JPH03107742A - 温度制御付き分光測定器用マイクロピペットアダプタ - Google Patents

温度制御付き分光測定器用マイクロピペットアダプタ

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JPH03107742A
JPH03107742A JP16304290A JP16304290A JPH03107742A JP H03107742 A JPH03107742 A JP H03107742A JP 16304290 A JP16304290 A JP 16304290A JP 16304290 A JP16304290 A JP 16304290A JP H03107742 A JPH03107742 A JP H03107742A
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JP
Japan
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micropipette
adapter
metal base
temperature
base member
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JP16304290A
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English (en)
Inventor
Harold R Garner
ハロルド アール.ガーナー
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General Atomics Corp
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General Atomics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願は先願である1989年7 fJ 10日付の“分
光測定器用マイクロピペットアダプタ“に関する米国出
願第377.476号の一部継続出願である。
本発明は試料材料を保持しながら@料の組成を測定、分
析する装置に関する。特に、本発明は分光測定器および
測色計に使用できる試料ホルダに関する。本発明は特に
、ただしこれに限られるものではないが、加熱しながら
1常に小さな試料材料を分光測定するのに有用である。
L従来の技術およびその課題] 試料材料の吸光特性を測定するのに分光測定器を使用す
ることがよく知られでいる。実際、その基本原理は比較
的簡単である。特性が知られている光線を試料材料に透
過させ、出射する光を分析してmt光線のうらどの波長
が試料材料によって吸収または影響をうけたかを決定す
る。入射光と出射光との違いに旦づき試料材料のある特
性を決定することができる。しかし、分光測定を非常に
複雑にする可能性がある多くの変数が関係している。
つまり、これらの複雑さは測定感度および精度は試料に
よって吸収される光を測定りる分光測定器の能力に依存
するという事実から生じる。
分析的に、分光測定分析は関係する変数の知られたIl
l係に依存する。特に、標準的な分光測定において、試
験キーベットを通過して出射した光量が測定され、出射
光の吊は次のIII係式によってキュベツト内の材料に
関係する。
一部0 1、   (λ)−1゜(λ)10 ここで、1  (λ)およびlt (λ)はそれぞれ入
射強度および出射強度であり、光学濃度ODは次式によ
って与えられる: OD−α(λ)L  に こで、α(λ)はλの関数としての材料の吸収面、Lは
光路長、Cは濃度である。上記より、出(ト)強度It
 (λ)は入射強度I。(λ)に直接比例η゛ることが
容易に理解できる。したがって、試Il@利の分析およ
び測定に有効使用できる出射強度を与えるのに上置な入
射強度をえることが必要なことは明白である。さらに、
試料材料の11度が増加すれば測定効率も高まる。した
がって、分光測定分析のためには強度が高い光の入射を
得て、溶液中の温度が高い試料を得ることが望ましい。
しかし、試料林料の1度が低い溶液が非常に少量(たと
えば、0.5から50マイクログラム/マイクロリツト
ル)しか利用できない場合問題がある。
有効に分光測定を行うには、試料材料を保持1″る試験
キュベツトは完全に充填しなければならない。典型的に
は、これには多量の試料材料が必要である。したがって
、少量の試料材料しか試験に有効利用できない場合、現
在利用できる試験キュベツト(たとえば、12.5am
X 12.5m+のキュベツト)はその大きさが比較的
大きいため、不」分である。キュベツトの大きさを単に
小さくすることはwl答ではない。キュベツトの大きさ
を小さくすると光が通過できる試料材料の量も少なくな
るからである。それにより、試料材料を通過する光の強
度は減少し、測定の感度および精度は古される。
本発明は、溶液中の材料のIIaが比較的低い場合でも
、非常に少量の試料材料の分光測定を行うことが可能で
あることを認識するものである。また、望ましい測定を
行うための十分に高い強度の入射光をえるには、試料林
料に平行光を適当に集束させることによりこれを行うこ
とができることを認識する。さらに、この集束はコント
ロン社の操作上互換性のある装置によって行えることも
認識するものである。
本発明は、種々のi制御された高い温度で小さい試料の
分光測定観察を行うことがセ要な場合もあることをさら
に認識するものである。たとえば、ON/l料の場合、
DNAの二重鎖は70℃以上の温度で2つの一重鎖に分
11(変性)することが知られている。このDNA変竹
も試料の吸光を非常に増加させることになるということ
が知られている。変性を分光的にモニタすることが望ま
しい。
小さい非生物学的のみならず生物学的試料における酵素
および他の熱Sl!導反応を分光的にモニタすることも
望ましい。たとえば、試料を適当に加熱J゛れば、DN
Aセグメント組み立てのポリメラーゼ連鎖反応の進行を
研究することができる。実際、この研究の一部は変性温
度以上に温度を上げるためにDNA試料を加熱し、その
後新しい二重鎖を形成でるために一重鎖が補完的位置を
探知可能にするためa!度を下げることが必要である。
本発明は、生物学的に1要な温度での分光測定変化をモ
ニタすることが可能であることをさらにvt寓する。3
7℃の人聞の体温でバクテリアまたはビールスの成長を
研究することら可能であろう。
ざらに、室温以上の温度における非生物内化学反応11
iftll究司能である。本発明は制御され効率的方法
で非常に少量の試料材料を加熱できる装置を提供するこ
とによりこれを達成する。
[発明の[1的] 上記に鑑み、本発明の目的は溶液中にa3ける非常に少
量の試料材料の分光測定を5X能とする分光測定困用マ
イクロピペットアダプタを提供することである。本発明
の他の目的は分光測定を行った(な、試料材料の回収を
可能とする分光測定器用マイクロピペットアダプタを提
供することである。
また、本発明の他の[1的はマイクロピペットを通過中
の試料の分光測定を可能とする分光測定器用マイクロピ
ペットアダプタを提供することである。
また、本発明の他の目的は測定の感度を向上させるため
に高い光回収効率を提供づる分光測定器用マイクロピペ
ットアダプタを提供することである。
本発明の他の目的はマイクロピペットまたは他の毛管試
料ホルダをアダプタに容易に取り付t)または取り外し
可能な分光測定器用マイクロピペットアダプタを提供す
ることである。また、本発明の他の目的はより大きな試
料とほぼ同じ強度、光路長を小さな試料に形成する分光
測定志用マイクロピペットアダプタを提供することであ
る。本発明の他の目的は比較的製作容易で、操作費用の
点で比較的有効な分光測定器用マイクロピペットアダプ
タを提供Jることである。
さらに、本発明の目的は試料の温度を制御できるマイク
ロピペットアダプタを提供することである。本発明の他
の目的は市販の分光測定器において、使用可能な温度t
IfIt1gマイク1]ピペットアダプタを提供するこ
とである。また、本発明の他の目的はより高い試料温度
を容易に達成可能で、望ましい時間中、所定の温度を維
持可能な温度制御マイクロピペットアダプタを提供する
ことである。
本発明の他の目的は製作および使用が比較的簡単で便利
な温度制御マイクロピペットアダプタを提供することで
ある。
[問題点を解決するための手段、作用および効果]本発
明の分光測定器用マイクロピペットアダプタはベース部
材を備えており、このベース部材は分析を行う資料材料
の溶液が充填されているマイクロピペットのような毛管
を保持する。特に、ベース部材には開口部が設けられ、
また上記開口部を横切って円錐形の凹部から離間してい
る孔が形成されている。上記ベース部材に形成されてい
るので、上気孔および円錐形四部はお互いに同軸に形成
され、各々マイクロピペットの一部を収容しベース部材
に保持する。このように保持されているので、マイクロ
ピペットはベースW5材の間口部を横切って延びて光が
マイクロピペットを通過するのを可能とする。
アダプタに光学システムが設けられ、このシステムは平
行光線をマイクロビベッl−IC集束し、かつマイクロ
ピペットを通過した光を平行光線にするためにベース部
材に取り付けられる。平行光線を集束するために、円柱
状のクォーツレンズ(すなわち、投光レンズ合永−ス部
材と、平行可視または紫外線光源との間に配置する。特
に、この投光レンズは光源からの平行光を直線上に集束
するのに使用される。本発明によれば、この直線上に集
束された光はマイクロピペットのルーメンを充填する試
料材料に非常に高い強度の入射光を導くために、マイク
ロピペットの縦軸と整合して形成される。他の円柱状ク
ォーツレンズ(すなわち、受光レンズ)はピペット内で
試料Ul’lを通過した光を受光し、検出器による分析
および測定のためその光を平行光線にするために、ベー
ス部材の後部に配置される。
本発明において考察されているように、投光レンズおよ
び受光レンズは各々ベース部材の対向側に配置されてい
るホルダによって各々保持される。
これらのホルダの各々はベース部材に対する位置を個別
的にrJA節可能であるということは重要なことである
。このように、マイクロピペットの軸と直線状に集束し
た光の軸とを整合するために、投光レンズをマイクロピ
ペットに対し独立的に移動できる。j+1様に、マイク
【1ピペツトを通過した光を有効に平行光線にするため
に、受光レンズをマイクロピペットに対し移動できる。
その後、この平行光はさらに分光分析のために分光測定
4内の検出器によって受光される。光の波長により受光
レンズおよび投光レンズは水晶、ガラス、サファイア、
溶解シリコンまたはその他適当な光伝送材で形成できる
ことは当業者によって理vHされることである。
マイクロピペットアダプタの温度製御の特徴は2つのプ
ラスチック材F1層の間にはさまれた金属製ベース部材
を備えることである。この金属製ベース部材は分析用試
料材料溶液を収容するマイクロピペットを保持するオリ
フィスを備える。プラスチック材料層は各々ベース部材
の中央部の通路のいずれか−・方の側に5A着されたレ
ンズを備え、この通路はマイクロピペット内の試料を通
過して平行光を集束公せる光路を形成りる。抵抗性ヒー
タワイヤは熱をヒータワイヤから金属製ベースに伝達す
るために、金属製ベース面に接Jる位置で金属製ベース
とプラスチック層の1つとの間に保持される。金属製ベ
ースはこのベースの温度を表1信号を送るサーモカップ
ルを備え、この信号は試料@利の温度をモニタすること
を再能とする。
試料材料のマイクロピペットは金属製ベースのオリフィ
スに挿入され、望む温度に加熱される。金属製ベースは
マイクロピペット試料と集束レンズとを整合状態に維持
するだけでなく、試料を加熱する熱貯蔵器として機能J
る。銅、黄銅、アルミニコームのような熱伝導性が高い
ベース材料を選ぶことによって、マイクロピペット内の
試料の温度を速やかに上げることができ、望む水準に維
持づることができる。
マイクロピペットアダプタは望む温度に試料を維持する
ための温度フィードバック制御システムをさらに備える
。この制御システムはア丈ログV−モカップルゲージ表
示ドライバと、ディジタルパネルメータと、コンパレー
タと、設定点プログラマと、トランジスタヒータドライ
バとを具備する。設定時間を越えて望む編瓜変化をプロ
グラムすることを許容するために外部入力も備えられる
本発明において考察しているように、アダプタは非常に
小さいマイクロピペットを使用することイクロとベット
を本願において記述したアダプタに有効に使用できるこ
とは本発明の考察範囲内である。たとえそうであるとし
ても、種々の大ぎさのとベットを使用できることは当業
者が認n覆ることである。さらに、本発明のアダプタに
有効な光波長は必ずしも可視−3よび紫外線の範囲に限
定する必飲はないと認識されるべきである。
禍造および作用に関する本発明の新規な特徴は添付記述
と共に、同じ参照記号がIFjlじ部品を参照する添付
図面から最も良く叩解きれるであろう。
[実施例] まず第1図を参照すると、本発明の分光測定濫用マイク
ロピペットアダプタの作動状態が図解的に示され、この
アダプタは参照符号10によって示されている。図示す
るように、アダプタ10は分光測定i!5i12どの作
動状態において配置され、特に光源14と検出器16と
の間に配置される。
このように配置されるので、強度!。(λ)を有する平
行光18の入射ビームは光源14からアダプタ10に向
けて出射される。以下に記述する態様で、アダプタ10
は平行光[1118をアダプタ10によって保持される
マイクロピペット20上で集束する。その後、アダプタ
10はこの光を、1、(λ)の強度を有する出射光ビー
ム22の手保持される試料材料の吸光特性を表し、した
がって試料材料の組成を表す。
アダプタ10の4i造は弾性部U26.28との間には
さまれているベース部材24を具備するアダプタ10を
示す第2図を参照することにより最も良くわかるであろ
う。弾性部材26.28および対抗するベース部材24
に各々接しているのはホルダ30.32である。ベース
部材24およびホルダ30.32はブラックデルリンプ
ラスチックのような剛性材料から形成され、一方弾性部
材26.28はゴムまたは発泡プラスチックのような弾
性材料から形成されるのが好ましい。本発明の目的のた
めに、ホルダ3oには第2図に示すように開口部34が
形成され、ベース部材24、弾性部材26.28、およ
びホルダ32各々には間口部(第2図に図示せず)が形
成され、これらの開口部は光がアダプタ10を通過する
のを許容する通路44を形成するために、間口部34と
同軸に形成されている。
第3同を参照すると、ベース部@24には上述のように
ホルダ30の開口部34と1ijl軸に位置する開口部
36が形成される。さらに、ベース部材24には開口部
36を横切ってお互いに離間して配置されている孔38
と円錐形四部40とが形成されているのが図示されてい
る。特に、孔38および円錐形凹部40は各々間口部3
6を横切ってマイクロピペット20を所定位置で保持す
るためにマイクロピペット20の一部を収容する。マイ
クロピペット2oを収容するため適当な大きさをなして
いるブッシング42はマイクロピペットをアダプタ10
にしっかりと保持するために孔38内に配置することが
できる。
第4図に最も良く示されているように、ベースi!s材
24にはその近傍の弾性部4126.28およびホルダ
30.32と共にすべてその開口部が同軸に形成されて
いて、光が通過できるアダIり10を貫通する通路44
を形成する。また、第4図はレンズ46が通路44内に
配置されていることを示している。特に、レンズ46は
接着剤または溶剤ポンアイングのような当該技術分野に
おいて周知な手段によってホルダ30に取り付けまたは
装着される。さらに、レンズ46はlI擦力を利用した
嵌合構造によりホルダ30に装着でき、または止めねじ
(図示せず)によってホルダ30に保持することができ
る。lr+1様に、レンズ48はホルダ32に取り付け
または装着され、はぼ図示のように通路44に配置され
る。本発明の目的のために、レンズ46.48は円柱状
であることが好ましい。なぜならば、レンズ46(投光
レンズ)が入射光ビーム18をマイクロピペット20の
縦軸に配置されつる線上に直線状に集束1Jることを可
能とするためである。さらに、レンズ48(受光レンズ
)も直線状に集束した入射光ビーム18を出射光ビーム
22として平行光線にすることを可能とするために、円
柱形状であることが好ましい。
円柱状レンズ46.48は両方とも可視光または紫外線
光のいずれかの使用を可能とする水晶材料から形成され
ることが好ましい。
当業者がm′aするように通路44に沿う方向にレンズ
46を適当に移動させることにより入射光ビーム18を
マイク「1ピペツト20の縦軸に正確に集束可能である
。入射光ビーム18を直線状に集束し、マイクロピペッ
ト20に保持される試料材料に入射する光に最も高い強
IfIo (λ)を得るために、レンズ46が装着され
るホルダ30をマイクロピペット20がKlgされるベ
ース部材に対し移動づることができる。第4図に示すよ
うに、レンズ46を適当に配置りる場合、入射ビーム1
8がマイクロピペット20のルーメン50の中心に一致
する線に集束される。周知の光学原理にしたがって、光
は予想される態様でマイクロピペット20から出用する
。したがって、円柱状レンズ48(受光レンズ)はこの
出射光を受光し、その光を出射光ビーム22に平行光線
とすることができる。これを達成覆るために、レンズ4
8をホルダ32に装着して、ベース部材24に対し移動
可能とする。容易に理解されるように、弾性部@26.
28はベース部材24と各ホルダ30.32との固の選
択的で相対的移動を許容する。同時に、弾性部!A26
.28はこれらが移動しない時、これら部品の相対的な
位置を維持する支持を提供する。しかし、弾性部材26
.28を完全に除去することができる。製造精瓜が十分
であれば、マイクロピペット20の内部ルーメンに沿っ
てレンズ46からの光を予想できる態様で集束するため
に必要な追加調整を行うことなく、レンズ46をホルダ
30に適当に配置することができる。同様に、とができ
る。
ベース部材24に対しボルダ30.32を移動させる機
構はホルダ3oと弾性部4426とを貫通して延びて、
ベース部材24をねじ締結するねじ52を示している第
2図を参照することにより最も良く分かる。ねじ54.
56はこのようにホルダ30とベース部@24とを接1
c ’l’る。同様に、ねじ(仮想線で示されているね
じ58は−・例である)はホルダ32とベース部材24
とを接続する。
各々の場合において、ねじ52.54,56.58(お
よび図示されていない他のねじ)は個別的に回すことが
できて、ベース部材24に対し独立的にホルダ30.3
2を移動させることができる。
したがって、これはマイクロピペット20に対しレンズ
48.48を移動させる。
本発明にj3いて目的としていることであるが、マイク
ロピペット20に対する円柱状レンズ46の移動はマイ
クロピペット20の軸に沿って入射光ビーム18を直線
状に集束するために行われる。
これはマイクロピペット20のルーメン50において溶
液中に保持される試料材料に入射する光の強度I。(λ
)を増加させる。同様に、マイクロピペット20に対す
る円柱状レンズ48の移動は検出器16により光の強度
It (λ)を簡単に分析するためマイクロピペット2
0から出射する光を平行光線にするために行われる。
次に第5図から第9図に示されるマイクロピペットアダ
プタの実施例を参照すると、全体が参照符号100によ
って指示されている温度1tlltlll付きアダプタ
が示されている。アダプタ100は一般的に既述のアダ
プタ10の代わりに使用するものであると考えることが
できる。特に、アダプタ100は層112と層114と
の間にはさまれているベース部材110を具備する。ベ
ース部材110は熱伝導性が高く、銅、黄銅、またはア
ルミニュームのような機械加工が容易な金属製材料から
形成される。li!1112.114は異なった材料、
好ましくはデルリンプラスチックのような非金属により
形成され、たとえばボンディングによりベース部材11
0の各側に取り付けられる。アダプタの全体寸法の市販
の分光測定器の従来の試料ホルダスロットに容易に取り
付く寸法である。図示した実施例において、M112.
114の寸法は幅が約12.5ミリメートル、高さが約
38ミリメートルである。ベース部@11oは分光測定
器との接触による熱損失を防ぐため、これらの寸法、即
ち幅および高さは少し小さい。レンズ116および11
8は第4図で既に図示したレンズ46.48の装着と同
様に、層112.114の各々に装着される。
ベース部材110はその上部にオリフィス120を備え
る。オリフィス120は一般的に円筒形であり、試料材
料を入れたマイクロピペットを収容するためベース部材
110内で縦方向に配設される。オリフィス120は上
部122とマイクロピペットの形状に合う壁部124と
を備える。ベース部材110は通路126を協え、この
通路の中でオリフィス120は底部128で広くなって
いる。これにより、オリフィス120に挿入されるマイ
クロピペットはオリフィス120を貫通して通路126
に延びることができる。それで、第4図の光ビーム18
のような平行光ビームは試料を透過することかできる。
ベース部材110はこのベース部材の温度を測定するた
めのサーモカップル130をさらに備える。サー(カッ
プル130は温度信qを送るワイヤ132,134を有
するクロメル−アルメルサーモカップルであることが好
ましい。
クォーツレンズ118.116は止めねじスロット13
6に挿入されるテフロンの先端部を有する止めねじで所
定位置に保持することができる。
ヒータワイヤ138はI!1112とベース部材110
との間に配置、保持される。このヒータワイヤ7は通路
126の回りに配設され、層112により所定位置にし
っかりと保持されるベース部vi110に接して配置さ
れる。ヒータワイヤ138は直径が5/1000 (0
,005)インチ(0,127ミリメードル)のマンガ
ニンで形成されるのが好ましい。しかし、タングステン
またはその他の抵抗性のある種類のワイヤもヒータワイ
ヤ138として使用Jるのに適当であると考えられる。
ワイヤ138は2から4 (2−4>ボルトで5/10
から1 (0,5−1,0)アンペアという典型的な供
給出力値を有するワイVを加熱するためのtl流電諒(
図示せず)に接続している。
したがって、アダプタ100は少なくとも2つの機能、
即ら試料と集束レンズとの間の整合状態を維持すること
、さらに熱貯蔵器として作用するn能を果たしている。
ヒータワイヤ138に適当な檄の電圧および電力レベル
を供給することにより、ベース部材110を加熱するこ
とができる。
これはオリフィス120に挿入されるマイクロピペット
に入れた試料を望む温度に加熱することになる。たとえ
ば、4ワツトの電力を使用して、マイクロピペット試料
の温度を80℃から100℃(80℃−100℃)に上
げることができることが分かった。
参照符号140で全体が指示されているアダプタ100
の温度を作動的に制御するためのフィードバック111
111システムがさらに第9図に示されている。特に、
システム140はベース部材110からのサーモカップ
ル出力132.134に接続したサーモカップル回路1
42を具備する。サーモカップル回路142の温度出力
はデジタルパネルメータ144により表示される。さら
に、+1−−モカツブル回路142の出力146はコン
パレータ148に接続される。また、設定点入力信号ラ
イン150がコンパレータ148への入力として接続さ
れている。実測ナーモカップル出力信号146がコンパ
レータ148で設定点150と比較される。設定点信号
情報150は温度設定点ポテンシオメータ154によっ
て発生した信()またはアナログ温度プログラム入力装
置156によって発生した信号との間のスイッチ152
を介して選択的に提供される。ポテンシオメータ154
はベース部材が維持すべき希望温度に相当する希望電圧
を選択することにより設定1Jることができる。
一方、温度プログラム入力156はアナログ信号を使用
する変化する時間/温度波形を提供づるための外部人力
を設ける。したがって、設定点信号150はポテンシオ
メータ154の設定に基づぎ一定の温度またtよブDグ
ラム人力156に基づぎ所定の時聞申、特定の温度を維
持するためにプ[1グラムすることができる。設定点信
@15oと実am度信号146との間の比較に基づいて
、コンパレータは“オン”または“オフ″信号158を
発生する。これはトランジスタヒータドライバ16oを
動作または非動作状態にする。ドライバ160は動作状
態にされると、ベース部材110を加熱するためにヒー
タワイヤ138を介して電流を送り、非動作状態にされ
ると、ベース部材を冷3J)させるために電流を*Wh
する。
アダプタ100を利用する1実施例において、70℃か
ら80℃までのIll (70℃−80℃)の温度でD
NAを変性させた時260ナノメートルのDNAで吸光
が観察、測定されlC0二L[DNAがこれらの温度で
変性するので、260ナノメートルでの吸光は約37%
向上した。溶解温度または変性温度は約83℃である。
したがって、アダプタ100に1アンペアを印加して温
度を急速に上げることにより、DNAが変性し始める温
度である70℃に達した後温度を急速に上昇することが
できるようになった。本発明のアダプタ100を使用し
たとき23℃から80℃に達するのに約10分要した。
1ミリリツトル当たり675マイクログラムのa1瓜で
使用した試料、即ちラムダ()NAママ−−の吸光は変
性萌の0.589から安性侵の0.737に、または約
25%変化した。
したがって、本発明の有用性を当業者は容易に理wlT
lることができる。
本願において図示し、詳細に開示した温度制御(・1き
分光測定器用マイク[1ビベツ1〜アダプタは既述した
目的および利点を十分に達成できるが、本発明の現在の
好ましい実施例の11なる例示であり、添付請求の範囲
に定義されている以外の木に1の構造または設計の詳細
に対する限定は予定されていないものと理解されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は分光測定器の要素と作動状態にあるマイクロピ
ペットアダプタを示ス概略的なダイアグラム図、第2図
は明確化のために仮想線で示した選択された要素および
破断され/j部分を承りマイクロピペットアダプタの斜
視図、第3図は第2図の1fA3−3に沿うマイクロピ
ペットアダプタの断面図、第4図は第2図の線4−4に
沿うマイクロピペットアダプタの断面図、第5図は本発
明の温度制御付きマイクロピペットアダプタの斜視図、
第6図は第す図の温麿制■0きアダプタの平向図、第7
図は第6図の線7−7に沿う温度制御付きアダプタの断
面図、第8図は第6図の線8−8に沿う温度制御付きア
ダプタの断面図、第9図は本発明の第5図のアダプタと
共に使用されるフィードバックυ制御システムの概略的
グイ7グラム図である。 10.100・・・アダプタ、12・・・分光測定器、
14・・・光源、16・・・検出器、18・・・平行光
、20・・・マイクロピペット、22・・・出割光ビー
ム、24.110・・・ベース部材、26.28・・・
弾性部材、30.32・・・ホルダ、34.36・・・
間口部、38・・・孔、4o・・・円錐形凹部、42・
・・ブッシング、44・・・通路、46,48,116
.118・・・レンズ、50・・・ルーメン、52.5
4.56.58・・・ねじ、112.114・・・層、
120・・・オリフィス、126・・・通路、130・
・・サーモカップル、132゜134・・・ワイヤ、1
38・・・ヒータワイヤ、140・・・フィールドバッ
ク制御システム、142・・・ナーモカツブル回路、1
44・・・デジタルパネルメータ、148・・・コンン
バレータ、150・・・設定点入力信号ライン、152
・・・スイッチ、154・・・ボテンシAメータ、16
0・・・トランジスタヒータドライバ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)第1および第2の層と; 前記第1および第2の層の間に配置され、かつ、これら
    の層に取り付けられ、前記マイクロピペットを保持する
    ための金属製ベース部材と; 前記マイクロピペットを保持する前記ベース部材を加熱
    するために前記ベース部材に接続されるヒータワイヤと
    ; 前記ベース部材の温度をモニタする装置とを具備し、平
    行光源と検出器とを備える分光測定器内でマイクロピペ
    ットを保持するアダプタ。 (2)前記ヒータワイヤと前記モニタ装置とに連結され
    、所定の時間中、所定の温度に前記ベース部材を維持す
    るためのフィードバック制御装置をさらに具備する請求
    項1に記載の平行光源と検出器とを備える分光測定器内
    でマイクロピペットを保持するアダプタ。 (3)前記モニタ装置はクロメル−アルメルサーモカツ
    プルである請求項2に記載の平行光源と検出器とを備え
    る分光測定器内でマイクロピペットを保持するアダプタ
    。 (4)前記金属製ベース部材は銅、アルミニュウムまた
    は黄銅から形成されている請求項1に記載の平行光源と
    検出器とを備える分光測定器内でマイクロピペットを保
    持するアダプタ。 (5)前記第1および第2の層はプラスチック材料から
    形成されている請求項1に記載の平行光源と検出器とを
    備える分光測定器内でマイクロピペットを保持するアダ
    プタ。 (6)前記ヒータワイヤは前記ベース部材と前記層の1
    つとの間に配置される被覆されたマンガニンワイヤであ
    る請求項1に記載の平行光源と検出器とを備える分光測
    定器内でマイクロピペットを保持するアダプタ。 (7)前記ベース部材は貫通通路を有し、前記ヒータワ
    イヤは前記通路の回りに配設されている請求項6に記載
    の平行光源と検出器とを備える分光測定器内でマイクロ
    ピペットを保持するアダプタ。 (8)平行光源を受光してこの光を直線状に集束する装
    置と; 前記直線状に集束した光と軸方向に整合して前記マイク
    ロピペットを保持する金属製ベースと;前記マイクロピ
    ペットを通過した前記集束光を受光し、平行光線にする
    装置と; 前記金属製ベースに保持されているマイクロピペットに
    収容されている試料溶液を加熱するために前記金属製ベ
    ースを加熱する装置とを具備し、マイクロピペットに収
    容されている試料溶液を分析する装置。 (9)前記加熱装置は前記金属製ベースに接続したヒー
    タワイヤを具備する請求項8に記載のマイクロピペット
    に収容されている試料溶液を分析する装置。 (10)実測温度信号を送るために前記金属製ベースに
    接続したサーモカップルをさらに具備する請求項9に記
    載のマイクロピペットに収容されている試料溶液を分析
    する装置。(11)所定の時間中、所定の温度に前記金
    属製ベースを維持するために前記ワイヤとサーモカップ
    ルとに接続したフィードバック制御システムをさらに具
    備する請求項10に記載のマイクロピペットに収容され
    ている試料溶液を分析する装置。 (12)前記制御システムは温度設定点を提供する装置
    と、前記設定点と前記実測信号とを比較するコンパレー
    タとを備える請求項10に記載のマイクロピペットに収
    容されている試料溶液を分析する装置。 (13)前記コンパレータは前記設定点より低い前記実
    測温度に応答して前記ワイヤを加熱するトランジスタヒ
    ータドライバに連結している請求項12に記載のマイク
    ロピペットに収容されている試料溶液を分析する装置。 (14)平行光源を受光して前記光を直線状に集束する
    工程と; 前記直線状に集束した光と軸方向に整合して前記マイク
    ロピペットを金属製ベースにおいて保持する工程と; 前記マイクロピペットを通過した前記集束光を受光し平
    行光源にする工程と; 前記金属製ベースに保持されているマイクロピペットに
    収容されている試料溶液を加熱するために前記金属製ベ
    ースを加熱する工程とを具備するマイクロピペットに収
    容されている試料溶液を分析する方法。 (15)前記金属製ベースの温度を測定する工程をさら
    に具備する請求項14に記載のマイクロピペットに収容
    されている試料溶液を分析する方法。 (16)前記測定温度と設定点温度とを比較し、前記設
    定点温度が前記測定温度を越える時前金属製ベースを加
    熱する工程をさらに具備する請求項15に記載のマイク
    ロピペットに収容されている試料溶液を分析する方法。 (17)所定の時間中、所定の温度に前記試料を維持す
    る工程をさらに具備する請求項16に記載のマイクロピ
    ペットに収容されている試料溶液を分析する方法。 (18)プラスチックから形成されている第1および第
    2の層間で前記金属製ベースをはさむ工程をさらに具備
    する請求項17に記載のマイクロピペットに収容されて
    いる試料溶液を分析する方法。
JP16304290A 1989-09-15 1990-06-22 温度制御付き分光測定器用マイクロピペットアダプタ Pending JPH03107742A (ja)

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US07/407,539 US5092674A (en) 1989-07-10 1989-09-15 Micropipette adaptor for spectrophotometers with temperature control
US407539 1995-03-20

Publications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502430A (ja) * 2003-05-28 2007-02-08 スミス ディテクション インコーポレーテッド ポリメラーゼ連鎖反応のための装置

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JP4764341B2 (ja) * 2003-05-28 2011-08-31 スミス ディテクション インコーポレーテッド ポリメラーゼ連鎖反応のための装置

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