JPH03108845A - 輻輳回避制御方式 - Google Patents

輻輳回避制御方式

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JPH03108845A
JPH03108845A JP1246104A JP24610489A JPH03108845A JP H03108845 A JPH03108845 A JP H03108845A JP 1246104 A JP1246104 A JP 1246104A JP 24610489 A JP24610489 A JP 24610489A JP H03108845 A JPH03108845 A JP H03108845A
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terminal
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JP1246104A
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Tamiya Ochiai
落合 民哉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/64Distributing or queueing
    • H04Q3/66Traffic distributors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は複数の交換機および回線を介して接続される各
種通信端末間を通信コストを最小とする経路決定方式に
よって中継接続する際に、特定交換機に対する呼の集中
を緩和し、呼損の発生を最少限に止どめるための輻輳回
避制御方式に関するものである。
(従来の技術) 第9図は従来の経路決定方式を説明するためのシステム
構成図であり、発端末100と着端末102間は、交換
機11〇−回線120→交換機111→回線121−交
換機112を経て着端末102に至る経路と、交換機1
1〇−回線122→交換機113→回線123−交換機
112を経て着端末102に至る経路のいずれか一方を
選択することにより中継接続される。
ここで、交換機110〜113は通信情報の送信に先立
ち中継経路を形成するコネクション型パケット交換機、
コネクション型回線交換機、コネクション型非同期伝送
モード交換機等で構成されるものである。
この種の交換機110〜113は、自己が保有する回線
容量のうち現在使用中の回線容量を除いた残回線容量を
所定の容量単位で複数のクラス別に分割し、各クラス別
に着交換機(第9図では交換機′112がこれに該当す
る)までのコストが最小となる回線番号Lxを記憶する
第10図に示すような最小コストテーブルTBMCCを
有しており、このテーブルTBMCCを参照して発端末
100から着端末102に至る経路を選択する。
尚、第1O図において、NJは着交換機の番号、[CN
J、Clコ、[CNJ、C2]等で示した[CNJ 、
Cm ]は着交換機Njに向かって中継接続を行う際の
回線残量別最小Cm別の最小コスト、L XI、  L
 K2等で示したLx−は回線残量別最小CIHに対し
て最小コストとなる回線番号を表している。
ここで、回線残量別最小C−は第11図(a)に示すよ
うに回線容量Qを所定容量単位で0≦Q<Bl 、Bl
≦Q<B2、B2≦Q<B3−・・・という具合に複数
段階に分割したもので表現され、例えば、Cl−mlの
クラス1では残JiB1未満の回線容jlqに対しては
中継接続が可能であることを示している。
今、仮に、回線残量別最小cIIを第11図(b)に示
すように分けたものとする。
ここで、各交換機Exの交換処理負荷等を考慮したコス
トをα、中継回線L1を経由するのに要するコストを7
(例えば、距MDLJとするとβ×DL1、ただしβは
距離に関するコスト係数)とした場合、交換機Exおよ
び中継回線L1を通じた中継接続に係る総経費CExは
、 CEX ma+γ で表現できる。
具体例として、例えば、中継交換機Exの処理コストα
を便宜上「0」とした場合、第9図のシステム内におけ
る各回線毎の経由コスト(負荷)γは 回線120:γ−5 回線121:γ−5 回線122:γ−10 回線123:γ−10 なる値で考えることができる。
ここで、発端末100が要求している回線容量qをq−
2、回線120〜123の回線残量Qを、それぞれ 回線120:Q−2 回線121:Q−2 四線122:Q−5 回線123:Q−5 とし、着交換機112に対する残量クラス2の経路情報
に着目すると、交換機111.113および110の各
最小コストテーブルTBMCCには、(131−1)、
(132)および(130)の各データが格納されるこ
とになる。
これらの各データは、残量クラス2の発呼を要求された
時、交換機111から交換機112までは最小コスト「
5」で回線L2  (131−1)、交換機113から
交換機112までは最小コスト「10」で回線Ll  
(132)、交換機110がら交換機112までは最小
コストr5+5Jで回線Ll  (130)を選び得る
ことを表す。
今、第9図のシステムにおいて、発端末100から着端
末102に対しである回線要求容量qの発呼要求が発生
したものとすると、各交換機110〜113は第12図
に示す経路決定手順に従って回線残量別最小別の最小コ
ストテーブルTBMCCを検索し、その回線要求容jl
qを満足する回線残量別最小に示されている最小コスト
回線番号Lxを抽出する(ステップ400)。
次に、その最小コスト回線LXを着端末102に至る最
小コストの経路として決定しくステップ410)、該回
線Lxの下流側に接続された隣接の交換機に対して発呼
要求を送信する(ステップ420)。
この発呼要求を受信した交換機は、上述と同様の処理を
経て着端末102に至る最小コストの経路を決定する。
具体例として、発端末100から着端末102に対して
回線要求容量q−2の発呼要求が生じた場合、交換機1
10ではその最小コストテーブル78MCC内のデータ
(130)をもとに回線要求容Jlq−2を満足する回
線残量別最小2に示された回線Ll  (回線120)
を選択する。
次に、その下流側の交換機111はその最小コストテー
ブル78MCC内のデータ(131−1)をもとに、回
線残量別最小2で示される回線L2(回線121)を選
択する。
これによって、発端末100と着端末102は、交換機
110→回線120→交換機111−回線121→交換
機112の経路で接続される。
このように、従来の経路決定方式では、発端末100が
要求している回線容量を満足する経路が残っていさえす
れば、発端末100と着端末102表はこの経路を通じ
て接続される。
ところで、上述の如くの経路決定手順を実現するために
は、各交換機は隣接する交換機の回線残量を確認したう
えで、第10図に示したような回線残量別最小別最小コ
ストテーブルTBMCCを作成する必要がある。
以下、この最小コストテーブルTBMCCの作成処理に
ついて説明する。
第13図は最小コストテーブルTBMCCの作成手順を
示すフローチャートであるが、その作成手順の開始タイ
ミングとしては各回線の残量や負荷が変化した時と定周
期の2通りの条件(ステップ530参照)が設定されて
いる。
ある交換機が発端末からの呼をその下流側の交換機を介
して中継すると、下流側の交換機ではその中継に要した
分の回線容量の変化を生じる。
そこで、この変化が他の回線残量別最小に移るような変
化であれば、下流側の交換機は上流側の交換機への人力
回線Liに第14図に示すように着交換機Njに至る回
線残量別最小別の最小コスト値CNJ、L1.C■を表
す入力回線残量管理最小コストベクタを送信する。
上流側の交換機はこの入力回線残量管理最小コストベク
タを受信すると(ステップ500)、第15図に示すよ
うに着交換機NJに至る全ての回線に対する最小コスト
値を回線残量別に表現した回線単位最小コストテーブル
TBMCLの中の入力回線Liの最小コスト値を、この
とき受信した最小コスト値CNJ、Ll、C−に更新す
る(ステップ510)。
次に、この回線単位最小コストテーブルTBMCLの行
方向の最小コスト値を相対比較し、着交換機NJに対し
て最小コストで連絡する回線番号Lxとこれに対応する
最小コスト値を回線残量のクラス別に抽出し、第10図
に示した回線残量別最小別の最小コストテーブルTBM
CCを作成する(ステップ520)、1 その後、このテーブルTBMCCの内容が変化した場合
、入力回線Llを除いた全ての回線Lkの最小コスト値
に対し、それぞれの回線Lkの現在の負荷値を加算し、
第16図に示す出力回線残量最小コストベクタのテーブ
ルTBMCLkを作成する(ステップ530,540)
但し、テーブルTBMCCの内容には変化がない場合も
、定周期の情報交換タイミングであればステップ540
の処理が実行される。
この定周期の情報交換タイミングでは、入力回線Llを
含む全ての回線の現在の負荷値が加算されることは言う
までもない。
その後、この交換機は上述の如く作成したテーブルTB
MCLk  (第16図)の内容を出力回線残量最小コ
ストベクタとして出力回線Lkのそれぞれに送信する(
ステップ550)。
係る情報交換により、互いに隣接する交換機における回
線残量別の最小コスト値が判別し、その結果、どの経路
を選択すれば着端末までのコストが最小になるかを各交
換機の負荷変動に追従しながらダイナミックに判別する
ことができる。
係る従来の経路決定手順に従えば、例えば、第9図のシ
ステムにおいて、要求容量が2で発端末100から着端
末102に対する発呼要求が発生すると、交換機110
→回線120→交換機111→回線121→交換機11
2の経路で接続されることは上述の通りである。
この場合、発端末100と着端末102の間で呼設定が
完了した後に、このときの決定経路たる回線120と回
線121の残量クラスが共にクラス1に減少する。
このことをデータ的に見れば、交換機111に関する着
交換機112までの残量クラス2のTBMCCが(13
1−2)となり、交換機111から交換機112に対す
る残量クラス2の最小コスト回線はなくなってしまうこ
とになる。
このとき、発端末101から着端末103に対して発呼
要求が要求容量q−2で発生すると、発交換機111よ
り着交換機112に至る経路がない(TBMCCが13
1−2である)ため、経路選択ができず、その発呼要求
は交換機111で呼損とならざるを得ない。
第9図のシステム構成より明らかであるように、発端末
101は着端末103との間に回線121しか経路選択
の余地のない端末である。
従って、本来、この回線121は発端末101と着端末
103との間の通信のために残しておがなければならな
い回線である。
にも拘らず、この種の従来の経路決定方式では回線残量
にのみ着目しており、発端末101のようにその回線を
選択しないと着端末との間の経路設定が不可能な端末の
ための経路確保を全く意識することなく最小コスト回線
が選択されるようになっていた。
係る経路決定方式により、従来では、特定の交換機に発
呼要求が集中した場合、呼損の増発となって輪軸状態に
陥り易く、システムの効率的な運用に支障を来すことに
なった。
(発明が解決しようとする課題) このように上記従来の経路決定方式では、発端末から着
端末に対する発呼要求が発生した場合、発交換機から着
交換機に至る経路を構成する回線の残量が発端末からの
要求容量を満足してさえいれば、そのうちの最小コスト
となる経路を選択していくものであった。
これに伴って、呼設定完了後、選択経路を構成する各回
線の残量は発端末からの要求容量分だけ減少することに
なるが、その際、最小コスト経路を構成する回線が上記
要求容量ぎりぎりの残量であった場合、その最小コスト
経路による通信中はその経路を構成する回線の残量はほ
とんど無くなってしまう。
係る状況下で、中継経路中の交換機に接続する端末から
当該中継経路を構成する回線の残量を上回る要求容量の
発呼要求が発生した場合、その回線を選択して経路を設
定することができず、もしも、そのときの発端末がその
回線以外に選択経路を確保できない端末であった場合に
は、その発端末からの発呼要求は中断されて呼損となら
ざるを得なくなる。
かくの如く、従来の経路決定方式では、その回線を選択
しないと着端末との間の経路設定が不可能な端末のため
の経路確保を全く意識することなく最小コスト回線を選
択していたため、呼損が頻発して輻襖状態に陥り易く、
システムの効率的な運用に支障を来すという問題点があ
った。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、現在使
用している中継経路中の交換機に接続する端末からの通
信要求に対する経路確保を意識しつつ経路を決定するこ
とによって、呼損の発生を最少限に止どめて幅部状態を
回避し、もって効率的なシステム運用に寄与できる輻輳
回避制御方式を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の輻輳回避制御方式は、経路決定に際し、以下に
示す3つの方法で対処するものである。
第1の方法では、中継回線に対して下式(A)で表され
る抵抗値を設定し、中継回線の経路負荷値を加算してT
BMCLkを作成する際、その加算値として下式(B)
の計算値を適用する。
中継回線抵抗値 −((中継回線残量)/(網内回線全量))・・・・・
・・・ (A) 中継回線の経路負荷値 −(中継回線負荷値)×(中継回線抵抗値)・・・・・
・・・(B) 第2の方法は、発端末からの申請情報として要求容量以
外に、発端末と着端末間通信で許容可能な経費値をその
発端末より交換機に通知させる機能を追加し、これら申
請情報を伴う発呼要求時の経路決定に際しては、中継交
換機における中継経路の選択手順の中で、発端末からの
要求使用容量を満足する回線残量別最小のうち、発端末
から申請された許容コスト範囲を満たす最小コスト値を
有する最大の回線残量別最小の最小コスト回線を経路と
して選択するものである。
第3の方法は、発端末からの申請情報として要求容量以
外に、着交換機毎に発端末に設定される端末優先レベル
(Tレベル)をその発端末より交換機に通知させる機能
を追加する一方で、各交換機には回線毎にTレベルに対
して回線残量に応じた呼の登録が可能であるか否かを設
定した回線Tレベルテーブルを追加し、中継交換機にお
ける中継経路の選択手順の中で、発端末から申請された
Tレベルに従って当該Tレベルに対応する回線残量別最
小の最小コスト回線を経路として選択するものであって
、最小コストテーブルの作成処理に際しては、入力コス
トベクタ、回線単位コストテーブル(TBMCL) 、
最小コストテーブル(TBMCC) 、出力コストベク
タを上記Tレベル毎に作成すべく拡張したものである。
(作用) 本発明の第1の方法によれば、中継回線抵抗値は中継回
線の残量の度合いによって変化する。
すなわち、式(A)における (中継回線残量)/(網内回線全量) の値Xは0≦X≦1であって、この値Xは回線残量が大
きいほど大きくなるように設定されており、その逆数た
る中継回線抵抗値は、必然的に、回線残量が大きいほど
小さい値となる。
また、式(B)によれば、中継回線の経路負荷1i1(
コスト値)は、中継回線に固定的に定まる中継目線固定
負荷値に上記中継回線抵抗値を乗算することで得られる
から、その演算結果には中継回線抵抗値に関する上述の
性質が反映されて回線残量が大きくなるに°従って低コ
スト化傾向となり、結果的に、残量が小さい中継回線は
ど経路として選択し難くなる。
つまり、本発明の第1の方法によれば、発端末と着端末
間の経路として残量の大きな中継回線が優先的に選択さ
れていくので、残量の小さな中継回線はその回線を選択
しないと発端末と着端末間の経路設定が不可能な端末の
ために未使用のままで置かれるようになり、この種の端
末からの通信要求たる発呼が発生した場合でも、呼損と
すること無く経路選択を行うことができる。
また、本発明の第2の方法によれば、発端末からの申請
情報(発呼情報)として要求使用容量とともに発端末と
着端末間で許容可能なコスト値が通知され、これら申請
情報を伴う発呼要求を認識した発交換機では発端末と着
端末間の経路決定に際し、このとき発端末より通知され
た許容可能コスト値の範囲内でかつ最大の残量を持つ中
継経路が選択される。
このため、例えば、許容可能コスト値を高く設定するに
従ってより残量の大きい中継回線が経路として選択され
ることになり、残量の小さい回線は、その回線を選択し
ないと発端末と着端末間の経路設定が不可能な端末のた
めに未使用のままに置かれる易いものとなる。
第1の方法は中継回線固定負荷値がある範囲内でしか有
効でないが、第2の方法によれば許容可能コスト値の設
定如何によってはこれを超える中継回線固定負荷値範囲
においても残量の小さい回線の確保ができるようになり
、その回線を選択しないと発端末と着端末間の経路設定
が不可能な端末から発呼があった場合も、未使用のまま
で置かれる当該回線を経路として選択しつつ呼損の発生
より少ない開度に抑えることができる。
更に、第3の方法によれば、各中継回線で端末優先レベ
ル(Tレベル)単位にその端末優先レベルが登録可能か
否かの情報を各中継交換機の最小コストテーブル上に整
理し、発端末から規定の申請情報すなわち要求使用容量
と端末優先レベルを伴った発呼を受付けた時、その端末
優先レベルに許された着端末までの経路の中からそのと
きの要求容量を満たす回線残量を持つ回線を選択してい
き、その回線を選択しないと発端末と着端末間の経路設
定が不可能な端末が介在する中継回線には特定の値以上
の要求容量を有する端末からの呼が流入しないように制
限している。
このため、例えば、その回線を選択しないと経路設定が
不可能な端末間の端末優先レベルを大きく設定し、その
回線を使用しなくとも経路設定可能な端末間の端末優先
レベルを小さく設定しておけば、その中継回線の残量が
小さくなつた場合、その目線を使用しなくとも経路設定
可能な端末間の通信要求に対してはその回線を除いた中
継接続がなされ、その後に、その回線を選択しないと経
路設定が不可能な端末から通信要求があっても呼損を生
じることなく経路選択できる。
第2の方法にしても、絶対的な回線残量が小さい場合等
に、残量の小さい回線を確保するための効力に限界があ
るが、そうした限界を更に高めるうえで第3の方法が有
用となる。
このように本発明の輻輳回避制御方式では、第1乃至第
3の方法の中から、システム構成に応じて最適と思われ
る方法を選択的に適用することによって、残量の小さい
回線の確保を段階的に確実ならしめることができ、特定
交換機への呼の集中的流入を分散しつつ呼損の発生を最
小限に抑え、もって幅部状態を効率よく回避できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて詳細に説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係るシステム構成図を
示したものであり、幅部状態を回避するための手段とし
て中継回線抵抗値による経路決定り式を用いている。
第2図は本発明の第1の実施例に適用される出力回線コ
ストベクタの一例を示す図であり、第16図に示した従
来方式に係る出力回線最小コストベクタと、比較して、
最小コスト値の欄において回線毎に加算する回線負荷値
が全く異なったものとなっている。
この本発明に係る最小コストベクタは、従来方式で用い
た第13図に示す最小コストテーブルTBMCCの作成
手順の中のステップ540(出力回線最小コストベクタ
作成処理)で、テーブルTBMCCの最小コスト値に回
線毎の負荷値を加算する際、その加算値として上述の式
A5弐已により算出される中継回線経路負荷値を用いた
ものである。
第1図における1000〜1002は、本発明の第1の
実施例を適用した時に、該当各交換機110〜113内
で上記出力回線最小コストベクタにもとづき作成される
最小コストテーブルTBMCCの要部を示したものであ
り、着交換機112に至る残量クラス毎の最小コスト値
とその最小コスト値対応の回線番号が格納されている。
尚、この第1図のシステムにおける網構成および各回線
の負荷値、全量クラス、残量クラスの各位は従来システ
ムと同様に設定されている。
この従来システムと全く同じ条件の下で、幅部状態を回
避できるのは、上述した出力回線最小コストベクタの作
成処理で最小コスト値を求める際に回線毎に加算する中
継回線経路負荷値を式A1式Bより求めているために他
ならない。
これら式A、式Bを解析して解るように、本発明では中
継回線固定負荷値に回線残量によって定まる重み(中継
回線抵抗値)を乗算し、残量の小さい中継回線が高コス
ト化傾向となる最小コストテーブルを提示するようにし
ている。
これによって、残量の小さい回線が選択され難くなり、
例えば、中継経路中の交換機に接続し、その回線を選択
する以外に経路決定できない端末からの通信要求に対し
てもその回線の確保を確実なものとすることができ、呼
損の発生頻度を減らすことができる。
ここでは、特に、各交換機110〜113から着交換機
112に対する残量クラス2の最小コストテーブルTB
MCCに着目し、その作成内容について説明する。
まず、交換機111では上記A、Bの計算式より最小コ
ストr5X20/2Jで回線L2  (121)が提示
される(1001)。
次に、交換機113では最小コスト「10×2015」
で回線Ll  (123)が提示される(1002)。
交換機110では回線Ll  (120)から最小コス
トベクタとしてr5x20/2+10x2015」のコ
スト値が入力され、回線L2  (122)からはr1
0x2015+10x20154のコスト値が入力され
るため、このうちの最小値たるr10x2015−+4
0x2015Jが最小コスト値として選ばれ、かつ回線
L2  (122)か最小コスト回線として提示される
(1000)。
係る条件の下で、発端末100から回線要求容量が2の
発呼要求が着端末102に対して発生した場合、第12
図の経路決定手順のフローチャートに従って各中継交換
機のテーブルTBMCC内に残量クラス2を満足する最
小コスト回線が検索され(ステップ400)、発端末1
00→交換機110→回線122→交換機113→回線
123−交換機112−着端末102と経路選択されて
いく (ステップ410.420)。
こうして経路選択された中継回線による通信中に、発端
末101から回線要求容量が2の発呼要求が着端末10
3に対して発生すると、交換機111から交換機112
へのテーブルTMBCCの内容は1001のままである
ので、発端末101→交換機111−回線121→交換
機112→着端末103と呼損することなく経路選択を
行うことができる。
この本発明の第1の実施例では、中継回線固定負荷値に
中継回線抵抗値を乗算し、回線残量の大きい中継回線の
コストを低くすることで残量が小さい回線がむやみに選
択されるのを防いでいるが、中継回線固定負荷値がある
範囲を超えると回線残量の大きい中継回線のコストを低
く保つことができなくなり、呼損防止効果を果たせなく
なる。
このように第1の実施例においても輻輪状態を回避でき
ない状況の下では、以下に述べる第2の実施例が有効で
ある。
第3図は本発明の第2の実施例に係るシステム構成図を
示したものであり、幅部状態を回避する手段として発端
末から通知される許容可能コスト値による経路決定方式
が用いられている。
第3図において、1200および1201は本システム
に特有のタイプB端末すなわち100Bおよび101B
から各交換機110および111に送出される発呼メツ
セージ中の申請情報を示すものであり、通常端末での申
請情報たる要求容量の他に許容可能な経路負荷値(コス
ト値)が加えられている。
また、第4図は本発明の第2の実施例に係る経路決定手
順を示すフローチャートであり、タイプB端末の適用に
対応して、第12図に示す従来方式の経路決定手順中の
ステップ400の処理がステップ600の処理に変更さ
れている。
この第2の実施例では、最小コストテーブルTBMCC
を作成するに当たって第1の実施例と同様に中継回線抵
抗値の概念を導入しており、上記式A、弐Bより算出さ
れる加算値を回線毎に加えることにより最小コスト値を
得ている。
但し、第3図のシステムでは網構成、各回線の全量クラ
ス、残量クラスの各位が第1図のシステムと同様に設定
されているものの、回線負荷値に関しては回線122−
20、回線123−20なる新たな設定がなされている
ため、最小コスト値は必然的にこれまでの値とは変わっ
てくる。
以下、この第2の実施例の実際の動作に即して各交換機
で作成される最小コストテーブルTBMCCの内容と発
端末から着端末までの経路選択の具体的動作を説明する
まず、各交換機110〜113からむ交換機112に対
する各残量クラスのテーブルTBMCCにe 「I L
 、その作成内容について説明する。
交換機111では上記式A1式Bの計算式より残量クラ
ス2以下の最小コスト値がr5 X 20/2」で回線
L2  (121)が提示される(1001)。
交換機113では残量クラス5以下の最小コスト値がr
20 X 2015Jで回線LL  (123)が提示
される。
交換機110では回線Ll  (120)からは最小コ
ストベクタとして残量クラス2以下が「5×20/2+
5x20/2Jのコスト値が人力され、回線L2  (
122)からは残量クラス5以下のコスト値としてr’
20x2015+20x2015Jが入力される。
この入力回線最小コストベクタ値にもとづき交換機11
0では最小コストテーブル1210 (第3図参照)が
作成され、そのうちの各残量クラスの最小値である残量
クラス1.2に関しては最小コスト値r5X2015+
5X2015−100Jを持つ回線Ll  (120)
が最小コスト回線として提示され、他方、残量クラス3
.4.5に関しては最小コスト値r20x2015+2
0x2015−160Jを持つ回線回線L2  (12
2)が最小コスト回線として提示される。
係る条件の下で、発端末100Bから回線要求容量が2
で許容コストが0〜200の発呼要求が着端末102に
対して発生した場合、第4図の経路決定手順のフローチ
ャートに従って、各中継交換機で回線要求容量2を満た
し、許容コストが0〜200を満たす残量クラス2〜5
のうち最大の残量クラス5の経路情報がテーブルTBM
CCから検索され(ステップ600)、発端末100B
→交換機110→回線122→交換機113−回線12
3−交換機112−着端末102と経路選択されていく
(ステップ610.620)。
こうして経路選択された中継回線による通信中に、発端
末101Bから回線要求容量が2で許容コストが0〜2
00の発呼要求が着端末103に対して発生すると、交
換機111から交換機112のテーブルTMBCCの内
容は1001のままであるので、発端末101B=交換
機111−回線121→交換機112→着端末103と
呼損することなく経路選択を行うことができる。
以上の回線負荷条件すなわち回線122および123の
負荷値をそれぞれ10から20に増やした条件の下では
、中継回線抵抗値による第1の実施例を適用しても発端
末100Bと着端末102間の経路は従来通り選択され
て発端末101Bと着端末103間の経路を確保できな
くなるが、許容コストを考慮した第2の実施例を適用し
た場合には回線122.123側を選択して回線121
を残しておくことができ、この回線121を選択する以
外に経路決定の手立てのない発端末101Bと着端末1
03間の通信に係る呼損も確実に回避できる。
しかしながら、この第2の実施例を有効たらしめるため
には回線残量に余裕のある回線が多数存在していること
が絶対条件であり、係る条件を満たしていないシステム
ではなおこの第2の実施例によって幅部状態の回避が困
難なものとなる。
このように第1および第2の実施例においても幅部状態
を回避できない状況の下では、以下に述べる第3の実施
例が有効である。
第5図は本発明の第3の実施例に係るシステム構成図を
示したものであり、幅部状態を回避する手1段として発
端末から通知される端末優先レベルによる経路決定方式
が用いられている。
第5図において、1400および1401は本システム
に特有のタイプC端末すなわち100Cおよび101C
から各交換機110および111に送出される発呼メツ
セージ中の申請情報を示すものであり、通常端末での申
請情報たる要求容量の他に端末優先レベルが含まれてい
る。
この端末優先レベル(Tレベル)は、着端末までの経路
を構成する中継回線にその端末が登録できるか否かの使
用優先権を表すものであり、各端末から通知された後は
、各交換機において第6図に示す如くの態様で格納され
る。
すなわち、第6図は各中継回線単位に登録可能なTjT
レベルを示すLkTLテーブルであり、それぞれのTj
 Tレベルの端末はその回線の残量がクラスCsjより
大きく存在している場合に登録可能であることを示して
いる。
第7図は、本発明の第3の実施例に係る経路決定手順を
示すフローチャートであり、従来方式の手順と異なる点
として、タイプC端末から要求容量とTJTレベルを含
む発呼メツセージ(申請情報)を通知された場合(着呼
受付は時)、その発呼メツセージ中のTjTレベルで指
定される最小コストテーブルTBMCCjのTjTレベ
ルに許される着端末までの経路の中で指定要求容量の残
量クラスを満足する最小コスト回線を検索しくステップ
700)、これを経路として選択するようにしている(
ステップ710.720)。
係る経路決定を実現すべく本発明では第8図のフローチ
ャートで示される如くの手順を経て最小コストテーブル
TBMCCjを作成している。
この最小コストテーブル作成手順によれば、従来方式と
異なる点として、人力コストベクタ、回線単位最小コス
トテーブル、最小コストベクタ、出力コストベクタをT
レベル単位で処理または作成する処理が追加されている
(ステップ800〜860)。
そのうえで、入力コストベクタにもとづき回線単位最小
コストテーブルTBMCLjを修正する箇所(ステップ
810)では、LkTLテーブルに従ってTjTレベル
毎の人力コストベクタ値の登録不可能な残量クラスのコ
スト値を■として修正するような処理も行っている。
次に、具体的な例として、第5図のシステム内の各交換
機に設定される着交換機112に対する残量クラス2の
各TjTレベル毎の最小コストテーブルTBMCCjの
作成内容およびそれにもとづく経路決定動作を説明する
但し、説明の都合上、第5図のシステムではTJTレベ
ルを1.2の2レベルに限定し、更に回線121のLT
LテーブルのTjTレベル1のみ登録許可残量クラスを
クラス2以上としく1420)、その他のLTLテーブ
ルの内容は全て登録可能としている(1421)。
係る条件の下で、交換機111ではTj Tレベル1の
LTLテーブル内容がクラス2以上は登録不可で回線1
21の残量クラスがクラス2であるため、TI−TBM
CCの内容が(1411A)のようになり、同様にTj
Tレベル2は全端末登録再能なため、T2−TBMCC
の内容が(1411B)となる。
交換機113ではTjTレベル1.2とも最小コストr
lOX20/2Jで回線LL  (123)が格納され
る。
交換機110ではTJTレベル1では回線Ll(120
)からコストベクタ値rlOx20/2+10x20/
2+5x20/2+5x20/2Jが入力され、回線L
2  (122)からはコストベクタ値r10x20/
2+10x20/2Jが入力されるので、最小コストr
lOX20/2+10X20/2」で回線L2  (1
22)がTl−TBMCC(1410A)に格納され、
TjTレベル2では同様に72−TBMCC(1410
B)にかくの如くの内容で格納される。
係る条件の下で、発端末100Cから回線要求容量が2
でTjTレベルが1の発呼要求が着端末102に対して
発生すると、各中継交換機では第7図に示す経路決定手
順に従ってTI−TBMCCの残量クラス2の内容で経
路選択していくため、結果的には、発端末100C→交
換機110→回線122→交換機113→回線123−
交換機112→着端末102と経路選択されていく。
こうして経路選択された中継回線による通信中に、発端
末101Cから回線要求容量が2でTjTレベルが2の
発呼要求が着端末゛103に対して発生すると、交換機
111から交換機112のT2−TBMCCの内容はも
とのままであるので、発端末101C→交換機111→
回線121−交換機112→着端末103と呼損するこ
と無く経路選択を行うことができる。
第5図のシステムでは、回線122.123に関する負
荷および残量クラスが、第3図のシステムでの20およ
び5からそれぞれ10および2に変化しているが、係る
条件の下では中継回線抵抗値による第1の実施例でも、
許容可能なコストを通知する第2図の実施例でも発端末
100Cと着端末102の経路が従来通りに選択されて
発端末101Cと着端末103の通信要求は呼損となる
が、上述の如く端末優先レベルを考慮した最小コストテ
ーブルを提示することによって、回線121の確保が可
能になり、発端末101Cと着端末103間の通信に係
る呼損の回避を更に確実なものとすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の輻輳回避制御方式によれば
、第1の方法として、中継回線固定負荷値に回線残量に
よって定まる重みを乗算し、残量の小さい中継回線が高
コスト化傾向となる最小コストテーブルを提示するよう
にしたため、残量の小さい回線が選択され難くなり、例
えば、中継経路中の交換機に接続し、その回線を選択す
る以外に経路決定できない端末からの通信要求に対して
も回線確保が確実なものとなり、呼損となる頻度を大幅
に減少させることができる。
また、第1の方法でも回避できない網構成条件等の下で
は第2の方法を適用し、発呼時に要求容量と許容可能コ
スト値を通知可能な端末からの発呼情報にもとづき許容
コスト範囲内の最大の残量回線を経路として選択するよ
うにしているため、許容コスト値の値を高く設定するこ
とで残量の小さい回線をより選択し難くでき、呼損とな
る頻度を更に減少させることができる。
更に、第1および第2の方法でも回避できない場合は第
3の方法を適用し、発呼時に要求容量と端末優先レベル
を通知可能な端末からの発呼情報にもとづきその端末優
先レベルに許される着端末までの経路の中で要求容量を
満足する残量クラスの最小コスト回線を経路として選択
するようにしているため、例えば、予め混雑してきた中
継回線に登録する端末間通信を端末最優先レベルとして
設定しておけば、その端末間通信のための経路は網構成
条件等に拘らず確実に確保でき、呼損を皆無に近い状態
まで減少させることができる。
これらの各方法は、残量の小さい回線の確保を段階的に
確実ならしめるものであって、網構成や、回線内容定数
の値に応じて最適な方法を選択することにより呼損の発
生の少ない効率的なシステム運用が可能となり、呼損を
最小に止どめる必要のある例えば即時性の要求される音
声情報伝送や伝送速度の異なる複数の端末を収容してい
る交換機の経路決定に際する輪軸回避制御に適用して特
にH用となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例としての中継回線抵抗値
による輻輳回避制御方式に係るシステム構成図、第2図
は本発明の第1の実施例に係る出力回線コストベクタの
一例を示す図、第3図は本発明の第2の実施例としての
許容可能コスト値による輻輳回避′制御方式に係るシス
テム構成図、第4図は本発明の第2の実施例に係る経路
決定手順を示すフローチャート、第5図は本発明の第3
の実施例としての端末優先レベルによる輻輳回避制御方
式に係るシステム構成図、第6図は第3の実施例に係る
回線Tレベルテーブルの一例を示す図、第7図は本発明
の第3の実施例に係る経路決定手順を示すフローチャー
ト、第8図は本発明の第3の実施例に係る最小コストテ
ーブルの作成手順を示すフローチャート、第9図はこの
種の従来の経路決定方式に係るシステム構成図、第10
図は従来力感に係る最小コストテーブルの一例を示す図
第1翫従来方式に係る回線残量別最小の設定条件を説明
するための図、第12図は従来方式に係る経路決定手順
を示すフローチャート、第13図は従来方式に係る最小
コストテーブルの作成手順を示すフローチャート、第1
4図は従来方式に係る入力回線コストベクタの一例を示
す図、第15図は従来方式に係る回線単位の入力回線コ
ストベクタテーブルの一例を示す図、第16図は従来方
式に係る出力回線コストベクタの一例を示す図である。 100〜103’、100B、l0IB、100C,l
0IC・・・端末、110〜113・・・交換機、12
0〜123・・・回線、130〜132・・・従来方式
の最小コストテーブル、1000〜1o02・・・第1
の実施例方式の最小コストテーブル、1200.120
1・・・第2の実施例方式の発呼メツセージ中の申請情
報、1210・・・第2の実施例方式の最小コストテー
ブル、1400.1401・・・第3の実施例方式の発
呼メツセージ中の申請情報、1410A、1411A・
・・Tレベル1の最小コストテーブル、1410B、1
411B・・・Tレベル2の最小コストテーブル、14
20・・・回線Tレベルテーブル 第4図 第6図 第 図 第8図 第10図 第12図 第13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の交換機間を複数の回線により接続して成る
    網内の各交換機が、自己の保有する回線容量のうち現在
    使用中の回線容量を除いた残回線容量を所定の回線残量
    単位で複数のクラス別に分割し、各クラス別に着交換機
    までのコストが最小となる回線番号をその最小コスト値
    とともに記憶する回線残量別最小コストテーブルを持ち
    、前記発端末から要求使用容量の申請を伴う発呼が発生
    した場合、前記各中継交換機がそれぞれに前記回線残量
    別最小コストテーブルを検索し、前記発端末から申請さ
    れた要求使用容量を満足する残量クラスの最小コスト回
    線を順次抽出していきつつ中継経路コストの和が最小と
    なるように前記発端末と前記着端末との間を中継接続す
    る経路決定方式において、 前記各中継交換機で前記回線残量別最小コストテーブル
    内の最小コスト値を更新する際の前回の最小コスト値に
    対する加算値を、自己が保有中の回線残量値と網内の全
    回線容量値の比の逆数で表される回線抵抗値をその回線
    を経由することで費やされる回線固定負荷値に乗算する
    演算式により算出し、回線残量が大きい回線のコストを
    相対的に小さくすることにより回線残量が小さい回線の
    選択を行い難くしたことを特徴とする輻輳回避制御方式
  2. (2)発呼時における申請情報として、発端末と着端末
    間の経路で許容可能なコスト値を前記要求使用容量に付
    加して発交換機に通知し得る機能を有する端末を導入し
    、前記発端末から前記申請情報を伴う発呼があった場合
    、着端末までの経路決定に携わる各中継交換機は、前記
    要求使用容量を満足する全ての回線残量クラスの最小コ
    スト回線を対象として前記回線残量別最小コストテーブ
    ルを検索し、その中の前記発端末から申請された許容コ
    スト範囲内の最小コスト値を有する最大の回線残量クラ
    スの最小コスト回線を経路として選択するようにしたこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の輻輳回避制御方式。
  3. (3)発呼時における申請情報として、着交換機に至る
    経路を成す中継回線を優先的に使用できるか否かの判断
    指標として各端末毎に予め設定される使用優先レベルを
    前記要求使用容量に付加して発交換機に通知し得る機能
    を有する端末を導入し、各中継交換機には自己が保有す
    る各回線に対して呼設定を許可するか否かの指標たる使
    用優先レベルをその回線残量に対応させて複数レベル区
    分に記憶させた使用優先レベルテーブルを設けたうえで
    、前記回線残量別最小コストテーブル内に各着交換機に
    対する最小コスト経路情報を前記使用優先レベル単位に
    整理しておき、前記発端末から前記申請情報を伴う発呼
    があった場合、着端末までの経路決定に携わる各中継交
    換機は、前記発端末から申請された使用優先レベル対応
    の最小コスト経路情報を参照しつつ当該使用優先レベル
    に対応する回線残量クラスの最小コスト回線を経路とし
    て選択していき、回線残量の小さくなった中継回線に特
    定の値以上の要求使用容量の呼が流入しないようにした
    ことを特徴とする請求項(1)記載の輻輳回避制御方式
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