JPH0311217B2 - - Google Patents

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JPH0311217B2
JPH0311217B2 JP11454485A JP11454485A JPH0311217B2 JP H0311217 B2 JPH0311217 B2 JP H0311217B2 JP 11454485 A JP11454485 A JP 11454485A JP 11454485 A JP11454485 A JP 11454485A JP H0311217 B2 JPH0311217 B2 JP H0311217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensitivity
light
tissue
spectrum
reflection spectrum
Prior art date
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Expired
Application number
JP11454485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61272029A (ja
Inventor
Junichi Hiramoto
Masahiko Kanda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP11454485A priority Critical patent/JPS61272029A/ja
Publication of JPS61272029A publication Critical patent/JPS61272029A/ja
Publication of JPH0311217B2 publication Critical patent/JPH0311217B2/ja
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [1] 産業上の利用分野 本発明は、生体組織の表面に光を当ててその反
射光を分光分析することにより生体表層の色素の
状態を分析する装置に関するもので、生体表層の
反射光量にあわせて光電変換素子の感度を自動的
に設定する方法に係わる。
[2] 従来技術 第2図A及び第2図Bに組織分光スペクトル測
定装置のブロツク図ならびにフアイバプローブと
光学系を示す。
フアイバプローブ21を生体組織表面に密着さ
せ送光フアイババンドル211を通して組織22
に光源23から白色光を照射する。照射された光
は、生体内で各種の生体色素等により吸収散乱を
受けるが、反射されてくる光を受光フアイババン
ドル212で分光器に導く、分光器24で分光
後、高感度イメージセンサアレイ25によつて光
電変換し生体組織22の反射光スペクトルを検出
する。先に同様の方法で標準白板の反射スペクト
ル(リフアレンス波形)を検出して記憶してお
き、このリフアレンス波形と生体組織の反射光ス
ペクトルの対数の差をマイクロプロセツサ27で
処理し求め、この生体組織の吸収スペクトルとし
て、生体表層の色素の状態を分析する。
[3] 従来技術の問題点 第3図は、標準白板のリフアレンス波形Rとこ
の分光装置のイメージセンサの感度を種々〜
に設定した場合における生体組織の反射光スペク
トルすなわちイメージセンサアレイの出力を示す
図である。イメージセンサの“感度”はスキヤニ
ングタイイム(m sec)で示され、スキヤニン
グタイムを長くすると光を受光する時間が長くな
り、より多くの反射光を検出できるため感度が上
昇する。図中の曲線〜のそれぞれについて次
の通りである。
40 m sec 132 m sec 60 〃 188 〃 88 〃 272 〃 ここで、リフアレンス波形Rは標準白色板の反
射スペクトルでありIR(λ)(λは波長),〜
の曲線は生体組織の反射スペクトルであり、それ
ぞれIAi(λ)(i=1〜6)とすると、生体組織
の吸収スペクトルは IDi(λ)=IR(λ)−IAi(λ)と表され、IDi
(λ)をプロツトしたものがi=1〜6に対応し
て第4図の曲線〜になる。第4図の〜
(ID1(λ)〜ID4(λ))はイジセンサの感度が不
足しており歪んだ波形となる。また、(ID6
(λ))はイメージセンサの感度が高過ぎて吸収ス
ペクトルが途中で切れてしまつている。従つて、
良好な波形としての如きものを得るため、従来
は生体組織からの反射光量に応じたイメージセン
サの感度(スキヤニングタイム)を手動により高
めたり低めたりして設定し、波形を見て歪んでい
ないか、切れていないかを判定するという感覚的
なものであつた。
この発明の目的は、本装置のような問題点を解
消し光電変換素子の感度の設定を定量てき、自動
的に行う方法を提供することである。
[4] 問題点を解決するための手段 本発明の要旨は、生体組織からの反射光をスペ
クトル分光し組織の状態を知る生体組織スペクト
ル分光分析器の感度を調整する際、特定波長領域
としてヘモグロビンによる吸光度が最も大きい
670nm近傍の波長領域での生体組織からの反射ス
ペクトルの光量を670nm近傍の波長領域での標準
白板からの反射スペクトルの光量と比較して光電
変換素子の感度を自動的に調整することを特徴と
する生体組織反射スペクトル分光分析器の自動感
度調整方法にある。
生体組織においては、その成分色素の大部分は
ヘモグロビン(血色素)であり、その部位の反射
スペクトルを測定してもヘモグロビンのスペクト
ルがベースになることには間違いがない。そこで
ヘモグロビンの吸収スペクトルを第5図に示す。
ここで吸光度の最小は670nm付近である。すなわ
ち、このことは反射光量が670nm付近で最大とな
ることである。
そこで、670nmの反射光量をIA(670)に注目
すると、670nmの白色板の反射光量(リフアレン
ス波形)をIR(670)とした場合、第1図に示す
ように、イメージセンサのスキヤンタイム(感
度)を変化させ、IA(670)がSKを所定の値とし
て、 IR(670)−SK<IA(670)<IR(670) になるように調整すれば最適な吸収スペクトルを
得られる感度になる。
[5] 実施例 以上の原理を基にして実施した手順のフローチ
ヤートを第6図に示す。
すなわち、スキヤンタイム(ST)をSo,S1
…Sn設けておき、ST1でSTを所定のoに設定す
る。このスキヤンタイムSoで生体からの反射スペ
クトルIA(λ)を読み取る(SP2)。次に、SP3で
は670nmの反射光量IA(670)と予め求めておい
た白色板の反射光スペクトルのうち670nmの反射
光量IR(670)から所定の値SK(第1図)を引い
た値とを比較し、IA(670)がIR(670)−SKより
大きければSP5に移行し、小さければ感度が低い
ためSP4で感度すなわちスキヤンタイムをSo+1
大きくしてSP2に戻る。次に、SP5ではIA(670)
とIR(670)を比較し、IA(670)がIR(670)より
大きい場合には感度が高過ぎるため、SP7で感度
すなわちスキヤンタイムをSo-1に設定しSP2に戻
つている。また、小さい場合は第1図でIA(λ)
がの状態すなわち IR(670)−SK<IA(670)<IR(670) の状態になり、良好な感度が設定されたことにな
り、SP6で吸収スペクトルの表示をしている。
[6] 効果 本発明によれば、従来のように測定したスペク
トルの波形が歪んでいるかにより、感度の設定が
良好かを判断するという感覚的な判断ではなく、
ある波長の反射光量をモニタリングしながら定量
的な感度調整が自動的にできるようになつた。こ
れによりフアイバプローブを生体組織に密着させ
るだけで最適な感度調整ができるようになり、生
体の測定部位を変えて自動的に感度調整ができる
ようになり、精度の良い測定ができるようになつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動感度調整法によるイメー
ジセンサの各感度における波長とセンサの出力を
示す図である。(λ=670nm)第2図Aは組織反
射スペクトル分光装置の構成を示す図で、第2図
Bは同じくフアイバプローブと光学系を示す図で
ある。第3図はリフアレンス波形と感度を種々に
調整した場合の生体組織からの反射光の分光スペ
クトルとの関係を示す図である。第4図は第3図
で示したリフアレンス波形とイメージセンサの各
感度における生体反射スペクトルとの光量の差
(吸収スペクトル)を示す図で、従来技術を説明
している。第5図はヘモグロビンの吸収スペクト
ルを示す図である。第6図は本発明を実施した手
順のフローチヤートを示す図である。 21:フアイバプローブ、211:送光フアイ
ババンドル、212:受光フアイババンドル、2
2:生体組織、23:光源、24:光分器、2
5:イメージセンサアレイ、26:増幅/A/D
変換器、27:マイクロプロセツサ、28:
CRT、29:グラフイツクプリンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 生体組織からの反射光をスペクトル分光し組
    織の状態を知る生体組織スペクトル分光分析器の
    感度を調整する際、特定波長領域としてヘモグロ
    ビンによる吸光度が最も大きい670nm近傍の波長
    領域での生体組織からの反射スペクトルの光量を
    670nm近傍の波長領域での標準白板からの反射ス
    ペクトルの光量と比較して光電変換素子の感度を
    自動的に調整することを特徴とする生体組織反射
    スペクトル分光分析器の自動感度調整方法。
JP11454485A 1985-05-28 1985-05-28 生体組織反射スペクトル分光分析器の自動感度調整方法 Granted JPS61272029A (ja)

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JP11454485A JPS61272029A (ja) 1985-05-28 1985-05-28 生体組織反射スペクトル分光分析器の自動感度調整方法

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JP11454485A JPS61272029A (ja) 1985-05-28 1985-05-28 生体組織反射スペクトル分光分析器の自動感度調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61272029A JPS61272029A (ja) 1986-12-02
JPH0311217B2 true JPH0311217B2 (ja) 1991-02-15

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ID=14640432

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JPS61272029A (ja) 1986-12-02

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