JPH0311230A - 複合調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、都市ガス等の燃料用ガスをエネルギー源とす
る熱風循環式のガスオーブンと、電気をエネルギー源と
するグリルヒーターとによる同時加熱機能を有する複合
調理器に関するものである。

〔従来の技術） 従来より、ガスオーブンの加熱室天井部にグリルヒータ
ーを設けて、ガスオーブンとグリルヒーターとの同時加
熱を行える複合調理器が商品化されている。これまでの
複合調理器で同時加熱を行う際には、まず加熱モード選
択摘みによってオーブン加熱モードとグリル加熱モード
との両方を選択し、次に、オーブン用タイマー摘みとグ
リル用タイマー摘みによって各モードによる加熱時間を
設定するものであり、このようにオーブン加熱設定とグ
リル加熱設定とを各々独自に設定し、その結果として同
時加熱が設定できるように構成されていた。また、同時
加熱の際のグリルヒーター出力は一定出力のみで加熱が
行われていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、このような従来の複合調理器によると、オーブ
ン加熱とグリル加熱とによる同時加熱の設定は、オーブ
ン加熱設定とグリル加熱設定とを各々独自に設定しなけ
ればならないため、設定操作が二度手間となって煩わし
かった。しかも、同時加熱による調理方法は調理時間の
全てにわたって同時加熱を行うものだけでなく、調理時
間の後半等のように一部の時間のみ限定して同時加熱を
行うものがあるなど、その方法はまちまちである。

このため、例えば調理の途中から同時加熱を行う場合、
従来では、調理途中で追加設定や再設定を行わなければ
ならず、使い勝手が悪い。

また、同時加熱は加熱エネルギーを相当大きくできるの
で、調理時間の短縮を図ることができる反面、被加熱物
に通した加熱設定が行われていないときは、直ちに過加
熱状態を引起しやすく、調理を失敗する危険性が高いな
ど、使用上の種々の問題点があった。

本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、使い勝手に優れた同時加熱が行える複合調理器
を提供することを目的とするものである。

〔課題を解決しようとする手段〕

上記目的を達成するために本発明の複合調理器は、被加
熱物が収容される加熱室と、この加熱室に連通ずる副加
熱室とを有し、前記副加熱室にｒｌｎんでこの副加熱室
の雰囲気を加熱するガスバーナと、前記加熱室および副
加熱室内の雰囲気を循環させる循環ファンとを設けると
共に、前記加熱室の天井部にグリルヒータを設ける一方
、前記ガスバーナとグリルヒータとの同時加熱時に前記
グリルヒータ出力を自動制御する複数種の動作モードプ
ログラムを記憶している制御部と、この制御部が記憶し
ている複数種のプログラム中から任意のプログラムを選
択、設定する操作部とを具備することを特徴とするもの
である。

〔作　　用〕

本発明の複合調理器は、同時加熱の際のグリルヒーター
出力制御パターンが制御部に予め数種類プログラムされ
ているから、この中から任意のプログラムを操作部を操
作することにより選択して、同時加熱が設定できる構成
であり、設定方法が簡単であると共に、被加熱物に適し
た同時加熱パターンを容易に設定できるため、調理の失
敗を極力防止できるものである。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例における組込み型の複合調理器
について、第１図〜第６図を参照しながら詳細に説明す
る。

キッチンのカウンター（１）上部には複数台のこんろバ
ーナを備えたこんろ部（２）が設けられ、また、カウン
ター（１）の下部にはオーブン部（３）が設けられてい
る。オーブン部（３）は、後壁面に送風孔（４ａ）　（
４ｂ）および吸気孔（５）を有する加熱室（６）と、こ
の加熱室（６）に前記送風孔（４ａ）　（４ｂ）と吸気
孔（５）とを介して連通ずる副加熱室（７）とを備え、
前記加熱室（６）天井部にはグリルヒーター（８）が配
設され、また、加熱室（６）の前面開口部にはオーブン
ドア（９）が開閉自在に装着されており、更に前記副加
熱室（７）に臨んで同室（７）内の雰囲気を加熱するガ
スバーナとしてのオーブンバーナＱＯ）と、加熱室（６
）と副加熱室（９）内の空気を循環させる循環ファンθ
Ｄとが設けられている。このようなこんろ部（２）とオ
ーブン部（３）とを有する調理器の外殻を構成する本体
の前面には、こんろバーナの火力調節摘み０７Ｊ、加熱
モードや加熱温度を設定するキーボード面と加熱時間の
設定を行うタイマー摘み０４等を備えた操作部０ωと、
調理の設定内容や加熱時間の表示等を行う表示部０ωと
が設けられている。操作部０ωの裏面には、マイクロコ
ンピュータや電子部品等からなり、前記操作部Ｑ５）の
設定操作に基づき調理中、オーブンバーナ００）の燃焼
やグリルヒーター（８）の出力あるいは循環ファン（１
１）等の動作を制御する制御部０７）が設けられている
。また、制御部０７）のマイクロコンピュータには第６
図に示すように、オーブンバーナ０ωとグリルヒーター
（８）との同時加熱時に、グリルヒーター（８）の出力
を調理途中で自動的に変化させる制御パターンを予め３
種類記憶させておき、調理メニューに応じてこの中から
操作部面の同時加熱キー（１３ｄ）によって選択できる
ように構成されている。

そして、グリル加熱の際には、オーブン皿０■の上に被
加熱物（＋９）を載せたグリル網ｃ！０を置き、キーボ
−ド中、グリルキー（１３ａ）を選択し、タイマー摘み
側で加熱時間を設定した後にスタートキー（１３ｅ）を
押すとグリルヒーター（８）に逆電が開始される。

また、オーブン加熱の際には、キーボードＣωでオーブ
ンキー（１３ｂ）を選択し、温度設定キー（１３Ｃ）と
タイマー摘み０４）で温度並びに加熱時間を設定し、ス
タートキー（１３ｅ）を押すことによってオーブンバー
ナ０口）の燃焼と循環ファン０１）の駆動回転が開始さ
れる。一方、同時加熱の際には、グリル加熱と同様に被
加熱物（１９）を加熱室（６）内に設置し、キーボード
０３）の同時キー（１３ｄ）を−度押すごとに同時加熱
１→同時加熱２→同時加熱３→同時加熱１という表示が
表示部０ωに示され、第６図に示す３種類の制御パター
ン中から調理メニューに適した制御Ｂパターンを選択し
、オーブンの加熱温度並びに加熱時間を設定して、調理
を行う。

以上のように操作部０ωに同時加熱キー（１３ｄ）が設
けることにより、簡単に同時加熱を設定でき、しかも同
時加熱の際のグリルヒーター（８）の出力は予め制御部
０７）にプログラムされた３種類の加熱パターン中から
、被加熱物に最も適した加熱パターンを容易に選択でき
るので、調理のできばえが良くなる共に調理の失敗も少
なくなる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明は、ガスバーナとグリルヒーターと
の同時加熱の際のグリルヒーター出力を自動的に制御す
る複数種のプログラムを制御部に記憶させておき、操作
部に設けた同時加熱キーによって前記プログラムの中か
ら任意に選択し同時加熱が設定できるものであるから、
同時加熱の設定が簡単に行えると共に、予め設定された
プログラムの中から被加熱物に適した同時加熱のグリル
ヒーター制御パターンが選択できるので、調理の出来ば
えが良くなると共に、調理の失敗も少なくなり、使い勝
手が著しく向上するなど、実用１優れた効果を奏するも
のとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図は本発明の一実施例における複合調理器
を示しており、第１図は要部横断平面図、第２図は操作
部の拡大図正面図、第３図は外観斜視図、第４図は要部
正面図、第５図は要部纒断面図、第６図は同時加熱時の
加熱制御パターン回である。 （６）・・・加熱室、（力・・・副加熱室、（８）・・
・グリルヒータ、０ω・・・ガスバーナ、（１１）・・
・循環ファン、０９・−・操作部、０１・・・制御部、
Ｏｇ）・・・被加熱物。 第　７１ｍ 第２図 ３ｂ ／′７３ａ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被加熱物が収容される加熱室と、この加熱室に連
   通する副加熱室とを有し、前記副加熱室に臨んでこの副
   加熱室の雰囲気を加熱するガスバーナと、前記加熱室お
   よび副加熱室内の雰囲気を循環させる循環ファンとを設
   けると共に、前記加熱室の天井部にグリルヒータを設け
   る一方、前記ガスバーナとグリルヒータとの同時加熱時
   に前記グリルヒータ出力を自動制御する複数種の動作モ
   ードプログラムを記憶している制御部と、この制御部が
   記憶している複数種のプログラム中から任意のプログラ
   ムを選択、設定する操作部とを具備することを特徴とす
   る複合調理器。