JPH03109A - ガス清浄方法 - Google Patents

ガス清浄方法

Info

Publication number
JPH03109A
JPH03109A JP1131268A JP13126889A JPH03109A JP H03109 A JPH03109 A JP H03109A JP 1131268 A JP1131268 A JP 1131268A JP 13126889 A JP13126889 A JP 13126889A JP H03109 A JPH03109 A JP H03109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
water vapor
air
pure water
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1131268A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Komatsu
勝彦 小松
Takayuki Furuhashi
古橋 隆之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOEI DENKO KK
Original Assignee
KYOEI DENKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOEI DENKO KK filed Critical KYOEI DENKO KK
Priority to JP1131268A priority Critical patent/JPH03109A/ja
Publication of JPH03109A publication Critical patent/JPH03109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガス(特に空気)中に浮遊する微粒子を除去
し、清浄となったガスを取出すガス清浄方法に関する。
従来の技術 ガス(空気)中に浮遊する微粒子を除去し清浄になった
ガスを取出す方法として、従来、火力発電所や製鉄所等
の工場から排出されるガス中から微粒子を除去するため
に利用される電気集塵装置が公知である。この電気集塵
装置は静電気を利用し、放電電極に直流高電圧を印加し
、コロナ放電を生ぜしめ、ガス中の微粒子を帯電させ、
かつ、放電電極と集塵電極間に生じた高電界によって帯
電された微粒子を集塵電極表面に堆積させるものである
また、被清浄化ガスをフィルタに通すことによってガス
中の微粒子を除去するフィルタによる除去方法も公知で
ある。
発明が解決しようとする課題 上記した電気集塵装置は設備が大型化し、設備費が高価
になるという欠点がある。また、フィルタによってガス
中の微粒子を除去する場合には0.1μm以下の微粒子
を除去することが難しいという問題がある。
一方、水が加熱されて蒸気が発生するときには、何らか
の核となる微粒子の存在があれば、蒸気発生は極めて容
易であることが知られている。換言すれば、微粒子は蒸
気によって捕獲されることを意味している。
また、空気清浄度の計測技術においては、0゜1μm以
下の超微細粒子で、しかも清浄度クラスの高い空気中の
微細粒子の計数はレーザ計測法により行われているが、
粒子が微細なため計測することが困難であるため、粒子
に蒸気をあて、有核蒸気を形成させ、見掛は上、粒子径
を拡大して測定する方法が採用されている。
そこで、本発明は、上述した水蒸気がガス中の微粒子を
捕獲し易く、微粒子を捕獲して有核蒸気になったとき安
定することを利用し、被清浄化ガス中から微粒子を除去
し、清浄化されたガスを得ようとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、被清浄化ガスと純水蒸気とを密閉容器内で撹
拌した後、冷凍室に導き水蒸気を凝結させた後ガスを取
出すことによって清浄化ガスを得るようにした。また、
予め、被清浄化ガス及び純粋蒸気を高電界中に通し、異
なった極に帯電させておき、上記密閉容器内で撹拌し、
その後冷凍室で凝結させることによって清浄化ガスを得
るようにした。
作  用 上述したように、水蒸気はガス中の微粒子を捕獲し易く
し、特に微粒子を捕獲していない無核の純水蒸気はガス
中の微粒子を捕獲して有核水蒸気となり安定化する。そ
のため、純水蒸気と被清浄化ガスを密閉容器内で撹拌す
れば、被清浄化ガス中の微粒子は純水蒸気に捕獲され、
純水蒸気は有核水蒸気となる。そして、この有核水蒸気
は冷凍室に導かれ凝結し、雪状の微細な木片となり冷凍
室内に堆積する。
その結果、ガスはこの堆積した雪状の木片中を通過して
取出されることとなるから、堆積した雪状の氷片が一種
のフィルタとなり、さらにガス中の微粒子を木片に付着
させガス中の微粒子を除去する。
また、被清浄化ガス及び水蒸気を予め高電界中を通すこ
とによって被清浄化ガス中に浮遊する微粒子と純水蒸気
を異極に帯電させておくことによって微粒子と純水蒸気
の結合を容易にさせる。
実施例 第1図は本発明を実施する一実施例の概要図である。
図中、10は密閉容器で、下部に設けられた撹拌室10
aと上部に設けられた冷凍室10bにメツシュ12によ
って仕切られている。メツシュ12の上部には、受皿1
4によって支持された冷凍機の蒸発器16が配設されて
いる。
撹拌室10aの下部には、被清浄化ガスとしての空気を
ファン18によって撹拌室10a内に送り込む管20が
取付けられている。なお、22は管20に取付けられ、
管20内を通る空気の流量を計測する流量計である。ま
た、撹拌室10aの下部の被清浄化空気取入口と対向す
る部分には純水蒸気取入れ用の管24が取付けられてい
る。そして、本実施例においては、超音波加湿器から発
生する純水蒸気を上記管24を介して撹拌室10a内に
取入れるようになっており、上記管24には該管24を
通過する純水蒸気を活性化するためのラインヒータ26
が取付けられている。
撹拌室10b内には、支持脚30上に被清浄化空気と純
水蒸気を撹拌するためのファン28が取付けられている
冷凍室10bの上部には清浄化された空気を取出す空気
取出口32が設けられている。
なお、33は容器10を密閉するバッキング、34はク
ランパーである。また、36は冷凍機の圧縮機、38は
凝縮器、40は膨脹弁であり、圧縮機36で断熱圧縮さ
れたガス状冷媒は凝縮器38内で熱交換し液化し、膨脹
弁40で減圧されて蒸発器16に送り込まれ、蒸発器1
6では外部から熱を吸収しながら蒸発し、圧縮機36へ
戻るように構成されている。
上記構成において、該装置を稼動させると冷凍機は冷凍
室10bを冷却し、ファン18.28が駆動し、被清浄
化空気が撹拌室10aに送り込まれると共に超音波加湿
器から発生した純水蒸気がラインヒータで加熱されなが
ら撹拌室10aに送り込まれてくる。撹拌室10a内で
はファン28の駆動により被清浄化空気と純水蒸気が撹
拌され、被清浄化空気内に存在する微粒子は純水蒸気に
捕獲され、純水蒸気は有核水蒸気となる。
有核水蒸気はメツシュ12を通り、冷凍機の蒸発器16
で冷却され、蒸発器16の板面や冷凍室1(lの壁面等
に凝結し、雪状の木片となり冷凍’ff110b内に堆
積する。そして、有核水蒸気が凝結し、除去された空気
は、結果的には空気中の微粒子が除去されたこととなり
、空気取出口32から排出されることとなる。しかも、
空気は冷凍室10bで冷却され、水蒸気が除去されるか
ら乾燥した清浄な空気となる。
この装置をしばらく稼動させておくと、冷凍室10fi
内には、水蒸気が凝結し雪状の木片となって堆積するこ
ととなるから、この堆積された空気は該堆積層を通り排
出されることとなる。そのため、この雪状の木片の堆積
層が一種のフィルタとなり、空気中の微粒子を捕獲する
こととなる。特に、雪状の氷片のIt積層からなるフィ
ルタであるため、木片に微粒子が付着し易く、空気取出
口32から排出される空気は雪状の氷片が堆積すると共
に、より清浄化される。
第2図は、上記装置を稼動させ、稼動時間の経過と共に
空気取出口32から排出される空気中の微粒子をパーテ
ィカルカウンタで計測した実験結果を示すもので、1μ
mの粒子は稼動開始1分後で約28万個/ feet3
ありたものが、3分後では約0,5万個/ feet3
になっている。また、0゜3μm、0.5μmの粒子は
稼動開始1分後で約1100万個/ feet3あった
ものが、1時間後では0.5μmの粒子は約100万個
/ fee−0,3μmの粒子では約950万個/fe
et3ニなっている。
そして、Fff間の経過と共に各粒子の数は減少してい
ることがわかる。即ち、水蒸気が凝結し、雪状の氷片と
なって冷凍室10b内に堆積するにつれて、微粒子が空
気中から除去されていくことがわかる。
第3図は、被清浄化空気中の微粒子と水蒸気を異極に帯
電させてイオン化し、空気中の微粒子を除去するための
実験装置の構成図で、フラスコ50で密閉空間を作り、
該フラスコ50内にスポイト62より蒸溜水を供給する
ステンレスバイブ52を挿入し、該ステンレスバイブ5
2の先端にピアノ線54で円弧状の輪を形成し、また、
負の高電圧を加えるステンレス針からなる針56をフラ
スコ50内に挿入し、上記ステンレスバイブ52、ピア
ノ線54及びステンレス針56によってマイナスイオナ
イザを形成している。また、空気をポンプ64によって
プラスイオナイザ66に送り、さらに管60によってフ
ラスコ50内に導入している。また、フラスコ50内の
空気は管58を介して冷却器としての冷却水68中を通
し、空気中の粒子数を計数するパーティカルカウンタ7
0で粒子を計数するようにしている。また、72はヒー
タで、ステンレスバイブ52を介してスポイト62によ
って送り込まれた蒸溜水を加熱して純水蒸気を作るもの
である。
そして、プラスイオナイザ66の一方向の極にプラスの
高電圧+HVを印加し、゛他方の極を接地する。また、
針56にはマイナスの高電圧−HVを印加し、ステンレ
スバイブを接地する。
フラスコ50内に送り込まれる空気はプラスイオナイザ
66の高電界中を通ってくることにより、空気中の微粒
子がプラスに帯電しイオン化しており、また、スポイト
62によってステンレスバイブ52を介して送り込まれ
た蒸溜水はヒータ72で加熱され純水蒸気になると共に
マイナスイオナイザ(ピアノI!54と針56で構成さ
れるもの)によってマイナスに帯電しイオン化する。そ
の結果、純水蒸気と空気中の微粒子は結合し、純水蒸気
は有核水蒸気となって管58を通り、冷却水68で冷却
されて液化し、その後の空気中の粒子の数がパーティカ
ルカウンタ7oで計数される。
第4図は、このような実験によって得られたデータであ
り、水蒸気発生温度を33℃、48℃。
73℃、83℃と変えて空気中の粒子数を測定した。こ
の第4図から明らかのように、イオン化電圧HVが0の
ときパーティクルカウンタ70で計数した空気中の粒子
数は5000〜8000個/ feet3あったものが
、イオン化電圧HVを3KV程度ニスルと、約1000
〜2000個/feet3に減少していることがわかる
このように、純水蒸気と被清浄化空気中の微粒子を異な
った極に帯電させイオン化すれば、被清浄化空気中の微
粒子を除去することができる。
そこで、第1図に示す実施例において、被清浄化空気を
撹拌室10a内に送り込む管20及び純水蒸気を撹拌室
10a内に送り込む管24の経路中に被清浄化空気中の
微粒子及び純水蒸気を異なった極に帯電させイオン化さ
せる高電界発生部を設け、被清浄化空気及び純水蒸気を
該a電界中を通して撹拌室10a内に送り込むようにす
れば、純水蒸気は被清浄化空気中の微粒子をより多く捕
獲し、空気取出口32から流出する空気はより清浄化さ
れることとなる。
発明の効果 本発明は、純水蒸気がガス中に浮遊する微粒子を捕獲し
やすいという性質を利用し、ガスを清浄化した。特に、
従来、フィルタ等によって除去できなかった0、1μm
以下の粒子に対しても純水蒸気で捕獲してガス中から微
粒子を除去するようにした。そのため、フィルタによる
ガス中の微粒子の除去と共に本発明を適用し、併用すれ
ば、より効果的にガス中から微粒子を除去し、より清浄
なガスを得ることができる。
また、本発明は凝結した水蒸気が雪状の木片となって冷
凍室内に堆積し、この堆積した雪状の木片層がフィルタ
となって該木片層を通過するガス中から微粒子を付着し
ガスヲ清浄化するので、簡単な装置で清浄なガスを得る
ことができる。
ざらに、簡単な変圧器等の高圧装置を用いて、ガス中の
微粒子及び純水蒸気を帯電させイオン化し、静電作用を
利用して微粒子と水蒸気の結合を容易にさせることによ
って、さらに−段と清浄なガスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する一実施例の概要図、第2図は
同実施例における実験結果のデータを示す図、第3図は
被清浄化空気中の微粒子と水蒸気を異極に帯電させイオ
ン化して空気中の微粒子を除去する実験装置の構成図、
第4図は微粒子と水蒸気をイオン化して空気中の微粒子
を除去する実験装置による実験で得られたデータを示す
図である。 10・・・密閉容器、10a・・・撹拌室、10b・・
・冷凍室、18.28・・・ファン、14.24・・・
管、16・・・蒸発器、32・・・ガス取出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被清浄化ガスと純水蒸気とを密閉容器内で撹拌し
    た後、冷凍室に導き水蒸気を凝結させた後ガスを取出し
    、ガスを清浄化したことを特徴とするガス清浄方法。
  2. (2)上記被清浄化ガス及び純水蒸気を高電界中に通し
    、被清浄化空気内の微粒子及び純水蒸気を夫々異なつた
    極に帯電させた後上記密閉容器内で撹拌するようにした
    請求項1記載のガス清浄方法。
JP1131268A 1989-05-26 1989-05-26 ガス清浄方法 Pending JPH03109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1131268A JPH03109A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 ガス清浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1131268A JPH03109A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 ガス清浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03109A true JPH03109A (ja) 1991-01-07

Family

ID=15053957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1131268A Pending JPH03109A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 ガス清浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03109A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102059029A (zh) * 2010-11-25 2011-05-18 东南大学 高湿烟气中细颗粒物的脱除方法及其装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102059029A (zh) * 2010-11-25 2011-05-18 东南大学 高湿烟气中细颗粒物的脱除方法及其装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100859840B1 (ko) 토출구측에 이온발생기가 장착된 전기집진방식의공기정화장치
JP4270234B2 (ja) 集塵装置および空気調和装置
CA2402522A1 (en) Method and arrangement for cleaning the intake air of a gas turbine
KR20010101080A (ko) 전기 집진기
JP4270233B2 (ja) 集塵装置
JP4897142B2 (ja) 気体流から粒子および/または液滴形態の物質を分離する方法および装置
KR20150065501A (ko) 공기조화기용 공기청정기구
JPH03109A (ja) ガス清浄方法
Marchewicz et al. Particle penetration through industrial scale electrostatic agglomerator
CN104138699B (zh) 一种静电水雾空气净化装置
KR102156171B1 (ko) 자성입자를 이용한 집진장치
JP2019503840A (ja) 電気集塵を用いてタービンの動作を改善するためのシステム、装置、及び方法
US20040226445A1 (en) Air purifier
JPS6283019A (ja) 集塵装置
JPS6138644A (ja) 集塵装置
CN204429021U (zh) 一种沥青烟气处理系统
JPH02218412A (ja) クリーン気体の製造方法
US20120103184A1 (en) Electrostatic filtration system
JPH0439367B2 (ja)
JP2013146677A (ja) 冷却集塵装置
JPS6287261A (ja) 除湿装置
JP3046633U (ja) 湿式電気集塵装置
JP3232788U (ja) 空気中に浮遊する生物由来の微粒子のサンプリング装置
JP2009045594A (ja) 厨房排気処理装置
KR102209443B1 (ko) 하전된 액적 생성 및 이를 이용하여 미세 먼지를 정화하는 미세 먼지 저감 장치