JPH0310696Y2 - - Google Patents

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JPH0310696Y2
JPH0310696Y2 JP19620786U JP19620786U JPH0310696Y2 JP H0310696 Y2 JPH0310696 Y2 JP H0310696Y2 JP 19620786 U JP19620786 U JP 19620786U JP 19620786 U JP19620786 U JP 19620786U JP H0310696 Y2 JPH0310696 Y2 JP H0310696Y2
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heat
heat dissipation
fins
dissipation fins
radiator
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JP19620786U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は放熱を要する電気部品に使用する放熱
器の構造に関する。
(従来の技術) 電力回路に使用する半導体制御素子を用いた電
子部品では、その通過電流により発熱して高温度
になるので半導体制御素子の温度を許容する所定
温度以下に保持するために半導体制御素子に放熱
器を密着させて放熱を計つている。
第2図はこの種の放熱器を二個積み重ねる状態
の一例を示す斜視図であり、放熱器は多数の放熱
フインを有する方形体に形成されている。このよ
うな放熱器を組立作業場に供給するには、放熱器
を積み重ねた状態で移送すると、振動や僅かな横
方向の力が加わつただけでも、積み重ね状態がず
れたり、上方の放熱器が滑つて落下することが生
じている。
このため、特殊な収納ラツクを用いたり、崩れ
防止のガイドフレームを設けて積み重ねて移送す
る方法がとられるなど補助的治具を必要としてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、放熱器の移送のためには積み重
ねると崩れやすいため収納ラツクやガイドフレー
ムなどが必要であり、その設備や手数を要する問
題があり、ロボツトでのハンドリングにも大きな
支障を生じている。
本考案はこれらの問題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は放熱器の積み重ねに際して、上
方部と下方部とに相互に係合する部分を設けて積
み重ねを安定にしようとする放熱器の構造を提供
するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案によれば、櫛状の複数個の放熱フインを
有し、放熱を要する電気部品に密着させて放熱フ
インにより電気部品の放熱を行う放熱器の構造に
おいて、前記櫛状の両端部の放熱フインを他の放
熱フインより突出させるとともに、前記電気部品
に密着させる面の両端部を前記突出させた放熱フ
インに対応させて切欠いた放熱器の構造が提供さ
れる。
(作用) 本考案では、櫛状の両端部の放熱フインを他よ
り突出させ、これに対応して放熱フインの逆側の
面の両端部を切欠いたので、放熱フインの積み重
ね時には放熱フインの突出部と逆側の面の切欠部
とを係合させて載置でき、外部からの振動に対し
て崩れ難くなる作用がある。
また本考案では、突出させた放熱フインと他の
放熱フインとの長さの差に対して、切欠部の上下
方向の寸法を短かくしたので、積み重ね時には平
坦面に放熱フインの先端部が接触しない作用もあ
る。
(実施例) つぎに本考案の実施例について図面を用いて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る放熱器の構造の一実施例
を示す斜視図であり、放熱器二個を積み重ねる状
態を示してある。
第1図において、1は放熱器であり、例えばア
ルミニウムなどの軽合金の押出し成型により、断
面が櫛状に形成されたものである。
上面11は電力用の半導体制御素子からなる例
えばパワートランジスタや整流器などに密着させ
て取り付ける部分で平面上に形成されている。そ
して、その逆側の部分は多数の放熱フインを有
し、空気との接触面積を広くとり、放熱器の放熱
効率を良好にするよう構成されている。
12は櫛状に配列された両端部の放熱フインで
あり、その上下方向の長さは隣接する他の放熱フ
イン13より所定の寸法の例えば2〜3mm長く形
成されている。なお、放熱フイン12を除く放熱
フイン13の長さはすべて同一寸法に揃えられて
いる。
14は上面11の両端部の切欠部であり、放熱
フイン12に対応する上部の両端の位置に設けら
れたものであり、切欠部の上下方向の寸法は、上
述の放熱フイン12と他の放熱フイン13との差
の寸法より短かい寸法に形成されている。
つぎに、本実施例による放熱器の積み重ねにつ
いて説明すると、下方の放熱器1の上面11に上
方の放熱器1の放熱フイン部分をのせ、切欠部1
4と放熱フイン12の先端部とをそれぞれ係合さ
せて積み重ねる。このとき、切欠部14と放熱フ
イン12の先端部とは当接するが、上面11の平
面部と放熱フイン13の先端部とは、放熱フイン
13の長さが短いため接触することがない。
以上、本考案を一実施例によつて説明したが、
本考案の主旨の範囲内で種々の変形が可能であ
り、これらを本考案の範囲から排除するものでは
ない。
(考案の効果) 本考案によれば、櫛状の両端部の放熱フインを
他より突出させ、放熱フインの逆側の部品取付面
の両端部を突出させた放熱フインに対応させて切
欠部を設けたので、放熱フインの積み重ね時には
突出した放熱フインの先端部と切欠部とが係合し
て安定に載置でき、多少の振動や横方向に押す力
が加わつても崩れることなく積み重ね状態が安定
に保持できる効果がある。
したがつて、放熱器の移送用の収納ラツクや崩
れ防止のガイドフレームが不要となり、ロボツト
によるハンドリリングも容易となる効果が得られ
る。
また本考案によれば、突出させた放熱フインと
他の放熱フインとの長さの差に対して、切欠部の
寸法を短かく形成したので、積み重ね時には放熱
器の平坦面と放熱フインの先端部とが接触しない
ため、平坦面の損傷が防止でき、電気部品との密
着度が良好になり、したがつて良好な放熱効果が
得られる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る放熱器の構造の一実施例
の斜視図、第2図は従来の放熱器の一例を示す斜
視図である。 1……放熱器、11……上面、12……突出さ
せた放熱フイン、14……切欠部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 櫛状の複数個の放熱フインを有し、放熱を要
    する電気部品に密着させて放熱フインにより電
    気部品の放熱を行う放熱器の構造において、前
    記櫛状の両端部の放熱フインを他の放熱フイン
    より突出させるとともに、前記電気部品に密着
    させる面の両端部を前記突出させた放熱フイン
    に対応させて切欠いたことを特徴とする放熱器
    の構造。 (2) 前記の突出させた放熱フインと他の放熱フイ
    ンとの長さの差に対し、前記切欠部の上下方向
    の寸法を短かくしたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の放熱器の構造。
JP19620786U 1986-12-20 1986-12-20 Expired JPH0310696Y2 (ja)

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JP19620786U JPH0310696Y2 (ja) 1986-12-20 1986-12-20

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JP19620786U JPH0310696Y2 (ja) 1986-12-20 1986-12-20

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JPS63100893U JPS63100893U (ja) 1988-06-30
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JP2016044458A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 フジ精工株式会社 防音パネル

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JPS63100893U (ja) 1988-06-30

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