露し、容器内に水がたまり、その水により、野菜類が腐
敗してしまうことがあるなど、保存性に問題があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、第１．第２容器の使い勝手が良いとともに
、野菜室内の密閉度を向上させ、保存性の良い野菜室を
有した冷凍冷蔵庫を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） この発明に係る冷凍冷蔵庫においては、第１容器の背面
切欠部と第２容器の嵌合部のすき間を、パッキングによ
り密閉するように構成するとともに、第１．第２容器の
上面開口部天井にふた体を設置し、密閉構造としたもの
である。

〔作用〕

この発明における野菜室は、第１容器の背面切欠部と第
２容器の嵌合部のすき間をパッキングにより密閉したの
で、そのすき間より冷気が容器内に流入するのを防止す
るとともに、第１．第２容器上面開口部天井のふた体に
より、容器内に冷気が流入するのを防止するように働く
。

〔実施例〕

以下に、この発明の一実施例に係る冷凍冷蔵庫について
、図に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例の冷凍冷蔵庫を示す断面図
、第２図は第１図Ａ部を示す拡大図である。従来例第３
図〜第５図におけると同一符号は同−又は相当機能部分
を示し、説明の重複をさける。

第１．２図において、１６は第１容器１１゜第２容器１
２の上面開口部天井１９に設置されたふた体で、上面開
口部を密閉するよう設置されている。１７は上記ふた体
１６の背面フランジ部に取り付けられたシール用パッキ
ングで第１容器１１、背面切欠部１４と第２容器との嵌
合部すき間１８を密閉するよう設置されている。これは
、扉を開けた状態においては、第２図ａの位置にくるよ
うになっているが、扉が閉められ、第１゜第２容器１１
．１２が、当接し、押し込むとすき間１８を密閉するよ
うな位置すに、固定されるよう構成されている。

次に、動作について説明する。

使用者が引き出し扉である野菜室扉４を引き出すと、第
１．第２容器ｉｆ、１２はともに引き出されるが、天井
部ふた体１６及び、パッキング１７は、背面部に固定さ
れ、容器とともに動かない。そのため、使用者は、第１
容器１１後部に収容された食品を取り出すときは、第２
容器１２を後方に摺動させることにより、後部の食品を
容易に取り出すことができる。

次に使用者が野菜室扉４を閉めると、第１容器１１背面
切欠部と第２容器１２の嵌合部すき間１８には、パッキ
ング１７が背画部凸部１５により当接され、冷気の流人
を防止するよう密閉するように働く。

また、天井部ふた体１６によって、第１容器１１、第２
容器１２の天井開口部からの冷気の流入を防止するよう
密閉し、第１容器１１と第２容器１２の密閉度を上げる
ことにより、容器内に保存している野菜類が乾燥するこ
となく長期間保存できるようになることが理解される。

前記実施例の冷凍冷蔵庫によれば、第１容器１１、第２
容器１２の上面開口部天井１９にふた体１６を設置し、
第１容器の背面切欠部１４と第２容器１２嵌合部を密閉
するようにパッキングをふた体１６に設置したことによ
り、第２容器１２の摺動性に影響を与えることなく容器
を密閉するため、容器内の食品の取り出し性が良く、ま
た密閉度が高く、保存性にすぐれた野菜室４を有した冷
凍冷蔵庫を提供できるという効果を奥する。

（他の実施例） 前記実施例では、第１．第２容器の上面開口部天井ふた
体、第１容器背面切欠部と第２容器嵌合部を密閉するよ
うにパッキングをふた体に設置した場合について説明し
たが、引き出し扉を引き出したとき、密封用パッキング
は背面部に固定し、第１．第２容器の摺動に影響を与え
ないように構成するとよい。

また、引き出し扉を閉鎖したとき、第１容器と第２容器
の嵌合部すき間を確実に密閉するよう、背面内箱の凸部
で密閉用パッキングを第１゜第２容器に当接するに構成
してもよい。

そして、前記パッキングを、半硬質材料で構成するとと
もに、当接位置に対し、内側にラップ代を設けるように
成形し、第２容器が当接しパッキングを後方に押し込む
ような方向で矯正し、密閉するようにすることが好まし
い。

なお、前記実施例では、パッキング１７により密閉する
場合について説明したが、ふた体１６にプラスチック板
のようなものを設置したり、ふた体に設置するのではな
く、冷蔵庫本体背面部にパッキングや板などの密閉材を
設置構成してもよい。

〔発明の効果〕

以上に説明してきたように、この発明の冷凍冷蔵庫によ
れば、第１．第２容器の上面開口部天井にふた体を設置
し、第１容器背面切欠部と第２容器嵌合部を密閉するよ
うパッキングをふた体に設置したことにより、第２容器
の摺動性に影響を与えず、容器を密閉するため、容器内
の食品の取り出し性が良く、また密閉度が高く保存性に
すぐれた冷凍冷蔵庫を提供できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る冷凍冷蔵庫を示す断
面図、第２図はその拡大図、第３図は従来例の冷凍冷蔵
庫を示す斜視図、第４図は同断面図、第５図は同第１容
器および第２容器を示す斜視図である。 １は冷凍冷蔵庫本体、４は野菜室扉、５はローラ、８は
フレーム、９は固定レール％　１０は固定ローラ、１１
は第１容器、１２は第２容器、１４は切欠部、１６はふ
た体、１７はパッキング、１８はすき間である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第 ２ 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍冷蔵庫前面に開閉自在に装着した引き出し扉、この
   扉の裏面に取り付けた左右フレームと後部フレームから
   なるコ字状のフレーム、このフレーム内に載置された第
   １容器、この第１容器内に配設され、背面を切欠いた第
   １容器の左右フランジに摺動支持される第２容器、第１
   、第２容器上面開口部の天井に設置されたふた体、第１
   容器背面切欠部、後部に配置された密閉用のパッキング
   を備え、前記引き出し扉を閉鎖したとき、冷凍冷蔵庫内
   背面で前記第１容器の切欠部と第２容器の嵌合部のすき
   間を前記パッキングで密閉するように構成したことを特
   徴とする冷凍冷蔵庫。