JPH03109824A - ディジタル信号符号化装置 - Google Patents
ディジタル信号符号化装置Info
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- JPH03109824A JPH03109824A JP24782689A JP24782689A JPH03109824A JP H03109824 A JPH03109824 A JP H03109824A JP 24782689 A JP24782689 A JP 24782689A JP 24782689 A JP24782689 A JP 24782689A JP H03109824 A JPH03109824 A JP H03109824A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000010606 normalization Methods 0.000 claims description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 2
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 20
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 210000003323 beak Anatomy 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
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- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野]
本発明は、入力ディジタル信号の符号化を行うディジタ
ル信号符号化装置に関するものである。
ル信号符号化装置に関するものである。
(発明の概要)
本発明は、入力ディジタル信号をブロック化し、この各
ブロックの最大値データを検出し、最大値データに基づ
いてブロック内データを正規化し、正規化されたデータ
に暴づいて複数種類用意されたテンブレ=1・から最適
なものを選択し、選択されたテンプレートを用いて正規
化データを量子化するものであり、また、選択時には近
傍ブロックのデータを参照すると共に、量子化時には同
一ブロック内の他のデータ及び近傍ブロックのデータを
参照して量子化ヒント化を選定することにより、量子化
歪みが低減され、聴感上のS/Nが改善されるディジタ
ル信号符号化装置を提供するものである。
ブロックの最大値データを検出し、最大値データに基づ
いてブロック内データを正規化し、正規化されたデータ
に暴づいて複数種類用意されたテンブレ=1・から最適
なものを選択し、選択されたテンプレートを用いて正規
化データを量子化するものであり、また、選択時には近
傍ブロックのデータを参照すると共に、量子化時には同
一ブロック内の他のデータ及び近傍ブロックのデータを
参照して量子化ヒント化を選定することにより、量子化
歪みが低減され、聴感上のS/Nが改善されるディジタ
ル信号符号化装置を提供するものである。
(従来の技術〕
高能率符号化には、例えば、時間軸方向のブロック符号
化、或いは時間軸の入力信号を周波数軸の信号に変換し
たブロック単位の符号化等があり、上記周波数軸方向の
ブロック符号化においては、例えば、第8図に示すよう
に、音声信号のスペクトル係数等の入ツノディジタル信
号を所定区間で区切ってブロック化した各ブロックB、
、B2.B、、、。
化、或いは時間軸の入力信号を周波数軸の信号に変換し
たブロック単位の符号化等があり、上記周波数軸方向の
ブロック符号化においては、例えば、第8図に示すよう
に、音声信号のスペクトル係数等の入ツノディジタル信
号を所定区間で区切ってブロック化した各ブロックB、
、B2.B、、、。
・・の量子化が行われている。このようなブロック符号
化では、例えば、ブロック毎のフローティング処理(ブ
ロックフローティング処理)を行うことで量子化歪みを
減らしていた。
化では、例えば、ブロック毎のフローティング処理(ブ
ロックフローティング処理)を行うことで量子化歪みを
減らしていた。
ここで、例えば第8図のブロックB4を抜き出して示す
第9図を用いて上記ブロックフローティング処理を具体
的に説明する。すなわち、当該ブロックB4のブロック
フローティング処理では、上記ブロックB、内の最大値
データS、が選ばれ、この最大値データStに基づいて
図中斜線部以下の部分をフルスケールとするようなフロ
ーティング処理のフローティング係数(例えばビットシ
フト量)を求め、当該ブロック内の全データSL。
第9図を用いて上記ブロックフローティング処理を具体
的に説明する。すなわち、当該ブロックB4のブロック
フローティング処理では、上記ブロックB、内の最大値
データS、が選ばれ、この最大値データStに基づいて
図中斜線部以下の部分をフルスケールとするようなフロ
ーティング処理のフローティング係数(例えばビットシ
フト量)を求め、当該ブロック内の全データSL。
SM、SSに対してそれぞれ上記フローティング係数で
フローティング処理を行っている。
フローティング処理を行っている。
また、上述のようなブロック符号化において、音声信号
がブロックフローティング処理された各ブロックへ量子
化のビット化を割り当てる際には、聴感上の効果例えば
第10図に示すようなマスキング効果等を考慮してビッ
ト数が割当てられる場合がある。
がブロックフローティング処理された各ブロックへ量子
化のビット化を割り当てる際には、聴感上の効果例えば
第10図に示すようなマスキング効果等を考慮してビッ
ト数が割当てられる場合がある。
この第10図において、例えば周波数ft、fzf、、
、f3.f、の各成分で構成される音声信号において、
最もレベルの裔い周波数f5の成分があるとすると、当
該周波数f5の成分によって図中点線の内側の部分がマ
スキングされるようになる。
、f3.f、の各成分で構成される音声信号において、
最もレベルの裔い周波数f5の成分があるとすると、当
該周波数f5の成分によって図中点線の内側の部分がマ
スキングされるようになる。
このため、当該周波数f、の近傍の周波数f2及びf3
の成分は、それぞれ図中MX2及びMX、で示すレベル
分だけマスキングされる。したがって、該マスキング効
果を利用して符号化の際の各周波数の割当てヒツト化を
決めると、周波数15の成分によってマスキングされる
周波数f2′及びf3の成分は、少ない割当てビット数
であっても歪みの少ない符号化が行えるようになる。
の成分は、それぞれ図中MX2及びMX、で示すレベル
分だけマスキングされる。したがって、該マスキング効
果を利用して符号化の際の各周波数の割当てヒツト化を
決めると、周波数15の成分によってマスキングされる
周波数f2′及びf3の成分は、少ない割当てビット数
であっても歪みの少ない符号化が行えるようになる。
この第10図に示したようなマスキング効果を上記ブロ
ック符号化のブロックのビット数割当てに利用すること
で、例えば、第8図の場合には、図中括弧で示す数字の
ような割当てビット数とすることができる。すなわち、
各ブロックのマスキング効果が相互に作用することによ
って、各ブロックのビット割当て数は、例えば、ブロッ
クBに3ビツト、ブロックB2に3ビツト、ブロックB
3に2ビツト、ブロックB4に5ビツト、ブロックB、
に3ビツト、フロックB6に2ビツト、ブロックB7に
4ビツト・・・・のように害11当てられる。
ック符号化のブロックのビット数割当てに利用すること
で、例えば、第8図の場合には、図中括弧で示す数字の
ような割当てビット数とすることができる。すなわち、
各ブロックのマスキング効果が相互に作用することによ
って、各ブロックのビット割当て数は、例えば、ブロッ
クBに3ビツト、ブロックB2に3ビツト、ブロックB
3に2ビツト、ブロックB4に5ビツト、ブロックB、
に3ビツト、フロックB6に2ビツト、ブロックB7に
4ビツト・・・・のように害11当てられる。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上記ブロックフローティング処理では、ブロ
ック内の信号の形状(ブロック内のデータの周波数軸方
向のパターン)によって量子化歪みの低減効率の低い場
合が存在する。すなわち、前述の第9回のブロックフロ
ーティング処理の例の場合、このブロック中の最大値デ
ータStに基づいて求められたフローティング係数で他
のデータS、、Ssのフローティング処理が行われてい
るため、上記データSM、SSの量子化が不十分となる
。このことは、処理される信号が音声信号の場合に、聴
感上のS/Nを低下させることになる。
ック内の信号の形状(ブロック内のデータの周波数軸方
向のパターン)によって量子化歪みの低減効率の低い場
合が存在する。すなわち、前述の第9回のブロックフロ
ーティング処理の例の場合、このブロック中の最大値デ
ータStに基づいて求められたフローティング係数で他
のデータS、、Ssのフローティング処理が行われてい
るため、上記データSM、SSの量子化が不十分となる
。このことは、処理される信号が音声信号の場合に、聴
感上のS/Nを低下させることになる。
以上のことは、周波数軸上のブロックフローティング処
理について述べたものであるが、その他に第11回に示
すような時間軸上の1ブロツクの信号のブロックフロー
ティング処理の場合も考えることができる。この時間軸
上のブロックフローティング処理においても、例えば、
ブロック内にビークPが存在するような場合には、その
ビークP以外の信号領域Aにおける量子化歪みの改善効
果が少なくなってしまう虞れがある。
理について述べたものであるが、その他に第11回に示
すような時間軸上の1ブロツクの信号のブロックフロー
ティング処理の場合も考えることができる。この時間軸
上のブロックフローティング処理においても、例えば、
ブロック内にビークPが存在するような場合には、その
ビークP以外の信号領域Aにおける量子化歪みの改善効
果が少なくなってしまう虞れがある。
そこで、本発明は、−上述のような実情に鑑めで提案さ
れたものであり、上記ブロック内の信号の形状に即した
符号化を行うことにより、量子化歪みが低減され、聴感
上のS/Nを改善することができるディジタル信号符号
化装置を提供することを目的とするものである。
れたものであり、上記ブロック内の信号の形状に即した
符号化を行うことにより、量子化歪みが低減され、聴感
上のS/Nを改善することができるディジタル信号符号
化装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段〕
本発明のディジタル信号符月化装置は、上述の目的を達
成するために提案されたものであり、第1図に示すよう
に、入カディシタル信号をブr1ツク化するブロック化
回路23と、各ブロックの最大値データを検出する検出
手段である最大値検出回路31と、この最大値データに
基づいて上記ブロック内データを正規化する正規化回路
33と、上記正規化されたデータに基づいて複数種類用
意されたテンプレートから最適なものを選択する選択手
段であるテンプレート選択回路26と、上記選択された
テンプ1/−トを用いて上記正規化テンを量子化する量
子化回路24とを有するものである。
成するために提案されたものであり、第1図に示すよう
に、入カディシタル信号をブr1ツク化するブロック化
回路23と、各ブロックの最大値データを検出する検出
手段である最大値検出回路31と、この最大値データに
基づいて上記ブロック内データを正規化する正規化回路
33と、上記正規化されたデータに基づいて複数種類用
意されたテンプレートから最適なものを選択する選択手
段であるテンプレート選択回路26と、上記選択された
テンプ1/−トを用いて上記正規化テンを量子化する量
子化回路24とを有するものである。
また、本発明のディジタル信号符号化装置は、第4図に
示すように、テンブレー1・選択回路60は近傍ブし】
ツクのデータを参照する手段である近傍データ参照回路
62を含むと共に、量子化回路65は同一ブロック内の
他のデータ及び近傍ブロックのデータを参照して量子化
ビット化を選定する手段である量子化ビット数情報発生
回路66を有してなるものである。
示すように、テンブレー1・選択回路60は近傍ブし】
ツクのデータを参照する手段である近傍データ参照回路
62を含むと共に、量子化回路65は同一ブロック内の
他のデータ及び近傍ブロックのデータを参照して量子化
ビット化を選定する手段である量子化ビット数情報発生
回路66を有してなるものである。
(作用〕
本発明によれば、正規化後のブロック内の信号形状に合
ったテンブレー1・を用いてブロックの量子化を行って
いる。
ったテンブレー1・を用いてブロックの量子化を行って
いる。
また、本発明によれば、テンブレー1・の選択の際には
近傍ブロックを参照し、更に、量子化の際には同一ブロ
ック内の他のデータ及び近傍ブロック内のデータを参照
することでマスキングを考慮して量子化のビン1〜化を
決定している。
近傍ブロックを参照し、更に、量子化の際には同一ブロ
ック内の他のデータ及び近傍ブロック内のデータを参照
することでマスキングを考慮して量子化のビン1〜化を
決定している。
C実施例]
以下、本発明を適用した実施例について図面を参照しな
から説明する。
から説明する。
第1図に実施例のディジタル信号符号化装置20の概略
構成を示し、併−已てその復号化装置40の概略構成も
示す。
構成を示し、併−已てその復号化装置40の概略構成も
示す。
第1図において、入力端子1には、例えば音声信号等が
供給されており、この音声信号が波形切出回路21を介
することて所定時間毎に音声信号の波形が切り出される
。この切り出された音声信号は、乱散的フーリエ変換(
1)FT)回路22によって周波数軸に変換され、ブロ
ック化手段であるブロック化回路23に送られる。該ブ
ロック化回路23ば、入力ティシタル信号すなわち離散
的フーリエ変換回路22を介した音声スベク[・ル係数
データを所定の周波数帯域毎にブロック化するものであ
る。
供給されており、この音声信号が波形切出回路21を介
することて所定時間毎に音声信号の波形が切り出される
。この切り出された音声信号は、乱散的フーリエ変換(
1)FT)回路22によって周波数軸に変換され、ブロ
ック化手段であるブロック化回路23に送られる。該ブ
ロック化回路23ば、入力ティシタル信号すなわち離散
的フーリエ変換回路22を介した音声スベク[・ル係数
データを所定の周波数帯域毎にブロック化するものであ
る。
このようにブロック化された音声データは、ソロツク毎
に前述の第9図で説明したようなフローティング処理を
行うブロックフローティング回路30に送られる。この
ブロックフローティング回路30は、検出手段である最
大値検出回路31と、正規化手段である正規化回路33
と、係数情報発生回路32とから構成され−ζいる。ず
なわら、このブロックフ1コーティング回路30におい
ては、先ず、上記ブロックのデータか最大値検出回路3
1に送られ、各ブロック内のデータの最大値データが検
出される。次に、この最大値データが上記正規化回路3
3に送られ、当該最大値データに暴づいて上記ブロック
内データが正規化される。また、上記最大値データは係
数情報発生回路32にも送られ、この最大値データに基
づいてソロツク毎のフローティング処理のフローティン
グ係数情報が形成される。このフローティング係数情報
が本実施例のディジタル信号符号化装置20の出力端子
2から出力される。
に前述の第9図で説明したようなフローティング処理を
行うブロックフローティング回路30に送られる。この
ブロックフローティング回路30は、検出手段である最
大値検出回路31と、正規化手段である正規化回路33
と、係数情報発生回路32とから構成され−ζいる。ず
なわら、このブロックフ1コーティング回路30におい
ては、先ず、上記ブロックのデータか最大値検出回路3
1に送られ、各ブロック内のデータの最大値データが検
出される。次に、この最大値データが上記正規化回路3
3に送られ、当該最大値データに暴づいて上記ブロック
内データが正規化される。また、上記最大値データは係
数情報発生回路32にも送られ、この最大値データに基
づいてソロツク毎のフローティング処理のフローティン
グ係数情報が形成される。このフローティング係数情報
が本実施例のディジタル信号符号化装置20の出力端子
2から出力される。
また、」−記正規化回路31からの正規化データは、選
択手段であるテンブレー1・選択回路26に伝送され、
当該テンブレーI・選択回路26で」二記正規化された
データに基づいて、複数種類用意されたテンプレートか
ら最適なテンプレートが選択される。ここで、上記複数
種類のテンプレートはテンプレートメモリ25に蓄積さ
れており、これらのテンプレートが上記テンプレート選
択回路26に送られて選択処理が行われる。同時に、こ
のテンプレート選択回路26からは、上記選択されたテ
ンプレートの番−号(識別コード)が出力され、この識
別コードが本実施例装置の出力端子3から出力される。
択手段であるテンブレー1・選択回路26に伝送され、
当該テンブレーI・選択回路26で」二記正規化された
データに基づいて、複数種類用意されたテンプレートか
ら最適なテンプレートが選択される。ここで、上記複数
種類のテンプレートはテンプレートメモリ25に蓄積さ
れており、これらのテンプレートが上記テンプレート選
択回路26に送られて選択処理が行われる。同時に、こ
のテンプレート選択回路26からは、上記選択されたテ
ンプレートの番−号(識別コード)が出力され、この識
別コードが本実施例装置の出力端子3から出力される。
なお、このテンプレートの選択処理の詳細については後
述する。
述する。
更に、上記正規化データに基づいて選択されたテンプレ
ートは、量子化手段である量子化回路24に伝送される
。また、当該量子化回路24には、上記正規化データも
送られている。すなわち、この量子化回路24では、上
記選択されたテンプレートを用いて上記正規化データの
量子化を行っており、この量子化データが本実施例装置
の出力端子4から出力される。
ートは、量子化手段である量子化回路24に伝送される
。また、当該量子化回路24には、上記正規化データも
送られている。すなわち、この量子化回路24では、上
記選択されたテンプレートを用いて上記正規化データの
量子化を行っており、この量子化データが本実施例装置
の出力端子4から出力される。
ところで、一般に、上記音声信号のような信号において
は、そのブロック化されたブロック内の信号形状(ブロ
ック内のデータの周波数軸方向のパターン)が変化に冨
んでいる場合が多い。そのため、前述の第9図で述べた
ようなブロックフローティング処理では、このブロック
内の信号形状によっては量子化歪みを低減できない場合
が存在する。すなわち、前述の第9図の場合、最大値デ
ータSLに栽づいて形成されたフローティング係数で他
のデータS、、S、のフローティング処理が行われてい
るため、上記データSM、SSの量子化が不十分となる
。
は、そのブロック化されたブロック内の信号形状(ブロ
ック内のデータの周波数軸方向のパターン)が変化に冨
んでいる場合が多い。そのため、前述の第9図で述べた
ようなブロックフローティング処理では、このブロック
内の信号形状によっては量子化歪みを低減できない場合
が存在する。すなわち、前述の第9図の場合、最大値デ
ータSLに栽づいて形成されたフローティング係数で他
のデータS、、S、のフローティング処理が行われてい
るため、上記データSM、SSの量子化が不十分となる
。
このようなことから、本実施例装置においては、ブロッ
ク内の信号の形状の特徴に応じた例えば第21fflA
〜第2図Cに示すような複数種類のテンプレートを予め
用意しておき、この信号形状に適合するテンプレートを
選択して、該選択されたテンプレートを用いて量子化を
行っている。なお、第2図A〜第2図Cにおいて、それ
ぞれのテンプレートは上記ブロック化回路23から得ら
れるブロックと同じブロック幅BWを有するものであり
、1 最大値が1或いは量子化の際のフルスケール値に正規化
されているものである。
ク内の信号の形状の特徴に応じた例えば第21fflA
〜第2図Cに示すような複数種類のテンプレートを予め
用意しておき、この信号形状に適合するテンプレートを
選択して、該選択されたテンプレートを用いて量子化を
行っている。なお、第2図A〜第2図Cにおいて、それ
ぞれのテンプレートは上記ブロック化回路23から得ら
れるブロックと同じブロック幅BWを有するものであり
、1 最大値が1或いは量子化の際のフルスケール値に正規化
されているものである。
すなわち、本実施例装置においては、上記ブロックフロ
ーティング回路30により、ブロックのフローティング
処理を行うと共に該ブロック内のデータの最大値データ
を1に正規化し、その正規化されたブロックをテンプレ
ート選択回路26に送っている。該テンプレート選択回
路26では、テンプレートメモリ25内に格納されてい
る第2図A〜第2図Cのような各種のテンプレートの中
から、テンブレー1・とブロック内データとの誤差(例
えば差の2乗和)が最小で、かつブロック内データがテ
ンプレートの値を越えないような条件を満たすテンプレ
ートが選択される。
ーティング回路30により、ブロックのフローティング
処理を行うと共に該ブロック内のデータの最大値データ
を1に正規化し、その正規化されたブロックをテンプレ
ート選択回路26に送っている。該テンプレート選択回
路26では、テンプレートメモリ25内に格納されてい
る第2図A〜第2図Cのような各種のテンプレートの中
から、テンブレー1・とブロック内データとの誤差(例
えば差の2乗和)が最小で、かつブロック内データがテ
ンプレートの値を越えないような条件を満たすテンプレ
ートが選択される。
例えば、上記正規化されたブロックが前述の第9図のブ
ロックB4の場合のテンプレート選択の例について説明
する。すなわち、第3図に示すように、ブロックフロー
ティング回路30によって手記ブロックB、がフローテ
ィング処理されると共に、ブロックB、内の最大値デー
タS1、が1に2 正規化される。更に、テンプレート選択回路26によっ
てブロックB4内の各データS。3S、とテンプレート
の量子化最大レベルQW5.QW6 との差(2乗和)
がとられ、各データS。、Ssが量子化最大レベルQW
6.QW6を越えないような第2図Cのテンブレー1・
が選択されることになる。
ロックB4の場合のテンプレート選択の例について説明
する。すなわち、第3図に示すように、ブロックフロー
ティング回路30によって手記ブロックB、がフローテ
ィング処理されると共に、ブロックB、内の最大値デー
タS1、が1に2 正規化される。更に、テンプレート選択回路26によっ
てブロックB4内の各データS。3S、とテンプレート
の量子化最大レベルQW5.QW6 との差(2乗和)
がとられ、各データS。、Ssが量子化最大レベルQW
6.QW6を越えないような第2図Cのテンブレー1・
が選択されることになる。
なお本実施例においては、テンプレートのパターンを第
2図A〜第2図Cの3種類のパターンとしたが、このパ
ターンに限るものではなく、更に複数のパターンとする
こともできる。また第2図A〜第2図Cのパターンを基
本として、各テンプレートの量子化最大レベルQ w
+〜Q W bが異なるテンプレートを複数個用意する
こともできる。
2図A〜第2図Cの3種類のパターンとしたが、このパ
ターンに限るものではなく、更に複数のパターンとする
こともできる。また第2図A〜第2図Cのパターンを基
本として、各テンプレートの量子化最大レベルQ w
+〜Q W bが異なるテンプレートを複数個用意する
こともできる。
このようにして、テンプレートが選択され、量子化回路
24ではこの選択されたテンブレー1・を用い、当該テ
ンブレー1〜で決められた値を上限としてブロックB4
内のデータの量子化が行われ。、ブロックB4内の信号
形状に適合した量子化が行われるようになる。
24ではこの選択されたテンブレー1・を用い、当該テ
ンブレー1〜で決められた値を上限としてブロックB4
内のデータの量子化が行われ。、ブロックB4内の信号
形状に適合した量子化が行われるようになる。
したがって、本実施例においては、従来のようにブ1コ
ックのフローティング処理を行っただ()のものを量子
化したものに比へて、量子化歪みが低減され、S/Nも
改善されるようになる。
ックのフローティング処理を行っただ()のものを量子
化したものに比へて、量子化歪みが低減され、S/Nも
改善されるようになる。
本実施例では、上述したようにして符号化された後、第
1図の復号化装置40て信号の復号化が行われる。
1図の復号化装置40て信号の復号化が行われる。
ずなわぢ、再び第1I2Iに戻って、符号化装置20の
出力端子2.3.4から出力されたフローティング係数
情報、1iali別コート、量子化データは、伝送路を
介して復号化装置40の入力端子5.67に送られる。
出力端子2.3.4から出力されたフローティング係数
情報、1iali別コート、量子化データは、伝送路を
介して復号化装置40の入力端子5.67に送られる。
」1記復号化装置40の各入力端子に伝送された各デー
タは、逆量子化回路41に送られる。該逆量子化回路4
1ば、上記符号化装置20の量子化回路24とは逆の処
理を行うものであり、量子化データの復号化を行うもの
である。すなわち、当該逆量子化回路41においては、
上記符号化装置20のテンプレートメモリ25と同内容
のテンプレートメモリ42から供給される手記識別コー
ドに対応したテンブレーi・と、−ト記フローティング
係数情報とに基づいて、量子化データの復号化処理が行
われる。
タは、逆量子化回路41に送られる。該逆量子化回路4
1ば、上記符号化装置20の量子化回路24とは逆の処
理を行うものであり、量子化データの復号化を行うもの
である。すなわち、当該逆量子化回路41においては、
上記符号化装置20のテンプレートメモリ25と同内容
のテンプレートメモリ42から供給される手記識別コー
ドに対応したテンブレーi・と、−ト記フローティング
係数情報とに基づいて、量子化データの復号化処理が行
われる。
この復号化されたデータは、ブロック連結回路43によ
り各ブロックが連結され、更に上記符号化装置20の離
散的フーリエ変換回路22とは逆の処理を行う逆離散的
フーリエ変換(IDFT)回路44を介して時間軸に変
換される。その後、波形連結回路45により波形連結が
行われて復号音声信号として出力端子8から出力される
ことになる。
り各ブロックが連結され、更に上記符号化装置20の離
散的フーリエ変換回路22とは逆の処理を行う逆離散的
フーリエ変換(IDFT)回路44を介して時間軸に変
換される。その後、波形連結回路45により波形連結が
行われて復号音声信号として出力端子8から出力される
ことになる。
上述した実施例装置は、ブロック内の信号の形状に即し
たテンブレー1・を用いることで量子化歪みを低減して
いるが、ここで、他の実施例として、入力ディジタル信
号が音声信号の場合において、この音声の聴感上の効果
すなわちマスキング効果を利用することで、各ブロック
毎の割当てピント化を少なくし、その割当てピッ[・数
で量子化を行う符号化装置の例を第4図に示す。すなわ
ち、この第4図に示す他の実施例装置は、少ないビy
l・数であっても量子化歪みの低減された符号化を行5 うことのできるものである。なお、この第4図の装置で
第1図の装置と対応する部分には第1図と同じ指示符号
を付しており、その部分の説明は省略する。
たテンブレー1・を用いることで量子化歪みを低減して
いるが、ここで、他の実施例として、入力ディジタル信
号が音声信号の場合において、この音声の聴感上の効果
すなわちマスキング効果を利用することで、各ブロック
毎の割当てピント化を少なくし、その割当てピッ[・数
で量子化を行う符号化装置の例を第4図に示す。すなわ
ち、この第4図に示す他の実施例装置は、少ないビy
l・数であっても量子化歪みの低減された符号化を行5 うことのできるものである。なお、この第4図の装置で
第1図の装置と対応する部分には第1図と同じ指示符号
を付しており、その部分の説明は省略する。
この第4図に示す本実施例のディジタル信号符号化装置
50において、選択手段であるテンブレー1ル選択回路
60は、近傍ブロックのデータを参照する手段である近
傍データ参照回路62を含むと共に、量子化手段である
量子化回路65は、同一ブロック内の他のデータ及び近
傍ブロックのデータを参照して量子化ヒソl−化を選定
する手段である量子化ヒツト数情報発生回路66を有し
てなるものである。
50において、選択手段であるテンブレー1ル選択回路
60は、近傍ブロックのデータを参照する手段である近
傍データ参照回路62を含むと共に、量子化手段である
量子化回路65は、同一ブロック内の他のデータ及び近
傍ブロックのデータを参照して量子化ヒソl−化を選定
する手段である量子化ヒツト数情報発生回路66を有し
てなるものである。
すなわち、ブ【′□]−7り化されたデータは、フ1コ
ックフローティング回路30ζこ送られ、このブ1コノ
クフXコーティング回路30で前述同様にブロンクの正
規化が行われた後、本実施例のテンブレー1・選択回路
60に伝)スされる。また、上記ブしトンク化されたデ
ータは、J−のブロック内のデータ及び当該ブUl・ン
クの辺1’MグS−xツクのデータを共ろこWえ6 るブロックメモリ52で一旦メモリされた後、近傍デー
タ参照回路62に送られるようになっている。
ックフローティング回路30ζこ送られ、このブ1コノ
クフXコーティング回路30で前述同様にブロンクの正
規化が行われた後、本実施例のテンブレー1・選択回路
60に伝)スされる。また、上記ブしトンク化されたデ
ータは、J−のブロック内のデータ及び当該ブUl・ン
クの辺1’MグS−xツクのデータを共ろこWえ6 るブロックメモリ52で一旦メモリされた後、近傍デー
タ参照回路62に送られるようになっている。
当該近傍データ参照回路62は、上記ブロンクの近傍ブ
ロックのデータを参照するものであり、例えば、ブロッ
ク間のマスキング効果か参照される。その参照結果が上
記テンプレート選択回路60に出力されるようになって
いる。ずなわら、このテンブレー1ル選択回路60にお
いては、ブロック間のマスキング効果を考慮したテンプ
レートか選択されるようになる。なお、該マスキング効
果を考慮したテンブレー1・選択の詳細については後述
する。
ロックのデータを参照するものであり、例えば、ブロッ
ク間のマスキング効果か参照される。その参照結果が上
記テンプレート選択回路60に出力されるようになって
いる。ずなわら、このテンブレー1ル選択回路60にお
いては、ブロック間のマスキング効果を考慮したテンプ
レートか選択されるようになる。なお、該マスキング効
果を考慮したテンブレー1・選択の詳細については後述
する。
また、上記近傍データ参照回路62からの参照結果は、
量子化ヒシト数情報発71=回路66にも送られている
。この量子化ピッ1−数情報発生回路66は、同一ブロ
ック内の他のデータと近傍ブ1コックのデータとを参照
するものであり、ブロック間のテ゛−り及びブト1ツク
内の各う・−夕闇のマスキング効果を8慮し−(ljt
子化ヒツト化を選定するものである。なお、上記量子化
ヒツト数の選定の詳細については後述する。
量子化ヒシト数情報発71=回路66にも送られている
。この量子化ピッ1−数情報発生回路66は、同一ブロ
ック内の他のデータと近傍ブ1コックのデータとを参照
するものであり、ブロック間のテ゛−り及びブト1ツク
内の各う・−夕闇のマスキング効果を8慮し−(ljt
子化ヒツト化を選定するものである。なお、上記量子化
ヒツト数の選定の詳細については後述する。
本実施例においては、このように、各ブロックの割当て
ピッ1〜数が選定されて、当該割当ビット数に基づいて
量子化回路65で各ブロックの量子化が行われている。
ピッ1〜数が選定されて、当該割当ビット数に基づいて
量子化回路65で各ブロックの量子化が行われている。
ここで、上記テンプレート選択回路60で行われる上記
マスキング効果を考慮したテンプレート選択について、
前述した第8図のブロックB2−ブロックB、を抜き出
しで示す第5図を例に挙げて説明する。
マスキング効果を考慮したテンプレート選択について、
前述した第8図のブロックB2−ブロックB、を抜き出
しで示す第5図を例に挙げて説明する。
すなわち、この第5図において、ブロックB2とブロッ
クB、は、これらのブロック内の信号形状に即した最適
なテンプレートを用い、図中斜線部以下のレベルをフル
スケール(量子化最大レベル)として量子化を行うこと
により、量子化歪みを低減することができる。このとき
ブロックB3については、例えば、第6図A〜第6図C
に示すような3種類のテンプレートが選択可能である。
クB、は、これらのブロック内の信号形状に即した最適
なテンプレートを用い、図中斜線部以下のレベルをフル
スケール(量子化最大レベル)として量子化を行うこと
により、量子化歪みを低減することができる。このとき
ブロックB3については、例えば、第6図A〜第6図C
に示すような3種類のテンプレートが選択可能である。
ここで、第5図においては図中点線の内側がブロックB
、によりマスキングされるため、第6図A〜第6図Cの
図中点線の内側の部分(マスキングされる部分)の量子
化歪みについては考慮する必要がない。したがって、こ
の第5回の場合には、第6図Aのテンプレートを選択す
ることで歪みの少ない量子化が行えるとこになる。なお
、上述の場合には、第6図Cのテンプレートを選択する
ことも可能であるが、テンプレート選択の際にマスキン
グされる部分を考慮する必要がないため、第6図Aのテ
ンプレートを選択している。
、によりマスキングされるため、第6図A〜第6図Cの
図中点線の内側の部分(マスキングされる部分)の量子
化歪みについては考慮する必要がない。したがって、こ
の第5回の場合には、第6図Aのテンプレートを選択す
ることで歪みの少ない量子化が行えるとこになる。なお
、上述の場合には、第6図Cのテンプレートを選択する
ことも可能であるが、テンプレート選択の際にマスキン
グされる部分を考慮する必要がないため、第6図Aのテ
ンプレートを選択している。
また、上述した量子化ビット数情報発生回路66からの
同一ブロック内の他のデータと近傍ブロックのデータと
のマスキング効果を考慮したビット数割当てについて説
明する。
同一ブロック内の他のデータと近傍ブロックのデータと
のマスキング効果を考慮したビット数割当てについて説
明する。
先ず、例えば第7図A及び第7図Bに示すブロックを用
いて同一ブロック内のデータ間のマスキングについて述
べる。
いて同一ブロック内のデータ間のマスキングについて述
べる。
この第7図A及び第7図Bに示すブロックにおいては、
これらブロック内の信号形状によって図示のようなテン
プレートを選択することができる。
これらブロック内の信号形状によって図示のようなテン
プレートを選択することができる。
9
この時、第7図A及び第7図Bでは、ブロック内の最大
値データSLによって図中点線の内側の部分がマスキン
グされることになる。そのため、該マスキングを利用し
てブロック内の最大値データS を以外のデータSM及
びS3の割当てビット化を減らすことができる。ところ
が、第7図BではデータSイがデータS、によって完全
にマスキングされていないため、このデータSHに割当
てられるビット化を少なくすることができず、したがっ
て、第7図Bのブロックは全体として第7図Aよりもビ
ット数が多くなる。すなわち、第7図Aのブロックの各
データの割当てビット数は、例えば、最大値データS、
が5ビツトで、データSwとS、が2ビツトとなり、こ
の各データの割当てビット数の合計である9ビツトがブ
ロックの割当てビット数となる。これに対して、第7図
Bの各データの割当てビット数は、最大値データStが
5ビツト、データS0が4ビツト、データSsが2ビツ
トとなり、各データのビット数の合計の11ビツトがブ
ロックの割当てビット数となる。し0 たがって、第7図へのブロックが第7図Bのブロックよ
りも割当てビット数が少なくてすむことになる。
値データSLによって図中点線の内側の部分がマスキン
グされることになる。そのため、該マスキングを利用し
てブロック内の最大値データS を以外のデータSM及
びS3の割当てビット化を減らすことができる。ところ
が、第7図BではデータSイがデータS、によって完全
にマスキングされていないため、このデータSHに割当
てられるビット化を少なくすることができず、したがっ
て、第7図Bのブロックは全体として第7図Aよりもビ
ット数が多くなる。すなわち、第7図Aのブロックの各
データの割当てビット数は、例えば、最大値データS、
が5ビツトで、データSwとS、が2ビツトとなり、こ
の各データの割当てビット数の合計である9ビツトがブ
ロックの割当てビット数となる。これに対して、第7図
Bの各データの割当てビット数は、最大値データStが
5ビツト、データS0が4ビツト、データSsが2ビツ
トとなり、各データのビット数の合計の11ビツトがブ
ロックの割当てビット数となる。し0 たがって、第7図へのブロックが第7図Bのブロックよ
りも割当てビット数が少なくてすむことになる。
また、ブロック間のデータにおいてもマスキングを考慮
することができ、前述した第8図に示したように、マス
キングされるブロックの割当てビット化を低減すること
ができる。
することができ、前述した第8図に示したように、マス
キングされるブロックの割当てビット化を低減すること
ができる。
すなわち本実施例においては、上述したように、ブロッ
ク間のマスキングを考慮したテンプレート選択と、ブロ
ック内の各データ及びブロック間のデータのマスキング
を考慮した各ブロックの割当てビット数の選定とにより
、少ないビット数でも量子化歪みの少ない量子化が可能
で、かつ聴感上のS/Nの高い符号化を行うことが可能
となる。
ク間のマスキングを考慮したテンプレート選択と、ブロ
ック内の各データ及びブロック間のデータのマスキング
を考慮した各ブロックの割当てビット数の選定とにより
、少ないビット数でも量子化歪みの少ない量子化が可能
で、かつ聴感上のS/Nの高い符号化を行うことが可能
となる。
上述した2つの実施例では、音声信号が周波数軸に変換
された信号についてのブロック符号化について述べたが
、その他に、時間軸の音声信号を所定数サンプル毎にブ
ロック化して符号化するようなブロック符号化について
も、本発明を適用することができる。この場合には、時
間軸方向のマスキング効果を考慮したピノ[・数割当て
を行うことができる。
された信号についてのブロック符号化について述べたが
、その他に、時間軸の音声信号を所定数サンプル毎にブ
ロック化して符号化するようなブロック符号化について
も、本発明を適用することができる。この場合には、時
間軸方向のマスキング効果を考慮したピノ[・数割当て
を行うことができる。
ことろて、音声信号の所定時間で区切られたブロック内
に、前述した第11回に示したようなピークPが存在す
るよ・うな場合には、そのピーク以外の信号領域への量
子化歪みの改善効果がなくなり、期待とうりのS/Nを
得ることができなくなる虞れがある。
に、前述した第11回に示したようなピークPが存在す
るよ・うな場合には、そのピーク以外の信号領域への量
子化歪みの改善効果がなくなり、期待とうりのS/Nを
得ることができなくなる虞れがある。
このため、音声信号の時間軸ブロック内でのピクファク
タ(ピーク値と実効値との比)やエフェクティゾQ(線
形予測分析(L P G )パラメータから得られるQ
の値)等の信号形状を表すパラメータを求めることによ
って、正規化後の量子化歪みが低減されずに所定のS/
Nが得られなくなる場合を検出することが好ましい。
タ(ピーク値と実効値との比)やエフェクティゾQ(線
形予測分析(L P G )パラメータから得られるQ
の値)等の信号形状を表すパラメータを求めることによ
って、正規化後の量子化歪みが低減されずに所定のS/
Nが得られなくなる場合を検出することが好ましい。
このようなパラメータによって所定のS/Nが得られな
い場合が検出された場合には、そのブロックの割当てピ
ッ[・化を増やして所定のS/Nがilられるようにす
る。すなわち、このように当!ブロック毎のピークファ
クタやエフェクティブQの値に応じてブロックの割当て
ピッ[・化を増やすことで、所定のS/Nが得られるよ
うになる。
い場合が検出された場合には、そのブロックの割当てピ
ッ[・化を増やして所定のS/Nがilられるようにす
る。すなわち、このように当!ブロック毎のピークファ
クタやエフェクティブQの値に応じてブロックの割当て
ピッ[・化を増やすことで、所定のS/Nが得られるよ
うになる。
(発明の効果1
本発明のディジタル信号符号化装置においては、ブロッ
ク内の信号形状に合ったテンブレー1・を用いて量子化
を行っているため、量子化歪みを低減することが可能と
なる。また、近傍ブロックを参照してテンプレートを選
択し、更に、同一ブロック内の他のデータ及び近傍ブロ
ック内のデータを参照して量子化のヒラI・化を選定し
ているため、少ないヒツト数でも量子化歪のの少ない量
子化を行うことができ、例えば音声信号の符号化を行っ
た場合、聴感上のS/Nを向上させることができること
になる。
ク内の信号形状に合ったテンブレー1・を用いて量子化
を行っているため、量子化歪みを低減することが可能と
なる。また、近傍ブロックを参照してテンプレートを選
択し、更に、同一ブロック内の他のデータ及び近傍ブロ
ック内のデータを参照して量子化のヒラI・化を選定し
ているため、少ないヒツト数でも量子化歪のの少ない量
子化を行うことができ、例えば音声信号の符号化を行っ
た場合、聴感上のS/Nを向上させることができること
になる。
第1図は本発明の一実施例のディジタル信号符号化装置
の概略構成を示すブロック回路図、第2図A〜第2図C
はテンブレー1・の例を示す図、第3 3図はテンプレート選択処理を説明するための説明図、
第4図は本発明の他の実施例のディジタル信号符号化装
置の概略構成を示すブロック回路図、第5図はマスキン
グされるブロックを示す図、第6図A〜第6図Cはブロ
ック間のマスキング効果を考慮して選択されるテンプレ
ートの一例を示す図、第7図A及び第7図Bはブロック
内のマスキング効果によるデータのビット数割当てを説
明するだめの説明図、第8図はブロック化された音声信
号を示す図、第9図はブロックフローティング処理を説
明するだめの説明図、第10図はマスキングを説明する
ための説明図、第11図は時間軸での一ブロックを示す
図である。 O・・・・・・・・・・・・・・ディジタル信号符号化
装置1・・・・・・・・・・・・・・波形切出回路2・
・・・・・・・・・・・・離散的フーリエ変換回路3・
・・・・・・・・・・・・・ブロック化回路4.65・
・・・・・・・量子化回路 542・・・・・・・・テンプレートメモリ4
の概略構成を示すブロック回路図、第2図A〜第2図C
はテンブレー1・の例を示す図、第3 3図はテンプレート選択処理を説明するための説明図、
第4図は本発明の他の実施例のディジタル信号符号化装
置の概略構成を示すブロック回路図、第5図はマスキン
グされるブロックを示す図、第6図A〜第6図Cはブロ
ック間のマスキング効果を考慮して選択されるテンプレ
ートの一例を示す図、第7図A及び第7図Bはブロック
内のマスキング効果によるデータのビット数割当てを説
明するだめの説明図、第8図はブロック化された音声信
号を示す図、第9図はブロックフローティング処理を説
明するだめの説明図、第10図はマスキングを説明する
ための説明図、第11図は時間軸での一ブロックを示す
図である。 O・・・・・・・・・・・・・・ディジタル信号符号化
装置1・・・・・・・・・・・・・・波形切出回路2・
・・・・・・・・・・・・離散的フーリエ変換回路3・
・・・・・・・・・・・・・ブロック化回路4.65・
・・・・・・・量子化回路 542・・・・・・・・テンプレートメモリ4
Claims (2)
- (1)入力ディジタル信号をブロック化するブロック化
手段と、 上記各ブロックの最大値データを検出する検出手段と、 この最大値データに基づいて上記ブロック内データを正
規化する正規化手段と、 上記正規化されたデータに基づいて複数種類用意された
テンプレートから最適なものを選択する選択手段と、 上記選択されたテンプレートを用いて上記正規化データ
を量子化する量子化手段とを有することを特徴とするデ
ィジタル信号符号化装置。 - (2)上記選択手段は近傍ブロックのデータを参照する
手段を含むと共に、上記量子化手段は同一ブロック内の
他のデータ及び近傍ブロックのデータを参照して量子化
ビット化を選定する手段を有してなることを特徴とする
請求項(1)記載のディジタル信号符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24782689A JPH03109824A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | ディジタル信号符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24782689A JPH03109824A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | ディジタル信号符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03109824A true JPH03109824A (ja) | 1991-05-09 |
Family
ID=17169243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24782689A Pending JPH03109824A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | ディジタル信号符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03109824A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994028633A1 (fr) * | 1993-05-31 | 1994-12-08 | Sony Corporation | Appareil et procede de codage ou decodage de signaux, et support d'enregistrement |
WO1995012920A1 (fr) * | 1993-11-04 | 1995-05-11 | Sony Corporation | Codeur de signaux, decodeur de signaux, support d'enregistrement et procede de codage de signaux |
US5765126A (en) * | 1993-06-30 | 1998-06-09 | Sony Corporation | Method and apparatus for variable length encoding of separated tone and noise characteristic components of an acoustic signal |
US5832424A (en) * | 1993-09-28 | 1998-11-03 | Sony Corporation | Speech or audio encoding of variable frequency tonal components and non-tonal components |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP24782689A patent/JPH03109824A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994028633A1 (fr) * | 1993-05-31 | 1994-12-08 | Sony Corporation | Appareil et procede de codage ou decodage de signaux, et support d'enregistrement |
US5717821A (en) * | 1993-05-31 | 1998-02-10 | Sony Corporation | Method, apparatus and recording medium for coding of separated tone and noise characteristic spectral components of an acoustic sibnal |
US5765126A (en) * | 1993-06-30 | 1998-06-09 | Sony Corporation | Method and apparatus for variable length encoding of separated tone and noise characteristic components of an acoustic signal |
US5832424A (en) * | 1993-09-28 | 1998-11-03 | Sony Corporation | Speech or audio encoding of variable frequency tonal components and non-tonal components |
WO1995012920A1 (fr) * | 1993-11-04 | 1995-05-11 | Sony Corporation | Codeur de signaux, decodeur de signaux, support d'enregistrement et procede de codage de signaux |
US5805770A (en) * | 1993-11-04 | 1998-09-08 | Sony Corporation | Signal encoding apparatus, signal decoding apparatus, recording medium, and signal encoding method |
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